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アルプス縦走 「立山・すごろく・新穂高」…アルプスの魅力が、大盛り、山盛り、てんこ盛り!
●第1日目 9月4日(日曜日・くもり) 「コース;移動日」
今回は「立山・双六・新穂高」を縦走するという8泊9日間のロングコースのため個人山行となりました。
大峯・奥駈け&後立山縦走でロングコースに体力的な自信が持てたことと、コースを二度に分けるには費用がかかりすぎることもあって強行軍ではありますが行ってみたいと思い続けてきました。今回の諸費用を高いと思うか安いと思うかは今後の私の生き方につながります。将来、病気をしてベットの上にいたとして「あ〜あ、あの時、ためらわずに行っておけばよかった!」と後悔の残らないように、出発まで何度も地図を広げ、計画を練り、実行することにしました。もちろん留守を守る家族にも感謝の気持ちも忘れません。アクシデントも想定し、小屋に到着できない場合はツエルトをかぶり野宿をも覚悟をしての出発です。大峯・奥駈けの避難小屋で、大いびきに悩まされたこともあり、今回から「耳栓」の用意もしています。(笑)
背負う荷物は13.0s、後ろから見るとリュックが歩いていると思われるかもしれません。
午前8時42分発 サンダーバード7号・富山行 台風12号の影響で悪天
40分遅れのため地方鉄道に乗り遅れ 40分のロスタイム 立山ケーブルは待ち時間無し
美女平からのバス乗り継ぎも待ち時間無し サンダーバードの遅れ取り返しました ソーメン滝…初めてみました
室堂に到着でーす。立山三山は濃霧の中です。
9月4日、台風12号の見送りを受けて、午前8時42分発サンダーバード7号・富山行に乗り込みました。前日は台風12号の影響ため運休が続発したためか指定席は売り切れ、仕方なく早めに行って自由席の列に並びますが登山者らしき人たちの多いこと。「席取り名人姫」は、難なく空席を見つけて落ち着きました。
台風の北上速度は時速10kmくらいと遅く、この列車の速度では追いついてしまいそうです。
「湖西線の 永原駅〜近江塩津駅」 間は徐行運転をします 」 との車内アナウンスがありましたが、その3駅手前からノロノロ運転です。途中の川の流れは濁流と化し、稲穂はなぎ倒され台風の爪痕を垣間見ることとなりました。

通常運転で走り出したのは武生駅を過ぎた頃からでした。福井駅をすぎたあたりからは台風の被害はなく稲穂も凛として風になびいていました。

そのため40分遅れで富山駅に到着です。富山駅で得た情報によりますと、その後のサンダーバードは運休した模様です。

富山駅から富山地方鉄道立山線、立山ケーブル、立山高原バスを乗り継ぎ、午後4時過ぎには室堂に到着、いつもなら満員の待合室も今日はガラガラ。台風の影響で多少のキャンセルがあったそうです。
室堂は閑散としています 寂しい道を山荘を目指します 着いたよ着いたよ
室堂山荘に着いたよ お風呂に入って明日に備えます 富山の街の明かりがくっきり
ホテル立山の入り口を掠めて外に出ると、誰もいません。室堂平はガラガラです。少々風があり小雨も落ちていましたが室堂山荘を目指します。
そんな中ビニール合羽に手提げバックを持った団体の旅行者が 「みくりが池温泉」 に行くといって私たちと反対の方向に進んで行かれました。

室堂山荘に到着。「キャンセルが相次ぎ商売になりません」と言いながら支配人は快く迎えてくださいました。それでも30人以上の登山客が利用していました。

明日の第一歩になる浄土山や一の越は濃霧の中です。台風の影響なのでしょうか、強風が山荘に跳ね返り、不気味な唸り音を轟かせており、明日の出発が心配です。

室堂山荘周辺は標高2450mの地にあり、登山客だけでなく観光客も多く利用されており、何よりも好天を望むところです。

今夜はお風呂に入れそうです。  
(室堂山荘泊)  
美智子姫:記    

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