[3230] 【3341回 自転車】 2013-12-20 (Fri)

我が家には自転車がありません。此花区の青少年たちを守るために1年に2回、PTA、中学校教師、警察署、区役所、保護司で夜間パトロールを行っています。初めて参加したとき我が家には自転車がないためバイクで行きました。さあ町へ巡回となった時に一方通行を逆走したり公園の中に入ったりするためバイクでは役に立たないと知人に言われました。中には徒歩で来られた方もあり主催者側の説明不足を痛感しました。

それからは夜間巡視の有る度に隣の人に自転車を借りてパトロールに参加しています。ところが・・・普段乗り慣れていないせいか信号で止まる度に自転車から降りて待つ私の姿を見て(みんなはサドルにまたがったまま停止している)知人が言うには「あんたは自転車漕ぎヘタクソやなぁ〜」と言われました。その上「もうここから帰ったらどうや?役所の人にはそう説明しておくから」と付け加えられました。結構へこみました。自分でも自転車は慣れてないなぁと思っていたことを指摘されたのでとてもショックでした。自分の自転車ならサドルを下げて乗るのですが借り物ですので・・・(バイク乗りは上手でっせ〜)

ならば役に立たないと言われた夜間巡視なら欠席すればいいと思うかも知れませんが意地もあり、ず〜っと欠かさず参加し続けています。目的は自転車にうまく乗る競争ではないのですから!。私に「ヘタクソ」と言った人はあまりお見かけしません。19日の夜は小雨がパラパラしており区役所に問い合わせると夜間巡視はないけれども府警本部による講習はありますとの事でしたのでバイクで出かけました。自転車置き場にズラリと並ぶ自転車の列の中にバイクが1台だけ何か異端児の私を表しているみたいで笑えてきました。(プッ)

雨の中、出かけただけの成果はあり警察署の方の事例を交えた講習は中身の濃い講習で、少年少女に声掛けをする時の心構えなどの復習になりました。学校の先生や区長は夜8時を過ぎていると言うのに地域の子供たちを守るための集会に参加をしてくれています。警察署の話では、親は夜間に子供がいつ家を出ていつ戻ったのかわからない。補導され警察から連絡が入って初めて家にいないことを知る親もいるそうです。「我が子は親が躾て育てる。学校は学び舎である」の原点に返ってほしいと痛切に感じました。

喫煙問題も定番の話題ですが、現在タバコ購入時にはカードを入れないと購入できないはずなのですが親にカードを借りて中学生でも簡単に購入できてしまうのだそうです。やはり非行の種は家庭にあるみたいです。真面目な子供たちへの影響が心配でたまりません。


[3229] 【3340回 百貨店のオモチャ売り場はどこへ?】 2013-12-19 (Thu)

2日間かけて年賀状をやっと書き上げました。いまポストに入れて来たところです。これで元旦に到着間違いなしですね。

例年ではありますがクリスマスを迎えるに当たり、孫たちに往復はがきを出してサンタクロースさんへプレゼントのお願いの品々を書いた返信はがきが戻ってきました。ネットで購入しようと何度も挑戦するのですが4人全部の品が揃いません。ならばと言うことで阪神百貨店で揃えようとバイクで出かけました。

館内案内板を見ましたがオモチャ売り場が見つかりません。案内嬢に聞くと「6階でございます」との事・・・しかし6階に行けどもどこにも見当たりません。「案内係」の腕章を付けた男性を見つけオモチャ売り場の場所を聞くと「当店にはオモチャ売り場はありません」とのことでした。えっ!案内嬢は6階と言ったことを告げると平身低頭に「ヨドバシカメラ」を紹介してくれました。

ヨドバシカメラで何とか全商品を揃えることが出来ましたがデパートからオモチャ売り場が消えたなんて驚きです。秋に売り場の見直しをした時にオモチャに関しては完全にヨドバシカメラに客足がむいたことで閉鎖したそうです。デパートの包装紙が高級感を醸し出していた時代はもうないのですね。

オモチャも私達では種類が多くて複雑で探しきれなくなりました。デパートなら親切に探してくれますがヨドバシカメラなどでは在庫している方向は教えてくれますが商品は自分で探さなければなりません。もう疲れました〜!


[3228] 【3339回 年賀状書きスタート】 2013-12-18 (Wed)

年賀状受け付け開始日の12月15日を過ぎて、やっと重い腰が上がりました。15日までは喪中葉書が舞い込んできていましたのでリストから「喪中」のグループを作り、この方達には1月の松の内があけたら寒中見舞いを出そうと準備を進めています。

「パソコンを使えば宛名書きも簡単にすぐ済むのに・・・」と周囲からは言われますが、限りなく手書きを頑固と守り続けています。「1日20枚を目標」にして合計300枚・・・気の遠くなる日々ですが元旦のあのドカッと舞い込む年賀状の喜びを考えると頑張れる気がします。

先日、何かの番組で僻地への郵便配達を取材していました。バイクを駅に置き電車に乗り降車したところから片道2時間かけて山登り状態で配達を済ませ次の列車の時間に間に合うように坂道を走り降りていました。お弁当を食べる時間もありません。やっとのことで電車に間に合い駅に止めていたバイクに乗り再び配達業務に励む・・・いま何かと郵便局が自爆営業だなんだと話題になっていますがこのようなご苦労をして僻地への配達をしている郵便屋さんがいることも知ってほしいと思いました。

いま配達している郵便局員さんのカバンの中には販売用の年賀状が入っていることをご存知でしょうか?まだ購入していない人たちのために自分が自爆営業で買った年賀状を持っていて、5枚でも10枚でも買って貰えれば幸いと思っているのです。もしまだ購入していなかったり、不足の年賀状が発生したら配達に来られた郵便屋さんに声をかけてあげて下さい。

待ち遠しい年賀状にも根深い物語があることを思いながら今日も書き上げています。


[3227] 【3338回 近郊の山岳事故】 2013-12-17 (Tue)

私が六甲山・五助山登山に行っていた同じ日に、六甲山で滑落死亡事故がありました。月曜日の朝、心配をした知人が「おっ!居たのかいなぁ〜昨日の事故はあんたらのグループかと思って2回も電話したのに出ないから心配してたよ」と遭難事故を聞き気遣ってくれる電話をもらいました。知人には間違っても単独山行はしないから大丈夫と丁重に礼を述べておきました。

同じ日に京都・皆子山(標高971m)でも遭難事故がありました。小中学生を含むボーイスカウトの13人が、道の険しさや雪の影響で登山に予定の3倍の時間がかかっていたことが翌日の調査でわかったそうです。登山届は出しておらず、装備も不十分だったといい無責任な引率者に驚いています。

23歳の大学生の隊長の父親によると、隊長は約1週間前に下見をし、周遊ルートや倒木など台風18号の影響が大きかったことなどを確認した上で、初心者を率いながらの初登山に京都の最高峰を選んだそうです。

当日は途中から雪も降り始め、(予報では降雪は予想範囲にあり)昼食をとる地点まで予定の3倍の時間がかかったそうです。そのため途中下山を決めましたが、往路を戻るのは厳しいと判断し京都側に下りようとしたが道が険しく午後4時ごろに引き返し、川沿いを下って迷った。(迷ったらもとに引き返す。上に向けて引き返すのが鉄則と言われている)隊長は「冬対策も万全でなく、山をなめていた」と話したという。(下見の時にアクシデント等を想定してなかったのか?)

滋賀県遭難対策委員の一人は、登山届がなければ捜索場所を絞れず、救出に時間がかかると指摘。「冬は日没が早く、環境が悪くなりやすい。迷ったと思ったら早い段階で来た道を戻る方が良い」とし、日帰り登山でも簡易テントやヘッドランプなどの携帯を呼び掛けているそうです。

世間を騒がせはしましたが死者も出さず、怪我もなく自力下山出来て何よりだったと思っています。大学生の隊長もこれを機会に経験豊富な先輩につき、山岳知識を向上させてから初めてリーダーが引き受けられるのではないでしょうか。大参事にならなかったことで大学生の将来も潰さずに済みました。私達もグループで山行を決めるとき「皆子山は危険」と避けてきた経緯があります。そんな山に初心者をつれて行くのは無謀です。

五助山登山を終え忘年会から帰り、リュックの整理をしていながら改めて中味を確認しました。重く感じていたのは全て安全対策用品(雨具・防寒着・ツエルト・救急箱・非常食)ばかりでした。「これらを使わなくて済んで良かった!」と安堵しています。

「リュックの重さは安全安心の重さ」と置き換えれば、日帰り登山であっても「雨具・防寒着・ツエルト・救急箱・非常食」は常時詰めておかなければと思っています。装備さえ持っていれば山中で一晩過ごすことになったとしても体力を失わず明るくなってから下山することができます。六甲山はほとんどが「携帯電話圏外」となっています。もしかの時はどう対処すればいいか考えておかなければなりませんね。

日頃から最低10sは背負い、歩荷訓練をしておかなければと思っています。


[3226] 【3337回 六甲山には無数のコースあり】 2013-12-16 (Mon)

12月15日午前8時半頃、神戸市灘区六甲山町の六甲山中の斜面で、男性が頭から血を流して倒れているのを、登山中の男性が発見しました。救急隊員が駆けつけた時には男性はすでに死亡していたそうです。兵庫県警灘署によると、所持品から大阪市内の77歳の男性とみられ、登山靴をはき、リュックを背負ったまま倒れていて、同署は、登山中に滑落したとみている。男性は14日午前、自宅から外出していたそうです。そういえば朝からヘリの音がうるさいぐらいしていました。

同じ日、私達は午前8時に阪急岡本駅でマゼンタチームと合流し八幡谷〜打越峠〜西滝ヶ谷出合〜五助山〜凌雲台〜六甲最高峰〜七曲り〜雨ヶ峠〜風吹岩〜芦屋川駅の予定で登山をしていて早朝からヘリの音を耳にしていました。「救助のヘリかなぁ?」「こんな早朝やしちがうやろ!」そんな会話をしながら登り始めましたが時間的に丁度救助のヘリだった様な気がします。

「六甲山をあなどることなかれ 六甲山は危険と隣り合わせの山。充分な装備をし、中高年は決してひとりで入るべからず」

マゼンタチームの予定では六甲最高峰を踏み七曲りから芦屋川にゴールして焼肉忘年会をするとの情報を耳にし、ジョンが「焼肉忘年会」に飛びつきました。誘われてもいないのに「参加します!」とメールを送りました。姫の勘違いはその上を行き、登山にもついて行き焼肉忘年会に参加と判断しました。うろたえるのはマゼンタチームです。何度かメールや電話で連絡を取り合い午前8時阪急岡本駅で再会したのです。

この日のコースは私達は下山によく利用するコースで逆コースも新鮮でおもしろかったです。しかし、打越峠までは難なく付いて行けましたが五助山への取り付きあたりから少しづつ速度に遅れが出始めました。マゼンタチームが何度も列づめ調整をしてくれ予定時間を少しづづオーバーしていきました。

五助山から凌雲台までのきつい登りにやっとこさ足が前に動いた気がします。コース変更をしなければ予約している焼肉店に間に合わなくなりそうと判断し六甲最高峰を踏まずに石切道から住吉川へ下ることにしました(速度について行けずお荷物になってスミマセン)

石切道に入ったところの広場を見つけて昼食を摂っていたら30人ほどのメンバー(ほとんど70歳以上)と思われる登山グループが登ってきました。ハアハアと息を切らせています。「どちらから登ってこられたのですか?」と聞くと「住吉川駅からです。ひとり動けなくなった人が遅れていて後からやってくるはずです」と言いながら元気に通過して行かれました。

「元気なお年寄やなぁ。五助山ぐらいでへばってたらいかんなぁ。だってあの人達から見たら私達若者だもん」と自分たちに言い聞かせ下山していると一人の老人をロープで確保しながら5人ほどのグループが登ってきました。最後尾の人はおにぎりを食べながら登っています。昼食前の様子です。(ひょっとして体調不良のお爺さん空腹じゃないかな?何か食べさしたら元気出るのになぁ)同じグループと思われる30人ほどの団体が30分ほど前に私達とすれ違ったことを話し見送りました。体調不良者をUターンさせるより上まで行きロープウエイで下山した方が楽と判断したのでしょうか。

石切道から車道に出て概ね1時間アスファルトの道を歩き続けやつとのことでJR住吉川駅に到着です。目の前にはビールと焼肉がぶら下がっていて疲れもどこかに吹っ飛びました。京橋のレストランから大阪城の夜景を見ながら喰った!喰った!もうこれ以上は食べれませんというまで食べて名残惜しいですがマゼンタチームとお別れとなりました。

今回は私達のわがままで同行させてもらいましたが所詮体力に差があり速度も違うためストレスの残った山行ではなかったかと反省しています。やはり私達はのろまなカメ山行で行くのが誰にも迷惑かけずでいいのかも知れません。


[3225] 【3336回 カニツアーはリベンジ必要】 2013-12-14 (Sat)

「やっぱり参加費はダテには取らないね」

参加費3900円のバスツアーに鳥取砂丘まで行ってきました。前回カニの食べ放題で満足してたので第2弾と言うことで気をよくしていたのですが・・・・。

まずカニがダイエットをしていて痩せていたこと、量に不満があること(追加1000円支払えばまるまる1匹付いてきました)バスの中がうるさすぎることなど色々勉強をしてきました。

まずトイレ休憩の立ち寄り先では餅つきがあったり、蒲鉾工場見学があったりと土産物がついてきて楽しかったのですが肝心の昼食はお粗末でした。テレビで放映されていたのはもっと豪華だったんですがねぇ。長時間を共にするバスの中はと言うと5人組のお喋りおばさんたちに閉口し、よくもまぁあんなに機関銃のように喋れるなぁと腹立たしさを超越して感心してしまいました。やはりバスは貸切に限ります。

鳥取はミゾレが舞い散っていました。風も強く砂丘には人影すらありませんでした。もうこの地は冬景色です。

カニツアーに参加するときは「安いっ!」で飛びついてはいけないことを教訓にまるまると太ったカニに出合いたいと思っています。(影の声・・・そんなに遠くに行かなくても『かに道楽』に行けば美味しいカニ食べられるよっ)


[3224] 【3335回 蟹ツアーに行ってきます】 2013-12-13 (Fri)

今年の漢字に「輪」が選ばれました。京都・清水寺の森清範貫主は本堂の「清水の舞台」で「輪」を大書し、「社会背景や立場が違う人たちが支え合って認め合う精神を表す字。平和の『わ』とも音が同じで、二つの意味はつながっている」と話していたそうです。

2020年の東京オリンピックの五輪、自然災害における支援の輪など日本中が輪が大きくなるといいですね。それには東京都知事さん!ハッキリささんといかんよ!男らしく真実を言ったら・・・楽になるよ〜1年間の給料返上したらまた生活費を借りないといかんよ。でもその時はあんなお粗末極まりない借用書じゃなくて、ちゃ〜んと司法書士に書いてもらいや〜!

過日のことです。どうしたことかポッチーが映画を見に行きたいというので付き合う事にしました。「利休にたずねよ」市川海老蔵主演で映画化され只今、上映中。後日すぐにテレビで放映されるとは思いますが大きなスクリーンから迫りくる音響の感動はテレビでは見れないものがあります。梅田は満席の場合、次の上演時間まで待たされたことがあり今回は伊丹にある映画館を訪れました。200人ほど収容できる小さな映画館に20%ほどの観客(こりぁ空いてるわ〜!)

この映画は山本兼一による日本の小説で直木三十五賞受賞作で、市川團十郎さんとの親子共演の場面もありいまは亡き市川團十郎の眼力も凄かったです。12月7日から封切りされ茶道に美意識を傾けた千利休の人生を描く歴史小説の映画で場面が目まぐるしく「現在・過去・現在」と展開しますので、うっかり居眠りでもしようものならストーリーが、てんでわからなくなる気がしました。

「見てみたい映画」が最近ではなく、もっぱらテレビ依存症になっていますが時々は出かけて映画というのもいいものですね。私の住んでいた土佐中村市(現在の四万十市)の蕨岡という集落には映画館はなく公民館に移動映画館が臨時設営されて村中声を掛けあって見に行きました。当時はチャンバラと言われる時代劇やお涙頂戴の貧しい母と子の物語などの3本立てでした。見終わると「あの主人公よりは幸せだなぁ」と現実逃避したものです。翌日は男の子は決まって竹の棒を腰に差してエイヤーッってやっていましたね。勿論私もその中に入っていましたよ。お人形の着せ替えごっこなどしたことはありません。馬に見立てて木の枝にまたがり、雄たけびを上げていました。最近同窓会でもその話題になると話が見えなくなるまでじっと耐えています。(笑)

13日(金曜日)いまから鳥取まで蟹ツアーに行ってきます。


[3223] 【3334回 入山届の義務化】 2013-12-12 (Thu)

過日の北アルプス・真砂岳での雪崩死亡事故を受けて、立山室堂周辺への冬季入山者に対し、入山届の提出が義務付けとなるようです。えっ今頃?と遅い処置に驚いています。剱岳登山は条例が1966年からあり罰金制度も発生しています。

毎日新聞によると北アルプス・真砂岳(標高2861m)の西側斜面でスキーヤー7人が死亡した雪崩事故を受け、秋や春に山スキーなどのため立山室堂周辺を訪れる入山者に対し、入山届を提出するよう義務付ける方針を示したそうです。来年3月下旬に正式発表する予定だそうですがそれでは遅くないですか?3月までにまた同じ事故が発生しませんか?と言いたいです。いつやるのですか「今でしょ!」とギャグを使ってでも実行しなければならないのではないでしょうか。

要綱案には下記が挙げられています。
@11月や4月、5月の立山室堂周辺の入山者に対する入山届の提出義務付け
A位置情報を電波で知らせるビーコンの貸し出し
B山岳保険の加入推奨
C情報発信や指導の強化

登山者向けには既に登山届は義務付けられてはいるものの今回の様にスキーヤーには何も処置がなされていませんでした。あまり厳しくすると観光にマイナスになりはしないかと懸念する声も出たと言いますが死者も出た雪崩事故ですから義務化は当然だと思います。いまはパソコンから所属の警察署へ届け出が出来ます。登山口には必ず登山届の箱があり、日頃から登山届の習慣をつけておきたいものです。

北アルプスの各山小屋では統一した届け出用紙があり登山口からどのようなコースを辿るのか、宿泊する小屋はどこか、下山口はどこか等チェックを入れるだけで詳細が分かるようになっています。また小屋同志の連係も大変スムーズに実行されています。

2009年の赤木沢遡行の時、届出予定時間に太郎平小屋へ到着することが出来ず、とにかく遭難ではなく到着が少し遅れることを知らせるためにメンバーが連絡係りとして小屋へ走りました。小屋同志の連係プレーがとてもよく出来ていて予定時間に到着しないので前夜宿泊した薬師沢小屋に連絡を入れ、私達が予定通りに出発した事を確認し、今から警察に連絡を入れるところだったと小屋の人から説明を受けました。これも登山届に詳細を書いていたおかげで配慮していただけたと思っています。

入山届は、万が一の事故に備え、捜索救助活動がスムーズ且つ敏速に出動でき、救助する側、される側どちらも大変助かるのです。入山届の提出が面倒だという人はご自宅でテレビでも見ててもらった方がいいかも知れませんね。

過日の富士山滑落事故で救助者をヘリから落下させてしまったことが問題になっていました。偶然ではありますがヘリによる救助隊員の命がけの苦労の様子「事故発生から救助まで」の動画を見つけました。無謀な登山がいかに救助隊の皆様に迷惑をかけるのか登山者のひとりとして肝に命じた次第です。下記のアドレスは救助ヘリの動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=TeQM-8vgFZs

ひとりでも多くの人に救助隊の大変さを知ってもらいたい。


[3222] 【3333回 押し入れ】 2013-12-11 (Wed)

「何でも押し入れてしまうから押入れ!」とはよく言ったものです。10日の火曜日は久々に予定が何もないので3階通路にある押入れを整理整頓することにしました。午後からはゴミ収集車がやってきますので間に合えばいいなぁと思いつつ押入れのドアを外し中味を全てベランダや部屋に一時避難させました。空っぽになった押入れの中を雑巾掛けをしましたが、結構ホコリがたまっているのに驚きました。雑巾で拭いて乾燥させている間に不用品チェックです。衣装ケースに入っていた衣類は2〜3年は袖を通していません。と言うことは「不用品」と判断しました。それにウエストそんなに細くないし・・・待ってても、努力しても細くならないし・・・あっさり没っ!

衣装ケースの中から姑に教わりつつ縫った綿入れの袢纏(はんてん)が出てきました。暖冬が続いたり暖房が完備されているので袢纏を着る機会は少なくなりましたが姑との懐かしい思い出があるため天日に干してから愛用することにしました。あとは時代遅れのスーツやコートなど大きなゴミ袋に3個満タンです。ついでに衣装ケースも潰して捨てました。スッキリです。

小さな書籍箱3段重ねが3個・・・何が入っているのか不明のため持ち主と思われるポッチーに立ち会いを求め不用品チェックをしました。「勝手に捨てるな!」と言われていますので時間と手間がかかりますが立ち会ってもらうことにしました。その結果、ぜ〜んぶガラクタです。没っ!スッキリっ!

押入れの半分は登山用品専用としてリュックもいままで重ねて収納していましたが本の様に立てて収納しました。容量順に並べると一目瞭然にリュックを選べて持ち出す時に便利だと思います。テントや寝袋などテント泊用品も持ち主別に並べました。スッキリっ!(ブログに写真掲載しました)

3階宿泊者用の布団類は、湿気予防のため下の段から上の段に引っ越し収納換えしました。これはスッキリと言うか「こりぁええわ」って気分です。

押入れスペースの半分ほど不用品が出ましたのでとてもスッキリしました。よくもまぁこれだけ押し入れていたものだと我ながら呆れてしまいました。いままでポッチーのガラクタ入れとなっていた書籍箱は「オモチャ入れ」に変身しました。引き出しにはテプラでそれぞれオモチャ名を記入し遊んだ後は子供達で片づけをさそうと思っています。片付けの出来ない子はオモチャで遊べないと言う約束をしようと思っています。そうするには収納箱をきちんと用意してあげないとどこに片付けていいのか迷ってしまいます。(ブログに写真掲載しました)

整理整頓は年末が押し迫ってからでは気分的に焦ってしまいます。ゴミ収集日にあわせて少しずつはじめて見ませんか?自称・お片づけ上手の姫の出張ご要望があればお伺い致します。(ただしほとんど捨てられるのを覚悟でご用命下さい)姫の座右の銘は・・・「片づけ上手は捨て上手」こわいっ〜!

さてさて綺麗に片づけた押入れがまた元の木阿弥にならぬように監視の目を光らさねばなりますまい。


[3221] 【3332回 山の中での交差】 2013-12-10 (Tue)

★「トレラン」と「登山者」の山中での交差で感じること 

いま山を走る「トレラン⇒トレイルランニング」が大人気でトレラン人口も増え時々山の中ですれ違います。登山もトレランも自然の中を歩いたり走ったりの爽快感は共通だと思います。しかし時々「おい!おい!それでいいのか?」と登山者として不快な思いをする時が度々あります。登山者とトレランとの「共存」には、お互いが最低限のマナーを守る必要があると思っています。

トレランの醍醐味は、山道をくだる時だそうです。ほとんどが荷物を持たず快適に山道を駆け上り、制限時間とやらを気にしながらゴールを目指し、またすぐ駆け下りてきます。

私達が山を登る時、前からトレラン・ランナーらしき人が駆け下りてくるのが目に入ると、あまりの勢いに恐怖を感じて道を譲ろうと脇に寄ると何も言わずに走り抜けることがあります。トレランの人達が全員ではありませんが山を走ることを異常だと思っている私達にとっては「山のマナー知っとるのか〜!」と登りが優先であること、すれ違いに挨拶も交わさないことに怒りを感じることが何度もあります。

一部の暴走ランナーによって、トレランが登山者から白い目で見られてしまい、山の事故と言うより感情による事故が勃発しかねません。ゆっくりと自然を楽しみながら歩く登山者にとって、猛スピードで駆け下りてくるランナーはとても恐ろしい暴走車の様に見えてしまいます。だから登りだろうが下りだろうが、すぐに道を譲ってしまいます。だから暴走ランナーがいい気になるのかも知れません。

日本のトレランの大会などでは「登山者の姿を見たら必ず止まる」「すれ違うときには必ず挨拶を」と言ってるらしいのですが・・・

山でのマナーに「のぼり優先」が常識の様に言われています。下りより登りの方がつらくて、しんどい思いをしているので気持ちよく登りの人に道を譲る、これは登山者の中では当たり前だといつの間にか体で覚えてしまっています。現実には、必ずしもそうではないことも事実です。なぜならば、そう言う山のマナーを教えてもらっていない登山者もいるからです。山登りを始めるときは山岳会に所属するか熟練登山者の教えを乞うことが大事ではないでしょうか。

また、すれ違う場所に余裕が無ければ、登りであろうが下りであろうが、すれ違いに安全な場所にいる方が譲ってもらうなどまずは「安全第一」だと思います。いつどこででも臨機応変さが大切です。

団体登山では登り優先だからとメンバー全員が通過するまで延々と待たされることが多々あります。リーダーはメンバーを中断させて途中で下りの人を入れるくらいの心の「リーダーの力量」も欲しいですね。それとあまり早くから登山道を譲ってもらって待たれると慌てて交差する場所まで行くのはとてもしんどく感じてしまいます。「あぁ急がなくていいですよ」って言ってくれますが待たせちゃいけないとあわてるんだなぁこれが。ギリギリまで進んでから譲り合うのが理想なんですがね。

私はよくリーダーに注意をされることがあります。自分が危険個所を無事通過し安全な所に到着すると後ろの人の事を考えずに休憩することがあります。「おいおいワシが立つとこないやんけ〜!もうちょっと前に進んでくれ〜!」と言われてしまいハッとすることがあります。後続者のことを考えれば足場が安定する場所まで前に進めばみんな安全なんですがこれも体力いっぱいいっぱいの時によくやる失敗です。反省しています。

私は団体で通過する時は「こんにちわ!私の後ろにあと5人来ます。すみません。」とパーティの人数を言うようにしています。どれくらい待てばいいか概算できるしお互いがきまづくならない。危険個所での交差ではリュックでツンと押されたら奈落の底に落下してしまうので必ずリュックを山側に向け山側にて待つようにしています。(対向者が滑落しかけたら止める役割もある)

ストレス発散のための登山が、山の中で出会った人たちとのストレスをリュックに詰めて帰ったのでは何にもならないと思っています。


[3220] 【3331回 義理堅い後輩】 2013-12-09 (Mon)

四季を問わず連絡をしてくる後輩もいれば選挙の時だけご機嫌伺いをしてくる後輩もいます。東京に住む後輩は退職してから20年以上も経つのに今だに中元・歳暮を送ってくる後輩がいます。礼の電話を入れて、貰う筋合いではない事を毎回説明するのですが「そっちになくてもこっちにはある」と笑って蹴飛ばされるのです。

かつて勤めていた会社の話になると彼女が勤めていた頃の知っている社員は誰一人としていない。世代交代と言うのか、10年ひと昔を2回転しているのですから無理はないかぁ。そうい言えば5年前に退職した私ですら既に知らない社員さんが増えています。退職して1〜2年は、会社の前を通過したら懐かしいと思っていましたが今はそんな未練もなくなりビルを見上げては「ああ、健在でよかった」と思うようになりました。

歌手の北島三郎さんが「後輩に道を譲るために卒業宣言」をしました。惜しまれるうちが花であることをよく知っている様子でりっぱだと拍手を送りました。私の所属するある地域団体には定年制がありません。本人の申し出がなければ体力低下が目立っても卒業の処置も取れず、誰が猫の首に鈴を付けに行くか話し合ったことがあります。決して個人攻撃ではなく、やがては私達にも降りかかってくる問題なのです。追い出すのではありませんがひとつ間違えばそう解釈される恐れがあります。慎重に審議を続けながら過去の功績を尊びつつサブちゃんを事例に出して「75歳定年制」を提案することにしました。誰が鈴つけに行くかって?もうわかってるくせに聞かんといて〜!貧乏くじには慣れてますっ。

私が60歳定年の折に63歳まで勤務できる「再雇用制度」がありました。(現在は法律で本人の申し出があれば65歳まで雇用しなければならない制度)しかし、いつまでも口うるさい総務のОL(オールドババア)の社員が居続けるよりも後輩に道を譲るのが会社のため、私自身のためと60歳で引退しました。

まぁそれからは遊ぶわ!遊ぶわ!まだ若さが残っていたからこそ遊べるのだと思っています。63歳まで働いて、さてと・・・と思った時には身体能力が低下しているはずです。自分のやりたいことがあればいつするのですか?「今でしょ!」な〜んて少し古くて使い過ぎのギャグではありませんが元気なうちに何か思い出を作りましょう。

体力がなくなる・・・信じられないことですが私の従姉妹(72歳)は自宅のガレージをあける際に全身筋肉痛を起こし入院しました。笑うに笑えない現実です。


[3219] 【3330回 アイゼン歩行の歩き方】 2013-12-08 (Sun)

今季まだ2回しかトレーニングしていませんがアイゼン歩行には多くの種類があることを改めて確認することができました。
アイゼンを履けば「転ばぬように、左右を絡ませないように歩く」だけではなく、さまざまな場面で使い分けることが安全で安心な歩行となるのです。

雪山に有効なステップとして「キックステップ」「ショートステップ」、「インアウトステップ」、「リトルピッチサイドステップ」、「フロントポイント」、「インサイドステップ」、「アウトサイドステップ」、「ヒールライジングステップ」、「ローリングステップ」、「トラバースステップ」など。さてさて皆さんは何種類マスターしているでしょうか?

