能勢・妙見山登山

猛暑の中、熱中症になりはしないかと思われるほどの晴天に恵まれ、午前7時前に、自宅を出て、能勢電鉄・妙見駅集合となりました。午前9時集合ですがアクセスがうまく行き30分前に到着しました。同じ電車に靖ちゃんと淳ちゃんも乗り合わせており、妙見口駅にて他の参加者を待ちました。駅前のお店には能勢産のトマト、ナスビ、かぼちゃなどが並んでいます。「帰りに買うね」と、お愛想笑いをして駅に戻り、次々に集合の皆さんをお出迎えしました。

いたいた〜!本日初参加の「トラ吉衛門さん」の姿を確認しました。朝の挨拶を済ませ、リーダーから「トラ吉衛門さん」の紹介をしてもらいました。続いて我々「山爺と山婆」の紹介を済ませました。「山ガール」の参加で華やかさが増して、「山爺」は胸がワクワクしたのではないかと思います。「山ん婆」達もうれしかったよ!今日一日よろしくね!
「熱中症にならないように、早めの水分補給をして下さい。全員が無事にゴールしましょう」と朝の挨拶あったほど暑かったのですが、元気にストレッチを済ませ午前9時過ぎにはスタートとなりました。予定していたコースは、折からの大雨で崩落しており、通行止めの立て看板が立っていましたので、「初谷渓谷コース」を諦め「天台山コース」に変更し、出発することにしました。トツプを歩いてくれるのは、能勢妙見山がホームグラウンドだと言う、くろねこさんにお願いすることにしました。
トラ吉衛門さんは、とても人なつこく、あっという間に打ち解けてくれて、気楽に楽しく歩くことができました。


妙見口の駅前をスタートしてわずかな時間で国道を跨ぎ生活道路を進んでいきます。今日のトップはクロネコさんです。
「先日、仙人池から裏剱岳を見てきましたよ」っと元気いっぱいです。
町並みを少し歩き、ときわ台の住宅地を掠めるように進んでいくと、まもなく木立の中に入りここからが登山道です。
太陽は木立で遮断され、冷たい風は心地よく吹き、下界の暑さとは別世界で快適に歩くことができました。30分歩いて初めての休憩を取り、その後は50分で7分休憩を繰り返し、水分補給も早めに取り、熱中症への配慮も十分に取りました。天台山(640.1b)では我が倶楽部名物の「デンの記(点の記)撮影会」をし、光明山(639.1b)を巻き込んで、能勢妙見宮の手前の日陰を見つけ昼食タイムを取ることにしました。

昼食の時間中さわやかな風が通り抜けていきます。
これ以上長くいると寒くなるかもしれないと思うほど冷たい風でした。

今日は登山者も少なく、風もよく吹き抜けて暑さを感じることはありませんでした。
木立の中の道は快適でした。
わーJONや… なぬ!そのひぐらしやてか。
昼ごはんの後のワンポイントレッスンは、トラ吉衛門さんがリュックの肩に違和感を感じておられたので、みんなのリュックを入れ替わり立ち替わり背負い(汗臭くってゴメンね)、体に合った、リュック選び講習をしました。続いて正しいストックの付き方、登りの足運び、下りの足運びと、我々も初心に返り、楽な登山について復習をすることができました。

能勢妙見宮にぜひともお詣りをしようと、時間をたっぷり取り、みんなそれぞれに神妙な顔つきで、お願い事をしていました。社務所前に七夕の短冊が置いてあり(旧暦の様です)願い事を書いて境内の大きな笹にくくりつけることにしました。
境内の中に妙見山星嶺というりっぱな建物があり、中に入れそうなので行ってみると「土足禁止」となっており、登山靴を脱ぐが面倒くさいため外からの見学のみとしました。
最後の急坂を上りきるとそこは境内でした。
この「星嶺」(せいれい)は能勢妙見宮の紋章をかたどった形の信徒会館で、2階の礼拝堂は、床が全てガラス張りという仏教の礼拝堂とは思えない構造となっています。お寺でありながら十字架の紋章があり、これは矢を組み合わせた、能勢氏の家紋らしいです。誰か手裏剣かと言う人もいましたが能勢家の家紋と言うことです。
妙見山星嶺のあたりから真の山頂に向かう道があり、山頂には4等三角点が設置されているということで「山頂に行く派」と「かき氷派」とに別れ、私は三角点に出会うため山頂に向かいました。山頂の記念碑の影に設置された目立たない場所にある三角点である能勢妙見山(660.1b)四等三角点では記念撮影を済ませ、「かき氷派」の待つ休憩場所へと移動しました。 
 
山頂の直下には日蓮宗の関西地区における重要寺院である「無漏山真如寺境外(けいがい)仏堂能勢妙見山」(能勢妙見宮)があり、りっぱさに驚きです。今日は日曜日で休日となっていましたが、中の売店には以前は簡易郵便局も併設されていました。以前の簡易郵便局の業務委託先は能勢妙見宮だったが、郵政民営化直前の2007年5月2日限りで一時閉鎖扱いとなっていたそうですが、2009年6月29日に、境内の北側にある特定郵便局であった元・妙見山郵便局の局舎にて委託者を変更して再開したそうです。(皆さん気が付かれましたか?)

能勢妙見宮からは下山の道となり、ゆっくりとあわてず50分経過すれば、しっかりと休憩を取ることで、足の攣る人や下山時の足の故障者を一人も出すことなく午後3時、朝出発をした妙見駅に元気にゴールすることができました。
ミーティングをして解散後「かき氷を食べよう」と言う事で全員、駅前の食堂に入り、全員かき氷かと思いきや、「かき氷3つ、生ビール8杯」ですって!。誰が、かき氷派で、誰が生ビール派かわかりますか?写真で確認して下さいね(生ビールおかわりする人もいたで〜!)店先での朝の約束をちゃんと守り、200円のかぼちゃを買って電車に乗り込みました。(重たかったで〜)
素敵な出会いに「ありがとう」。素敵なコースを「ありがとう」。元気に歩けた自分自身にも「ありがとさん」待ち時間もなく電車に乗り、くろねこさんとは途中でお別れ、その後、川西池田で阪急組ともお別れ、JR組の我々は電車に乗ると大船を漕ぎ、あわや乗り過ごすところでした。あとはお好み焼き屋で一杯飲み、ほろよい加減で、やっとの思いで自宅に到着しました。暑いけどい〜い一日でした。
500円のビールより350円のかき氷(みぞれ)のほうがずう-------っとおいしいよ。…姫
公共の乗り物の中は静かにしてね。(大阪弁に翻訳すると 「おんどれらーじゃかましわー電車の中くらい静かにさらせーわーれー」 )…JON
トラ吉衛門さんの感想文です.
 
妙見山では、お世話になりました。
最初は、一人で不安でしたが、妙見口の駅の改札で姫さんが手を振って下さっているのを、見て不安が飛んで行きました。自己紹介の時もお心使い有難うごだいました。山では、ジョンさによる、足の運び方・ストックの使い方大変勉強になりました。リックによる、肩から背中の痛みも皆さんのリックを、背をわせて頂いて解消できそうです。皆さん有難うございました。下山した後の宴も楽しかったです。お財布お尻事件では、お騒がせしました。
ビール最高に美味しかったです。
又皆さんとお会い出来る事を楽しみにしてます。
 
文:久田美智子0000
写真:GPSデータ 鹿島秀元0000

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