[2642] 【2725回 そろそろ・・・年賀状】 2011-12-15 (Thu)

とっくに年賀状の用意が出来ているのに、なかなか取り掛かれないのは私だけではないと思います。(笑)25日までに投函すれば元旦に到着すると言われています。どうせ出すならば元旦に届けてほしいとは思っているのですが・・・・なかなかです。

元旦にドカーンと届く年賀状を1枚づつ拝見しながら出してくださった方の顔を思い浮かべます。中には味気ない賀状もありますが、私のことを思い出してくれている瞬間があったと言うことに感謝をすることにしています。

昔「プリントごっこ」と言う年賀状作成の道具があった時代がありました。息子達と一緒に印刷をした思い出があります。今はパソコンや家庭で作成する機械が発達し、「プリントごっこ」で賀状つくりをされている家庭はないかもしれません。あれは意外とインク代が高くつくのです。

話は変わりますが、私の知人のМさんが16日にサンタクロースに扮して幼稚園に行くのだそうです。子供たちの歓声が沸き、ヒーローになった気分でうれしいのだそうです。「どこから来たの?」「何に乗ってきたの?」「何で白いおひげなの?」と子供らして質問が飛び交うのだそうです。そう言えば、うちの零ちっちも「サンタさんのおうちはどこですか?」と葉書に書いていました。「サンタ村」と答えようと思っています。「へ〜っ、サンタ村ってどこにあるの?」きっとそんな質問が来るのでしょう。

私の子供のころサンタさんは来ませんでした。そのかわり大晦日の夜に、母親が枕元に新しい洋服と靴などを揃えてくれていて、お正月は新調した洋服を着てはしゃいだものです。今はいつでも洋服も靴も買うことができますが、私の家ではサンタと正月は一緒にやってきていた気がします。


[2641] 【2724回 冬の富士山】 2011-12-14 (Wed)

冬の富士山は「死の山」と言われています。夏の大行列ができる富士山とはまったく別の顔をしています。いまは雪化粧の美しい富士山ではありますが冬の富士山は危険がいっぱいです。

一昨日富士見平から見た富士山は雪をかぶり、とても美しかったのですが過酷な気象条件が、生物の立ち入りを拒絶するかのようで、今の時期は恐ろしい山と化しているのです。

7合目以上は常に凍り付いたアイスバーンで、転んだ途端に数百メートル滑落する「死の滑り台」とも言われています。独立峰であるが故、まともに吹きつけるジェット気流によって風速30mはざらで、人間が枯れ葉のように吹き飛ばされてしまうそうです。

今年1月、単独入山した男子高校生が消息を絶ちましたが、6月に雪に埋もれた10〜20歳代の遺体が発見されるということがありました。当時、7大陸最高峰登頂に挑戦中だった、元F1ドライバーの片山右京さんのパーティが遭難したのは2009年の12月。ちょうどいま頃で、同行者2名が凍死するという哀しい結果になったニュースはまだ記憶に新しいと思います。

さらには、登山口には警告看板が多数あったはずだし、バリケードをくぐって入山したと思うし、これは自殺行為に等しい、無謀だと云われても仕方がないのではないでしょうか。その無謀者のために救助隊の皆様が命がけで救助に向かわねばならないと言うのは何とも申し訳なくて腹立たしいです。

12月10日、独鈷山からの下りで中年男性に「アイゼンをはずせばどうか」といらぬアドバイスを受けました。「これもトレーニングですから」と顔では笑って答えましたが「あんたに言われる筋合いはない」と心の中で感じていました。ジョンの顔からは怒りで湯気が出ていました。アドバイスをしてくれた男性がきちんと登山をする装備をしているならば真剣にアドバイスをしてくれたことに感謝を申し上げるのですが、中年男性の恰好はと言うと小さなリュックにスニーカー。とても合羽などが入っている大きさではありませんでした。

いくら慣れている山であっても、標高が低くても気象の変化で大変危険な山に変身してしまいます。服装、登山靴も完璧なスタイルでリュックの中は、いつも合羽、救急箱、ツエルト、シュリンゲ、非常食、ヘッドライト等装備をきちんとしてから登山を楽しみたいと思っています。

富士山は今の季節登るのではなく遠くから眺める日本一の山だと思います。


[2640] 【2723回 湯治から戻りました】 2011-12-13 (Tue)

12月9日午前7時発、行先は長野県上田市に位置する「とうじの宿・鹿教湯温泉(かけゆおんせん)」に3泊4日で行ってきました。湯治と言うからには長期滞在1週間を予定していたのですが前後に何やかんやと用が入り、結局3泊4日の旅となりました。

車の中には鍋・釜コンロなど自炊道具に、あわよくば浅間山登山もとピッケル、アイゼン、ヘルメットなどの登山用具も積み込みブルーシートこそ積んでいませんが珍道中スタートです。四万十号は、間もなく「ホンダピット」に乗り換えられると察知しているのか「捨てないで〜」状態で、隣のレーンを走るフェラーリー(ほんまに1台走り去った)に負けないくらい快適に走ってくれる私の自慢の愛車でアッと言う間に松本インターまでやってきました。

(詳細はレポートにて・・・只今作成中)

3泊4日、何と贅沢な時間をすごせたのでしょうか!恩師との死別、番犬の病気など2011年の総決算をすべく、嫌なことを全てを洗い流すべく、卓球三昧、温泉三昧、カラオケ三昧の3泊4日でした。

今回の宿は「かんぽの宿」を改装し11月にオープンしたばかり。低価格で湯治を目的とした宿で「湯快リゾート」と同じ目的で「大江戸温泉物語」グループが経営をしている温泉宿でした。基本的には共同炊事場を利用する「湯治を目的とした自炊」となっていました。(私達はお部屋で・・・やっちゃった〜)

私達は自炊はお手の物で、鍋釜下げてルンルン気分で近場の山登りを楽しんだり街並みを散策したりとあまりガツガツ予定を入れずに目覚めたら行動するスタイルを取りました。

お風呂の中では客同士の井戸端会議が沸々としており、奈良県上市に住む女性と話をしていたところ何とうららちゃんちの実家を知っているというのです。世間は広い様で狭いですね。驚きました。ほんま!

薬草風呂もあり男性諸君は、どこかが「ヒ〜リ・ヒリ」したそうですが私には付いていないのでヒリヒリ感はわかりませんでした。


[2639] 【2722回 湯治に行ってきます】 2011-12-09 (Fri)

12月9日から12日まで長野県松本市にある「鹿教湯・桜館」というところに湯治に行ってきます。ポチがしばらく体調不良だったため、ここらでリフレッシュしておかないと明るい新年が迎えられそうもないなぁ、そしてもう一匹の番犬ジョンも今年は病気ばかりしていたため3人で湯治に行くことにしました。

湯治とは・・・症状等により異なりますが、基本日数を10日間(3日をひとまわり、4日目をお休みし、3まわりで合計10日間)とし、温泉と休息を繰り返すことで温泉を体中にめぐり渡らせ病を癒す古来からの治療法です。10日間も留守にできませんので3泊4日だけ行ってきます。

湯治は、江戸時代に爆発的なブームとなった現代の温泉旅行の原型です。それまで病気治療が目的で利用されていた「湯治場」に、元気でお祭り好きな江戸っ子たちが乗り込んで、「温泉、こりゃ〜良い」「同じ屋根の下で時をともにする他人、こりゃ〜面白い」と、ブームが巻き起こったそうです。
温泉を堪能した後には、旅先で出会った人たちとよもやま話をし、歌と踊りの宴会が始まる。そうやって、旅の醍醐味を味わい、ドラマチックな人生を楽しんだと想像しています。

近くに「信州の妙義山」と言われる独鈷山もあり登山の用意をして出かけてきます。

「12月9日から12月12日までお休みします」


[2638] 【2721回 久々のガイドもどき】 2011-12-08 (Thu)

此花の地域活動の一環として、12月7日水曜日・西九条発8時15分発で出雲大神宮に行ってきました。中型貸切バスに、たった11人乗せての出発です。2席にひとりゆったりと座っていくことができ、後部座席はサロンになっておりましたが往路には使用せず普通座席に座ってもらい、復路に親睦会として使用することをお願いし、久々のガイドもどきに手に汗を握りました。勿論、歌あり、到着クイズあり、タカサゴキララマダニの話ありでバスの中は、とても楽しく愉快なムードでした。経費節減の折から最近はガイドなしが多く、一人で参加された方が苦痛の車内にならないように配慮をしました。

案内状をもらった時は、てっきり「出雲大社」と思い込んでいて資料を見ながら何で箕面グリーンロードを通って島根県なんだろうと不思議に思って旅行会社に電話をして問い合わせをしましたら・・・出雲は出雲でも島根県ではなく亀岡の出雲だったんです。準備したガイドもどきの資料がまったく役立たずになるところでした。

気を取り直して再度調べなおしました。まずは箕面有料道路を通過します。ここは箕面市内の延長7、.2kmの一般国道423号バイパスで、公式愛称は「箕面グリーンロード」と呼ばれています。日曜日の登り収め登山で山頂から見た採石場等の景色も通過したりしました。

道路の大部分を箕面トンネルが占めているそうです。出雲大社ではなく出雲大神宮は京都府亀岡市の北東部に位置し、大国主命と三穂津姫命の二柱称え奉っています。『丹波国風土記』によれば、「奈良朝のはじめ元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す。すなわち今の出雲大社これなり。」やっぱり出雲大社と関係あったんやね。

長寿、 縁結び、金運のご利益があるとのことですが縁結びといっても、単に男女の仲を結ぶだけでなく、万物が立派に生成するように、社会が明るく楽しいものであるよう、全てのものが幸福であるようにと、お互いの発展の為人間の幸福の「縁を結んで下さる」親神様であるそうです。境内には落ち葉を集めてハート形にした箇所があちこちに造られていました。

明智光秀が刀の傷を癒したとか、鬼が泣いて涙が溜まり、温泉になったという、湯の花温泉で食事のあとは酒蔵見物となりました。美しく豊かな丹波の自然の中でお酒を造って300年、伝統の酒造だそうです。最近この酒蔵が有名になったのは店の中に鎮座するマネキンで、人気番組「探偵ナイトスクープ」で、このマネキンに一目惚れした女性が、忘れることができず捜索を依頼し、見事対面して結婚式まで挙げたといういわく付きのマネキンだそうです。

お店の方からのクイズで「一升瓶の高さ当てクイズ」があり私が「40センチ!」と言うと正解だったらしくワンカップと宝くじ1枚を賞品にもらいました。8日が抽選日だそうです。当たっちゃったら大石酒造にもう一度行ってお礼を言わなくてはと思っています(笑)

その後は亀岡から「トロッコ電車」に乗ります。トロッコ列車は山陰本線の一部で廃線になった区間を1991年に当時9人のスタッフで開通させた観光専用列車です。3年も持たないだろうといわれたこの事業でしたが、開通から毎年90万人の利用者がある人気鉄道になりました。悠久の時を重ねた町、嵯峨野を基点に保津川渓谷に沿って丹波路亀岡に至る「7、3km」をおよそ25分で結んでいます。トンネルの数は8か所、一番長い「朝日隧道」は全長499、1mにも及びます。知る人ぞ知る京都屈指の紅葉名所ではありましたが、ここも「事すでに遅し」でしたが、海外の観光客の多さには驚かされました。ロマンティックトレイン嵯峨野トロッコ列車は、時々ライトアップの場所で、紅葉が美しかったであろう残像を楽しむために列車を停車させてくれて粋なサービスをしたくれたりしました。

帰りのバスの中は後部座席のサロン部分に移動し、膝を突き合わせて酒を酌み交わし、此花の交通安全にみんなで力を合わそうと意思確認を固め、和気あいあいと手品をしたり、ひとりづづ出身地にまつわる話や今後の豊富なども話をしてもらい退屈することなく、阪神高速の渋滞も苦にならず無事出発地点の西九条駅に戻りました。


[2637] 【2720回 まさかの閉店】 2011-12-07 (Wed)

クリスマスの時期になりました。街並みもキララ・キララと電飾が目立ち始めました。我が家もサンタクロースさんのお使いで、トイザらス都島店に行くこととなりました。ところが何度も足を運んだことのある店構えが少し違った雰囲気なのです。でもまぁいいや・・・駐車場に車を停め4階に行ってみると何と様変わりしているのです。「ミドリ電化」となっていたのです。驚いて店の人に聞くと2011年9月25日を)をもって閉店したとの事です。

正月、節句、お誕生日、クリスマスなど四季折々に子供づれ家族の出入りは多かったはずなのですが景気は玩具業界にも影響を及ぼしていたのですね。

以前は姫婆がサンタに扮して孫たちの家を訪れていましたが、小学校1年生ともなるとバレてしまい子供の夢を潰すのは忍びないと最近では12月に入るとサンタさんからの往復葉書を投函するようにしています。来ました〜!来ました!葉書の裏には隙間がないほどに欲しい物を書いてありました。最後の一行にママが(この中のどれか1個です・・)と追記してくれていました。

●マリオカートWiiグランプリレース
●NewスーパーマリオブラザーズWii
●ドラえもんの秘密の道具空気砲?
●マリオブラザーズWiiわくわく大冒険Jpとスロットマシーン
●スーパーマリオぬいぐるみマリオ&ヨッシー
●仮面ライダーフォーゼ・ライダーヒーローシリーズ
●プラレール・ドクターイエロー

サンタさんのおつかいは探すのに大変だぞ・・これは・・どなたか価格を知っている人がいたら教えて下さい。サンタさんにも予算ちゅうもんがあるため〜(オリオンじいちゃま〜!教えて〜)


[2636] 【2719回 忘年会シーズン突入】 2011-12-06 (Tue)

世の中不景気風は吹くもののサラリーマンにとってやめられないのが「忘年会」です。職場や仲間に声をかけられると二つ返事で参加したくなってしまいます。勿論飲み会予定日は車に乗ることはないと思いますが年末の飲酒運転にはどうぞお気を付けあそばせっ!

大阪ではタクシーや電車が利用できますが地方に行けば交通手段は「車だけ」という場合があります。代行運転もありますが仲間内でハンドルキーパーを決めて飲むと言う方法もあります。

●「ハンドルキーパー」とは
自動車で飲食店などに行く場合に、お酒を飲まない人を決め仲間を自宅まで安全に送る人のことを言います。

●「ハンドルキーパー」という愛称には、「ハンドルを握り仲間の命を守る人」という意味が込められています。ハンドルキーパーグッズも売られており、首からそれをぶら下げておくことで、お店の人にも、酔っぱらった仲間にもきちんと
意思表示ができるのです。ではいまから男性の方にアルコール依存症かどうかのテストをしたみたいと思います。

()糖尿病、肝臓病、心臓病と診断され治療を受けたことがある。
()酒を飲まないと寝付けないことがある。
()二日酔いで仕事を休んだり大事な約束を守らなかったことがある。
()酒をやめる必要性を感じたことがある。
()酒を飲まなければいい人だと言われたことがある。
()家族に隠すようにして酒を飲むことがある。
()酒が切れたときに、汗が出たり、手が震えたりイライラ不眠が続く。
()朝酒や昼酒の経験が何度かある。
()飲まない方がよい生活がおくれそうだと思う。

@該当数がゼロの人は正常です。
A該当数が1つから3つの人は要注意で禁酒する必要があります。
B該当数が4つ以上の人はアルコール依存症です。専門医に相談してください。


[2635] 【2718回 登りおさめ登山】 2011-12-05 (Mon)

わが倶楽部としては今年最後の山登りに箕面を選びました。この時期は混雑も予想されることから逆パターンを計画し箕面の滝方面に下山するコースをとりました。バスで勝尾寺経由北摂霊園に向かい高山右近生誕の地から明ケ田尾山と鉢伏山をめざしました。

何となくピクニック気分で歴史散策を1時間もかけて、ゆ〜るゆる、目指す山も600mと低いためかリラックス気分ではありましたが、それなりにきつく「登った〜」という充実感を味わうことができました。箕面の滝は交通整理が必要なほどの人出でしたがすれ違う人たちは、お行儀よく左側通行でスムーズな人の流れではありました。駅前に「紅葉シーズンは終わりました」と書いてあればUターンする人もいるかも知れませんが、きっと営業妨害になりますねぇ。お店から漂ってくる「おでん、焼き芋、焼き栗」などの香りが登山で疲れた体には堪えまっせ〜。

そもそも私がウオーキングに目覚めたのは、この箕面の滝でした。「けんぽ連」主催のウオーキングで雨の箕面の滝を歩き、そこで立山登山を誘われたことが登山への目覚め、この地が私の原点かと思うと、しめくくり登山が箕面であるということも何か縁の様なものを感じずにはいられません。

同じ山であっても季節が変わればまた違った楽しみ方ができます。今回は逆コースを歩くことでとても新鮮に思えました。皆様の「行きたい山」を教えて頂き、来年も仲よく、楽しく山登りをしたいと思っています。


[2634] 【2717回 東京に行ってきました】 2011-12-03 (Sat)

12月2日「地域交通安全活動推進委員会・全国研修会」に行ってきました。会場は東京千代田区にある「自動車会館」と言うところです。交通安全協会の方と私の2人で、あとの1人は現地で合流です。

地図には総武線に乗り市ヶ谷で下車とあります。新幹線から総武線をめざして行くと総武線ホームに出たのですが、どうも成田まで行く快速のホームの様で停車駅表示に「市ヶ谷駅」はありませんでした。右も左もわからなくなり、そばにいた清掃係の人に「市ヶ谷駅にはどうして行くのですか」と聞くと「チュウオウセン二ノリ、オチャノミズデノリカエテクダサイ」何とこの方は中国人!そこで一句!

「市ヶ谷は どこかと尋ねる 日本人 教える人は 中国人」キャハハハ〜

とにかく東京は広いです!寒いです!。中国人に教えてもらい何とかお茶の水駅で乗り換え、市ヶ谷駅で下車できました。「とにかく会場を確認した後に昼ごはんにしよう」という事になり会場を確認してから何軒かある食事処の中から選び中に入りました。「ランチ2つ〜」現地合流の方は自宅が米原駅近くと言うことでから米原駅から乗車することになっていたのです。

「お待たせしました〜!」食事を始め、しばらくすると背中をトントンと叩く人がいます。「コートでも下に落としたのかな?」と思い、振り向くと何と米原駅からの人がひょっこり同じ店に入ってきたのです。偶然とは恐ろしいですね。

会場の中は、北は北海道から南は沖縄まで、参加者たちは前夜泊で研修にきていたのか大きな荷物を抱えての会場入りです。おそらく会議終了後も宿泊しないと帰り着かないのでしょうね。

名簿に目を通すと参加者数140人(うち女性は9人)ほとんどが「○○長」の肩書きを持つ人達ばかりです。開会のあいさつ、警察庁関係の挨拶があり全国の交通情勢、全国の駐車対策、静岡県、愛知県、岡山県の代表の方たちが事例発表を済ませ午後5時ちょうどに閉会となりました。

帰りの電車は中国人に尋ねなくても大丈夫、御茶ノ水までの車中で、兵庫県警の方が話しかけてこられました。共通の話題はコンクールの事で、去年の近畿大会で惜しくも優勝を逃したことを残念そうに話しておられ来年2月の大会に向けて猛特訓が始まっている様子でしたが手の内は隠しておりガードが硬い感じでした。(笑)「去年は交通教育専門の婦警2名で頑張りましたがダメでした」「あの時の優勝者はこの人です」と私を指さすので思わず「すみません・・・・」

金曜日ということもあり単身赴任のサラリーマンたちが利用するので、かなり混雑していました。東京駅発17時47分の「のぞみ」で帰れることになりました。車内で驚いたことは(知らないのは私だけかも)新幹線の中の窓側の席にコンセントがついているのです。パソコンや携帯の充電に使える様になっていました。知らなかったなぁ〜


[2633] 【2716回 東京へ行ってきます】 2011-12-01 (Thu)

今年の2月に
「第12回 交通安全教育技能コンクール近畿大会」
で優勝したご褒美として2日に東京に行ってきます。
大阪府警本部の方と交通安全協会の方のお目付け
役の3人の珍道中になりそうです。

研修の内容は東京から戻りご報告いたします。

当初は帰りに関東の山を登る計画でしたが、
お目付け役付きですから・・・ネ。
おとなしく行ってきま〜す。


[2632] 【2715回 読んでみたい本】 2011-11-30 (Wed)

『レスキュー最前線 長野県警察山岳遭難救助隊』と言う本が山と渓谷社から11月4日に発売されています。著者は長野県警察山岳遭難救助隊で長野県警山岳遭難救助隊の活躍を描く、魂を震わせるドキュメントとのことです。遭難救助を、現場の一線で活躍する隊員が手記に綴った迫真のノンフィクション。初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐、航空隊の活躍など、遭難救助における隊員と遭難者のドラマが綴られているそうです。内容の一部としては長野県警察山岳遭難救助隊の活動が書いてありぜひ読んでみたいと思います。

第1章 2011年涸沢常駐隊日誌
第2章 新入隊員の抱負
第3章 ヘリコプター・レスキュー
第4章 レスキューにかける熱情
第5章 思い出に残る救助活動
第6章 女性隊員と家族の思い
第7章 現代の登山者事情


来年の夏山計画に夢を膨らませているのですが、唐松岳から不帰の剣を経て白馬岳から蓮華温泉に抜ける姫組と唐松岳往復、電車で蓮華温泉に向かうポチ組と最初から二手に分けてみてはどうかと考えています。なぜならばポチが「全コースは無理だけど唐松岳までは行ってみたい」と希望するからです。ならば唐松岳山荘までを同じコースにして翌日からのコースを全く別にするという計画はいかがでしょうか。

「リーダーがいてへんやんけ!」そう言われそうですが八方尾根に向けての下山なら危険個所もなく、あとは電車バス移動なので大丈夫なのではないかと思っています。どなたか「青春18きっぷ」の利用方法に才たけた人はいませんか〜?

「全行程ついて行けそうもないので不参加」と途中で体力尽きて断念する事を予測して不参加にするならば最初から「Uターンコース組」を作ってしまえば、リタイヤ気分を味わう事なく山を楽しむことができます。

大峯・奥駈けのスタートはポチを入れて3人でした。1日目の五番関あたりでポチが早くも「リタイヤ」を申し出たのです。「まだ歩き始めたばかりじゃないか!」と言うかも知れませんが私とジョンは、この早めのリタイヤに胸をなでおろしたのです。日を追うごとに厳しく険しい行程に入ります。そうなってから「もうだめや」と言われると私達も途中で断念せざるを得ないのです。五番関で山を下り柏原新道に登り返すための、移動のタクシーの中で「二人降りて、このまま一人吉野駅まで走って下さい」という事になったのです。私達も安心して熊野本宮に向かって前進できました。このことから思うと、最初から「Uターンコース組」を作っておけば、お互いに心の負担が軽くなります。

来年のアルプスはとりあえずポチを途中までの、ゆるゆるコースに連れて行き、無理のない「Uターンコース」と温泉を楽しんで貰えるようにしたいとおもっています(やっさしいだろ〜!)まっ!実現しなくても地図の上だけでも十分楽しめるんです。所要時間を調べたり、宿泊先の小屋を調べたり・・・楽しいですね。


[2631] 【2714回 府下大会の壁は厚かった〜】 2011-11-29 (Tue)

「柳の下にドジョウは2匹いない」という言葉があります。
11月28日「第13回 交通安全教育技能コンクール府下大会」が警察本部で開催され応援部隊として出席してきました。各方面区から1位と2位のチーム10チームが府下大会の出場権を得て、更なるは近畿大会への出場権を獲得するために技能を競い合うのです。今回も「高齢者交通事故抑止を目的とした交通安全教育」が与えられたテーマです。

開会式の後「優勝旗返還!」私達が去年獲得し、署長室に1年間飾っていた優勝旗の返還、優勝旗リボンには「第2回優勝・此花署」その後には私達選手2名の名前が、しっかりと書き込まれています。此花署交通係長が凛々しく返還の儀式をされました。背筋がピーンと伸びる気分です。

技能コンクールでは「立体カレンダー」あり、「地場産業であるタオルで健康体操」あり、「ペットボトル手品」あり、「落語の町や五月山」ありで各チームは、やはり方面大会を勝ち抜いただけのことはあり見ごたえがありました。

去年、私達も此花の特徴を山に見立てたり、ヘリポートを技能の中に取り入れ、舞台狭しと観客の笑いももらい頑張りました。今年からは「限りなく小道具は質素に」と言う通達があったと聞きます。去年私達はヘリコプターを飛ばしたり傘のアイデアも奇抜だったため、小道具ではなくて大道具持参でしたのでそんな通達が出たのかなぁ(笑)会場では「カモママ」も輝かしい働きぶりで此花の母としてうれしかったです。

此花チームは去年の優勝で生まれた「カモちゃん」を連れての出演でしたが惜しくも選に漏れてしまいました。府下大会の壁は厚かったです。それぞれのチームに私なりの採点をつけていき、ほぼ一致した成績発表でした。なっとく〜!

優勝チームは池田警察署、2位は曽根崎警察、3位は住吉警察でした。おめでとうございます!優勝チームの池田警察署だけが来年の2月に開催される近畿大会への出場切符を手にしました。優勝した池田署は落語の町をうまく利用し酒の呉春や五月山と地域色豊かな技能発表で何よりも出場者の2人の息がぴったりで楽しさが伝わってきました。

審査結果を待つ間の30分間は警察音楽隊の演奏で心が和みました。去年も音楽隊の演奏がありましたが審査発表の前という事もあり、ほとんど耳に残っていません。今年は東北の皆さんへのエールということで東北の民謡のメドレー演奏がありました。「エンヤートット、エンヤートット」・・演奏者の皆様の掛け声が心に沁み「大漁唄い込み・会津磐梯山・ドンパン節」など感動の涙を誘いました。指揮者の方に「アンコールしてもいいですか?」とたずねると笑顔でうなずいて下さいました。しかし府警本部の担当者から「時間がない」とのことでアンコールならずでした。ホームページで演奏している場所を探して、もう一度東北バージョンを聞いてみたいと思っています。

(参考)安全・安心まちづくりミニコンサート

日時 12月8日(木曜日)午後4時00分から
場所 大阪市北区:曽根崎警察署地下
   (梅田地下街・ホワイティうめだ)大阪府警察コミュニティープラザ

各チームは技能コンクールの内容を地域に持ち帰り、多くのイベントで披露し、高齢者の交通事故が1件でも減るための運動が残っています。コンクールのためだけの発表ではないと言うことは私達が去年、地域のイベントに数多く出演し高齢者の皆様に「よかったで〜わてらも気いつけるわな」と言ってもらった時のうれしかったこと!いまでも、まだセリフは頭の中に入っているで〜!(コンクールで使ったヘリコプターは舞洲のヘリ会場に寄贈し、あの時生まれた「カモちゃん」は此花警察署フロアーで活躍しています)


[2630] 【2713回 やっぱ!登山靴は優れもの】 2011-11-28 (Mon)

恩師の告別式参列のために高知四万十市に帰り、その後墓参りに行く道中のことです。両親の眠る墓地は、まるで登山の山頂直下の急登のようなきつい登りとなっています。うっかりしており足元は長靴やウオーキングシューズでした。いざ登り始めると靴の中で足がそれぞれに動き、まるでダンスをしているようでした。上りの時はカカト部分に足が集まり靴の中で踊ります。下りの時はギュギュっと指がおしくらまんじゅうをしているようです。

そう考えると登山靴はどんな優れたウオーキングシューズよりも坂道に適合しており、だから値段も高いはずです。どんな機能満載で優れたウオーキングシューズでも登山靴には勝たれへんなぁ!と感じました。

時々登山中にウオーキングシューズで登っている人を見ますが、あれってしんどいやろうなぁ。と言うより危険やなぁ!
今から登山靴買う予定がある人はハイカットで、靴底をギューっと曲げて見て硬いのが優れものですよ。

登山の下りは、上げたつもりの足が上がってなくて、つまづいたり、転倒したりする場合があります。木の根の多い登山道では特に気を付けたいですね。

私の恩師は犬の散歩中に、つまづき転倒して頭骸骨骨折で亡くなりました。犬の散歩にヘルメットをかぶっては行かないとは思いますが恩師は私に亡くなった後でも何かを教えようとしているみたいに思えてなりません。恩師の遺言として私も登山中にはヘルメットかぶるようにしたいと思います。

ストックも手放せません。足がよろけたとして、ストックで危険回避する場合だってあるのですからぜひストックの愛用をお願いします。ウオーキングでストックを使うと「年寄みたいで嫌や」と言う人が沢山います。ハハハ・・もう充分年寄ですから遠慮しないで使いましょう。きつい下りでストックの使い方をリーダーが指導してくれています。早く自分ものにして安全登山、安全歩行をお願いします。


[2629] 【2712回 故郷の開発は目まぐるしくて】 2011-11-27 (Sun)

恩師の通夜・告別式に四万十市に帰り感じたのですが、都市開発が急ピッチで進んでいることに驚きの色を隠せません。旧中村市に入る直前に「古津賀」と言う町がありますがここの発展が目まぐるしく「すき家」もあるし、しかもドライブスルー式なんです。百均の店、コンビニ、日帰り温泉までもが出来ていました。大阪にいるのかと勘違いするほどでした。自然との調和の中で「それはいりますか?」と疑いたくなりますが中村市は「旧中村市街地」「中村駅周辺地」「古津賀周辺地」と3分割されている気がいたします。ホテルなどは中村駅周辺に乱立していました。

いままで利用していた「サンルート中村」がいくら探してもありません。通夜を終えてでしたので暗いから見つけにくいのかと思ったりもしましたが同じ場所にホテルがあり「あのぉ〜ここって去年までサンルート中村でしたよね?」と尋ねると「去年の10月26日からホテルクラウンヒルズ中村と改名しました」とのことで、ここも何らかの事情で経営者が変わっていました。

中村城がホテルの窓から見えています。地元の人達は中村城の事を為松城と言います。為松城中村城とは、為松山頂にあった4つの城、(東ノ城、為松城、本丸、今城)の総称で、連立式の城郭であったと言われています。 一条氏の家老のひとり為松氏により築城したのが始まりと考えられています。 現在は「為松公園」になっており、かたわらに中村で一番豪華だと言われている「なごみの宿」があります。少々お高いのですが記念日にはもってこいの宿です。いつかここで「古希の会」をしたいと考えております(もうじきや〜!)


[2628] 【2711回 故郷の恩師の訃報】 2011-11-26 (Sat)

『突然のメールで失礼いたします。
実は、24日に父が散歩途中で転倒をしまして頭蓋骨骨折、出血多量の為亡くなりました。明日(25日)の6時から通夜、26日(土)10時より告別式を、うえだセレモニーにてとり行います。急なことで私も気持ちが定まりませんが、お知らせをいたします。』

こんな悲しいメールを恩師の息子さんから頂きました。私が最も大切に、尊敬している父の様な恩師です。つい先日(2708回・故郷からの往復はがき)で50年ぶりの同窓会があると言う話で恩師にも一緒に出席しましょうと話を持ち掛けていた矢先でした。あれからまだ2日しか経過していないのです。

取るものもとりあえず、四万十号で四万十に帰ることにしました。通夜は午後6時からと言うことで時間に間に合わないかもしれませんが通夜の時間はあってないようなもの・・お別れに行かねばと言うことで数珠や喪服など忘れ物のないように車に積み込み走りました。

小学校5年生と6年生の担任でしたので、かれこれ50年のお付き合いになるでしょうか。母の死後、何かとお力になって下さいました。四万十川ウオークの時は救護車を出してくださいました。私が四万十市に帰る度に中村駅まで迎えに来てくれたり、車を貸してくださったり、花博の時はご夫婦で私の家に泊まって下さいました。京都見物の思い出もあります。

四万十川ウオークの時に私のことを「幸せ薄い子じゃったきに」とジョンに話したそうです。結婚してからも故郷の季節の果物を宅配便で毎年届けてくれました。ここ2〜3年は年賀状の返信がなく電話をすると「手が震えて書けんけんねぇ」そう言っておられました。最近では奥様が少しお体を悪くしておられて定年後暇をもてあましているので「手伝いに帰ろうか?」と聞くと「うん来てや〜」と言われたものの、息子さんから「母は介護認定を受けておりますからご安心下さい」との事でしたので、それきりになってしまいました。あの時、強引に押しかけていればよかったと恩返しが出来なかったことが悔しくて涙がとまりません。

通夜の時間は過ぎてしまい弔問客はみなかえっていましたが連絡をくれた息子さんが迎えてくれました。息子さんの言うには「応接間に美智子さん達の卒業写真が貼られています」50年も教師生活をした中で、私達昭和36年卒の卒業アルバムを何度も出してみて下さっていたのだと思うと涙がとまりませんでした。先生の奥様の手を握り私の名前を告げたのですが、ご病気が随分進行しており、私が誰だかわかってもらえなかったです。

通夜の弔問を終え、午後8時過ぎホテルを探しました。いつも利用しているホテルに事情を告げ何とか部屋を確保してもらいました。そして26日の告別式に参列。高知は神徒の宗派が多く数珠は使わず玉串にて故人を神様のもとへお見送りするのです。告別式で神主様の御霊へのお祈りの間、50年間の思いを振り返ると、寂しくて、悲しくて、あっけなくて涙が止まりませんでした。

出棺前にお花を手向けましたが、棺の蓋を閉じる瞬間、「待って!」心の中でそう叫び、再び棺に走り寄りました「柳川先生!いままでありがとう!さようなら!」

会葬御礼の息子さんのあいさつによると『朝の8時50分頃犬の散歩中に堤防の階段を降りる際、転倒し、後頭部を強打し道路に放り出されてしまいました。それでもしっかり犬のリールは握っていたそうです。救急車で病院に運ばれましたが頭蓋骨に3本の亀裂が入っており、耳からも出血があり、手の施しよう見なく、午後3時、出血多量で息を引き取りました』

出棺の際に、来春、一緒に参加する予定であった50年ぶりの同窓会の案内状を棺に入れてもらい野辺の送りを見送りました。享年84歳。
                    (合掌)


[2627] 【2710回 症状はあるのに病名がない】 2011-11-25 (Fri)

なんだか頭痛や吐き気、めまいがして気分がすぐれず「どこか病気では」とあちこちの病院を回り、症状を医師に告げ、検査を繰り返しても「異常なし」と言われることってありませんか?異常なしは喜ばしい結果なのですがこんなにつらいのに何で異常なしなんや!とイライラする事もあるかと思います。

甲状腺も病名が判明するまでに遠回りを強いられる病気で、「甲状腺」だと言われるまでに長い年月がかかった女性がいました。最初は「更年期障害だろう、そのうち治るだろう」と2年も3年も放置しているうちにひどくなり内科、婦人科など心療内科などを回り、やっとのことで「甲状腺」だと言われて治療することができたと言います。

●バセドー病の自覚チェック
@動悸がする
A手先の震えがある
B汗が多くでる
Cイライラする
Dよくたべるのに体重が減る

これらの自覚症状がある場合はバセドー病かもしれません

●橋本病の自覚チェック
@寒がりである
Aむくみがある
B肌がカサカサしている
C無気力
D体重が増える

これらの症状は橋本病かもしれません。橋本病は「慢性甲状腺炎」ともいいますが、この名はこの病気の成り立ちに由来するものであり、甲状腺に慢性の炎症が起きている病気という意味で、このように呼ばれることもあります。

甲状腺の病気は、どれも女性の方がかかりやすいのですが、橋本病は甲状腺の病気の中でもとくに女性に多く、男1に対して女20〜30と言われています。年齢では20歳代後半以降とくに30、40歳代が多いそうです。

(橋本病とは九州大学の外科医であった橋本策(はかる)博士が1912年に、世界で初めてこの病気に関する論文をドイツの医学雑誌に発表したために、博士の名前にちなんでつけられた病名です)。

大阪での専門病院は城東区にあるすみれ病院・すみれクリニック、高槻にある高松内科などがあるそうです。私の姪もバセドー病で治療をうけ続けています。


[2626] 【2709回 ええ加減な電話応対】 2011-11-24 (Thu)

『阪急バス会社の電話対応はなってない!』あえて固有名詞を出したいと思います。

問い合わせ時、あれほどに「日曜日の利用で千里中央駅から高山バス停下車のバスの時間を教えて」とハッキリ質問内容を告げ、出された回答を復唱しました。(傍らでジョンも確認済み)確認ができた事で安心し12月4日の集合時間を皆様に公表したところ、本日千里中央に出かけて時刻表を見て「その時間のバスはない」とのオリオンさんの指摘を受けました。

再度別の営業所に電話をし、同じ内容を問い合わせると「日曜日はお昼しかバスは走らない。北摂霊園までならある」との前回とは全く別の回答に驚きました。インターネットでも調べても一般人には理解が難しい表示の仕方で、だ・か・ら・・電話をして聞いたのに・・・・オリオンさんの指摘がなければ当日えらいことになっていました(オリオンさんありがとう)

北摂霊園から歩いても20分ほどで高山のバス停まで移動できるため歩くことに苦痛はない我々にとってウォーミングアップだと思えば済むことですが、それにしても電話の対応がお粗末だ!

以前、剣尾山に行くときのことでした。阪急バスで山下駅前から行者口バス停で下車時小銭を用意しようと発車まえの時間を利用し、運転手に運賃を聞いたところ「バスの中に書いてある!」と横柄な対応をされたことがありました。ほとんどの乗客は「行者口」で下車するのだからもっとわかりやすく「行者口までは○○円です」と書いておけば親切というものです。他のバス会社は、ちゃ〜んと運転手さんがマイクで運賃を教えてくれますよ

不親切は阪急バスのカラーなのでしょうか。腹立たしい限りです。

まだ出発前に判明したため何とか地図の変更もできて、対応できましたが午前9時に集合して12時までバスがないとなると「一体姫もジョンも何を調べたんや!」と怒りの声が飛んでくるに違いありません。

バスを利用の時はいつも神経を張り巡らせて二重、三重と調べるのですが今回ばかりは窓口対応がお粗末すぎる!。きっと平日だと勘違いしたと思うのですが、きちんと「日曜日利用」と告げています。電話を聞きながらメモを取っているのだろうか?疑いたくなります。

みなさんも阪急バスを利用する際の問合せには十分気を付けてくださいね。電話の応対は会社の顔となります。会社のイメージを崩すような事はしないでおきましょう!


[2625] 【2708回 故郷からの往復はがき】 2011-11-24 (Thu)

故郷から1通の往復はがきが届きました。還暦を過ぎて既に3年が過ぎていると言うに、やっと「還暦同窓会」を実施するに至ったと前置きが書いてあり中学校の同窓会の案内でした。よくよく考えてみると私は両親の他界により中学校を転々としており故郷の中学校は卒業していないことに気が付きました(大阪市立港中学校卒業)

その旨を往復はがき返信用に書き投函したところ、唯一年賀状をやり取りしている同窓会実行委員の幼馴染から電話があり「小学校も中学校もメンバーはみんな一緒じゃけん、出席したちや〜」60人足らずの小学校の同級生たちはそのまま中学校に入学、卒業するので幼馴染の言ってることは納得はできます。しかし何年か前にミニ同窓会をした時に故郷に帰ったら「あんた誰?」そう言われた事がありショックを受けたことがありました。果たして仲間に入れるのかどうか・・・・

同窓会の行先は「京都・奈良・大阪」とあります。現地集合で宴会にだけでも顔をだしてみようかと思ったりしています。実施日は来年の3月下旬から4月上旬と何と、のんびりしたaboutな計画かと思ったりしています。(笑)

山仲間で「同窓会」を度々開催されている話や、毎年決まった時期に同窓会を開催されている方達をいつもうらやましく思っていました。この機会に思い切って出席し、誰も私のこと知らなくっても故郷訛りに触れられるのならそれでいいかと出席に心が半分以上傾いてはいます。

故郷の同級生ってきっと私より年上になっているはず(笑)まず歯・・そして頭・・そしてシワ・・決して批判しているのではなく生活習慣から来る人生の年輪みたいなものが違っているのだと思っています。やっぱ鼻たれ小僧達に会いに行ってみようかな〜!

自己紹介があったとして「趣味は山登りです」って言ったら、きっと「四万十には山ならうんざりするほど、どこにでもあるけんねえ!」と言われるはずです。ならば「趣味は岩登りです」と言えば「四万十にはなんぼでも岩があるぜよ。やっぱ、ハチキンよねぇ」そう言われるに決まっています。それよりも幼き頃、立ちションで飛ばしっこしたことをバラされはしないか、フリッチで四万十川で泳ぎ遊んだことをバラされはしないか心配です。

この案内を欠席すれば一生、出席するチャンスを逃してしまいそうです。やっぱり行こう!


[2624] 【2707回 11月22日はいい夫婦の日】 2011-11-22 (Tue)

「いい夫婦とは何ぞや?」家庭によってそれぞれ違うことを一括りにされても困るのですが、とにかく今日11月22日は「いい夫婦の日」だそうです。

産経新聞でおもしろい記事を目にしました。「妻の不調は夫が原因?」こんな見出しではじまります。

『中高年女性に多く見られる自律神経失調症などの体調不良に、夫の何気ない言動が関係しているという、夫婦関係のあり方を問う本「夫源病−こんなアタシに誰がした−」が「いい夫婦の日」に発売される。 10年前に男性更年期外来を開設し約600人の相談に応じてきた大阪大大学院医学系研究科の石蔵文信准教授が執筆。更年期症状で治療を受ける男性患者の妻の多くが、うつや自律神経失調症などの体調不良を訴えていることに気づき、その関係を研究。夫の何気ない言動がその背景にあるとして本にまとめた。定年退職後に急に妻の外出に同行をせがむ夫を「ワシも族」とし、何かと夫が干渉することが妻のストレスとなり、体調不良を招くケースがあると指摘している。「表面的な良い夫婦を続けようとせず、『嫌なことは嫌』『ダメなものはダメ』と素直に気持ちをぶつけ、ある程度の口げんかをしてみては」と提案している。「男性批判ではなく、お互いの仕事と家庭のバランスを考えるための本。ぜひ夫婦で読んでほしい」と話している。』

私はポチが定年退職した翌日から「昼食はお互いが自由にとる」と取り決めました。昼の時間になると「儂のメシはどうなっている?」が365日続くかと思うとそれを考えるだけでストレスになると考えたのです。

定年後、時間を持て余し何をしていいのかわからない、しかし、妻には今まで通りの要求を押し付ける、つまりこれが「定年離婚」の原因となる第一歩なのではないでしょうか。

私はボランティアなどで色々と外出することが多く、ポチの昼食の心配はしておれないのです。そのために「定年後ルール」なるものを決めてお互いが束縛されないようにしなくてはと考えたのです。「冷たい嫁やなぁ」そう言われるかも知れません。しかし自分の事は自分で出来るようにならないと私が先にあの世とやらに旅立った時、嫁たちに面倒をかけることになります。

冷蔵庫の中にある材料を工夫して料理を作る(但し、後片付けもちゃ〜んとしてや!)、あるいは自分の食べたい物を見つける「レストランツアー」など自分で楽しみながら昼食を決める。山仲間の方で定年後から「男の料理教室」に通っている方がいます。現在も持続していることが凄いと思います。「料理教室が楽しい」と言えるって素晴らしいことだと思いませんか?