アイゼン歩行は雪山で使いますが、これらのステップは全て雪のない通常の登山時の歩き方が基本となっているそうです。右足出して、左足出してと無造作に歩行をしていますがきちんとステップを踏むことで転倒、滑落などが防げるのであれば意識をして歩いてみようと言う気になります。

アイゼンを洗って干していると近所の人が言います。「そんなもん履いて・・・おっそろしい!」初めて見る人にとって尖った刃先を見るときっと異様に見えるのでしょうね。いまからアイゼンを購入して雪山を楽しもうとする人もいます。1日も早く購入して1回でも多く練習をして欲しいと思っています。

アイゼントレーニングの最適場所としては私達がよく利用する芦屋・ピラーロックがありますが蓬莱峡にも映画のロケ地にもなったほどのザレ場があります。土曜日、日曜日は各山岳会が団体で利用していますがロッククライミングと違い定まった場所を使わず、いつも動いてトレーニングをしていますので大丈夫です。出かけるのがおっくうな人や時間のない人は河川敷などでも充分練習できます。

私はいま部屋にロープを張り、クライミング中にセミになった人をジジとATCを使ってロアダウンで下す訓練をしています。頭では理解出来ていますが実際に岩場でセミになり平常心を失った人を落ち着いて下降させられるかどうかまだまだ研究の段階です。ロープワークは面白いですが奥深くて難しいですね。


[3218] 【3329回 3人アンザイレン】 2013-12-07 (Sat)

12月1日の富士山滑落事故で「4人アンザイレン」の疑問を解消すべく今回もまた芦屋に降り立ちました。今回は地獄谷ではなく一般登山道であるロックガーデン中央稜コースです。いつもは下山時に利用するコースですが、これが何と言うか「き・つ・い」のです。地獄谷は危険個所ばかりではありますが人が登攀する時間休憩をしているのでしょうか。歩き続けることがこんなにしんどいとは思ってもみませんでした。背中の荷物は12s重いです〜。

休憩なしで第一鉄塔に到着した時はヘナヘナと座り込むほどでした。休憩をしつつ手はハーネスをつけアイゼンを履きながら動いています。山ガールたちが「うちら、あんなん持ってないけど行けるのかなぁ」とヒソヒソと話しているのが聞こえました。プッと吹き出してしまいましたが私達の姿が異様に見えたのでしょうね。第一鉄塔からǍ懸垂岩に行きしばらく登攀練習をしました。

「4人アンザイレン」の仕組みの説明を受けピラーロックで滑落の実践をしてみようと言うことになりました。道中はジョンと姫がアンザイレンを組み、限りなく危険なコースを進んで行きました。ロープに繋がれているので大丈夫という設定です。

ピラーロックでは実際にジョンが滑落して見せてくれました。見事な演技です。(ちゃう、ちゃう。止めるのが遅れてほんまに滑落してもうたんや〜)私達も順番に滑落の恐ろしさ、ロープの安全性、パートナーの技術など濃密な訓練となりました。

下山して帰宅する頃にはあたりは薄暗くなっていました。雪山に入る前には必ずアイゼントレーニングが必要であることや道具の使い方の練習も日々テレビを見ながらやっておかないといけないなぁと痛感しました。トレーニングをやっていても事故に遭遇するかもしれません。不慮の落石で脱臼をした私の経験上「不運」もあります。しかし安全登山には「努力」さえしておけば不運な事故に遭遇したとしても「最少限」で済むのではないでしょうか。


[3217] 【3328回 富士山滑落事故のその後】 2013-12-06 (Fri)

富士山で12月1日にあった滑落事故の救助活動の際、静岡市消防航空隊がヘリコプターでつり上げた男性を誤って落下させた問題で、隊員が股の下を通して落下を防ぐ補助ベルトを使わずに男性をつり上げていたことが、市消防局への取材で分かりました。市消防局は補助ベルトをしていれば落下を防げたとみており、来週前半に事故調査委員会の初会合を開いて落下原因を検証するとのことです。

55歳の男性は司法解剖の結果、死因は胸や頭を打ったことによる損傷と寒さによる凍傷と発表しました。救助ミスとの関係は不明。もう一人死亡した61歳の男性の死因は、滑落時についたとされる多発損傷だったそうです。

消防航空隊の基準では、意識のある人を救助する際は補助ベルトを使わなくてもよく、市は「問題はなかった」と説明しています。救助した時、衰弱していたが目を開けて腕を動かしていたため、隊員は意識があると判断。補助ベルトをしないでつり上げたそうです。ヘリ収容寸前に救助用ベルトが外れ、地上約3メートルの高さから落下、行方不明になり、翌2日朝に心肺停止の状態で見つかったが、その後死亡が確認されたそうです。

空中でしかも強風の中、不安定な作業が続く中、あってはならない落下事故が起きたわけですが天候さえ変わらなければ再び救助し病院に搬送されたと思います。しかし二次災害を防ぐため、その日の救助を諦めて翌日になって救助をしたのは少し問題が残るのではないでしょうか。家族にしたらひょっとしたら落下さえなければ助かっていたかも知れないという希望があったと思います。

アイゼントレーニングの際に4人一度にアンザイレンする方法と1対1でアンザイレンする方法(なぜ4人を1本のザイルで結んだのかの私の疑問とその方法究明)を実践してみようという事で6日の金曜日、またまたアイゼントレーニングに出かけてきます。トレーニングしすぎと言う事はありませんから・・・・


[3216] 【3327回 目から火が・・】 2013-12-05 (Thu)

昨日の朝のことです。階段を降りきったところの角で足の小指を思い切りぶちつけ痛くて痛くて目から火がでました。奇しくもテレビで「足の小指ぶっつけるの何でやねん」と言う番組をやっていて思わず見入ってしまいました。町ゆく通行人に足の小指をぶっつけた経験をインタビューしていましたが、ほとんどの人が「あるある」との回答でした。机の角、テーブルの脚など大事には至らないのですが、とにかく痛いです。

これは足の小指は他の指の骨や筋肉よりも弱くて小さい構造になっていて他の指よりも痛くかんじるためだそうです。脳で認識する小指のイメージと実際の「ズレ」より、2〜3センチ内側にあるとイメージしてしまうため、けつまづいてしまうらしいです。予防としては足の指の感覚を日ごろから養うことが大切だそうですよ。日頃から姿勢をよくして歩く訓練からしたいと思っています。

平静でも転倒は起こるのですから災害時にはどんなアクシデントが起こるかわかりません。そんな時に役立つのが「災害体験」です。私が体験してきた体験をもとに書いてみました。

@地震
地震が起きたらまず頭を保護しましょう。丈夫なテーブルの下に逃げ込み頭を保護しましょう。冷蔵庫や家具など転倒落下しそうなものから離れ、座布団などで(なければ手でもOK)頭を保護しましょう。(私はクライミング用のヘルメットを活用するように寝室に近いところと玄関に吊るしています)

A二次災害を防ぐ
地震の後に恐ろしいのは火事です。地震を感じたら火元(冬ならストーブ等)熱を発するものを忘れずに消しましょう。ガス栓の元、電気ブレーカーも切りましょう。(常々、使用しない時はガスの元栓は切る習慣をつけておきましょう)

B煙から避難
火災が発生したら恐ろしいのは煙です。煙にまかれると恐怖感で判断が鈍り、一酸化炭素や有毒ガスを吸い込むと酸欠で行動がにぶくなります。口や鼻をハンカチや濡れタオルや(なければ手でもOK)で覆い、姿勢を低くして逃げましょう。

C初期消火
家の中で火災が発生したら素早く消化することが大切です。消火器、ためおいた水、水に浸したシーツなどを活用しましょう。日頃から消火器の使い方の訓練を受けましょう。なお消防署から消火器の販売や粉末取り換えなどの斡旋に家庭を訪問することは絶対にありません。悪質な販売業者に騙されないようにしましょう。(消火器の底部分が錆びていると危険です。交換時期が来ています)

D119番通報
まず冷静になることが大切です。119番に繋がったら、オペレーターが質問してくれますので、ハッキリと正確に伝えましょう。発生場所がわからない場合は多くの建物には住所表示がついています。大きな交差点では信号の近くに名称標識がついています。電柱にも居場所のわかる番号が貼りつけてあります。

いずれも平素から避難場所の確認をしたり、身を守る練習したりすることが必要です。阿倍野防災センターは貴重な体験をさせてくれる最適な場所だと思っています。ぜひ一度行ってみて下さい。子供たちにはぜひ体験させたいものです。


[3215] 【3326回 爺様いろいろ】 2013-12-04 (Wed)

よその爺様と我が家の爺

29日の金曜日は地域推進委員の研修会でした。行先は阿倍野防災センターで一連の防災体験をさせてくれて修了書まで発行してくれるため高齢者研修や子供会の学習には最適です。例年は貸切バスで遠くに出かけるのですが今回は予算の都合上公共の環状線を利用して天王寺駅まで移動します。参加者の中に、少し足が弱った方がおられて傍らに付き添う事にしました。「駅からどのくらいかかる?」と聞くので「駅から70mって書いてあったよ。すぐやね、ガンバレ」そう励ましながら後ろからベルトに手をかけて転倒しないように支えながら声をかけながら歩き始めました。

「ヒサやん!もう70m歩いたで〜まだか?ちょっと休憩させてんか〜」何度も休憩して再び歩き始めます。他のメンバーはスムーズに歩いています。「迷惑かけてすんまへんなぁ」「いえいえ参加することに意義あるんやから、そんなこと言わんといて。私達もいずれやってくるんやから」なんとか慰めて歩くのですが、なかなか防災センターには到着しません。5〜6回、休憩したでしょうか、やっと到着しました。建物に入るや否や、椅子に倒れ込むように座り込み「ヒサやんこれは70mちゃうで〜」よくよく資料を見たら『JR天王寺駅・中央改札口より南へ約700m』キャハハハ「70m」じゃなくて「700m」の間違いでした。悪気はないで〜!

最初から700mとわかっていたら歩けてなかったと思います。気分の問題で70mだから可能性に賭けて歩けたみたいです。ウソをついたのではなかったのですが結果みなさんと同じ行動が取れたことに自信が取り戻せた様子でした。靴の減り具合を見ると擦り足で歩行をしている様子でしたので段差のあるところの歩行練習をすることとスプリング付きの登山用のステッキを利用するようにアドバイスしました。

防災センターでは60分コース(地震、火災発生防止、煙中避難、初期消火、119番通報)を体験できましたが120分体験では、これらに「消火、救出、応急救護」コーナーが追加されます。団体だと予約が必要ですのでぜひ一度体験しては如何でしょうか。冬休みの子供達を連れての体験にも最適で、お勧めしたいと思います。

帰宅後、「ヒサやん!今日は世話になったなぁ!無事家に着いたで〜おかぁちゃんが礼の電話掛けときぃ言うさかいなぁ。また頼むで〜」御年77歳とてもかわいいお爺ちゃん!でした。(大柄の方ですから翌日は腕がパンパンにはってますわ〜)

いままではよそのお爺ちゃんの話でした。時を同じくして、我が家のお爺ちゃんはこの日は初めての「爺ちゃんひとりで子守り日」だったんです。ママが学校行事があり名塩の家で3歳の孫の子守り兼学校から帰ってくる子達を迎える留守番役を仰せつかりました。不安はあるものの「はじめてのひとり孫守り」をしました。帰り際に「じいちゃんスキ〜!バイバイ!」と言ってもらえた様子でヨシヨシ!

そして翌日・・・連日になりますがママが病院に行く間の数時間、3歳の孫守りを仰せつかりました。あいにくこの日も私はボランティア事務所への出勤日と重なり爺に海老江駅まで迎えに行ってもらい自宅へ帰り孫と遊びママの診察が終われば再び海老江駅まで連れていくと言ったスケジュールでした。何とか2日間、怪我もさせず無事に子守役が果たせました。爺よりも私の方がず〜っと心配で、心配で・・

よその爺様からしたら何てことのない子守役だと思いますがポッチーは子供達と本気で遊び(これはまだ許せる)本気で闘いごっこをして喧嘩となる(これは困る)同じ目線に立って遊ぶ方が良いと本人はスタンスを変えようとしませんが4人いれば必ずどの子かが泣いて訴えてきます。ほんま子供とレベル一緒なんやから・・・・・!

「やれば出来るじゃ〜ん!」だって今回は3歳児ひとりだけでしたから・・・・!


[3214] 【3325回 また富士山事故】 2013-12-03 (Tue)

ことしの流行語大賞は前代未聞の4部門から選出されたそうです。
@今でしょ
Aじぇじぇじぇ
B倍返し
Cお・も・て・な・し

どれもこれも今年よく耳にした言葉です。東京都知事も何処からか「おもてなし」を受けたとか・・借りたとか・・ハッキリせぇ〜!

富士山でまた滑落事故が発生したそうです。冬の富士山は「巨大な滑り台」と化しており「入山禁止」の看板が空しくなぜか悲しそうに見えます。

冬の富士山は、元日登山や雪上訓練などで登山者の人気を集める一方で、厳しい気象条件により斜面が固く凍結するため、滑落による死亡事故が後を絶ちません。厳冬期の富士山登頂経験のある山岳ガイドの言うのには、冬の富士山は氷点下20度を下回る寒さと台風のような強風、雪氷により、斜面はアイゼンの刃先がかろうじて刺さるほどに固くなる。一度転倒して滑り出すと人力では止められず、岩などにぶつかるまで何百メートルも高速で滑落すると話していました。

特に、4人が滑落したとみられる標高3700メートル付近は最も傾斜のきつい一帯で、ロープで結び合っての行動は「メンバーに熟達した技術がないと逆に一緒に落ちるリスクを高めてしまう」とのこと。山岳ガイドと遭難した人の中には長年の登山仲間で、厳冬期の北アルプス・五竜岳(2814m)などに同行しており、「京都ではトップクラスの登山家。おとなしく慎重な人柄で、事故を起こしたことがないのに、どんなトラブルがあったのか」と残念そうに話していたそうです。

私はアンサイレンで山行中に何度もパートナーに、あわやと言うときに助けてもらった経験があります。4人いれば1対1でのアンザイレンではいけなかったのか、何故4人同時に1本のロープに結んだのか知りたいと思っています。幸い生存者もいるみたいですので、所属する山岳会は今後の事故防止のために事実と原因究明を発表してほしいと願っています。

市消防航空隊のヘリによる器具のアクシデントも起きており原因を究明を急いでいる様子でした。死亡したリーダーの方は1998年5月にエベレスト登頂(登頂時45歳)に成功をしたベテランの方で日本人登頂者リストにも名前が載っていました。


[3213] 【3324回 自分で作る葬送曲】 2013-12-02 (Mon)

この時期になると喪中ハガキが毎日のように舞い込んできます。今年は親よりも兄弟姉妹の喪中が多いようです。私達もだんだんその時期が近くなったんだなぁと葉書を見ながら思っています。高校の同級生で12月から3ケ月間寒い日本を脱出してタイで暮らす夫婦がいます。大病を患い三途の川を彷徨い、何とか命拾いをしたらしいです。そんなことがあってから残された生命を優雅に暮らしたいと思うようになったとか・・・羨ましい余生ですなぁ〜

私の義兄は余命3年と言われた段階で、私達周りの人間が、あの世への旅支度をはじめました。悲しんでいる時間なんてないのです。残された命をいかに過ごすか、どう過ごしたいのか本人の希望を取り入れながら日本全国旅をして廻りました。登山に熱中する前の話です。故郷高知の墓参りは、車椅子を利用しなければならないほど体力が落ちていました。急な山の坂道をザイルで確保しながら墓地に到着し「これが最期の墓参りやのぉ」と、用意して来た小さな骨壺に墓の土を入れ自分の墓地となる場所に捲いてくれと嗚咽を漏らしました。

時々周りの者に「お前らにワシの気持ちがわかってたまるか!」と言って困らせることもありましたが、確実に死に近づいて行く不安を掻き消すために自分自身に区切りをつけていたのではと思っています。

先日、人生の先輩から電話をもらい教育技能コンクールで優勝したことが耳に入ったらしく「おめでとう!」と言ってもらいました。私が出場したと勘違いしていた様子でした。その時「老人会に入ってくれませんか?」とお誘いを受け「私まだ65歳ですよ〜!」若いのに老人会に誘わないでと言う意味で丁寧にお断りをしました。ところが「65歳は充分な老人ですよ!60歳から加入資格があるのですから!」へぇ〜!

まっ、この話は笑い飛ばすしかありませんでした。その方の言うには同じ年代の友人とカラオケで2時間互いに歌いあい自慢の喉で歌った曲を葬式に使おうと話合ったそうです。「えっ?お二人ご一緒に三途の川を泳ぐのですか?」私の質問の意味が理解できなかった様子で噛み砕いて説明しました。「そのテープを使って葬送曲が流すと生きているお友達の声も流れますよ」と言うとやっとわかって下さったようで「あっそうか〜!じゃあどうすればいい?」まだまだ時間がたっぷりあるのですからご自身の歌ばかりを録音し直す方法をアドバイスしておきました。そしてご自分で大事に保管せず、どなたか気心の知れた人にテープを託しておき、家族にもその事を話しておく必要があることを話しました。せっかく録音したテープの行方がご本人の逝去で行方知れずになることもあります。テープの存在すら知らなければせっかく準備したのに残念ですものね。こんな話元気だから出来る話ですね。

私の義兄の時は娘も連れて5人ほどで葬送曲を作るために録音機能付きのカラオケボックスに行きました。勿論本人には内緒です。順番は入り乱れて好き放題歌いましたがテープを回すのは義兄の時だけにしました。娘とのデュエット曲も葬送曲として録音しました。十八番の歌は「南国土佐を後にして」「月の法善寺横丁」「男の一生」などセリフ付きの歌が好きでした。

葬儀当日の日、葬儀関係者にテープの存在を説明して出棺の時に流してもらいました。セリフ付きの本人の声に会場は驚き涙また涙で見送りました。そして50日祭、1年祭、5年祭(神式)と祭りごとのある度に神主様の祝詞の後はテープを流しながら食事をし、故人を偲んでいます。あの頃小さかった義兄の孫たちも大学生となり今では生唄で爺ちゃんの好きだった昭和の歌を歌っています。

そんなわけで私も葬送曲作りをそろそろしたいと考え選曲中です。(笑)


[3212] 【3323回 今日から師走月に突入】 2013-12-01 (Sun)

今日からもう12月・・・朝の寝起きがだんだんつらくなってきました。会社勤めならまだしも今は何時に起きようが何時に寝ようが自由の身・・・それでも悲しいことに会社勤めの時と同じ時間に決まったように目が覚めます。だからと言って二度寝ができない・・・

寒いので「よっしゃあっ!」と気合を入れて起きている人いませんか?フトンの中の温度は概ね30度、朝の室温は概ね17度と13度も差があります。この温度差の中で「よっしゃあっ!」と気合で起きると血圧が高くなり心筋梗塞などを起こし大変危険だそうです。寒暖差をなくす工夫をしなければなりませんね。

寒くなると布団に入ってからの寝つきが悪くてという人もいると思います。お風呂は寝る寸前に、しかもぬるめの湯で、出たらすぐに布団に入ると寝つきが良くなるそうです。反対に熱めの風呂に入ると身体がホコホコして手足からの放熱が悪いためなかなか眠れないそうです。主婦は風呂から上がっても何かと家事が残っていますが用事を明日に回しすぐ布団に入ってみて下さい。試してみる価値ありますね。

昔、私は朝起きると、だいたい昼頃までクシャミ・鼻水が止まらず化粧をしても鼻の下だけ赤くなり何ともブサイク顔でした。(だ〜れ!今もや言うてるのは)俗にいうアレルギー体質?鼻炎?で長く長く悩んでいました。クシャミをするたびに「うるさいっ!」とまで言われるくらいだったんです。それがどうしたことでしょう!山登りを始めてからスッキリと治ったんです。何をどうしたのか解りませんが知らぬ間にハクション大魔王から卒業していたのです。きっと長い時間をかけて体質が改善されたのだと思います。

知り合いに花粉の飛び交う頃になると病院通いをし顔半分を隠すほどの大きなマスクをして目から涙を流している人がいました。私にハクション大魔王をどうして治したのかと聞かれましたが知らぬ間に改善されていたとしか答えようがありませんでした。(私は花粉には強かった)春先になると故郷九州に帰ったその人のことが思い浮かんできます。九州の空気に合うといいね。

アレルギーで悩んでいる人の中には、湿疹のない個所は手の甲と足の裏だけだと言う人もいます。湿疹のため外で会っても伏し目がちに短い挨拶を交わし人と対面を嫌がるそうです。病院に通ってみても改善策はなく悩んでおられる様子でした。漢方は副作用が少なく効果が出るのは時間がかかりますが何かいい治療法はないものでしょうか・・・

冬に多い「シニアの脱水症」60歳で900ミリリットル(ペットボトル2本分)の水を補給しないと血液ドロドロ状態になるそうです。夜中におしっこに起きるからと水分を控えないでしっかり摂取しましょう。


[3211] 【3322回 やりましたっ!二度目の大阪代表ゲット!】 2013-11-30 (Sat)

第15回・交通安全技能コンクールが行われている中で、大阪府53署ある中でやりましたっ!此花署再び優勝旗を持ち帰ることができました。各方面からの代表10署が熱戦を繰り広げ「3位までに入ればいいなぁ〜いやいや優勝して近畿大会に出場したいよね」と応援席はワイワイガヤガヤ。前日の練習まで、ああでもない、こうでもないと指摘してきましたので自分が出場しているみたいな緊張感があり落ち着きませんでした。

審査に時間がかかりすぎて待ちくたびれた後に3位から発表していきました。3位・吹田署、2位・西成署、3位発表の時に司会者が言葉に詰まり「こ」で途切れてしまいました。プログラムを見ると決勝大会10署参加の中で「こ」のつく署は此花署しかありません」。此花署の応援席は総立ちになり後の言葉が続くのを待ちました。「優勝は此花署!」たしかにハッキリとそう聞こえました。選手の二人はどんなに嬉しかったことでしょうか!ウサギとカメ効果がハッキリと現われました!。会場との一体化が大きなポイントになったようです。

来年の2月には近畿大会(大阪、京都、奈良、和歌山、兵庫、滋賀)で競い合います。優勝旗を地元警察に持ち帰り「第12回優勝」のリボンには此花署の名前がはっきりと書いてありました。あの時の感動が蘇り思わず優勝旗の前で記念撮影をしました(笑)優勝旗は1年間署長室に飾られることになります。

みんなそれぞれに工夫し、練習を積み重ね、ここまで来たのですからと他のチームを慰めつつも心の中で「やった〜!勝ったぞ!」の喜びを隠すことができませんでした。

来春3月の「春の全国交通安全決起大会」には此花区民ホールでお披露目をする予定です。みなさんどうぞ見にきてやってください!


[3210] 【3321回 仕上がり上々!】 2013-11-29 (Fri)

「交通安全技能教育コンクール」の府下大会が29日に迫り、此花署別館で行われた最後の練習風景に立ち会わせてもらいました。どんどんグレードアップしているもののまだまだ気になる個所が何点かありメモをとり指摘しました。出場選手二人の息もぴったりであと少しだけ改善すれば近畿大会も夢ではないかも知れません。

今年はどの出場チームも「じぇじぇじぇ」とか「2倍返し」とかの流行語を用いていて食傷気味のため「じぇじぇじぇ」はセリフからカットしました。セリフの中の「カメ」バーサス「ウサギ」を「カメ」対「ウサギ」と日本語に変えました。VSつまりバーサスって聴く側には伝わりにくいのです。それに対象者は子供と言う設定ですので尚更です。緊張で引き攣った顔も一か所だけ、ニッと笑顔で笑うように変えてみました。い〜い感じです。推進委員のカメ役の人の顔がなんだか本物のカメに見えてきました。役になりきっている証拠でしょう(笑)

3年前の私の時は練習の度に交通課長が見学というか監視に来て、気づいたところをメモに取り前日までセリフの訂正がありました。ポケットからメモが取りだされる度に溜め息が漏れたものです。口うるさいと思われるかも知れませんが、今回の私のアドバイスみたいに生易しいものではありませんでしたよ(苦笑)それに課長の指摘は的を得ていて修正すればするほど良くなっていくのが判りました。その結果の近畿大会優勝に導かれたんです。どうせ出場するならばよい成績取りたいですよね。がんばれ!行けるぞっ!

成績がどうであれ、大会終了後に地域にどのように伝えていくかが本当の活動だと思っています。幼稚園や小学校に出向き交通ルールを指導する時、あるいは地域の老人会に出向いて行って自転車事故に遭わない通行をするにはどうすればいいか等と地道に活動をしてもらいたいと思っています。大会のためだけで終わらないようにしてほしいです。

つい最近も此花管内でバイクと自転車と衝突し死亡事故が発生したばかりです。正しい自転車の乗り方を身に付けたいものです。

●自転車安全利用五則
1.自転車は、車道が原則、歩道は例外
2.車道は左側を通行
3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4.安全ルールを守る
 ・飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
 ・夜間はライトを点灯
 ・交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5.子供はヘルメットを着用

子供を乗せて平気で信号無視する若いお母さん!それでもあなたは母親ですか?そんな私でも信号無視はあります(ゴメンナサイ)でもね・・小さな子供の前では、どんなに短い信号でもきちんと待っています。赤は停まれ!黄色も停まれ!ですものね!お母さんが正しい横断をしていれば、正しい交通ルールのお手本を見せていれば子供が事故に遭うことは激減するはずです。


[3209] 【3320回 蟹・かに・カニKani】 2013-11-28 (Thu)

「焼いてよし・茹でてよし・煮てよし」のカニのシーズン到来です!タラバガニや毛ガニ、越前がにや松葉がに、間人ガニと水揚げされるエリアによって呼称が変わるズワイガニ。それら旬の味覚の焼きガニ、かに刺し、かにすき、ゆでがになどの調理方法で堪能できる格安のカニツアーを見つけました。「おはよう朝日です」のテレビで紹介されており早速メモを取りました。

ザイルパートナーは無類のカニ好きで、それもそのはず鳥取生まれの鳥取育ち、朝は味噌汁にセイコガニが入っていて、弁当の中にもカニが・・・夕食は勿論カニ鍋、夢見る内容はカニに追っかけられ、剱岳ではカニノヨコバイ、カニノタテバイとシーズンに入るとうるさいほどに蟹に魅せられています。

そんな中、ポッチーが「安くてうまそうなバスツアーがあるぞっ」とテレビを指さしつぶやきました。大阪からバスで鳥取まで行きカニをタラフク食べて、その後カマボコ工場見学や、つきたて餅の振る舞いもあるそうで騙されたと思って申し込みました。バスで鳥取まで往復3990円なら騙されて見るか〜!と申込みを致しました。更に1000円出すとカニ一杯追加してくれるそうです。吉と出るか凶と出るかは参加してのお楽しみ〜

香住や鳥取では「松葉ガニ」、福井では「ズワイガニ」、北陸や北海道では「毛ガニ、花咲ガニ」と、呼び名はそれぞれ違っても冬の王様には違いありません。

私の故郷四万十川では親指にくろ〜いヒゲを蓄えた川ガニ(モクズガニ)しかイメージがありませんでした。夕方仕掛けをして川に沈めておき、朝引き上げに行くのです。「じぇじえじぇ・・捕まったか〜」と、かごの中の蟹は小さな泡を吹きながら観念したように私達の食卓に乗ります。その頃はご馳走だとも貴重品だとも思わず当たり前のように食べていました。獲れ過ぎたらスリバチですりおろしダンゴにしたり天婦羅にしたりして食べました。今は捕獲が難しく高級料亭などでは高級品として扱われている様です。

但し美味しいカニの難点は「面倒くさい」と言うことです。宴会にカニ料理を出すとシーンと静かになると言うほど食べるのに手間暇かかります。昔、昔ある営業マンが客の接待にカニ料理を選びました。カニになかなか箸をつけない営業マンを見て仲居さんが「剥いてさしあげましょうか?」と声をかけてくれたそうです。これはありがたいと二つ返事でお願いして美味しく頂いたそうです。清算時に不思議な項目があるのに気が付き「サービス料5000円ってこれはなにですか?」と聞くと仲居さんのカニの剝き代金だったそうです。笑っちゃうでしょ?

この話には続きがあり、会社に領収書を提出したら、こわ〜いこわ〜い総務の係員が「これはなに?」と目ざとく質問してきて正直に説明したら「次からは自分で剝き剝きして下さいね」とメモが添えられて5000円は自腹という結末がありました。(ハハハ総務の担当はわたしです〜!)


[3208] 【3319回 容赦なく残されて】 2013-11-27 (Wed)

10月からゴミ収集の方法がかわり回覧板や区民便り等々で周知徹底されてきました。あれから1ケ月が経ち、我が家周辺はスムーズに回収されているように思います。ところが表通りに出ると回収されずにシールが貼られ残されているゴミ袋がポツンポツンと何日も置いたまんまになっています。段ボールや古着の回収は隔週なのですがどうも毎週だと勘違いをしている様です。

我が家周辺も何年か前までは1か所にまとめて収集できるようにゴミが山積みされていました。これは収集車の便利が良いだけで自分の家の前に置かないので夏は汁の垂れたままのゴミであったり口を閉めないゴミであったり回収車が去った後は水を流し袋からはみ出したゴミを拾い集めて清掃しなければならない状態でした。会社勤めをしていたので近所の人にお任せするしかなく結構重荷に感じていました。

それに車庫から車を出す時は山になっているゴミを片隅に寄せ、車が出たらもとに戻し、用を済ませて戻ってきたらまた片隅によけガレージに車を入れたらまたゴミの山を元通りにするというこの手間にちょっと怒りに似たものが沸々とこみあげてきました。

そこで・・・環境整備局との交渉です。まず通行人が勝手にゴミをポイ捨てしていく現状から説明しました。不潔なゴミ出しで困っていることも、勿論車の出し入れ時の手間も話しました。各家庭のゴミは各家庭の前に置いて収集車に中迄入って貰うための交渉を積み、その結果、私達の要望を聞き入れてくれて小型の回収車が各家に廻ってくれることになったのです。
いまでは車の出し入れもスムーズですし、汁の出たゴミ袋の後片付けをする必要もありません。近隣との和も保てています。

生ごみ、プラスティック、瓶・缶、再生紙・古着など細かく分別するのに戸惑いもあるとは思いますが、まずは家の中から改善しなければなりません。ゴミ箱にどんな種類でもポイ捨てていた時代と違い、家族ひとりひとりが不用になった瞬間から分別は始まります。我が家は生ごみは台所のゴミ箱しか入れてはいけないルールにしています。ミカンの皮、バナナの皮などゴミ箱に入っていたらゴミ箱から出してその場に放置しておきます。「アレッ?何でや?」と本人が気が付くまで放置しておくのです。バソコン周辺での飲食も禁止しています。厳しいと言われるかもしれませんがこれは「慣れ」です。共同生活をする上においてルールを守らければ出て行ってもらうしかありません。「ゴミ如きで・・・」と言われるかもしれませんが小さなことの積み重ねで不快な生活を送るのは御免です。

その甲斐あって、やっとこの頃では私より細かく分別が出来るようになりました。調教の成果ここにあり〜!


[3207] 【3318回 登山用具を揃えるには】 2013-11-26 (Tue)

「登山を始めたい」と言う人に出合いました。「何から揃えたらいいのか?」と聞かれ私が今まで失敗してきたことを話しました。それまでは長くウオーキングをしていましたが雨具と言えばポンチョ、靴と言えばウオーキングシューズ。登山靴と言えば短靴しか持っていませんでした。ある時、大山に行こうと誘われて「大山でポンチョでは恰好悪いわなぁ」と登山用品店に行きましたが合羽のあまりの高価さに買わずに戻り近くの家庭用品を揃えている店で8000円で上下の合羽を購入しました。

大山に登り8合目付近から急に天候が変わり夏だと言うのに寒くて合羽を着ることになりました。頂上を踏み、下山中に合羽の中がボトボトに汗で濡れていることに気が付き、他の人に尋ねましたが平気の顔をしています。それもそのはずみんなはゴアテックス(水は通さないが空気は通すの性能あり)だったのです。8000円の合羽はその後二度と手を通すことなく廃棄処分しました。(安物買いの銭失い・・・母がよく言っていた言葉を思い出しました。)

登山用品には生命を守るために投資しなければならない最低の条件がそれぞれの品にあります。店側の勧めだけでなく山を知る人達にアドバイスを求めてからできれば同行して貰って購入する方法が一番良いと思います。

アイゼンでも4本、6本、8本、10本、12本と種類があります。以前にアイゼントレーニングに前爪のある12本で金剛山に登りました。途中で登山者から「12本も履いてどこ行くんや?ハハハハ」と冷ややかな目で笑われたことがあります。なるほど金剛山で前爪は必要ないかも知れません。でも私も負けずに「無いよりましやで〜!」と捨て台詞を吐いたことがありました。

山によってアイゼンの必要性が違ってきます。私は6本と12本を持っていて必要に応じて使い分けをしています。そしてアイゼントレーニングには金剛山は不向きだと言うことも学びました。(だってまた笑われるもの・・・)その点、芦屋・地獄谷は山を知る人達ばかりなので安心して練習できます。

カラビナも環付き、環無しとありますが用途に合わせてどちらも必要です。どこでそれを使うか見極める必要があります。懸垂下降で環付きカラビナの携行がなく「これでもいいです」と環無しカラビナで降りようとしてリーダーに注意されました。生命を掛ける操作に環無しは危険すぎます。せっかく買った道具も使い方を間違えば危険と隣り合わせであることを学びました。

登山リュック・・・店先には沢山のリュックが展示されておりデザインや色合いなど迷ってばかりです。私が最近購入した50gのリュックはハッキリ言って「購入失敗」です。せいぜい荷物は40g分くらいしか入りません。よくよく見るとカメラ撮影用に優れたカメラ専用リュックでした。目的を見間違うとせっかく買ったリュックでも荷物が入りきらない事になります。3000m級の山を目指すなら「simple is vest」で、ずん胴のようなリュックが最適です。外にポケットが付いていると、便利ではありますが、ついつい物を入れたくなります。しかし藪漕ぎなどをした場合ポケットが枝にひっかかり危険です。身体は通過したのにリュックが通過できない場合があります。

どんな品も衝動買いはせずに落ち着いて購入したいと自分に言い聞かせている今日この頃であります。


[3206] 【3317回 富士山のトイレ事情】 2013-11-25 (Mon)

世界文化遺産となった富士山。夏の2カ月間で30万人もが訪れる日本一の山は、さらなる登山客の増加で、自然破壊が懸念されています。当初は自然遺産を目指しましたが、ゴミや、し尿問題で断念せざるを得ませんでした。それだけに、「雄大な自然あってこその文化遺産」と関係者は語っていますがさてさて2年先、3年先の見直し期に合格をもらえるのか取り消しになるのか・・・・

今年の8月24日の調査では、山梨県側の吉田口登山道6合目(標高約2400m)では、トイレを待つ長蛇の列が出来ており、赤や青、黄などの色とりどりの雨具を着た登山者100人以上が並んでいたそうです。

長蛇の列の先にあるのは、山梨県などが設置したトイレ。下山道とも合流するため、登山前にトイレを済まそうとする人と下山後に使いたい人でごった返していたといいます。トイレは男女4基ずつ。2011年に倍増しましたが登山者が多くなり、平均待ち時間は15分から20分という状態だそうです。県などが運営する安全指導センターの男性職員は「過度な使用で無理が生じないか心配だ」と懸念する。

富士山では1990年代前半、トイレ問題がクローズアップされました。山小屋などがシーズン中にタンクにためた、し尿を、営業が終わるとともに山肌に放出。翌シーズンになっても悪臭が鼻をつき、トイレットペーパーが白く筋状に残るなど、世界自然遺産申請を断念した一因にもなっています。

その後、山小屋や環境省などが環境配慮型トイレの整備を進め、吉田口登山道沿いの山小屋「鎌岩館」(標高2790メートル)は2007年に燃焼式のトイレを導入したそうです。一定量ためた、し尿を燃やして灰にするシステムで、1週間ごとに約1000人分のし尿を重油で燃やし、約40キロの灰にしてふもとへ下ろすのだそうです。

当初は、燃焼だけで済むと考えられていましたが、予想を上回って利用者が増え、燃え切らず濃縮された汚物が残るようになりました。この汚物は2週間に1回、バキューム機でくみ取り、専用ブルドーザーで広い駐車場のある5合目まで下ろし、そこから吸上車で処理する。関係者は「1シーズンの経費は100万円ほど。さらに2年に1度はメンテナンス費も加わる」と話す。トイレは小屋同士の取り決めで、200円のチップ制ですが、回収率は50%にとどまり経費の約6割しか賄えないといいます。

処理の方法も考えなければなりませんがトイレの入り口に有人配置をするか(たしか・・・昔どこかのトイレ入り口に管理人さんがいた記憶があります)、正しい料金を入れなければドアが開かないシステムを発明したら画期的でしょうね。そうすれば回収率は100%になるはずです。以前山小屋でお手伝いをした時に、トイレ料金箱を開けたら、1円、5円、10円、コインなどが箱の中から大量に出てきて悲しくて涙も出ないときがありました。


[3205] 【3316回 登山歴50年の遭難者 】 2013-11-24 (Sun)

武奈ケ岳(標高1214m)で11月18日夕、登山の男性4人の行方が一時分からなくなりました。4人は下山途中で道に迷い、そのまま山中で一夜を過ごしました。19日朝、自力で下山しましたが、いずれも軽装で十分な食料をもっておらず、関係者は「大事にならなくてよかった」と胸をなで下ろしていたそうです。

大津北署によると、4人は、大阪市や京都府京田辺市などに住66歳から70歳の男性で、登山仲間。18日午前9時半ごろ比良山系の最高峰・武奈ケ岳山頂を目指して登山を開始し、12時半ごろ山頂に到着。昼食を済ませ、約1時間後に下山を始めたました。しかし途中で通るはずの中継地点にたどり着くことができない。日没まで下山を試みたが日が暮れ、視界が悪くなったことから、平地で体を寄せ合って、互いの体温で寒さをしのいだそうです。

大津市内は19日未明、最低気温5・4度となり今年一番の冷え込み。山間部はさらに冷えていたはず。4人はダウンジャケットや寝袋など本格的な装備はなく、ウインドブレーカーやカッパを羽織って夜を過ごし、飲料水を携帯のコンロで沸かして飲んで体を温めたり、持っていたチョコレートやアメなどを分け合って食べたりしたそうです。4人はいずれも登山経験があり、中にはキャリア50年の人も。装備は万全ではなかったが、「落ち着いた行動がとれたことがよかったのでは」と関係者。日帰りであっても非常食やテントなどを持っていき、万が一の事態に備えてほしいです。

●遭難した場合の救助要請の方法
遭難してしまい、行動不能になった場合は救助要請をします。

@事故発生後、遭難者の安全確保可能な限り安全な場所まで受傷者を移動させ、状態を観察、救急手当てをします。

A自力で救助できないと判断した場合
警察(110番)へ連絡(電波の弱い山地では電池の消耗が早く、もしもの時に使えない可能性があるため、登山中は携帯電話の電源は切っておくこと)。携帯電話が使えない場合、サブリーダークラス複数で、近くの山小屋などへ伝令に行ってもらう。

B救助まで待機
安全な場所を確保し、遭難者への処置をする。

C救助
救助隊員の指示に従う。

ただし! 山は『自力下山』が基本です。近年、特に中高年の方を中心に、タクシー代わりともとられかねない安易な救助依頼(ヘリ要請)が増えています。 本当に自力下山が不可能で救助を要請する必要があるのか、しっかり判断してください。

●遭難してしまったときの大原則
遭難時の心得大原則
@パニックにならない(実はこれが、一番難しい)。自分がパニック状態になっていることを自覚したら即行動を中止する。
A諦めない。必ず下山できると信じること。
B何より大切なのは、体力の温存。

●遭難時の行動原則
@★道に迷って現在地がわからなくなったら、下ってはいけない(特に沢筋へ下ることは危険)。その場で動かず、体力を温存する。

A怪我などで行動不能になったら、その場を動かず体力の温存を第一に考える。

B悪天で行動不能になった場合は、ハイマツの中など少しでも雨風をしのげる場所に移動し、その場でビバークも覚悟の上で天候回復を待つ。パニックになって動き回り、体力を消耗させない。

C捜索ヘリコプターの行動原則を知っておく。はじめに遠巻きでヘリでとおり、ヘリが来ているぞと遭難者に知らせ、次に一つずつ谷、尾根を見ていく。このときまでに、上空から視認しやすいところに出て、目立つものを振る準備をしてもらうよう誘導しています。

『自力下山が基本』です。ツエルト、食料、防寒着などを携帯していることを家人に充分説明し一晩ぐらい帰らなくても警察に届けを出すなと常日頃から話し合っておくことも必要ではないでしょうか。帰ってこなくて捜索願を出したところで夜間の捜索は二次遭難の危険があるため夜明けになってしまいます。ならば夜明けまで待ってあらゆる方法で本人と連絡を取るよう試みて、それでもダメなら警察に連絡すると言う方法もあると言うことを家族同士で決めておくといいと思います。


[3204] 【3315回 雪山シーズンに備えて】 2013-11-23 (Sat)

3000m級の山々はすでに白銀の世界の模様です。久々にアイゼンを取り出してみました。去年は2月の武奈ヶ岳、3月の八ヶ岳、10月のアイランドピークで使ったきりで、そろそろ今冬に向けてアイゼントレーニングをしようと言うことで「いい夫婦の日」の22日、またまた芦屋地獄谷に向かいました。

今日は夏から芦屋をご無沙汰していると言うポッチーも一緒です。アイゼンは2年ぶりだとか・・・初心者に戻りトレーニングをしようという意気込みです。そうそう、その前向きな姿勢が楽しい山行に繋がるのですよ。2年ぶりと言うポツチーとアンザイレンを組むことになりました。

ポツチーはアンザイレンは初めてなので最初はロープを垂らしたり、水に濡らしたりと戸惑っていましたがサメ岩到着あたりでは慣れてきた様です。ロープが水に濡れると、上でビレイする時、首のあたりが濡れて冷たいのです。(でも冷たいって言わなかったよ!優しいね!へへへ)アンザイレンをする時はパートナーのそんな気持ちにも気を付けてロープ操作を致しましょう。

登山靴だけで登攀するのと、アイゼンを付けて登攀するのとでは、危険度が増してきます。自分の足でズボンの裾をひっかけたり、アイゼンの爪でアイゼンをひっかけたりと歩きにくいものです。雪山ではアイゼンをひっかけて転倒し滑落と言う事故も多発しています。アイゼンを新調したら何度も何度も装着の練習や、履いて歩く練習をしなければ本番で苦労をします。近くに河川敷があれば練習場となります。

地獄谷は岩場、水中、ザレ場とすべての練習ができる絶好の場所だと思っています。もうすぐ土曜日・日曜日になると山岳会のグループがアイゼンを履いて練習に来るため地獄谷は混雑します。しかし平日は人も少なく、昨日も一人だけアイゼントレーニングのおじさんが入ってきました。「こんにちわ!アイゼントレーニングですか?あれっ?ピッケルは?」と聞くとピッケル持って歩くのは苦手なので置いてきたそうです(笑)

「アイゼン・ピッケル・ヘルメットは雪山の三点セット」と言われています。苦手だからこそ雪のない場所で練習を重ねる意味があるのです。私達もピッケルを持ってはいるもののうまく使えません。おじさんの言う通りピッケルが邪魔な時もあります。しかしそこを練習しないと雪山には行けません・・・

いまから新調をしようと思っている人は1日も早く購入し、1回でも多く練習を積み重ねることをお勧めします。

午後5時、自宅近くの最寄の駅付近で「いい夫婦の日」だから一杯飲もうと言うことで寄り道をして帰りました。


[3203] 【3314回 11月22日は「いい夫婦の日」だって】 2013-11-22 (Fri)

 11月22日は「いい夫婦の日」だそうです。

「いい夫婦の日」をすすめる会は12日、夫婦をテーマにした「いい夫婦 川柳コンテスト」の2013年の入選作品を発表しました。作品は8月1日〜10月4日に公募され、全国から応募された中から大賞を決められたそうです。

しかし「いい夫婦の日」だと誰が決めるのでしょうか?他薦?自薦?「あそこの夫婦はい〜い夫婦だね〜」って他人目線で評価するのでしょうか?それとも自己満足でしょうか?島倉千代子さんではありませんが「人生いろいろ」で山あり谷ありの長年の夫婦生活に於いて、そうあっさりと決められない気もします。あるときは夫婦の問題であったり、ある時は成長過程の子供のことであったり、またある時は年老いた互いの両親のことであったり、借金問題、財産問題ほんとに「人生いろいろ」

辛うじて「自分たちはいい夫婦だね」と言うのであればお互いが健康であり、自分の事は自分でできる」事でしょうか。私は昭和44年10月15日からず〜っとポッチーと一緒ではありますが「いい夫婦」だと思ってこの日を振り返ったことは一度もありません。(笑)いい夫婦の日にちなんで川柳の大賞が発表になりました。

「贅沢が できない妻に 花を買う」

●作品評
『なんと、淡々としてほほえましい句である。力みもない、自然体が良い。川柳ってそういうものだと思う。「贅沢ができない妻」からいろいろな女性が浮かぶ。贅沢ができないとはケチな性分ではなく、贅沢が苦手な妻だと思う。その妻に花を買ってやる夫もまた同じく贅沢が苦手な性分であろう。 この夫婦に私は大きな大きな拍手を送りたい。まさに“いい夫婦”そのものである』・・・だって!

そのほか、受賞作は以下の通りです。

・佳作
「鼻歌が お風呂とキッチン 同じ歌」
「領海の 線引きがない 夫婦鍋」
「婚活の ウソも時効に なりました」
「言いました 妻が言うならそうだろう」
「時々は 夫婦同士で おもてなし」
「じゃがいもが 夫に見えて 買ってみる」
「次の世も きっとわたしを みつけてね」
「夫婦の日 口実にして 手をつなぐ」
「文句言う 嫁から喰らう 倍返し」
「お買い得 だったと思う 妻といる」
「毛布より 夫の足が 温かい」
「妻チラシ 夫はカート セールの日」
「釣りキチの 餌に釣られて 五十年」
「イプシロン 上がったなんで 俺を見る」
「新しい あなたの姓で 応募する」

みなさまも一句作って花束を添えて奥様に捧げて見てはいかがですか?ただし「お父さん!どっか身体の具合悪いの?」と聞かれるのを覚悟でね。この日だけやさしくしても意味がないと言うことです。1年365日互いが感謝の気持ちを表し「人」と言う字のように寄り添って生きていけば改めて「いい夫婦の日」なんて作らなくてもいいのです。だって毎日が「いい夫婦の日」ですものね。

どこいくの 聞かずに妻を 解き放せ  (姫作です)


[3202] 【3313回 さてさて、そろそろ年賀状を・・・】 2013-11-21 (Thu)

ぼつぼつと喪中ハガキが舞い込んでくる季節になりました。知人の夫は仕事から帰り食事を済ませ、風呂に入り就寝し翌朝、いつまで経っても起きて来ないので起こしに行くと布団の中で息を引き取っていたそうです。あっけない最期だったと悲しんでいました。故人にとっては「ピンピンコロリ」だったのでしょうか・・・享年66歳、明日は我が身です。

12月になれば年賀状の準備をしなければと思っています。と言うか、既に年賀状は完成しているのですがまだ取り掛かるには早すぎると、のんびり落ち着いています。そして、そして投函日の15日が間近くなると慌てて、しかも雑に書き上げてしまうのが恒例となっています。

私は宛名書きは面倒くさくて原始的な手書きで作成しています。住所や名前を書きながら相手の顔を思い出して一言コメントを書きたいのです。いずれ裏も表もパソコンに頼るかも知れませんが今年はまだ元気ですので!

年賀状を貰う楽しみを得るにはまず自分から出さないとと思って毎年300枚書いています。

ところで今、郵便局員の「自爆営業」と言うのが問題視されています。本当にそんなことがあるのだろうかと耳を疑いますがどうやら本当の様です。政府筋は18日の記者会見で、販売ノルマをこなせない郵便局員が年賀はがきを自費で買い取る「自爆営業」について『無理なく正常、適切な営業が行われるよう総務省にも注視させたい」と述べていました。さらに「無理な販売促進はあってはならないと(日本郵便の親会社の)日本郵政も認識していると報告は受けている。新聞報道があったので、総務省でしっかり注意してほしい』と語ったとありました。

事実はどうなのか調べたのでしょうか。ノルマに苦しんでいる配達員の方達の生の声を聞いてみたのでしょうか?年賀状離れがする昨今、こんなことが起きてもいいものなのでしょうか?我が家にも何人もの配達員さんが注文を取りに来られます。「去年買っていただいたので・・・」と言われますが最初に来られた方に注文済ですと言うとガックリと肩を落として帰られるのはそんなノルマがあったんですね。かわいそうに。

そもそも年賀状の生産枚数が多いのではありますまいか?昔は発売日を過ぎて郵便局に行くと「売り切れ」が多かったように思います。郵便局の年賀状販売は利ザヤが多くて短期勝負で儲かるらしいですが「自爆営業」までしていいものかと疑いたくなります。あげくの果てに配達が面倒くさいと廃却がバレたりと問題が多いですね。真面目にコツコツと配達業務をしている「町の郵便屋さん」も沢山います。頑張って!!


[3201] 【3312回 たかが5円、されど5円】 2013-11-20 (Wed)

出先でスーパーに立ち寄り「レジ袋をお持ちですか?」と聞かれ持っていないことを伝えました。すると買い物の合計に5円が上乗せされレジ袋1枚の提供を受けました。わずか5円ではありますが何かとても損をした気分です。今まで袋を持参すると「2円引き」なのになぜ「2円ではなく5円なのか?」と疑問に思いながら環境問題に各自が関心を寄せるにはこの方法しかないのかと・・・・地方に行けば既に当たり前の処置として袋の提供はありません。登山やキャンプの途中の買い物は結構多くて、店の隅にダンボール箱が「無料」と書いてあればそれを利用したりしています。

食パンの袋に「シールを集めてエコバックをもれなくプレゼント!」と書いてありました。この「もれなく」がなかったら絶対に集めたりしません。当選するかどうかわからないのに面倒くさいのです。写真を見ると、とてもかわいいエコパックなのです。「欲しい!」そう思った次の買い物からパンのメーカーが確定しました。エコバックに呼び寄せられたのです。またメーカーの狙いにはまったのです(笑)別のメーカーでは食パンのシールを集めてお皿をもらうメーカーもありましたが、そのお皿は欲しいとは思いませんでした。

ちまちまとシールを貼って15枚のシールが満杯になりました。この度エコバックをゲットしました。(ブログに掲載しました)かわいいでしょ?買い物以外にも使えそうです。家に沢山のエコバックがありますが引き出しの中に山積みされています。しかし「5円」費用がかかるという事でエコバックをフル活用をしなければと思っています。ポイント制度もそうですがお客さんを引きつけるには「シール&ポイント」作戦が良いみたいですね。しかも「もれなく」これがないとねっ!

レジ袋は買い物から帰ったら即座に小さく三角にたたんで収納しておきます。大きさ別、使用済み、未使用と分けておきます。通常のゴミ収集日にも2人暮らしですのでスーパーのレジ袋で充分に用が足りるのです(エンゲル係数低いし〜!)

レジ袋は登山などに行くときに持参し山小屋で登山靴をいれたり、濡れた合羽を入れたり、山で出たゴミ袋にしたり、合羽のズボンを着用するときレジ袋を足にはめてスムーズに且つズボンの破損防止に利用したりとさまざまに使えます。有料でもらったとなると価値観も変わってきます。

昔。レジ袋の普及してなかった頃は、今の様に、やたらとゴミをポイ捨てする人も無かったように思います。今は弁当殻とペツトボトルをセットにして放置しているのをよく見かけます。レジ袋が有料になることで不法投棄が減ればいいですね。でも・・・コンビニがある限り期待薄ではありますが。

(追伸です)
スーパーのポリ袋は三角巾の代役も果たしてくれます。ぜひリュックの中の救急セットの中に1枚お供させて下さい。


[3200] 【3311回 優勝のよろこび】 2013-11-19 (Tue)

18日大阪府警本部8階で行われた「第15回交通安全教育技能コンクール」・・・見事優勝しちゃいました。去年の悔しさをまず克服し第一関門を突破しました。(去年は第3位でしたが府下大会には2位までしか進めません)

第一方面区(都島・鶴見・曽根崎・此花・港・天満・大淀・東・南・城東・福島・旭・西)の13の警察署から選手が出場決められたテーマを10分間で交通安全の寸劇を発表するものです。各署それぞれが工夫した迫力のある演技でした。

結果発表の間、私達は交通課長の計らいで8階にある「管制司令室」の見学をすることができました。大阪市内の交通情報が一目でわかり、渋滞個所があればコンピューター制御により緩和対策を行うのだそうです。テレビでは見たことがありましたが本物は迫力満点でした。

審査が終わり成績発表の時間がやってきました。練習の時に、あれやこれやと修正のアドバイスをして(私はオブザーバー)95%の完成度でしたので「3位までには入賞するだろう」と自分でつけた採点表を見ながら3位・2位の発表を終えました。あとは1位の発表を待つのみとなりました。

「第一位・此花署」司会者の声とともに会場の此花区の席からウサギとカメが高々と躍り出たのです。自分が優勝した時と同じ気持ちが蘇り嬉しかったです。3年前の私を指導して下さった関係者の方達も応援に来てくれていて「あの時はうれしかったねっ!」と私と同じように3年前の優勝を思い出しておられました。

審査員の此花署の講評の中に『会場と一体化していてよかった』と言われました。と言うことは!ウサギ&カメ効果があったと言うことですね。府下大会は11月29日です。各方面区で1位・2位のチームが集まって「大阪府いちばん」を決める大会です。ここで優勝すれば近畿大会に進出できます。推進委員用10人分のウサギとカメを用意しています。万障繰り合わせて委員全員参加して応援に出かけたいと思います。

「会場と一体化」ウサギとカメの作成に労を費やした事へのご褒美の言葉として勝手に喜んでいます・・・ハハハ



[3199] 【3310回 偶然の出会い】 2013-11-18 (Mon)

「青春の悩み」を抱えた姪っ子の息子がやってきて胸の内を聞くことにしました。選択の道は色々あるけれど本人の中では「一人暮らし」しか見えていない様子、では母親にいまの自分の気持ちをぶつけてみようと言うことになり青年の家(東西線・学研都市線の鴻池新田駅)に同行することにしました。

東西線「海老江駅」で四条畷方面行きの電車に乗り込みました。座席に座り、とりあえず母親に今から伺うことを連絡しておこうと携帯メールに視線を落としていると、「ヒサダさん!ヒサダさん!」と声を掛けてくれる人がいました。何となっつかしいウオーキング時代の人でした。「お久しぶりっ!」伊丹までの例会ウオークがありその帰りだと言うのです。

京田辺市に住む83歳の老紳士は、韓国にゴルフに行くといつも「韓国のり」を買ってくださり送ってくれた方、もうひとりはウオーキング協会の会長夫人でした。会長交代や事務局長の引退など話題は尽きずアッと言う間に鴻池新田到着です。電車から降りる寸前にカメラを持参していることを思い出して車外からパチリと1枚・・・(ブログに掲載しました)お二人ともお元気そうで良かったです。

青年の家に到着すると電気は消え薄暗い中で、母親はゴホンゴホンと咳の音をたてて横たわっていました。風邪を引き嘔吐を繰り返しておりかなり苦しそうで大事な話どころではありません。売薬を飲み横たわっている様子に青年に、しっかり看病するように言って帰ってきました。

青年が我が家に来たときに質問事項や私の考えを印刷していましたので母親には元気になったら読んでくれるように頼んでおきました。結果はどうであれ「一人暮らしをしたい」と言う意思表示はしたのです。後は親子で納得のいく方向に決着がつけばいいと思っています。

●「一人暮らしについて」
Q 最近、母親と何かトラブルがあったのか
Q 独り暮らしをするとして1ケ月の生活費はいくらいると計算しているか「家賃・・共益費・・光熱費・食費・携帯電話」
Q 母親が病気になった時どうするか?
Q 本人病気になりバイトができない場合はどうするか?
Q 母親が「No」を出したときどうするか
Q バイト代として1ケ月いくら貰えるか

等々の質問をし、本人の考えと私の感想を書き込んでおきましたので冷静に話し合いが出来ればいいと思っています。母親の反対を押し切って一人暮らしをした場合、それは一人暮らしとは言わず「家出」であることも本人に話しました。通学時間は往復4時間かかり、その時間を作品づくりに使いたいと言う・・・母親に通じるかなぁ・・・?