ポチは昔、心臓の大手術をした時の後遺症で右手が震えます。最近特に震えが大きくなったように思います。外出時も箸が思うように使えず「マイスプーン、マイフォーク」を持参しています。孫のももちゃんが「爺ちゃんの手が変や〜」と言うのですから目立ってきたのでしょう。

しかし右手が使えない人に比べたら贅沢な話です。「心臓を止めますか、それとも右手の震えを止めますか」と言われたら「心臓を止めないでくれ!」と言って現在があります。右手がダメなら左手だった使えます。最終的にはインド人もびっくりの「手づかみ」だってあります。

寝返りが自由に打てて、朝が来たら自由にベットから起きてこれて、元気に歩ける・・・こんな幸せなことはありません。我が家の「いい夫婦」の条件は「お互い、相手の行動を干渉しないこと」だと思っています。


[2623] 【2706回 奥の深い六甲山】 2011-11-21 (Mon)

つい最近のニュースで六甲で遭難し、死亡事故があったと聞きました。「えっ〜六甲で?」と思いますが本当に無数の道があり、ひとたび迷ってしまうと、どんな踏み跡をたどったとしても、あせりと不安の方が大きく冷静さに欠けてしまいます。こが午後の日暮れが迫ってきたとしたら、りっぱな遭難になってしまいそうです。(遭難にりっぱもクソもないかな)

日曜日は、大雨の後と言うこともあり六甲山の岩梯子は避け比較的安全なコースを選んだつもりでした。つもりでしたと言うのは予想外のコースに入ってしまったということなんです。時間はまだ10時頃と言うこともあり悲壮感はありませんでしたが藪漕ぎをしたことに間違いはありません。

かすかに踏み跡はある、マーキングもあるのですがどうも道迷いの感じがするのです。ああでもない、こうでもないと進んで行くと、何とりっぱな小屋に行きついてしまいました。「何じゃこりゃ?」思わず声に出すほどでした。溢れる水が桶の中に落ちており「水場」であるとわかりました。こんなところにこんな小屋があるなんて驚きです。もう一度来たいと言われても迷ってたどり着いたのですからご案内は無理です(笑)

しかし六甲山という山は奥の深い楽しい山だと言うことを改めて知ることとなりました。来年のコースは「六甲山シリーズ」を組むのもたのしいのではないでしうか。

段々と行く山がなくなり、遠くに行くほどに交通費がかかり、車やバスを使うと登山開始時間が遅くなってきます。近場の六甲山も選択肢の中にいれてもいいのではと藪漕ぎをしながら思った次第です。「青春18切符」も大いに活用し楽しい山行を元気なうちにひとつでも多くしたいですね。


[2622] 【2705回 はっはっは〜参った、参った】 2011-11-20 (Sun)

昨日の大雨の被害はありませんでしたか?すごい雨でしたね。私は四貫島まで出かけて戻ると靴の中に水が溜まっていて、ピチピチチャプチャプ状態でした。

そんな大雨の影響で20日「城山から岩梯子」の例会コースは、コース変更となり芦屋から高座の滝を通り、荒地山を経て横池から岡本駅に出るつもりでしたが、またまた「藪漕ぎ」をしちゃいました。怪我の功名ではありませんが藪漕ぎをしたおかげて今迄に行ったことのない、りっぱな水場巡りを2ケ所もしちゃいました。特した気分です。

水場には屋根や椅子やテーブルもあり早めの昼食をのんびりと取ることができました。六甲って奥深いですねぇ。道はあるのですが、一体どこを歩いているのか見当もつかない、子供の迷路遊びのようなドキドキわくわく感もあり、時間も早いことから悲観的にならずに楽しい六甲巡りでした。(笑)

自宅に帰り着いたのが3時30分頃と明るいうちに帰宅となりました。


[2621] 【2704回 大峯・奥駆けこれにて完了〜】 2011-11-18 (Fri)

4月30日から5月7日までの間、吉野から熊野本宮までを歩いてきた中で、どうしても越えることのできなかった「山上が岳」に代えて、稲村が岳に行ってまいりました。併せて、柳の宿から金峯神社までも巡ることで、女性としての奥駈け道コースをすべて完了することができました。今回のコースは仲間の皆様にも達成を見守っていただきゴールすることができました。(後日レポートをアップいたします)

吉野でありながら一泊二日を費やしての登山、どうせ行くならばと盛り沢山のスケジュールではありましたが無事に下山することができました。

今回の教訓としては「宿は民宿か公共の宿がいいなぁ」という結論に私なりに達しました。少しばかり料金が安いからと飛びついても、何か家の延長もしくはそれ以下の場合があり、むなしくなってしまいます。日頃節約をして小銭を貯めておいて、出かけるときはパァッ〜と有効に使いたいと思いました。お風呂はゆっくりと、食事は美味しく・・・旅の基本ですね。


[2620] 【2703回 女・大峯に行ってきます】 2011-11-16 (Wed)

大峰山は女人結界門があるために、山上が岳に登ることを禁じられている昔の乙女は「女・大峯山」と言われる稲村ヶ岳に登ることで大峯・奥駆け道を完踏したことになるといいます。今回は仲間も一緒に稲村ヶ岳に行ってきます。

11月17日…大峯奥駈道吉野界隈車と徒歩で散策
11月18日…洞川〜法力峠〜山上辻〜稲村ヶ岳・大日岳
       (往復)〜山上辻〜レンゲ辻〜清浄大橋〜洞川

そんなわけで11月17日〜18日お休みをいただきます。
    ♪♪冬が来る前に〜♪♪


[2619] 【2702回 やったね此花署!】 2011-11-16 (Wed)

11月14日、第13回交通安全教育技能コンクール・第一方面区大会が大阪府警本部で開催されました。第一方面区とは大阪府警察64署の中の「大淀・港・西・鶴見・都島・旭・城東・福島・此花・南・天満・曽根崎・東」の13署を言います。

去年、近畿大会で優勝した此花署の婦警さんと私は永久に出場することができないシステムですので、他のメンバーで練習を積み出場することとなりました。私達は応援席から熱く見守りました。午後1時00分、闘いのファンファーレは鳴り、各警察署も一生懸命熱演され、出場者たちの鼓動が応援席まで聞こえて来そうです。途中トイレに立った方からの情報によると「去年はヘリコプターが出たよなぁ」と連れションしながら話題になっていたと小耳にはさみました。(覚えてもらってて光栄です〜)そして、そして私達を指導して下さりその後、ご栄転された此花警察のマスコット「カモちゃん」の生みの親である旧交通課長も休暇を利用して此花席に座り、応援してくださいました。それも・・・私の隣の席だったんです。そしてこの春、ご栄転された本部勤務の「カモママ」も会場をところ狭しと活躍しておられ、娘を見守る母の気持ちの姫がいました。

今回は警察署員1名と地域推進委員でなくても区役所や地域の活動をされている方なら出場できると言う事になり此花からは伝法幼稚園関係者の若い女性が出場となりました。「どうしよう・・・緊張します」私の席に不安げに寄ってきました。「大丈夫、セリフ間違えても堂々と演技しておいで!演じる人が楽しんで演じれば、観客や審査員にも内容が伝わるよ!」と背中を押しました。午後1時きっかりにスタートをし審査発表が午後5時を過ぎていたと思います。

緊張の一瞬です。

司会者の声がしました。「それでは成績発表をいたします。第3位は東警察署。第2位は此花警察署。第1位は曽根崎署」此花の応援席は、どよめきました。「やった〜!府下大会に進出や!」後ろの席から「また此花やて・・」そんな声も漏れてきました。よく頑張りました!。府下大会には第1位と第2位が進出できるのです。11月28日の府下大会に進出し、優勝したら近畿大会へと進めるのです。私達が味わった感動をぜひもう一度と意欲に燃えています。

2年前に私とコンビを組み、惜しくも選外となった婦警さんが今は別の警察署に転勤となり、他方面区から出場し今回の大会で府下大会出場の切符を手にしたと連絡を受けました。ぜひ28日には、此花は勿論、2年前の相棒の応援に行かなくてはなりません!(優勝旗返還に行くけど、またもらって来るぜ〜!)

ところで「交通安全教育技能コンクール」って一体なに?と思われる方もいると思います。高齢者を対象とした交通安全に関連するリーダー研修の発表大会といったところでしょうか。高齢者特有の「車がけぇへんから渡ろうか」や「斜め横断」の心理をわかりやすく説明し、地域へ戻り老人会や区の行事などで多く広報活動をすることを目的としています。一件でも高齢者の交通事故が減少するようにを目的としています。今年は高齢者がテーマでしたが、自転車であったり、こどもであったりと、その都度テーマが与えられ、創意工夫をしながら大会に挑むのです。発表のための大会ではなく、事故防止のための大会なのです。


[2618] 【2701回 ショック・ショック・大ショック】 2011-11-15 (Tue)

「ショック・ショック・大ショック〜」
外出先から戻り、スーパーの買い物袋を玄関先に投げ置き、一目散に3階に駆け上がりました。パソコンの電源を入れ立ち上がる時間も、もどかしく40000回の訪問者様の登録を探しました。カウントはすでに、その時40010回となっています。初恋の人に会う気分で「みんなの広場」「目安箱」を覗いてみましたが・・・だ〜れも登録者なし・・・ショック〜こんなに楽しみにしていましたのに・・・

最近は携帯電話からもアクセスすることが出来たりしますので気づいてなかったのかも知れません。またいたずらメールの書き込みもあり常に削除をしているのですが、登録がないと言うことは、ひょっとしてそれが該当しているのかも知れません。大切な記念のカウントが・・・・

さらなる「50000回」には別の方法で必ず私に伝わる方法を工夫したいと思います。せっかくの記念日・・・泡の如く消えちゃいました〜

ところで私にとって「初恋の人」って誰だったのかと考えてみました。遠い遠い昔のことですが同級生たちは同じ青鼻を垂らしていて初恋の対象にはならずですし強いて言えば担任の先生だったかも知れません。淡い〜思いは、そういえばありましたね。名前は忘れましたがバイオリンを教えてあげると言う担任がいて貧乏だったにも関わらずバイオリンを買ってもらい練習に励んだことがあります。しかしその先生が転勤するとバイオリンはホコリをかぶってしまいました。それを見た姉がバイオリンがかわいそうだと言い、中村交響楽団(中村高校ОB)に入部した次第です・・・ハハハ

はっきりとした恋心は、今も気になる83歳になる四万十市に住む恩師だと思っています。恩師は褒め上手で生徒のわずかばかりの能力を大きく褒めて下さり、褒めてもらえるから頑張る、頑張るから成果が出るの繰り返しでした。今日あたり恩師の声を聞いてみたいなぁ。電話をしようっと!


[2617] 【2700回 おもろいアンケート】 2011-11-14 (Mon)

テレビを見ていたら、くだらないけど面白いアンケート結果を目にしました。妻が夫に隠していることは何ですかと既婚女性にアンケートを取ったところ下記の結果が出たと伝えていました。

第10位・毎日昼寝をしている
第 9位・隠れてお菓子を食べている
第 8位・脱毛している
第 7位・愛が無い
第 6位・借金がある
第 5位・本当の体重
第 4位・浮気
第 3位・過去の遍歴
第 2位・内緒の買い物
第 1位・へそくりがある
番外  ・遺産が入った、浮気の証拠を握っている。

笑える回答や、リアルな回答もありますが今夜にでも、ご夫婦で、どれが該当しているを話し合って、愛を確かめ合ってはいかがでしょうか?

まっ! 奥様が旦那様にヤキモチをやくのは「男性として現役」であるかどうかだと思います(笑)前立腺癌で逝った私の義兄がよく口にしていた言葉があります。「男の人生には3段階がある。第1段階は男としての現役である事、第2段階は男としての現役は引退したが話術で楽しむ事ができる、第3段階は小便機能のみになった時」とうまいこと言っていました。奥様は、糸の切れた凧のように夜遊び俳諧を繰り返す旦那様であっても第1段階を卒業していれば「どうぞご自由に!」とやんちゃな子供を見守る母親の体制になれるのだと思います。(男性諸君!反論がありますか〜?)

しかし夫婦でも異性の友達でも第3段階になってから、本当の愛が芽生えてくるように思っていますが・・・。ど〜や?


[2616] 【2699回 まもなく 40000回】 2011-11-12 (Sat)

11月12日午後6時の段階で「ひめのおうち」の訪問者数が「39934」となりました。あと2〜3日で「40000回」に達成すると思います。残念ながら「30000回」の時は誰もお名前の登録がありませんでした。

今回アクセス時のカウント数が「40000回」の方は、表紙にスズメがパタパタと羽根を広げて飛んでいます。そこをクリックしてメールアドレスを書き込んでくださるか、「みんなの広場」に「達成者は私です」とご記入下さい。素敵なプレゼントを用意させていただきます。アッと言う間の40000回達成です。うれしいですね。(但し同じ日に何度アクセスされてもカウント数は1回しか読み込みできません)

カウント大好きのわたくしにとって知らない記念日が2つあります。それは私の両親の誕生日です。昭和23年代の田舎暮らしの私にとって両親の誕生日どころか自分の誕生日すら祝った記憶がありません。「正月になったら、ひとつ年をとる」そんな感じで同級生みんな一斉に元旦の朝、誕生日を迎える感じでしたので誕生日を祝ってもらえなくても寂しい気持ちはありませんでした。まして両親の誕生日に記念品を贈るなんてこともありませんでした。私が知っている両親の誕生日は「祥月命日」なんです。

それだからこそ、いま祝える、祝ってもらえることに幸せを感じるのです。奇しくも11月12日は長男41歳の誕生日でした。そして結婚10周年を迎えた嫁に感謝の意を表しました。嫁からすぐ返信メールが届き『晴れてパパの41歳バースデーと結婚10周年を迎えることができました。いつも暖かい目で私達を見守り下さりありがとうございます。これからもよろしくお願いします。』・・・うれしかったです。

40000回目の訪問者と喜びを分かち合える日があと2日〜3日でやってきます。ワクワクします・・・どなたなのでしょうか?頑張ってアクセスして下さいね〜




[2615] 【2698回 親子水入らず】 2011-11-12 (Sat)

西宮名塩に住む、ももちゃんパパが「泊りに行くよ」と、メールをくれました。「えっ何かあったのかな?」と一瞬、心配をしましたが深い意味はなく親孝行の一環としてのお泊りらしく、安堵の思いで帰宅を待ちました。外にご馳走を食べに出かけてもとも思いましたが「おかんの味」も捨てたものではなく(自分で言うかなぁ〜)息子の好物を用意しました。ポチは鍋でもしたらどやと言いますが鍋は料理とは言わんでしょ?

思い起こせば9年前、「結婚するから」と宣言され、結婚したら「子供ができた」その次は「家を買う」かと思ったら「広島に転勤や」と話題には事欠かずの息子でした。先日トンネルウオークの日、名塩駅で偶然出会った子供たちを抱きかかえる息子を見て「人の子の親なんやなぁ」としみじみ感じました。広島転勤時は週末に帰ってはくるものの休日を終え、広島に行く時間になると、かず君は「パパ行かんといて〜!」と泣き、それではと寝静まってから出発したら、夜中に起きて泣き、ママを困らせたと聞きます。ももちゃんは布団の中で寂しさをこらえて泣いていたそうです。「父さん元気で留守がいい」と言う言葉は、思春期を過ぎた子供たちが言う言葉で、幼年期は、単身赴任ではなくて、やはりパパもママも一緒に暮らしてほしいですね。

3人の子供を大きくするのは大変で、親になってはじめて「おかん」の苦労がわかると話してくれました。仕事の事、親族の事、そして老いてゆく私達親の事などを夜の更けるのを忘れて話し込んでいました。「もう寝よか?」と、それぞれの部屋に入ったのは零時を過ぎていたのではないでしょうか?

土曜日だというのに今日も仕事の様子で朝食を済ますと出かけていきました。ポチ親父とは照れくさいのか、歯車が噛み合わないのか、酔っているからか、必要最小限の言葉を交わしベットに入りました。(笑)

嫁いだ娘(あるいは別所帯の息子)がひとりで実家に帰ってきたらみなさんドキドキします?我が息子なのに緊張しました。ハハハ・・「忘年会シーズンに、また来るから」そう言い置いて、着替え一式お預かりとなりました。(我が家はシティホテルか?)


[2614] 【2697回 ミステリーツアー】 2011-11-11 (Fri)

カウント大好きの私にとって2011年.11月.11日.11時.11分は記念の日となりました。生存中にこんなにごろ合わせの良い日は訪れないとおもっています(それがどうした!って言われそう・・笑)

納山祭の「ミステリーツアー」も人数が、ほぼ決定しつつあることから第一段階の予約を済ませました。ミステリーツアーの方が夢が膨らむことから、行き先は当日まで未公表とさせていただき「どこなんかなぁ」と楽しんでくださいね。湯快リゾートのシステムは料金も格安のことから繁盛しているらしく、12人ともなると予約が難しく、あっちこっち問い合わせた末、やっと予約することができました。

行先はミステリーとしても、源泉かけ流しの温泉三昧を楽しんでいただけます。旅の目的は「1年を振り返り、更なる親睦を深める」ですので場所についてはあくまでもミステリーとさせて下さい。

近々、ご案内文章を作成し、11月20日の城山から岩梯子コースの例会に於いてお渡しいたします。例会にご欠席の場合は例会終了後郵送させて頂きます。

集合場所は新大阪駅8時45分です。くわしい集合場所はチラシに書いています。

お願い事がひとつあります。ホテルに到着後カラオケルームを借りて「談話室」としたいと考えています。ひとり300円ほどの酒の肴の持ち寄りをお願いしたいと考えています。途中のトイレ休憩時にご購入していただいても結構です。あくまでも「300円」です。何か子供の遠足のおやつみたいで楽しいと思うのは私だけなのでしょうか。何でも結構です。ダブったとしても大丈夫です。

今迄の納山祭生駒のログハウス、京都国際ホテルなどを利用してきましたが今回は湯快リゾートを利用することで「上げ膳据え膳」で、温泉旅行気分を味わうことができそうです。「温泉が目的」の旅は久しぶりなので胸がワクワクします。

キャンセル料が20%もかかりますので、お申込み頂いた方が取り消しをされる場合はキャンセル料を頂くことになつていますので悪しからずご了承くださいね。


[2613] 【2696回 立冬を迎えて】 2011-11-10 (Thu)

今朝は寒さで、はじめて布団から抜け出るのを「いややなぁ」と感じました。11月8日に「立冬」を迎え、この日を境にぐぐ〜んと寒さが増してきました。アルプスも雪化粧便りが届いてきつつあります。登山の際には十分な防寒対策が必要な時期となりました。我が家も模様替えをしなければなりません。まずリビングのテーブルを解体し掘り炬燵に替えるのです。

ポチ不在を狙って(在宅時は何かと作業がはかどらないの!デス)まず椅子4脚を3階のサンルームへ持ってあがります。二人でやれば2回往復で済みますが・・・4回あがったり、降りたりを繰り返し休憩です。次は大きなテーブルをひっくり返し脚を解体します。足の運搬は軽くて簡単でしたが問題は大きくて重たい天板を3階に持ち上げることができるのかどうかです。2階までは何とか大丈夫でしたが3階にあがる途中「あわやっ!」・・もう少しで転落するところでした。しかし登山で鍛えた足がうまくストッパーとなり無事、天板をひとりで収納することができました。狭い階段を二人作業しても、「ああだの、こうだの」と能率が悪く最終的には険悪なムードになるのが常なんです。今日は体力は使いますが思い通りに作業が進んで快適です。

大掃除に近い掃除を済ませ掘り炬燵をだしました。SОSが必要な場面が何度もありましたが「なにくそっ!」と歯を食いしばり頑張りました。これで寒さ対応万全です(笑)大仕事を終えて腕はパンパン!脱臼の古傷が痛みます。腰もだるくシャキッとしなかったのですがお風呂に入ると回復しました。

大峯・奥駆け道の苦しさを思い出すと、大概の事は頑張れると思っています。修験道の険しい地蔵岳を通過時「落ちたら死ぬ」と恐怖に怯えながら岩場を通過したことがあります。2階から3階へ移動する階段途中で、テーブルの天板を落としそうになったとき、思わずあの場面を思い出し、火事場の馬鹿力を出してしまいました。落ちていれば天板の下敷きになり確実に頭部打撲・手足骨折だったと思います。こわっ〜!

来年はポチ在宅時に模様替えをすることにします。但し、口にガムテープを貼りマスクをさせ無言の作業をするのなら・・・ですがネ。


[2612] 【2695回 誠意ある対応】 2011-11-09 (Wed)

過日、サーモス株式会社の魔法瓶(FEK-800型)の不具合を調査してもらうために購入した店に行きました。魔法瓶の外側が高温になり肝心の中身が保温不良なのです。お店側の対応は「メーカーに出しますので1ケ月待って下さい」とのことでした。その期限は11月17日だったのですが、10日も早く回答が来たとのことで好日山荘を訪れました。

新潟県燕市にあるサーモス株式会社さんが「原因調査報告書」として調査方法ならびに調査結果からの考案などが詳しく明記されており最終的には「新品と交換」という結果になったとの説明書を現品に付けて頂きました。

購入月日も明確で毎日使用したとしても1年経過していないので調査の結果「新品と交換」となりました。この魔法瓶は保温性に優れており雪の中であっても、お昼には熱湯状態のままで、おいしいスープや紅茶を飲むことができます。価格は案外と高価で8000円ほどしたと思います。大切に使っていたのですが外側が熱くなるのは危険です。

素早いクレーム対応に、ふと昔勤めていた会社のクレームを思い出しました。何千万円もする機械のクレームは製造メーカーとしては真っ青になり営業も技術も原因究明に全力を尽くします。何千万円もする機械ですので「新品と交換」なんてわけにはいきません。ああでもないこうでもないと手を施すのですが原因が判明しない場合がありクレーム処理費が大きく利益に食い込み、結果は社員の賞与に響いて何度泣いたことでしょう。JR事故ではありませんが起きた事故は真摯に受け止め、その後の誠意ある対応がなされているかどうかで次に繋がります。

私はクレーマーではありませんが、魔法瓶を落下させたり、粗末に扱っていたのなら自らが新品を購入します。しかし原因がわからないまま、突然魔法瓶の外側が高温になったからと言う理由で買い替えるのは納得がいかないのです。

納期より10日も早い処理のおかげで、今から寒い時期を迎え、サーモスの保温されたお湯で紅茶やスープを頂くことができます。購入するときは高価だなぁとためらいましたが、良い製品との出合いに喜びを感じています。

(ワンポイント)
魔法瓶にお湯を注ぐ時は、あらかじめ予熱で温めておいてから熱湯を注ぎ、タオルや着替えの衣類などに巻いてリュックの中に入れておくと保温状態を長く保つことができます。リュックの外側ポケットにいれておくと、いくら保温性がよくても冷めやすいですよ。


[2611] 【2694回 帰りたくな〜い!】 2011-11-08 (Tue)

6日の日曜日の昼下がり、ももちゃん一家(パパ抜き)がやってきました。エステマ・ワゴン車をママが運転し、後部座席には3人の子供たち・・いままではペーパードライバーだったママも西宮名塩に引っ越しをしたら、買い物や幼稚園の送迎等の必要に迫られて乗り始めました。ぎこちなかった運転も今ではス〜イスイ〜!
爺ちゃんより上手になっていたのには驚きました。「母は強し」ですね。

婆ちゃんたちが名塩の家に行く機会が多く、夏休みに婆ちゃんちに来て以来のためか、到着と同時に2階にかけあがり、おもちゃや、すべり台、ジャングルジムとテンデバラバラに遊び始めました。1歳6ケ月の航大くんも、お姉ちゃん、お兄ちゃんに鍛えられていると見えてたくましいものです。少々のことでは泣いたりしません。少し言葉も覚え始めています。大人の1年6ケ月は老いていくばかりですが子供の成長は倍の速さで時間が進んでいるように思えたりします。

「さぁもう5時が来るから帰ろうか」とママが子供たちに促すと、4歳の和慶くんが畳に平伏して泣き始めました。「どうしたの?」と聞くと「帰りたくな〜い」と言います。「明日は幼稚園があるからダメ」「幼稚園は、お休みする〜帰りたくない!」ママと和慶君の会話を聞きながら、婆ちゃんとしては、どうしたものかとオロオロするばかりです。

「また今度ね」と言うと、では何時の日なのかと泣きながら聞きます。子供には「またね」とか「またいつか」とかのあいまいな返事には納得しないみたいです。トホホ・・・

婆ちゃんちに来た早々に「帰りた〜い」と泣かれるよりも「帰りたくな〜い」と言ってもらえる方が姫婆としては幸せなんですよね。そんなももちゃんとかずくんは七五三を迎えます。大きな病気もせずにすくすくと育っていることに感謝しています。

●「七つ誉め、五つ教えて、三つ叱る」
欠点ばかり注意しては自信を失ってしまいます。逆に手放しで何でも誉めて育てるというのもよくないので七つ誉め、五つ教えて、三つ叱るを念頭において上手な子育てをしてもらいたいと願っています。


[2610] 【2693回 ふたつのお誘い】 2011-11-07 (Mon)

今年の行事も残すところわずかとなりました。会員の皆様の行きたい山はどこなのかと試行錯誤しながら山を決め、2011年も幕を下ろそうとしています。本当の山登りの楽しみを味わうため登山者が混雑する時期を限りなく避けてきました。花の時期を避け、紅葉の時期を避け・・・(笑)特に山小屋はシーズンオフの利用がベストです。しかし最近では、毎日日曜日の中高年の登山者が多くなり平日でもかなり込み合うことが多くなってきました。だ・か・ら・混雑の時期を外すのです。小屋泊まりで1枚の布団に2人なんてこともざらにあります。そんな時はテント泊がいいですね。

さてさて突然のご案内ではありますがふたつのお誘いをしたいと思います。

その@
11月17日から18日を利用して大峯奥駈道吉野界隈を車と徒歩で散策しその夜は天川川合ユースホステルで宿泊。翌朝に洞川から山上辻を経て稲村ヶ岳・大日岳を往復するコースです。車を利用しますので人数に限りがありますが出かけてみませんか?(宿泊先にはタオル、浴衣、洗面道具の用意はありません)

そのA
もうひとつは納山祭のお誘いです。先日トンネルウオークの際に「湯快リゾートもええんとちゃうか?」と参加者の方から提案をいただきました。「そりゃあエエなぁ」という事になりまして早速ホームページ上に、ご案内をアップさせていただきました。今までは生駒山のログハウス、京都国際ホテルなどを利用していましたが「たまには上げ膳据え膳がええ」という意見を尊重し、いま流行りの湯快リゾートを予定したのです。行先はどこやと聞かれそうですが参加人数が決まらなければ申込みができないのです。行先はミステリーとして、会の目的である「親睦」が満足できるように努力いたします。
日程は12月18日〜19日、中国、北陸、東海、南紀のいずれかで、申し込み終了時空きのある 湯快リゾートホテルを予約します。山には登りません。

特に湯快リゾートについては1日も早く予約をしたいのです。スケジュールを調整して頂き、ぜひご参加頂けたらと思います。「山には登りません」


[2609] 【2692回 JR神戸線立花駅で人身事故ダイヤに乱れ 】 2011-11-06 (Sun)

武田尾駅で遭遇した事故の様子が新聞紙上で見つけることができませんでした。インターネットで調べてみると神戸新聞の記事に掲載されていました。昨日あの場にいた仲間のために転記しておきますね。

『5日午前11時すぎ、尼崎市 立花町1、JR神戸線立花駅構内で、男性が西明石発松井山手行き普通電車と接触した。尼崎北署などによると、運転士が、ホームから飛び降りた男性に気付き、非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。市内の32歳男性とみられ、病院に搬送されたが、容体についての情報は入ってないという。JR西日本によると、同日正午現在、JR神戸線を中心に運休や遅れが出ており、私鉄などで振り替え輸送している。』

起きた事故は防げないにしても、その後の対応のまずさはJRの特技としか言いようがありません。ましてや無人駅には緊急対策として駅員の配置が必要だと思いますした。事故発生から1時間も経過しているのに、乗客を、ただ待たすだけでは納得がいきません。

その日の雨の夜、食事を終えて阪神電車の駅に向かう途中、店を出る時に、傘を取り間違えたことに気が付きました。見ると自分が持参した傘よりも高級品(へへへ)もう駅は目の前だし、このまま交換しちゃえ〜と悪魔の囁きがありましたが、よ〜く見ると柄の部分に名前シールが貼ってあり、大切に使っている方だと想像できました。これは引き返すしかないと思い、また店に戻り、古びてはいますが愛着のある自分の傘と取り換え戻ってきました。

「持ち物に名前を!」宿泊登山の時にいつも言う言葉なのですが、山小屋での合羽やスパッツなどの取り違えはよくあります。自分がわかるように名前は書いてはいるのですが、傘の話のように先に間違えてしまわれると始末が悪いです。立山・新穂高縦走時の三俣山荘での出来事です。「合羽のズボンがありません!」と受付に駆け込む男性がいました。山小屋の人と一緒に探してもらいましたが出てきません。その日に限って雨で待機中の登山客で小屋は満員状態でした。夕方の話なので出発した人はいないはずです。大きな声で「合羽を取り違えていませんか?ご自分の合羽を調べてもらえませんか?」と聞いてまわり、間違えて仕舞っていた男性に行きつきホッとされたことがありました。

夜行バスで白馬岳登山に行く途中のことです。バスが登山口に到着時「網棚のバックにいれたはずのメガネがない!」と言うこともありました。バスの中はせいぜい40人足らずでメガネを無くした人の周囲の方達に「ひょっとして暗闇での事ですので、間違えているかも知れません。調べてもらえませんか?」マイクを片手にお願いをしたことがあります。しかし「我れ関せず」の人が多く、その近くの人達は探そうともしてくれませんでした。「失礼します!」そう言いながら周辺の荷物を探していたら、やっぱり・・・他の人の荷物の中に紛れていたこともありました。

登山靴も間違えやすく、我々は靴を脱ぐ時は、靴敷きを持ち上げて「乾かす&間違われない」方法をとっています。靴用名札も持ち歩いています。合羽にも使えるし便利です。自分だけにわかる小さな名前でなく人が間違って持ち帰らない様に工夫することも大事かと思います。

クライミングのギアには自分専用のテープをそれぞれが工夫をして巻いています。誰がどこで使っても終了時にシートの上に置けば最終必ず自分の手元に戻る方法を取っています。目印テープは仲間内には適用できますが不特定多数の山小屋では通用しません。ぜひ大切な自分の道具や衣類を取り間違えられないように、今一度、工夫をされてはいかがでしょうか?


[2608] 【2691回 廃線ウオーク】 2011-11-05 (Sat)

紅葉には少し早いものの、武庫川越しに遠くにかすむ山々の、かすかな紅葉や土の感触、枕木の感触を楽しみました。久しぶりの平地歩きで距離も短かったのですが、トンネル毎に説明を加え楽しいウオークでした。

午前11時15分には、何と武田尾駅にゴールしちゃいました。小さな雨がポツポツしていたため武田尾駅のテーブルを利用して昼食を済ませました。早すぎる解散ではありましたが「たまにはエエか〜!」さあ電車に乗り込もうとホームに上がると立花駅で人身事故が発生し、福知山線にまで影響し、電車が停まっていました。

さぁ大変!スタート地点まで戻ろうかとの提案に、誰も返事がありません(笑)武田尾駅は無人駅のためインターホンで三田駅と何度も交渉を重ね体力を使い果たしました。人身事故だから仕方がないとしても、もっとテキパキとした対応のできる人を窓口にだしてもらわないと苛立ちばかり増してきます。12時46分には電車が来るという約束を取り付け何とか戻ってくることができました。

トンネルウオークはJR事故のおまけつきではありましたが久しぶりに神経の張りつめない気楽な例会でした。


[2607] 【2690回 青少年健全育成講演会】 2011-11-04 (Fri)

「青少年健全育成講演会」のセミナーがあり参加してきました。講演テーマは「いのちをつなぐ言葉の力・東日本震災を乗り越えて」でした。

14時30分からの開催だったので14時10分ほどに行くと、もう主催者の挨拶が始まっていました。アレッっと思い届いた案内状を確認しましたが14時30分からと書かれています。担当の人に見せると「あっちゃ〜間違えている!もう始まっています」

講師には宮城県名取市に住む作家「大沼えり子さん」。東北で受けた震災の様子を、なまなましく話しておられましたが擬音(ギャー・パシャッー・ウワーッ等)が多く、少し伝わりにくかったです。親からの虐待を受けた子供たちが少年院を退院するときに身元引受人がおらず、「ロージーベル」と言う認定特定非営利活動法人なる施設を作り少年たちの厚生支援をしているということでした。

また支援の手が届いている場所と、届いていない場所があり、まだまだ支援が必要だと熱く訴えておられました。

一度「問題有り」のレッテルを貼られてしまうと、罪を償い更生しようとする少年や成人がいても世間はなかなか受け入れてくれるまでに時間がかかります。その間に再び問題を起こして逆戻りと言ったことも多々あります。寛大な気持ちで雇い入れてくれれば更生率も高くなると思うのですが就労支援は難しい問題です。


[2606] 【2689回 思い出のアルバム】 2011-11-03 (Thu)

7月の「後立山連峰・爺ケ岳〜鹿島槍〜八峰キレット〜五竜・唐松・八方尾根」のアルバムが完成しました。ページ数もいつもの倍ほどもあり圧巻です。八峰キレット通過時の写真を見て、よくまぁこんな危険な個所を無事に通過したものかと感心させられます。今、写真を見ながら振り返るとゾッとするシーンも多いです。「たった三冊」の写真集につき少し値段も高いですが手間と構成の時間を考えると値打ちのあるアルバムです。大きさも厚みも倍以上あります。

3年前のアルバムを出して見ると「若いねっ」思わず、ひとりでつぶやいてしまいました。が、現在写真に写る姿勢と言うかフォームなどは確実に現在の方が「山姥」に見えます。山に登れなくなった暁には、この雄姿を見て若かりし頃をなつかしく振り返ることでしょう(笑)

最近は写真もプリント保存をしなくなり、パソコンやメディアで保存することが多くなってきましたが、思い出のアルバムがあればいつでもどこでも開いて絵本感覚でみることができます。お泊りに来た孫たちにも「ほらね!すごいでしょ!」とアルバムを見せることができます。どの山を見ても「あのお山は婆ちゃんのお山」と言う4歳の孫にぜひこのアルバムを見せてやりたいと思います。

西宮名塩はいま紅葉真っ盛りです。尼子谷交差点から南台にむけての坂道は今が見頃です。今日は幼稚園の行事があり1歳の孫のお留守番役に出かけていましたが、あまりの紅葉の美しさに車を停め、落ち葉ひろいをしてきました。画用紙に色とりどりの紅葉した葉を貼り付け、それぞれ採った子供たちの名前を書いて1枚の壁掛けをつくりました。多分すぐ枯れると思うのですが「拾う・工作する」の過程が大事なのだと思っています。(ドングリだけは家の中に持ち込まないでね!虫が沸くよ〜)


[2605] 【2688回 65歳の誕生日】 2011-11-02 (Wed)

11月2日はポチの65歳の誕生日です。別段、何と言って変わったことはないのですが早朝に忠太郎さんからお祝いメッセージのメールをいただきました。ありがとうございました。何が変わったかと言うと名実ともに「高齢者」のレッテルを張られたことです。(笑)

区役所から介護保険証が送付されたり、まもなく優先座席を「どうぞ」と言って若者に譲ってもらう日も近いことでしょう。私はまだ一度も「どうぞ」と言われたことはありません。(63歳はまだ若いのです)

65歳を機に30リットルのリュックから20リットルのリュックに交換しました。30リットルのリュックに底上げのプチプチをいれずとも、日帰り登山なら小さめのリュックを背負って、最後まで元気に歩きとおす方がよいと思っています。65歳を過ぎると体の故障があちこち見つかります。早めのチェックをして快適な「高齢者生活」を送ってもらいたいと思います。その方が私はどこにでも自由に出かけられるのです。


[2604] 【2687回 片付けの虫】 2011-11-01 (Tue)

どこに出かけても「ツツガムシ、タカサゴキララマダニ、クッツキムシ」等のムシに好かれる私ですが、ここ最近「片付け虫」に取りつかれて、タンスの引き出しや押し入れなどにある不用な物、机の引き出しの書類等、時間を気にせずに夜中まで片付けまくっています。少し異常かも?

「いつか使うかも・・」と大切に取って置いた包装紙やお菓子の箱は、年数が経ちすぎて色あせてきたので、すべて廃却。去年着なかった衣類も襟口や袖口などをチェックして廃却、大事に切り抜いていたスクラップブックも中身を見ないで廃却(見ていたら捨てられない)、今日はあの押し入れ、明日はこの押し入れと、ほぼ整理整頓ができました。

会社に勤めていた頃「仕事のできる人は片付け上手、捨て上手」と、山のように積み上げた書類のある社員の前で唱え続けてきました。山のような書類の整理ができないまま、年末に小包紐で束ねて、倉庫に持ち込む社員もいます。あの紐で束ねられた書類を再び紐解くことは定年までないと思うのに、思い切って捨てられない人もいます。職場の小集団活動ではテーマに「整理整頓」と絵に描いた餅のように唱える人もいますが、きまって机の上は乱雑です。朝の掃除で、机の上を拭くスペースすらありません。

昔、机の中が見事に整理されている男性がいました。フイルム入れのプラスティックケースや名刺入れのケースの底に両面テープを貼り、机の中でガタガタと動かぬように固定し、クリップなどを整理されていました。「そこまで神経質にならんでも・・・」と思うくらい几帳面な人でした。酔っぱらって意識もうろうとしていてもスナックのテーブルの汚れが気になりダスター片手にマイク片手に掃除しながら歌うのです(笑・・ほとんど病気?)

私の机の引き出しも暗闇でも、どこに何があるかわかるくらい整理されていました。「されていました」と過去形なのは、孫たち3人がお泊りに来ると、机の引き出しを開け、クリップはぜ〜んぶつなげてあるし、輪ゴムもみんなつないでいるし、付箋は1枚づつバラバラにされているし、ホッチキスの玉はひとつづつほぐされています。どうも「ままごと」の材料になっているみたいです。お泊りから帰るとまず机の引き出しから整理しないと落ち着きません。おかげで、コマメに整理整頓ができてよかったです(そんなわけないわっ!)

ポチは机の引き出しを最後まで閉めないという困った癖があります。引き出しの真ん中の物を出す時、きれいにたたんでいるにもかかわらず上の物をグチャグチャにするのが得意です。60年間以上の習性はいくら注意しても直りません。姫の虫のいどころが悪いと家の中でも「カンシャクのムシ」が爆発する時もあります。しかし、もうあきらめています・・・

11月に突入を機会に、年末にまとめて片付けるのではなくて1ケ月に一度「普通ゴミの日の前は整理整頓の日」と決めてはいかがでしょうか。出たゴミを翌日には捨てることが出来ますし、小まめに捨てることで家の中が片付きます。「ゴミの落ちていないところにゴミは捨てられない」と同じで整理整頓していれば散らかすわけにはいかなくなるはずです。

「床には物を置かない」これが私の持論です。所定の場所にある物を使い終えたら、その手で、もとに場所に直せば床に置かずともいいのです。いま私は結構ひまをもてあましています。「出張片付け婆や承ります〜!」


[2603] 【2686回 大阪マラソン】 2011-10-31 (Mon)

天気予報は雨かも・・・と言う30日、3万人の参加者が大阪マラソンに参加をし、健脚を競いあいました。みんな思い思いの格好で「第1回大阪マラソン」を楽しむ市民ランナーたち、大阪で初めての大規模な市民参加型マラソンとなる「第1回大阪マラソン」がスタートしました。「大阪府」いや「大阪市」と政治では喧々諤々の府知事と市長も、ぎこちない笑顔でマラソンの日を迎えたことと思います。政治的背景がチラチラしてあまり活気的でなかったと感じるのは私だけかなぁ。二重行政の統合には賛成なのですがお互い相手を中傷しないで政策だけで選挙に臨めないものでしょうか!。

大阪マラソン優勝は招待選手でケニアの28歳の選手で、沿道に集まった観客に拍手で迎えられてゴール。私も応援に行こうとおもっていたんだけどなぁ

大阪城公園前を出発した後、御堂筋を往復し、観光名所の通天閣などを臨むコースの沿道には多くの観客が声援を送りました。参加者は17万2千人の応募から抽選され、一般や車いすなどのマラソンは約2万8千人。8.8qは約2千人で、橋下徹知事も特別枠で挑戦した。どうせなら42.195q走ればええのに!

マラソンもウオークも登山も「参加することに意義がある」のですから完走しなくても充実感は達成したことと思います。「元気でいれば何にだって挑戦できる」のです。


[2602] 【2685回 11月5日例会】 2011-10-30 (Sun)

ハードな山が続いたので、少しゆったりと平地歩きをと11月5日の例会に「旧福知山線廃線ウオーク」をすることにしました。「きつい山はどうも・・・」と思っていたОBの方達とも会えるかなと楽しみにしていました。しかし参加申込を見ても、なかなか参加者の数が増えません。このコースはウオークの会で実施しているからなのでしょうか?我が倶楽部は「山」をテーマにしていますので企画がまずかったのでしょうか?私の提案だけに悩んでいます。

生瀬駅から歩くと長い車道脇を排気ガスをたっぷり吸いながら武庫川渓谷にはいることになります。名塩に行く途中にリュックを背負った多くの人達を見ますが、西宮名塩駅からスタートすると排気ガスを吸わずに済みます。

もともとは蒜山三山の予定でしたが諸般の事情で平地歩きに変更しました。みなさん物足りないのでしょうかね。リーダーが、来年行ってみたい山の提案を呼びかけていましたが、いまのままだと行き詰まり〜です。みなさん、色々忙しいのですね。

私的には六甲山でも大満足です。六甲山にはいろいろなコースがあり、交通費も安いし大好きです。阪急・芦屋川駅にはたくさんの登山者が集合して、六甲山をめざしています。都会からすぐに山に取り付ける最高の場所だと思っています。

雪が積もらない間に「女・大峰」と言われる稲村ケ岳にも行かなくてはと思っています。山上ケ岳に代えて稲村ケ岳に登らないと「完結」とはならないのです。天気がよい日を選んで、寒くならないうちに・・・!


[2601] 【2684回 60歳を超えると病魔が・・・】 2011-10-28 (Fri)

芸能人の武田鉄矢さん(62)が大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)のため今月21日、大動脈弁置換手術を行ったと芸能ニュースで言っていました。ポチも20年ほど前に(大動脈弁閉鎖不全症)のために心臓手術を行いました。人口の弁を体内に埋めるとき医師が言ったという「豚の弁を入れれば術後にワァフアリンなどの薬を飲まなくて済む」「人工の弁だと一生ワァフアリンの薬を飲み続けることになる」とのポチの説明に、どうも合点がいかず再度、医師に問うと、豚の弁だと10年に一度開腹手術をし、弁を取り換えることになるという大事な部分を家族に説明忘れしていたことがありました。

豚の弁だと薬を飲まなくていいかも知れませんが体力は加齢に伴い弱くなっていきます。10年に一度と言うことは50歳、60歳、70歳と手術ばかりしていなければなりません。ポチは一生ワァフアリンを飲み続ける方を選択し無事手術を終えました。それからの人生は神様からもらった「おまけの命」と考え、健常者と同じように山登りやクライミング、沢登りもしてきました。

だから武田鉄也さんに言いたい!「大丈夫ですよ。これからは病気と仲よく付き合えばいい」まっ、ポチはその後もあちこちが故障し続けていますが「おまけの命」と考えれば生きていることが感謝なのです。少々の病気では驚かなくなっています。早期発見が何より!60歳を過ぎると体のあちこちが故障をする時期にきています。みなさんもどうぞ定期健診をして、早期発見で「ピンピンコロリ」の人生を楽しみましょうね。




[2600] 【2683回 この秋一番の冷え込み】 2011-10-27 (Thu)

まだ毛布を着ずに過ごしているのですが今朝の寒かったこと!、ブルっ!てきましたね。こんな時、風邪をひくのです。私の咳もまだ続いており、追加の風邪薬を処方してもらいました。みなさんも気を付けて下さいね。もうすでに引いてしまった人は早く治してくださいね。

空は朝から快晴で、放射冷却もあって、お山もずいぶん、冷え込んだようです。西宮名塩では、とっくに床暖房を入れているそうです。

石鎚山と剣山から同時に霧氷の便りが届きました。石鎚山は霧氷に覆われ冬の装いとなりました。西日本最高峰の石鎚山(1982m)の山頂付近で26日、今シーズン初の霧氷が付き、石鎚神社頂上山荘のスタッフによると、26日の最低気温は氷点下4度。前日夜に吹いた寒風で空気中の水分が、落葉したツツジやカエデ類などの枝先に凍り付いたそうです。

西日本第2の高峰・剣山(1955m)でも26日、初氷と初霧氷が観測され、標高1800m上の山頂周辺は白一色の冬景色に染まったそうです。頂上ヒュッテの庭に置かれたドラム缶には厚さ約1センチの氷が張っていたそうです。

紅葉見物の登山客は一面の銀世界を写真に収めたり足を止めて見入ったりして「初めて霧氷を見た。一足早く冬の訪れを実感できた」と話していたそうです。

私たちは一足お先に赤岳山頂で美しい霧氷や霜柱と出合いました。アルプスに雪が積もると私の技術では登ることができません。(でも・・・堂満ルンゼは行きました)もっとたくさん降って、積もってスノーシューの季節になったらまだ出かけたいと思います。滋賀県高島マキノのメタセコイヤの美しい並木道はいまが紅葉真っ盛りだそうですよ。行きたいね!


[2599] 【2682回 献 体】 2011-10-26 (Wed)

区役所から新しい国民健康保険証が送付されてきました。その中に「献体を希望するかしないか」を選択する項目がありました。私が迷っていると、ポチが「オレは献体をする」とさっさと丸印をいれてしまいました。「ちょつと待って〜ポチの献体ってどこが使えるの?」
●頭はあのおとぼけだし
●目は白内障と網膜剥離だし
●鼻は蓄膿系だし
●口の中は・・・サスケ先生が知っている〜!
●心臓は人工弁使用だし
●腎臓はポンコツやし
●肝臓と膵臓は・・・きっと不良だよ〜
●胃腸は弱いし
●あそこは前立腺だし
●足は山登りに対応できないし
●手は不器用だし
使うとこないわと思っていたら、ありました。ありました。痔にだけはなったことがなくて健康でした。ハハハ・・痔の献体って聞いたことありませんよね。

冗談を並べましたが献体に向くか向かないかは医師団がきめることで「献体を希望する」と言ってくれる人がいないと医学の発展は思うように進まないのでしょうね。私も「献体希望」って丸印をしましたが、さてさて使ってもらえる臓器はあるのでしょうか・・・献血もそうですが、国民の善意が病気で苦しむ人達の役に立つのです。悲しいことに私の血は比重が軽いとかで献血の対象にならずと言われてしまいました。献血のバスを見ると「誰か献血よろしくお願いします」って思っています。


[2598] 【2681回 幅3メートル未満の歩道、自転車通行原則ダメ 】 2011-10-26 (Wed)

「幅3メートル未満の歩道、自転車通行原則ダメ 警察庁規制強化」

微力ながら交通安全運動のボランティアに参加している身として関心のある記事を目にしました。26日産経新聞より抜粋しました。

『自転車の交通マナーの向上をめざすため、警察庁は25日、自転車交通秩序の総合対策をまとめた。歩道での歩行者の安全を確保するため、これまでは原則として「幅2メートル以上の歩道」で認めてきた自転車の通行を、「幅3メートル以上の歩道」に見直すことが最大の柱。原則として自転車を車道に走らせることで、歩行者との分離を図る』

利用者には、わかっていることですが、自転車は「車両」扱いです。「原則として車道を走る」「歩道は歩行者優先」といった原則をもういちど利用者である私達が再認識をしなければなりません。自転車保険をかけていますか?。自転車と歩行者の接触事故で死亡事故も発生しています。また放置自転車の撤去費用が年間1億円を超すそうです。ならば、もっと無料の自転車置き場を作り、車いすが不自由なく通過できるように有効な税金の使い方をお願いしたいです。

阪神電車の淀川駅は以前は放置自転車が悩みの種でした。しかし有料の自転車置き場を作った後は、1時間の利用は無料というシステムも手伝ってか1台の放置自転車もなくなりました。ゴミの落ちてないところにゴミは捨てにくいのと同じ心理で秩序を乱す人がいなければ快適な駅前となります。
 
悪質で危険な交通違反については積極的に検挙するなど取り締まりも強化する。指導警告票(イエローカード)や交通切符(赤切符)の交付なども実施することになりました。

歩行者に「どけ!どけ!」と言わんばかりに自転車のベルをチリリン、チリリンと鳴らすのはやめて欲しいと思います。自転車も歩行者もお互いを思いやる心でね。


[2597] 【2680回 ミステリー研修会に行ってきました】 2011-10-25 (Tue)

いまにも雨が降り出しそうな、雲行きのあやしい25日、行先を知らずに参加した研修会は貸切バスのドアを閉め、湾岸線を走り天保山大橋を渡り奈良方面に走り出しました。ん?鹿見物かな?

М部会長のあいさつ、警察関係者のあいさつが済み、初参加の方の自己紹介を終え、ほんわかと和やかなムードになりました。隣の席には昔私が勤めていた会社の後輩が座っていて、山のように積もった話に花が咲きました。3年の間にずいぶんたくましくなっているのにうれしく思いました。

月ヶ瀬、笠置方面に走り上野PAでトイレ休憩、偶然にも隣に泊まったバス会社も犬のマークで大阪市立野田中学校と書いています。修学旅行か遠足かな?おまけに老人会の方達がトイレのドアの真ん前に並び(ちゃう、ちゃう入り口のラインで並ぶんやで〜まっええか)平日だからか老人会の貸切バスが目立ちます。

鈴鹿山脈を越え、亀山へと。亀山と言えば「ローソク」で有名な町ですよね。高速道路の両サイドには牛舎が立ち並び松坂牛(ステーキではなくて生きた牛)が飼われていました。伊勢道へとバスは走り・・・もうおわかりですよね。本日の行先は「お伊勢さん」だったのです。以前ウオークの会で弥次さん喜多さんの恰好で内宮にお詣りして以来です。五十鈴川で手を清め、交通安全祈願をみんなで揃って2礼・2拍手・1礼を済ませました。お賽銭は投げないでしたからそっと入れて下さいってガイドに言われ、いままで上から投げていたことを悔やみました。(今後は注意します)

昔は伊勢神宮にはお賽銭箱はなかったのだそうです。なぜならば、遠い道のりを必死に歩き、木賃宿代を使い、伊勢に参るのですから、それだけでご利益があり、お賽銭を入れて願わずともお伊勢さんは願い事を聞いてくれたのだそうです。

お伊勢さんと言えば、おかげ通りにある赤福本店の赤福を食べなくてはとゾロゾロと歩き、赤い毛氈の上に鎮座して美味しく頂きました。その帰り道に、24本骨の傘を見つけ珍しいので買いました(ブログに載せました)1050円・・・安いでしょ?

その後は二見が浦の夫婦岩見学でしたが私は入り口の水槽にいたトドが気に入り、出発まえまでず〜っと眺めていました。「バスが出るぞ〜」あわてて乗りましたが、もっと見ていたかったです。女子サッカーのなでしこジャパンが優勝した後に生まれたから「なでしこちゃん」と命名したトドの赤ちゃん・・・かわいかったです。帰りに珍しい傘をさしたくて、雨を期待したのですが・・・・雨に遭うことなく此花に戻ってきました。


[2596] 【2679回 ミステリー研修会】 2011-10-24 (Mon)

「とにかく参加してもらいたい」日時と集合場所のみを知らせるメールをもらいました。行先がどこにせよ部会の研修会には参加されたしの趣旨は有難く受け止めて、25日、西九条駅高架下に集合することとなりました。私が幹事をしていたとしても「行先がどこであれ参加してほしい」の気持ちは痛いほどわかります。今、どこの企業も経費節減を訴え、窓口担当者の研修会参加などを嫌がります。私の時代は「行ってもいいですか?」ではなく「行かせてもらいます!」と言って出席をしてきました。

異業種交流会には自社にはない人材が多く存在し得るものが大きいのです。そうして大手企業の総務のやり方を盗んで自社に反映したことも多々ありました。此花にはイゲタマークの大手や塗料会社の大手があり、社外への案内文ひとつにしても、チクイチ指導をしてもらえました。ありがたかったです。

でも・・・どこへ行くのでしょうか?問い合わせればすぐわかることなのですが、あえて「ミステリー研修会」を楽しんでいます。東か西か?楽しみは明日の朝、バスの中で判明します。(笑)

退職して、はや3年が経過し、そろそろ卒業時期かなと考えています。参加される会社の担当者も新旧交代しつつある昨今、75歳勇退論を唱えた自分自身が勇退せねばと思っています。「えっ?あんた75歳かいなぁ?」ですって!

私はまだ63歳!(もう63歳ではありませんよ)しかし登山中の写真を見ているとシワの数はめっきり増えました。シワの数をごまかすために、笑って撮るべきか笑わず撮るべきか悩んだ結果、楽しい時は笑って撮ろう!と腹をくくりました。心から笑えるって素晴らしいことですよね。


[2595] 【2678回 横山岳 そのA】 2011-10-23 (Sun)

横山岳(1,132m)の山行を終え、覚えている間にとレポート作成に一日を費やしました。レポートを作成しながら資料に目を通したり、地図を見たりしていると「東峰コースも行ってみたいな」と思ったりしています。横山岳で出会った千葉県のおじさんが「関西にはたくさん山があってうらやましいですね」と言った言葉を思い出して本当に登る山の多さには不自由しないなぁと思っています。(但しアクセスが問題)

滋賀県木之本町にあり琵琶湖の北端に位置する横山岳は、花が多く見られる山として有名。標高1132mの横山岳は、美しい「経の滝」「五銚子の滝」を望む白谷本流コース、ブナの自然林を歩く東尾根コースなど多彩なコースが楽しめます。大きなアザミもあり「鬼アザミ」なんて勝手に名前を付けたりしました。しばらく登ると、椿の実より大きくな実がたくさん落ちていて何だろうと話ていたのですが「栃の実」ではないかと思ったりします。近くに朴葉の葉によく似た葉が落ちていましたので栃の実なのでしょう。栃餅は大好きですが栃の実は渋くてそのまま口にすることはできそうにありません。

参加者の皆様に横山岳の感想をお聞きし、まとめましたが不思議なことに滝の話とか、展望の美しさとか、だ〜れも述べていません。もっとも下山直後で頭の中にあるのは「しんどかった、きつかった」と体の悲鳴をそのまま言葉にしたようです(笑)後日お話を聞けば経ケ滝や五銚子の滝の話が聞けるかもしれませんね。

滝から出る水しぶきこそマイナスイオンをたくさん含んでいるのです。滝のそばで昼食をとりましたが、みなさんたくさんのマイナスイオンをもらったことと思います。修行僧が「滝行」をした形跡も残っていました。

私たちは今回は通らなかったのですが東峰コースもありブナ林の中を下ってくるコースもあったようです。機会があればまた訪れてみたいと思います(昨日はお留守番しますと言いましたが1日経過すると考えが変わりました)横山岳は変化に富んだ、少しハイレベルな体力の持ち主を待っているようです。


[2594] 【2677回 横山岳はレベルの高い最高の山】 2011-10-22 (Sat)

日本全国「雨」の中、今度こそと言う熱い思いで横山岳登山のために、午前6時20分に自宅を出発しました。オリオン号が一足先に北陸自動車道「神田PA」に到着し、その時はパラパラと雨が降っていました。ところがどうでしょう!目的地の登山口に到着したら雨は上がり、薄日が差していました。「ラッキー!」

もし雨が降っていたら横山岳登山は途中で中断せざるを得ませんでした。それほどに厳しい登山道でした。渡渉を何度も繰り返し、岩場もあり、急登で濡れていたらずるずると滑っていたと思います。千葉県から来たという男性と私たちだけの登山者でしたが、展望のよい場所からは琵琶湖も余呉湖も頂上からは白山もみえました。

登山終了後はオリオンさんチョイスの薬草風呂(豪華で、しかも500円)私たちが出たころには「本日の営業は終了」の看板がでていました。あと30分遅く来れば入浴できないところでした。よかった〜!

登山の後はやっぱり汗を流して帰りたいですね。但し車での場合ですが。電車やバスだと時間が気になり、ゆっくり入れませんでしょ。オリオンさんの「手応えのある横山岳」の表現がすべてを語っている様でした。これから行かれる方は、覚悟をしていった方が良いですよ(笑)天気さえよければ問題はないかと思いますが雨だと色々大変な山でした。しかし変化に富んだ、飽きないコースで私は好きです。(もう一度行きますか?と聞かれればお留守番しておきま〜す!)


[2593] 【2676回 75歳・勇退制度】 2011-10-21 (Fri)

「ボランティア75歳・勇退制度のススメ」

区民あげての各種イベント等で、壇上に座る名士の方々の顔ぶれを見ていると(老人会は別として)「そろそろ勇退してはいかが?」と思う方たちが少なくありません。ウオーキングの会に於いても、地域の団体に於いても、75歳を過ぎた方たちがスタッフをされています。私の所属する保護司会は会長職であっても「75歳定年制」を敷き、次期会長となられる副会長職の方と重複任務をこなしながら、いさぎよい交代をされています。本来は70歳でもいいのでは思いますが平均年齢が延びて、元気なお年寄りが多い現在では「75歳勇退」が、ころあいかなと思ったりします。

まずは免許証の更新から「75歳卒業」を目指してはいかがでしょうか。高齢者の事故が多いと言うわりには、本人任せで、なかなか徹底することができません。「パスポート更新の時の身分証がわり」という高齢者もいます。「せっかく取得したのだから」と言う人もいます。また「農作業などでどうしてもいる」と言う実用的な人もいます。踏み切れない理由がここにあるのかも知れません。思い切って「免許証取得期間は18歳から75歳」と法律で決めてしまえば、高齢者が引き起こす事故がググ〜ンと減ります。

四万十市に住む私の従兄弟(80歳は過ぎていると思う)が「息子に免許証を取り上げられて、どこにも出かけられん。何とか言うてくれ!」と訪問した私をつかまえて哀願します。息子は「じいさんはボケも始まり、事故ばっかり起こしておちおち畑にも出かけられん」とのことでした。なるほど〜「おんちゃん!老いては子に従えやで〜行きたいところは連れてったる言うてるしな、もう運転はやめとき。」そう説得したことがあります。

田舎では一人一台軽トラや乗用車があり、年寄にとって車は「便利な足」なのです。息子は「危ないから乗るな」と言っても、車が遊んでいたら、ついつい乗って出かけるため、とうとう免許証を取り上げてしまったのだと腹巻の中から親父の免許証を出して見せてくれました。このボケ老人・・(笑)幸いなのは不携帯では絶対乗らないのだそうです。偉い!

ウオークの世界も75歳を過ぎたら、早く会長職やスタッフを退いてあげてはいかがですか(大きなお世話かもしれませんが、高齢のスタッフにスタッフをつけているのを見ると人間は、引き際が肝心だと思ってしまいます)山岳会も同じく「長老」と崇められて気をよくしていますが、技術も進歩しており、若い方たちの学んできた技術を認めつつ新旧交代が必要だと思っています。スタッフによって指導方針が違うと指導を受ける方は、戸惑っちゃいます。「会の指導方針は統一」が必要です。

地域の役員さんも若い者に地域歴史を伝達しながら「ご勇退」をされてはいかがですか。演壇上で、高齢者特有のうつらうつらと居眠りを始めたら、周りも肩たたきが必要ではないでしょうか。「75歳」・・・引き際には、いい年齢だと思います。登山途中でアクシデント等で引き返す「勇気ある撤退」かもしれませんね。


[2592] 【2675回 我が家にキツネが・・・】 2011-10-20 (Thu)

「コン・コン・コ〜ン」我が家にキツネがやってきました。「ゼェ・ゼェ・ゼェ」ゼンソクオバケもつれて来たようです。退治用の「PL」や「ツムラ19」等を使って追い出しにかかりました。でもどうしても退治できません。仕方がないので町医者にかかり処方箋をだしてもらいました。昔懐かしいチョコレート色した子供みたいな水薬もあります。一晩寝たらキツネさんもゼンソクオバケも、どこか遠くに行ってしまいました・・・トサ!

姫が風を引き、書き込みもしないで昨日はダウンしていました。鬼のかく乱とでもいいましょうか。久々の風邪ひきです。寝込んでみると健康の有難さが身にしみます。風邪ごときでと言われるかも知れませんが風邪は万病のもとと言います。楽しく山に登れるのも健康だからこそが基本です。

富士山の様に高く積まれた札束(我が家には無縁)があったとしても、元気でなければうれしくありません。わずかな蓄えを崩して使う山登りは後悔が残りません。そして次なる山登りのためにチマチマと蓄え始める(笑)

この頃新聞のチラシに登山のツアーが織り込まれています。行ってみたい山もありますが脳裏に浮かぶのは「トムラウシ遭難事故」で、参加者の体力や技能を把握していないツアーガイドさんは大変なんだろうなあと思ってしまいます。仲間たちと一緒に里山歩きをする中で「この人は登りは大丈夫だけど下りは注意」とか「前を歩かすと暴走するから真ん中」とか「岩場が苦手」等々、自分の弱点を理解しあってパーティを組むとアルプスなど3000m級の山々であっても、うまくフォローし合えると思います。

いま、我が家のポチは「平地歩きを3回するのであれば、1回でよいから山歩きをする方が効果あるよ」という姫アドバイザーの助言を快く聞き入れて、ヨットハーバーまでの平地歩きから芦屋ロックガーデンコースに切り替えました。日々努力をする姿は、見ていても心地よいもので、来年の瑞牆山と金峰山(鬼が笑うかもね〜!)にむけての努力がはじまったようです。(持続することを祈ります)


[2591] 【2674回 日本一の山・富士山】 2011-10-18 (Tue)

日本一のお山・富士山の遭難者数は、静岡側と山梨側で大きな差があるとの事です。

「山ガール」や「パワースポット」のブームも加わり、訪れる人が絶えない富士山(標高3776メートル)。登山道も整備され登りやすいイメージですが、あなどるなかれ!昨夏は警察に届け出のあった遭難者数が過去最多を記録しました。静岡側46人に対し、山梨側は3人。山梨側の方が入山者が多いのに、なぜなのでしょうか?

富士山の登山ルートは4つ。
@山梨側は富士吉田登山道
A静岡側は富士宮
B静岡側の須走
C静岡側の御殿場

1番人気は、山梨側の富士吉田道で、大半の人が富士スバルラインの終点・5合目からスタートします。標高約2300メートルと思えない賑やかさで、お店も軒を連ね、東京方面からのアクセスが良く新宿駅から直通バスも運行されています。

環境省によると、昨年7〜8月の富士登山者32万人(8合目通過者)のうち18.4万人が富士吉田道を登りました。夏に泊まれる山小屋は山頂まで21カ所。7合目と8合目に富士吉田市と県が用意した救護所もあり、万一の時も助けを求めやすい。

一方、静岡側の昨夏の入山者は3登山道合わせても13万6千人で、富士吉田道に及ばない。首都圏からの定期直通バスもない。富士山スカイラインの終点(標高2400メートル)から多くの人が登り始める富士宮道は富士吉田道より短時間で登れるが、険しい。夏に泊まれる山小屋は一番多い須走道で11カ所(頂上の3カ所は富士吉田道と重複)で、御殿場道は4カ所。救護所も富士宮道の8合目にひとつしかない。

警察が受理した「遭難」の中身は、山梨側が命にかかわるような事故ばかりなのに対し、静岡側は「暗くて道に迷った」とか、雨具を持たずに雨に降られ「寒い」と助けを求めるようなケースも多いそうです。過日はビーチサンダルに半ズボン半袖シャツの若者が合羽を持たずに「寒い!助けて!」と救助を求めていました。あきれて物も言えません。

救護所のドアを叩くのは高山病やねんざで診察を受ける人が多いそうです。「富士山は美しいけれども、危険がある日本一高い山だということを忘れないで」と呼び掛けているそうです。富士山は瑞牆山や金峰山から美しくそびえ立っており、一度登れば、あとは遠くから眺める山だと思っています。いまから朝晩の温度の差が大きくなりますので、しっかりと登る山の積雪状態や気温などを調べてから安全に行きたいと思っています。笠が岳も急な積雪で断念しましたが、山が逃げてしまうわけではありませんので来年の日没が遅くなったころ「明日は天気だ!」を確認しサッと行ってきたいと思います。


[2590] 【2673回 来年の予定】 2011-10-17 (Mon)

今年も、あと2ケ月を残すばかりとなりました。慌ただしい年の瀬ももうすぐです。60歳を過ぎてからの1年はアッと言う間にやってくる気がします。ということはアッと言う間に64歳がやってくるということです。(当たり前やな・・笑)

日曜日の芦屋ロックガーデンは、土曜日が雨で自宅待機だったこともあり、大変な込み具合です。駅前広場は人であふれかえっていました。トラ吉衛門さんのクライミング入門のホームページを見て、体験してみたいという「KAZUくん」を連れてA懸岩に行きました。

私たちは地獄谷からスタートしたのですが、水量が多くてズボンも靴の中も水浸しでした。こんな状態だったら沢靴を持参するんだったと思うほどでした。ことのほか日差しも強く暑かったため水浸しでも平気でしたが。

ロックガーデンからは「ヤッホー!ヤッホー!」と子供たちの声がこだまします。大人の声の「ヤッホー」が「ラク〜」に聞こえた時はびっくりしました。ヤッホーは子供たちに任せておいた方がいいみたいですよ。そのA懸岩で何と、何と、トラ吉衛門さんと出会いました。「有馬まで行くのです」と颯爽と登ってこられました。クライミングのちょっとだけ先輩として初体験の「KAZUくん」に励ましの言葉をかけてピラーロックの彼方に去って行きました。

クライミングの様子はレポートとして後日アップしますね。

わが倶楽部の11月の予定は前夜にキャンプを実施して山行を予定していましたが、気象の関係等で大幅に変更となっています。平地歩きもいいのではということで「廃線ウオーク」と「芦屋城山・岩梯子」に予定変更することにしました。苦肉の選択のためご理解をお願いいたします。

「行きたい山はどこ?」来年の年間予定表を作成するのに苦労しています。来年は3ケ月ごとに計画をし季節の変化に対応していこうと考えています。同じ山であっても再び訪れるのも楽しいものです。

私の来年の希望です。

●夏沢鉱泉(スノーシュー)
●里山歩き(春の山菜を求めて)
●中山寺のつつじ登山
●堂満岳(6月の石楠花時)
●唐松岳から不帰の剣(夏山登山)
●再び、瑞牆山&金峰山(紅葉の美しい10月20日頃)


[2589] 【2672回 サブリュックとスリッパ】 2011-10-16 (Sun)

瑞牆山&金峰山登山はテント泊のためテントや寝袋、マット食材、食器などの荷物で20s以上になりました。今回は幸いにして駐車場から、わずか1時間ほど登った場所にテント場があり、歯を食いしばれば何とか頑張っていくことができました。リュックの大きさは40リットルです。同じテント場で2泊することから大きなリュックはテントの中に残し小さなサブリュックを持参します。そうすれば合羽、行動食、飲料水、救急品などを入れて身軽に、目指す山行にでかけることができます。もし40リットルのリュックならば中身を抜いてダブダブのリュックを背負っていかなければなりません。

そして、忘れちゃならないのが「スリッパ」です。テント場では登山靴をぬぎ、トイレに行ったり、星を眺めにいく事があります。そんな時100円で購入した手軽なスリッパがあればとても役立ちます。またテント泊だけでなく長時間バスで移動する山行でもバスに乗ったら登山靴から足を解放してあげてスリッパやサンダルなどで行動すれば、とても楽です。

サブリュックもスリッパも最初の山行で、持参していなくて不便な思いをした私の体験から「必需品」のリストの中に入れるようにしています。おまけはテント泊で出たゴミをリュックの中にいれるのは匂いやゴミの水漏れなどで抵抗があります。かと言ってチャリ袋をブ〜ラブラとぶら下げて歩くのは恰好が悪く、100円の自転車カゴのゴム網を持参すればリュックにきちんとへばり付けて下山できます。サブリュック、スリッパ、ゴム網の三点の重量は450gほどです。今後の山行にご検討下さい。

荷物は軽い方がいいに決まっていますが必要な者はどうしても持参しなければなりません。「何を減らして何を増やすか」ではなくて、同じ品物でも重さの軽いものを選べば450gはすぐに工夫できます。シャツや下着でも自宅にあるもので軽い物を選ぶのです。携帯のストラップや財布の中の小銭も結構重いですよ。


[2588] 【2671回 再 会】 2011-10-15 (Sat)

14日、私が名誉顧問をしている部会のパーティ(退職慰労会&栄転祝い)が桜橋でありました。「僕が参加すると必ず雨なんです」と言う、もうひとりの名誉顧問等久しぶりの顔が集まりました。十津川から参加した交通安全協会の旧専務は、台風でミカン畑が8割、水に浸かったと嘆いておられました。

降りしきる雨の中、20人ほどのパーティがスタートし、某企業の役員さんが定年を迎えたための慰労会と、「教育技能コンクール」の指導監督の功績も大きく手伝っての異例の早期栄転をされたN主任の栄転祝いも兼ねた賑やかな会食となりました。

ビルの6階にある和食の店の窓側にはお洒落な小石が敷き詰められています。ここにカバンを置くのですが、たまたま私が窓際に座っていたため、手から手へと中継してカバンを預かることにしました。「3700万円入ってるからね」「そりゃ大変だ〜」と冗談を交わしながら小石の敷き詰められたスペースにカバンを置きました。その時です。「ガーンッ!」目から火花が散りました。お洒落な作りの棚で頭を思い切り打撲してしまったのです。「そういえば前回も誰か頭をぶつけていたなぁ」と言うことになり支配人を呼び、棚に注意を促す工夫がいることを報告しました。冗談を交わしながらの注意力散漫な私でしたが、他にも被害者がいたのなら改善が必要です。今朝は大きなタンコブができていてうずきます・・・・・(まさかヘルメットかぶって食事するわけにもいかないしねぇ痛いよ〜!)

登山中にもよく木の枝や倒木で「あいたたた!」と頭をゴツンとする時があります。前を歩く人が「あたま注意!」「あしもと注意」と危険を促してはいますが基本的には自分自身が、しっかりと安全を確認しなければなりません。「言ってくれればよかったのに!」と言われたとしても、おしゃべりしたりしていると注意を促しても耳にはいらない場合があります。

瑞牆山&金峰山登山でも大きな声でおしゃべりをしながら危険な岩場の通過をしている方達がいました。神経が集中していないとズルっと足が滑ってしまいますよ。私はおしゃべりをすると呼吸が荒くなり苦しくなります。歌を歌いながら登ると浸かれないという実験がありましたが歌いながら歩くととてもしんどいです。少しぐらいならいいのですがほどほどにですね。

熊鈴を団体でつけている方達に出会いました。熊鈴はひとりで山行する時に付け熊を予防するもので(でも・・ソロの登山は危険)団体でチリリン、チリリンはうるさいです。人とすれ違う時は熊鈴に手を当てて音を消すマナーがほしいです。熊は本当にあの音で逃げて行くのでしょうか?


[2587] 【2670回 ヘッドランプの携帯】 2011-10-14 (Fri)

瑞牆山&金峰山登山での出来事です。
テントの中で夕食の準備をしていた時ですから午後5時を過ぎていたと思います。山の5時は夕暮れが早いです。富士見平小屋前の広場で話し声が聞こえてきます。10分ほど休憩したのちに「売ってるかも知れないね、聞いてみようかしら?」そう言いながら小屋の方へ歩いていく気配がします。

しばらくすると管理人さんの声も混じって聞こえてきました。耳を澄ませていると、どうもヘッドライトを持参していないか、電池が切れたかで下山に不安があるようです。「出発の時に確認してなかったの?とにかく一刻も早く下山しなさい」管理人さんが促している様子です。

ヘッドライト不備に気が付いて、かれこれ15分以上経過しています。休憩をしないで、さっさと下山すれば危険な岩場のゴツゴツした箇所は抜けられたはずです。テントの中にいなければ「はよぅ帰りぃなぁ」と大阪のおばちゃんをしたいくらいです。転倒せずに無事下山できたのでしょうか。

私はヘッドランプの電池の予備はいつも携帯しています。ヘッドライトの袋の中に予備の電池入れのポケットがあります。電池漏れを防ぐために使わない時は電池を外して袋に入れておきます。テント泊の時はテントの中にぶら下げる電池も持参しています。今回は少し失敗がありまして・・・テントの中にぶら下げる電池は単4電池3個なので予備を持つには重たいと感じているのです。

夕暮れ時になりテントの中の電池にスイッチを入れると何と「あんどん」の様に薄暗く人間に例えると「ぼぅ〜」としているのです。電池が間もなく切れそうなのです。家を出るとき点灯してチェックはして持ってきましたが灯りのある所でのチェックのため気が付かなかったのです。何とか今回は使用できましたが、かえってからすぐ電池交換をしておきました。

登山中に電池切れした方達も同じ思いだったのかもしれません。ならば予備電池を差し上げたら良かったかと思ったりもします。(しかし予備電池はCR123の特殊電池やし〜)山の日暮れは午後4時には薄暗くなると想定して山行計画を立てないと危険です。ましてや冬に向けての日暮れはアッと言う間にやってきます。

夕食を済ませ「もう寝ようか」と思い時計をみたら、まだ午後5時30分でした(笑)富士見平小屋は「限りなく自然のままに」という管理人さんの熱い思いもあって「ランプの宿」なのです。それもまた風情がありランプの灯りから漏れる温もりのあるのもとで、コーヒーを頂いたり、ワインを頂いたりと長い夜を楽しむことも、日常生活では味わえない最高の贅沢のように思います。

登山に出かけるときは、電池の予備も必要です。あれば安心な物は「重たいから置いて行こう」ではなくて重たい荷物を持てる体力をつけたいと思っています。寒くなるとダウンやフリースなど保温目的の品がダブりがちなんですが合羽も保温効果抜群の品物なのでフリースかダウンのどちらか1枚減らして合羽も使ってあげたいと思っています。

大峯・奥駆けの時は姫テントを使いました。今回はジョンテントの使用でしたが長く使わないと、本体の部分が、ひっついてしまっていました。テントを所有されている方は時々、風を入れてあげる方が長持ちすると思います。


[2586] 【2669回 よっしゃ天気や!行くで〜!】 2011-10-13 (Thu)

奥秩父の山「瑞牆山」「金峰山」に行ってきました。「よ〜ぉ出かけるなあ」そんな呆れ顔の皆様の顔が目に浮かびます。(笑)「♪冬が来る前に♪」の心境で天気とにらめっこしながら比良縦走Eを終えた翌日四万十号で山梨県増富温泉奥にある瑞牆山(みずがきやま)と金峰山に挑んできました。もちろん日本百名山!です。

ナビにセットすると5時間05分で目的地に到着ということで、姫のベンツなら7時間もあれば到着するだろうと予想し、運転を交代しながら、途中のスーパーで食材を購入し、目的地に着いたのが午後3時です。30`と20`のリュックを背負い富士見平小屋まで1時間かけて登りました。水場ありと資料には書いてありましたが大峯・奥駆けの教訓から水は麓から、かついて上がるため肩に食い込む重量は半端ではありません。

木立の隙間から見え隠れする瑞牆山に励まされながら富士平見小屋に到着しました。テント場使用の代金を支払いに行くと資料に書いてあつた「避難小屋・素泊まり・寝具なし」の情報はまったくデタラメで、管理人のご夫婦が常駐しておられ、食事も勿論、寝具もあり宿泊可能だということがわかりました。

地図を見せて情報の訂正が必要だと進言し、とりあえず利用者である私たちが出版社に、2012年版の作成時に取材と訂正が必要であることを文書でお知らせすることにしました。

ここ最近山小屋のスタッフの対応の悪さに閉口していると書いてばかりいましたが富士見平小屋の管理人夫婦と出会い「もう一度必ず訪れたい山小屋」としてお勧めしたいと思います。詳しくはレポートに書きますがとりあえず瑞牆山&金峰山の紅葉の旬は10月20日過ぎだそうです。まだ間に合います。ぜひ!ぜひ!

ここを拠点に一日目は金峰山登山、二日目に瑞牆山に登り下山するのがベストだと思います。小さな子供たちも瑞牆山に登っていますので大丈夫ですよ!

山も!人も!紅葉も!岩も!・・・・素敵でした。


[2585] 【2668回 比良縦走シリーズ完結】 2011-10-10 (Mon)

比良縦走シリーズ完結しました。

本日、シリーズE 畑〜蛇谷ケ峰〜朽木温泉をもって縦走完了しました。前回のシリーズDに比べると、距離も短くアップダウンも比較的少なくて、全員余裕でゴールすることができました。全回、見事に完歩された方5名には記念品を贈呈しました。レポートについては後日アップさせていただきますのでしばらくお待ちください。

八ヶ岳連峰・赤岳のレポート(1〜3)アップしました。表紙の矢印のピカピカマークの「赤岳」をクリックしていただくか、山行記録をクリックして頂き「八ヶ岳連峰・赤岳」をご覧ください。

★10日から13日まで秩父の山に行ってきますので「ひめのおうち」お休みさせて頂きます。


[2584] 【2667回 えっ?あの赤岳で?】 2011-10-09 (Sun)

私たちが先日登山した八ヶ岳連峰・赤岳で事故が発生しました。そうか・・・あのあたりかと記憶に新しいことと思います。

『同県茅野市の八ヶ岳連峰・赤岳では10月8日午前10時35分頃、地蔵尾根(標高約2500メートル)の北側斜面に男性が転落しているのを登山者が発見、110番した。県警ヘリが収容したが、既に死亡していた。茅野署の発表では、三重県の63歳の男性で単独で下山途中に滑落したとみられ、死因は脳挫傷という。』

死者にムチ打つわけではありませんが単独登山の危険性が浮き彫りにされてきます。パーティを組めば「気を付けて行こう!」とか「落石に気を付けて!」などとお互いが声を掛け合いながら危険個所の通過をします。ヘルメットをかぶっていれば脳挫傷は防げたかも知れません。先日行ったばかりの赤岳で、しかもあの急な下りの地蔵尾根でと、思わず想像をしちゃいました。みなさんも気を付けて下さいね。


[2583] 【2666回 よう行くなあ〜!】 2011-10-08 (Sat)

秋らしくなり夏蒲団では少し肌寒く感じる頃となりました。秋雨が降るたびに本格的な冬の訪れとなります。体育の日の10日から立山・新穂高縦走の時に、目の前に見た笠ケ岳登山を予定していましたが、先日登山した八ヶ岳連峰・赤岳頂上から見た笠ケ岳にはすでにうっすらと雪化粧がされておりました。小屋終いも15日だと言うし、到着時間が日暮れ時になることもあり断念しました。来年の夏・・・ぜひ行こうと思っています。

しかし笠ケ岳を諦めたからと言って望みを捨てたわけではありません。まだ足を踏み入れたことのない秩父の山を計画しました。どこの山かは帰ってからのお楽しみと言うことで・・・・!

そんなわけで私の部屋はリュックやら寝袋やらでいっぱいです。とりあえず比良縦走用の荷物と秩父の山用の荷物が混ざらぬように分けました。忘れ物の無いように並べておいて最終チェックをします。防寒対策もしていかなければなりませんね。しかし大概は合羽で代用できるのです。合羽は雨が降った時だけでなくてダウンの代わりにもなります。荷物を軽減するときは合羽の役割を再認識してあげたいと思っています。

問題は手袋です。防水用手袋は8000円以上するため、手袋だけに手が出ませんでした。ならば濡れたらこまめに取り換えるかしかありません。軍手も重宝しますよね。手袋は宿泊数と同じだけ持参したいといつも考えています。手が冷たいと全身が冷たく感じてしまいます。

好日山荘で「今から登山始めるぞ!」と思われる定年近いサラリーマンを見ました。登山靴、合羽、ストック、リュックなど店員さんの勧めるがままに、カゴにいれてあふれんばかりの買い物です。カード支払いでしたがかなりの金額でしょう。

振り返れば私たちも、山の道具を揃えるのに、かなりの出費だったように思います。おまけに私の家は2人分ですから、高額になり少しづつ揃えていって現在やっとそろった次第です。最初の投資はゴルフであっても、釣りであってもかなりの費用がかかりますね。私の知り合いでご主人と自転車が趣味と言う人がいて1台の自転車価格は80万円もするそうです。8万円の間違いかと聞き直してみたのですが「軽自動車が買えます」と言われましたので、やっぱり80万円の様です。

高いか安いかはその後の使い方次第。テントを購入した時「テント泊を5泊したら減価償却できる」と思って買いました。山小屋一泊8000円として5泊で4万円、ほ〜ら、テント代が捻出できたでしょ?大峯・奥駆けで8泊したのであとはおまけの使用となります。すべての品物にそう考えれば必ず減価償却はできていると思います。


[2582] 【2665回 登山届】 2011-10-07 (Fri)

「携帯電話での登山届受け付け開始」・・こんな記事を目にしました。

『埼玉県警は9月30日から、携帯電話による登山届の受け付けを開始した。紅葉シーズンを迎え、県内での登山を計画する人の増加が予想されることから、山岳遭難事故が起きた際の迅速な救助活動に役立てるのが狙いだ。携帯電話でQRコードを読み込めば、簡単にアクセスできる

県警地域課によると、近年の登山ブームもあって、県内の山岳遭難事故発生件数と遭難者数は、平成20年が41件52人、21年が45件53人、22年が60件104人と年々増加傾向にある。22年は遭難者のうち10人が死亡しており、事前に登山届が出ていたのはわずか4件だけだった。県警では平成19年5月1日からパソコンによる登山届受け付けを行っているが、登山者の中には外出してから届けを出すのを忘れたことに気付くケースも多いという。こうしたことから、移動途中の車や電車の中、登山直前や途中でも簡単にできる携帯電話を使った登山届の受け付けを新たに開始することにした。』

しかし・・・しかしです。八ヶ岳山荘前の登山届のポストは登山届を入れようにも入らないほど満タンでした。いったいいつから放置されているのでしょうか?遭難があったら、満タンの登山届のポストから探すのでしょうか?不思議に思った次第です。

わが倶楽部に於いては毎回登山届を提出しています。これは登山者の義務でもあり万が一怪我や遭難という場合が生じた時に「登山届は出していませんでした」では通用しないからです。個人で登山をする時もパソコンメールで受け付けをしてくれる警察も多く、ぜひ登山届を提出するようにしたいですね。しましょうね!