[3198] 【3309回 ときどき勉強も・・必要かな?】 2013-11-17 (Sun)

16日の土曜日靭公園の中にある科学技術センター4階に於いて「体力不足が登山事故を招く」というセミナーがあり行ってきました。主催は「大阪府山岳連盟遭難対策委員会」、講師は鹿屋体育大学・山本正嘉先生です。

会場には関西各方面の山岳部所属の山男・山女(高齢者が多かった〜・・・)が150人ほどでしょうか。遅れて来た人は席がなく立ったまんま2時間耐えておられました。(時間内に来れば前の席に空席がポツポツあったんだけどなぁ)

老眼鏡を3つくらい掛けなければ見えないような小さな字のテキストで、適材適所のポイントを書き込もうにも室内はスライド用に暗くしてあり、2度ほどコックリさんに誘われ隣の席からピシッと手裏剣が飛んできました。(テキストに書いてあることは自宅に帰ってから復習できるのだから!講師が体験してきた事例をもっと多く取り入れてくれれば眠気も来ないのですがネっ)

「現代の登山者に見られる体力の弱点とトレーニングの盲点とは?」をサブタイトルにひっさげてテキストを追う(読む)講習内容でした。

●テーマ1「日頃からの体力づくり」
日頃のトレーニングの再点検をしましょう

●テーマ2「故障を防ぐ」
ひざと腰のケアがほとんどで、あとは「息切れ・むくみ・足の攣り・高山病・ペースについていけない・靴ズレ・頭痛etc.」

●テーマ3「登山中の元気を保つ」
山でのエネルギーと水の補給(体重×行動時間×5の計算式)

●テーマ4「自分の実力を知る」
弱点チェックシートを使う(これについてはプリントのみ)

★まとめとしては
@日常では、筋力のトレーニングに重点を置く
・自分の体重を負荷とした筋トレを週に2〜3回行う
・スクワットと上体起こしを、15回×5セットづつ、楽にできる事を目指す(登山中の疲労を防ぐとともに、膝痛や腰痛の予防改善になります)

A近郊の低山でトレーニングとしての登山を励行する
・最低でも2週間に1回は行く(年間30回以上)本番前には最低3回は行く
・コースタイムより少し早く歩く(1時間で400mの上昇能力を目指す)
・本番同様の負荷も時々経験しておく(荷物を重めに、時間も長く)
・エネルギーと水分補給のリハーサルをする(体重×行動時間×5の計算式で)

B登山後には毎回、自分の体の弱点チェックをする
・筋肉痛、下りで足がガクガクになる、腰痛などのトラブルチェック
・トラブルを解決するためのトレーニングの実行
・次の山で前回のトラブルが解決されたかチェックする

どなたさまもご存じの内容ばかりかと思いますが自己流でなく時々講習を受けることによって正しい登山の方法を確認することができます。

最後に講師が言った印象的言葉は『ウオーキングは登山には役立っていない。一般の人が健康のためにやっているやり方では、山では通用しない!』でした。長年ウオーキング協会に所属しウオークに励んでいた身でしたので少々ショックを受けましたが「坂道や階段を上る、下りる、筋力トレーニング」を組み込み、目的とする山で要求される体力と、普段の体力トレーニング(現在はほとんどゼロ)の間に大きなギャップがあるため山でトラブルが起こるのだと痛感しました。


[3197] 【3308回 いよいよ本番】 2013-11-16 (Sat)

【3305回 急に寒くなりましたね】に書きましたが「第15回交通安全教育技能コンクール」の日が、いよいよ近づいてまいりました。13日に練習風景を見学し75%の完成度であることをお話しました。「あとの25パーセントはなにが足りないのか?」と聞かれましたので「動作が小さい」「アピールする文字が小さい」「小道具の工夫の必要性」などをアドバイスして帰ってきました。

2日後の15日(金曜日)最終練習に立ち会ってきました。すべての指摘事項をクリアーし演技者2名の表情も大変よくなっていました。最後の練習とあって署長ほかお偉いさん方もそろっての見学です。私の作成した「ウサギ10匹、カメ10匹」も目に留まり、フェィスブックなら「いいねっ!」状態でお褒め頂きました。

お偉さんの中に2年前の大会で審査員をされていた方がいて「あの時は山登りに例えて出場された方ですよね?」と私の顔を見ておっしゃいました。「ハイっ!」と答えると「今でもハッキリと覚えています。見ていて楽しかったですよ」と声を掛けて頂きました。2年経っても印象に残っていたことが嬉しかったです。

18日の月曜日、私達は応援席でしっかりと見守ります。「今日の出来栄えは?」と聞かれましたので「95%!」と答えました。「あとの5パーセントは舞台の上に立ち観客の多さに飲み込まれない事」です。制限時間内に終了しないと減点、かと言って短すぎても減点、制限時間をオーバーしても減点と結構プレッシャーを背負い出場となります。

大会が終われば、地域の子供たちに交通安全の話をする機会があれば「ウサギとカメの交通安全の話」をしっかりとして欲しいと思っています。地域に戻って活動することこそ地に足着いた真の活動だと思っています。ガンバレっ!


[3196] 【3307回 いつまで経っても返事無し】 2013-11-15 (Fri)

「いまだからホテル阪神!」色々問題が降って湧いている「阪急・阪神ホテルズ」に続きあちこちで出るわ、出るわの山積み疑惑・・・もうこうなったら有名ホテル&レストラン目当ての食事会はしない方がいいのではと思っていたらスーパーにまで被害が炎上してきました。もうこうなれば自給自足の生活の道しか残っていないですね。

こんな時期だからを逆手にとり来年の新年会の会場に「ホテル阪神」を選びました。ここには在職中から懇意にしている営業マンがいて、不況の影響で互礼会が中止になり、取引が途絶えてもタイガースのカレンダーを届けてくれたり、退職後も「此花区通過しました。お元気ですか」と気にかけてくれていました。そんな熱意のある営業マンがいるのにトップの潔さの無さで社員全体が影響を受け、営業注文が取りにくくなっていると思います。

いつ取引をするのかと聞かれれば「今でしょ!」と言うことになり人数こそ少ないですが1月の同窓生の新年会を予約しました。人数の多少ではなく利用することに今は意義があるのだと思います。都会のど真ん中にあって全室天然温泉付き、5階にある大浴場も利用でき食事の部屋は個室でパーティ、しかも3時間利用することができます。大阪に住んでいて大阪で泊まる機会もないと思いますがぜひご利用のご検討を!

新年会には、遠くは四万十市から、岡山から、姫路からと集まるため、ならば大阪在住組も一緒に泊まろう!という話にまとまりました。遊ぶ時の話って早く結論が出るのよねぇ!

そんな中でも締切日が来ても幹事泣かせの返事のない人がいます。どの会でも、登山企画でも、ほんの一握りですが「困ったちゃん」がいます。返事があれば予約もできるし、部屋割りもできるバスの座席表も作れる・・・と腹立たしさと焦りにも似たイライラ感がつのります。「もう幹事役なんて絶対引き受けない!」と心に誓うのですが、でしゃばり婆の宿命なのでしょうか・・・・

「参加します」「欠席します」「調整中でまだわからない」この中から選択をしてくれればいいのです。「応答なし」が一番困るのです。応答なしの人に次回は幹事をお任せして、このイライラ感を味わってほしいものです。

返事がないので締切って準備をすすめていると「行くわ!」と、いとも簡単に参加表明をする人もいます。かと思うと当日ひょっこり現れて「えーっ返事してなかったか?したと思っていたのになぁ」と平然と言う人もいます。かと思えば出席と回答をしていながら当日忘れて別の会に出席した人もいます。その時に発生した費用は出席したメンバーが負担すると言ったバカバカしい事もありました。幹事が返事のなかった人達にひとりひとり電話で確認をすべきかも知れませんが意思表示は「はっきり・締切日までに」致しましょう。

私は案内状が届いたらまず、手帳で自分の予定を確認します。スケジュールが空いていればその日のうちに返信のハガキを投函し予定表に記入します。その後に予定が入っても最初に返事をした会合を優先します。飲み会などは予定が空いていても「行きたいのか、行きたくないのか」で決めます、行きたくなければ「不参加」の返事をだします。私のモットーにしているのは「同じ日に予定を重複して入れない」ことにしています。たとえ午後と夕方で時間が調整できるとしてもどんな事で予定がズレて後の予定に食い込むかもしれません。

過日も和歌山にバスで研修に行き、充分時間に余裕があると判断し、夕方訪問客の約束をしました。しかし渋滞でバスは高速道路でストップしてしまい夜のとばりが降りてしまいました。地下鉄で九条駅経由西九条に戻った時は約束の時間10分前でした。あわててタクシーに飛び乗りタッチの差で間に合いましたが、もうあんな冷や汗体験はしてはいけないと肝に銘じ「同じ日に予定を重複して入れない」と感じた次第です。


[3195] 【3306回 見ましたか?ネパールの映像】 2013-11-14 (Thu)

水曜日「世界行ってみたらホントはこんなとこ」のネパール編の後半の番組がありました。この番組の前半を山仲間の「トラ吉さん」よりメールを頂き「いまネパールの番組やっていますよ」と教えてもらいました。その時番組の終了時に後半は次週にと告知していました。録画もしましたがテレビ内臓の録画機能のためお貸しすることができないのが残念です。(見たい時は我が家に来て〜!)

カトマンズ空港で飛行機を待つところから始まりました。フライト予定もなく、ただ並んで待つだけで、原始的な空港ではありますがエベレスト街道に行くにはこの方法しかありません。やっと順番がきて小さなプロペラ飛行機を見てまず誰でも「墜ちやしないか」と不安になるほどの小さな飛行機に驚きの表情です。乗ったはずでしたが天候不良で飛び立つことができないのです。

ここからが「さすがテレビ局」です。30万円出せばルクラ空港までヘリコプターをチャーターできるのです。ヘリコプターに乗り「世界一危険なルクラ空港・2860メートル」に降り立ちました。ここからは歩くしかないのです。懐かしいエベレスト街道への登山口の映像やルクラの街並みが映し出されていました。

今回は3440メートルの地にあるシェルパの郷とも言われているナルナムチェバザールに向かいイエティ(雪男)伝説をたずねてレポートをするみたいです。

そういえば私達もクムジュンのゴンパにある 雪男の頭皮を見学に立ち寄りました。同じコースをたどっているため懐かしいのなんのって・・・・

番組で印象に残っているのは若いディレンターが「歩く」ことに疲れてどこにたどり着いてもバテていたことです。わかる気がします。私達と違ったのは宿泊先がガイトの自宅にホームスティしていたことだけでコースはほとんど一緒でした。マナスル登頂番組もとてもよかったですが私にはネパールの方が懐かしく感じました。

カトマンズの風景も写していました。その中で私達はカトマンズではホテルからほとんど出ずでしたが、もっと下調べをしていけばジャングルツアーや象に乗るコースもあったのに!と残念に思いました。現地ガイドのビシャールさんが「どこに行きたいですか?行きたいところは案内しますよ」と言ってくれたのですが「観光に来たのではないし」と、心のどこかで思ったり、「アイランドピーク燃え尽き症候群」にかかりボーッと過ごしたことが今更のように悔やまれてなりません。下調べ不足の一言に尽きます。と言うか何度もネパールに来た仲間が一緒にいたのに情報提供がなかったことが悔しいっ!

ネパールに行こうと計画中の方はぜひ下調べを入念にし、できれば私達の山行記録(ちと長いけど)も参考資料にして頂ければと思います。ご一報くだされば食料の話から現地ガイドの紹介までさせていただきま〜す。

トラキチさ〜ん。番組情報ありがとう!

ちと長いネパールの山行記録ですhttp://www.hime8kin.net/islandpeak/index.html の中の「bU」が昨日の番組と同じコースです。


[3194] 【3305回 急に寒くなりましたね】 2013-11-13 (Wed)

昨日から急に寒くなりましたね。あわてて厚着の衣類を出したり冷暖房の切り替えをしたりしました。昨日は初めて堀コタツに電源を入れました。ぬくっ〜!どの山々もうっすらと雪化粧どころか何十センチも積雪便りが届いたりしています。コタツの電源切り忘れに注意しなくっちゃあね。

第15回交通安全教育技能コンクール府下大会が18日に行われます。普段は入ることのできない府警本部に、この日ばかりは地域の警察署員同伴の上、登録済の推進委員であれば応援に入って行くことができます。今年も婦警さん1名と去年惜しくも選外だった推進委員さんがリベンジする事になりました。今年のテーマは「子供の自転車」についてです。此花署はウサギとカメの話をモチーフに自転車の安全運転を呼び掛けるみたいです。

既に何度も練習を積み重ね75%ぐらいの出来栄えの演技を此花署に見学に行ってきました。選手として出場した2年前が思い出されます。会場には私とペアを組み優勝の栄冠を得た婦警さんも指導者として立ち会っていました。ひととおり演技を拝見して「優勝するための辛口感想」を経験者として述べてまいりました。
●相手が喋っている時のセリフの無い方の立ち振る舞い
●動作が小さい。舞台のスケールは大きいので動作は大きくオーバー気味に
●小道具の工夫がいまいち

などなどを提案し、最終練習15日の金曜日に再び見学することにしました。本番では観客席に向かって同意を求めるシーンもあることから「そうだっ!応援席にも工夫を」と思いつき大型の手袋を紙で作り、応援席の動員も目的にしてやってみようと思いつきました。

自宅に帰ってから2年前のビデオをみて見ましたが「プッ!」と吹き出すくらいの動作がオーバーで素人くさくて(素人やからしゃあないっ!)それでいておもろいビデオでした。本当はこのビデオを見てもらい参考にしてもらいたいのですが過去の栄光を見せびらかしている様でやめました。

方面大会で入賞し府大会に進出、ここで2位にまで入賞すれば近畿大会に出場権利を獲得・・・近畿大会で優勝するのは結構大変なことなんです。ハイ。あの時の此花署長からご褒美に頂いた蘭の鉢植え「セカンド・ラブ・トキメキ」いまでも大切に手入れをし、花が咲くとあの時のトキメキを思い出しています。


[3193] 【3304回 青春の悩み】 2013-11-12 (Tue)

重〜い、重〜い声で1本の電話が姪の息子から携帯にかかってきました。「一人暮らしをしたいのだけどお母さんが反対すると思うのでみっちゃんのおばちゃんに立ち会ってもらいたい。できればボクの応援をしてほしい」あまりに唐突なので返事に困りました。

まず母親と何かトラブルがあったのかと聞きました。大きな衝突はないようです。「大学の友達が下宿生活しているし・・・通学がしんどくなってきたし・・・」が主たる理由の様です。母親との小さな衝突はどこにでもある話です。大学の所在地は京都市西京区なので大阪から通えない距離ではないと思います。

大学にも慣れてきて、友達関係とのコミュニケーションをとる中で独り暮らしの学友を見ているうちに「隣の花は赤く見えてきた」のだと想像しています。ならば・・・下宿代、自炊生活費などはどう捻出するのかと聞いてみましたがそこのあたりのツメは甘く、肝心の金の事は親のすねをかじるしか方法はないようです。アルバイトをしているとは言え、バイト代で生活できるほど社会は甘くありません。

う〜ん・・・どんなアドバイスをしたらいいものか悩んでいます。まずは両方の言い分を聞き、親子がエスカレートしてきたら「まぁまぁまぁ」と鎮静させるところからはじめようかと思っています。気の重い役割を引き受けたものです・・・・・

私の長男が「限りなく親から遠く離れて生活してみたい!」と北海道の大学を選びましたので青年の一人暮らしに頭から反対することも出来ず、かと言って経済的なこともあるので無責任な発言も出来ずで困っています。

最近では「レオパレス21」などの家具一式不要のアパートもあり身軽に一人暮らしが出来る世の中になってきています。しかし今までの生活態度が母親の心を左右すると思いますので説得するだけのパワーがあるかどうか・・・


[3192] 【3303回 マナスル番組見たで〜】 2013-11-11 (Mon)

昨日は世界8位の高峰ヒマラヤ・マナスル(標高8163m)登頂の様子をしっかりと見ることが出来ました。いくらサポーターがしっかりしている、費用はテレビ局持ちだから色々贅沢してる等々があったとしても登るのは自分の足2本に頼っての登攀で、りっぱだと登頂と同時に拍手を贈りました。またサポーターの皆さんのチームワークがいいね!(しかし虫歯治療にカトマンズまでヘリコプター60万円も使って治療にいくのもさすがテレビ局〜!でも痛かったらしゃぁない?)

タレント・イモトさんの登頂成功に大きく貢献したのは角谷道弘ガイドさんだったと思います。勿論ほかのスタッフの皆さんもチーム一丸となれたからこその成功です。角谷道弘さんは2012年3月、八ヶ岳で山岳ガイド協会の試験中、講師を務めていて受験者の滑落事故に巻き込まれ、大腿部の付根および骨盤の一部を粉砕骨折。人工骨を埋め込む大怪我に遭遇されています。手術後リハビリを続け、2013年8月マッターホルン(4,478m)登頂。今回のマナスル挑戦企画に元気に合流し、次は2014年に予定される、エベレスト挑戦に参加するするそうです。強靭な体力の持ち主で経験豊富だあったればこそ今回の成功に繋がったのだと思います。何はともあれおめでとうございました。「マナスルは雪崩の山」と言われていましたが全員が無事に山頂を踏み無事下山されたことがなによりでした。

また登山家の栗城氏が事前に登頂成功をバラしたとか何とか話題豊富でしたが番組を盛り上げるためとは言え、真実の書き込みに削除要請やら批判が殺到したと言うのも笑えます。8163mがいかに過酷か画面を通じて自分も登っているつもりで見ました。

私の知人にチョオユー(8201m)を目指しましたが7200mの所で呼吸困難になり、頂上断念された方がいます。どれほど残念無念であっただろうと思いますが「貴重な体験が出来、十分満足しています」とのコメントがありました。私達と共に6189mのアイランドピークの頂上に立ち間髪入れずにチョオユーを目指すと言うのが凄いと感心しています。私達に強靭な体力があったとしても費用ねん出が大きな壁となると思います。

今回の番組で興味深かったのはトイレの問題、鼻水から悟る体感温度などタレントを通じて伝わってくるものもありなかなか面白く見ることができました。


[3191] 【3302回 素敵な出逢い】 2013-11-10 (Sun)

9日の土曜日は「マゼンタチーム」と合流して来夏に登攀する剱岳・源次郎尾根のロープの回収方法の裏ワザをお互いが確認するためのクライミングに出かけました。しかし主たる目的はその後の「一杯飲み会」にありました。酒の肴はジョンの心の中にタラフク持参しているので酒さえあればいいのです。飲みながら、じっくりと聞いてもらおうという算段でした。(笑い)

午前8時30分と少し早めの集合時間のため芦屋川駅前広場の混雑も気にすることなく挨拶もそこそこに歩き始めました。高座の滝までの道のりは1年ぶりの再会に花が咲きお喋りをしながら前進です。どこかの山岳会のおじさんがチラシを配っていたらトイレに列が出来ていたりと紅葉を求めた人たちがかなり多そうです。

さすがに地獄谷に降りる人は少なく、まずはホワイトフェイスのゲレンデから登攀することにしました。「マゼンタチーム」はこの岩場の存在を知らないらしく初めての岩場をしきりに見上げていました。「登れないかも知れないナ・・」「そんな事はありません」などと言いながら、まずは横から登り支点作りを伝授します。支点に使う松の木は枯れてはいますが幹はしっかりしていて大丈夫と説明をしました。

マゼンタチームの相棒は手際よく懸垂下降用、トップロープ用と2本のロープをセットし登攀練習をしました。初めてと言いながら二人ともス〜イスイとわけなく登り、何度も経験のある姫がモタモタとしています。姫は朝いちばんの登攀は身体がなれてなく恐怖を感じることを言い訳がましく説明をしました。源次郎尾根でのロープ操作をジョンが説明し次の岩場A懸垂に移動しました。

A懸垂岩に近づくと40人はいたでしょうか、2班に分かれて何やら講習をしているみたいです。見ればクライミングではなさそうなのでとりあえず昼食をとりながら様子を見ることにしました。40人の団体も昼食時間ということでA懸尾根に上がって行かれ、私達が岩場を使えることになりました。

食事をしていると若者3人がやってきて岩場にフリーで登り始めました。「おっおっロープ無しで危ないなぁ」と思っていましたら、これ以上は無理と判断したのか降りてきました。そして私達のクライミングを興味深く見ており、ジョンが「やってみますか?」と声を掛けると「ハイッ!」と明るい声が返ってきました。

マゼンタチームがハーネスを外し彼達に貸してあげて登攀開始です。彼達はボルタリング経験者でクライミングのセンスがあり時間をかけずに登ることができました。但し下降については思いがけない高度感で恐怖を感じたようですが3人が2回づつ登攀すると「楽しいですっ!」と感嘆の声をあげていました。

その後は最初の目的であった源次郎尾根のロープの操作に時間を費やしました。どこからともなく「ガリ〜ガリ」と音がしてきます。何だろうと音の方に目をやると若者3人がコーヒー豆を挽き始めました。「何してるの?」と聞くと「クライミングを体験させて頂いたお礼にコーヒーを飲んで貰おうと思っています」とのこと・・・これには年金グループは大感激で山の中で挽きたてコーヒーをご馳走になりました。身も心も温もり今日の出逢いに感謝した次第です。(一杯飲み会の様子はレポートで紹介します)

※「年金グループと称して、若者達に年寄であることをわかり易く説明しましたが若干1名様はまだ年金を貰っていない年金予備軍がいます。


[3190] 【3301回 またまた富士山の話ですが・・】 2013-11-09 (Sat)

今年の夏の7月20日の話です。

『写真撮影中の44歳男性が富士山頂で倒れ死亡したニュースは記憶に新しいと思います。この男性は意識不明となり、同行中の男性が110番通報したそうです。静岡県警の山岳遭難救助隊員らと下山中に死亡が確認されました。県警富士宮署によると、19日午後2時ごろ、友人3人と静岡県側の須走口から登山を開始。山頂で仮眠し「御来光」を見た後、写真を撮影していた時に倒れた様です。登山装備や日程に無理はなかったとのことで、ひょっとして持病があったのかも知れないと死因を調べていると報道されておりましたが、その後原因についての発表はどこを調べても明らかにされていませんでした。

富士山での事故について、登山者以外から色々な意見が某サイトに書かれていました。

●富士山って毎年死者が出る山。ハイキング気分で行くべきでは無い
●世界遺産だから厳しいルール作りを!でないと削除されるよ!
●暑くて苦しい登山は内臓と脳を酷使。虚血性心疾患や脳内出血などありうる。
●富士山の事故は文化遺産登録される前でもあったんじゃないの?
●素人登山指向者が増えれば、死者の数は急増するだろうね。
●どんな山であれ、山を甘くみるな。事故を教訓にすべし。
●高度な山は酸素が欠乏し高山病に注意すべし
●世界遺産になり猫も杓子も富士山富士山ってか
●高尾山に登るのと訳が違うぞ
●事故が起きる前に入山を規制すべきだ!

富士山の「弾丸登山」と言う言葉を耳にすることがあります。弾丸登山とは、山小屋などで十分な休息をとらないで一気に頂上を目指す登山のことで日本で一番高く人気のある富士登山で特に問題視されています。

富士山の弾丸登山は、五合目を夜間に出発し、山小屋に泊まらず、夜通しで一気に富士山頂を目指し、すぐに下山する登山形態。富士山弾丸登山の動機は、一般に、山頂で日の出(ご来光)を見るためとされています。しかし富士山のような高山で十分な休息のない弾丸登山を行うと、身体が高度順応する余裕が無いため、高山病を発症しやすく、暗い夜間のうちの登山には事故の危険が多いと指摘されています。

「安全で快適な登山を楽しむためには、途中で1泊するようなゆとりある登山行程が望ましい」とされています。しかし私の経験では8合目付近の小屋泊はギューギューと詰めて詰めて、まるでメザシの串刺し状態で「足、頭、足、頭」と互い違いに寝かされ寝返りをしようものならば、もうもとの位置に身体を戻すことは不可能です。狭くて寝苦しい、他人の足が顔の前に来て臭い、汚い・・・そんなイメージしかなく「富士山は麓から眺めて美しい山」と思っています。あれから何年も経過していますので改善されていたら小屋の関係者各位・・・ごめんなさいね。文化遺産の山だもん清潔になっていますよね?ところでトイレの問題は解消したのかしら?冬になったら、トイレの汚物をそこらじゅうに巻き散らすって噂だけど???う・わ・さ・だからね。


[3189] 【3300回 安全対策は二重三重に】 2013-11-08 (Fri)

●私が過去に落石を避けて脱臼事故に遭った群馬県の妙義山で女性が滑落死しました。11月6日の午前9時55分ごろ、群馬県の妙義山の山頂付近で、73歳(!)の女性が約100メートル下に滑落し、全身を強く打つなどして死亡しました。安中署によると、この女性は登山仲間3人と同日午前6時半ごろ入山。現場は足場の悪い岩場で、鎖をつたって歩いていたとみられる。別の登山グループの男性が携帯電話で110番したそうです。

10月に山行した剱岳のアルバムを知人に見せたら鎖場でラビットノットを使用しているのを見つけて「剱岳ってこれがいるのですか?」とラビットノットの部分を指さして質問を受けました。「私達は安全登山を推奨しているので安全の上にも安全をモットーにしているのです」と答えておきました。岩場での滑落は思いがけない瞬間に襲来します。何故こんなところで?と後で取り返しのつかないことにならぬようにラビットノットは必要だと思っています。掛けていることで本人も安心して通過できるのです。但し休日の渋滞をブログ写真で見てわかるように後列から、せかされたり、野次られたりすると操作を省略して、あわてて通過する場合があるかもしれません。絶対にそう言う事はあってはならないのです。

そのためには「カラビナの取り扱いをモタモタせず敏速にする」これは日々の練習で上達します。片手でカラビナの開閉がうまくできないと渋滞の剱岳では、ひんしゅくを買うことになります。かと言っても命の方が大切なのですから野次られても落ち着いて安全第一で登攀したいものです。

アイランドピークの氷壁を、ほぼ垂直の壁に差し掛かった時、ユマールがピタリと動かなくなってしまいピンチの時がありました。下を見ると後続者が沢山ロープに続いておりロープがピーンと張られてどうしようもなくなっていたのです。スノーバーとスノーバーの間には、一人しか入ってはいけない約束が守られていません。懸垂下降時には同じロープを使って登攀してくるあきれた人もいて、他人の事なんか考えていない人達も沢山いることを思い知らされました。自分が正しいと思えば言葉がわかろうとわかるまいと強い態度で挑むことが大切です。私は「NO!NO!」と下に向かって叫び続けていました。言葉は通じなくても私の歪んだ顔で理解できたはずです(笑)

剱岳の渋滞も野次が飛んだとしても、同行した仲間が助太刀してくれるので落ち着いて、外野を気にせず登攀に神経を集中してほしいと思います。ただ「カラビナモタモタ」だけは仲間としてもかばいきれない場合があります(笑)クライミングをしなくても、テレビ鑑賞しながらロープを触り、基本操作は忘れないでおきたいものです。

「エイト結びして下さい」
「エート・・エート?どうでしたっけ?」洒落ではありません。実際に岩場であった場面です。エイトが結べないと救助のためにロープダウンしても自分で結べないと引き上げることができません。クライミングは登攀が上手になることよりもロープ操作、安全への心構えが第一だと思っています。


[3188] 【3299回 やっと慣れたセルフスタンド】 2013-11-07 (Thu)

「セルフ給油はオイラにゃ出来ないよ!」そう決め込み「セルフ」と書かれているガソリンスタンドは極力避けてきました。しかし地方に行けば行くほどセルフのスタンドが多くなっているのです。登山口まで行くのにメーター表示はゼロを示しており山中にスタンドはないだろうと最近では仕方なしにセルフスタンドに入ります。慣れた方ならスタッフのいる店よりもセルフの方が価格も安く、余裕で利用できるのですが私達は機械の前で立ちすくむこともありました。やっとこの頃では慣れてはきましたが・・・・

しかし、ご安心あ〜れ!なのです。スタンド周辺に人の気配がしなくても必ず屋内にスタッフは待機し、監視カメラで給油状態をチェックしているのです。どうしても給油時にうろたえる場合は迷わず「ご用の方は押して下さい」のボタンを押してスタッフ要請をしましょう。法律的にスタッフ待機は義務付けられていますので全くの無人と言うことはありません。

●セルフスタンドを利用する際は、以下の点に注意して安全な給油作業を心がけたいと思います。

@エンジンは必ず切る(法律で禁止されています)
A静電気除去シートに必ず触れる(特に冬季は静電気がたまりやすい)
B「軽油」「ガソリン」などの種類の間違いがないように!
C給油中の吹きこぼれに注意!
D給油中の火災に注意!
Eキャップの閉め忘れはないか再確認

●セルフスタンドでの事故事例です
ガソリンは引火しやすいので、取扱いには注意が必要です。ライターなどの火の他に、静電気や衝撃の火花によっても引火するし、ガソリンの蒸気に引火する危険性もあります。もし給油口から炎が吹き出てしまったら、給油ノズルはそのままにして従業員を呼ぶ。給油ノズルを引き抜くと、こぼれたガソリンに引火して大変危険です!引火の恐ろしさは夏の花火大会の大参事で、みんな周知していると思います。

事故その@
客が自家用車にガソリンを給油中、給油ノズルを給油口に完全に差し込まずに給油していたため、オートストップが作動せずガソリンが漏えいした。このとき飛び散ったガソリンが顧客の目に入り、救急隊により病院へ搬送された。

事故そのA
客が乗用車に給油中、後方で給油待ちをしていた別の乗用車に追突された。給油中の顧客と近くにいた従業員の2名が負傷、計量機が破損した。

事故そのB
給油ノズルを握ったままの状態で計量機を目視しようと振り向いたときに、給油口から給油ノズルが外れ、ガソリンが目や身体にかかった。

事故そのC自家用車への給油を終えノズルを収納しようとした際、誤って給油ノズルを握ってしまったため、少量のガソリンが流出し跳ね返ったガソリンが顔面にかかり軽傷

事故そのD
給油中、静電気の火花により引火した。手袋をはめたまま静電気除去シートに触ったため、静電気の除去が不十分だったのが原因。

とにかく、わからないまま給油はせず、わからない時はスタッフを呼ぶ。これが一番安全です。


[3187] 【3298回 ほどほどがエエ】 2013-11-06 (Wed)

好評だったNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」が終了し「ごちそうさん」が1日の始まりの様な感じで見ています。ドラマを見ていない人にはわかりにくい書き込みですが11月4日の週から、ほのぼのとした東京での生活から、嫁ぎ先となる大阪で暮らすことになりました。しかしあまりに「いびり」がひどくて気分が悪くなりました。いくらドラマとは言え「いびり」もほどほどにしてもらわないと視聴者が気分を悪くする場合があります。

「昔は、どの家でもそうだった」と言う人もいるかも知れませんが今朝のシーンは人間の扱いとも思えません。奉公先で修業中の苦労はノレン分けをさすという希望がありましたが4日のシーンはひどすぎます。(ドラマとはいえ腹が立ちます)

食事の用意が出来てお膳を囲むのですが夫の姉が、主人公の作ったおかずが気に入らずお膳をひっくり返して、おかずを床に散乱させました。挙句の果てに「こんなもん食えない!あんたが食べなさい!」と床に散らばったおかずを食べさせるシーンがありました。それだけならまだしも、床に流れた汁を這って舐めろといいます。ちょっと行きすぎではありませんかねぇ?

相手に早く慣れてもらおう、または相手の成長を願ってならばともかく、見ていて気分の悪くなる5日の放送でした。明日から見るか?と言えばもう録画予約も消去しましたので気分が向けば見るかもしれませんが「見たい番組」からは格下げとなりました。

昔は姑が嫁いびりをする種類の中には未熟な若い嫁を一人前にしようとする義母のやさしさや役目みたいなものがありました。結婚によって「息子を取られた」と思う義母もいたかも知れませんが、そんな考えはもう時代劇のチャンバラの世界です。

いまは息子の面倒を見てくれて感謝と思わなければなりません。孫の教育をしっかりしてくれれば、もうそれで姑は何も言ってはいけないのです。病院の待合室で嫁の悪口を隣の人に喋っている人を見ます。きっと嫁もいまごろ姑の悪口を言ってるはずですよと言ってあげたくなります。

私は姑にやさしくしてもらいましたので、嫁にも同じようにしたいと考えています。しかし自分では気が付かないうちに、嫁を傷つけていることもあるかも知れません。そんな時は息子が代弁者となり、母に、やんわりと言ってもらえると改善する気持ちはいつでもあります。(笑)

とにかくテレビを見てこんなに気分が悪くなったのは初めてです(見なけりゃいいじゃな〜い!→はぁい明日から見るのをやめま〜す)


[3186] 【3297回 スマホ頼りに登山だなんて!】 2013-11-05 (Tue)

10月14日のことです。
下山途中道に迷ったと救助を求めてきた登山者がいました。10月14日午後4時50分ごろ、大津市北比良、比良山系の湿原「八雲ケ原・標高約900メートル」で、「道に迷い下山できなくなった」と男性3人の登山グループから110番通報があり、大津北署員や同市北消防署員らが捜索。約2時間後、県の防災ヘリが八雲ケ原にいた3人を救助した。3人にけがはありませんでした。

大津北署によると、3人は大阪市と神戸市に住む知人同士の登山仲間。午前9時半ごろに高島市側から入山。武奈ケ岳(1214メートル)に登ったあと、下山途中で道に迷ったそうです。この3人は、地図を持っておらずスマートフォンのアプリを頼りにしていたという。同署は、登山用地図の携帯や防寒着の着用など、周到な準備をするよう登山客に呼びかけているそうです。

八雲ケ原で午後5時前というのにまず驚きました。山の5時は薄暗くなっているはずです。下山後、ゴールが午後5時前としても遅すぎる時刻です。体力もありそうで装備さえしっかり整っていればビバークして夜明けを待って行動をすれば救助隊などを呼ばなくて済むのです。ビバークするにはツエルト、防寒着、食料、ヘッドライトなどを携帯していることが条件となります。

ましてや地図も持ってないような登山者ならばタイムスケジュールも把握していないと思います。「道に迷ったらヘリコプターを呼べばいい」こんな軽いノリではなかったかと思います。

私達も頂上を踏むとき、時間がかかりすぎた場合は暗い夜道には危険がいっぱい潜んでいるため「ここから折り返そう」と無念のUターンをする場合があります。下山後は何が時間を要したのかしっかりと反省します。スタート時間が遅い場合は再度挑戦する場合はスタート時間を早めるために、自宅出発を早めたり、登山口付近で前夜泊をしたりします。決して同じことを繰り返さない工夫をします。

武奈ヶ岳コース・御殿山に行くのに登山口を午前11時に出発した旅行社がありました。渋滞でバスの到着が遅れたそうですがそのためにガイドの速度が速く、出発後早くも引き返す参加者がいて、それを案じて引き返した仲間が道迷いし死亡したケースもありました。

天候も影響します。空木岳登山を予定していた前々日、台風接近で中止をしましたがその時相棒に言われました。「あんたは天候を無視して突っ込むクセがある」おっしゃる通りなのですが、見通しが明るいから突っ込むのですが危険だと言われれば反省しなくてはなりません。山行途中で頂上を踏まずに折り返す時の気持ちは経験された方なら分って頂けると思いますが「山は逃げない。また来ればいい」そう自分に言い聞かせながら下山することもあります。

スマートフォンのアプリを頼りに登山なんて無茶ですが無茶だと思わないから恐ろしい。


[3185] 【3296回 正しい謝り方】 2013-11-04 (Mon)

前阪急・阪神ホテルズ社長や、みのもんたさんが深々と頭を下げる場面をテレビでよく見ました。言い訳がましいことを言わずに、ただひたすらにすみませんと頭を下げればいいのにと冷ややかに見ていました。お二人とも当事者としての意識に欠如していたから、こんなにおおごとになってしまい、挙句の果てには番組降板や辞任になってしまいました。どちらも最初の対応に「いさぎよさ」がなかったと思っています。昔、故中村勘三郎さんの謝罪会見の場合、息子がタクシードライバーとのトラブルを起こした時、間髪入れずに記者会見をし「甘やかして育てたつもりはなかったが、こんなバカだとは思わなかった。お騒がせしてすみません」と深々と頭を下げ、いさぎよさが好感度を上げ、それ以後記者たちに追いかけまわされることはなかったそうです。

今回の2組の謝罪に記者たちがブチ切れたのは、ホテル社長の場合「何もそれに至るまでをご存知ない方達にそのように受け止められても仕方がない」そしてみのもんたさんの場合は、「みのもんたの息子でなければこんなに大騒ぎにはならなかった」と、どちらもいさぎよさに欠けてた点だったそうです。

では一般的な正しい謝り方ってどんなのでしょうか?

@飲んで遅く帰った時に妻に言う言葉

(×)「ごめん、上司の誘いに断れなかったんだよ」
(○)「心配かけてごめん」と先に言い妻の気持ちを思いやる

            
A浮気がバレた場合

(×)嘘も方便と決め、まずいことは喋らない
(○)事実を正直に全て喋る
女性は本当の事を話してほしいと思っています。浮気に至ったのも、「ひょっとして妻としての私が悪かったのかな」って思うこともあるらしいです

夫が妻に対して謝りたいと思うときのプレゼントは効果的かと言えば逆効果になる場合があるそうです。品物で解決するのではなくプレゼントをきっかけに妻の心を和ませてからじっくり話を聞くのだそうですよ。

夫は「結果重視」で怒りの持続は短く、妻は「過程重視」で怒りの持続は長いそうです。つまり、どうやって機嫌を直そうかと考えるのではなく、妻が怒りに至ったプロセスを考え、じっくり話を聞くことが夫婦円満の秘訣だそうです(えっ〜もう、「♪あとの祭り♪だって?こりゃまた失礼しました〜)


[3184] 【3295回 山岳警備隊 秋山シーズン本番で救助訓練】 2013-11-03 (Sun)

崖の上に取り残された遭難者を背負って救助する訓練を行う山岳警備隊員の姿をテレビで見ました。思わず「ご苦労様です!」と話しかけてしまいました。秋山シーズンが本番を迎える中、富山県警・山岳警備隊は10月29日、立山町芦峅寺の雑穀谷の岩壁で遭難を想定した救助訓練を行ったそうです。訓練には隊員26人が参加しました。北陸新幹線が開通すれば、多くの登山客が予想されるため、厳しい訓練に励み、『富山県に山岳警備隊あり』という名声を広めてほしいと訓示をされたそうです。

この日は、高さ約20メートルの崖から隊員が遭難者を背負って下る訓練や、ロッククライミング中に足を踏み外し、地上約30メートルで宙づりになった登山者を救助する訓練などを行ったそうです。同隊によると、今シーズンは10月28日現在、県内では45人が遭難、3人が死亡しており、遭難者は昨年同期比で16人、死者は2人の増。悪天候や体力不足、道迷いによる遭難が目立つため、同隊の担当者は「自分の体力にあったルートを選び、天候やコースを事前に確認するなど準備を徹底してほしい」と呼びかけていました。

装備完備や自分の体力を知り、天候判断の間違いなどをなくし救助隊のみなさんのお世話にならないように登山をしたいと思っています。裏妙義で脱臼し救急車のお世話になった時、痛みを堪えながら「ご迷惑かけてすみません」と言うと「このために私達は日々訓練をしているのです。このような状態だと遠慮せずに救助要請をしなければなりませんよ!」と言ってもらった事を思い出しました。少しばかりの体調不良や装備不良などで安易に救助要請をしないでほしいとも付け加えておられました。

登山では当たり前のことですが、「ゆっくり歩く・登る」事が大切です。歩き始めてから30分くらい経った頃、「おっ身体が山に慣れたな」と思う瞬間があります。日頃の運動不足で歩き始めは重かった足取りも急に軽く感じる瞬間です。「よっしゃ〜!町歩きモードから山歩モードに切り替ったぞ」あとはゆっくり目的に向かって歩いていけるのです。

富士山のガイドで、強力さんに「ペースが速い」と注意をされたことがあります。「えっ?これでまだ早いのですか?」と、けげんな顔をすると横をすり抜けて行く登山者を指し「彼達はウサギ、私等はカメ、どちらが先に到着するかな」そんな愉快な話をしてくれながら「最初の30分間は休まずゆっくり歩くことが肝心。追い越して行ったウサギたちは、この先で腰をドッカと降ろして休憩していると思うが私らは休憩なしでこのままゆっくり進んで行く」体が脂肪を燃焼し始めるまで運動を続けると、脂肪が長く燃え続けてバテにくいというのです。

ゆっくりとカメ歩きをしていると、他の登山客にどんどん追い抜かれました。休まずゆっくりと歩いていると呼吸も乱れず、じんわり汗が出てきます。余裕が出来れば周りの景色も楽しめる様になります。

「しんどくて、もう二度と登るか」と思ったこともあります。風が吹くと街中では感じた事のない風に感謝する気持ちが育んできます。「なぜしんどい想いをしてまで山に登るのか」と聞かれることがあります。人それぞれに違うとは思いますが、ある人は「下山後のビールと風呂のため」またある人は「自分の体力を確認するため」という人もいます。無理をせず体力を残して下山すると「また来よう」と言う満足感に変わります。

しかし一方では、山には潜在的な危険がたくさんあります。「楽しく登るには、無理をしないことと、山のルールを守ることを心がけて」そんなの言われなくてもわかっているわと言われそうですが無理な登山は事故につながります。「下山の体力は残ってますか」これも大切な事故防止となるのです。

登山者ひとりひとりが気を付けて山と向き合えば山岳救助隊のみなさんに迷惑をかけることもないと思います。


[3183] 【3294回 閉山後の富士山に何と1万人】 2013-11-01 (Fri)

富士登山は、国や静岡、山梨両県がガイドラインを策定して今年から夏山シーズン以外の登山を「万全な準備がない場合禁止」としました。9月2日の閉山後も静岡県側だけですでに1万人以上が入山したとみられることが周辺自治体の計測で分かったそうです。山岳関係者によると軽装備の登山者も多くみられたといい、遭難の懸念が増す本格的な冬山シーズンを前に、法的拘束力のないガイドラインの限界を示した格好で関係者は警戒を強めているそうです。

閉山後の入山者数は、夏山シーズン外の登山状況を把握して対策に役立てようと登山道を抱える富士宮、御殿場、小山の3市町が5合目から6合目に設置した赤外線カウンターで計測しました。環境省も8合目で試験的にカウントしましたがこれは非公表らしいです。

このうち、今月末に集計予定の須走口を除く、富士宮口(6合目)と御殿場口(新5合目)の登山者数が今月中旬に判明しました。天候不良などのためデータの欠損や誤差はありますが、閉山後の9月3日から30日の間に、富士宮口で約8300人、御殿場口で約540人を記録。10月のデータがある富士宮口は同月17日までにさらに2000人弱がカウントされました。両月とも休日の人数が多かったそうです。

いずれの計測場所も「登山禁止」などと看板が掲げられた場所を越えて入山しないと通過しない場所で、県富士山世界遺産課長は「通行止めになっている登山道だ」と話しています。(看板はブログに掲載しました)

環境省や両県などでつくる「富士山における適正利用推進協議会」は今年7月、軽装備の遭難者が多いことなどを受け、「万全な準備のない登山」を禁止するガイドラインを策定。登山計画書を必ず作成・提出することや、携帯トイレの持参も求めました。「土日を中心に装備が不十分だと思う人も多く見かけた」との目撃者の話もあり、閉山後の登山者にも軽装備の人が多く含まれていたのではないかとみています。また
「ガイドラインは自粛を求めるだけで、事実上明確な判断基準がない。周知にも限界がある」と指摘しています。

世界遺産「富士山」を物見遊山に訪れる登山素人の多くは、セルフレスキューという登山の基本すら無関心だと関係者は嘆いています。通行禁止のバリケードを平気でまたいでいく人たちを本気で止めたかったら、ガイドラインに法的な拘束力を持たせるしかないでしょうね。増え続ける観光客、冬の富士山で多発する遭難事故…。課題を解決しないと、3年後、世界遺産登録の抹消もあり得る富士山。救助隊の皆様のご苦労を思うとネパールのエベレスト街道の様に監視小屋を作り、法的な拘束力を持たなければ、この問題は解決しないのではないでしょうか。


[3182] 【3294回 ひどい奴がいたもんだね】 2013-11-01 (Fri)

ハンドサイクリストの命、ハンドバイクが10月27日に盗難に遭ったことを知りました。被害日時は10月27日。無くなった場所は大阪市浪速区日本橋3丁目付近 で「苦楽を共にしてた、僕の命ともいえるハンドバイクが戻ってきますように」とフェイスブックで多くの拡散を呼びかけていました。被害に遭ったのは、障害を抱える北九州の男性で宿泊中のホテルの近くに駐輪していたそうです。

●『毎日新聞 2013年10月30日 朝刊より抜粋』

脳性まひの障害を抱えながら手こぎ自転車「ハンドバイク」で、日本縦断などに取り組む北九州市の38歳の会社員。マラソン応援のために滞在していた大阪市内で、「愛車」を盗まれました。「返して!」と訴えている。

被害に遭った男性は今回、第3回大阪マラソンに出場する友人を応援するために大阪へ来たのだそうです。ハンドバイクは今月26日午後11時ごろ、宿泊していた大阪市浪速区日本橋のビジネスホテルの入り口近くでタイヤを固定、動かないようにしていた。しかし、27日朝、なくなっており、大阪府警浪速署に遺失物として届け出たそうです。

●『毎日新聞 2013年10月31日 夕刊より抜粋』

大阪市浪速区内で、北九州市在住の脳性まひの38歳の会社員の手こぎ自転車「ハンドバイク」が盗まれた事件で30日、このハンドバイクが大阪市中央区の路上で見つかった。被害に遭った男性は「たくさんの人が気にかけてくれたので、見つかってよかった」と喜んでいる。現場近くの防犯カメラに、男がハンドバイクを持ち去る様子が映っており、大阪府警浪速署が窃盗容疑で調べている』

大阪府警浪速署によると、ハンドバイクは、大阪市中央区難波千日前の路上に放置してあった。30日夜、奈良県内の30代男性から「よく似たバイクを見かけた」といった通報があったという。男性は同日午前9時半ごろ、このバイクを見つけ、「珍しいバイクだな」と思っていたところ、毎日新聞の記事を見て、通報したそうです。

障がい車の方の身体の一部をもぎ取るような行為を許すわけには行きません。1日も早く犯人が逮捕されますように祈っています。何かと不祥事続きの大阪府警さんっ!汚名返上ガンバレ!


[3181] 【3293回 もうすぐ冬】 2013-10-31 (Thu)

いつもなら「朝夕めっきり涼しくなりました」と季節のあいさつを交わすのですが今年の秋は台風に追っかけまわされ、地域によれば、その爪痕も大きく深く、いつの間にか冬の装いとなってしまいました。明日は年賀状の発売日、もう既に「互礼会」の案内状まで舞い込んできちゃいました。

年賀状も大切な挨拶だと思うのですが「暑中見舞い」が案外出さない人が多いのではないでしょうか。私の所に会社のОBさんで毎年、暑中葉書を下さる方がいます。「ああ私の事、覚えていて下さるんや〜!」と感謝しながら、お顔を思い浮かべながらお返事を書いています。来年こそは私の方から先に出さなければと思っています。

現在ではメールやフェイスブックやラインと簡単に連絡が取れるようになり、季節の挨拶も、年始の挨拶も簡素化されてしまいそうです(既にそうなっているかも)でも、もらって嬉しいのは手紙や葉書です。何度も読み返しが出来て相手を連想することができます。もっと、もっと手紙を出したり、もらったりすると子供たちも作文が上手になるのですが・・・・・

私は息子が北海道在住時代にたった1通だけ手紙を出してよこしました。誕生日プレゼントのスニーカーに添えていたのですが、今でも大切に保管しています(多分出した方は書いたことさえ忘れていると思います)

秋の夜長に、大切な人へ手紙を書いてみてはいかがでしょうか?きっと「どんな心境の変化なのか?」と冷やかされるかも知れませんが字を書くことから遠ざかっている今の生活で脳の活性化になるかもしれませんね。


[3180] 【3292回 こりゃまた大変だ〜】 2013-10-30 (Wed)

1週間前に同窓会が終わったばかりだと言うのに「関西支部の新年会をぜひ!」と言う話が浮上してきました。おまけに故郷四万十市からも幹事連中が参加をするのだそうです。すべて酒の席でのことと思いきや、私達と福山で別れて故郷に戻ったメンバーの中に大阪メンバーが含まれており帰阪したとの連絡と「大阪での新年会の話で盛り上っちょったよ!」との連絡をもらいました。

「そりぁっ!えらいこっちゃ!」

大阪組も一緒に泊まって同じ時を過ごそうと考えています。どなたか〜安くて、部屋食で、少々騒いでもフロントから苦情のこない宿知りませんか?

@懇意にしていた旅行者様に依頼中
A大江戸物語「箕面温泉」の利用
Bこんな時だから・・全室温泉の「ホテル阪神」

と考えています。どなたか〜いい知恵があったらお借りしたいです。本当は有馬温泉などがいいかと思うのですが高くて・・・土佐人は酒さえ美味しく飲めれば文句は言いません。

まずは参加の意思確認をして人数の把握をしなければと思っています。同窓会のアルバム作りがやっと済んだと思ったんですがまだまだ雑用が山積みみたいです。豪華なところなら悩みはせずとも、すぐに探せるのですが「安くて」が頭に乗っかるとなかなかです。しかも大阪駅周辺となれば限られてしまいます。どこかの練習会場でもいいのですが・・・悩むところです。


[3179] 【3291回 題名のない独り言】 2013-10-29 (Tue)

今日はボランティア事務所に勤務の日でした。さりとて忙しいほどの仕事もなく机の上を拭いたり周辺の整理をしたりしていました。午後からは交代スタッフが来てくれて無罪放免となりました。

同窓会の写真集を送付するのに宛名書きをしたり、一人一人に短いけれどメッセージを書いたりして21通どうにか送付できる状態になりました。郵便局に持ち込むと1通290円かかるそうです。クロネコヤマトに持ち込むと160円で届くそうです。
郵便局 290×21=6090円
クロネコ160×21=3360円・・・この差なんと2730円も変わってくるのです。いつもはポストに投函すれば簡単と思いがちなのですがこれだけ値段に差が生じると出す方の工夫がいります。会社だと領収書さえあれば何でもOKと創意工夫の精神に欠ける場合があります。これが自分のお金だったらと置き換えることで会社の経費削減に繋がります。「小さなことからコツコツと」これが儲けに繋がるのかも知れません。

今日はコーナンの隣にあるスーパーがいつもより混雑しています。よく見ると「創業祭」と称して特価品が山積みです。「おひとり様〇個限り」とある商品では、いつもは絶対に買い物には、ついてこないであろう亭主族が列に並んでいました。レジで「この人もそうやさかいな」と説明しているおばちゃんもいました。そうそう節約して少しでも安く多く買い物しないとね。

産地偽造がいま話題になっています。野菜などでも産地が書いてありますが「何とかホテルズ」の影響で「ほんまかいな?」と疑ってしまいます。「産地偽装しても、その違いが消費者にわからなければ良い」と思っていたとは生産者と消費者を何とバカにしたコメントなのでしょうか!私が最初に言いました。「いさぎよさに欠ける」と。やっぱり社長辞任となりましたね。やっぱり!

ホテルの従業員は、電話やフロントに訪れた利用者の対応に追われていて、なかには「もうこのホテルは使わない」といった苦情や、「2年間、毎週のようにオムライスを食べていた。50食分の代金を返してほしい」といった要求もあったそうです。

返金、7万8775人に対して1億1000万円を見込んでいるそうです。「レシートなしでも返金」見込み額1億1000万円では済まないのではありませんか


[3178] 【3290回 100名山コーナー新設】 2013-10-27 (Sun)

登山を始めて登った山々を整理しこの度「姫の登った100名山」のコーナーを新設しました。表紙にピカピカマークをつけて既に登った山々については赤く色付けています。まだまだやっと半分登っただけではありますが元気でいればひとつづつ赤く塗ることができると思っています。まっ、私の今後の生きる目標みたいな役割をはたしてくれるのではないでしょうか。楽しみです。

先日の同窓会の写真をレポートに挿入したら全部でA4サイズで18枚になりました。(ポームページ掲載分をA4サイズに作り直しました)22人の参加者全員に送付するとして18×22=396枚、フォト用コピー用紙がほぼ400枚必要となります。それにイクンを5セット準備しなければなりません。お金の事を言うと嫌らしいですがまだこれに送料がかかり結構な出費です。しかしあくまでも私が勝手にして参加者に喜んでもらおうとすることですので・・・・・今日1日かけてコピーをするのですが機械が持つかなぁ?ヨドバシカメラに外注すると18万円以上かかるためコツコツと自宅でコピーするしかないね。

四万十の友が手に取って驚いて、喜んでくれたらと思い作成したものです。ポームページの環境を持たない人たちも多数いますのできっと喜んでくれるでしょう。

それでも3人がかりで1日中かかっちゃいました。かなりの大作です。ふ〜っ!正直疲れちゃいました。


[3177] 【3289回 豪雨去りて】 2013-10-26 (Sat)

ものすごい雨でしたね。西日本は去ったようですが関東圏・伊豆方面はまだまだ警戒が必要みたいでどうぞ人命にかかわるような天災にはならぬようにと祈る気持ちでいっぱいです。

昨日の午後、バイクで自宅近くの交差点を通過するときに自動車同士の交通事故を見ました。ドライバーらしき人が担架に乗せられ救急車の中に運び込まれるところで首にはコルセットがはめられ顔は苦痛で歪んでいました。命に別状はないようで安心しました。いつも交通安全運動にかかわっているため、ひとりでも多くの人に安全運転を呼びかけようと小雨の中バイクをコンビニ駐車場に停め、カメラを出して現場写真を撮りました。(写真はブログにアップしています)

梅香方面(USJ方面)から福島区方面に走行する際に長い下り坂の道があり、福島区方面から高見フローラルタウンに右折するとき、この下り坂の車のスピードが読めない時があります。私は大きなトラックが右折するとき、トラックをガードにして同時に右折するようにしています。万が一衝突したとしてもトラックがガードしてくれるためです。でも一番安全なのは下り坂に車が1台もいなくなるのを待って右折するのが一番好ましいと思います。

昨日は雨も降っており視界も悪く、どちらも安全確認を怠った結果の事故だと思います。スピードの出しすぎなのか、右折車の速度見誤りなのか事実はわかりませんが1台の白い車は前が大破し、もう1台の黒い車は前輪のタイヤがペッシャンコでした。

交通安全の街頭キャンペーンをする時、パトカーがいても、制服警官がいても、法規を守らず通過する車を何台もみます。酒酔い運転であったり薬物使用者の運転であったり、少年たちの無免許の末の無謀運転であったり、その結果、集団登校・集団下校の子供たちの列に突っ込むと言う悲惨な事故が起きています。

いまから忘年会のシーズンに入ります。どうか交通事故を起こさないように、交通事故に遭わないように気を付けて頂きたいと思います。勿論私もバイク運転気を付けて今日も走ります。


[3176] 【3288回 台風情報】 2013-10-25 (Fri)

●台風27号
2013年10月25日7時30分発表 台風第27号は、25日6時には南大東島の北約180kmにあって、北東へ毎時15kmで進んでいます。中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は30m/sです。この台風は、25日18時には室戸岬の南約480kmに達する見込みです。26日6時には八丈島の南西約370kmに達するでしょう。その後、温帯低気圧に変わり、27日3時には日本の東に達する見込みです。台風周辺海域および進路にあたる海域は、大しけとなるため厳重な警戒が必要です。

●台風28号
2013年10月25日4時30分発表 猛烈な台風第28号は、25日3時には父島の南南東約460kmにあって、北北西へ毎時30kmで進んでいます。中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55m/sです。この台風は、25日は父島の東を北上し、26日3時には日本の東に達し、27日3時には日本のはるか東に達する見込みです。その後、28日3時までには、日本のはるか東で温帯低気圧に変わるでしょう。台風周辺海域および進路にあたる海域は、大しけとなるため厳重な警戒が必要です。

●見苦しい弁解
「阪急・阪神ホテルズ」食材表示の弁解を行っています。見ていて大変見苦しい!なぜ「会社ぐるみで偽装しました。すみません」といさぎよく言えないのか!弁明すればするほど疑わしさが上塗りされていて最終には誰に責任を押し付けるのか政治家なら秘書に、社長なら社員に押し付けてシャンシャンシャンなのか?