[2581] 【2664回 クライミング講座】 2011-10-06 (Thu)

「クライミング講座 その4 終了講座 蓬莱峡」

トラ吉衛門さんのクライミング講座が本日で終了となり目出度く、蓬莱峡・大屏風からの華麗なる懸垂下降をもって無事クライミング入門コースを修了いたしました。

今日はジョンのお友達の「ジャムジャムさん」も、16日実施されるクライミング教室の下見も兼ねて講師として加わって下さり、生徒1名、講師2名、姫とで充実したクライミング講座でした。トラ吉衛門さんは若いだけあって飲み込みも早く上達も早く今後が楽しみです。これからデビューする3000m級の山々を歩く時、きっと役立つと思います。

あまりに熱中していたため2時台のバスに間に合わず、かと言って3時台のバスはなく、とうとう4時20分のバスになってしまいました。宝塚駅地下にある中華屋さんで「終了おめでとう」の乾杯をして、そののち好日山荘へ・・・・

トラ吉衛門さんのクライミング講座に参加していて思ったのですが、私たちも定期的に練習をしておかないと「ど忘れ」していることもあるのではないでしょうか。登山中の岩場の通過、ザレ場の歩き方など、怖がっていないで、みんなで復習の意味をこめてまたしたいですね。みなさん!いかがですか!


[2580] 【2663回 トラブル回避】 2011-10-05 (Wed)

登山中に雨や霧、防寒用にと合羽を使わなかったのは久々です。「雨もまた自然」と強がりを言ったりもしますが晴れるにこしたことはありません。赤岳は山行中はとても良いお天気で私を含む参加者のみなさんが喜んだのは言うまでもありません。今日は終日、雨模様で1日違いで楽しい山行が不意になるところでした。今日の雨はおだやかな気持ちで受け入れています。

今回、何よりも驚いたのは一泊目の山荘で「予約を受けていません」と言われたことです。「あ〜!担当者の名前を聞いておくべきだったなぁ」「誰に言うたかわからないけど言うた」は通用しません。まさかこんな事になるとは思ってもいません。そういえば・・ぼうがつる登山の時、強い風雨で部屋のガラスが割れた時。別の部屋を交渉にいってもうまくいかず「ならば風呂場の廊下にみんなを連れてきて寝る」とえらい剣幕で交渉したことを思い出しました(こわ〜っ)

八ヶ岳山荘到着時、参加者の皆さんに外で待機してもらっている間にチェックインをすることにしました。「予約をしている者ですが」と告げると予約台帳を繰りながら頭をかしげます。何度も確認をするので予約をした電話番号を見せると「これは本社の電話ですね。少し調べてみます」とのことでした。しばらくすると「やはり八ヶ岳山荘ではご予約は頂いておりません。グループ経営の山頂付近の展望荘でご予約いただいているようです。こちらも今日は空室がありますのでお泊り頂けますが」「あっそうですか」って言うような姫ではありません。

「予約をした際に、最終バスで来られるのですねと確認をされ、気を付けてお越し下さいと言ってもらいましたよ。よしんば私が展望荘と間違えて予約したとして最終バスで到着し5時間かけて展望荘まで行けると考えられますか!?私の間違いではありませんよ。」

テラスで待つ仲間たちに途中経過を報告し、やっと交渉が成立し代金を支払い部屋へ案内されることとなりました。最近山小屋を利用する回数が多く、機転の効かないスタッフに閉口してしまいます。部屋に案内されましたが「空室があります」ではなく宿泊客は私たち以外に誰もいませんでしたよ。


[2579] 【2662回 赤岳を心行くまで堪能!】 2011-10-05 (Wed)

赤岳登山は、参加人数6人と少しさびしい人数ではありましたが、晴天に恵まれ最高の登山を終えることができました。朝はマイナス5度の世界でブルブルっと震える思いでしたが、美しい夜明けを山頂小屋から拝むような神聖な気持ちで迎えることができました。「そんなに苦労して何が楽しいのか?」と近所の人達に言われることもありますが、苦労して一歩ずつ登る甲斐は、この一瞬にあると思っています。

頂上の道標を見つけた時「到着です!」トップを歩く者にしか見えない風景を、いち早く後列の仲間たちに知らせたい!、そんな思いで叫びます。「うおーっ!」動物のいななきのような声とともに仲間たちの感動の顔が並びます。少し遅れ気味のメンバーを頂上直前の列詰めで待ち、全員一斉に「せ〜のっ!」で、頂上の岩を踏みます。トップである者の心遣いだと自負しています。

2899mの地で突然電話が鳴り響き「いまどこにいると思いますか?」わかるはずもなく、見えるはずもない電話の相手に自分の居場所をクイズの様に出すほどに興奮している一瞬でした。山頂は感度良好!

山頂小屋は意外に空いていて40人定員まところ20名ほどでした。夕暮れの5時ごろ予約無しで到着した登山者が、小屋の係員に注意を受けていました。山小屋到着はせめて3時までには済ませていたいですよね。私たちは1時過ぎに余裕の到着で、問題な〜しでした。途中少しだけ岩場もあり変化に富んだ八ヶ岳連峰赤岳登山でした。

ご参加の皆様お疲れ様でした。!お留守を守っていてくださった仲間のみなさん、ありがとう!詳しくは後日のレポートをお楽しみに!


[2578] 【2661回 名塩小学校体育会】 2011-10-01 (Sat)

なぜか「運動会」ではなくて「体育会」

前日からの雨が心配でしたが、秋晴れの、しかも時々曇りで熱中症の心配もなく応援することができました。去年、待ち合わせ時間に遅れそうになりハラハラドキドキしたことがありましたので今回から「現地待ち合わせ」とすることにしました。幸いに婆様の予定は空いており「弁当係」をかって出ました。小さな子を含めて3人もいれば何かと大変と思い、豪華なご馳走は入っていませんが「美味しそうに見える工夫」はしていきました。

午前9時からの開会なのですが40分も前に到着し正門を入ったところに高い段差があり松の木が目印となる所から、とりあえず、この場所を陣地と決めました。他の皆さんは限りなくグランドに近いところをわれ先にとシートを広げています。小さな子供がいますので出番だけ前に行けばいいと判断し誰もいない松の木の下の日陰に弁当の入ったリュックを置き、息子ファミリーの来るのを待ちました。

午前9時開会式です。開会式も、進行係も、放送係も、得点係もみんな生徒が担当し、それぞれが機敏に動きます。この点が幼稚園の運動会と大きく違うところでしょうか。驚いたことにラジオ体操ではなくて、今風の曲にあわせて体操が行われました。行進曲もぜ〜んぶ今風です。(オドロキ!です)どの競技もみんな一生懸命なので見ていても、応援に力が入ります。ももちゃんは赤組なので赤組を応援することにしましたが、近い将来、姉弟で赤白に別れたら、どっちを応援するのでしょうか悩んでしまいますね。昼前の部では「名塩音頭」を全校生徒で踊るのですが、地域の老人会の方達がマイクを通して肉声で歌い、輪の中に入り子供たちと一緒に踊っていたのが印象的でした。伝統を絶やさないで伝承して行こうという地域熱も見ものでした。

大阪の学校と違い、西宮の名塩小学校は、お弁当は父兄と一緒に校庭や体育館で一緒に食べます。陣取った松の木の下は日陰で、砂ぼこりもたたず「毎年ここにしようね」と嫁と話したほどの絶好の場所でした(さすが!席取り名人!)。松の木の近くを歩く父兄の方々から三段重箱は羨望の眼差しの様で、少々気にしながらも息子たちが「おいしい!」と言ってくれたのが何よりでした。身体に障がいを持つ生徒もいましたが先生たちの努力と学友たちの友情で「見学ではなくて参加」の姿勢が、見る者の心が熱くなる場面もありました。2日は零くんの運動会なのですが・・・赤岳に行くために応援できません。そのかわり、今日と同じメニューの三段重箱を早朝に届けることにしました。

「勝っても負けても最後は笑顔」は名塩小学校の体育会のスローガン、姫婆のスローガンは「孫への愛情は平等に」・・
(へへへ弁当でごまかす気やな!)

10月2日から10月4日まで八ヶ岳連峰・赤岳にいってきます〜


[2577] 【2660回 算数を教えて!】 2011-09-30 (Fri)

我が家を訪問した女性が「算数を教えて下さい。職場で計算機なしで引き算を必要とし苦手なんです」との話で一瞬驚きました。しかし苦手だということを隠す人は多いけれども、知らない・苦手を全面に出して教えてもらいたと願うこの女性に心を打たれました。40年ほど昔に息子たちにガンガンと教育ママはしたことはありますがそれも大昔の話です。

さてさてとメモを取り出して、苦手だという部分を詳しく聞いてみました。どうも引かれる数字より引く数字が大きい場合悩んでいるみたいです。まず「1の位」「10の位」「100の位」の関係を説明し、隣の位から借りてくるシステムを気長に説明しました。その都度、頷いているので理解しているのだと思います。理解できたところで何問か問題を出してやるときちんと正解を出していました。3階に客人を待たせていたのですが事情を説明し待ってもらいました。帰りに「このメモ貰って帰っていいですか?家でも勉強したいので」この言葉に胸熱くなりました。

家事を終え、入浴を済ませベットに入ったものの、なかなか寝付かれず、また起き出して机に向かい、今日のおさらいを説明書きし、新たな問題集をつくり、次回訪問する時に答え合わせをしようねと手紙を書き、投函してきました。

「聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥」と申します。大人になって子供のころに学んだはずなんだけれども、うっかり忘れてしまっていることって私たちにも沢山あります。自分自身が勉強嫌いで基礎学力が欠損している場合もありますが、家庭の事情で勉強ができなかった場合もあります。事情はどうであれ「勉強をしたい」という前向きな心に私は深く感動したのです。

私が彼女の立場だとしたら、苦手だということを隠してしまうでしょう。人に知られないように「知ったかぶり」をしているに違いありません。それこそ一生の恥となってしまうことでしょう。「何や!そんなことも知らないのか!」と言うのは簡単です。私は最後まで彼女の応援をしたいと心に誓いました。頑張れ!まだ間に合うよ!

私たちは加齢にともない覚えていることが記憶の引き出しから抜けていきます。まずは人の名前「え〜と、え〜と、あの人誰だったっけかなあ?」から始まって2階に用があって上がってみたものの何の様があったのか忘れてしまっている(いま頷いている人・・心当たりありますなぁ・・笑)新しいことを記憶するには古い記憶の引き出しを整理しないと詰め込むことができなくなりつつあります。だ・か・ら・・引き算が苦手だという人がいても笑わないでやってください!ね。

算数と同じでクライミング時に学んだロープワーク、忘れつつありませんか?自宅で暇を見つけては、テレビをみながら「エイト結び」「ハーネスへの連結法」「ダブルフィッシャーマンズノット」など日々、復習さえしておけば「いざ」と言うときに役立つのです。結びっぱなしの細引きは、時々結び目をほどいて楽にしてやって下さい。


[2576] 【2659回 路上の酔っ払い】 2011-09-29 (Thu)

28日のブログに写真を載せましたが福島区鷺洲通りを歩いていると前に人が倒れていました。通行人は声をかけることはしませんでしたが一度は立ち止まり「生死」の確認をされ立ち去って行っていきました。通行人が、すぐさま「119番」をして「人が倒れている」と通報すれば酔っ払いであっても要請をうければ救急車は出動しなければなりません。現場に到着するまで「無駄な通報・無駄な出動」であったことはわかりません。お騒がせな酔っ払いならば近くの交番勤務のおまわりさんにお知らせするのが一番よいかと思います。

「人が倒れています」
「もし、もし、大丈夫ですか?」
「呼吸あり」
「気分が悪くて倒れているのですか?、それとも酔っ払いですか?」
病気などの異変を感じたら、ここまで確認をしてから、救急車の要請をした方がよいと思います。でもなかなか路上に倒れている人に「酔っぱらっているのですか?」とは聞きづらいですよね。救急車の出動で隊員たちが「救急車を呼ばなくてもよいであろう出動」まさしくこの場合はその例だと思います。

私は「寝ているだけ」と反応した酔っ払いに「こんなところに寝ていると救急車で運ばれてしまいますよ。安全な場所で座って寝てはどうですか?」と起きて座って寝ることを提言しました。私は、ただの酔っ払いだと確認をしましたが次に来た通行人が通報しないとも限りません。ほどほどに酔い、次の日に残らないように楽しいお酒にしたいものですね。

私の父も日本酒が大好きで、勤務が終わり自転車で自宅まで帰る途中の田圃でよく寝ていました。酔っぱらっていても路上は危険と感じるのでしょうか、いつも田圃のレンゲや雑草を布団代わりにしていました。「みっちゃんくのおんちゃんが、○○の田圃で寝ちょったよ〜」近所の人が教えてくれます。母や姉が迎えに行こうものなら牙を剝き戦いを挑んできます。年の離れた娘が迎えに行くと「よしよし、帰ろうかな」と自転車を起こし戻っていたものです。なぜか父親の事が思い出されて酔っ払いの相手は結構いやじゃないんです。


[2575] 【2658回 会うは別れのはじめなり】 2011-09-28 (Wed)

公務員と言うのは転勤異動がつきものとは言いますが、交通教育コンクールで指導をして下さった、此花の「カモちゃん」の生みの母親とも言える方が、本部へご栄転との速報が入りました。ご栄転なので、うれしいような、それでいて此花区にとっては痛手のような、娘を嫁に出す母親のような複雑な気持ちです。

安全教育コンクールでは私たち演じる者も、そりゃあ頑張りましたが、何と申しましても監督と言うかプロジューサーの手腕あってのコンクール優勝でした。その方が此花区から異動されたら今年のコンクールは一体どうなるのでしょうか?彼女は私たちの安全教育優勝があったからこそチャンスが回ってきたと謙虚に申されましたが、本当に稀にみる素敵な婦警さんでした。

事件や事故が起こってからの警察署の仕事は区民の知るところですが、教育、防犯、予防などの啓発活動は、縁の下の力でコツコツと積み上げた成果が物を言います。署の交通課を訪れたことのある人は、明朗活発&聡明な彼女と接してみれば理解して頂けると思います。コンクールの期間中、私たちの練習の指導に当たり苦労を共にし、一緒に優勝のうれし涙を流しました。また大阪府下の小学校の「正しい自転車の乗り方」の競技では此花区高見小学校を全国大会にまで指導されました。

指導者が素晴らしいと、部下も立派に育ちます。企業も同じで上司次第で部下が育ちます。部下に仕事を任せ、それでいて責任は一緒に背負ってくれる上司こそ企業の発展に繋がります。「秘書がしたことで私は関知していない」と言う大物政治家もいますが、よしんば知らなかったことが本当であったなら、監督不行き届きと言うことになりはしないでしょうか。

福島区鷺洲通りで人が倒れていました。詳細は「ブログ」に載せました。ほんま・・・人騒がせやわ〜!


[2574] 【2657回 秋を探して】 2011-09-27 (Tue)

三重県に研修に行ってきました。あと少し走ればお伊勢さんがあるという三重県伊勢市小俣という地区まで行ってきました。府庁前からバスが発車し平日ということもあって車の流れはとてもスムーズです。スムーズ過ぎて予定時間よりも大幅に早く着くということで、昼食場所の「土山サービスエリア」では1時間以上も時間調整のための休憩を取ることとなりました。

「松坂牛」と「ほんまもんの東海道五十三次関宿はすぐ!」と、のぼり旗が風にはためいておりましたが本日は観光目的ではありませんので、サービスエリアでもらった資料の上で空想を広げました。

資料によると『「関」は古代三関のひとつ「鈴鹿関」が置かれていたところで、関と言う名前もこの鈴鹿関が由来しています。江戸時代には東海道53次の江戸から数えて47番目の宿場町として参勤交代やお伊勢参りの人々でにぎわいました。歴史的な街並みが残ることから昭和59年に国の重要伝統的建造物群れ保存地区に選定されました。』

古代三関(さんげん)は、北陸道の「愛発関」、東山道の「不破関」、東海道の「鈴鹿関」で、いずれも近江国から東国への出口に位置しており、古代近江朝を守るための軍事目的で設置されたといわれています。高島トレイルのスタートは「愛発(あらち)関」を越えて行ったことが記憶の引き出しの中からよみがえりました。

高速道路出口・玉城インターを出て観光バスのドライバーは指定された時間通り施設の中に到着しました。途中、車窓から見る「みや川」の水は濁り、過日の台風の影響で橋げたスレスレまで水位が上がったことを、漂流物などで伺うことができました。施設の建物も度々の水害から守るため、1階部分の土台が異様に高く建設されており、この地も和歌山・十津川と同じく川と共存するのに知恵を絞り、生きていることがわかりました。

田畑には刈り取り直前にして水没したであろう稲穂が自力では再び、凛とした姿で起き上がることは不可能とあきらめているかのように感じられました。そんな稲穂の気持ちを汲んでか、曼珠沙華の赤色も華やかさはなく静かにたたずんでいるように見えるのが痛ましくもありました。秋の象徴とも言える柿も栗もまだ青く、勿論紅葉もはじまっていませんでした。「ほんまもんの秋はまだよ〜」そんなのぼり旗を立てて帰りたい気分でした。


♪♪さがしものはなんですか
  見つけにくいものですか
  お山の上も畑の中も
  探したけれど 見つからないのに
  まだまだ探す気ですか〜♪♪
(井上陽水さん!替え歌にしてゴメンね)


[2573] 【2656回 秋本番】 2011-09-26 (Mon)

♪♪赤い花なら 曼珠沙華
  阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る
  濡れて泣いてる じゃがたらお春
  未練な出船の あゝ鐘が鳴る
  ララ鐘が鳴る ♪♪

比良縦走Dのゴール直前で見た、棚田の畦道に咲く彼岸花を見て、思わず口ずさみました。私の同じ年頃の方は一緒に歌えると思います。秋を感じるためにぜひ歌ってください。彼岸花の光景が目に浮かびますよ。

登山を終えた昨日の帰り、電車の中で足が痛くてたまらず登山靴から足を解放してやりました。梅田に着くころには痛みも和らいでいたのですが帰宅後、風呂でしっかりと足のケアをし朝を迎えました。うん・大丈夫、しっかりと回復しています。早朝から浴槽に浸けていたリュックを慌ただしく洗い上げ今日は三重県方面に研修に出かけます。本当は秋の全国交通安全の街灯キャンペーンの当番にあたっていたのですが先約してしまっていたので仲間のみなさん、こめんね!(足を引きずりながらを覚悟していたのですがホッ!)

登山に於いて「前日の疲労を残さない」これはロングコースを歩いていて感じたことです。毎日の疲労はその日のうちに解消しておけば翌日も快適に目指す山へ登ることができます。天候不良による断念は自然現象で仕方ありませんが、体力不足で断念するのは何と言っても無念です。

時間の余裕があれば(毎日サンデーだもん!余裕いっぱい〜)日々アップダウンの場所を見つけてトレーニングを積み、少し負荷をかけて汗をかくのも健康維持になるのではないでしょうか。一歩一歩脳に言い聞かせながら。三日坊主になりがちなトレーニングは、目標の山を決め、「あの山に登りたい」そうイメージすれば可能になります。

私の本格的な登山への目覚めは加藤文太郎氏の「孤高の人」でした。「北鎌尾根・槍縦走に行きたい、行けるやろか?」と相棒に相談したら、深く考えずに「いける、行ける!」と生返事をしたのが運命の分かれ道・・・・ある人には「50歳を過ぎて行く所ではない」と言われました。「50歳でダメなら還暦記念に行ってやろうじゃないか!」そう心に決めて、それからのトレーニングはかなり厳しいものでした。そのおかげあって今の自分が居るのです。あと、何年登りたい山に登れるかわかりませんが目標だけは高く掲げていたいです。

では秋を車窓からになりますが見つけに行ってきます〜


[2572] 【2655回 比良山系縦走D】 2011-09-25 (Sun)

行ってきました「比良山系縦走シリーズD」武奈ヶ岳から釣瓶岳、笹峠、地蔵山そして畑地区の集落。結構歩きごたえがありました。山行キロで11キロメートルと言えば、かなりのものです。みんなよく歩き通しました。よく頑張りました。武奈ヶ岳から先に行くのは初めてで、しかも雪のない時期も初めてで「え〜っまたあの山を登るのですか〜?」前にそびえる釣瓶岳や、イクタワ峠、地蔵岳など「山」の形を見る度に誰からともなくため息が漏れてきます。

スノーシューで来たときの武奈ヶ岳と容姿が違い、結構悪路もあり大変なコースでした。地蔵岳から畑地区の林道に出るまでは、すり鉢の底を歩いている様な大変な道でした。「本当にこの道で合ってるの?」と疑問がでるくらいの登山道でしたが、足にやさしいアスファルトと違う泥の感触って素敵ですね。「すってんころりん」も度々ありましたが誰も怪我もなく近江高島駅を6時前の電車になりましたが、比良山系縦走E最終にむけてみんな意気揚々でした。ちょっと疲れましたね。立山・新穂高縦走よりも足が痛いのはどういうこっちゃ?お昼は武奈ヶ岳山頂でと思っていましたが、寒くて、寒くて、武奈ヶ岳から広谷分岐までの間の風のない場所を選び、やっと昼ごはんにありつけました。午後の出発は1時と少々ずれていますが、みんな軽やかに、元気に歩き通しました。

八ヶ岳連峰・赤岳に参加の方達はトレーニングとしての意識をもって歩いていただきました。みんな合格!赤岳は大丈夫ですね!みなさん、お疲れ様でした。


[2571] 【2654回 リュックの中が濡れてる〜?】 2011-09-24 (Sat)

8泊9日と言うロングコースに於いては、いくら荷物の軽減のため「着の身着のまま」と言えども、着替えも何組か必要となってきます。もちろん雨に遭遇するであろうことも予想して荷作りはしました。ところが・・です。ある雨の日、小屋に着いてからリュックの中身を見てみると、ジョンのリュックの中身がわずかですが濡れていることに気が付きました。防水パックにきちんと入れていたのですがジワ〜ッと雨か汗が滲んでいました。

お互いが申し合わせた様に、ホテルや旅館でもらうビニール製の袋に着替えを入れ、中身が何なのか書いて、そのうえに防水パックに入れていたのですが濡れていたのは事実です。(私のリュックの中は濡れていませんでした)何故だろうと考えるに、ジョンのリュックカバーは50ℓのリュックに対して70ℓぐらいの大きさがあり、上から、横から侵入したと思われます。サイズがリュックに合っていなかったのかもしれません。(台風の日に梅田まで歩きリュックカバー新調しました。)私は合羽の手入れ時にザックカバーやスパッツにも防水スプレーをかけています。カバーもスパッツも合羽と同様、防水の手入れも忘れないでおこうと学習しました。

10月2日から行く八ヶ岳赤岳登山時には、冷凍保存用のジッパー(28×27)を購入しました。これだと中身が何であるか一目瞭然のため便利ではないかと思います。まぁ2泊ぐらいだとリュックの中身を全部探しても時間はかかりませんが、ロングコースですと「靴下・手袋」「最終の着替え」「下着類」「防寒対策」などに分類し、最終に使う袋を下部に入れ、天気が悪いようならば合羽を上部に入れ、と毎日小屋でリュックの整理をする時に中身がわかればとても便利です。ジッパーは前回の体験を参考にした私のアイデア品です。

普段でも、物を探すことの苦手なポチです、決められた時間で人と同じように出発しようとしたら、イロイロ工夫しないといけません。グッドアイデアを提供するのですが、じゃまくさいのか、なかなか体を動かしません。(笑)「さぁ出発しますよ!」と言ってから、あわててリュックの中に無造作に突っ込むこともしばしばです(手伝うのは構わないのですが進歩しないでしょ)

ジッパーの使用によって少しでも見栄えよく、荷造り上手になってもらえればと思っています。


[2570] 【2653回 秋が来たよ〜!】 2011-09-23 (Fri)

暑さ寒さも彼岸までとは本当によく言ったもので「冬の寒さ(余寒)は春分頃まで、夏の暑さ(残暑)は秋分頃までには和らぐ」といった意味だそうですが、朝、目覚めて外の空気を吸ったら清々しい秋の気配がしました。その年によって異なりますが、春分までは冬の季節現象(降雪・積雪・凍結・結氷・降霜)と、気温では真冬日・冬日になることもあり、また秋分までは夏の季節現象では(真夏日・夏日・熱帯夜)になることもあり、彼岸を過ぎれば季節も変わると昔の人は考えた結果、現在の気象庁のデーターとぴったりとあてはまるのだから「昔の人は偉い!」ね。

秋の萩の花が咲くころに食べるのを「おはぎ」、春の牡丹の花が咲くころに食べるのを「ぼたもち」と言うのも、同じ品であっても情緒があっていいですね。ちなみに私はどっちも好き!(同じやっちゅうねん!)子供のころ私の田舎では「ばんぼ」と言って、中にはアンコが入り、そとはきな粉をいっぱいまぶした「おはぎ(ぼたもち)」がありました。母の手で握るので大きくて1個食べると満腹になるのです。いまでも四万十川沿いにある「道の駅」に行くと販売していますので、懐かしくて真っ先に買って食べています。都会の「おはぎ(ぼたもち)」の様に、もち米の部分がすり潰されてなくて、もち米の感触がのこっていて、そんなに甘くなくて・・・・・あ〜食べたいっ!

新穂高の川沿いにはススキの穂が風になびいて秋が一足先に訪れていましたが、大阪近辺にも秋が来ていそうですね。日曜日は比良縦走にでかけますので秋を見つけて連れて帰りたいと思っています。「いつまでも暑いね!」の挨拶から「寒くなったね」とあいさつを交わすのも、もうすぐみたいですね。

秋といえば「秋の全国交通安全運動」のスタートですね。9月21日から30日までの10日間全国で「秋の交通安全運動」が繰り広げられます。スタート日はあいにくの台風の影響で街頭キャンペーンはなかったようですが、それでも風雨の中、街頭で見守る警察官の姿を見たとき、「ルールは守ろう」と改めて心に誓いました。

全国の重点目標は
●子どもと高齢者の交通事故防止
●夕暮れ時と夜間の歩行中、自転車乗用中の交通事故防止
●すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
●飲酒運転の根絶

大阪重点
●貨物車、二輪車の交通事故防止
●自転車の安全利用の推進

登山中の狭い道では「登山道を譲りあう」ことでお互いの命を守ります。山側にピタッとくっつき、安全確保をしてから交差します。自転車も歩行者もお互いが譲り合っていれば悲惨な事故は起こらないとおもうのですが・・・


[2569] 【2652回 台風一過】 2011-09-22 (Thu)

いつの間にか蝉の声が消え、昼間はあいかわらず暑いものの朝夕は9月下旬らしい気候になってきました。やっと冷房を付けずに就寝することができるようになりました。それにしても台風の爪痕は大きく、深く、土砂ダムの決壊におびえる毎日の住民の皆様の不安な気持ちを思うと自然災害の恐ろしさに震えます。新しい政権が発足したばかりですが、いまが腕の見せ所、行政は全力をあげてこれ以上の被害が起こらないように復旧にあたってほしいと願っています。

そんな台風接近の21日の水曜日、ジョンのピロリ菌検査があるため病院に付き添いました。横殴りの雨のためポチに送ってもらい車内で「病院は休診とちゃうか?」「休診なら予約している患者には連絡があるはずや」そんな会話をしながら病院前に到着すると「今日は台風で患者さんが少ないだろう」と考えてなのか近くの企業の定期検診を受診する人たちが待合室に多くいました。

前夜からの絶食で検査を受け、結果待ちをしていると再び診察室に呼ばれました。医師が笑顔で「ピロリ菌は絶滅していますよ!」と太鼓判を押してくれました。よかった、よかった、これでピロリちゃんともお別れで完治ということになりました。

診察を終えて、病院をでると朝よりも更に風雨は激しくなっており「耐風姿勢」ではなく「台風姿勢」をとり梅田まで、やっとのことで歩いて行きました。ジョンはポチが車で待っていると勘違いしたらしくあたりを見回しましたが四万十号は見当たらずでポチは、さっさと自宅に帰った後でした。「待て」の指示をしていなかったことが原因の様ですワン!(笑)

モンベル、ロッジ、好日山荘をウインドーショッピングをしましたがさすが客足も少なかったです。台風の最中、まさかウオーキングの行事もなさそうですしね。客の中に明らかに今から登山を始めようとしている人が店員の勧めるがままに登山用品をかごにいっぱいいれカード支払いをされていました。合羽にストックに登山靴でざっと10万円やな・・・
男性の姿を垣間見ると「はは〜ん、間もなく定年やな」と一目でわかります。定年後は登山をしたいと道具をそろえているのでしょうか。最初は山岳会もしくは登山の詳しい人の指導のもとに正しい知識を身に着けて欲しいと願わずにはいられませんでした。

テレビ番組で山ガールに「なぜ山に登るのか?」とインタビューをしたら「この恰好がしたいから山に登るので〜す!」
この恰好とはタイツにスカート、カラフルなシャツにカウボーイのような帽子でした。お洒落なのでしょうか、おばさんにはちっともわかりません。彼氏に荷物持たすのではなく、山に入ると男女平等やで!山小屋に泊まってごらん!女子だからと甘えてられませんよ。山は厳しいところです。しかし山ガールたちの出現によって若い男性も多く山で出会うようになりました。活気がありますね。本当に山を愛する若者にもたくさん出会いました。とにかく救助隊の方達に注意をされない装備で登ってくださいね。登山口に関所を置き、装備不良者は入山させないシステムが欲しいですね。特に富士山はひどすぎます。


[2568] 【2651回 登山装備品】 2011-09-21 (Wed)

「登山時の持ち物について」
いままでは、「登山装備一覧表」として、登山装備品リストを配布していましたが登山歴を重ねていくうちに、参加者のみなさんもベテランの域に達してきました。一般登山携行品はいままでの資料を参考にしたり、市販の地図を買うと「登山装備表」なるものが親切丁寧に書かれています。この中から季節に応じて自分に必要なもの、不必要なものを選別して荷物をしていただけたらと思います。

私のお勧めとしては「スワミベルト・カラビナ2個、シュリンゲ2個」は絶対必需品だと思っています。よしんばリーダーが今回は不要かも・・と言ったとしても自分へのお守りみたいにリュックに入れておきたいと思っています。

鹿島槍登山の時のことです。前夜の小屋でみんなで「ラビットノット」の結び方を学びました。知らなくても事前に指導は受けられるので大丈夫すが、道具を携帯していないことには話になりません。「要るって聞いてなかったし〜」なんてことは言わないでおこうといつも肝に命じています。そんな安全道具を、いくらリュックに入れていても「すぐ取り出せるか?」です。安全対策もしくは緊急事態で使用するのですから「さぁ、出して使おう」と言われた時リュックの底にあっては間に合わないのです。

私は今回は麓の宿を出るときにはスワミベルトはウエストに巻いてでるつもりです。カラビナとシュリンゲはリュックの外側に吊りいつでもすぐに取り出せるようにしておこうと思っています。使わなかったらそれでよし、使えばそれで安全、そう思っています。「今回は持ってこなかった」これはポチの口癖なんですが、じゃあ今回もってこないでいつ使うのかと疑問に思ってしまいます。

今回の八ヶ岳・赤岳ルートは「小屋ケ岳」と言われるくらいルート上に山小屋がたくさんあります。不足の飲料水や行動色は補充できそうですし、登山時間も長くないので少しだけあればいいのではと思っています。今回のリュックは10sまでにおさめて快適な登山を楽しみたいと思っています。


[2567] 【2650回 打ち上げ飲み会】 2011-09-20 (Tue)

「花見」「納涼」「歓送迎」「昇進」「優勝」など、飲み会には何かとタイトルがあった方が盛り上がります。「レポートも完成した事だし今夜は飲み会としよう!」立山・新穂高縦走のレポートをすべての日程をアップ完了したことで、張りつめていた緊張から解放され「レポート完成祝賀会」をすることにしました。19日の午後5時ポチと合流し、JR野田駅近くにある居酒屋の、のれんをくぐりました。「かんぱ〜い!」「ごくろうさん!」ジョッキは、みるみる間に水位を下げていきました。料理が運ばれてくる頃には店員さんの「お替りしましょうか?」のお勧め上手の口車に乗り2杯目のジョッキが運ばれてくるほどでした。

山行の最終日は写真も少なくスムーズに作業が完了しました。そのあとが大変です。1000枚以上の写真の中からレポートでは紙面の関係上小さくカットした写真を「PHOTO」のコーナーからみなさまに披露しようということになり、今回初めてのピカサを使用しての試みとなりました。ピカサの利用が初めてと言うこともあって、取り込みに時間を費やし、管理人・里香ちゃんの協力のもとに縮小なしのサイズでアップが可能となりました。

さてさて、そこからが大変・・・どの写真を使用するかと言うことで「限りなく人物をはずす」、「美しい山・野の花や実・雷鳥は載せる」を重点に絞り「PHOTO」の写真を選別しました。「どこで撮ったかの説明があれば臨場感が更に溢れるよ」と教えてくれた仲間もいました。とにもかくにも立山〜新穂高の作業は一旦終了ということで、区切りをつけたいと思います。

歩行中にメモった内容は雨で濡れてしまうし、記憶の糸はお互いがごっちゃ混ぜになっているし、かと言ってエエ加減な事は書けないしと山行を終えてからも、ず〜っと山行を続けている状態でした。記憶の糸を救ってくれたのはデジカメで撮影した日時が写真とともに鮮明にわかるということです。写真を見ながらGPSを見ながら、より正確に書き上げました。

私は今迄、わが倶楽部から配布される地図だけを頼りに夏山登山に挑んでいましたが、鹿島槍、立山とプライベート山行と言うこともあって、地図を買って、分岐まで何時間、目指す頂上までは何時間、小屋までのアップダウンはどうなのかと、ああでもないこうでもないと調べているうちに、楽しさが倍増することを知りました(感じるのが遅っ〜!)1冊700円を出し渋っていたのではありませんが、あまりにも他力本願であったことが鹿島槍山行あたりから悟るようになりました。ジョンは「それだけでも進歩やなぁ」と失笑しています。壊れたスパッツを新しく購入する時に八ヶ岳の地図も買います。調べます。勉強します。

あっ!そうそう夏限定という虫よけの「ハッカ油」も買い足しておきたいと思います。虫よけに限らず汗臭さもぶっ飛ばしてくれます。山小屋の朝の目覚めが悪い時も、シューッとひと振りすればすっきりとします。リュックにもひと振りすれば、さわやかな気分になりますよ。


[2566] 【2649回 毎日、毎日、編集作業】 2011-09-19 (Mon)

立山〜新穂高縦走のレポート&写真を「山行記録」として掲載するために、毎日、毎日編集作業に明け暮れています。自分たちの思い出の山行記録として、今後、このコースを予定される方の参考にチョッピリでもなれば、そして・・何よりも山々の美しさを見て頂き「いいなぁ!」と思って頂きたいと頑張っています。

編集にあたり3台のカメラで撮影した総枚数が1000枚以上、それを日程別に分け保存します。どれを使用するかはレポートの文章を睨みながら、また文章に無くても、これは載せたいなとおもう写真を選別します。ここからの作業が大変なんです。写真を色々な大きさにカットしていくのですが、上手く紙面にはまらず2度も3度も納得のいくまでやり直します。この作業が半日はかかってしまいます。だいたい2日分を一度に掲載することに無理があったのですが最初にそのパターンを採用してしまったため、2人とも自分で自分の首を締めることとなりました(笑)

「この山なんて言う名前だったかなぁ?」そんな疑問が出た時は、すぐに地図を広げて標高を調べます。「ここからこの山は見えないはずだから・・・」と、かなり懲ってと言うか正確に掲載しています。編集途中で人とのふれあいも思い出されてきます。白波5人男さんや、すがすがしい若者達、彼氏に大きなリュックを背負わし、身軽に颯爽と歩く山ガールなどの後姿も写していますが、こんな写真は載せないでおこうとカットしたりもしました。たばこの吸い殻と飴の包装紙を見つけた時もパチリと撮影しましたが紙面が汚れる気がしてカットしました。

文章も書き上げた時はバッチリだと自負していても、写真をはめて見たら、ちょっと違和感を感じたりして、書き直してみたりと、なかなか時間と手間がかかります。レポート掲載は、わさび平小屋まで進行しているのですが、ここらでリフレッシュしないと苦痛を伴ってしまいそうです。(今のところジョン編集長は、かんしゃく玉が破裂することなく頑張っていますよ!)

ロングコースは登山だけではなく、レポートもロングコースの様です。(トホホ・・です)しかし毎日たくさんの方にアクセスを頂き本当に励みになります。ありがとうございます!。


[2565] 【2648回 山小屋の特徴】 2011-09-18 (Sun)

「たまたま山小屋紹介の番組で」
2646回で山小屋について書いたばかりでしたが、17日のテレビ番組で山小屋紹介の放送していました。色んなタレントたちが山小屋に足を運び、食事や小屋の中を紹介していく番組でした。

やはり泊まってみたい山小屋c純唐ヘ、私のおすすめ通り「燕山荘」でした。トラ吉衛門さんがアルプスデビューをするときには何がなくともまず、「燕山荘」からねと常々言っていたところでした。燕岳と燕山荘を訪れれば、きっとアルプス病に伝染すること間違いなしです。

しかし、タレントたちは14000円もする「個室」に泊まり、山頂レストランで豪華なフランス料理を食べていました。豪華な食事なら、わざわざ山頂に来なくても町の中で食べられるんじゃないの!と画面に向かって言いたくなりましたよ!ちょっと行きすぎじゃあ〜りませんか?タレントと言えども、蚕棚に寝て、庶民と同じ目線で情報を伝えなくてなんとしょう!

八ヶ岳の編み笠山にある青年小屋には「遠い居酒屋」の、のれんが掛けられボトルキープも可能だとか。夜は宿泊者全員で歌声喫茶に早変わり、朝は権現岳からのご来光を見る・・・ちょっと行ってみたくなりますね(小渕沢駅からタクシー3500円、権現平から入山)。

また七倉岳には船窪小屋というのがあり、36人収容の小さなランプの宿なんですが75歳の老夫婦のもてなしが人気だとか。到着、出発の際には老夫婦が鳴らしてくれる鐘の音もまた心をいやしてくれそうですね。利用したことのある人がいれば感想を聞きたいですね。

これらの山小屋に共通して言えることは、「アルバイト生はいない」と言うことです。だから杓子定規な物言いもないのです。家族で経営しているからアットホームなのでしょうか。見ていてホッとする番組でした。

小屋の対応がいくらよくても隣り合わせの登山者によってまた違ってきます。今回の私たちには「白波5人男さん」たちが前になり、後ろになり薬師沢小屋までは楽しく過ごすことができました。その後の小屋では到着時間が昼過ぎだというのに毛布をゴッポリかぶり寝ている人がいて、音をさせても当たり前の時間なのに、気を使いヒソヒソと話をしなくてはなりませんでした。隣に人の気配がしたら「おつかれさんでした」と声をかけてくれたら「荷物の整理でお騒がせします」とお互いが声をかけ合えれるのですが、現実はなかなかうまく行きません。


[2564] 【2647回 快適な登山をするためには】 2011-09-17 (Sat)

不安定な天候が続いています。お出かけ予定のある方は、どうしたものかと思案されているのではないでしょうか?とりわけ登山に出かけられる時は山小屋などに問い合わせると、かなり正確な情報が得られます。どうぞお気をつけてお出かけください。「延期&中止」も勇気ある決断だと思います。私たちは今回のアルプス縦走予定日を台風等の関係で2週間も繰り上げました。もし最初の計画通りであったなら、大雨に遭っていたことと胸をなでおろしています。昔から言う二百十日、二百二十日は雨の心配があるのですね。

今回の縦走で、私なりに今後の登山に役立てたいと次回も山小屋を利用するならばということで「快適な登山をするためには」と題してまとめてみました。

@軽量化を重んじるばかりに必要なものまで置いてきてはいないか?
私が出発前に悩みに悩んで持参しなかったものの中に、うす手のシーツ用の寝袋があります。大峯・奥駈けの際に「タカサゴキララマダニ」に吸い付かれたことから、キララマダニに好かれないためにすっぽりと包まって寝るシーツなのですが、今回は避難小屋ではなく管理の行き届いた山小屋であるということで持参しませんでした。(あれば便利です)

A登山靴のソール
雨などに濡れたり、渡渉時に、濡れたりしたとき登山靴のソールと靴下を替えると楽に歩くことができます。

B同室の人の誰よりも先に寝る
山小屋では、全員が同室のようなものです。私は就寝前に、誘眠剤「デパス」を、1錠飲んで寝ることにしています。そうすることによって、イビキで悩むことはありません(言い訳がましいですが・・・自分のイビキは苦になりません。同室の方悪しからず!)

使わなかった荷物は「ツエルト」と「フリース」でした。ツエルトは、緊急時がなく、使わなくて何よりと喜んでいます。フリースは歩いているときは汗ばむくらいで、もし寒ければ合羽を兼用すればいいのではと思っています。山小屋に入るとすぐ薄手のジャージ上下を持参しました(軽ければ何でもいいと思う。室外と室内を区別したかった)汗をかいているシャツと、泥のついたズボンのまま寝ている人も沢山います。これは本人の感覚次第といったところでしょうか。

衣類の重さを出発前に計りました。2.0s決して重くてたまらない量ではありませんが、疲れてくると荷物が、やたらと重く感じることがあります。「着の身着のまま登山」でも十分山を楽しむことができます。


[2563] 【2646回 山小屋のトイレとスタッフの対応】 2011-09-16 (Fri)

今回のアルプス縦走では、滅多にない8泊の山小屋利用をいたしました。建物の新旧あり、トイレの近代化や工夫、それと小屋で働く人たちの「人なり」が登山者にとって大きく影響してきます。アルプスの小屋はグループ経営で、予約の時に「あれっ?さっきの電話番号と一緒や」と気づくこともあります。インターネットで予約をすると一目瞭然ですので、山小屋を利用する場合は一度インターネット情報を熟知していくと大変便利です。

●建物の新旧
風雪によって、建物が崩壊して新しく立て替えた小屋もありました。そして斜めに傾いた小屋もありました。頭の位置を工夫しないとずるずると滑りそうな傾きです。どちらも新しいとか古いとかが問題ではなくて、いかに清潔に掃除が行き届いているかが登山者には大事です。布団もシーツのかかっていない場合もあります。私は今回は荷物が多すぎたため、持参しませんでしたが「マイシーツカバー」なるものがあります。薄い寝袋式の絹のシートにすっぽり入り快適に寝ることができるのです。建物が古くても清潔であればうれしいですね。

●トイレ事情
多くの小屋は汚物とペーパーは別々に捨ててほしいと日本語、英語、韓国語で張り紙がしてあります。小屋によっては空き箱の中に捨ててと書いてありますが、いつもの習慣でペーパーも一緒にボットン便所に落としそうになることがあります。そんな中で、高天原山荘のトイレは、トイレの中に汚物の穴の斜め前に小さな穴が開いていました。この斜め前の位置が用足しをしていると嫌でも目に入ってくる、絶好場所にペーパー入れの穴があいているのです。とても感心しました。そして言いたい!自分で汚した場合はすぐに自分で掃除をしてから出るようにしてほしいです。

●小屋のスタッフ
う〜ん。山小屋は「寝食ができればOK」が最低限の基本かもしれません。しかし宿泊代として1万円札を出してわずかな釣りしか戻らないとなると、少し期待してしまいます。食事の内容に文句を言っているのではありません。ヘリコプターで食料を運搬している苦労がわかるだけに「一汁一菜」で十分なんです。3000mの場所でのごちそうは何と言ってもおいしい空気と美しい山の景色なのです。だからこそ、コストのかからないスタッフの優しい言葉や心遣い次第で、登山者は素敵な思い出になったり嫌な思い出になったりするのです。

小屋のスタッフは一部を除いて季節限定のアルバイト員を募集して採用しています。オーナーとてすべての小屋を見回り、スタッフの教育をすることができませんので現場責任者任せのところも多々あると思います。「お疲れ様でした!」の心のこもった一言が、到着した登山者にとってどれほどのねぎらいになるかわかりません。

今回、ジョンの逆鱗に触れた某小屋の女性スタッフがいました。マニュアルに書いてある通りに説明したのかも知れませんが、相手の目を見ることなく、「気に入らなければ宿泊して頂かなくても結構です」と顔全体に書いているような、心がこもっていない対応には、私とて不愉快な思いをしました。笑顔や優しい言葉掛けは、すり減ることはありません。たとえ季節限定の短い期間の勤務先であったとしても、登山者にとっては永遠の山小屋のイメージとして残ってしまいます。

「槍沢ボーイの金子ちゃん」や「雷鳥レディのきな子ちゃん」は、山小屋でお休みをいただいた時は他の小屋に泊り、イロイロ勉強をしていると聞きました。小屋の食事の写真を撮っておられましたが、それも立派な勉強で参考になると思います。しかし大事なのは一般登山者として、他の小屋を訪れた時のスタッフの対応のノウハウこそ貴方達の勉強すべきところだと思います。頑張って勉強して、山小屋のプロになって下さいね。


[2562] 【2645回 多すぎる行動食?】 2011-09-15 (Thu)

今回の9日間のアルプス縦走に於いて、6回分に分けて自分なりに適量と判断して行動食を分配して持つことにしました。(ちょっとずるいですが最初の3回分は私の持参分から減らして行く・・・だって早く軽くなるんですもの!)

「ちょっと多くはないかい?」ジョンは言いましたが出発日は移動日、最終日も移動日で、それを除くと、どうしても6回分は必要なんです。大峯・奥駆けで行動食が底を尽き、ミカンを差し入れてもらった事を考えると絶対これくらいはいるんです。そう確信してリュックに入れました。

アルファ米、フルーツパック、ウインナー、柿ピー、濡れおかき、ジェリー飴等をパックにいれて当日分は雨蓋にいれていつでも休憩時に素早く取り出せるようにしました。

小屋では夕食と朝食のみを頼んでいますので昼食は行動食で賄うことになります。それぞれの小屋には飲料水にパンやリンゴやうどん、ラーメンなどもありますので、昼ごろ到着の場合は、立ち寄り利用することができますので荷物の軽減のために最低量しか持たないようにしました。

私たちは、今迄は朝食は弁当を作ってもらい、途中で食べていましたが8日間の弁当殻の「ゴミ」の量を考えると朝食は小屋で食べて出かけることにしました。登山者の中には、リュックの外に大きなごみ袋をぶら下げて歩いている人を多く見ましたが、私たちはリュックの中に、こじんまりと、まとめて収納することができました。今後の山行は、朝食は小屋で食べていくことが好ましいと悟りました。前の晩に作った冷たい弁当より、温かい白ごはんに味噌汁、おかずもたっぷりすぎるほどついており、朝食をしっかり食べていれば、その日1日元気が出ます。

しかし・・・朝食を食べてから出発のデメリットもあります。食後にまた部屋に戻り荷物を出したり、入れたりと出発時間がだんだん延びてしまうのです。私たちは今回は朝食に食堂に行く時には、荷造りを終えたリュックはテラスにおいて、食後は、トイレ調整が済めば、すぐ出発できるように工夫しました。そうすることで予定通り出発することができます。朝の10分の遅れは昼前には大きく疲労度に比例してきます。団体行動の時は約束の時間が守れないと、他のメンバーに迷惑がかかってしまいます。

「多すぎる?」行動食も適量だったようで完食!通りがかった各小屋であんぱん、クリームパン各1個、リンゴ1個、カップラーメン、うどん、ラーメンなどを買い足しました。

要するに「シャリバテ」をしないように、自分の体力を管理しながら歩くことでロングコースを予定通りあるけるのではないでしょうか。それから好みかもしれませんがアルファ米は絶対「赤飯!」イロイロな種類を持つよりも、毎食赤飯でも大丈夫です。


[2561] 【2644回 新穂高温泉の宣伝大使?】 2011-09-14 (Wed)

「こだわりの新穂高ロープウェイ山頂駅にある岩クラゲ」

以前新穂高を訪れた時「山頂駅にしかありません」と言われた土産物があります。「うっそ〜!絶対山麓駅にもあるわ〜!」とロープウエイを降りてきたら、ほんまになかったことがありました。山麓駅の土産物屋も山頂駅の土産物屋も同じ経営者なのに何故?と聞くと「山頂まで足を運んで下さったご褒美のような物ですから」とやさしく微笑まれたことが思い出されました。

「登山は旅行と違い、土産はいらん!」と言いますが、訪れた現地にも少しだけ現金を落として帰るのが登山者としてのお礼だと思っています(ほんまは買い物したいからやで〜へへへ)

双六岳から鏡平、わさび平を経て新穂高に下山するので、ロープウエイを利用することはありません。でもどうしても山頂駅にある「岩クラゲ」がほしいという事になり、リュックをバスターミナルにデポし、ローブウエイ乗り場に行きました。団体客が観光バスで、どっと押しかけ、既にローブウエイ乗り場には長い列ができています。乗り場売店の片隅から笠ケ岳がまぶしく輝いており、コーヒーを頂きながら売り場の女性と雑談しつつ、岩クラゲゲットのための相談をすることにしました。

「ロープウエイに乗って岩クラゲだけを購入したいのだが、それも勿体ない話だし、何とかならないのかしら?」と粘りに粘り、購入できるまで大阪には帰ることができないことを話しました。すると臨機応変の対応のできる女性で山頂駅に電話で相談をしてくれることになりました。今までにこんなにしつこい客はいないと思われているのでしょうか・・・

季節限定品で「秋バージョン」が今だけあるとのことで山頂駅から交代のために降りてくるスタッフにことづけてくれることになりました。新穂高の方達は優しいね!待つこと・・・何分か覚えていませんが、ほしいもののための待ち時間は苦にはなりません。ロープウエイ乗り場近くの坂道にある足湯に手を浸けたり、温泉卵を食べたり、肉の串刺しを食べたりして待っていると「岩クラゲ」が降りてきました。ハハハっ!正確には岩クラゲを持って降りてきてくれた人が見えたってことですね。ありがとう!ありがとう!これでやっと大阪に帰れるよ!

新穂高の街は、すごくさびれていてバス停横にあった温泉も川の区画整理にあったとかで消えてなくなっていました。団体客はバスを降りてロープウエイに乗るだけで町を散策することはあまりない様です。登山客は迷惑駐車をしないで決められた場所に車を停め、下山後は温泉につかり、食事施設を利用すれば街の活性化につながるのではないでしょうか。登山者たちを見ていると、下山後は一目散に高山行きのバスに乗り込み、高山でバスの出発時間まで時間を費やしているようです。

私たちが利用した日帰り入浴施設「ホテルニューホタカ」は、源泉かけ流し温泉500円と安く、素泊まりもしている様子でした。下山後すぐ車で帰るのではなくて、疲れた体を、いで湯で休め、一晩ゆっくりしてから帰れば安全運転にもつながるのではないでしょうか。お盆休み時期は、登山者の違法駐車で自宅から車が出れないこともあるほどだそうです。あれほどに美しい山々を歩かせて頂くのですから、きちんとマナーを守りたいですよね。


[2560] 【2643回 フツーの生活に戻ったのに・・】 2011-09-13 (Tue)

朝の4時「リュックの荷詰めをしなくっちゃあ!」そんな思いで目が覚めました。そっか〜!山小屋じやなくて、自宅に戻ってるんやと思い直し二度寝をしました。

この10日間、まだ外は暗いというのにカサコソと誰かのビニールの音で目覚め、5時の朝食に5時30分の出発とリズムが決まっていたためまだボーっとしています。足を見ると両方のかかとの皮がめくれ赤くなっており、足の裏は豆がいまにも潰れそうな状態になっていました。毎日新しい靴下に履き替えたのでこれ以上の被害はなかったのだとホッとしています。

「鹿島槍登山の2倍の体力があればOK!」と言うのは出発前の話。何の!何の!2倍どころか3倍以上の体力が必要でした。「毎日の疲れを次の日に持ち越さない」を念頭に早寝早起きを守りました。ウイークデーの山小屋はガラガラだと思っていたのですがどの小屋も大入り満員。やっと布団1枚は確保できました。

ポチより背丈の長い人が「頭も足もつかえてどうすることもできません・・・」と嘆いていて私のようなチビには想像もできず苦笑しましたが「斜めに寝てはどうですか?」と提案し無事足を延ばして寝れたらくし朝に礼を言って旅立たれました。

東京から来たという5人組の焼酎大好きなグループさん!早速「みんなの広場」に書き込みを頂き「山男っていいなぁ」と、つくづく思っています。この方達の話だけで「特集」が組めると思います。そうかと思えばすれ違っても、挨拶も交わさない人たちもいました。イロイロ・・・

以前、わが倶楽部で薬師沢小屋から「赤木沢遡行」をしましたが、今回は薬師沢小屋の前に架かる赤い橋を渡り、岩壁越しに行く「大東新道」は水量も多く怖かったです。「足が届かない〜落ちる〜」そう叫びながらの通過もあったり、黒部川源流を横切るときの「流されるかも・・・」の恐怖感など、一夜明けてみると恐ろしかった光景だけが思い浮かんできます。

とにかく予定どおり消化して戻ってきました。レポート乞うご期待お願いします!


[2559] 【2642回 ただいま帰りました!】 2011-09-12 (Mon)

台風12号で大変な被害を受けられた皆様には心からお見舞い申し上げます。

勝手ではありましたが私、9月4日から12日まで、ほぼ毎日3000mの世界に身を置いており「テレビもない、ラジオもない」生活をしておりました。時には「何でこんなにつらいんだろうか」と前に一歩の足が出ないで泣くほどの思いをしましたが、それを乗り越えてしまうと人生が変わるほどの感動を受けました。

「大盛り、山盛り、てんこ盛り」・・どこかの山の中で見つけた看板ではありますが素晴らしい体験をさせていただきました。体力が回復しましたら、追々にレポートを仕上げてまいります。(毎日メモを、したためていたのですが雨に濡れて・・・乾くといいなぁ)

人との出会い、雷鳥との出合い、高山植物との出合い、自然との出合いなどを書いていきたいと思っています。留守を守ってくれた家族にも心から感謝をし、今夜は久々に毛布のいらない夜を迎えることにします。


[2558] 【2641回 秋休みをいただきます】 2011-09-03 (Sat)

台風12号に見送られて、予備日を含む9月4日から12日までの9日間「立山・双六・新穂高」の縦走にでかけます。

★サンダーバード7号で移動〜室堂(泊)
★室堂〜竜王岳〜獅子岳〜ザラ峠〜五色ケ原山荘(泊)
★五色ケ原山荘〜鳶山〜越中沢岳〜スゴの頭〜スゴ乗越小屋(泊)
★スゴ乗越小屋〜間山〜北薬師岳〜薬師岳〜薬師平〜太郎平小屋(泊)
★太郎平小屋〜薬師沢出合〜高天原峠〜高天原山荘(泊)露天風呂あり
★高天原山荘〜雲ノ平〜スイス庭園〜祖父岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣山荘(泊)
★三俣山荘〜三俣蓮華岳〜黒部五郎岳〜黒部五郎小舎(泊)-★黒部五郎小舎〜三俣蓮華岳〜〜丸山〜双六〜双六小屋〜鏡平山荘〜わさび平小屋(泊)
★わさび平小屋〜わさび平〜新穂高…ゴール!大阪へ

気の遠くなるようなロングコースですが山小屋を見つけたら宿泊するつもりで、無理のないスケジュールでアルプスを楽しんで参ります。「姫のおうち」しばらく休業いたしますが、戻ったらレポートでお目にかかりたいと思います。とにかく、来年はできない山行計画かもしれません。今年はまだ元気が残っています。いまのうちに・・・行ってきます!

「9月4日〜9月12日まで姫のおうちは、秋休みをいただきます」


[2557] 【2640回 登山中のヘルメット】 2011-09-03 (Sat)

9月1日付の毎日新聞の記事です。

『鳥取県三徳の三徳山で滑落死亡事故が発生したことを受け、事故対策会議を開いた。関係者が集まり、柵などの設置や登山者にヘルメットの着用を呼び掛けるなどの対策を話し合った。  事故は7月31日午後0時15分ごろ、三徳山三仏寺投入堂付近で発生。登山中の男性(61歳)が滑落して死亡した。  会議には、町や三徳山三仏寺、倉吉署、倉吉消防署、地元住民などが参加。倉吉署や倉吉消防署などが事故当日の様子や対応などを説明した後、対策について意見を交わした。  参加者からは、登山者に注意を呼び掛ける表示物や柵などの設置、登山者のヘルメット着用、関係機関による図上訓練の実施などの意見が出され、引き続き対策を検討していくことになった。  三徳山は、厳しく険しい登山道が続く「修行の山」で、登山者数は年間約3万人。1989年以降、滑落などにより8人が死亡している。』

事故が起きて初めて対処を検討する登山中のヘルメット着用、過日の鹿島槍登山時の扇沢登山口でのことです。私たち4名がヘルメットを着用していると後から到着した団体で15名ほどのグループの女性が「ヘルメットかぶって沢登にでも行くのですか?」と人を小馬鹿にしたような話し方をしてこられました。(このコースのどこに沢があるねん!アホか!)ジョンは怒りに震え、その場を離れましたが、オリオンさんが「ヘルメットをかぶって歩いても誰にも迷惑はかけないでしょ?落石防止にもなるしね」とおだやかに説明をされていましたが、まだまだ登山者のヘルメット着用に偏見がある様です。登山者全員にヘルメット着用とは言いませんが、ヘルメット着用の人を見ても冷やかしはやめてもらいたい。

鳥取県三徳山の事故対策会議でも問題視されたように、登山時には、ヘルメット着用の推奨をしていただきたいと思っています。鹿島槍登山の八峰キレットや唐松岳手前の牛首などはヘルメット着用が絶対条件だと思っています。

近畿の小さな山でも立木の枝が頭をかすめることもあります。トップを歩く私は危険個所通過時には「頭上注意ね!」と後ろの人に声をかけますが、自分自身、背が低いため自分では大丈夫だと思う高さでも背の高い人は「ゴツン・アイタタタッ」が度々あります。そんな時は、帽子でも十分役に立ちますがヘルメットであれば、もっと安全です。頭皮を太陽にさらけだしている人は木の枝とて頭蓋骨に傷をつける場合もあるのではないでしょうか(該当者1名)「ヘルメットは暑いし〜」と言う方もいます。今のヘルメットは、風穴があいていて、ひょっとしたら帽子より涼しいかも知れません。一度お試しあ〜れ!

各地の山岳会などでも、ヘルメット着用を、もっともっとPRし、長野県警・富山県警などでもヘルメット着用を推奨てもらえるとうれしいです。


[2556] 【2639回 事故防止の啓発運動】 2011-09-02 (Fri)

「7月8月は山岳事故が多かったように思います」とのジョンさんの書き込みに大きくうなづいています。「じやあ山登りやめたら?」と、井戸端会議で発言されそうですが、そういう問題ではなくみなさん気を付けましょう!と言う啓発運動なんです。交通事故においても「春の全国交通安全運動」「秋の全国交通安全運動」などが、毎年全国レベルで行われています。しかし悲しいことに事故は無くなりません。しかし啓発運動をすることによって此花警察キャッチフレーズの「だろうではなくて、かも知れない」と言う意識を持つことで未然に防げる事故もあります。

2学期が始まり子供たちも元気に学校に通い始めました。「いってきま〜す」「いってらっしゃい。気を付けてね」ではなくて具体的に何に気を付けるのか「車に気をつけて」「自転車に気をつけて」「信号はきちんと守ってね」と具体的に子供たちに声をかけることで防げる事故もあります。登山とて同じで「落石はないだろう」ではなくて「落石があるかも知れない」と思うことで防げる事故があります。

最近は、救助ヘリコプターをタクシー代わりに呼びつける安易な救助要請が増えているそうです。山ガールなどと世間から急に脚光を浴びファッションさえ整えばどこの山にでも登れると勘違いをしている傾向があります。 そもそも主体性を持って山に入っている人がどれほどいるのでしょうか?

2010年2月、東京近郊のハイキングエリアとして人気の高い箱根の金時山〜明神ヶ岳のコースでの話です。歩いていた60歳代の男女3人パーティが、携帯電話で救助を求めてきました。誰かがケガをしたわけではなく、道に迷ったわけでもない。ただ雪が深いため思うように歩けず、日暮れも迫ってきたので救助を要請したのだそうです。救助を受けた側は、いかなる場合でも出動しなければならないのです。

夜の10時ごろ、北アルプスの岳沢あたりから「疲れて動けない。暗くて道がわからない」という救助要請があり、救助隊員が「そこでビバークして明るくなるのを待て」と指示すると、「だったらけっこうです。自分で歩きます」と言って電話を切られたといいます。

また、要請を受けて救助隊員が現場に向かおうとしたら、登山口で自力下山してきたそのパーティとばったり出くわし、「遅いよ!」と言われ、救助要請をキャンセルされたこともあったそうです。「ヘッドランプひとつ持っていたら、出動しなくてすむ事例がいっぱいある」と言って嘆いていました。先日の地獄谷で私たちを追い抜いて行った男性のリュックの小さかったこと・・・合羽やヘッドライトなど入れているのかしら?と心配するほどでした。「たかが六甲山、されど六甲山」なのです。

とくに近年は、こうした安易な救助要請の問題がずっと、くすぶり続けています。かつての山男たちには「救助を要請するのは恥。山は自分の足で登って自分の足で下りてくるもの」という認識があったと聞いています。ちょっとやそっとのケガで救助を要請するなんてことは考えられず、這ってでも自力で下りてきたものだと聞きました。ところが今は、「登山は自己責任で」という大前提が通用しない時代で、行政ヘリコプターがタダであることを誰もが知っているうえ、携帯電話の普及によってすぐに連絡がとれることから、大したケガでもないのに、まるでタクシーを呼ぶような感覚で救助を要請してしまう。救助費用を税金から捻出することに対して反発が強まっているのは、そのためなのでしょうか。

私たちも過去にウオーキングの会で白馬岳登山中で、参加者の一人が歩けなくなりヘリコプターの要請をしました。「責任者(リーダー)において下山させて下さい」とはっきり言われました。事前のトレーニングもしないで、いきなり白馬岳登山を実施したのですから迷惑千万な話です。この時に手を差し伸べて下さったのが、現在のわが倶楽部のメンバーのみなさまたちでした。改めて感謝申し上げます。

しかし先日の医師の言葉にもありましたが「緊急を要する場合もあり、救助を要請しなければ、もっと迷惑をかけることになる」ことも頭において、正しい見極めが必要になってきます。私は裏妙義山頂で脱臼をし、3時間30分かけて下山しましたが、今思うとあれも無茶だと言えば無茶な話です。しかしザイルパートナーの適切なサポートを受け無事アスファルトの道を踏んだ時は、緊張の糸が切れ、腰が抜けてしまいました。登山の成功は山頂を踏むことではなく、無事下山することだと思っている今日この頃であります。


[2555] 【2638回 残暑の中のトレーニング】 2011-09-01 (Thu)

「トレーニング完了しました」

週末の台風が心配ではありますが、アルプス行きのトレーニングだけはしておこうという事で午前9時30分阪急芦屋川駅前を通過しました。平日でもたくさんの登山者でごったがえす駅前広場は誰もいなくて肩すかしをくった感じがしました。「平日だからか?台風接近だからか?」そう言いながら地獄谷に入りました。今日は水量が少なく、イノシシの出迎えもありません。

地獄谷は、ことのほか蒸し暑くて、サメ岩到着と同時に、へたり込んでしまいました。まだ10時過ぎだと言うのに、昼食用に買ったサンドイッチを頬張り、十分な休憩をとりA懸尾根からピラーロックを巡り中央稜を下り、滝の茶屋までもどりました。最初の予定では宝塚に下山予定にしていましたが残暑が厳しく、熱中症の危険にさらされたためコースを変えてロックガーデンに戻ってきました。

下山途中で小学生を連れた親子連れに出会い「コンニチワ!夏休みの最後の思い出ですね」と声をかけるとうれしそうに、うなづいていました。素敵な夏休みの思い出になるでしょう。その後は有馬に抜けるという若者2人組に出会ったきりで、31日は、ほんと静かなロックガーデンでした。

土・日しか営業していない滝の茶屋は、ラッキーなことに平日の31日、営業していました。風になびく「氷」の看板に吸い込まれる様に店の中にはいり「ミルク金時〜!」と叫びました。この夏最後のかき氷・・・おいしかったよ〜

トレーニングはアルプス行きのためのものではありましたが、残暑の中を、何が何でも予定通りに宝塚に向けてゴールしなければならないことはありません。相棒や、自分の体力の限界(しんどさ)に合わせて引き返したり、進んだりすればいいのです。ただしアルプス本番ではそんなことを言ってはおれません。そのためのトレーニングですから、出発までの間、階段登りや歩荷訓練をして仕上げにかかればいいのです。でもね・・大丈夫ですよ。アルプスの地に立つと、不思議に快適に登れるのです。それよりも台風さんですよ問題は!いつもと違いスロー、スローで進んでいるようで丁度出発の日は、台風まっただ中なんてことになりはしませんか?ここがプライベート登山の良いところ!。ちゃんと見極めて日程変更OKだもんね。

ところで、就寝中に「こむら返り」で目が覚めたことはありませんか?足の攣りは筋肉疲労が原因です。体温が下がり足が冷えるために寝ていても足が攣るのだそうです。寝汗をかく人はミネラル不足になり足が攣る場合があるそうです。攣った時はゆっくりと伸ばし温めてやると楽になります。

頻繁に足が攣る、運動もしないのに足が攣る、などの時は内臓の疾患の可能性もあります。また「沈黙の臓器」と言われている肝臓の機能低下時にも足が攣るそうですので、気になる時は病院で診察を受けた方がいいのではと思います。


[2554] 【2637回 登山に出かける前に】 2011-08-31 (Wed)

いつもすることではありますが今回は、ちと長いという事もあり出かける前に布団のシーツを洗い、痛いほどの糊付けをし(パリパリ大好き)、ついでに衣装ケースの中も片づけることにしました。2〜3年の間、手を通していない衣類は、来年も再来年も使用しないと判断して、気前よく捨てることにしました。最近ではスポーツ用品の店で速乾性だのなんだのと登山に来ていく服ばかり購入しており、昔、通勤にきていたお洒落着は無用となりました。お出かけ用のスーツは、さすがに捨てるわけに行かないので「サイズが変わりませんように!」と願掛けをして、もとの場所に収納しました。

若いころ、勢いで、しかも月賦で購入した毛皮のコートなどは温暖化の影響もあり、ほとんど着て出かける事がなくなりました。どこに行っても暖房が効き、薄着で過ごせるため、ダウンジャケット1枚あれば、街歩きも山歩きも兼用で寒さを防ぐことができます。過日も映画鑑賞のあと少しデパートの中を歩きましたが「買いたい!」思う洋服が見つかりませんでした(婆さんになった証拠?)

片づけていてプっと笑ってしまったのが下着の「シミーズ」と言う種類です。若い人には理解できないと思いますが、現代のカミソールのような物で、上は肩から下はスカート丈まである下着です。昔は必ず着用していましたので特価の時にまとめ買いしたものが値札の付いたまま何枚も出てきました。う〜ん捨てるべきか・・・でもワコール製品だしなぁ
(置いていても着用しないしなぁ・・・)

今の若い人たちはブラジャーの次に、いきなりTシャツやブラウスを来ますが、昔は「合切れをしないため」に「身だしなみとして」必携でした。時代の移り変わりではありますが、昔人間の私でさえ「シミーズ」は着なくなりました。ハイ!きっと同年代の皆さんも箪笥の引き出しに何枚かあると思いますよ〜

衣装ケースの片づけの最後は防虫剤の樟脳を入れ替えておしまい!45ℓゴミ袋5個〜!よく片付きました。


[2553] 【2636回 世界遺産になるか?富士山】 2011-08-30 (Tue)

「一度も登らぬアホに、二度登るバカ」日本一の富士山をこのように言う、ことわざめいた言葉があります。富士山を語るには、一度は登ってみないとわからないし、あの単調で、ゴミの山の、トイレの不衛生さやカビ臭い小屋のイメージを味わうと二度目からは忍野八海から眺めてみたくなります。しかしこれは何十年も前に訪れた富士山の私のイメージで今はすっかりきれいになって、世界遺産登録に向けて愛好家のみなさんが登山客にゴミ持ち帰り運動などをPRして頑張っているそうです。

それでは現在、富士山のゴミはいったいどうなっているのでしょうか?5合目の売店にある自動販売機にはゴミ箱がありません。そのため、自販機の後ろに隠すようにペットボトルが何個も捨ててあるのが見つかりました。売店の人に聞くと「売店で売った品物については空き缶、ペットボトルなどは引き取りますが、ゴミ箱を置くと麓から持ち込んだゴミを不法投棄されるため1時間ほどで満杯になるためゴミ箱は撤収しました」とのことでした。

5合目付近(2305m)に落ちているゴミは「ペットボトル、ビニール袋、飴の包装紙、紙くずなどが主だそうです。飴の包装紙は故意に捨てたのではなく、ポケットから不意に落ちたと思われます。6合目(2390m)にはチップ制のトイレ(200円)が完備されておりますが、心無い一部の登山者によってチップ箱には5円玉やゲームのコインなどが入れられているそうです。7合目(2700m)のゴミはマスク、カイロ、パンフレット、酸素ボンベのキャップなどが落ちているそうです。

7合目にある山小屋のスタッフにゴミの処理はどうしているか聞くと、週に3回ブルドーザーが荷物を運んで登ってくるので帰りにゴミを持ち帰ってもらっているそうです。ここにもドラム缶のゴミ箱があったのですが、すぐに溢れ出し周辺がゴミの山となるため撤収したそうです。

7合目から上は、さすがにゴミは落ちてないらしく登山者のモラルが、だんだん良くなっているそうです。また富士山の裾野には家庭ごみや鉄くず、ゴムホース、大型車両のタイヤの山(700本〜800本)が捨てられており処置に頭を痛めているそうです。これらが解決しない限り「世界遺産登録」は難しいと思います。

(姫からの提案)
@富士山に限らず、近畿近辺の山々でも「飴の包装紙」はたくさん落ちています。ポケットにいれていて、ついポケットから落ちてゴミとなるのではないでしょうか。小さな袋を用意し、リュックにでも取り付けて、飴の包装紙はきちんと袋に入れて持ち帰るようにしたいです。ポケットのハンカチを出し入れする時、ついこぼれてしまうこともありました。休憩の後は必ず振り返り、ゴミを残さないようにしたいですね。「残すのは足跡だけ!」

Aトイレのチップ制については、う〜ん・・・徹底しようと思うのであれば、尾瀬のようにトイレの入り口にボランティアの人を配置すればいかがでしょうか?。それとも200円入れないとドアが開かず利用できないようにするといいですね。


[2552] 【2635回 あ〜らアドベンチャーさんお久しぶりっ!】 2011-08-29 (Mon)

28日の日曜日は「[映画を見に行こう」と話が決まり、人気漫画の映画化でもある「うさぎドロップ」を見に行くことにしました。松山ケンイチと天才子役・芦田愛菜が、ほのぼのとした癒しの効果を醸し出してくれて、笑いあり、涙ありで、仕事疲れや子育て疲れなどのストレス解消にはとても良いかもしれません。しかし子供連れで行くには、低学年の子供たちは、鑑賞に飽きがくるかもしれませんね。

松山はケンイチ扮する「ダイキチ」は、亡き祖父の隠し子である、芦田愛菜扮する6歳の少女「リンちゃん」を懸命に育てようとする“イクメン”役に初挑戦していました。「ダイキチ」は慣れないながらも懸命に育児に奔走する。そんな不器用ながらも必死な姿が頼るべき存在を失った少女リンの心を癒やしていきます。手をつないで幼稚園へ向かう姿や、仲良くひとつの布団で寝る姿は、本物の親子に見えてしまうほどで、子育て中のパパとママにそして企業の管理職に見てもらいたい映画かもしれません。(特に中小企業は、まだ育児休暇取得に関しての理解度が低い)

まぁ、人気漫画の映画化と言うこともあって、気楽に、頭脳を空っぽにして愉快に楽しく、ほのぼのと見れる、なかなか良い作品です。天才子役がまたよい演技をしています。我が家にもあんな天才子役いれば・・姫婆様は左団扇なんだけどね・・・

映画鑑賞を終えて、阪神淀川駅に戻り自宅へと変える途中でバッタリ、アドベンチャーさんと出会いました。1年ぶりではないでしょうか?真っ黒に日焼けして元気そうな感じです。「まあ茶でも行こか!?」という事になり(かと言って淀川駅周辺には喫茶店もなし)ミスタードーナツに入りアイスコーヒーとドーナツで歓談しました。アドベンチャーさんに於いては、今年は肩を痛めて、山らしい山に行けてないこと、そろそろ完治するのでまた時々わが倶楽部に復帰してくれる事、などを熱く語ってくれました。私が予定している雲ノ平の山行を、既に終えていることから情報をいろいろ聞いて参考にさせてもらいました。

世間は狭いよ!どこで知り合いに会うかわかりませんね。わが町高見町まで用事で来られていたとかでした。


[2551] 【2634回 またまた六甲山で事故】 2011-08-28 (Sun)

8月25日に六甲山で転落事故がありました。

25日午後1時10分ごろ、六甲山中で、遭難した72歳の男性を救助していた県警機動隊の27歳の男性巡査長が斜面を約6メートル転落し、あごと右手首を骨折する重傷を負った。

神戸北署によると、同日午前11時すぎ、県警機動隊員が左足を骨折し動けなくなっていた男性を発見。同隊員7人が、ヘリでつり上げ可能な場所まで男性を担架に乗せて移動していたところ、斜面の石が崩れて巡査長が滑落した。巡査長は別のヘリで搬送されたそうです。72歳の男性は24日朝、六甲山へ1人で登山へ出かけたまま帰宅せず、同日夕から捜索していたそうです。

「ちょっと六甲山まで行ってくるわ」と、いつもの散歩コースの様に気軽に出かけても転倒や、急な気象の変化などで「危険な六甲山」に突如として変化します。

過日、芦屋地獄谷に入ったとき、トップを歩く方は私たちが足を置く場所とはまったく違う場所に足を置き、通過していました。水の流れる滑りやすいコースをあえて選んで歩いている様子でした。同じコースでも足を置く場所が違えば、まったく別の「地獄谷」となってしまいます。「おっとっと〜」その方の足跡をたどり登ると、今まで感じたことのない緊張を感じました。

トレーニング中は「簡単なところを選ぶな!難しいところを行け!」とリーダーは言います。なるほど、同じ岩に足を置くよりも少し目線を変えて新しい試みをすれば地獄谷って何通りものコースがあるのですね。

@自宅を出るときは具体的な行先(六甲山だけではわかりにくい、せめて有馬から登るとか、宝塚から登るとか具体的な登山口と下山口を通知してから出かける)

A1日ぐらい山中で過ごせるだけの装備を持っているかどうか確認し、予定時間が過ぎて帰宅しなくてもあまり騒がず夜明けを待つなどの会話を日ごろから家族にしておく。

B高齢者の単独登山は警備隊等へ迷惑をかけることになることを自覚し、家族もまた熟知しておく。

救助活動中に、斜面の石が崩れて滑落、怪我をされた巡査長の1日も早い全快を心から願っています。


[2550] 【2633回 ほのぼのとした話】 2011-08-27 (Sat)

産経新聞の8月25日付夕刊「夕焼けエッセー」に、ほのぼのとしたエッセーが載っていましたのでご紹介したいと思います。現在は67歳になる男性のエッセーです。(原文から抜粋させてもらいました)

『僕の小学校にはプールがなかった。夏休みになると友達と他校へ出かけた。中学生も来ていたから芋の子を洗うように身動きが取れない。泳ぐより潜ることを先に覚えた。白と青。ちょっと目立つ縞模様の毛糸の海パンは水を吸うと意外に重いし、潜ると脱げそうで気色悪い。「何やこれ?」知らん子が水面に伸びた毛糸をたぐり始める。腰のあたりがもぞもぞするのであわてて水から這い上がると、白い尻がぽっこり出ている。恥ずかしくて座り込んだのか逃げ出したのか記憶にない。・・・後略』

何と微笑ましく、なんだかとても哀愁が漂い思わず記事を切り抜いてしまいました。まず、物の無い時代、自宅にあった毛糸の余りで(多分・・の想像)材料を無駄なく使う母親の気持ち、今なら毛糸で海パンを編むことは考えられません。母の手作り海パンを身につけた少年も偉い!今の子供たちだとすぐ「や〜だ!」と言うでしょう。色々な光景が想像できて、とても楽しいエッセーでした。

夏休みの宿題に、本を1冊読んで感想文を書きなさいという課題が高学年になると必ずと言っていいほど出されました。低学年は絵日記が定番ですね。今でも思い出されるのは「○○を読んで、おもしろかった、かわいそうだった」で簡単に済ます子供たちがいて、よく先生が「みんな同じ感想だ〜」と苦笑されていました。

エッセーを読んで、まずお母さんが毛糸で海パンを編む姿が目に浮かびます。「濡れたら重いかも知れんけど、フリチンよりはましだ」そんな肝っ玉母さんかも知れません。海パンを渡された時の少年の顔も浮かんできます。ありがとうと言いながら複雑な心境だったかもしれませんがプールに行きたい一心で嫌がらず履いたのでしょうか。それとも素直に履いたのかも知れません。毛糸の先を引っ張ったのが友達なら、そっと「やばいぞっ!」と教えてくれたでしょう。しかし見つけたのは知らない子だったため、果てしなく半尻になるまで毛糸を引っ張られたのでしょう。そんな光景も浮かんできます。感想文とは、文章とは、こうありたいものですね。

テレビの画像の様に「見るだけ」と「読書」の差は、想像することで頭脳をいかに刺激するかだと思っています。体験していなくても文章を読むことで主人公にもなれるし想像できる、これが感想文〜!


[2549] 【2632回 廃線ウオーク】 2011-08-26 (Fri)

ウオーキング協会に参加していた時は毎年「トンネルウオーク」と称して廃線ウオークに参加をしていました。生瀬駅の小さな公園で、溢れるほどの参加者の対応をしていたちょっとの隙にジョンの高価なカメラが誰かに持ち去られてしまった苦い思いのコースです。7歳、6歳、4歳の参加者のため国道沿い歩きをやめて西宮名塩駅からスタートすることにしました。

バスロータリー横から塩瀬中学校横を通り、名塩木之元町の竹藪を下るとすぐ渓流沿いにでることができます。距離を無理に組み込まなくて良いのであれば、国道沿いの狭い歩道を延々と歩かずともよくて合理的なコースでした。赤い橋にさしかかる前に大きな看板がドデ〜ンと立ちはだかっていました(以前にもあったかどうか記憶に薄い)・・・ブログに写真を載せました。

女性がひとり看板の前に立ちすくんでいます。その横を私たちが通過したのを見て、追いかけてきました。「あのぉ看板には通行禁止の様な内容ですが行ってもいいのですか?」事故等に責任を負わないという趣旨ですから気を付けていけば大丈夫と説明をして先に行ってもらうことにしました。

蝶が飛び、かたつむりが顔をだし、青いどんぐりの実や、イガ栗などを見つけ、なかなか先に進めません。急に入道雲の出迎えを受け、大粒の雨が降ってきました。「あかん!トンネルまで急ごう!」と急ぎ足で最初のトンネルに到着しました。7歳の参加者が暗闇におびえ中に入ろうとしません。ヘッドライトを付け、すぐに出口が待っていることを説明すると先頭を切って走り出しました。「走ると危ない!ゆっくり足元を見て!」怖がったのは最初だけで探検だとか何とか言いながら楽しそうに進んでいきました。

トンネルを出ると大雨が降っており、トンネル入り口で雨宿りをしながら、おにぎりタイムとなりました。ももちゃんちへは午後4時までに送り届けないとピアノ教室に間に合わないのです。今日は武田尾まで行くのをあきらめて名塩の駐車場に午後3時に戻れるように時間を設定し、折り返すことにしました。

雨が多く降ったのか、武庫川の水は茶色に濁り水量も多かったです。沢山の川鵜が羽根を広げ岩の上で休んでいました。なぜ羽根を広げているのかと聞くので、爺やが雨に濡れたから干しているのだと答えましたがほんまかいなって感じです。

若いアベック2人とすれ違ったり、懐中電灯を持たないおばさんに出会ったりと、あいかわらず人気のコースの様です。わが倶楽部も、季節を選んで、たまには楽々コースも悪くないなぁと思ったりしました。渓流沿いに出る場所さえ間違わなければ、西宮名塩駅からのコースの方が快適です。

武田尾までの距離が短かすぎるのであれば、途中で広場もありますので、何かイベントを実施しても楽しいのではないでしょうか。春先にはイタドリもありそうな・・・そんな感じでした。

それにしても今日の雨は大阪は天気は良かったようですが名塩周辺は、突然の大雨や、太陽が出たりと不安定なおかしな天気でした。


[2548] 【2631回 もうすぐ秋かな?】 2011-08-25 (Thu)

暑くあってほしい日は涼しくて、涼しくあってほしい日は、またまた蒸し暑く、皮肉なものですね。蝉の鳴き声も少し静かになったような気がしますが、まだまだ公園での合唱は続くのでしょうか。

9月初旬からアルプス縦走を決めていますが、寒さ対策も変更しなければならないようで荷詰めの終わったリュックをまたまた中身を出して再検討することになりました。あと行動食を入れると完了です。重量はまだ計っていませんが15sにはなるかと思います。

あとは天気・・これがまた心配ではありますが「イケイケ・ドンドン姫」につき雲を蹴散らしてとなればうれしいです。あまり無茶はしないで安全登山で行くことにしますね。

それにしても何を入れているのか不用なものは何一つないのですがリュックが重いですね〜ま、大峯・奥駆道の苦労を思い起こすと、何とか頑張れるのではないでしょうか。鹿島槍の体力の2倍は必要と脅されています(笑・・案外本当かも)

話は変わりますが、現在大学生の姪の子供たちが5歳から7歳(ちょうどいまの零君やももちゃん達ぐらい)の時におとぎ話を読み聞かせたビデオが出てきました。お泊りの夜にそのビデオを見た子供たちが「わぁ〜婆ちゃんや!でもどこか違う〜!」どこが違うかと聞くと、女の子は「婆ちゃんじやないみたい、声も違う」男の子は「ホクロがある〜」そうなんです。私は鼻の下にホクロがありましたが子供たちを抱っこした時にゴミと勘違いして人差し指でほじり出すのです。

そんなある日「基底細胞癌」と診断されて瞼の下を手術するときに医師が「ついでに除去しましょうか?」と言うことになりホクロを取り除いてしまったんです。そんなこと忘れていたのですが小さな子供とはいえ観察力の鋭いことに驚きを感じています。しかし・・・まめに絵本を読み聞かすビデオを作成していたものですねぇ。


[2547] 【2630回 驚きの事実】 2011-08-24 (Wed)

「芦原温泉で姫を見かけた人がいる」との情報に信じられないこともあるものだと嫁と話をしていました。出会ったであろう場所で「やあ!やあ!」と声を掛け合ったわけでもなく不思議な出来事に「誰と出会ったのかしら?」と此花署のマドンナに尋ねたところ「姫は此花署では顔が割れているから交通課以外の人に目撃されていますよ」そうか〜!そういうことか〜!コンクール威力に驚いています。(お忍び旅行でなくてよかったわ〜!→あるかっ!そんなもん!)