こうなれば、もう自給自足しかないなぁ(笑)そう思うと昔の生活は何と健康的だったのでしょうか。自分の畑に種を捲き、水をやり人糞を土に振り掛けて作物の成長を待ち収穫する。そして母の手料理によって食卓に出る。肉などには滅多にお目にかかれないけれど時々卵を産み忘れた鶏が犠牲となり、すき焼き鍋の中に入っている「鶏がかわいそう・・・」なんて言う子供はいない。なぜならば食べるために飼育をしていることを子供の時から教えてもらっているから感謝こそすれ、哀れみはありませんでした。

同窓会で話題にあがったのは、学校帰りに「悪さ」をしたことが話題になりました。しかし警察沙汰になったり、おとがめを受けるものは1件もありませんでした。よしんば先生に叱られたことが親に知れたとしても「怒られる様な事をしたお前が悪い!先生様!よくぞ怒ってくれました!」と親は教師に感謝をしつつ、もう一度家で子供を叱ったものです。

学校の校庭に高知の木となっている「センダンの木」があり実が落ちて来たらゴムパチンコの玉として戦争ごっこをしました。首から上は打たないと言うルールの上に楽しい遊びでした。グミの実も枇杷の実も自分が食べる量だけ「もらうで〜!」と留守宅であっても越えをかけおやつに頂きました。学校からの帰りは2時間以上かけて道草を喰いながら家路に着いても母たちは心配はしていませんでした。明るいうちに帰ればよかったのです。


[3175] 【3287回 救急車を呼ぶ羽目に・・・】 2013-10-24 (Thu)

松山・道後温泉での宴会で、糖尿病治療中という事の本人の自覚もなく、参加者の誰もが知るよしもなく「飲めや歌えや」の大騒ぎに参加した同級生がひとり・・・翌朝意識が混濁していることに同室者が気が付きフロントに電話をし支配人らしき人が部屋にきました。「これは一大事」という事でホテル側が救急車の要請をし道後温泉本館付近は何事かと人だかりがし始めました。午前7時の出来事です。

救急隊が到着しましたが「低血糖症状、搬送に及ばず」と言うことで帰って行かれました。人騒がせな話です。もし搬送されていたら救急車に付き添いはいるしスケジュールは大幅に狂ってきます。人命にかかわるならばそんなことは言っておれませんが、本人の自覚不足で多くの参加者に迷惑をかけるのは好ましくありません。幸いなことに救急隊が到着した頃には意識が戻り本人はケロッとして朝食場所にやって来ました。

予定通りバスは出発出来て、大事に至りませんでしたが、それからと言うものは、昔看護師だった女子もいて、お目付け役となり「飲み過ぎたらいかんぜ」「酒蔵見物での試飲も飲まん方がエエよ」と口うるさく注意を受けることとなりました。(笑)奥様に電話で報告したらば、こっぴどく怒られた様子でした。(インシュリンも不携帯だったみたいです)

昔、ウオーキング協会の夏山登山で白馬岳行きの募集をした時に「事前のトレーニングをして、白馬岳に行くだけの体力があるかないかの見極めが必要ではないか」と言ったのですが「そんなことをしたら参加者が減る」と言われたことがありました。参加者の中に退院間もない参加者がひとり混じっていたことが後でわかったのです。やはり体力的に無理があり大雪渓をロープで確保しながら登り、ついにはヘリコプターを要請することになったのです。

団体行動では怪我などの突然の出来事は止む得ないとしても「起こり得るかもしれない症状」などの持病があれば参加時に申し出てもらうよう反省会にて話し合いをしたそうです。

楽しかった二泊三日の同窓会での、思わぬ出来事でした。


[3174] 【3286回 同窓会から戻りました】 2013-10-23 (Wed)

2泊3日の同窓会から戻りました。楽しすぎて、笑いすぎて、くたくたです。松山道後温泉で集合し、次の日は広島に渡り、大阪方面の参加者は福山駅で下車しみんなと別れました。

まぁ!高知の人は飲むわ〜!飲むわ〜!強いわ!強いわ!驚きです。救急車を呼ぶアクシデントもあり大変でした。いまレポートをまとめています。

来年の開催地は熱海ではなく故郷四万十市に決定しました。不参加の人達の葉書きに書かれたコメントを読むと「近ければ参加できるのに」と言う内容があり「ならば第3回は四万十市で開催決定」となりました。

今回は5名の新規参加者がありましたか後は前回参加メンバーばかりでした。健康状態が来年はどうなのかわかりませんが「参加したい」と言う意思は伝えました。同窓会と言うのは1回飛び、2回飛ぶと、だんだん参加しづらくなります。一人でも多くの参加者と恩師にも声をかけようと言うことになりました。「もう遅い!」思わずつぶやきました。

私の恩師は一昨年、犬の散歩中にいきなり走り出した犬に引っ張られて転倒し頭蓋骨骨折。ほとんど即死だったと聞きました。通夜・葬式に帰りお別れをしてきましたが、お元気だったら一緒に参加できたのにと残念です

同級生名簿を見たら「没」となっている人が男性ばかり5人もいました。2年に1度開催しようかと言う声もありましたが「生きてるかどうかわからんけん毎年開催しよう!」と言うことになりました。

元気でいなくっちゃあね!


[3173] 【3285回 同窓会に出かけてきます】 2013-10-19 (Sat)

★「10月20日から22日まで書き込みお休みさせて頂きます」

故郷の小学校の同窓会が松山で開催されます「何で松山なん?」と聞かれました。幹事を引き受けてくれた人が松山在住なので「松山開催」となりました。松山で一泊し次の日は福山市で一泊します。私は観光しなくてもみんなで親交を深める楽しい旅なら、場所はどこでも良いのです。奇しくも幹事は私の親戚筋の男性で高速バス下車口に迎えにきてくれるとのサービス満点のスタートなのです。大阪駅から私が乗り、難波から友達が乗り、三ノ宮からも乗り込む計画です(だってみんなでバスの切符一緒に買いに行きましたから)・・・バスの中で高知弁丸出しで喋らないでおこうね!静かにしようね!(無理かなぁ)

来年の幹事は東京に住む女性が名乗りをあげています。熱海で開催とのことです。だんだん遠くなるなぁ・・・私の希望は故郷四万十市で開催してくれればうれしいのですが、故郷の人達はこんな機会は滅多にないので四万十以外で開催したい、できれば観光もしたいと思っているみたいです。ほぼ去年参加したメンバーと同じ顔ぶれらしいです。

イタドリを炊きました。故郷からの逆輸入ではありませんが二次会の時にみんなでイタドリ採りをした幼き頃を思い出して、突っ突き合えば盛り上がるかなと思っています。去年の二次会は高知県人らしく酒は山ほどありましたが酒の肴がなく「つまみがないねぇ」と不満を言うと「鼻でも摘まんじょけ〜」と言われたことがありました。同じ事を言わせない為にイタドリ持参します。

幹事を決める時、世話役は苦労が多いので幹事役を遠慮するか、それとも「順番持ち回り」が多いのですが何故かこの会は引き受け手が多いのです。「来年はボクが幹事をします」と手を挙げた子が松山に住むサチオ君、「じゃあ再来年は私が!」と手を挙げたのが東京在住のセッちゃん。会費は当日制のためドタキャンが発生したらどうするんだろうと心配しつつ、幹事のご苦労に感謝しつつ、いよいよ出発の日を迎えることになりました。私が育った村には「蕨岡音頭」と言う村の歌があります。しかし今ではあまり歌い継がれてない様子で歌詞を入手するのにも苦労しました。同窓会のテーマソングとして、おひらきの時に皆で歌って踊りたいと思っています。

♪♪ハァ〜
  嫁に来しゃんせ ソレ わしらが村へよ
  米で知られた 米で知られた 
  ソレ 蕨岡 ソレ 蕨岡 
  サーサ みんなで サーサ みんなで
  踊りゃんせ ソレ 踊りゃんせ

(蕨岡音頭の歌と踊りは YouTubeでお楽しみいただけます)⇒    http://www.youtube.com/watch?v=jiHFJf0yFD0)


[3172] 【3284回 冬が来る前に】 2013-10-19 (Sat)

紙ふうせんの歌に「冬が来る前に」と言う歌があり急に寒くなったのでつい口ずさみました。

♪♪坂の細い道を 夏の雨にうたれ
  言葉さがし続けて 別れた二人
  小麦色に焼けた 肌は色もあせて
  黄昏わたし一人 海を見るの

  冬が来る前に
  もう一度あの人と めぐり逢いたい
  冬が来る前に
  もう一度あの人と めぐり逢いたい

カラオケに行くとサビの部分をハモってよく歌ったものです。しかし、そのハモリ相手は今、糖尿病の悪化から失明してしまいました。まだ40歳を過ぎたばかりだと言うのに・・・ この歌を歌うと彼女の事が思い出されてなりません。音大を卒業しているだけあって、彼女の透き通ったようなソプラノの美しい歌声が聴ける日が来るのでしょうか。その時のためにハモリ相手も練習しておかないとね・・・

急に寒くなったことで我が家もテーブルから堀りコタツに衣替えしました。これがなかなか大変で恒例行事の様にポッチーと喧嘩しながらの衣替えなのです。こんなんだったら一人でするわっとポッチーの留守を狙って衣替えをしました。喧嘩はなかったのですが腰痛が出て・・・この作戦は失敗です。

3階の空き部屋に今年からコタツを出しました。2階は子供たちが来たときに運動場と化しますので家具は一切なく、あるのはジャングルジムと滑り台だけの殺風景な部屋です。1階は居間として掘り炬燵と言うわけです。

昔は大がかりの「衣替え」をしていましたが衣類も年中使える物も多くなり各自が寒いと感じた時に自分で衣替えをするようにして手間いらずにしています。「服は買いません」と宣言しましたがサイズ変更だけは不可抗力のため1枚買えば1枚捨てる作戦を実行しています。そうしないと着ない服(正確には着れない服)ばかり増えて行きますからね。

いまは登山用衣服が主たる存在感で、結構価格の高い服でも「これで発汗作用がスムーズに行くならば」とへ〜んな理屈をつけて購入してしまいます。普段着はと言うとスーパーでバーゲンをあさっているのにね。(うなづいてくれている貴方も・・ひょっとして登山用品症候群派?)


[3171] 【3283回 謎だらけのツエルトおじいさん】 2013-10-18 (Fri)

雲取山頂上にある避難小屋での出来事です。
10月10日の午後6時、外は真っ暗闇で食事を終えた2組の宿泊者は寝袋に包まり微睡んでいました。しばらくすると夢の中の出来事か現実か分からない様な、かすかに扉の開く音を耳にしました。「誰が来た!」と思ったのですが起きて迎えることはせずじっと横になっていました。「ねぼけてるんや」と言われてみると、そうだったのかと納得しそのまま朝を迎えました。

雲取山避難小屋から下山する途中で熊鈴の音とともにヘリポート周辺で霧の中に黄色い雨具を来たおじいさん(80歳前ぐらいの老人)と遭遇しました。「おはようございます。昨夜はどこにお泊りだったんですか?」と聞くと「避難小屋です」と答えました。そんなはずはありません。私達のほかに若者がひとり利用しただけで、こんなおじいさんいませんでした。何度聞き直しても避難小屋に泊まったと言います。「そういえば6時頃ドアが開き誰か来たと言ったんだけど・・・ひょっとしてあの時のおじさん?」「ハイ。中を覗きましたが皆さん眠っていたので軒下でツエルトに包まって寝ました」

そんな〜っ!避難小屋とは何時であっても誰でもが利用できるための小屋です。「こんばんは!」と声を掛けて堂々と入ってくればよかったのにと何度も男性に話をしました。避難小屋を利用した者としても後味が悪すぎます。それにジョンが夜中に2度トイレに起きたらしいですがツエルトなどなかったとハッキリと言い張っています。幽霊のような話につき証拠写真が必要だと判断し「ツエルトおじさん」とニックネームを付けたおじいさんと記念撮影をしました。

もし私が80歳になって同じ様に行動が出来るかと言えば、体力的にも無理だし、きっと家族から単独行を猛反対されると思います。勿論パートナーの許可も出ないと思います。「ツエルトおじいさん」は、装備はきちんとしていましたが、一歩間違えば遭難・凍死が紙一重の状態です。

避難小屋など多くの人が利用する場所ではハッキリと声を出して挨拶をし、みんなで心地よく利用してこそ「避難小屋」なのです。ツエルトおじさんは道迷いせずによく頂上まで登ってきたものだと感心してみたり、宿泊場所が定かでなかったりこのツエルトおじさんのことはいまだに謎となっています。

大峰・奥駈け道はほとんどが無人避難小屋で、利用者も多く、足の遅い私達が到着したときには先客たちは既に食事の用意をしたり、食事中であったりと余裕の時間を過ごしていました。ドアを開け「こんにちわっ!2名利用させていただきますっ!」と大きな声で到着したことを知らせると、ほぼ満員状態であってもみんなゾロゾロと2人分のスペースを空けてくれました。

また別の避難小屋では1階スペースは満員状態なのですが2階が空いていると教えてくれました。「すみませ〜ん!2階の方〜!シュリンゲでリュックを持ち上げてくれませんか〜!?」20s近いリュックを背負い2階まで登る体力は残っておらず2階にいる先客にリュックを持ち上げてもらったこともありました。避難小屋とはお互いが助け合う場所なのです。

かと思うと3人組でやって来て、そのうちのひとりが寝袋だけ抱えて2階に上がってきました。翌朝わかったのですが仲間同士どうもイビキがひどいため自分たちの安眠を妨害されないために「イビキ男」だけを2階に追いやった気配です。あまりにひどいイビキで何度もライトを顔に当てたり身体を揺り動かしましたが、まるでトドの様に寝ていました。隣に寝ていた人は携帯の録音機能を利用してイビキを録音し翌朝どれほどひどかったかを本人に聞かせていました。すると大きく笑って「やっぱり〜!」ですって。何と言う返事なのでしょうか。イビキ男の仲間たちよ!君たちは避難小屋を利用せずテント泊が望ましいぞっ!

このことがあってから私は救急セットの中に耳栓を入れて常時持ち歩いています。


[3170] 【3282回 登山道での落とし物】 2013-10-17 (Thu)

今回も登山道に多種多様なゴミが落ちていました。

@飴の包装紙
まず多いのは飴の包み紙です。多分、故意に捨てたのではないと思いますがポケットに入れていてハンカチか何かを取り出すときに不意に落ちて、気がつかないのだと思います。私は人の捨てたゴミまで拾う気持ちはありません(スミマセン!)そのかわり自分では絶対に落とさぬように配慮しています。飴を口にする時は飴を入れていた小袋の中に包み紙が入ったことを確認してから飴を口に入れます(虫歯になるのであまり飴は好まないのですが大阪のおばちゃんに付き一応持っています・・笑)ポケットに飴の包み紙を入れない工夫を登山者一人ひとりが気を付けて頂きたいと思います。

Aタバコの吸い殻
これもよく見かけます。携帯用の「マイ灰皿」の持ち合わせの無い人は山でタバコを吸わないでほしいです。山火事にでもなったらどうしますかっ!

Bペットボトル
今回も飲み残しが入ったまま落ちていました。私も北鎌尾根で藪漕ぎをした時にリュックの外ポケットに入れていた大切なペットボトルを落としてしまいました。しかも後になって気が付いて回収できませんでした。その後はリュックのポケットに入れる時はきちんとホルダーで固定をしています。途中で飲めないのもつらいし、環境にもよろしくないです。特に浅い外ポケットのリュックは要注意です。

Cタオル&ハンカチ
気が付かずに落としたと思われるのですが、そのうしろを歩いて来た人が拾って木の枝や道路標識に掛けてあるのをよく目にしますが美観を損ないます。これもゴムか何かで固定しておけば落とすことはありません。100円均一の店に行けばビュ〜ンと伸びるホルダーがあります。これをリュックとハンカチで結んでおけば大丈夫です。またコーナンなどに行けば2枚1組でハンカチに金具がついている品もあります(見本をブログに載せました)

同じコースを往復するのであれば落としたことに気が付く人もいるかも知れませんが縦走などをするとゴミとなり朽ち果てるまで相当な時間を要してしまいます。

Dチィッシュペーパー
緊急で「お花摘み」と称して登山道をずれてしゃがみ込むことがないとは言えません。しかしチィッシュペーパーを残してくるのは好ましくありません。それにチィッシュペーパーは雨に溶けずいつまでも汚物として山に残ってしまいます。(水に溶けるチィッシュもあるらしい)ペーパーは必ず持ち帰るのが山のマナーです。しかし、いつでも目にするのがペーパーの残骸です。家のトイレツトペーパーが残り少なくなったら山用に失敬して芯を抜き小袋に小さなナイロン袋とともに入れておくと便利です(プログに写真載せました)

登山道で休憩をした後、出発の際には必ずメンバー全体で「振り返る」習慣をつけたいものです。ストックや衣類調整した衣服、木の枝に掛けていたカメラなど忘れているかもしれません。本人にとって大事な物であっても忘れてしまっては「迷惑なゴミ」なのです。いつだったか・・・強風にあおられて帽子を飛ばした同行者がいました。「あの帽子は安物だからいいわっ!」と言ったのですが「そんな問題ではありません。残しておくとゴミだから」とリーダーが回収に行ったことがありました。帽子も飛ばない工夫が必要です。

丹沢山の頂上に「みやま山荘」という小屋があります。ここのトイレの中にはトイレツトペーパーが常備されておりバイオトイレで非常に清潔です。その上使用したペーパーは自分で持ち帰ってもらうために、真新しい小さなナイロン袋が吊るしてあり感動しました。おもわず料金箱に「ありがとう」って言って100円2個入れちゃいました。(100円多いのは感謝の気持ち)それから料金箱に「1円玉・5円玉・10円玉」入れるのもやめてっ!「100円」って書いてあれば100円入れてっ!これらの事が守れない人は・・・山に登るのやめて〜!

帰宅して雲取山山頂で撮った写真を整理をしていたら落し物のハンカチが写っていてガックリしました。登山者ひとりひとりが、少し工夫をしてくれればみんなが気持ちよく美しい山を守り、愛することができるのではないでしょうか。今回、4座を巡っていて気が付いたことを列記してみました。


[3169] 【3281回 雲取山・丹沢山・天城山・筑波山】 2013-10-16 (Wed)

今回の山行はじつに実のある「おもろい山行」でした。
そのおもろい表現方法を文字にした人がいましたのでどのくらい面白かったのか・・・思い出しても笑えてきます。


いや〜楽しかった。
実に楽しかった!
ずっと楽しかった!
本当に楽しかった!
ものすごく楽しかった!
いい時間だったな〜。
おもろかったな〜。

ねっ、ねっ!面白そうでしょ?山行を一緒にするにはやはり価値観が同じでないと危険です。楽しさの「倍返し」もあると言うものです。いまレポートを書き上げながら、思い出してはプツと吹き出しなかなか前に進めません。もうしばらく待っててくださいませ!


[3168] 【3280回 ただいまっ!】 2013-10-15 (Tue)

今回、出発前に「百名山ハンター」と言う言葉で冷ややかな眼差しで、しかも深田久弥の「日本百名山」は文学作品だという
少し批判めいたブログを目にして、めげていたんですが「人は人!言いたい奴には言わせておけばいい!」と励まされて気を取り直して出かけてきました。
(姫も案外モロいんやなぁ)

9日の朝、台風の影響で大雨に遭い高速道路は50キロ制限の中、まずは奥秩父の雲取山の麓をめがけて走りました。7月に無念にも土砂崩れで登山ストップとなりコースを変えて再挑戦となりました。

その後は「丹沢山」「天城山」の3座を登り、予定にはなかったのですが体力に少し余裕が残っていたため、おまけの「筑波山」にも登ってきました。地図をみて頂くとおわかり頂けると思いますが「移動時間が〜・・ながい!」

詳しくはレポートを作成中ですので写真とともにご覧頂けると嬉しいです。登山に要する時間が短いからと簡単に登れると、なめていたら「さすが百名山と言われるだけのことはある」どの山も非常に味のある山々でした。

前置きはこのへんで・・・あとはレポートで(少しじかんかかります)


[3167] 【3279回 従姉妹からの75分の電話】 2013-10-08 (Tue)

秋の夜長とはよく言ったものです。「ちょっと長くなるけどかまんが〜?」電話を取ると故郷の懐かしい従姉妹の声、しかも肺癌が鎮静している様子で声が明るい。「かまんよ」そう言いながら足で椅子を手繰り寄せました。長くなるって言うたらほんまに長いんやと覚悟をしました。聞く体制はバッチリです。

20分を過ぎたころ受話器を持つ腕が汗ばみはじめました。部屋の中を見回しても汗を拭けそうな物はなにもありません。仕方がないのでパジャマの端をハンカチ代わりにして・・・あ〜受話器が重いっ!腕もしびれてきました。電話の向こうの従姉妹も同じはずなのにどんな格好で電話をしてきたのだろうかと不思議になるほどでした。

話の内容は、特に何と言うこともない世間話や故郷の思い出話です。一人暮らしのため話し相手が欲しかったのだと思います。私も御国訛りが聞けて時間の経つのを忘れていました。そうだっもうすぐ私の特製チョイスの「飴」がなくなる頃だわ。デパートに行って送ってあげなくては!(肺癌の従姉妹は咳が出るためいつも飴で喉を潤すと楽だそうです)喋っていると唾液が出続けるのか不思議と咳が出ないのだそうです(医学的根拠はない)

電話を切り、時計を見て見たら何と1時間以上喋っていたことになります。驚きです!電話の最後に「あ〜みっちゃんと喋ってスーッとしたわ!おやすみ〜!」

汗ふきにしたバジャマを着替えに階下に降りようとすると再び電話のベルがなりました。言い忘れたことがあると言う従姉妹からの電話でした。合計75分間もおしゃべりをしていたことになります。いままでの最高記録かも知れません。(笑)

10月9日から14日まで百名山のピークを踏む旅に出かけてきます。「えらい長いな・・・」と言われるかもしれませんが移動日が含まれていますので長く感じてしまうのです。60歳の早期定年退職(本来なら63歳まで)を希望したのも平日の山登りが願望だったのです。遅ればせの青春で、私の人生で今が一番自由の様に思えます。だからヒマラヤも行けたのです。

登山歴?十年の人や山岳会の人達は「百名山ハンター」と言う言葉で冷ややかな眼差しを投げかけています。深田久弥の「日本百名山」は純然たる文学作品だという事も百も承知しています。自分が登った山々をその文学作品の本の中から探し出し「あっこの山、百名山の中の一座だったんだ」と後付けすることもあります。

決して自分で登る山が決められないのではありません。登った山々の「数を誇る」こと自体が浅ましいと言う人もいます。自分の体力に合わせて山を選び「日本百名山」の足跡をたどるのも批判対象になるほどの事ではありますまい。

どの山々に登ったのかは戻りて、レポートでご報告いたします。9日から14日まで書き込みをお休みさせて頂きます。
        では行ってまいります。


[3166] deltasone for ms 2013-10-07 (Mon)

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[3165] 【3277回 週末の天気は不安定】 2013-10-06 (Sun)


週末になると何故か天気が悪いと言うか台風接近で荒れた状態が続いています。昔から二百十日や二百二十日などと言われて台風を予測できましたがそれは9月の話で今頃台風がポコポコ発生しては消え、消えては発生して各地に被害を残して去って行きます。

四万十川の清流は台風到来で保たれています。川底の苔の掃除には台風が来て、川底を洗ってくれるに限ります。今年の四万十川はヌルヌルと足に苔がからむほど川底が汚れていました。「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言いますが、何でもほどほどにして被害の無いように通過してほしいものです。

6日の沖縄は、台風23号の影響で大荒れの天気だそうです。暴風や高波、大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに警戒してくださいと呼びかけています。九州から近畿と東海は日中は晴れ間が出るそうですが、関東と東北は雲が広がりやすく、雨の降る所もあるそうです。北海道は晴れて、快適な陽気が続く見込みです。東海から西では暑さが戻り、大阪では真夏日になるとのことです。狭いと思う日本ですがこうして見ると広いですね。

週末の登山を中止された方達も多いかと思います。現地まで行ってUターンとなるより早めの決断が幸いしたのではありませんか?。過日、某パーティが悪天候を予測できる中を悩みつつ山行を続行しパーティの一人が木道で(?)転倒し足にヒビが入り、パーティ全員が悪天候も加わり目的地を断念し引き返されたそうです。

家族にしたら「台風来てるで!それでも行くのか?」と、歯止めをかけたことでしょう。現地に着けば無理はせずきちんと気象も読めるしと登山に出かける者は家族を説得すると思いますが、現実に怪我人が出たという事は「それ見たことかっ!」と言われそうですね。怪我をされた方早く治るといいですね。

木道は雨の日や、雨上がりの濡れた日は、ストックも滑るし「必ず滑る」と用心した方がいいと思います。屋久島の木道でも転倒して手の指を骨折した人がいました。この方は単独登山者で宮之浦岳の避難小屋でご一緒した人でしたが骨折したまま山行予定を消化したと知らせをもらったことがあります。

立山家族旅行村のロッジでメンバーのひとりが足の裏に大きな豆を作っていて、ひとりで手当をしていました。どうしたのかと尋ねると「出発の前日に自主トレーニングをしていて豆を作ってしまいました」とのことでした。

アスファルトの道をスニーカーで長く歩くと靴下も薄いし豆ができて当然かも知れません。しかもその豆が大粒〜!登山靴の有難さ、何故登山用靴下は分厚いのかが理解できたと思います。このままでは翌日からの山行に支障をきたしてしまいます。大きな水泡をつぶし、消毒し手当をしました。剱岳の山行には支障がありませんでしたが水泡をあのままにしていたら痛くて歩行困難になっていたかもしれません。

些細な出来事でもパーティ全員で共有することが大切です。我慢をしていてどうしようもなくなってからでは遅いです。

大きな豆・・ブログに載せました。こんなことにならないようにと言う予防のためにあえて足の裏を公開しました。


[3164] 【3276回 多忙なれど充実の1日】 2013-10-05 (Sat)

10月4日は多忙の1日となりました。

午前9時30分、此花区にある保育所「無憂園」の運動会が始まりました。会場で入場行進を待つ4歳の友達と目があいました。「約束通り来たよっ!頑張ってね」そう声をかけました。するとうれしそうに笑って応えてくれました。4歳の子の母親とも出会えたので、ご褒美のお菓子セットを手渡し、時間の許す限り応援しました。

この保育所はゼロ歳児から受け入れているためプログラムも時間通りにはなかなか進行しません。嫌がって泣く子、ママを見つけて列からはみ出る子、その都度保育士さんがなだめすかしていました。保育士さん達の一生懸命さが伝わり温もりを感じ取れる運動会でした。今回は議員さん達は開会式だけでなく競技を2〜3種目見学してから帰って行きました。(私の苦情ブログ3273回を見たからかしら?そんなわけないか〜ハハハ)