山行途中で知人に、ばったり出会うことも、しばしばあるのですから不思議なことはあるものですね。「みんなの広場」に書き込みを頂く「伊東さん」とも、どこかで偶然出会えることを楽しみにしています。

芦原温泉のホテル部屋は13畳の部屋が二間続きで、きっと団体客用の大きな部屋なんですね。トイレも二つ、洗面所も二つありました。いつもは夕食の膳を片付けてから布団を敷くのですが一つの部屋に6枚の布団を楽々と敷くことができました。二人の嫁と枕を並べて寝るのは初めてのことで「来年もこんな機会があるといいね」と大人の会話をしてると「次もトワイライトエキスプレスに乗りたい〜!」と子供たちが近づいてきます。よほど楽しい車内だったようです。

そういえば・・・私が会社勤めをしていた頃、社員旅行は時間のたっぷりあるフェリーか、寝台列車を利用しました。長旅は社員同士の有意義なコミュニケーションの場となります。その頃は東京・札幌・福岡・大阪・氷上・名古屋と事業所が一同に合流する場所探しに苦労をしました。寝台列車で東京に行きたいと旅行社に申し出ると「新幹線でひとっ跳びでいけますよ」、東北に寝台で行きたいというと「飛行機がおまっせ〜」と言われ続けました。観光だけでなく道中も楽しむには寝台列車やフェリーに限ります。

南港から九州に向けて社員旅行をした時の事です。フェリーにたっぷりの酒やビールを積み込み、長旅を楽しむ手配を整え、九州到着時に残った酒類はバスに積み込むよう添乗員さんと打ち合わせをしていたところ「酒がなくなった」との報告をうけました。船はまだ港を出ていないのに、ドラの音を聞く前に、酒を飲み尽くし、もうみんなベロベロに酔ってしまっていたのです。また、下船する時に一人行方不明となり大騒ぎをしていたら、他の団体客に混じり見覚えのある社員が下船しかけていました。千鳥足で二日酔い状態で別の団体にくっついていたのです。「こっち、こっち」と連れ戻ったこともありました。船員さんに「責任者は誰ですか?」と別室につれて行かれ、騒ぎすぎを怒られたこともありました。それ以後はフェリーでは個室タイプを手配し、列車では騒ぐ社員は、ひとくくりにして真ん中の座席に座らせ端をスタッフや、おとなしい社員で固め、一般客への配慮に苦労したことも今は楽しい思い出です。夜行列車は時間調整のため、真夜中でも停車しドアーをあけます。酔っ払いはドアーがあくと反射的に降りてしまうのです。スタッフの見張り役もたくさんいりました。

高速道路では、丹波篠山工場から京都南のサービスエリアで合流し本社のバスに乗り移るのですが、エエ加減な人数チェックをした結果、1名足らないことに気が付きました。次の休憩地で隣に同じ会社のバスが停車し、車内から不明の社員が出てきたのです。同じバスなので乗り違えたそうで、そのバスで、誰も気が付かなかったのかと問うと「寿司組合の寄合い旅行で1店舗から1名の参加のため、他の人達同志の顔見知りはなく、どこかの寿司屋の人だと思われていたようです」まぁ、今となっては笑い話で済みますが、総務という仕事は、うまく行って当たり前、トラブルが起きると「何しとったんや!」と言われる職場でした。でも・・・私はそんなトラブル嫌いではなかったです。結構楽しみながら処置をしていました。


[2546] 【2629回 粋なJRの計らい】 2011-08-23 (Tue)

22日月曜日、春日出の嫁と西宮名塩の嫁と合流して夏休みの思い出旅行に行くことにしました。4歳の孫のたっての希望「トワイライトエキスプレスに乗りたい!」が実現できるのです。爺やに西九条まで送ってもらう途中、見覚えのある、やさしい後姿の此花署の「リトル稲穂さん」の姿を発見し、思わず「リトル稲穂さ〜ん、おはようございます!」と車越しにあいさつを交わしました。嫁が「お母さんて顔が広いんですね」と言うのでコンクールの時にいつも見守って下さった応援隊長の方だと話をしました。

大阪駅が大きく様変わりし、西宮名塩から来る嫁との合流が心配でしたが携帯電話があることから無事合流成功、大人3人、子供3人、幼児1名の珍道中のはじまりです。まず車内で食べる昼食用駅弁を買いに2階に下りると、発車時刻20分前だというのにトワイライトエキスプレスは10番ホームに入っていました。

駅弁を購入し終えて、エレベーターに乗りトワイライトの待つ10番ホームへ移動し荷物を置いてから先頭車両を入れて記念撮影をしようとしましたが子供たちは2段ベットに上がりこみ出てくる気配はありません。仕方がないので代表で撮影に行くと「鉄道マニア」の大人がたくさんカメラを抱えて撮影をしていました。私も1枚パチリ・・・するとその中の一人が近寄ってきて「フラッシュをたくとトワイライトの塗料に影響する、僕が撮ってあげる」と言われました(?)

Bコンパートメントは個室タイプでドアを閉めると音が外に漏れることはありません。11時50分の発車時刻には多くの見物人に見送られて大阪駅を出発しました。新大阪、京都と見覚えのある景色も列車が違えばまた格別です。京都を出たあたりでウエイトレスさんが夕食のフランス料理の注文を聞きに来ました。「私たちは福井駅で下車しますので」と言うと「えっ?福井駅で降りられるのにトワイライトにご乗車されたのですか?」と、けげんな笑顔・・(まっフツーの感想かもね)

子供たちは駅弁も食べずに2段ベットではしゃぎ、浴衣の紐をシュリンゲ替わりに掛けて、梯子を折り畳み、上下、左右を飛び交わし、サルの集団かと思うほどに楽しんでいます。きっとパパや爺が参加していたら「危ないからやめなさい!」と叫んでいるに違いありません。姫婆は簡易ハーネスを作り落下しても怪我のないようにして見守りました。

踏切事故の確認とやらでスピードダウンしたことから福井駅到着が10分遅れました。しかしトワイライトは札幌駅に翌朝の9時52分に到着するまでゆっくりと時間を調整しながら走るため10分くらいの遅れは何とも感じていないようです。福井で下車後、乗り換え時間6分間で芦原温泉駅の普通電車に乗る我々にとってホームに下りたら電車は発車したあとでした。次の列車は1時間後となっています。(どないしょう〜)

すると特急「しらさぎ号」が間もなくホームに入るとのアナウンスが流れ「乗っちゃおう!」と言うことになりました。トワイライトから降りた、興奮冷めやらぬ子供たちを1時間以上も待たすのは危険です。「お母さん!特急料金がいりますよ」と嫁が心配顔で忠告してくれました。「何とかなるよ」そんなわけで、特急「しらさぎ号」に乗り込み、車掌さんが「切符拝見」と回ってきました。トワイライトが遅れてふつう電車に乗れなかったこと、芦原温泉に迎えの車を待たしていることなどを旅程表を見せて、丁寧に説明したら「よくわかりました」と普通料金のままで乗せてもらえました。
(JRさん!臨機応変効くやんか〜)

迎えに来てくれていたホテルの車に乗り、ホテル到着後すぐにプールに走りました。昨日から涼しくなり1時間でもプールに入れないと、子供たちに約束違反したことになります。幸いに水も冷たくて、そんなに長い時間は泳いでいられないみたいで「温泉、温泉」と水着のまのんま大浴場に駆け込みました。

子供を呼び込むための縁日や花火のサービスとわずかな心くばりではありますが、それが大繁盛の様子で平日だというのに、夏休みということもあって満室だそうです。バイキングも人気だそうですが、子供たちが騒ぐと落ち着かないために部屋食にしてもらい、嫁2人とゆっくりとビールを飲みながら夕食を楽しみました。

翌朝は芝政ワールドまでホテルのバスで送ってもらいましたが、天気もあまりよくないことから、すぐにあきらめて水から上がってくるだろと思っていましたが唇を紫色に染めても水からあがろうとしません。ぎりぎりまでプールを楽しみ芦原温泉駅15時55分のサンダーバード32号に乗り大阪へ向けて帰ることになりました。雨もパラパラと降ってきましたが濡れることなく列車に乗り込むことができました。

車掌さんが切符の点検に来られて、しばらくして戻ってきました。「8席空いているところがありますので移動されますか?」私たちは大人3人分、子供2人分の席しかなく(幼稚園児と幼児1名は無料のため席は確保なし)結構、肩を寄せ合って座っていたのを見兼ねて大阪駅まで空席の席を融通して下さったのです。「ありがとうございます!」おかげでゆったりと座れました。プールで疲れてすぐに眠るだろうと思っていたのですが、何と大阪駅まで、どの子も眠らず元気いっぱい!へとへとなのは大人3人・・・・・

(驚きの事実)
自宅へ帰る途中、此花署のマドンナからメールがあり「芦原温泉で見かけた人がいる」との事でした。「そんな〜!嘘でしょ!だ〜れ?」(続きは明日のお楽しみ)


[2545] 【2628回 不安定な天気】 2011-08-22 (Mon)

8月21日の天気について

横山岳行きを断念した雨の予報です。
『滋賀県では、21日夜遅くまで急な強い雨や落雷に注意して下さい。近畿地方は、前線が停滞しているため雲が広がり、雨の降っている所があります。今夜の滋賀県は、停滞する前線上を低気圧が東に進むため、雨や雷雨となるでしょう。明日の滋賀県は、停滞する前線の影響で雲が広がり、朝までは雨が降る見込みです』

いま考えても昨日の雨はすごかったです。横山岳は谷筋歩きもあり水量が急激に増えるため危険がともないます。気象学講師のヒカルゲンジさんの携帯電話による正確な情報に助けられた感じでした。勿論、体感する雨も半端じゃなかったですよね。

22日は孫たちとトワイライトエキスプレスに乗り、芝政ワールドでプールを楽しむことにしているのですがなんというかこの天気・・・えらい涼しくなっちまった・・・プールに入れるのかどうか心配になってきました。子供たちに「中止」は理解できません。涼しくても、雨でも出かけるとしましょうか。昨日まで暑くて、暑くてどうしようもなかったはずですのに皮肉なものですね。(姫婆がそんなサービスするからやてか?)


[2544] 【2627回 勇気ある決断】 2011-08-21 (Sun)

21日・日曜日は滋賀県の横山岳に向けて出発する予定でした。四万十号は福島区を午前6時45分に出発しました。オリオン号とは多賀サービスエリアで合流の予定です。福島の高速入口では空は鉛色ではありますが「曇りの方が暑くなくていいねぇ」と話していると京都南を過ぎたあたりから突然の大粒の雨がフロントガラスを叩き始めました。「あっちゃ〜滋賀はもっと降ってるかもね〜」

同乗しているヒカルゲンジさんは気象学の講師で、携帯電話で滋賀県横山岳周辺の天気図を見てくれました。「昨日の夜は曇りの予報だったんですが、こりゃひどいですなぁ」雨は益々酷くなってきました。オリオン号に電話をし様子を聞くと、出発時間を過ぎているがひとり遅刻の人がいてまだ出発していないとの話です。そうこうしているうちに大雨の中、深草の高速バス停留所に到着しました。ここで乗車する靖ちゃんもまだ集合時間には早く、まだのようですが雨がひどくて車から出ることもできません。今日は谷筋を歩くこともあり水量が多いことも懸念されます。サービスエリアで車から出ることもできません。ゲリラ雨の様です。

リーダーが中止の決定をして、大阪を出発していないということもあり中止の連絡を入れました。深草の靖ちゃんは電車を降りたところでホームに出ていないということで中止を告げました。京都東からUターンをして帰る途中、ワイパーが効かないほどの雨になりました。白煙を上げているようで前の車が見えません。ストップするにも危険すぎてスピードを落として走るしかありません。

気象講師のヒカルゲンジさんが午後からの滋賀県横山岳地方の天気を調べてくれましたが午後からは、雷、大雨、強風を伴いもっと強く降るらしいです。しかし豊中の石橋駅付近は雨が降っておらず、きっとみんな「せっかく用意して来たのに〜」と残念がっていることでしょう。雨でも中止をしたがらない、イケイケドンドンの姫が中止に素直に「うん」と頷いたのですから、どれほどの雨だったか想像がつくと思います。

自宅に帰り、今一度滋賀県の天気予報を見てみたのですがやはり強い雨だとのことで中止決断したことに安堵しています。

ご参加の皆様にも、京都、滋賀地方の雨を体験してもらったのちに「中止」とした方が誰もが納得されるとは思うのですが山に登らないのに、費用が発生してしまいます!今回は、中止止む無しとご理解頂きたいと思います。

次回は9月25日と少し期間が飛んでしまいますが、次回よろしくお願いいたします。なお集合場所が変更となつておりますのでくれぐれもご注意お願いします。

●9月25日 比良山系縦走D 武奈ケ岳・地蔵山
●集合場所 京都 京阪電車・出町柳駅前 
     京都バス朽木学校前行に乗車して下さい(7:45発)


[2543] 【2626回 卓上カレンダーが開かない!】 2011-08-20 (Sat)

孫たちを滅多に叱らない(と言うか今まで叱ったことがない)婆ちゃんがプッツン切れました。

夏休みだからと7歳、6歳、4歳の孫たちがお泊りに来ました。夕食を済ませ風呂に入り、子供たちの言う通称「シティホテル」の姫部屋で寝ることにしました。ベットの上、下に布団を2枚敷き詰めて、自由に陣取りできる様にしています。零ちっちがきまって「僕はベット〜」と言い出すと3人ともベットがいいと言い出すので、眠りついてから、一人だけ残して下の布団に引きずり落とすのです。引きづり落とすのに簡単なのは4歳のチビが軽いので、まず、いっぴき〜!次は6歳の女の子〜。7歳の男の子は重たくて抱っこできないのでそのまま。過日ベットの隙間から落ちないようにジョンハウスで落下防止の柵を作ってもらいましたので今回から安心です(以前にドスーンって落ちたことがあるのです)

午後10時を回っても寝る様子はなく11時過ぎには姫婆が、うつらうつら・・・午前1時にはまだキャーキャー騒いでいました。ん?足のあたりがネバネバするけどと目が覚めて、よく見てみると糊のケースが空になっているではありませんか。「だ〜れ、糊を使ったのは?」3人とも返事はありません。机の引き出しに入れていたクリップは、ひとつ残らず連結されていたり、ボールペンや鉛筆は電車の様に部屋中に出してあったり、ガチャ玉は部屋中に散らばったり、まあこれは朝、一緒に片付ければいいのですが糊を出したことについては問うてみたいと思いました。

3人ともお互いをかばってなのか誰がしたとも言わずでしたし、午前1時を回っていたこともあり「婆ちゃんは怒っています。もう電気を消します!」と告げて真っ暗闇にしたところ3分もかからず同時に眠ってしまいました。

翌日みんながそれぞれの家に帰ったあとでも不思議なのは糊をどこに使ったのか見当もつきません。不思議だなあ〜と思っていた今朝、卓上カレンダーの過去の日程を見ようとしたところ何と糊付けされていて1枚も開きません!幸いなことに未来の日程は無事でした。子供のすることには不思議と思うことがいっぱいで苦笑してしまいました。それにしても部屋中に糊が散らばっていると覚悟していたのですがシーツを洗っただけで被害は最小限で済みました。

ちなみに8月28日のカレンダーには「じいちゃんをたいほするひ」と書かれてありました。あれはダメ!これはダメ!やっつけてもすぐ生き返る爺は、間もなく逮捕されることになるのでしょうか。爺は見守るということができないらしく子供が4人いるのと同じレベルで困ってしまいます。ほんま!


[2542] 【2615回 やっぱりか〜】 2011-08-19 (Fri)

アルプス縦走「立山・双六、新穂高」

やっぱり参加者はいませんか〜?仕方ありません。少し日程が長すぎますか?でも海外旅行に1週間や10日かけていく場合もあるし・・・・

じゃあ中止にしますか?そんなわけないじゃないですか!私は行きますよ。行きたいんです。計画は練りに練って予備知識はバッチリです(技術は別物でっせ〜)個人山行ならば日程も決めず天気予報をにらみつつ、パッと行ってきまっせ〜

癌宣告をされて余命いくばくもない人みたいですが今年は体調も良く、ロングコースにはまっているのです。「あ〜あ、あの時、ためらわずに行っておけばよかった!」と後悔の残らないように、全財産をはたいて(笑)行くことにしました。もう清水の舞台から飛び降りるくらいでは追っつきません。登山の前に孫たちとトワイライトエキスプレスにも乗らなくては・・・・・!

●第1日目 JRを利用サンダーバード11号で移動します。(室堂山荘泊)

●第2日目「コース;室堂〜竜王岳〜獅子岳〜ザラ峠〜五色ケ原山荘 (五色ケ原山荘泊)

●第3日目「コース;五色ケ原山荘〜鳶山〜越中沢岳〜スゴの頭〜スゴ乗越小屋」(スゴ乗越小屋泊)

●第4日目「コース; スゴ乗越小屋(泊)〜間山〜北薬師岳〜薬師岳〜薬師平〜太郎平小屋」(太郎平小屋泊」

●第5日目「コース;太郎平小屋〜薬師沢出合〜(大東新道)〜高天原峠〜高天原山荘」〜高天原温泉風呂〜高天原山荘 (高天原山荘泊)
                    
●第6日目「コース;高天原山荘〜高天原峠〜雲ノ平〜スイス庭園〜祖父岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣山荘」(三俣山荘泊)

●第7日目「コース;三俣山荘〜三俣蓮華岳〜黒部五郎小舎〜池回り〜黒部五郎岳〜黒部五郎小舎 (黒部五郎小舎泊)

●第8日目「コース;黒部五郎小舎〜三俣蓮華岳〜〜丸山〜双六〜双六小屋〜鏡平山荘〜わさび平小屋」(わさび平小屋泊)

●第9日目 わさび平〜新穂高…ゴール!大阪へ」

ロングコースですので、ガツガツと慌てて歩くとことなく、かと言って小屋までは何が何でも目指さねばなりません。アルプスはテント場以外でのテント泊は禁じられているのです。

輝かしいゴールで「無事下山しました」と家族に報告ができるよう準備に余念がありません。すでに立山に向けて出発した気分です。


[2541] ジョンから伊東さんへ…みんなの広場の回答でーす。 2011-08-19 (Fri)

▲私もクライミングはバリエーションルートに行くためのトレでまだまだ へたっぴんです。

●アルパインのバリエーションルートにはフリークライミングの5.10以上のテクニックよりロープワーク、ルートファインディディングやその他諸々の知識や技術が必要です。私たちもクライミングのレベルはかなり低いです。


▲前穂の北尾根に行くために、まだまだトレしないと無理なレベルです。

●前穂の北尾根は4峰がきついと聞きますので、トレーニングは積んでください。でも、いい加減な感じの人がソロで入っています。北穂東稜をやった時、涸沢ヒュッテと東稜のライン上で、そんな人、二人に出会いました。


▲間があくと、ロープワークさえ忘れてしまう程度です。

●私の場合、結びといろいろなセットがすばやくできるように、仕事場と自宅の部屋には、ガチャとロープはぶら提げています。


▲(いつもどこをホームグランドにされているのでしょうか?)

●芦屋界隈の岩場が多いです。地獄谷、荒地山一帯の岩場を結んで、アンザイレンしたまま行きます。でも今の時期は暑さで途中でバテてしまいますので夏以外です。夏場は地獄谷とA懸垂岩やホワイトフェースで涼んでいます。道場の不動岩や保塁岩にも出かけます。でも簡単なルートしか攀れませんげど。


▲前穂の北尾根を目指してました時は、京都金比羅の北尾根でマルチピッチの練習をしてました。

●京都金比羅の岩場もいいですね。Y懸尾根、北尾根、M、Kはよく行きましたが最近はご無沙汰です。
近々、前穂の北尾根に入る知人がいますので帰りましたら岩場の状況を聞いておきますね。


▲今回 北鎌に行く前は、蓬莱峡で登山靴で登下降の練習をしてました。岩の師匠と呼べる人がいないので、相棒と我流でやってます。

●蓬莱峡は今年2回行きました。オールマイティにトレーニングできる良い場所ですね。相棒さんと我流、ベストじゃあないですか。バリエーションでは行くも戻るも息が会わなくてはいけません。自分達の流儀で大丈夫です。我流は悪いことではありません。ただもっと効率の良いやり方があるかも知れませんので、たまには人のやり方を見るのもいいものです。また自分達のほうが良いやり方だと確信することもあると思います。


▲働いてますので、土、日曜日しか行けませんが姫様とJON様に岩を教えていただけたら・・と思ってます。

●土、日は岩場は込みますね。登攀はお教えするほどの腕ではありませんが、一緒に楽しめると思います。
またロープワークはお教えして大丈夫かと思います。それとトレーニングのゲレンデは案内できると思います。日曜日でも空いている岩場もありますので、ご一緒しましょう。お気軽にどうぞ。


[2540] 【2614回 久々の主婦の日】 2011-08-18 (Thu)

大峯・奥駆道で「タカサゴキララマダニ」に好かれてから今日までパーマ屋さんに行くことができませんでした。やっとメスを入れた頭皮も正常に戻った事から、久々にパーマネントに行きました(古〜っ!昔はこう言うてましたよね)パーマ屋でしばらく来なかったので心配していたと言われ、理由を言うと現実の話かと驚いていました。私自身もまだ信じられません。

函館に里帰り中の零ちっちのママが大阪に戻ると言うことで関西空港に出迎えに行くことにしました。駐車場は6階の屋上以外、すべて満車状態なのですが空港ロビーの混雑はありません。ではあの車の持ち主は一体いずこへ出かけているのやら?

13時15分、函館からの飛行機が到着しましたが、ターンテーブルで回る荷物待ちでなかなか出てきません。息子は今日から仕事のため、昨夜から零ちっちを預かっていましたので一緒に出迎えることになりました。ママの姿を見つけて、はしゃいでいましたが、いざママが出てくると「サビシカツタヨ〜!」と母子の熱い対面となりました。

たかが4日間だけではありますが、パパが実家の母と水入らずでゆっくりしておいでよと言うことで、一足先に大阪へ戻ってきたのですが、どうもパパと二人で淋しかった様子です。パパもまたママの苦労がわかったようです。私たちの時代は「子育ては母親の仕事」と相場がきめられていましたが現在は、お互いが都合のつく方が子育てをするに変更になったようです。(エエこっちゃ!)

零ちっちの自宅まで送り、解放されたと思っていましたが、また今夜もお泊りするのだそうです。まあママも実家に帰っても楽をしていたわけでなく病気のお母さんの世話をしてきたので、さぞ疲れているだろうと今夜もまた我が家は臨時託児所です。

久しぶりに主婦をしましたが山が呼んでるよ〜!


[2539] 【2613回 伊東さんからの書き込み】 2011-08-17 (Wed)

「伊東さん」とおっしゃる方から北鎌尾根から槍ケ岳縦走をするにあたって私たちの山行記録を参考にさせてもらいましたとの「みんなの広場」への書き込みをいただきました。私たちの山行記録が、まだ出会ったことのない人に参考になっていると思うと嬉しくなります。

山行記録は、わが倶楽部での記録、プライベートの記録ともに書いてきました。誰かに見てもらうと言うよりも自分自身への記録もあり、なるべく鮮明に描くように心がけています。タイムスケジュール、小屋情報、トラブルの内容など書いていれば同じルートを再び巡るとき(それはないか〜)役に立ちます。

とにかく「伊東さん」とおっしゃる方の北鎌尾根レポートに感動しました。最初は「無事戻りました」などの短い書き込みだろうと思っていましたが、詳しくご報告を頂きとてもうれしく思っています。何かしら反応がいただけるということが、こんなにうれしいものだと久々に感じました。

私は来年の夏は天気を見定めて「不帰の剣」に行くことに決めました。唐松岳山頂から見た切り立った痩せ尾根を見て「私を呼んでいる!」と思いました。こここそ風でもふけば真っ逆さまです。唐松岳山荘で何泊してでも安全な日を待ち続け晴天になれば決行したいと思っています。それを叶えられるようになるために日々トレーニングを重ねて元気でいようと思っています。元気でなければ・・・!


[2538] 【2612回 地獄谷トレーニング】 2011-08-16 (Tue)

プロのガイドとしてスタートを切ったジャムジャム君がアンザイレンの練習を教わりたいとジョンのところに申し出があり私もアシスタント(?・お邪魔虫ともいう)として同行することにしました。炎天下の中ではありますが、時々雲が分厚く空を覆い、灼熱の太陽を遮ぎってくれます。夕立でも降ってくれれば熱中症は大丈夫だろうと阪急・芦屋川駅でジャムジャム君を待ちました。

滝の茶屋までの間に吹き出す汗は半端ではなく、ほんま滝の様な汗とはこのことか!と思うほどでした。地獄谷でハーネス、シュリンゲ・ガチャ等を装着し、出発前に大木を使ってロープの使い方の練習をしました。使い方と言っても、ジャムジャム君がお客様を安全に山行案内ができることを条件としていますので真剣な眼差しです。「さぁ行こうか!」私は後ろからついていくだけと思いきや、「姫は今日はクライアントになって」とのことでアンザイレンの後ろ側を担当し、ジャムジャム君のトレーニングにツアーのお客様として地獄谷を歩くことになりました。

広場で準備をしている最中に、若者4〜5人が崩れたゲートロック方向に上がっていきました。注意すべきかどうか迷いましたが地獄谷を通過するということは熟知しているのだろうと黙認(怪我がなければいいのだが・・・)

地獄谷の中は水が流れ、両サイドは大きな木が覆いかぶさり、暑さを感じることはありません。小さな滝がくればジャムジャム君が先に登り客役である私を引き上げます。逐一ジョンの指導が入るため前になかなか進めません。しかしこの努力の積み重ねが、プロのガイドとして客の信頼を受けることができるのです。ちなみにジャムジャム君はベテランクライマーです。

通称「サメ岩」でいつもの通り休憩をし、休憩の最中も「こんな場合はどうする?」「これだけしか道具がない場合どうして救助する?」と矢継ぎ早にジャムジャム君への指導が続いています。通称「カニ岩」ではビレイをする木立に支点を取り客役である姫を引き上げます。今日はまだ盆休みなのか登山客はまばらです。

午後1時過ぎにやっとA懸垂岩に到着しました。まず腹ごしらえをして2回ほど登攀をしながらも懸垂下降中に客が失神した場合を想定して、あらゆる技術を教えていました。左側の岩が少し剥がれていて危険なため、頑丈な岩盤にハーケンを打ち込みました。これも練習だとジャムジャム君は頑張ります。

午後2時過ぎにトレーニング終了、このまま続行すると熱中症の危険もあるため無理はしないでおこうということになり第一鉄塔にむけて這い上がり、中央稜を下山することにしました。地獄谷の涼しさと違い中央稜の暑いこと、暑いこと。行きかう人もほとんどいません。盆休みだからではなくて暑いからなのでしょうか。

滝の茶屋の「氷」の旗が風に揺れていたのですがこの店は土曜・日曜しか開店していない・・・と思ったら何とラッキーなことに店に灯りがついています。「かき氷食べよう!」あ〜あ!今日の疲れはいっぱいのかき氷で消えてしまいました。おいしかったで〜す。

今日は私の知らない登攀技術がたくさんありましたが、一度では無理でも何度か聞いているうちに覚えていくのでしょうか。またチャンスがあれば同行させていただきたいと思っています。


[2537] 【2611回 山ガール】 2011-08-15 (Mon)

山ガールとは、かつての登山用品とは異なるファッショナブルなアウトドア用衣料を身に着けて山に登る若い女性のことを言います。最近、テレビ、雑誌、インターネットなどで山ガールをいう言葉をよく見かけるようになりました。山で若い女性に出会うと「よっ!山ガールさんっ!」などと声を掛ける自分がいます。おばさんの証拠ですね。

最近の登山ブームに乗って、多くの山ガールが見られるようになりました。また一部では、登山に適さない装備だと指摘を受けています。かつてはニッカーボッカーズを着用していましたが、最近「山スカート」が見られるようになりました。 山に登る男は「山男」と呼ばれ「山男の歌」などもあります。

♪ 娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ 山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ

  山男よく聞けよ 娘さんにゃ惚れるなよ 娘心はよ 山の天気よ

  娘さんよく聞けよ 山男の好物はよ 山の便りによ 飯盒の飯だよ
 
  ナーゲル踏みしめ 尾根行く心はよ 仰ぐ白峰のよ 北岳ピークよ

  春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 山行く心はよ 希望大きくよ 親しい友とよ

  登頂の終わりの ヤッホーが響けばよ 今の苦労もよ どこ吹く風だよ

アルプスの頂上で歌う気分で声に出して歌ってみませんか!
最近人気が高まってきている山に登るアラサー女性は「山ガール」で「山女」と呼ばれるよりは若さがありそうな感覚になります。自然の中を歩き、美しい景色に心うたれ、仕事の疲れも飛んでしまう、となれば、「雑誌に載っている格好をして、早速山に登ってみよう!」という女性も多いはずです。「何かを始めるには、まずはアイテムから…」という女性がいる限り登山用品店は笑いがとまらない。

若い女性が山登りが苦手だった理由
・ 苦しい。きつい。荷物が重い。
・ ついて行くのが精いっぱいで景色が楽しめない
・ 遅れると気分が滅入る。気分が滅入ると登りたくなくなる
・登山服がお洒落じゃない。

テレビなどでお洒落なウエアーで山登りを楽しむ女性たちを紹介すると一気にブームがやってきます。なるほど山で出会うと、むさくるしい山男よりは華やいで見えて活気があるように見えます。どうぞファッションだけでなく、山の知識も学んで遭難事故に遭わないようにと願わずにはいられません。わが倶楽部にも山ガールが1名いますがしっかりと登山技術を叩き込まれ、ああやこうやと外野席の叔父様・叔母様たちの声にも笑顔で耳を傾けてくれます。(そこ等へんの山ガールとちょっと違うよ)


[2536] 【2610回 どっちもどっち】 2011-08-14 (Sun)

東西線の車内での出来事です。

隣の車両で喧嘩が始まったらしく好奇心の虫がうずきます。ガラス越しに様子を伺うことにしました。夜のお仕事のお姐さんらしき女性と、少し酔っているらしき高齢者の男性で、大声で怒鳴りあっていました。掴み合いになるかも知れない勢いです。ひと駅ほどもめていたでしょうか。静かになったので、お互い通路を挟んで座っているので喧嘩は終了した様子です。(あんだけもめたら、どちらか隣の車両へ移動するやろ〜!)二人とも意地でも動かないそぶりの様です。私は海老江駅で下車後、同じ車両に乗っていたと思われる女性二人がエレベーターに乗り込んできて二人でさっきの喧嘩の話の様で、姫のインタビューが始まりました。「隣の車両で見ていたのですがどうして喧嘩になったのですか?」「男性が携帯電話で話をしている女性を注意したら、ここは女性専用車両やろ!と逆切れしはったんです」そうでしたか・・・

大切な会議中の際、開催前に司会者は必ず「電源を切るかマナーモードにして下さい」と促しています。しかし会議が始まるとプルプルと派手な着信音で電話が鳴ります。しかも席についたまま「もしもし・・・」ときたもんや!廻りの冷たい視線にも目をくれず喋りながら会場の外に出ていく人もいます。

女性専用列車もホームで飛び乗ったりすると、うっかり乗り込んでしまうこともあると思います。その場合は、すぐ隣の車両に移動をしたいものです。エレベーターに乗り合わせた女性は「あの場合若い私たちが仲裁に入るより年配の人が仲裁に入ってくれんとなぁ」と話ていましたが、若かろうが年寄だろうが注意する勇気があれば誰が注意してもいいのですよね。

以前に私も、隣の国の人が車内で大きな声で何やら話をしていて不愉快な思いをしました。気が付いたらひと駅過ぎていました。かかってきた電話なのか、かけた電話なのか知りませんが国際電話代金高かったやろうなぁ!


[2535] 【2609回 お盆】 2011-08-13 (Sat)

お盆とは「ご先祖様の精霊を我が家に迎え供養して、家族と亡き人が共に過ごす期間」ということで、お盆の時期は墓にはご先祖様はいなくて家に戻っているのだと当たり前の事を姉に伝えると、今年は時間を都合つけて家においでとの連絡を受け実家に出かけることにしました。姪っ子たちと義兄を偲んで語ろうと同じ日程を都合つけてもらい一同に集合しました。

お盆は、13日の夕方、 家の門口や玄関でオガラに火をつけて燃やして仏様をお迎えし、(私の田舎では松明)そして16日には、仏様に無事にお帰りいただける様に送り火を焚くのですが実家では、しきたりどおりしているかどうか定かではありません。義兄の生前中にできる範囲のことをさせてもらいましたので逝去後は、妹の分際のため口出しせず心静かに対応しています。

いま大きな問題となっている京都の大文字焼きも送り火のひとつですよね。

お盆の前に一心寺にお参りに行くと駐車場も境内も人でごったがえしていました。義兄の霊を供養するため、生前の歌声をBGМに流しながら姪っ子たちと思い出を語りました。幼かった孫たちは大学生、高校生に成長し、癌という病に侵されてなければ、まだまだ生きていても不思議ではない年齢なのに残念です。

私の父と母は盆といえども誰の墓参りも受けることなく故郷四万十川のほとりで静かに眠っています。私の身勝手ではありますが死後50年を過ぎたいま、きっと許してくれていると思っています。父と母の事は忘れたことはありませんが故郷に帰った時、その分を詫びて許しを乞うています。

舅・姑・義兄に対しても、生前に私のできる限りのことをしたと思っています(そう思わない親族もいるかもしれませんが)元気なうちに私の息子たちにもお盆のしきたり等を教えていかなければならないと思っています。

(お盆の付録話)
お盆で売れ行き絶好調のカー用品ってなんだかご存知ですか?

●第1位は小型扇風機
●第2位は送風ファン付き送風機
●第3位は携帯トイレだそうです。
帰省中の車の渋滞対策として飛ぶように売れるそうです。

★お盆で売れる商品としてランドセルも売れるのだそうです。ランドセルは一般的には4月の入学式前と考えますが、お盆に帰省し、田舎の爺婆様に買ってもらうのだそうです。

★そして不思議なことに、お盆でよく売れる商品として住宅が人気なんですって!実家に帰り、両親とゆっくり話をしていると「お前もそろそろ家でも構えたら」と勧められ家を見にくる親・息子・孫の三代家族が多いそうです。


[2534] 【2608回 六甲山を舐めたらあかん!】 2011-08-12 (Fri)

「アルプスでは道迷いしなくても六甲山では道迷いはある」これは私たちが身近で慣れ親しんでいる山として「たかが六甲山」と油断をしないように私の心に刻んでいる言葉です。「されど六甲山」なのです。私たちが大きなリュックを背負い六甲山に入るとデイパックの人たちに冷ややかな眼差しを頂戴することがあります。夏山訓練時はアルプスに行く時の荷物と同等の負荷をかけてトレーニングしています。普段の六甲山登山とて、合羽、ツエルト、非常食は入れています。

8月12日サンケイ新聞朝刊の記事です。
『8月11日午前10時半頃、男性の短い声で110番通報があった。発信元が兵庫県内の六甲山系だったことから遭難の可能性があるとみて芦屋署などが捜索、約1時間後、神戸市本山町森の地獄谷堰堤付近の沢でうづくまっている61歳の男性を発見し病院に搬送。男性は手足に軽傷。芦屋署によると男性は10日午前10時頃六甲山登山のために入山したが道に迷い遭難。Tシャツに短パン姿で一夜を過ごし、11日午前10時頃、水を飲もうと沢に下りようとして滑落したという』

六甲山に入山する場合「合羽・地図・コンパス・ツエルト・食料・飲料水・携帯電話」は最低リュックに入れておきたい。ましてや「短パンに半袖シャツ」の姿は六甲山に対して大変失礼な服装ではないかと思います。登山に見合った服装&荷物をして出かけましょう。六甲山は遊びの山ではなく登山だと肝に銘じていれば万が一、遭難した場合でも安全な場所を確保してツエルトに包まり、非常食を口にし、十分な水分補給をしていれば沢に下りて水を飲んだりせずに済みます。夜明けを待てば手足の軽傷ぐらいであれば自力で下山できるはずです。61歳?まだまだSОSしなくても自力対処できる年齢です。十分な装備をしていたにも関わらず緊急であれば遠慮なくSОSすればいいと思っています。「その我慢が大きな迷惑を引き起こすこともあります。ほどほどに・・・」と言われた医師の言葉も意味深いなぁ!

子供たちを連れてのロックガーデンコースは道迷いすることなく、人の列が道案内をしてくれるほど人気のコースです。最初は無理をせず「風吹き岩」往復コースが子供たちにはお勧めで「また行ってみたい!」と山に興味を持ってもらえると思います。2回目からは少しづつ距離を伸ばして楽しんでください。この時も合羽と食料と水は要りますよ。イノシシとの出合も子供たちに喜んでもらえますが決して相手をしたり食べ物を与えたりしないでください。いつも「イノシシの住家に人間がお邪魔をしている」と言う気持ちが大事です。イノシシは人間と遭遇して怖がり、身を守るため、ウリ坊を守るため襲いかかってくるのです。何もしなければ何もしてきません。異様に怖がらないでください。六甲山に住民票を置く、かわわいい動物なんです。


[2533] 【2607回 トワイライトエキスプレス】 2011-08-11 (Thu)

電車大好きの孫のかず君(4歳)が「トワイライトに乗りたい〜」と言いだしてもう半年が過ぎました。その場を逃れるために「夏休みになったら乗ろうね」といったところ「夏休みになったよ〜!」ちゃんと覚えているのですね。嘘はあかんと思い財布と相談した結果、息子と爺を除く嫁と孫と姫婆ご一行様という人選に決定しました。平日なら何とか席の確保ができると考えたのです。息子たちが小さいころ、同じようにお婆ちゃん(ポチのママ、私の姑)に「新幹線に乗りたい」といったことがあります。まだその頃、新幹線は花形の乗り物で子供たちにとってあこがれの乗り物であったと思います。「よっしゃ〜!」と言うことで新幹線に乗り岡山を往復した思い出を40歳を過ぎたいまでも懐かしげに回想しています。

子供が電車の中で、周囲に迷惑をかけないで静かに乗車しておれる時間は、せいぜい3時間以内と考えています。「静かにしなさいっ!」と言ったところで、またすぐ騒ぎ出すでしょう。常識のある(?)大人のおばさんたちでさえペチャクチャお喋り道中なのですから、子供に強いるのは難しい。そこで最短距離の「大阪-福井」の寝台券を確保するため1ケ月前の申し込みをすることにしました。

トワイライトエキスプレスは新婚旅行列車と言っても過言ではなく、席の確保がなかなか難しいと聞いてはいましたが1ケ月前発売当日のため大丈夫だろうと甘く考えていました。窓口では到底購入することができないため、懇意にしている旅行会社に頼むことにしましたが「大阪-札幌行きのお客様優先のためキャンセル待ちになります」との回答でした。そうか〜福井駅から乗車がなければBコンパートは福井から札幌まで空席のまま走ることになり稼働率悪いよな〜

それでも子供との約束につき直前まで希望をすてずに待っていることを伝えました。するとラッキーなことにキャンセルが出て予約できましたとの事。きっと福井か金沢からの乗客が出たのかもしれませんね。昼だというのに寝台列車ではしゃぎまわる孫たちを想像しています。Bコンパートは上・下段の4席が個室となっており、隣の乗客への迷惑も少なくて済みます。(婆のつぶやきとしては「電車は乗車するより外から見た方が実感なんやけどなぁ〜」交通科学館でエエんちゃうの?)

ま、日ごろ子育てに奮闘し、我が息子の面倒を心からしてくれている、お嫁ちゃんへの感謝の気持ちも含めて、函館に帰省中の零ちっちとママが帰ってきたらももちゃん達と大阪から福井の旅をしてきます。婆としての任務を終えたら、アルプス縦走に出かけてきま〜す。

婆はあせっているのですぞっ!今年は元気でいられるけど来年の夏はアルプスを眺めるだけになるかも知れない・・そうなればトワイライトに乗り大阪-札幌の列車の旅もわるくないなぁ


[2532] 【2606回 明日は我が身】 2011-08-10 (Wed)

今年は山の事故がとても多いように感じて、調べてみました。

遭難死:急増32人、40代以上が8割 
最新情報では、北アルプス・奥穂高岳で7日、登山者2人が相次いで滑落死し、7月以降の夏山期間中、県内の山岳遭難での死者は7日現在で10人に達しました。1月以降の遭難死者も前年同期比19人増の計32人に上り、昨年1年間の死者計39人に迫っています。県警は「体力に見合った登山を」と注意を呼び掛けているそうです。

県警地域課によると、1月からの遭難発生件数は7日現在、前年同期比12件増の126件で、過去最悪だった昨年を上回るペース。遭難者と死者は共に40代以上の中高年が8割以上を占めているそうです。

遭難態様では転・滑落と転倒が6割を占めています。下山途中で浮石などにつまずき、大きな事故につながることが多いそうです。県警山岳遭難救助隊長は「特に中高年者はバランス感覚が衰えていることが多い。標高2500メートルを超えると小さなつまずきも大きな事故の元。体力に見合った登山をしてほしい」と呼び掛けています。

テレビやツアーガイド達が「すり足で登ろう」とか「足を広げて登ろう」とか色々な形で情報が耳に入ってきてますが、私たちは登山座学で、基本をしっかりと教えてもらいました。テレビ等からの間違った知識を鵜呑みにしないでおこうと思っています。テレビだから、ツアーガイドだから正しい情報だとは限りません。

プロ登山家の歩き方をビデオで見る機会がありました。
例えばジャンダルムを膝をついて登っていました。私たちはクライミングの時に「膝はつかない」と教わっています。プロとて間違うこともあると思いますが、そんなときはテレビ放映を「編集・カット」しないと視聴者は正しいのだと勘違いしちゃいます。また沢登りの際に、ハーネスに結んだロープの端末処理もしないまま、女優さんが「沢登はいいですねぇ」とコメントをし、修正しないまま放映しています。視聴者は「ああロープの端末処理はしなくていいのか」と勘違いしてしまいます。

ロングコースを歩くときは「最後まで同じ歩調で歩き、ペースを乱さない」ことが疲労をすくなくし、翌日も快適に歩くことができます。歩幅は小さく、足はあげる、あげた足は貯め置く、など登山座学で教わったことを今一度、思い出してみませんか?そうすれば小さなつまずきも防止できると思います。小さな子供が登山中に歩けなくなって「ヘリコプター呼んで〜!」と叫んだそうです。きっと夕食の会話で親たちが話題にしているのでしょうか?山岳救助隊の皆さんのご苦労を考えると「ヘリコプターはタクシーではない」ことが痛感できるはずなんですが。。。

でも、でも、山岳救助隊に迷惑はかけられないと裏妙義山山頂から脱臼をしたまま3時間30分もかけて岩稜帯を下山したり、大峯で胃潰瘍の出血のまま歩いたりしました。医師に言わせると「その我慢が大きな迷惑を引き起こすこともあります。ほどほどに・・・」と言われてしまいました。ごもっとも!





[2531] 【2605回 思いがけない手紙】 2011-08-09 (Tue)

氷ノ山に向かう道中で、朽ち果てたドライブインの店が多く目につきました。高速道路の発展により、無用の長物となったのでしょうか。高速道路のない時代は、長い道中に休憩に立ち寄る大事な場所でしたのにね。峠の近くの看板には「流しそうめん」の看板も多く、現在も営業しているのかも知れませんが、車の通過ばかりで立ち寄る人たちは少なくなったのかもしれませんね。そのかわり「道の駅」の多かったこと・・・・

「流しそうめん」はご存知だと思いますが「そうめん流し」ってご存知ですか?(同じやんけ〜!)流しそうめんと言えば、目に浮かぶのは勾配のついたなが〜い竹を割ったトユのような器具の中に、水を流し、上から素麺を流し、箸でうまくすくい、食べる姿は夏の風物詩で、体験せずとも見るだけで涼しさを感じるものです。この風流さは家で食べる素麺とは一味違うメニューとなるのです。では「そうめん流し」とは?

義兄・一刀水達とキャンプに行き、帰り道で昼食に素麺をゆがいて食べようということになり、路肩に車を停め、川のそばで素麺をゆがきました。ゆがき終えた素麺をザルに移し、川に持ち込み、洗いながら冷まそうとしたその瞬間、ザルが傾き素麺が川の流れにさらわれてしまったのです。戸惑うかわいい妹の姿に義兄は「これが、ほんまもんの『そうめん流し』やなハッハッハッ〜」と笑って許してもらったことがあります。楽しい思い出は少々の失敗がある方が面白い。こうしていつまでも脳裏にこびりついているものですね。(笑)

時を同じくして、まだジョンが勝ちゃんと呼ばれていた頃、「スギ花粉ってどんなんか知らんわ」と言う私に対して「あそこに石を投げてみるとわかる」と杉の枝を指さしました。杉の枝に向けて石を何個か投げてみました。命中した杉の枝からは、白煙を吹いているかの如く、花粉が舞い落ちていました。「あれがスギ花粉じゃあ!」そばに誰もいなくてよかったです。スギ花粉の舞い落ちる様が見れて、これも楽しい夏の思い出です。

8日の午後、ポストに一通の封書が入っており宇都宮市の方からなのですが住所も名前もピーンと来ずでした。開封してみて「あっ!鹿島槍の山行の時に出会った人」だとわかりました。爺ケ岳山頂で「デンの記撮影会」のシャッターを押してもらったあの方たちです。ほら〜!リンゴをカットするのに包丁を貸して下さったグループの方で爺ケ岳を同じように出発しても、速度が速く、見る見る間に後姿がアリのように小さくなっていき、とうとう姿を見失いました。私たちがやっとの思いで冷池山荘に到着したときには既に小屋でくつろいでおられた健脚グループの方達です。

お手紙によると、ホームページを見た感想やヘルメット着用の大切さ、あれから燕岳に登ったことなどを書いておられ、最後に山歩きをしている仲間だからこそ楽しさが伝わってくると結んでおられました。すぐに、お礼のお返事を書いて投函しましたが、頂いたお手紙も、鹿島槍の思い出に追加させていただきました。お便りはうれしいものですね。


[2530] 【2604回 氷ノ山行ってきました】 2011-08-08 (Mon)

雪の氷ノ山はスノーシューで2度訪れたことはありますが、夏の氷ノ山は初めてで、同じ山でも季節を変えればまた新鮮です。近場の山に行き尽くしたことから車で遠出となりました。阪急石橋駅7時15分発(四万十号は福島区6時40分発)中国自動車道の加西サービスエリアにて合流です。

そこから2台連ねて鳥取県若桜町にある氷ノ山に向けて走るのですが最後の急な登り坂で四万十号が悲鳴をあげはじめました。オリオン号はもう姿は見えません。山でも急登はつらいものです、車もつらいのでしょう。やっとの思いで到着し時間も10時30分を過ぎていることから歩きながらのストレッチを済ませ、登山口で簡単なミーティングをしていると「生命の水」と書いた建物の中から、山の主のようなおじさんが出てきて話しかけてきました。ついでにシャッター押してよとちゃっかり記念撮影を済ませました。おじさんによると「鳥取一の湧水が出ているから帰りに寄ってよ」との事でしたが、まさか有料の水とは・・・(大阪人はタダなら飲みますが買いませんヨ!)

登山口を入るとすぐに杉の木立のふっかふかの土のジュータンを歩き、水の流れを渡り「やっぱり遠くまで来ただけの値打ちはあるよね」と話をしながら氷ノ山越え、仙谷分岐、氷ノ山頂上に到着です。駐車場付近がすでに標高1000mほどありますので4.4キロ500mを3時間ほどで登りきることができます。距離も短いことから小さな子供連れも多く、頂上は銀座並みの混雑です。

頂上で昼食を終え、「デンの記撮影会」をしようとしたら三角点で昼食をとっている親子が座っていて撮影ができません。仕方がないので昼食を終えるのを待って撮影会を済ませました。(標識近くでの休憩は訪れる登山者の記念撮影などに邪魔ですよ〜)人のふり見てわがふり直す・・・を学びました。(我が倶楽部は、道標にストックや帽子などかけて休憩は致しません!三角点に腰掛けるなんてもってのほか!)

頂上には赤とんぼが乱舞しており、コオロギの声もしていて、ここはもう秋の気配かと思いきや、うぐいすの声、蝉の声など入り乱っていました。(一体季節はいつなんや〜)天気は曇りのち晴れですが日差しが暑いとは感じずに済みました。

登って来た道を折り返し、駐車場に着いたのが、午後4時10分と予定通りだったため、帰り道にある温泉で汗を流し解散となりました。帰り道、中国自動車道の渋滞のすごかったこと・・・追い越し車線で事故車両が右往左往しておりパトカーの誘導で路肩へ移動するために車の流れを止めていたのが原因の様でした。

みなさん帰宅時間が遅くなりましたがご家族からの叱責はありませんでしたか?ちょっと気になりつつもバタンキューでした。登山靴は洗いましたか?靴底には泥が埋まり大変なことになっています。乾いたら落ちにくいですので靴底を水に浸けておけば簡単に洗うことができます。アスファルト歩きにはない、ひと手間がいりますが足にやさしい土の余韻を登山靴を洗いながら楽しんでいます。リュックも洗いましたか?氷ノ山のワンポイントレッスンは「リュックの洗い方」でした。次回はみなさんに「熱中症の手当て」を実践してもらうつもりです。


[2529] 【2603回 日本一の山の悲鳴】 2011-08-06 (Sat)

♪♪あたまを雲の上に出し
  四方の山を見おろして
  かみなりさまを下にきく
  ふじは日本一の山♪♪

懐かしい唱歌ですが、この日本一の山がいま、えらいことになっているそうな・・・・(そうなんや〜・・遭難や!)

夏山シーズンを迎えた富士山で、山岳遭難が深刻な問題となっています。昨年夏期(7〜8月)の静岡県側の遭難者数は46人と多く、(山梨県側3人)軽装での登山者の準備不足が目立ち、警察もあらゆる手段を用いて警告を発信していますが登山者30万人を超える現状では限界もあり、登山者の意識向上に委ねられています。

8月5日、山頂付近で(45歳)の遺体が発見されました。男性は秋冬用の長袖フリースを着ていたそうですが、検視の結果、低体温症で死亡したとわかりました。遺品のデジタルカメラに残された画像から、男性は3日午後7時ごろ山頂に着き、約2時間半は付近で写真を撮影していた模様。風雨が強かったが、翌朝のご来光を見るため徹夜しようとしていたのかもしれない。県警山岳遭難救助隊は、「途中で寝てしまって力尽きたのだろうか。雨具を着ていたら、低体温症は防げたかもしれない」と話しておられました。山頂の最低気温は4・6度、風雨で体温がさがったのでしょうか。強風で飛ばされたのか、リュックサックは付近で見つからなかったそうです。日本一高い富士山は夏でも悪天候で命を落とします。しかし軽装で入山する人が後を絶たないそうです。遭難の主な原因は、

@高山病・脱水症などの発病12件
A転倒・転落など11件
B体力不足・足痛8件
C道迷い5件

入山者の約4割が登山初心者で、軽装で登る人に注意しても、『せっかく来たから登りたい』とか、『大丈夫だよ』と無視して山頂を目指す人も多いそうです。登る人は富士山を観光地として見ず、登山者としての準備をして日本一の山を目指してほしいです。

●北アルプスで東京の男性が滑落死 
8月5日、北アルプス鹿島槍ケ岳(2800m付近)で、一人で入山した75歳の男性が、約150メートル滑落した模様。
県警山岳警備隊が収容したが、全身を強く打っており、間もなく死亡が確認されました。黒部署によると、現場は鹿島槍ケ岳北側の尾根で、1人が通れるほどの幅の登山道。別の男性登山客が滑落を目撃、119番したそうです。

75歳で、しかも単独登山って・・・家族の人は「危険だからやめとき〜!」って言わないのだろうか、私にはとても理解できません。山岳救助隊のみなさんのご苦労を考えると準備不足で入山する人たちに腹立たしささえ覚えて仕方ありません。私たちも鹿島槍の、このコースを通過してきたばかりです。幅の狭い登山道は足元がふらつけばバランスを崩し、いとも簡単に滑り落ちてしまいます。足運び、エッジの効かせ方、ストックの使い方など登山の前には必ずトレーニングが必要です。


[2528] 【2602回 1年ぶりの再会】 2011-08-05 (Fri)

産休&育児休暇を取り、1年ぶりに職場復帰してきた後輩とランチの約束をして行ってきました。「お久しぶりで〜す」3年前の定年退職時に社員ひとりひとりに私へのコメントをもらいに走り、コメンテイターの顔写真を貼り、記念アルバム作りに奔走してくれた、かわいい後輩なんです。

1年休んで復帰してみると、もとの職場に席はなく、別の部署で新しくスタートしたそうです。折からNHKの朝のドラマ「おひさま」で、産休を終え、教師を続けながら子育てをする中で校長に退職勧告を受け「生徒を取るか・わが子を取るか」の選択を迫られ、そんな時にわが子が肺炎にかかるという展開の中、後輩も復帰してすぐ子供が水疱瘡にかかり保育所があずかってくれずやむなく職場を休み肩身の狭い思いをしたとドラマさながらの話してくれました。

私の時代は育児休暇はなく、産前・産後6週間と言う短い期間で職場復帰せねばなりませんでした。保育所もいまほどになく、子育てをするために職場を離れた友人をたくさん知っています。私には幸いに同居する姑がいて、着物教室の和裁の仕立てを辞めて子育てを応援してくれました。自宅と会社も近いことから授乳も容易に出来て、男性社員の協力も大きかったです。

第二子誕生の時も姑は同じように応援してくれて、現在の地に家を購入し転居してからもママチャリの前に長男を乗せ、背中に次男を背負い毎朝、姑の家まで通いました。今のように車も所持してなく、雨の日は傘をさして通勤する姿をみて「サーカスみたいやな」と笑われました。(自転車用の子供椅子もいまほどりっぱではなかった)今から30数年前ですから自転車マナーも今ほど悪くなく、違反スレスレ(危なかったけどネ)毎日、毎日ペタルを漕ぎ続けました。姑のおかげで今の年金生活が送れているのです。ほんま!感謝しています。(ポチは、あんなんやけどポチの母は偉かった!)

私の主婦の感によると、後輩が職場での温度差を感じている様子でしたが「復帰したからには、頑張れ!退職するときは第二子を懐妊した時やで!」そう励まし、つらいときは「姫の駆け込み寺」においでと次なる再会を約束して別れました。育児休暇は法律で認められているとはいいながら、また男女平等と言いつつも中小企業の会社では、まだまだ根強く女性蔑視の傾向があり「主婦を働かすのは甲斐性なしの亭主。主婦は家におるべし」こんな差別発言で私も長い間、嫌味を言われ続けての40年間勤務でした。

「女は弱し、されど母は強し」と言う言葉があります。今畜生!と歯を食いしばり仕事に励めば、いつしか自分の居心地の良い職場になるはずです。子育ての大変さを知り理解してくれる若い男性もいるはずです。周囲に感謝しつつ元気な子供を育ててほしいと応援しています。

世の中の若い働くお母さん!味方はたくさんいます。あきらめず頑張ってください。ただし頑張りすぎはあかんよ!


[2527] 【2601回 サッカー選手倒れる】 2011-08-04 (Thu)

サッカー選手「松田直樹」心筋梗塞(熱中症?)で意識不明続く

長野県松本市で練習中に倒れ、救急搬送されたサッカー元日本代表DFで日本フットボールリーグ(JFL)松本山雅FCの松田直樹選手(34歳)は、3日現在、意識不明の状態が続いていることを明らかにしていました。松田選手は信州大付属病院の集中治療室で人工心肺装置をつけている状態で、加藤監督は「病院に行き確認したが、変わった様子はない」と記者会見で説明していました。

松田直樹選手搬送のための救急車到着まで15分かかり、練習施設には、自動体外式除細動器(AED)の用意がしていないことに問題はなかったのか疑問に思うところです。

昔、ウオーキング協会にも助言したことがあるのですが200人以上の人間を連れて、山の中等を歩いているのだからリュックにAEDを入れてトップとアンカーが持ち歩いてもいいのではと言ったことがあります。ましてプロ組織ですから当然準備されていても不思議ではないと思っています。

このチームは、通常通り、3日午前9時半から約1時間45分にわたって練習。この日の練習から自動体外式除細動器(AED)を配備(しかもレンタル)したことも明らかにしていました。(事故が起こってから準備しても遅いちゅうねん!)

我が倶楽部の山行にも、共同装備として「AED」を携帯すれば理想なのですが10人足らずの山行では不可能と言えます。だからこそ、昼食後の時間を利用して救命救急のトレーニングをしています。「またか〜っ!」と思うかもしれませんが、とっさのときに足を一歩前に踏み出すことができるのは日々の訓練しかありません。

七種山トレーニングで山行中、立ちくらみがしたのは、間違いなく軽い熱中症でした。「気のせいではない、おかしい」と感じたので冷凍ぺットボトルを脇に挟み、ペットボトルを巻いていた冷たいタオルを首の後ろに当てました。おかげで大したことにならずでしたが処置を知っているかどうかで助かります。

●北アルプス南部の山小屋12施設にAED合同設置
北アルプス山小屋友交会は2008年、加盟する北アルプス南部地区の山小屋12施設に、AED(自動体外式除細動器)を設置したそうです。1つの山域が合同でAEDを設置するのは全国初で、高度が高く心臓に負担がかかる北アルプスで、より安全に登山ができるようにと配備したそうです。山小屋を利用するときはインターネットで山情報を調べておくと安心できますよね。最近の山での死亡原因は滑落などのほかに持病の悪化、体力不足などが多くなっているのが特徴だそうです。
           ↓
サッカーの日本代表として長く活躍した松田直樹選手(34)は、倒れてわずか2日でついに意識が戻ることはありませんでした。心から哀悼の意を表します。


[2526] 【2600回 利用者の立場に立って】 2011-08-03 (Wed)

今までJR大阪駅北口からスムーズにスーッとヨドバシカメラに行けていたのが、大阪駅周辺の大改造により、ちょっと事情が変わってきました。ヨドバシが目の前に見えているのに渡れません。伊勢丹三越の建物の中を通り、行こうとすると「ヨドバシ方面へは通り抜けできません。手前のエスカレータをお上がりください」と書いてある大きな看板に行き当たります(ブログに写真掲載しています)
  
何と不便になったことでしょう!私たちは文句を言いながらでも健康な自分の足で行くことができます。では車椅子やベビーカー、足の不自由な人たちはどうすればいいのでしょうか。

私と同じような疑問と不満の声がJRに多く寄せられ、検討をした結果、秋を目途にエスカレーター(エレベーター)の設置を決めたそうです。(最初からわかってるやろ〜!)

同じような話で私が勤めていた某会社の会議室には、りっぱな大きな会議室机が鎮座しています。あまりのりっぱさに来客が座ると後ろを通れず、お茶も出すことができまません。たぶん業者の勧めるがままに既製品を使用したのだとおもいますが、ちょっと平社員の声を聞いていてくれたら、もっと素晴らしい機能性の良い会議室になっていたのに残念です。

ヨドバシカメラに行くために、危険を顧みず交通量の多い道路を横断していくサラリーマンの姿が多いとか・・・そのうち交通事故が発生すること間違いなしです。改装前より快適になるのなら喜ばしいことですが、改装によって不便になることは、あまり歓迎した話ではありませんね。秋を目途にって今年の秋なのかどうか聞き漏らしましたが事故の起こらないことを祈っています。

それにしても、平日なのに、人・ひと・ヒトで混雑しています。ジョン曰く「オイラ山では道迷いしないけど、ここでは迷子になりそうや・・・」ほんま、お上りさん状態で、フ〜ラフラになって戻りました。あそこに行くときは大金を持って行かないと楽しくな〜い。!


[2525] 【2599回 夏祭りと蝉の声】 2011-08-02 (Tue)

夏祭りの神輿が7月31日、8月1日で、どれほど回ってきたのでしょうか。軒並み神輿に寄付をした印の紙がポスト付近に張り付けられています。「いち〜に〜さん・・」多いところでは8枚以上あります。遠くは隣町からもやってきています(?)夏真っ盛りと言うところでしょうか。夏祭りは「愛染さん」で幕を開け「烏の宮さん」で幕を閉じるといいます。

それにしても朝早くから蝉の声の賑やかなこと・・・「集団行動はやめてくれ〜!」と叫びたいくらいです。蝉たちは1週間全力で楽しむんです。 短い夏です。蝉をうるさいなんて言わないであげてください。(でも・・うるさい!)蝉の声は暑さを倍増させるサウンドがあります。特にミンミンゼミ〜!

蝉たちは7年間も土の中で暮らし、外に出たと思ったら全力で鳴きそして1週間でその生涯を終えるという凄まじい生きかたをします。

外気温16℃の世界の北アルプスでは蝉の声は聴かずに済みました。山ではこんな遭難が発生しています!

@ 高血圧等の持病のある登山者が、登山中に倒れたり、行動不能となるケースが目立ちます。入山前には、病院等で診察を受けるか医師に相談する等、体調管理を万全にして登山しましょう。

A60歳以上の高齢層の遭難が全体の5割を超え、年々増加傾向にあります。気持ちは若くても、体力やバランス感覚は年齢とともに確実に低下していますので、この点を自覚した
余裕のある日程で登山しましょう。

B単独登山は、疲労や怪我等で行動できなくなった場合、助けを呼ぶことができず、最悪のケースに至ることがありますので、なるべくパーティを組んで登山しましょう。

C山の天気は変わりやすいです。落雷による遭難が発生しています。 登山前には、気象情報を確認して行動しましょう。

いろんなことを想定して準備万端整えれば、楽しい夏の思い出間違いなしです。暑さに負けずにでかけませんか?



[2523] 【2598回 頑張っている長野県警】 2011-08-01 (Mon)

いつだったか・・どこかの山で・・・
富山県警の救助隊の優れた技術を讃える意味で「アルプスで滑落するときは富山県側に落ちると助かる」と言ったことがあります。後ろに人の気配を感じて振り向くと「長野県警・警備隊」と帽子に記した皆さんが立っていました。プライベートを利用して他県の山を訓練をされていた様子でした。先ほどの会話まさか聞こえてませんよね〜!。そんなバツの悪さから「ご苦労様です!」と頭をさげたことがありました。(失笑)

私たちが通過した唐松岳手前の牛首あたりで事故が発生し、長野県警救助隊の方々が活躍されていましたのでご紹介します。
『●北アルプス唐松岳で山岳遭難の発生(大町署)
7月28日、仲間3人と2泊3日の予定で八方尾根から入山し、唐松岳から五竜岳へ向う途中の牛首付近で、東京都江戸川区居住の男性31歳が滑落する山岳遭難が発生しました。長野県警山岳遭難救助隊員が捜索し、すでに死亡している男性を発見しました。29日、天候の回復を待って県警ヘリ等で収容する予定です。』

31歳と言えば体力的には、私たちの3倍ほどあるかと思います。私たちは牛首から唐松岳に向けて、この男性は唐松岳から牛首と逆のコースですが事故発生場所が「牛首」と聞いて「あそこなら起きうるなぁ」とうなづける場所です。2泊3日の予定ということで体力的には問題はなかったと考えます。あとは天候・・・岩場ばかりですので前日の雨、勿論当日の雨で濡れている場合は乾いているときの3倍の注意力がいります。地図にも危険マークが記入されていますが、いま思い返しても「牛首」は危険地帯です。

だからこそ事前にトレーニングを積み、山域研究をし、憧れのアルプスに足を踏み入れることができるのだと思います。唐松岳から見た「不帰の剣」も天候が良ければ注意をして渡れば大丈夫だとは思います。しかし風雨が伴えば、名前の通り「不帰の人」となるのも紙一重だと思います。そこの見極めを確実にし、来夏はぜひ!いくぞっ!

(いまだから語る)
唐松岳と言えばイメージ的に「隣組の女性が滑落死した山」と思っていました。積雪の唐松岳から足を踏み外して奈落の底に落ち死亡し、その方の告別式にも参列しました。車いすに座る年老いた母親の姿と山頂で撮影したと思われる遺影が痛ましく思い出されました。同行していたメンバーも東京から駆けつけていましたが、外国の山ツアーで初めて同じパーティを組み、「次は唐松で再会しよう」を合言葉に冬の雪山を目指した様です。唐松岳からすり鉢状の谷間を見た時、雪がなくとも滑落すれば即死亡だなと感じられ、雪があれば大きな滑り台を勢いよく滑り、下にあった岩塊に激突して止まって死亡したことが想像できました。

私には冬山へ行く装備も技術もありません。それに今から学ぶには63歳は遅すぎます。
しかし鹿島槍・五竜岳・唐松岳は、7月だというのに、夏だというのに登山道には残雪が多く残っている箇所があります。前日に多くの人が踏みしめていて、そのうえ平地なのでアイゼンは装着せずに済みましたが、誰の踏跡もなく、下りならば夏とは言えどもアイゼン・ピッケルがなければ通過できないなと思いました。鹿島槍登山でリュックの中で使用しなかったのはアイゼンだけでした。これを「重たかった!」と言うか「使わずに済んでよかった」と感じるかで次のめざす山を決められると思います。それとロープ・シュリンゲ・カラビナ・ハーネス(スワミベルト)は必需品だということも今回改めて学ぶことができました。


[2522] 【2597回 扇沢登山口の駐車車両】 2011-07-30 (Sat)

「海の日」を利用しての3連休の最終日に私たちは扇沢登山口から爺ケ岳、鹿島槍を目指しました。当初の予定では私たちも扇沢の駐車場を利用しようかと考えていましたが帰りのアクセスを考えて木崎湖近くのユースホステルに駐車をし、タクシーを利用しました。案の定、道路にあふれたマナー違反の車が多く「タクシーで来てよかったね」そうつぶやいたものでした。下山中の方たちも「車が上手く出せるかなぁ」と不安げでした。下記は山荘のホームページに載っていたものを転用したものです。今後利用したいと思っている登山者の皆さんのために、また私たちが、どこの登山口でも駐車をする際に下記のことを真摯に受け止められるようにしたいと思っています。

『マイカー登山の皆さんへのお願い。2011.7/28(木) 

  このたび大町から扇沢までの通称アルペンラインに関係する組織や会社がつくっている連絡団体、大町アルペンライン連絡協議会から善処を求めるお願いを頂戴いたしました。というのは柏原新道入口周辺のマイカー登山者の車輌に、あまりにひどすぎる“はみだし駐車”や“路上駐車”に近い車輌が見受けられるということです。先般の海の日3連休の際のはみだし迷惑車輌には大型観光バスの運転手からも苦情が多々寄せられたり、周辺で渋滞を引き起こしたりで、関係者の皆さんが8人がかりで人力で可能な限り寄せて、なんとか最徐行で大型バスのすれ違いを確保できるようにしてくださったそうです。坂道でカーブで見通しも悪く、大事故にもつながりかねない場所です。

  アルペンラインは最奥に黒部ダムや立山への入山口である扇沢駅を控え、海の日3連休中も連日往復で数千台の車輌、1万人を超える観光客が通る大主要道路です。爺ヶ岳への登山者だけが利用する山道や林道ではありません。あまりにもひどいので、あえてこの場でいただいた写真を紹介させていただきます。日帰りであっても泊まりであっても、わたしにはこのような状態で一日あるいは二日、ときには三日間も置きっぱなしで山へ登る気にはなれません。当日も少し離れた場所や扇沢駅の最下部の市営駐車場には空きスペースもあったそうです。それだけに残念でなりません。今後はこのような“路上駐車”があった場合は大町警察署へ一報の上で、レッカー移動を考えたいとのことでした。そのようなことのないためにも、常識ある駐車をお願いいたします。

  当ホームページ内にも、現在でも3ヶ所ではみ出し駐車厳禁の記述をしてお願いをしておりますが、今後は柏原新道の登山口にも看板を立てて再度、“はみだし駐車”“路上駐車”厳禁を訴える予定でおります。皆さんにはできるだけマイカーを避け公共交通を利用していただくとともに、駐車スペースへ車を停めるときには、端から順に可能な限りあいだを詰めて停め、1台でも多くの車が停められるようにする。道路沿いに縦列で車を停めるときには道路側のサイドミラーは内側へ倒して、はみ出しは絶対にしない等々・・・  重ねて強くお願いを申し上げる次第であります。山へ登る際のいちばん最初のマナーです。なにとぞご理解、ご協力の程お願いを申し上げます。』

当たり前の事ができないなんて・・・悲しいね。あんな素敵な山に出合うために最初の一歩につまづくと登山が楽しくなくなるよね!




[2521] 【2596回 ペットボトル症候群】 2011-07-29 (Fri)

「ペットボトル症候群」って聞いたことありますか?
若者がペットボトルで清涼飲料水をがぶ飲みして急性糖尿病を発症したことからつけられた名前だそうです。清涼飲料水の中には糖尿病性ケトーシス(糖尿病にともなって起こるケトン体の血中の増加,尿への排泄の増加など)が含まれており、大量に糖分を取ることによって急性糖尿病になることがあるそうです。

のどが渇く→清涼飲料水を飲む→血糖値が上がる→のどが渇く→清涼飲料水を飲む・・・・ぐるぐると回転していき、いずれはペットボトル症候群の仲間入り。

ペットボトルの清涼飲料水には、カロリー表示が明記されています。例えば100mlあたり40カロリーと表示があれば「4」で割ると糖分の量となるのだそうです。(40÷4=10g)100mlの清涼飲料水には10gの糖分が含まれていることになります。と言うことは500mlのペットボトルの飲料水には50gの糖分が含まれていることになります。

50gの砂糖とはピーンときませんが「角砂糖12個分。スティックシュガーなら17本」と聞けばきっとわかりやすいと思います。暑いときには炭酸系の清涼飲料水はシュワ〜ッとのど越しがよく、とても涼しくなった気分がしますが決して「がぶ飲み」はしないようにということでしょうね。

このことから熱中症予防の水分補給は「水&お茶」に限るということですね。塩分も摂取しなければいけませんので、梅干しや塩をなめてから水分補給するのが良い方法の様です。

下山後のビールは格別です。「ビッ、ビッ、ビール〜」とお店に駆け込む気持ちも、よ〜く理解できます。が、しかし、いきなりビールを飲むと更にのどの渇きを招くことになります。まずはコップ一杯の水を飲んでから泡とご対面しましょう!


[2520] 【2595回 鹿島槍のお花たち】 2011-07-28 (Thu)

今日は鹿島槍で撮影した100種類(同じ名前もあるかも)のお花たちを2台のカメラで撮影した写真の整理にジョン事務所に伺いました。まず膨大な数に、大きなため息・・・(どこから手をつければいいんや〜)まずオリオンさんの撮影した花とジョンの撮影した花をひとつのグループにします。同じ角度から撮ったものやピントが合ってないものを削除して、次に色別にグループを分けました。「白・黄色・ピンク・紫・その他」ここまでして昼になってしまいました。

午後からはグループ分けした花の写真を余分な部分を切り落とし、大きさを一定にします。200枚ほどにまとまったところで1ページに30枚を限度に4ページ、120枚まで絞りました。どの花も美しく全部載せたいのですが、とても・・・とても・・・枚数が多すぎて・・・

「花の名前を調べる」ここからの作業は参加者である、他のメンバーに協力をお願いし、調べてもらった後に完成となります。わが倶楽部の例会のときは、くろねこ花博士に無理を言って、花の名前を教えてもらうのですが今回はプライベートと言うこともあり、花博士の助手である靖ちゃんも参加されていますので、くろねこさんには完成したお花たちに合ってもらおうと思っています。(楽しみに待っててくださいね)

作業の後半はマウスを持つ手に力も入らずマウスを動かす者、キーボードをたたく者と分担し何とか本日の作業は終了しました。美しい花たちのデビューも、もうすぐです!


[2519] 【2594回 関西空港へお見送り】 2011-07-27 (Wed)

今日は函館に里帰りする、お嫁ちゃんと孫を送って関西空港へいきました。孫の零ちっちが「飛行機のマークがついている方に曲がってね」と爺やを道案内します。天気は良いものの雲が多く揺れなければいいなぁと願ったりしました。

関西空港への観光客を誘致するために高速利用料を安くするとありましたが何回料金を取るんや!と言うほど度々ゲートがあります。此花からはとても便利で30分ほどで到着です。

3階のショッピングフロアーはデパート顔負けのお店がズラリ並んでいました。土産物店もレストランもたくさんあります。空港を利用しなくてもレジャーだけでも楽しく過ごせそうな雰囲気でした。何度も函館を往復しているだけに慣れたもので一人でピョンピョンとエスカレーターに乗りゲートのところで止められていました。「この子のママは誰?」と言わんばかりにガードマンに手を引かれていました(笑)

6歳でも航空代金がかかり里帰りも大変です。10日あとにパパも出発するらしいです(大変だー寝たふりしとこっと・・・)

(追伸)
鹿島槍登山のレポートに参加者の感想文追加しました。


[2518] 【2593回 鹿島槍のホームページ】 2011-07-26 (Tue)

午前9時にジョンのピロリ菌治療のため病院へ付き添いました。登山に行って異常がなかったことを報告し、触診(今頃の医師には珍しい)を済ませ、いよいよ明日からピロリ菌の投薬が1週間始まります。ピロリの先輩諸氏はご経験があるかと思いますが、副作用として強い下痢、嘔吐などが伴うこともあるそうです。まぁ1週間は静かに治療に専念せよということなんでしょうかね。お大事に!

病院から戻り、鹿島槍登山のホームページの作成に取り掛かりました。レポートは完成してますが写真の撮影枚数が1600枚(オリオンさん撮影1000枚、ジョン&姫撮影600枚)この中から使用する写真を選び出し、レポートの内容に合わせて大きさを指定し挿入していきます。レポートも写真に合わせて修正もしていきます。写真の取り込みが、これがまた大変な作業で本日の作業終了が午後9時・・・・
それでもまだ最終日の帰阪日のレポートが未完成となっています。もう今日は限界で〜す。

皆様がレポートを、ご覧いただいた後も、まだまだ作業が残っています。たとえば、日程毎のメンバーの感想文やGPSがまだ掲載されていません。どうぞ一度ご覧いただいた後も、時々レポートを見て下さいね。頑張って早々に完成に近づけますのでね。

一瞬、快晴になったこと、360度の大パノラマが見れたこと、かなり厳しいコースであったことなどが、写真とレポートを見ていただけるとご理解いただけると思います。あと参加者のオリオンさんと靖ちゃんの担当も残っていますよ!「お花との出合い」編のお花の名前を手伝ってもらわなければなりません。どうぞホームページ作成の苦労もまた、山行と同じく、みんなで力を合わせて完成させていただければと思っています。

とにかく台風の影響のなかった「鹿島槍・五竜岳・唐松岳登山の集大成です。


[2517] 【2592回 函館に旅立つ孫と過ごす】 2011-07-25 (Mon)

明後日から、ほぼ1ケ月函館の実家へ里帰りする孫の零ちっちから電話があり「行ってくるね。さびしくない〜?」となんとも愛らしい言葉につい「じゃあしばらく会えないのでプールに行こう!」と言うことになりました。行先は弁天町のプールズ。ママは里帰りの準備に忙しく姫婆と零ちっちの二人だけ(ポチはかなづち・・・)

夏休み期間と言うことで大人も子供も「千円」と言う格安のため午前10時には長蛇の列でオープンを待っていました。どこかの小学校の団体も団体入口に並び混雑が予想されます。とにかく早く着替えて歩くプールを少しでも空いているときに利用したいと思っていました。みんなのお目当てはスリル満点のスライダーの様です。

去年は怖がって利用できなかった滑り台も今年はス〜イスイで手間いらずに成長していました。強いて言えば水着はすぐに目立つ派手な原色にしてもらえれば探さずに済むのですが行動範囲が広くなっているのでついて走るのに大変です。「走らないでください」ってハンドマイクで注意を受ける始末です。

プールズを利用するときは、午前10時のオープン前から並び、昼食は11時30分までに済まし、午後2時前には温泉に入るのがベストです。12時を過ぎたら注文できても利用するテーブルが混雑のためないのです。温泉も高齢者会員の水泳教室があり、どうも終了が2時前の様でした。どっとシワクチャ婆さん(まだ私はその域に達してませ〜ん)が風呂場に詰めかけます。混雑していても利用時間をうまくずらせて使えば、なかなかのものです。

「もう帰ろうか?」とか「○時になったら帰ろうか?」は効果がありません。私は大のお気に入りの滑り台に熱中している零ちっちに「あと10回滑ったらプールはおしまいにして、温泉に入ろうね」と回数で帰る時間を決めました。「はぁい、あと何回?」と回数を聞いて来るので、温泉に入りたいばっかりに1回回数をごまかしたら「違うよ!まだ6回しか滑ってないよ〜」(数えてるんなら聞くな〜!)

ロッカーは開ける度に百円がいります。かと言って着替えと一緒に置くこともできません。「おなかすいた〜!」必ず途中で「おでん・たこ焼き」等の幟旗が目に入ります。首から防水の小銭入れを吊っている人もいました。零ちっちのズボンにポケットがついていたので「入れさせてよ〜」と言うと「落としちゃうからだめ〜」と断られました。仕方がないので小銭はビニールに入れて水泳帽の中に入れて持ち歩きました。次回からは工夫がいるなぁ・・・

へとへとです・・・・。


[2516] 【2591回 足の甲が太ってる〜】 2011-07-24 (Sun)

登山から戻った翌日、ふと足元に目をやると「えらいこっちゃ〜足が太ってる〜」太ったのではありません。浮腫んでいるのです。2日目の朝には元に戻っていましたが驚きました。山行中は多くの水分を取ることから顔も浮腫みがちになることがあります。不思議なことに筋肉痛はありません。

合羽、スパッツ、リュックなどに防水スプレーをかけ山道具の後片付けを終えました。購入するときには「高いなぁ・・・」と思う品々ではありますが、どれをとっても命を守ってくれる品ばかりです。丁寧に次に使用するまで保管することにしました。

それにしても山岳事故が多かったんですね。

●17日には中央アルプスで30歳男性死亡
長野県駒ケ根市の中央アルプス空木岳(2864メートル)頂上近くの駒峰ヒュッテから、駒ケ根署に体調不良の人がいると通報があり、県警ヘリが救助したが、病院で死亡が確認された。(頂上で気分悪くなる・・・暑さによる疲労か?)

●18日 剱岳で67歳女性滑落死
剱岳では、女性が滑落して死亡した。剱岳に続く早月尾根のエボシ岩(標高約2600メートル)で谷に滑落。県警山岳警備隊が約3時間後、約150メートル下の雪渓に倒れているのを発見したが、すでに死亡していた。

●朝日岳イブリ尾根の通称馬の背付近の登山道(標高約1860メートル)で足を滑らせて転倒し、右肩を脱臼。

●太郎平小屋から折立へ下る登山道(標高約1750メートル)で、木の枝につまずき転倒し、左膝の骨を折る重傷を負った。

●19日 大峰山系で遭難 捜索行けず
奈良県天川村、大峰山系の弥山(みせん)(標高1895メートル)に単独登山に入った会社員と「連絡が取れない」と家族が三重県警を通じて奈良県警中吉野署に届け出た。宿泊予定だった宿坊に現れず、下山予定の17日を過ぎても帰宅していないという。

私たちも山行途中に木の根、石の塊につまづきかけたりしました。「おっとっと」で済むか、転倒してしまうかは大きな差です。疲れてくると、思ったように足が上がりません。お互いが、遠慮せずに声を掛け合うことも大事だと思います。山岳事故の記事を見るたびに「明日は我が身」と気をひきしめています。高い山に挑むときはトレーニングが必要だということも痛感しています。改めて、無事下山できたことに感謝しています。


[2515] 【2590回 16℃の世界から現実に】 2011-07-23 (Sat)

気温16℃の世界にどっぷりと浸かっていましたので戻ってからの暑いこと!暑いこと!山小屋起床時間午前4時に体が慣れたのか、夜明けとともに目が覚めました。「あ〜今日も雨か・・・」そんな小屋での目覚めから一転して、今朝は蝉の鳴き声が暑苦しく感じました。3000mに近い場所ではいつも早朝は霧雨で8時を過ぎると天気が回復するみたいです。あきらめないで頂上を目指してください。きっと晴れますよ。

昨晩、浴槽に浸け置きしておいた、合羽、ヘルメット、着替えなどを洗い、登山靴も中まで洗い、安全に山行を手助けしてくれた山道具に感謝を表し、丁寧に洗い終え陰干し完了しました。レポートに迄は、まだまだ手が届きませんが、今回の参加者には「ミラクル」もあり、今ここでお伝えしたいような、もう少し焦らしてレポートを楽しみにしてもらいたいようないたずら心が働きます(笑)

いまから夏山に行こうとしている方のために、少しでも参考になればと思い、思いつくままに書いてみたいと思います。

@宿泊日数分の靴下、手袋は必携(特に沢用の手袋は雨対策に優れもの)
A行動食は日数ごとに分ける。重たくてもフルーツの袋入りは、へばった体に奇跡を起こしてくれます。
B粉末のお茶持参(小屋でくれるのは水ばかりなので粉末茶があればうれしい)
C好日、モンベルなどの会員証を携帯(小屋により割引あり)
D虫刺され防止のハッカ油は必携(ロッジにあります)

扇沢登山口のスタッフによれば、16日(土曜日)の入山者300人、17日(日曜日)の入山者150人だったそうで、折りからの台風情報であわてて下山されているのか、そりゃあもう冷池山荘までの上りは銀座みたいな、アリンコの行列みたいでした。おかげで小屋は私たちだけの貸切状態でした。

私たちは終始ヘルメットを着用していましたので「沢登りですか?岩登りですか?」とたくさんの方たちに聞かれました。「いいえ一般登山です。中高年ですので転倒防止、落石防止のためにかぶっています」と何度説明したことでしょう。もう面倒臭くなって「次からは幟旗作ろうか」と笑うほどでした。そんな中ヘルメットをかぶり、ヘッドランプのようなカメラを固定して行きかうひとりの青年に出会ったときはうれしかったです。特に今回のような八峰キレットや五竜岳のような岩稜帯を通過するときにはヘルメットは必携だと思いましたが、まだまだ登山者には理解してもらえませんでした。ちょっと残念です。そんな中、唐松岳から八方池に下山中の雪渓で登ってくる2人組を交わすために待機していたところ「すみません、写真を撮らせてもらってもいいですか?」と私たちのヘルメットに感動してくれた人もいました。うれしかったです。

出発前に姪からメールがあり「虫に刺されんといてや〜」と念をおされ「ハッカ油」のスプレーを購入し、ほぼ1本使い切りました。おかげで今回は虫刺されなしでした。最終日の八方尾根に下る途中で長野市立信更中学校の子供たちとすれ違い時に「クッサッ〜」と言われてしまいました。ハッカのにおいなのか、汗臭さなのか・・・どっち〜?


[2514] 【2589回 ただいま!】 2011-07-22 (Fri)

鹿島槍&五竜&唐松から戻ってまいりました!
み〜んな、み〜んな台風の影響を心配してくれていましたが、ありがとう!雲の上は「台風知らず」で予定通りのコースを終え、無事帰宅することができました。

冷池山荘までの道のりは暑くて厳しく、キレット越えは想像を絶するスリル、また五竜岳も岩場の多い、何とも手ごわく、そんな毎日の積み重ねのご褒美とばかり唐松岳山頂で見た雨上がりの360度の大パノラマは歓喜で涙を流しました。唐松岳から見た「不帰の剣」は「また山においでよ〜」と誘惑を受けてしまい「また来年ね・・」そう答えて八方池に向けて下山してまいりました。

途中で出合った「クロユリ、コマクサ、チングルマ、ハクサンフーロ、コケモモ、ニッコウキスゲ」等々、花の名前に無知な私でさえも、度々出合っていると覚えいしまうほどの花だくさんでした。

台風の影響で山小屋は貸切状態でした。登山を始めてから初めての体験です。どの小屋も貸切状態で、しかも台風の影響はゼロ!本当に良い旅をさせていただきました。

追々にレポートを完成させて行きますのでまた読んでくださいね。まずは無事下山報告まで!


[2513] 【2588回 夏休み★第一弾】 2011-07-16 (Sat)

今年の行きたい山に「鹿島槍」を希望しました。どうせ行くなら五竜岳も唐松岳もどうじゃろか〜とカレンダーの裏面を利用してコースを書き、ああでもない、こうでもないと楽しんでいました。いつもならジョンが企画してくれるのですが「鹿島槍はあんた等が企画してみぃ」と言われていました。まるで胃潰瘍になるのを予想していたみたいです。

市販の地図に書いてある所要時間は「40歳から50歳の男性で小屋泊りの荷物、しかも天気は晴れの場合」を記入していると書かれています。私たちは1.5倍をかけて自分たちの歩行時間を割出し、どの小屋に泊まるかを決めていきました。アクシデントがあれば小屋にたどりつけれない場合も想定しておかなければなりません。

トレーニングも終え、あとは出発を待つばかりとなりましたが、不運にも台風接近とあります。ロングコースですので一度や二度は雨に合う覚悟はできていましたが台風とは・・・
まぁ小屋泊りですから小屋で情報も入ります。とにかく安全に予定通りゴールできて、レポートを楽しみにしていただいている皆様に無事下山のご報告ができますように!