11時30分から、北アルプスの太郎小屋で研修を済ませ、ネパールに帰国すると言うビシャールさんと再会の約束をしていたため待ち合わせ場所に行きましたが約束時間が大幅に遅れていて私の午後の出勤時間に間に合わなくなり止む無く逢わずに勤務につきました。しばらくすると携帯電話がなり私のいる梅香殿まで来ているというので驚きました。1階までいくとジョンさんの案内で、ビシャールさんとヒマラヤに同行したジャムジャムさんが、わざわざ私に会いにきてくれました。関西空港に行く時間が押し迫っていると言うのに何と感激的な再会でしょうか。やっぱりネパール人の「おもてなし」の心は自然でいいですね。さりげないし奥深いです。日本人はネパール人の心遣いを学ぶべきだと思いました。(ビシャールさんとの写真はブログに載せました)

しばし歓談の後、私の勤務する「此花厚生保護サポートセンター」を見学して関西空港からカトマンズに向けて帰国されました。私が再びネパールを訪れることはないかも知れませんがビシャールさんをはじめ現地でお世話になった皆さんにはぜひ会いたいです。

勤務を終えた夕方からは、「夜の部・山仲間との飲み会」です。今日は1日中バタバタしていたので酔いも早くまわりました。(いつもやんけ〜!)この会は「飲む派」と「食べる派」に分かれますが勘定はいつもスパッと割り勘です。ほぼ、ほぼ均等に平等に納得のいく支払となっています。だから次回の飲み会も成立するのでしょう。共通の話題は限りなく「山談義」酔っていても「山」の話だけはまともでした。

酔っぱらいながら夜道を歩いて帰宅していると、いつも帰るコーナンの道が閉鎖されていました。そうだっ!システムが変わってコーナンの営業時間とともに通路が閉鎖される仕組みだったことに気が付き、またまた大回りをしてやっと帰宅できました。昔なら帰りに「カラオケ行こか!」と自ら進んで参加していましたが加齢に伴い歌うことも労力のいることを悟りました。ならば秋の夜長をヒマラヤの写真集でも見ながら静かに夜更けを楽しむことにしましょうか・・・・と言いつつ、いつの間にかグースカピーでした。


[3163] 【3275回 ハードスケジュール】 2013-10-04 (Fri)

10月4日はタイムスケジュールが詰まってしまいました。

●午前9時・・・4歳のお友達の運動会の応援
●午前11時30分・・・ネパールの知人ビシャールさんと再会
●午後12時30分・・・17時までサポートセンターへ出勤
●午後18時30分・・・山仲間と再会し飲み会

う〜ん忙しいなぁ。でもどれも大切なお約束。ひとつづつ大切に対応したいと思っています。

長く、長く食道癌で闘病生活をされていた知人から「元気です。マグロの解体ショーに招待します」とCメール(短文)をもらい大笑いしました。まず「元気です」で長かった闘病生活が終わったよという報告。「マグロの解体ショー」のお誘いは、ありがとうの言葉の代わりでしょうか。少し照れたような男性っぽいメールでした。しかし残念ながら松山へ同窓会に行く日程と重なり丁重にお断りすることとなりました。ザンネン〜

約束事が重なった場合、どちらを優先するか迷うことがあると思いますが、既に参加表明をしたのであれば、そちらを優先すべきだと思います。以前、会費は当日で良いと言う会食で当日ドタキャンをされたことがありました。参加した人たちで欠席した人の分を負担する羽目になってしまいましたが自分は決してそんな事はしたくないと心に固く誓っています。万が一、欠席であった場合は後日、費用負担はすべきだと思っています。行かなかったから、参加してないから「いいや」ではほかの人に迷惑がかかります。

待てど暮らせど出席表明した人が来なかったことがありました。乾杯の後、その人に電話をしたら、別の会合で飲んでいるとのまったく誠意のない回答でその時も費用が発生しましたので後日集金に行き会費を回収したこともありました。

やまたび倶楽部でも私の会社の仲間に「ドタキャンのSHOちゃん」と言うニックネームの人がいました。彼のドタキャンの手数料を何度自腹を切って払ったことでしょう・・・悪気はなく、直前に仕事のクレームが入り出張となるなどの事情がわかるために、心から怒ることもできず、憎み切れない、い〜い同期の桜でした。今頃どうしていることやら・・・

「誘ってくれるうちが花」と言う言葉を借りるとスケジュールが過密であろうがどうであろうが声をかけてくれたことに感謝をしたいと思っています。退職して5年、だんだん機会も減ってきましたが無理のないお付き合いが続けていけたらと思っています。


[3162] 【3274回 同窓会の打ち合わせ】 2013-10-03 (Thu)

10月2日故郷の幼友達「通称・蕨岡舞の森会関西支部」と20日から出かける第2回の同窓会の打ち合わせをするために梅田で集合しました。65歳になっても「みっちゃん、ミーちゃん、スミエちゃん」等の愛称で呼び合い土佐弁がビュンビュン飛び交います。まずは昼食場所をと提案しても近況報告でなかなか腰が上がりません。待ち合わせ場所の第一ビルのロビーには恰好の椅子が並んでいて(本当はホテルを利用するお客様用だよ〜)まず四万十が日本一暑かったことから話に花が咲きました。

やっと昼食場所へ・・・丸ビル7階に「Rio」と言う名のステーキ店がありそこに案内しました。高いのではと心配するので「コーヒーがついていて千円だからね」と説明をし店に入りました。「こりゃ美味しいわ〜友達連れてまた来ようっと!」と気に入ってくれて食後は席を移動してコーヒーフロアに誘導しました。するとスタッフが「お客様コーヒーはこちらへどうぞ」と別の場所に案内してくれました。「えっ?いつから変更になったの?」「1年ほど前からでございます」フヘェ〜1年も来てなかったんや・・・・知ったかぶりして汗タラタラ〜

松山で開催される同窓会に行く際の交通手段について話し合いました。時間がかかるけど乗り換えなしの高速バスで行くか、時間短縮の新幹線で行くか意見が割れました。助け舟として松山に住む幹事に電話をすると「電車利用だと松山駅からの移動にまた余計な時間がかかるけんバスにしたやぁ!」とアドバイスを受け意見はまとまりました。帰りにみんなで高速バスのチケットを購入にいきました。

三ノ宮から乗る友達の分もゲットし私は大阪駅から乗り、ミーちゃん達は難波から、シノブちやんは三ノ宮からと乗り場は違いますが同じバスでしかも隣同士で座ることができそうです。「バスの中では静かにしような!」と昔「ミカンコロコロ事件」があったことを話しました。・・・さてさて松山までの6時間、通用するのでしょうか。

(ミカンコロコロ事件とは)
事件と申しても犯罪には無関係の事件であります。登山を終えてさわやか信州号で大阪に帰る途中のバスの中、グループ間でみかんを配布したのです。その中のひとりがコロコロと床に落としてしまいグループ全員が、可笑しくってゲラゲラと笑ったんです。すると一人で前の席に座っていたおじさんに「うるさいっ!」と叱られたんです・・・・あ〜あ貸切バスがなつかしい〜って話でした。

私達にとっては何気ない会話や笑いでもひとりで参加した人にとって笑い声も神経にさわるのでしょうね。十津川のホテル事件もそうでしたが昼間の何気ない物音も静けさを求めて来られたお客様にとっては子供の声も耳障りなのでしょうね。

山小屋で消灯9時と決められてて客を9時に寝かしておいてスタッフたちが遅くまで酒盛りをしているのもいかがなものか・・・いくら部屋を閉め切っていたとしても山小屋の夜は物音ひとつせず話し声や笑い声は客にとって耳障りですぞっ!

また昼まであってもビニール袋の音はイライラします。登山用品をビニール袋に詰めるのはやめにしてもらいたいですね。私はむかし旅をした時に温泉旅館でもらった風呂場に行くときの小袋(ビニール製ですが音は出ない)を使うようにしています。登山用品店に行けばスタッフバックの名で、しかも防水機能付きで500円〜1000円で売っています。

色々なサイズがありますがあまり細かく整理整頓するのではなく「雨具」「1日目の着替え」などと大きなくくりで整理した方が出し入れしやすいです。出来ればリュックの幅ぐらいの大きさが好ましい。(温泉小袋はその点でも最適)1日目の着替えの中にはパンツ、シャツ、靴下など一式をいれておくと便利です。その袋1個を取り出せば着替えがすべて完了するのですから便利この上ないですよ〜。(昔はパンツ3枚、シャツ3枚、靴下3枚等と同じ種類の品をそれぞれの袋にまとめていましたが、これだと、どれもこれも袋を開けなくてはなりません。失敗の積み重ねで現在に至っています)


[3161] 【3273回 片付けたはっかりなのに・・】 2013-10-02 (Wed)

剱岳で使った登山用品を整理整頓し、それぞれの収納先に片付けたばっかりなのですがなぜか私の部屋には登山用品がまたまた並び始めました。そうなんです・・・雪が降る前にどうしても行っておきたい山々が残っているのです。

7月に奥秩父の山を巡り、あとひとつ雲取山に行こうと張り切っていた矢先、ガードマンに止められ登山道の崩落を告げられました。別のルートに変更するには時間が足りず泣き泣き戻ってきた雲取山・・・こんどこそと思っています。ただ台風23号とやらが一緒に山登りしそうで、台風を同行者とするわけには行きません。

台風が来たら来たで対策を練リ直すとして、荷物だけでもとひとまとめにして広げているところです。今回の山の目的は「冬の来る前に百名山のピークを踏むだけ!しかも最短コースで!」と多くを期待せず三座ほど予定しています。予定の週を外すと10月は予定がいっぱい詰まっていて日程が取れません。ストレスを残さぬように予定実行したいです。あとは神頼み状態です。

過日の秋の交通安全決起大会での大きなうちわに飲酒運転撲滅のPR・・・なかなか好評だったと区役所の担当の方からお褒めの言葉をいただきました。ただ警察署では署長を事前承諾もなしに舞台に引っ張り出したことで交通課の関係者はおとがめがあったとか〜!たったあれだけの事でおとがめだなんて!

市民に愛される気さくな署長さんってことで人気も上がるのではありませんか?署長は結構寛大だったと聞きますが、取り巻きがビビリなんですかねぇ?

過日、某小学校の運動会に此花区長と議員さん達が来ていました。開会式が終わると、そそくさと帰っていかれましたが次の予定があるのでしょうかね。あの日此花区のほとんどの小学校は、運動会を開催していました。そちらに顔出しにいったのでしょうか。それならば子供たちにそのようなアナウンスをしてあげればいいのにと思いました。紹介するだけしておいて、振り向いたらもう帰ったあとだったなんてかわいそうすぎます。

来賓席用のテントには30席ほどの椅子が並べられておりましたが議員さん達の他に地域の町会長らしき人が4人ほど座り、あとはテントの中は空席でした。招待状を出して回答のあった数だけの椅子を出しておけば「座らないでください!」ってPTAのカナキリ声を聞かなくて済みます。一般の方達が座っていけないのなら最初からそんなに沢山の椅子を並べる必要はないのではありませんか?

区長さんも議員さんも、せめて1種目ぐらい子供たちの競技を見て、拍手を送ってから次に行ってもいいのではと思った次第です。(選挙まで時間あるし〜そこまで配慮する必要はないのかしらね?)・・こう書くと1種目見たら、ず〜っと見ていたくなるからって弁解されそうですね。ハハハ

4日の日、近くの保育所の運動会があります。4歳の小さなお友達が「絶対に見に来てね」と言ってきました。4日の日はかなり予定が詰まっているのですが4歳の友達の顔を見に出かけようと思っています。但し議員さん達の様に競技も見ないで帰ることのないように、うまく時間調整をしたいと思っています。ママの他に応援に来てくれる人がいない様子なので、必ず応援にいかなくっちゃあ・・・・


[3160] 【3272回 ゴミ分別・・・更に複雑に】 2013-10-01 (Tue)

10月1日からゴミ回収の分別が複雑になります。(ついて行けるかなぁ〜)11月1日からはジャスコのレジ袋も廃止となり合わせてマイバック持参時の「2円割引」制度もなくなります。そういえば地方(この間の富山県立山のスーパー)に行けば当たり前の様にレジ袋はついてきません。「レジ袋下さい」と言うと「5円いただきます」って言われました。勿体ないので店の片隅に置いてあるダンボールならばタダだと言うので買い物した品物をダンボールに詰め込みました(セコーッ!・・・瀬古選手ではありませぬぞ。)エコについては地方の方が進んでるんですね。

私が若かりし頃(若妻の頃)此花区には公設市場と言うものがあり姑に連れられて毎日、買い物カゴを手にして市場に行きました。「魚はこの店で、野菜はここ、トーフはこの店」と姑のお気に入りの店を教えてもらい、ハンコで押したようにそこで買いました。顔を覚えてもらったら挨拶や世間話、子供の事なども会話するようになり(対面式)少々高くても安心して買えました。「同じ品物で値段が違い、どちらにしようかと迷った時は高い方を買いなさい」と姑は教えてくれました。安い方が得に決まってると思いながら口答えできずにいると、そんな私を察したのか「ダテに高く値段はつけていないのよ。品物がいいから高いのよ」と。

そういえば籐製の「買い物カゴ」って見なくなりましたね。懐かしいなぁ。買い物した品物はほとんど新聞紙に包まれたり竹の舟に入っていたり今の様に「環境に優しく」とエコを唱えなくてもしっかりエコしてました。レジ袋と言えば三角の形をした小さなビニールの袋があっただけ。コンビニやスーパーの乱立で便利になりすぎて、町のあちこちにレジ袋に包んでゴミを捨てている風景をよく見かけます。山小屋でも時間によってはビニールの音がカシャカシャと耳障りな時があります。

リュックの荷物もこまめに分類しすぎて、結局なにが入っているのかわからなくなり全部あけてしまう羽目になる時ってありませんか?私も何度か失敗してきました。いまでは(合羽。スパッツ。雨用手袋)など同時に使う物は同じ袋に入れて持ち歩いています。雨を感じたら袋ひとつ出せば全て準備が出来るようにしています。リュックの雨蓋に何を入れていますか?何やかんやとすぐに使わない小物を入れて行動食などを本体に入れていませんか?1日分の行動食は雨蓋に入れておくと便利です。休憩ですぐに取り出して口に入れられて、すぐ出発できるようにするためには、もっと雨蓋の有効活用をしたいと思っています。

午後から(下山時)には天気は良くても合羽は一番上に入れ直す習慣も身に付けたいです。山の天気は変わりやすく、それーっ!雨だぞっと言ったとき、リュックの底では間に合いません。山小屋泊の時は到着したら同室者に邪魔にならない範囲でリュックの荷物を全部出して並べておき、朝になって素早く収納すれば何度も何度もリュックと格闘しなくてすみます。

私は大峰・奥駈け縦走の時に、毎夜毎朝リュックの底の寝袋を出したり入れたり8日間し続けました。早くしないとテントの撤収に間に合いませんので、おのずと早く出来るようになった気がします。今回も持参した荷物を部屋に広げて何を使わなかったのか調べて見ました。救急セットとダウンでした。でもこれは万が一のために持参した物なので必要不可欠な品と思っています。という事は2泊3日小屋どまりには13sに近い荷物は担がなければならないという事になります。今回は靴下と下着は宿泊日数分持参しましたがズボンやシャツは着の身着のままでした。

室堂からバスに乗る時、待合室のカウンターに「ご自由にお使い下さい」とファブリーズが置いてありました。観光客にとって登山者は「臭い」イメージがあるのでしょうか?


[3159] 【3271回 運動会】 2013-09-30 (Mon)

運動会と言えば10月10日前後と思っていましたら兵庫県の某小学校は9月23日、大阪市の某小学校は29日といずれも9月に実施されました。残暑の残る中、子供たちの中には開会式で気分を悪くしてテントの中に入る子や鼻血を出す子もいて、もう少し涼しくなってからしたらどうなの?と外野席は思ったりしましたが学校にも都合があるのでしょうか。

まず・・・孫たちの運動会の日程が重複しなかったことに胸をなでおろしています。万が一重複したら「爺」「婆」のクジを作り孫たちに引き当ててもらおうか、それともどちらも見学せず山に出かけるかと色々考えていたことが外れて嬉しかったです。どの子も精いっぱいがんばっていたと思います。

朝「かけっこは一番になるから見に来てね」とメールをもらい、何故か、いや〜な予感がしました。すぐに「一番になる事だけがいいのではありません。最後まで頑張って走りきることが大事です。ガンバレっ!」と返信しました。やっぱり婆ちゃんの感は当たり一番ではなかったのです。くやし涙を拭く孫の姿を見て、その悔しさが更なる頑張りに繋がるのだと思いつつ応援を続けました。

グランドには来賓用テントと敬老テントが用意されていました。ポッチーにテントの中に入る様に勧めましたが、テントの中の人達を見ると、まだ敬老席に座るには若すぎるみたいで抵抗していました。(ワッハッハッハ)

足の不自由な子供もかけっこに参加、先生に付き添われて最後まであきらめずに頑張って走る姿もあり、コースの真ん中あたりから走らせばゴールで一緒になるのではないかと思ったりしましたが特別扱いはしないというスタンスなのかスタートもゴールもほかの生徒と一緒で、その子のために再び張られたゴールテープを笑顔で切っていました。思わず涙が・・・・よくがんばりましたねっ!

6年生の組体操はいつ見ても感動です。2学期に入ってから練習時間も少ない中、先生の吹く笛ひとつで見事な演技を披露し大きな拍手がグランドに響いていました。演技を終えて指導した先生が大粒の涙を流していました。「練習中は全然出来ずイライラしましたが、ここまでできるとは思わなかった〜」小学校最後の思い出になり良かったですね。

私達の幼いころの運動会は小学校、中学校合同で、おまけに青年団までも一緒になり、村あげての運動会でした。この日ばかりは農作業を休み、弁当を持ち、ゴザを小脇に抱えて運動場に陣取り(酒も飲んでる人いてましたよ)お祭りの様な賑わいでした。キャンデー売りのおじさんもやって来て楽しかったことを覚えています。

兵庫県の某小学校は父兄とともに弁当を食べましたが大阪市の某小学校では生徒達は教室に帰って弁当を食べます。父兄たちはそれぞれ自宅に帰り昼食を食べ、また午後の競技を応援に出かけていきます。兵庫県の孫の場合は校区が広く、自宅に帰るには往復1時間もかかるため、早朝からグランドの席取にパパが並びましたが、大阪市の孫のパパは開会式に間に合うように応援に出かけました。

いずれも学校の立地条件の差などがありますが生徒の頑張る姿はどの学校も一生懸命さが伝わってきて、感動もあり良かったです。来年もどうぞ日程が重複しませんように!!


[3158] 【3270回 馴染みの山で遭難事故】 2013-09-29 (Sun)

「日帰りツアー登山事故、ガイドと添乗員は一体何をしていたのか?」

私達もスノーシューでよく利用する比良山系・武奈ヶ岳手前の御殿山で遭難死亡事故が発生しました。

現場は御殿山の山中の沢で、貝塚市の68歳の医師が倒れているのを消防隊員が見つけました。ヘリで病院に搬送されましたが、死亡が確認されたそうです。顔や頭に切り傷があり、滋賀県警は登山道から滑落したとみています。大津北署によると、9月21日、知人の男女3人と御殿山(標高1097m)を目指す日帰り登山ツアーに参加したそうです。正午過ぎに知人女性(50歳)がペースについて行けず下山したそうです。心配になった男性は約30分後、女性を追いかけ下山したそうです。女性は無事に下山しましたが、男性は行方不明になり、登山道から直線で約300メートル離れた谷の沢でうつぶせに倒れているのが見つかりました。ツアーには22人の客と、ガイド、添乗員が1人ずつ参加していたそうです。

疑問点その@
ペースについて行けない参加者が出るという事はスタート時点から無理な速度ではなかったのでしょうか。ツアー客は山行当日に初めて顔合わせをするため、ガイドは参加者の体力や登山経歴などを把握していたのでしょうか。

疑問そのA
ペースについて行けない女性は、まさか黙って下山したのではなくガイドか添乗員に事情を説明したと思います。ならば添乗員が付き添いで下山すべきではなかったでしょうか?

疑問そのB
亡くなった方には心からお悔み申し上げますが、何故30分後に心配になったのでしょうか?心配であれば女性と同時刻に付き添って下山していれば無事だったのではないでしょうか?

●ペースについて行けなかった女性は自分が原因で大切な命が消えたことを生涯悔いて生きていくのではないでしょうか。とかくツアー会社は客集め優先で安全面で配慮に欠けるところが多々あります。トムラウシの事故の教訓から参加者もツアー会社を選ぶ必要があるのではないでしょうか。

ツアー参加時は参加費が安いか高いかで決めるのではなくて過去に事故を起こしていないか慎重にツアー会社を吟味し選択する必要があります。人数が多ければ参加費が安いに決まっています。しかしハイキング的山登りには1回の登山に対して経験のあるガイドは、せいぜいひとりであとは登山知識の浅い添乗員と言ったケースが多いようです。参加費で山行を決めるのではなく、少々高くても、安全性重視のツアー会社を選ぶことだと痛感しています。

幸いに私達は優れたリーダーを抱えています(但し・・・口は悪いし厳しいけど・・・笑)どんな山行でも安心して参加することができます。事故発生を耳にしたら自分たちに置き換えて考えてみることも事故防止になるのではないでしょうか。

●剱岳でのことです。72歳の男性と10歳年下の妻と友人(男性)の3人がリュックも背負わず剱岳を目指していました。72歳の男性は終始、遅れ気味で、やっと追いついたと思うと2人はまた前に進むの繰り返しでした。下山時もほぼ私達と同じくらいに降りて、途中でお湯を沸かしラーメンやコーヒーを飲んでいました。おそらくリュックをその場所にデポしていた様子です。雨でも降ってきたらどうするのでしょうか?

72歳の男性は体力が、いっぱい、いっぱいであること、妻は10歳若いのでおいてきぼりに合うことなどの笑いながら話してくれました。すると遠くから早く来いと言わんばかりに「お〜い!お〜い!」と手招きをしているではありませんか。下山後、剣山荘で見かけませんでしたのでテン場まで降りて行ったと思いますが3人パーティならば3人で安全の確認できる距離を保たないと剱岳の様な危険な山では事故のもとです。

無謀な登山者であっても事故発生となると救助隊のみなさんは命がけで救助に出動してくれるのです。ひとりひとりが、もっと注意をして事故の無い安全登山を心がけましょう。


[3157] 【3269回 ただいま〜!】 2013-09-28 (Sat)

行ってきました剱岳!「山は平日が良い」まずこれが今回の総評です(笑)

私達の宿泊した剣山荘は連休の中日の22日は80人の宿泊者があったそうです。テン場も勿論色とりどりのテントの花が咲いていたと思います。と言うことはカニノヨコバイ&カニノタテバイが渋滞を起こしている可能性大という事です。

ならば休日は会社にお勤めの皆さんに譲り、我々「サンデー毎日組」は平日利用が好ましいのです。かと言ってそれが流行すると平日も渋滞という事になるし・・・(どうせぇちゅうねんな!)

今回も天候に恵まれ剱岳を堪能してきました。前回の時の記憶があまりなくて雷鳥沢キャンプ場から室堂バスターミナルまでの名付けるならば「悪魔の階段」・・・きつかったです〜。

剱岳は「眺めて良し、登って良し」の名山中の名山と言われています。昭和44年には標高3003mから2998mに、そして平成16年に三角点が設置されGPS測量によって現在の2999mに訂正されるなど、剱岳を取り巻くドラマは尽きません。どの山に登りたいか?と聞くと槍ヶ岳と並んで剱岳の名前が出て来るほど人気の高い山なのです。

しかし剱岳は滑落事故も多く大怪我あるいは死亡に繋がる危険な山であることも忘れてはなりません。私達は安全の上に安全対策を上乗せして慎重に行ってまいりました。平日のため後続者がいなかったことも幸いしました。カニノタテバイ・ヨコバイで渋滞が起こると待ちくたびれた登山者の中から「へたくそっ!素人を連れて来るなっ!」などのひどいヤジも飛ぶんだそうです。

危険個所を通過して緊張の糸がほぐれた頃、つまづき転倒が発生します。小屋にたどり着くまで緊張の糸はピーンと張っておかなくてはなりません。あまりの美しい景色に見とれて踏み外しもあります。景色を楽しむ時は必ず歩を止めてから楽しみたいものです。

いまレポートを作成し、写真挿入の作業にとりかかりました。近日中にはアップできると思います。


[3156] 【3268回 行ってきます!】 2013-09-22 (Sun)

土曜日にトレーニング最終回を迎え準備万端整いました。天気も大丈夫!(希望的予報)行きたくて、ムズムズしていたkazu君が感動の幕引きをするか、先輩クライマー達が「さすが名峰・剱岳だ!」と喜んでくれるか楽しみであります。

原作者が現・三菱東京UFJ銀行出身と言うドラマ「半沢直樹」が22日の日曜日に最終回を迎えます。私の山仲間で「日曜日、山に行こうかどうしようかと迷っている」とのことでした。何がどうしたのかと聞くと「半沢直樹の最終回を見逃すわけにはいかん」とのこと。ハハハ山よりもドラマが気になるってか?そういう私も毎回見逃したことはありません。「録画しておけばいいでしょう?」と言うと録画ではなく生で見たいのだそうです。結末がどうなるのか一刻も早くしりたいのでしょうか。私は生も見て録画もして・・剱岳から戻ったら、もう一度ゆっくりと見よう〜っと。

「あまちゃん」も残すところあと数回となりました。なかなか楽しいドラマでした。最近ドラマに、はまることもなかったのですが見ちゃいましたねぇ!面白いドラマでした。脇役がいいからだといつも言っていますが、あの三陸訛りが違和感があるかないか私にはわかりませんが方言指導の方がついているから大丈夫でしょう。(いやいや・・遅咲きのヒマワリの四万十市の方言はひどかった・・・と田舎で言うと何と方言指導者が親戚筋の人だった〜!こっりゃまた失礼しましたっ!)ラストシーンは東北が復興に向けて希望に燃え、立ち直って行く様を描いて最終回となるのでしょうね。28日のラストシーンが楽しみです。主人公の「あまちゃん」を引き立てた天ちゃん役以外の出演者に大きな拍手を送りたいと思います。「これぞチームワーク!」見る者にそう感じさせるところも高視聴率に繋がったのだと思っています。

次回のドラマは9月30日より「ごちそうさん」がスタートします。新しいドラマは偏屈な大阪男に恋をし、「食い倒れの街」大阪に嫁ぐことになった食いしん坊の東京娘が激動の大正・昭和を生き、たくましい大阪の母となり、男への愛を貫き通す半生記が描かれるストーリーだそうです。まっ最初は視聴率最高の「あまちやん」の後という事でやりにくいでしょうね。大阪弁の指導は、関西人み〜んな、こりゃまた手厳しいよ〜!

9月23日から27日まで書き込みをお休みさせて頂きます。行ってきます!