「7月17日から22日まで夏休みを頂きます」

●7月17日は木崎湖畔にある白馬山麓YH泊り
●7月18日は冷池山荘泊り
●7月19日はキレット小屋泊り
●7月20日は唐松山荘泊り
●7月21日は下山し再び木崎湖畔にある白馬山麓YH泊り
●7月22日は大阪に向けて戻ります。


[2512] 【2587回 朗★報 】 2011-07-15 (Fri)

7月15日はジョンの検診日のため付き添って病院まで行ってきました。午前9時30分福島で合流し、その後、金蘭会福島女子高校前にあるクリニックまで歩いていくことにしました。「このクソ暑いのに歩いてかよ〜」と思うかもしれませんが、これもトレーニングの一環として努力と忍耐あるのみです。

診察の順番がやってきました。前回の胃カメラで悪性なのか良性なのか組織検査の結果を聞くことになっています。「もし悪性や言われたらもう山は行かれへんなぁ・・・」ちょっと気弱なジョン。「悪性や言われたら、行きたい山に全部登ったら心残りあれへんやん、すぐに命の灯は消えへんよ」と言いはしましたが義兄が前立腺癌の宣告をされた時の事を思い出しました。「お前に今の俺の気持ちなんてわかるかいっ!」そう吐き捨てるように言われました。返す言葉もありませんでした。

診察室で待つ先生の顔がニコニコとわかりやす〜い!検査結果を聞くまでもなく先生の笑顔で、悪性ではなかったことを悟ることができました。「今だからお話しますが、初めてここに診察に来た時、大きな病院なら即入院でしたよ。人間の体の血液は5リットルと言われていますが、あの時点で2リットルは流血していました。危ないところでした」それにしても早い回復に驚き、それにしてもここに至るまで痛みがなかったことに驚いておられました。そりぁ羽束山登れないはずです。でも黒ビールは飲んだけどね。

ピロリ菌の除菌治療は8月に入ってからと言うことになり、とりあえず全快と言っていいでしょうと太鼓判を押してもらいました。(鹿島槍いけるんちゃいまっか〜!)

自宅に戻り、鹿島槍行きの荷物をチェックしたら、やはり13kgになりました。まだこれに明日リンゴなどの果物を入れると、おっそろしいなぁ!しかし今回は山小屋泊りばかりなのでテント、寝袋、自炊道具などは含まれておりません。飲料水2リットル、ロープ、登攀道具などが鎮座していますので、あとはゆっくりと、同じ歩調で予定通りに小屋まで頑張るしかありません。あとは体力、気力ですね。

今夜は此花地区に勤務する学校の先生たちと一緒に夜回り予定日です。何年か前の初めての夜回りの日、集合場所の区役所にバイクで出かけると「バイクで夜回りはできません。今度から自転車で来てください」と言われました。(笑)そりぁそうですね。一方通行があったり、公園の隅々まで見回るのですからバイクでは用を足さないですよね。でも私以外にも、知らずに徒歩で来た人もいましたよ。(これは説明不足?それとも常識〜?)

私たちの夜回りの時間は午後8時頃からですが、この時間だと塾帰りの子供たちもまだうろうろしています。コンビニの前にたむろする子供たちに帰宅を促し、街灯のない空き地などは特に念入りに巡回をしてきます。

私が子育て中のときはコンビニが今ほどになく、夕方家に帰ると外出はさせませんでした。忘れ物をしても、友達との約束が残っていても「明日にしなさい」と外に出すことはありませんでした。しかし「5のつく日」は、商店街に夜店が出て子供たちはその日ばかりは、早めに宿題を済ませ、夜の外出が許可されてとても嬉しそうでした。でも保護者として必ず私もついていきました。各家庭によって、それぞれに事情があると思いますが帰宅時間をきちんと決めて約束を守れるようにしていただければ非行に走ることはありません。夏休みが子供たちにとって誘惑に負ける危険な時期です。服装・髪の色・危険信号を早く察知しましょう。

   「うちの子に限って・・・」


[2511] 【2586回 言っても涼しくなりませんが暑いっす!】 2011-07-14 (Thu)

朝は風が通りちょっとだけ涼しい気分を味わいました。玄関を少し開け、裏口を開けると風が通り、意外に風が家の中を抜けていきます。短パンにノースリ・・・誰か来たらどうしましょう?

梅雨が明けビニール傘の忘れ物が多くて駅では困っているそうです。忘れたからと言って引き取りにくる人はビニール傘においてはゼロだそうです。1年間に1億本のビニール傘が生産されています(傘の8割)。手軽さの末路はどうなっているのでしょうか?

晴れていて突然雨が降りだしたらコンビニに走り込めば300円から500円で手軽に買うことのできるビニール傘、手軽さゆえに、雨が上がればつい忘れられてしまいます。

そもそもビニール傘は1950年に東京の雨具メーカーが開発し、その頃は布の部分も混じり価格も2800円していたそうです。日本を訪れた外国人がこれは優れものと言うことで輸出したのがビニール傘の最初でした。最近では中国製が流通し300円という安さから、忘れ物の第一位となってしまいました。

電車の中でビニール傘を忘れました
    ↓
安くて愛着心がないから取りに行かない
    ↓
駅の忘れ物センターで1週間保管
    ↓
警察署で3ケ月間保管
    ↓
大阪市の持ち物となり倉庫へ保管
    ↓
6月と10月に入札があり売却する。但し1本売りではなくひとくくりでしか購入できない

ビニール傘の運命は「雨が降れば買い、雨が止めば忘れられる」みたいですね。私がいつも自転車の価格が安すぎるため大事にしないという話をしますが傘も同じことが言えます。某会社の代表取締役だった人が、いつもビニール傘を愛用していました。「社長!身体が傘からはみ出していますし、社長なんだからそんな安物ささないでください!」と言ったら「スナックで忘れるからこれでええんじゃ〜」と言っていましたねぇ。そうかと思うと平社員で1万円以上もするブランドの傘を持っている人がいました。理由を聞くと「高い傘を買うと大事にして絶対忘れない。もし忘れたら必ず探しに行く」と言ってた人がいました。なあるほど!

昔は結婚式の引き出物と言えば「ペアの折り畳み傘」が多くありませんでしたか?その時代の折り畳み傘が家にたくさんありますが重たくて使用することもありません。登山用品の店に行くと、値段はそこそこしますが軽くて良い品が出ています。

私は傘は大事に使います。自宅に帰り、もう誰も出入りしないとわかったら玄関先に広げて干しておきます。翌日雨が降ったとしても、濡れた傘よりもさし心地がいいです。そして時々防水スプレーを振りかけて大切に使っています。


[2510] 【2585回 今日も研修で〜す】 2011-07-13 (Wed)

暑い!暑いですっ!外で働く人たちは大変なんだろうなあと途中で出会った交通整理のガードマンさんに思わず頭が下がりました。城東区にある城東区民ホールが会場で地下鉄を利用して1時間も早く到着となりました。近くのスーパーに入り、買うでなく涼ずんでいると此花区の住友○○のМさんとバッタリ出会いました。「いや〜っこんなところで奇遇ですな」と言いましたが、思いは同じで涼ずむには冷房の効いたスーパーに限ります。

少し早いけど2人でつれもって会場の中へ入ると、もと此花署勤務だった今は安全協会のN係長が近づいてきてくれて思い出話に花を咲かせました。やはり話は教育技能コンクールの優勝で自分自身が勤めていた警察署だけにうれしかったと言っていただき私もうれしかったです。

第一部は警察署主催で13.30〜15.00
●推進委員の任務・法的性格
●交通安全教育実施要領など中身の濃い研修でした。

第二部は交通安全協会主催で15.00〜16.30
●更生保護と交通事犯
●危険への想像力で事故を防ぐなどのテーマで、これもまた中身の濃い研修でした。

研修内容を地域に持ち帰り、いかに反映できるのかを此花署の方たちに相談しながら交通事故のない此花区をめざしていきたいです。(でも・・マナーは守らなぁ、事故は起こるべくして起こるでぇ〜)

午後4時30分に閉会のあいさつの中に、推進委員の活動として・・・と、司会の方が教育技能コンクールの話題を持ち出して「優勝した此花区の久田さんご起立ください」と突然に言われ会場から割れんばかりの拍手を頂きました。恥ずかしいやら、うれしいやらで資料の中の機関紙にも「第2回近畿管区交通安全教育コンクール・優勝は此花署」とあり記念に大切にとっておこうと思いました。

JR京橋の狭い商店街の両脇にある居酒屋は、まだ5時過ぎだと言うのに満席状態です。あまりの暑さ故に住友○○のМさんが「ちょっと立ち寄ろうか」と誘って下さり、のれんをくぐり、やっと空席2席を見つけて生ビールをググッ!酒の肴も少し頼んで勘定をしてもらうと「2000円〜」安っ!勿論割り勘です。♪♪京橋はええとこだっせ〜♪♪(こんな歌あったよね)

ジャスコ高見店で夕食の買い物をしていたら、サスケクリニックの衛生士さんと出会いました。不良婆だと先生に報告されるかも・・ちょっと心配で〜す。



[2509] 【2584回 社会を明るくする運動】 2011-07-12 (Tue)

12日は「第61回社会を明るくする運動」の講演と映画のつどいの接待係として西九条梅香殿に出かけていました。講師としてテレビ6チャンネルでお天気キャスターとして活躍中の「正木明氏」を迎えて講演をしてもらおうという手筈です。正木明氏は気象予報士・防災士としての資格を持ち、今回のような講演会は初めてだそうです。

「テーマは子育て、家事、正木家のテーマ」だったのですが、しかし・・しかし・・・しかし背伸びしないで専門分野の気象の話だけしていた方がイメージアップじゃなかったのかと思ったりしました。

講演の後は「立ち直りを支える地域のチカラ」の映画を上映し罪を犯した人たちが地域の人たちの支援を受け立ち直っていく行く様子を描いた映画でした。現実には服役を終え、社会に出ても仕事もなく再犯でまた刑務所に舞い戻るケースが多いそうです。生きるために働き、賃金を得て健全な生活に戻れるのですが、なかなか働き口がないのが現状です。

「社会を明るくする運動」とは、すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、チカラを合わせて、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動で、法務省が主している運動です。


[2508] 【2583回 交通安全母親活動指導者研修会】 2011-07-11 (Mon)

観客席を見渡して「若いなぁ!」私たちの交通安全講習の内容は高齢者向けのために第一印象は「若い」でした。この 交通安全母親活動指導者研修会は過去に35回も開催されていて伝統のある研修会の様です。参加者の顔ぶれは幼稚園、保護者、保育所関係者の参加の方々で、研修内容をそれぞれが持ち帰り、ほかの保母さんや園児たちに指導するための講習会です。各幼稚園の活動の発表、大阪府警本部の自転車に乗るマナーについて熱演された後、私たちの出番となり、高齢者対象が理解してもらえるかどうか不安ではありましたが、シンクロ歩きで登場した途端にドッと笑いが起こり、「よっしゃ〜!」と手ごたえを感じました。幼稚園児と高齢者には相通じるところもあり何か得るものがあればと期待し、熱演しました。相棒との息も合い、審査も制限時間もないことから、伸び伸びと演じることができ、会場の皆様の笑顔と、うなづきに励まされて無事、幕をおろすことができました。

去年の11月から始まって度々、演じてきましたが、決まっている行事はすべて終了したと思います。その都度たくさんの小道具を運び、片付けて下さった警察署の皆様のご協力があってのことですが、これでおしまいかと思うと、正直言えば、少々寂しさみたいなものがこみあげてきます。あと3ケ月すれば次回のメンバーで優勝を目指して頑張ってもらうことになります。今度は応援席で精いっぱいの声援を送りたいと思っています。相棒の婦警さんと「もうこれでお別れですね」と今までの労をお互いねぎらい硬い握手を交わして戻ってきました。

午後から「ばぁちゃんいる?」の零ちっちの声に「いるよ〜」と答えると「今から行くからね」との事。しばらくすると自転車をこぎ春日出から高見までやってきました。少しデビューが遅いかもしれませんが上手に自転車に乗れるようになったのです。うれしくて姫婆に見せたかったのでしょう。年寄の悪い癖で(子供の中には期待もある)ご褒美を買ってあげようということになりました。

私の家のすぐそばにジャスコがあるので、そこに行こうと思って零ちっちは自転車に乗り、私の遥か先を走ります。家の近くのジャスコに自転車を止めようとすると、野田のジャスコに行きたいと言います。ええ〜っ!?この炎天下、子供の自転車といえども、かなりスピードが出ていて歩いてはとてもついていけません。自転車の後ろを小走りでついて行くことのつらいこと、つらいこと。

あまりの暑さに耐えかねて途中にあるジョンハウスに立ち寄り冷房の風を吸い込み、再び野田に向けて走りました。見知らぬ人が「大変ですねぇ」と私に同情して声をかけてくれます。「休憩ばっかりしないで走ってよ〜!」零ちっちの檄が飛びますがついていけません。(休憩しているつもりはないんだけど)野田阪神の大きな信号で零ちっちを見失いました。どっちに行ったのかと冷や汗をタラタラと垂らしていると自転車置き場にきちんと自転車を止め待っていてくれる零ちっちの姿を発見!もうシャワーを浴びたように汗でぐっちゃぐちゃです。

お目当ては「ベイブレード」と言う現代風の駒でした。我々の時代は駒に紐を巻きつけて回していましたが今は便利な道具がセットになっており、上手、下手は無関係の様です。お目当てのものが手に入れば、ほかの高額なおもちゃには目もくれず(ホッ)帰り道もまたジョンハウスで息継ぎをしてから自宅に戻りました。往復、ざっと2時間以上はかかっていると思います。信号待ちをきちんとする子供の前を平気で横断する大人の姿があり、心を痛めました。「あの大人はアホやから信号守れないんやで〜」大人に聞こえるように零ちっちに話ました。信号無視をしようとした大人が、あわててブレーキをかけて止まりました。

いまから夏休みになり、自転車事故が多発します。大人が正しい自転車の乗り方をしてほしいです。絶対条件として、子供の見ているところでのマナー違反はしないようにしていただきたいと思います。もう今日はひやひやもので七種槍登山よりも、クライミングよりも疲れました。


[2507] 【2582回 鹿島槍のトレーニング】 2011-07-10 (Sun)

●9日土曜日
7月17日からの鹿島槍のトレーニングとして最適の岩場だらけの山「七種山」に出かけました。中国自動車道の福崎インターを出てしばらく走ると青少年野外活動センターがあり、車はここの駐車場に止めて春先に行ったコースの逆を七種槍をめがけて往復しました。このコースは結構な岩場があり鹿島槍から八峰キレットのトレーニングにもってこいのコースです。

リュックの中身は本番と同じ荷物を詰め、重量は12sに設定しました。気温は朝なのにぐんぐんと上がり息苦しささえ感じました。風もなく「これでもか!これでもか!」と試されている様な過酷な試練で4本のペットボトルは午前中で飲みつくしてしまいそうな勢いで水分補給をしていました。休憩後出発しようとしたら、立ちくらみを覚えました。「あかん!このまま続けて水分不足になると熱中症になるなぁ」「ここらへんで折り返すとするか?」と参加者一同、同じ気持ちでした。

「少し早いけど長めの休憩を兼ねて弁当を食べよう」と言うことになりドカッっと地面に腰を下ろし、もう一歩も動けません状態になりました。リュックを開けると鹿島槍に持って行くお茶3本とレモンジュースが入っていることに気が付きました。「あった〜お茶あったわ〜!」大喜びして分配し、弁当を食べると不思議に元気が出て、七種槍まで行けそうです。

標高は700mもない低山ではありますがアルプスの過酷な気象条件を持ち合わせたトレーニングに最適の山でした。水分補給、速度、休憩の取り方と、ただ登るだけではなく色々な方向からトレーニングすることができました。

七種池のそばに季節外れの「ワラビ」が沢山生えていて、帰りにはぜひ摘み取って天婦羅にしたいと、それを楽しみに頑張って下山しました。「山菜取り禁止」の看板もなく自然豊かな恵みをいただいて帰りました。帰りは勿論、塩田温泉で汗を流し、かろうじて熱中症にかからずに戻ってきました。

●10日日曜日
七種槍で摘み取った「ワラビ」を天婦羅にして弁当のおかずにして、トラ吉衛門さんのクライミング講座Bを芦屋のゲレンデと決め、午前9時、トラ吉衛門さんと合流しました。駅前の広場には山岳会の人たちで混雑しており、かなり高齢者の方も多く、今日のような暑い日に熱中症にかからねばいいが・・・と思わずにはおられませんでした。今日の地獄谷は水量も多く、登山靴もズボンもビショ濡れになりましたが暑さがしのげて昨日の七種槍登山に比べると楽ちんでした。

エイト結びから始まってビレイまで瞬く間にマスターして大変上手になりました。驚きです。クライミングを楽しむと言うよりは山行中の安全のためのクライミングのマスターであることや道具を正しく使えるようになることを、しっかりと学びました。

今日のロックガーデン界隈は大勢の登山者で賑わっており、特に、山ガールや山ボーイなどの若者が多いのに驚きました。講座を終えて帰り道も地獄谷と決め水量の多い地獄谷をロープを使い懸垂下降やクライムダウンを繰り返しながら滝の茶屋まで戻りつきました。「ビールを飲もう」と言うことになりおでんを酒の肴にして楽しかった1日に名残惜しくもありながら「じゃあ次は鹿島槍から戻ってからね」とトラ吉衛門さんと別れました。

岩場は夏に向けて暑くなりますが、最終講座に向けて気合をいれ、教え残しのないようにしっかりと見守りたいと思います。


[2506] 【2581回 ひょんなところで再会】 2011-07-08 (Fri)

午前中に区役所へ行く用事があり、いつもなら入った途端に「ヒヤッ〜!」感があったはずなんですが節電のため28度設定なのか、係員の額からは汗ポタ、扇子であおいだり、来訪者は「暑い!暑い!」の連発でした。

次の訪問先は此花警察、ここも28度設定のはずですが来訪者が区役所ほどではないので涼しく感じました。警察では交通安全の寸劇の練習です。4月に着任された副署長殿が見学したいということになり緊張しました。5月の交通安全決起大会以来2ケ月も空白がありましたので心配しましたが、「クリアー〜」副署長の第一声は「あの方の前職は?」と聞かれたそうです。大阪のおばちゃんを演じ切っていたようでした(笑)

午後からは病院で、ここの冷房は、そこそこヒヤリとして気持ちよかったです。1年に1回の定期健診でエコー検査、レントゲン、血液検査を済ませいずれも以上なしでした。

帰りにスーパーに寄ると冷房の効きすぎで閉口しました。食品が腐るといけないからだと思いますが、一刻も早く出ていきなさいと言わんばかりでした。

自宅に帰るとズボンを半パンツに履き替え、袖なしシャツに着替え、限りなく肉体をさらけだしましたが、やはり冷房が必要で自由な温度設定で快適〜になりました。

ところで、ところで此花警察で寸劇用のヘリコプターを別館に運んでいると「姫さ〜ん」と呼び止められて驚きました。姫と呼ばれるのはウオーク関係、登山関係の人しか知りません。何と何と「眼鏡ライダーさん」だったのです。仕事の関係で許可証申請に訪れていたそうです。私のヘリコプター類を見て「相変わらず元気そうで、変わってまへんなぁ!」

何年ぶりかに再会したのですが、お互い旧交を温めるのに時間はいりませんでした。「また近々・・・・」と再会を約束して別れましたが七夕様のお引き合わせかもしれませんね。懐かしかったです。


[2505] 【2580回 クライミングのお預け】 2011-07-07 (Thu)

久々のクライミングが楽しめると心ウキウキしていましたが前夜からの雨と、朝になっても降りやまない雨で断念せざるを得ませんでした。今回のクライミングはトラ吉衛門さんのトレーニングBではありますが装備をお持ちのみなさんも一緒にいかがですか?とお誘いしたい気持ちになってきます。エイト結びは覚えていますか?プルージックは覚えていますか?(失礼〜時間が経てば私が不安になるものですから・・・)

そう言う私も時々、ロープを出して練習をしないと「あれっ?あれっ?」と言うことが度々あります。ポチにはロープワークをするときは腰にスワミベルトをつけて本番さながら状態の方が良いと伝えています。手先だけで練習するよりも、ずっとスムーズに練習できます。そんなわけでトラ吉衛門さんのおかげで私も復讐することができるのです。感謝しています。(ジジもカラビナも復活〜!)

夏場のロッククライミングは「岩盤浴だ」と言った人がいます。うまいこと言うもんですね(笑)暑くなると岩が焼けて大変です。また冬場のロッククライミングも指先が冷えて大変です。やはりベストシーズンだけ楽しむのがベスト〜!

そんなわけでポッカリスケジュールが空きました。11日の月曜日の「交通安全母親活動指導者研修会」に出演する教育技能コンクールのセリフの練習をすることにしました。相手役のセリフをポチに頼むのですが、いまいち迫力がなく鏡をみながら一人で練習中です。金曜日は警察署に伺い相棒とセリフ合わせをして月曜日本番に挑みます。何度舞台に立っても緊張感は解けることはなくドキドキします。でもこのドキドキ感って嫌いじゃありません。大阪府下の交通事故が少しでも減ればうれしいと言う思いで頑張っています。

今朝の産経新聞に無謀な自転車が車道を横断中に避けようとしたトラックやタンクローリーが死亡事故を起こした記事を掲載していました。本当に自転車事故が急増しています。自転車事故を起こした方も起こされた方も幸せな生活が壊されてしまいます。スピードは控えめに、イヤホーン、携帯電話などはやめましょう。歩道の片隅を歩いていても自転車のベルをチリリン・チリリンと鳴らすのはやめましょう!1台の自転車購入金額が10万円以上にし登録制、なおかつ免許証必要にすればマナー向上アップになりませんかねぇ。

此花区高見小学校代表の児童四名は大阪府下の優良自転車大会において優勝をしました。夏休みに全国大会に出場するために東京に行きます。ご褒美はディズニーランドにご招待だそうです。よかったね!この四人の児童が高見小学校の朝礼で表彰されることにより、高見小学校全校生徒がマナー向上になること間違いないですね。


[2504] 【2579回 降りすぎる雨】 2011-07-06 (Wed)

九州北部も大雨が降り 鹿児島ではえらいことになっています。夜になり、大阪も激しい雨の音がしています。木曜日はトラ吉衛門さんのクライミング講習Bの実施日の予定でしたが、岩場が乾きそうにありません。それでもかすかな期待を持ち明朝7時の空を見上げて決めようと言うことにしました。

昨日の夜のことです・・・
「えらい揺れたなぁ」とメールをもらいましたが階下におったため揺れを体で感じることはありませんでした。速報では和歌山震度「5」と報道されており阪神淡路大震災のときと同じということになります。更に「東南海沖地震の予兆かも」という恐ろしいメールを受けました。

「緊急持ち出し袋」の中に現金、預金通帳、印鑑を入れヘルメットをベットのそばに置き横になりましたが寝苦しさも手伝って、なかなか眠ることができませんでした。東北の方たちは、あれから何度も余震におびえていらっしゃるかと思うと心が痛みます。

国会の馬鹿騒動や義援金の行方など「1分1秒」でも早く処理をしなければならないことが山積みになっています。ほんの一瞬揺れても、こんなに恐ろしいのです。わずかな揺れであっても、ちっちゃな子供が「じしんや〜」とお母さんにしがみついて泣くそうです。

7日の七夕を前に雨が降り、今年も織姫彦星が逢うことはできそうにもありません。 七夕は、古くから行われている日本のお祭り行事です。毎年7月7日の夜に、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをする習慣が今も残ります。

短冊に願い事を書くならば「東日本の早期復興を祈ります」


[2503] 【2578回 磁北線の引き方】 2011-07-05 (Tue)

わが倶楽部の地図には、いつも磁北線を書き込んでくれています。道中で地図を確認をする場合、地図とコンパスを磁北線に合わすと誤差なく進行方向が理解できます。でも市販の地図には磁北線の記入がないため、大きな分度器や三角定規がなくても磁北線を引く方法を教えてもらいました。
【磁針編差角とタンジェント値対応表】を参照します。

その後、自宅に帰ってから早速、昭文社「山と高原地図35 鹿島槍・五竜岳」の地図を広げてみました。「方位磁針はこの図では真北より約7度30分西(左)に傾きます」と明記してくれていますので油性ペン(水性は雨で消える)で丁寧に磁北線を引きました。引きましたと言っても大きな定規がありませんので四苦八苦しながら完成しました。

これから地図を購入したら、全〜部、磁北線を引いてみたいと思っています。地図全体に引かなくても登山実施の部分だけ引いてもいいかなと思っています。

私の部屋は今、鹿島槍に出かける荷物を、思いつくままに集めておいています。荷詰めは前日に行います。市販の地図の裏面には「登山装備表」なるものが記入されています。勿論参考ですので自分なりの荷物は、今まで積み重ねた経験をフルに活かして「必要最小限」にまとめます。荷物作りも登山の楽しみのひとつですので、面倒くさがらず、楽しみながら荷詰めしたいものですね。そして自分が背負える重量を知ることも大切です。人によって差がありますので常々の登山において「苦しくて耐えられない重量」を知ることも大切だと思います。私は大峯・奥駆で15s背負って歩きましたが、あの頃は今ほど暑くなく何とかゴールしましたが岩場の通過にはリュックが左右に振られてつらいものがありました。

今回は13kgを超えてはならないと思っています。それを超えるときは何を減らすか工夫しなければなりません。だから荷物は早い目に部屋に集めてハカリとにらめっこするのです。水と行動食はタップリ!着替えはいらないが靴下はいるといいながら、何故か着替えや化粧品も入れたりする自分がいます。あ〜まだ女なんやね!


[2502] 【2577回 比良シリーズC行ってきました】 2011-07-04 (Mon)

天気予報では「午後雨」ではありましたが、カンカン照りよりもラッキーと雨を恐れることなく元気に行ってきました。電車内での合流もバッチリでみんな楽々座って近江高島駅で下車、バスに乗り換え寒風橋から前回と同じく、結構長いコースを歩きました。途中雨粒が2〜3滴落ちてはいましたがそれ以上落ちることはなく夏場の登山にしては快適な気温に恵まれていました。お昼には「熱中症対策」の講習をしたり、歩きながらワンポイントレッスンをしたり中身の濃い例会でした。詳しくは後日レポートをアップしますのでご覧くださいね。

JR大阪駅のみどりの窓口でのこと。まず担当者が「壱」「弐」の字が読めないし「滋賀県の高島駅まで」とお願いするも時間ばかりかかり何か悩んでいる様子。「あのぉ電車が行ってしまうんだけど・・・何で悩んでるの?」と聞くと、高島駅が見当たらないとのこと。私も近江高島と言ってないので仕方ありませんが滋賀県の高島駅と言ってるのだから理解してよね〜窓口業務の再教育が欲しいです。

アンカーを歩く私は、コンパスを片手に三叉路が来たら進路方向を確認のために立ち止りました。少しみんなから遅れますが急な登りや岩場があると列詰めができてコンパスの使い方も何とか様になってきました。私のもっとも苦手分野につき、人の倍ほど時間をかけてマスターすることになりましたが、少しづつ自信がつきつつあります。

ゴールすると私はすぐ登山靴の紐をゆるめ汗ばんだ靴下を脱ぎます。1時間ほど乗る電車の中では素足で、できれば足を高く上げておきます。少し足が冷えたところで、うす手の靴下に履き替え、終点の大阪駅では靴ひもをゆるめたままで(紐を踏まないように注意)自宅まで帰ります。これが効果を発揮して翌日の足痛はゼロです。今までは電車に長く座っていたら降車時に「アイタタタ」状態でしたが素足になることで快適です。車での帰りも同じ要領で試してみてください(ドライバーさんには気の毒ですが)そんなクールダウンの最中の写真を電車の中でフォーカスされちゃいまた。レポート乞うご期待〜!


[2501] 【2576回 来年の予定表】 2011-07-02 (Sat)

登れる山にも限りがあり、日帰りでいける山にも限りがあります。そんな山々には、私たちはほとんど行き尽くしたのではないでしょうか。ならばゴール地点をスタート地点に変えたり、春に訪れた地を秋に変えればまた新鮮さが蘇ります。そして何よりの名案は「参加者ひとりひとつ、もう一度行ってみたい山」を提案してもらうことです。人によって感動が違います。12人提案してもらえば1年のカレンダーが埋まります。あとは肉付けをして、わが倶楽部の楽しい山行計画が完成します。

我が倶楽部は人混みを嫌うため、桜の時期は花見を避け、つつじの時期は散り終えた花びらのジュータンを踏むことになります。紅葉もまた葉の落ちた小雪まじりの道を歩くこともあります。それはそれで乙な味わいがあり満足しています。しかし堂満岳の石楠花を見たときの感動は、少々込み合っていても、シーズンに登るのもいいかなと思ったりもします。

来年は限りなく花のシーズン、紅葉のシーズンを突っ込んでみるのも面白いかなと思ったりします。しかし花の時期は毎年同じという具合には行かず期待外れのときも度々出てくるかと思います。それを了解してもらったうえで・・・今後の課題ですね。

還暦の会も古希の会も、しばらく該当者がいないため、開催予定がありませんが、ときには早い時間にゴールする例会を作り「ささやか飲み会」も実施してはいかがなものかと思っています。私の希望のコースを順不動ではありますが思いつくままに書きました

@岩場を楽しむ「七種山」
A石楠花の「金糞〜北比良」
Bコバノミツバつつじの「中山縦走」
Cイタドリが収穫できそうな山里歩き「○○」→思い出せません
D桜満開の「背割り堤」後に、持ち寄り宴会
Eビール工場見学「道場〜三田」後にキリンへ
F芦屋から地獄谷〜有馬
G有馬の氷瀑
Hくろんど池の水芭蕉

夏山の提案
@焼岳
A金峰山と瑞牆山

★ゴールがバス利用のコースは、なるべく避けて(スタート時バス利用はOK)電車賃も安い所がうれしいですが、なかなか難しいですね。


[2500] 【2575回 山行に適したリュック】 2011-07-01 (Fri)

比良縦走シリーズBの実施ときに、愛用のリュックは洗濯をして乾いておらず「風袋500g」のリュックを背負っていきました。ちょつと長く歩くコースには適してしないなぁと思いつつでしたが・・・やっぱりでした。

「風袋500g」のリュックは軽くて、おまけにリュックカバーも不要の優れものですが、使い心地がいまいちなんです。御在所のゲレンデで岩場の隙間にリュックが挟まれてしまい、立ち往生したことがありました。「リュックを外せ!」と下から指令が飛びますが、リュックのウエストバンドとハーネスバンドが絡んで、どっちがどっちかパニクリ、あわてたことがありました。そのことがあってからウエストバンドの無いリュックを購入し、クライミング専用にしてサブリュックとして使おうと思っていたもので、雨蓋もなく、マンションでたとえれば「ワンルームマンション」の様で、リュックの下に荷物がかたよってしまい肩への負担が多くなります。中の荷物を出すときも、欲しいものがなかなか見つからず中身を地面に出してでないと探すことができません。

途中であまり開けたり閉めたりしない旅行などに持って出かけるときには軽くてとても便利だと思います。常々人が背負っているリュックを、よ〜く観察しておいて、次に購入するときの参考にしたいと思っています。(店員さんの言う通りは信じちゃダメ!背負って確かめましょう)

過日、奥高座の滝を上ったときに外側のポケットにいろいろ物をぶらさげていました。木の枝に手袋のゴムがひっかかり体は前に行こうとしているのですがリュックが後ろに引っ張られて危ない目にあいました。また外側のポケットに入れていた物が登攀中に落下したりするとあとから上ってくる人に当たる危険性があります。

鹿島槍登山のときは外側のポケットに物を入れない、吊るさないを徹底したいと思います。小屋を出発前にはお互いの荷物のチェックを確認して注意を受けたら、お互いが素直に聞かなければ八峰キレット通過は、かなりやばいです。

愛用のリュックは少し色あせては来ていますが、なかなか使い勝手がよくて手放せません。但し外側のポケットが小さいのが欠点です(外側に物を入れない方がいいので小さくてもいいのですが、あればついついペットボトルなどをいれてしまいます)、どのリュックに入れ替えをしても小物の入れる場所はきちんと決めています。雨蓋の内側にはヘッドライト、三角筋、保険証など、雨蓋の外側にはサングラス、1回分の行動食、塩、ブドウ糖、トイレットペーパー、救急箱などを入れています。本体の方は1階部分(底)には合羽、ツエルト、着替えを防水カバーに入れて蓋をします。その上に行動食の入ったランチボックス、飲料水の入ったランチボックス、弁当、カラビナ類などをいれて、必要なときには最小限の時間で手際よく、中の荷物の出し入れができるように工夫しています。但し雨が降るかもしれないときは合羽は2階部分に出しておきますし、お昼ご飯が済んだら、弁当箱は一番底に入れておきます。

北鎌尾根から槍ヶ岳のときもリュックの外ポケットにお茶をいれていて、藪漕ぎをしている際に落としてしまいました。それも二人とも!これが水不足の引き金となり降ってきた雹を合羽に受けて飲まなければならない羽目になったのです。

夏の登山は水が命です。私は冷凍したお茶2本と水1本を濡れたタオルで巻き、ランチボックスに入れています。お弁当のときにおしぼりにもなるし、午後からの首筋を冷やすのに役立ちます。みなさんの工夫も教えてくださいね〜!


[2499] 【2574回レポートふたたび見てね】 2011-06-30 (Thu)

比良縦走Cの「花」の名前が最初は@、Aから正式名称に変更になっているのをお気づきでしょうか?既に一度見たからと思わないで時々、振り返って見直してくださいね。お花の名前は、ジョンがくろねこ花博士にメールを送り、名前を教えてもらっています。@、Aから正式な花の名前になっています。くろねこさん、ありがとうございました。

当日のオリオンさんの撮影して下さった写真はもちろんのことですが、後日GPSデーターや高低差のデーターに詳細を追加して送信して下さっています。オリオンさんいつもありがとう!

参加された皆様が、この努力の結晶を受け止めていただいていることを祈っています。「えっ?花の名前書いてた〜?知らんかったわ!」って言われるのが一番悲しいです。

このページを訪問して下さる方が、今後またいつか比良縦走を予定しているとして参考にしてもらえたらうれしいです。都合でいけないけれど比良にはこんな花々が咲いているのねと感じてもらえるとうれしいです。

「高山植物」の花の本を入手しました。花の色から名前を調べたりアルプスの山々で咲く花などが分類されています。鹿島槍で出合った花々を調べてみたいと思っています。花を見ながらその場で調べるには時間がかかりすぎなので、戻って調べてみると違った感動が生まれるのでしょうね。

今日は此花区にある酒店や有機溶剤を取り扱う店を地区ごとに廻り、青少年への気配りをしていただくようお願いをしてきました。「お父さんに頼まれた、お母さんに頼まれた」などで、酒やシンナーなどを安易に売らないようにお願いしました。しかしスーパーのレジで缶ビールがバーコードを通過するとき「年齢認証」の文字が出ていますが徹底してもらえているのでしょうか。未成年が酒を飲むと、たばこを吸うと、シンナーを吸うと、脳がどうなるのかも合わせて家庭と地域で教えていかなければ取り返しのつかないことになりますよね。


[2498] 【2573回 6月に熱中症!】 2011-06-29 (Wed)

運動会で中高生16人が熱中症!

29日午前10時25分ごろ、東京都で、熱中症の患者がいると119番通報があったそうです。中学・高校の12歳から18歳の女子生徒16人に熱中症の症状が出ており、救急車で病院に運ばれたそうです。11人は軽症、5人はやや重い症状。不調を訴える生徒が相次いだため、この日の運動会を中止したそうです。(午前中で気温32.6度、湿度53%)

すでに今日までに2996人が熱中症の治療を受けているそうです。しかも65歳以上の高齢者が51%を占めているそうです。コップ1杯の水をゴクッゴクッと飲むのではなく、ゆっくりと時間をかけて飲み、涼しい木陰で過ごせるといいですね。冷房の効いたスーパーに、時間をかけて買い物に行くのも方法ですよね。(これがまた冷房が効きすぎて寒いわ〜)

運動会といえば「秋の運動会」のイメージが多かったと思うのですが熱中症対策として最近では「春の運動会」に切り替え6月に行う学校が増えたそうです。しかし6月に熱中症事故が発生すれば5月や4月に行わなければならなくなります。新学期を迎えたばかりで練習もできないままの運動会となってしまいます。ならば11月と言う声もありましたが「寒い」かもしれません。行事は季節に応じて直前に決めることができず、年度初めに決定してしまうので今年のような予期をしない暑さに右往左往しなければならないのでしょうね。

私の子供のころは「秋の大運動会」として、農作物の豊作も祝い、村の青年団や幼稚園、小学校、中学校が合同で運動会を行いました。都会に働きに行っている者たちは休みをもらい帰ってきていました。運動会と言うよりはお祭りみたいでした。お昼は生徒たちは父兄のもとに集まり、母親が作った重箱入りの弁当を楽しみにしたものです。校庭にはアイスキャンデー売りの自転車の旗が風になびいていました。5円を貰ってあずきのいっぱいくっついたキャンデーを買い、ペロペロと舐めておいしかったこと!

親のいない子もいましたが親戚や近所の人たちが面倒を見てくれて、今のように「差別になるので生徒は教室で、父兄は校庭で」と言うことはありませんでした。みんなが家族でした。

いずれにしても、こう暑くっては校庭で弁当どころの騒ぎではありませんね。だいいち弁当が腐るかもと心配をしなければなりません。子供たちにとっては楽しい運動会・・・暑くもなく、寒くもない時期って一体いつ?


[2497] 【2572回 とうとう我慢できなくて】 2011-06-28 (Tue)

とうとう我慢できなくて、冷房のスイッチを入れてしまいました。もう快適〜快適〜!でも山の中で吹く風には負けるよね。

スーパーの3階にある「100均の店」の開店を待っている間にスーパーの中で同じ商品を98円で見つけてレジに並びました。(1・2階は9時開店、3階は10時開店)レジ袋がいらないと言うと、更に2円割引してもらって何と100円の品物が96円で買えました。先入観で「100均の店」が安いとばかり思っていましたが、そんなことはありませんでした。新しい発見です。

100円で何を買いに行ったのかと言うと、昔ながらの「製氷器」なんです。今風の冷蔵庫は、勝手に製氷ボックスの中へ落ちてくる仕組みになっていて製氷器は要らないのです。

日曜日の比良縦走の時に、朝から凍らせておいた紅茶が、昼頃には、あまりの暑さで、ぬるくなってしまっていたため、次回から、紅茶をペットボトルではなくポットにいれて持ち歩こうと考えました。紅茶の味のする氷を作って入れておけば、溶けても薄くならずに、おいしく飲めるのではないかと思って紅茶専用製氷器を買いたかったのです。

新しいパソコンもメールと、「姫の独り言」に書き込むことだけはできるようになりました。ハハハ・・・目下「慣れる」ことに努力をしているところです。何事も努力をすることに進歩があると思います。分厚い説明書から大切な事柄をノートに書き写しています。書くことで覚えるってこともあるでしょ?そしてインデックスをつけて困ったときは、いつでもノートを見ればわかるようにしておこうと思っています。

映画「デンデラ」鑑賞してきましたが、何を訴えたいのか理解できないままに戻りました。豪華キャストだということは理解できました。映画館の中での出来事です。ポチの隣のおばさんが画面を見ながら「キャー、うわーっ、えーっ」と、いちいち叫び、うるさくてたまりません。開演前に場内アナウンスで「泣いたり、笑ったりはどうぞご自由に!でもその他の声は迷惑行為となるためご遠慮下さい」と言ったばかりでしたのに・・・思わず「静かに見てくださいっ!」と言っちゃいました。姥捨山に一番に行くのはあんたや!と叫びたいくらいでした。ポチが隣の席でしたので帰りに「うるさくなかった?」と聞くと「どうせお前が吠えるやろと待ってたんや」と他人任せの発言で、腹立たしい〜(私も鉄分足りないのかな?)



[2496] 【2571回 慣れなくて・・戸惑い】 2011-06-27 (Mon)

新しいパソコンに入れ替えて、今までのようにプッツンと電源が落ちることはなくなりました。機能はたくさんあるのですが、まだまだ使いこなせていません。使いこなせていないどころか、今までスムーズに対応していた事柄もぎこちなくなっています(トホホ)慣れるまでしばらく時間がかかりそうです。

26日の日曜日「比良縦走B」に行ってきました。いままで病気静養中のリーダーも復帰に向けての「テスト歩行」を試みました。最後まで楽々ゴールされましたよ。雨予報が外れて昼までの上りは、かなりきつい行程でしたが尾根伝いは冷たい風が吹き、しばし、暑さを忘れることができました。頂上の駅舎跡付近では、京都大学の生徒さんが大きな虫取り網を持ち、蝶々を追っかけていました。来週は続けて「比良縦走C」となります。暑いのでたっぷりめの水を持参して頂き比良の山々を楽しみたいと思っています。

ところで、ところで、鹿島槍の個人登山なんですがオリオンさんからメールを頂き「鹿島という名前を冠にしているので、ぜひ行ってみたい」と言って頂きいっしょに鹿島槍を目指すことにしました。あくまでも個人山行と言うことでご了解を頂き、楽しくてにぎやかな登山になりそうです。


[2495] 【2570回 清水の舞台からダイビング】 2011-06-27 (Mon)

2011年6月25日!とうとうパソコンの告別式を出すことにしました。清水の舞台から飛び降りるというか、ダイビングした気分で、へそくりに羽根が生えて、遥か彼方に舞い散った気がします。あと10年は使えないと思うし、あと10年もすればヨボヨボ婆さんになれば使えないし「今が換え時」と決めました。

「日本ヒューレット・パッカー社製品・310-1230型」
マルチタッチスクリーン、一体型設計など最高機能を持ち合わせていますが、まあそのうちの「1割」使いこなせれば
よしとしましょうか。パソコンにカメラもついています。取扱説明書を枕に、ぼちぼちと勉強します。

そんなわけで、2〜3日書き込みができませんでした。ごめんなさいね。キーボードもマウスもコードがついていなくて少々戸惑いながらぼちぼちです。