[3155] 【3267回 いよいよ・・いよいよ】 2013-09-21 (Sat)

愛媛県の伊予のことではありません。勿論、松本伊代ちゃんのことでもありません。(キャッ!)剱岳登山が「いよ・いよ」だという事です。出発直前まで3回のトレーニングを実施出来ました。メンバーの顔合わせは、技術の向上は勿論ですがチームワークを固める為の大切な共有時間なのです。ツアーの様に当日バスの中で初顔合わせという場合もあるかと思います。しかしメンバーが、どんな人達なのかを知ることも大切なトレーニングとなるのです。リーダーは参加者のトレーニングを見ながら、歩く速度や歩行順の心づもりをするのです。

2回目のトレーニング中にサメ岩付近で2人組のおばさんが通過しました。地獄谷入り口で2人の存在はハイキングモードでしたので少し気になっていたのです(向こうは向こうでヘルメットかぶって大層な恰好してると思っていたかも知れません)前を歩くおばさんの姿が見えてから、随分時間が経過して後ろを歩くおばさんが通過しました。休憩も取らずそのまま通過しましたが相当疲れている様子でした。2人でパーティを組んだならば、あの間隔は気になります。万一、前の人が、あるいは後ろの人が捻挫をしたり落下したとしても「助けて〜」と声の届く距離ではありませんでした。もう少し息を合わせて山行をしたいものです。

やまたび倶楽部の山行でリーダーのジョンとサブリーダーの姫とが小屋に到着時に幾度も衝突をしました。その度に参加者の皆様に不愉快な思いをさせてしまいました。(そういえば度々あったと頷いている人も多くいると思います。スミマセン)参加者全員の足並みを揃えるために意見を出し合ってるつもりなのですが、疲れがピークになり、緊張の糸がほぐれると、ついついお互い我慢していた事が噴き出てしまいました。原因は部屋割りであったり、歩行中の乱れであったり些細な事なのですが今思うと血の気も多く、若さもみなぎっていたのだと思います。そう思ってお許し願いたい。(但し山行中の命令系統はしっかりと1本化していたと自負しています。)いまは体力も年相応に低下し、掴み合うほどの喧嘩もなくなりました。トホホなのかどうなのか・・・(笑)

天候だけ問題を残し23日午前9時に出発します。出発日は立山旅行村のログハウスで1泊し翌日に室堂に向かう予定にしています。もう夜間走行し、朝に出発などと言う無茶な山行はやめました。(高齢者だから)2泊目、3泊目と剣山荘に宿泊し剱岳の頂上を踏んでまいります。クライミング講座を修了し剱岳に行きたくて行きたくて♪〜♪のkazu君、八峰キレットや不帰の嶮等の経験豊富なオリオンさん、八峰キレットを経験しクライミングセンス抜群の靖ちゃんとともに安全で思い出に残る剱岳を楽しんで来ようと思っています。

やまたび倶楽部で最初に剱岳に登攀したときは無我夢中で、その時の思い出が記憶から遠のいてるみたいです。幾度かの経験を積み重ねていくうちに岩場の怖さも知りました。怖さも知りましたが技術の習得もありました。今回は少し記憶に残るように大事に登攀したいと思っています。

●20日は午後から秋の全国交通安全週間のセレモニーに出演
交通安全に携わる委員11名が舞台にあがり、スローガンを書いた大きなうちわを持って一人一言づつ「此花区から飲酒運転をなくそう!」とPRしました。観客席にいた此花署長も急きょ、引っ張り出し会場から大きな拍手と笑いをもらいました。前もって頼めば断られること間違いなしなので、本番ぶっつけでやっちゃいました。あの後・・交通課の課長・係長以下関係者は、署長室に呼ばれて怒られてるか、それとも褒められてるか・・感想を聞くのが楽しみだなぁ〜!(決まりきったことなら誰でもやれる〜!突発事項に対応できるかどうかで評価は上がるよ〜)台本の無い方がのびのび演じれるなぁ・・・この日の署長まんて〜ん!。はなま〜る!。

●21日は最終トレーニング
剱岳登攀で使用するであろうロープワークを中心に復習し、スケジュールの確認、質問事項など出発に向けて、ぬかりのない
トレーニングに致します。

●22日は名塩小学校の運動会
姫婆は弁当担当につき「ハッスル婆」に変身です。雨が降っても弁当持って行き、家の中で食べま〜す。(雨だなんて縁起でもないこと言わんとこ〜)

●23日は「いよ・いよ」出発
準備万端整いました。行ってきます!と、言うことになります。出発前にスケジュール盛りだくさんですが風邪などを引かぬように注意をしたいと思っています。


[3154] 【3266回 中秋の名月】 2013-09-20 (Fri)

昨晩の美しいお月様見ましたか?
子供の頃にお月様を見ながら「十五夜お月様」を歌いながらウサギが餅つきをしているようだと母に教えられ、それを信じていた純真な頃がありました。

  ♪♯♭♪
     うさぎ うさぎ
     なに見てはねる
     十五夜 お月さま
     見てはねる

たったこれだけの歌詞の中に夢が大きく膨らんだものです。思わず孫たちに「午後8時22分にお空を見上げてごらん」と一斉メールを打ちました。

中秋の名月を鑑賞すると言う行事は中国から伝わってきたのだそうです。奈良時代にはすでに宮中などで月見の宴を開いていたと歌集や物語に書かれています。また、庶民の間では、月を神聖なる神としてあがめ、農民は秋の収穫物を供えて五穀豊穣を祝い感謝する祭りをしていました。

中秋の名月は「十五夜」と呼ばれるのは有名ですが、旧暦9月13日の夜を「十三夜」と呼んで、十五夜の次に月を鑑賞する日になっているそうです。十五夜は、またの名を「芋名月」、十三夜のことを「豆名月」「栗名月」と呼び、どちらか一方の月見だけをするのは「片見月」として嫌われていたそうです。

お月見といえば、お月様にウサギが餅をついている姿が見えるか目を凝らしてみたことがありますが、月にウサギが住んでいるというのは実はこれまた中国人の発想なんだそうです。
「ウサギは月を見て妊娠する」なんていう言葉もあり、これも中国から伝わった説で、地上のウサギはみんなメスで、月にいるウサギがオスだから、というお話なんだそうですよ。メルヘンですねぇ

では中秋の名月のお供えはどんな物をお供えしていたのでしょうか。中秋の名月でのお供えは、月が出てくる方角へ、机や三方などを置いて、その上に月見団子、お神酒、サトイモ、枝豆のほか、秋に収穫される果物などや、秋の七草(萩・薄・撫子・葛・女郎花・藤袴・桔梗)から適当に花を選んでお供えします。

故郷にあった我が家には縁側があり記憶を辿ると、母がススキの穂を挿してお皿におはぎをお供えしていたみたいです。貧乏でしたが四季折々の行事には、つつましいながら季節の物を作って私達娘にその時その時の伝説を語ってくれていたと思います。


[3153] 【3265回 金太郎飴】 2013-09-19 (Thu)

「どこを切っても金太郎」でおなじみの飴が姪っ子の子の留学先の外人のお友達に大変好評だと聞き、金太郎飴本舗から取り寄せました。送料、代引き手数料などを考えると高い飴になりました。(驚!)更にケンタッキーまでの送料を考えると貴重な飴となります。しかし一人暮らしをする姪っ子の子が元気になるならと奮発しました。ハハハ

金太郎飴とは江戸時代、元禄飴が始まりで、大阪でおかめ、福助の絵柄であったのを、ヒントを得て初代と二代目が関東では足柄山が近かったので、子供の顔を「金太郎飴」と名づけました。  大正から昭和の始めにかけて「飴の中から金太郎さんが飛び出たよ」という文句で、全国的に売り出しました。  「どこを切っても金太郎」の、このことは最近の商売に通じるところがあり世間ではたとえとして多く引用されています。  さらし飴の素朴な味と手造りならではのあたたかさとかわいさが外国人に喜ばれるのかもしれません。 七五三飴も喜ばれるかも知れませんね。(ブログに金太郎飴載せました)

飴と言えば高知で闘病生活をする私の従姉妹も一粒ずつ味の違うバラ売り(量り売り)の飴が好きで「もうなくなったよ」とメールが届きます。故郷に帰る時何をみやげにしようかと迷うとき、従姉妹には「飴」と決めています。私が子供の頃もバラ売りの飴があり帽子の形をした飴や芋飴、ザラメ砂糖をまぶした飴などがありました。1円玉を払いガラスの瓶に手を突っ込んで1個だけ買うっていまでは不衛生だの何だのと叱られそうですが唯一のおやつでした。

遠足に行くときのキャラメルは最高のご馳走でした。友達と交換したり、持ってきていない子にみんなで違う味をあげたりしたものです。その幼な友達と10月に松山で同窓会するんです。去年50年ぶりに同窓会で再会した友達が故郷宅急便を頻繁に送ってくれ10月の再会の土産に洋服を買う事にしました。ところがサイズが問題で・・・・・(笑)過日デパートに行き「大きいサイズ」だけを取り扱っているフロアーを廻り物色しました。見た目が5L・・・15号か18号だと思い、色々と手に取っていたら店員が寄って来て「よろしければ、ご試着いかがですか?」ですって!私の体型がいくらジャンボだとは言え15号はないやろっ?「プレゼントですか?」って何で聞かれへんのんやっ?(気分がななめになったので買わずに近くの大きいサイズ取扱店で購入しましたわ〜)

同窓会に参加する時に来てもらおうと「ゆうパック」で送ることにしました。手紙には「サイズが合わないときは返品せずに身体を服のサイズに合わしてね」と書いておきました。喜んでくれると嬉しいのですが。

私が昔着ていた時のスーツは「11号」いまではウエストが窮屈ですがクシャミさえ豪快にしなければ何とか着れるのです。新しいスーツを買っても着て出かけるところがないのでもっぱら登山用品店で登山用に着用できる物ばかり購入しています。おシャレに感心がなくなっても孫たちから「お婆ちゃん!きれい」と言ってもらえる身だしなみはしておかなくてはと心掛けています。(なかなか言ってもらえないなぁ・・・・)


[3152] 【3264回 「おもてなし」とは】 2013-09-18 (Wed)

東京オリンピックの誘致活動においてアピールした日本の「おもてなし」の言葉が流行しています。外国人がびっくりする日本の「おもてなし」っていったい何なのでしょうか?。日本人自らの手によって「おもてなし」するのではなく日本のハイテクで外国人がびっくりする5ケ条とは以下の事柄だそうです。

●第5位「タクシーの自動ドア」

外国人はタクシーに乗ろうとしたり降りようとした時に自動でドアが開くのが不思議だそうです。日本では当たり前のことなんですけどね。

●第4位「レストランの便利すぎる機械での注文」

レストラン入り口や高速のサービスエリアなどに設置している機械でメニューを注文するシステムは言葉が解らなくても注文できる優れものらしいです。またテーブルの上にあるボタンを押すだけでスタッフが来ることも驚きだそうです。回転すし屋でボタンで寿司を注文すると新幹線にのって寿司が運ばれてくるのが非常に驚きと愉快な気持ちになるそうです。

●第3位「何でも売ってる自動販売機」

フライドチキン、おにぎり、焼きそばなどが機械からホットで出てくるのに驚きます。バナナ、ビニール傘の自動販売機におどろきを隠せません。

●第2位「機能のありすぎるトイレ」

トイレに入室と同時に蓋が自動で開いたりウオシュレット、立ち去り際に自動で水洗などなど・・・

●第1位「地下鉄の行先表示」

地下鉄に乗ると車内に次の駅名や何分で到着するとの車内伝言板があります。車内放送の「お足元にご注意して下さい」や「ホームとホームの間が空いています」などアナウンスがあるのも親切だとのことです。

私の従姉妹が入院中のトイレで初めてウオッシュレットトイレを見て、退出時に「ビデ」のボタンを押して好奇心の目で覗き込んでいたそうです。いきなり顔にかかり、あわてまくり非常ボタンを押して看護師を呼んでしまったと笑っていました。

日本人の私達は当たり前だと思っていても外国から来た人たちにとっては「便利すぎる」「そこまでしなくても」と思うらしいです。まっ・・・人出が足りない、人件費削減から機械で対応しているのでこれを「おもてなし」だとは言えないけどね。

ネパールに行って感じたのですがネパールの人達こそ「おもてなし」の心が誰の心にもごく自然に育まれています。まず笑顔・・・最高のおもてなしです。ハイキャンプでは氷河を溶かしてお湯を沸かし湯たんぽを運んでくれました。翌朝は同じく氷河を溶かして洗面用のお湯を洗面器に入れてテントに運んでくれました。食事も何がたべたいのか尋ねてくれ、なるべく希望に沿うように考えてくれました。「おもてなし」とは改めてするものではなくて相手の立場に立って、さりげなくしてもらえるもので「お・も・て・な・し」と力を込めて言うものではないように思います。

接客業で働く人が自分の感情を顔に出して対応する、マニアルに書いてある通り笑顔も無くロボットの様に接客する、まだ7年先の話ですからいまから教育をし直すときっと心からの自然にでる「お・も・て・な・し」ができて外国人の方達からも、日本人からも、きっと喜ばれるはずです。


[3151] 【3263回 大型の台風18号大暴れ!】 2013-09-17 (Tue)

関西地方に大きな爪痕を残して去った台風18号。各地に大きな被害が出ました。みなさんのお家やお知り合いの方達は大丈夫でしたか?皮肉なことに、あれほど猛暑がささやかれていましたのに台風一過で肌寒ささえ感じるようになりました。家を失った方達がこれから寒さに向かって大変だろうなと思うばかりで何もできない自分がいます。どうぞご無理なさらないで下さい。

京都市では、桂川の増水で嵐山・渡月橋が冠水寸前の映像が流れていました。あれほどの濁流に橋がよく流されないで耐えたものです。大阪も、奈良も、和歌山も近畿圏内すべてに被害を残して行きました。家が浸かったり、避難をしたり、濁流に流された人も、土砂崩れに遭い自宅で死亡した人もいます。恐ろしい・・・

夏休みに訪れた奈良県十津川村も土砂崩れの危険性があるとのこと、2年前の復旧作業がまだ終わらないと言うのに、また今回の被害の的に遭ってしまいました。ついこのあいだ行っただけにきがかりです。武田尾温泉も武庫川の氾濫でまたもや孤立してしまったそうです。

激しい雨に私も午前3時から目覚めていて、すぐ避難が出来るように身支度を整えたままべットに横たわっていました。これは子供の時から身に着いた習慣の様です。高知県と言えば台風が必ず通過していきます。ローソクを用意しおにぎりを用意し、戸板にクギを打ち付け母とふたりで心細い夜を過ごしたものです。家は高台にあり水害には遭いませんでしたが風の唸りが怖くて、幼心に「お父ちゃんが生きていたら・・」と母の布団にもぐりこんで朝を待った覚えがあります。嫁に来て台風接近を聞くと、同じ準備をしていたら姑に「大阪はそんな準備しなくてもよい」と言われた思い出があります。

「逃げる時は登山靴を履いて行こう、リュックの中にはアレとアレを入れて」と心の準備をし、朝を迎えると雨は弱まり、幸いに朝に避難することなく台風は抜けてくれました。よかった・・・!


[3150] 【3262回 特別警報】 2013-09-16 (Mon)

今年8月30日から新たに「特別警報」が加わりました。今回初めて発令された「特別警報」は、従来の「警報」の発表基準をはるかに超える、「数十年に一度の大雨や暴風など」が予想される場合に気象庁が発表するものです。気象庁が発表している「注意報」や「警報」はお馴染みですが、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけていました。これに加え、今後は、この警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波等が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合、新たに「特別警報」を発表し、最大限の警戒を呼び掛けるのだそうです。

一刻も早く日本脱出をし、海上に抜けることを祈っています。

朝夕は秋と言うのに土曜日の昼間は真夏の様に照りつける太陽がまぶしくて皮膚に痛く刺さるほどでした。第一弾トレーニングに続き、第二弾もまた暑すぎて訓練途中に水切れとなりました。「一体何本持参してるんや?」と疑問に思われるかも知れません。500tペットボドル3本、私には充分な量だと思っていました。しかし、きつい登り坂を経て滝の茶屋あたりで、思わず500t飲み干してしまいました。そばに自動販売機もありますので補充すればいいのですが「大丈夫だろう」と思っているのでそのまま地獄谷に突っ込みました。食事までは充分あるのですが午後がつらかったこと・・・靖ちゃん以外み〜んな同じ思いでした。

登山中はペットボトルのお茶を冷凍し冷たくて美味しいお茶を飲むのですが真夏と違い、昼過ぎても凍結したお茶がなかなか溶けてくれない状態に陥りました。この時期だとペットボトルの半分だけ冷凍しておき、朝残りの半分に冷蔵庫のお茶を満タンまで混合する方が「飲みたい時に飲める」と思います。喉は乾いているのですが氷魂がカタカタとペットボトルの中で鳴り、飲みたいのに、解凍できていないので飲めないのです。凍ったお茶を何としても飲もうとペットボトルを割ろうとしたのですが、そう簡単には割れない、ならば木の幹に必死にぶち当てて凍りを小さく砕いて飲んだりしました。涼しくなっても登山中は冷たいお茶は元気をもらえます。今後はペットボトル1/3だけ冷凍しておこうと思いました。

「六甲の水は飲めるのですが?」と質問を受けました。六甲では途中でチョロチョロと水が出ている個所が何か所もありますが上に建物があったり動物が汚していたりして飲み水には適していないと思った方が衛生的だと思っています。一度だけ道迷いをして、藪漕ぎをし出たところにりっぱな手作りの小屋があり「水飲み場」と書いてコップまで置いてあるところがありました。スーパーなどで「名水・六甲山の水」と銘打って売っているのを見ますが、きっと果てしなく山奥に行かないと美味しい水には出合えないと思います。

むかし、ウオークの会の行事でバスで100人、四万十川源流に行ったことがあります。みんなでコップ片手に源流の水「最初の一滴」を美味しく飲みました。山の中で綺麗な水を飲む場合でも必ずコップや手で受けてから飲みましょう。水の流れに直接、口をつけて飲む場合、ヒルが口の中に入る場合がありますので必ずコップや手で受けて目で確かめてから飲みましょう。


[3149] 【3261回 激しい雨音】 2013-09-15 (Sun)

15日午前3時過ぎ・・・激しい雨音で目が覚めました。雨の音で目が覚めるなんて滅多にないことです。それもそのはず、前夜の睡眠に着いたのが午後8時ぐらいだったと思います。ならば7時間たっぷりの熟睡時間を経ての目覚め、おかしくも何ともありません。

土曜日は剱岳トレーニング第二弾が実施されました。参加メンバー全員と特別参加の気象博士のヒカルゲンジさんも一緒にトレーニングに参加されました。土曜日の芦屋川駅前広場は混雑しており高座の滝への道もアリの行列の様でした。先週の休日が天候不良であったことや日曜日に天気が崩れることなどで人出が集中した様子です。

さすがに地獄谷に降りる登山者は少ないと思いきや、多いこと、多いこと、地獄谷は既に一般登山道と化している様です。休憩地点のサメ岩で細引きヒモを使ってトレーニングをしていると、ひっきりなしに登山者が登ってきます。「人が途切れたら出発しよう」と言ったものの、次から次と絶え間なく登ってきました。外は真夏を思わせるぐらいのカンカン照りです。

地獄谷からA懸尾根、A懸岩、B懸、C懸と練習場所に、ふさわしい場所を巡り巡って、暑さの影響もあり、水分切れも発生し、中央稜を経て下山しました。「とにかく、かき氷〜!かき氷〜」を合言葉に滝の茶屋まで降りてきました。茶屋の中は下山後、くつろぐ人達で満席です。先客が帰るのを待ってテーブルに着くことができました。

「かき氷6個ねっ!」と言うと「氷が切れてしまって、あと3杯分しかない」と不愛想に言われ3杯を6人で突っつくことにしました。「スプーンを6人分欲しい」と言うのになかなか要求が聞き入れてもらえません。あの愛想の良いご主人はいま麓へ氷を仕入れに行っている様子でした。(忙しいのはわかるけど、そうあからさまに顔に出したらいかんぜよっ!)ビールもほどよく腹におさまったところで外に出て帰り支度をしているとジョンの前を顔見知りの懐かしい人が通りました。

「あ〜っ!あ〜っ!」久しぶりすぎて名前もすぐには出てこないため、とりあえず足止めをするために大きな声で呼び止めました。何と、やまたび倶楽部でご一緒だった「アドベンチャーさん」だったのです。久しぶりの再会です。お元気そうで山も続けておられる様子でした。

芦屋ロックガーデン&地獄谷コースは多くの登山者のトレーニング場としてにぎわっています。有に100を超えるコースが六甲山にはあると言われています。ここに来れば誰かと出会えると言う可能性は大きいですね。


[3148] 【3260回 さすべえって知ってる?】 2013-09-14 (Sat)

来る9月21日から10日間「秋の全国交通安全運動」がはじまります。
運動の全国重点として
● 子どもと高齢者の交通事故防止
●夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
● 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
●飲酒運転の根絶

大阪の重点としては
●交差点における交通事故防止

スローガン
●しっかりと ルール守って 事故防止
●気をつけて! あおになっても 右左

此花区では自転車の信号無視による交通事故が続いており安全走行をよびかけて行きたいと思っています。ところで「さすべえ」ってピーンと来ますか?名前は知らないけれど説明していくと「ああ、あれか〜」と誰でもが知っていると思います。自転車のハンドル部分に取り付けて日傘や雨傘を固定して自転車に乗っている姿をよく見ますよね。あの「さすべえ」が視野を狭くし、バランスを崩し転倒の原因になるので危険だという事で安全運転をして頂くために「危ないですよ」と声をかけることにしました。生産側は「さすべえは違法ではない」と譲りませんが使い方を間違えば大きな事故に繋がります。

大阪府道路交通規制第13条には「傘をさし、物をかつぎ、または物を持つ等視野を妨げ、若しくは安全を失うおそれがある方法で自転車を運転しないこと」となっています。つまり固定しようがしまいが傘をさしながら自転車を運転する行為そのものが危ないとされているのです。さすべえを固定し日傘をさし前と後ろに子供を乗せているママ達を見ますが突風が吹いたり、人に触れたりしたらバランスをくずし転倒すると子供達の安全が守られません。お願いだがら・・・・やめて〜!

大阪府道路交通規制第13条にはまだ続きがあります
●携帯電話装置を手で保持して通話し、または画像表示用装置を手で保持してこれに表示された画像を注視しながら自転車を運転しないこと。

●警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音または声を聞くことができないような音量で、カーオーディオ、ヘッドステレオ等を使用して音楽等を聴きながら車両を運転しないこと

まわりくどい言い回しですが要するに自転車をこいでいるときは「携帯電話をかけるな、聞くな、見るな」「ヘッドホンを聴きながら乗るな」という事です。13条に違反すると5万円以下の罰金が科せられることになっています。

秋の交通安全決起大会において(9月20日)大きなうちわにスローガンを書き、事故の無い此花区をめざして区民のみなさんに訴えようといまうちわ作りに励んでいます。
(製作途中のうちわをブログに掲載)


[3147] 【3259回 統計に残らない遭難未遂】 2013-09-13 (Fri)

信州山小屋ネットより引用

●(遭難未遂その1)

救助隊員たちの活動拠点となる標高約2300メートルの北アルプス・涸沢の県涸沢山岳総合相談所。8月1日午前11時すぎ、血がにじんだタオルを額に巻いた68歳の男性が、うなだれて相談所の前を通り過ぎようとしていました。

「どうしたんですか?」。相談所の軒先にいた北ア南部地区夏山常駐パトロール隊の新人隊員が、男性に駆け寄りました。男性は、北穂高岳(3106m)の下りで滑って転び、「頭を石にぶつけた」といいました。新人パトロール隊員は、近くの東大涸沢診療所に男性を連れて行き治療を受けさせました。県警山岳遭難救助隊松本班班長も付き添い、「自力で下山できますか」と尋ねると、「大丈夫」とうなずいたのだそうです。

遭難救助隊松本班班長は、夏山常駐隊長に「自力下山」の方針を伝えました。夏山常駐隊長は思案し、条件を付けました。途中の横尾までは緊急車両などが入れるため、「男性が車を出してくれと言い出すかもしれない。急な要請は山小屋や関係機関に迷惑を掛ける。上高地まできちんと歩いて下ることを確認してください」と念押ししました。

午後0時24分、診察の結果、尻にも怪我があることが分かりました。夏山常駐隊長は「1人付けて下山させよう」と他の隊員に助言し横尾まで付き添うことになりました。救助隊員は松本署に「遭難ではないが、途中でどうなるか分からない。できれば上高地の(松本署上高地)臨時派出所から横尾まで車で来てもらいたい」と連絡。横尾山荘にも男性の状況を伝えました。結局、横尾まで下った男性は、尻の出血がひどくなり、たまたま横尾山荘の火災報知機の点検に来ていた消防車両で上高地へ。そこから救急車で搬送されました。

●(遭難未遂その2)

8月1日午後3時10分、北穂高小屋から相談所に無線連絡が入りました。北穂高岳のテント場付近を通過中に転んでこめかみを切り、腰を痛めた71歳の男性が救助を求めている。
救助隊員は直接、男性の同行者と携帯電話で話しをしました。けがの状況や現在の様子を聞くと、男性は転倒で動揺しているが、歩けそうだという事でした。救助と判断すれば、県警か県のヘリコプターを要請することになる。相談を受けた救助隊員が再び電話をかけ、「そこから北穂高小屋まであとわずか。歩けませんか」と励ますように説得。男性は歩いて北穂高小屋にたどり着き、翌日自力で下山したそうです。

救助要請を受けた隊員たちは、遭難者の状況を把握し、自力下山か救助かの判断を迫られる。軽いけがや体調不良でも、本人の気力次第で「遭難」となるケースもある。

県警山岳遭難救助隊によると、2012年の山岳遭難事故で県警ヘリコプターの出動件数は166件、1件の遭難に複数回出動した場合を含む出動回数は199回あった。10年前の2002年は出動件数79件、出動回数は90回だったそうです。

自然への関心や健康志向の高まりから、北アルプスを目指す登山者は増えています。救助隊員は「昔も今も山の難しさは変わらないのに、体力や技術、知識が足りない登山者も登ってくる。それが槍・穂高連峰の現状」だそうです。

私も過去にウオーキングの会で大勢と共に白馬岳に行く途中、体力低下の男性の救助のために救助隊を通じてヘリ要請をした経験があります。県警本部は「何故体力のない者を連れて来たのか!」「連れて来た以上責任を持って仲間たちが降ろすべし!」と、参加者の事前チェックの甘さを指摘されたことがありました。延々と続く厳しい指摘に、諦めて仲間同士で下山させようとする者もいましたが、おりから落石死亡事故があり、その個所を通過するのに大勢の犠牲者を出す恐れがあると粘り強く説明した結果「よしっ!わかった!すぐ行く」と民間ヘリに救助してもらったことがありました。

後日、多額のヘリ利用料の請求が届いたそうですが主催側の団体山岳保険と個人負担で解決いたしました。山岳保険・・・切れていませんか?掛けていますか?山行の都度保険を掛けた時代もありましたが一歩外に出れば何が起こるか分かりません。できれば1年を通じてハイキングの怪我もフォローしてくれる山岳保険もあり、ぜひ年間を通じて適用する保険をお勧めいたします。インターネットからでも申し込めますし、登山用品店にもパンフレットがあると思います。


[3146] 【3258回 命がけの救助活動】 2013-09-12 (Thu)

☆信州山小屋ネットより引用しました

北アルプス・涸沢を拠点として、槍・穂高連峰で登山者の安全を守る民間の夏山常駐パトロール隊の活動は今年、50周年を迎えました。県警山岳遭難救助隊と協力し、危険と隣り合わせの現場で登山者を助け、事故の防止に大きな役割を果たしています。今夏の常駐は7月11日から8月19日までの40日間。最前線で奮闘する常駐隊員に密着取材し、救助現場の実態や、活動を取り巻く様子が発表されました。常駐隊歴23年になる隊長は、「1日に3件同時は珍しい」と表情を引き締め、隊員たちの長い1日が始まりました。(8月2日)

●3-1「前穂高岳の紀美子平」
 韓国人の救助要請は、前穂高岳北尾根の急峻な岩壁を、訓練を兼ねてパトロールしていた2人の県警山岳遭難救助隊員に届きました。北尾根は初めてと言う若い救助隊員は、救助用具がずっしりと肩に食い込み、無線対応も任され、救助隊員自身の安全を確保しながら、現在地や天候を涸沢に伝えました。全身に汗がにじみ、「いっぱいいっぱいだな」と感じていたそうです。「焦ってもいいことないから」。厳しいことで知られる先輩救助隊員が、穏やかな口調で声を掛けました。二重遭難は絶対に起こしてはならないと繰り返し聞かされてきた言葉を思い出し、汗を拭って心を落ち着かせたそうです。

正午、救助隊員2人は遭難者を発見しました。50代の韓国人男性が、約50メートル滑落していたのです。霧雨の中、救助隊員がロープで下降し、横たわる男性に近づいたそうです。意識はありましたが、「大丈夫?」との呼び掛けに困惑した表情を見せました。日本語も英語も通じない。身ぶり手ぶりで意思疎通を図り、足先から頭までゆっくり触ってけがの場所を探りました。痛みで顔をゆがめた部分を丹念に調べ、左足首を副木で固定。頭部の出血にはガーゼを当て、三角巾で圧迫しました。ヘリ到着が遅れれば、霧雨や風が体温を奪う可能性があります。防寒着を着せ、シートで体を覆い、待ったそうです。天候が回復した午後1時半、県警ヘリが男性を収容しました。(異国では母国語が通じるガイドをつける事が望ましいとつくづく思いました)

●3-2「天狗ノ頭」
奥穂高岳と西穂高岳の間の天狗ノ頭(2909m)では、ガイドとサブガイドを名乗る男性2人を含む6人のツアー登山で、60代の女性が岳沢(だけさわ)側に滑落していました。北アルプス屈指の難路とされる縦走路。奥穂高岳に向け歩いていた夏山常駐パトロール隊員2名が6人を追い越した後、休憩しようとした午前11時ごろでした。ガラッ、ガラッ…。後方で落石の音がし、大声で「落石ですか」と尋ねると、濃霧の向こうから「滑落した」と返事があったそうです。2人は引き返して現場へ。眼下は霧で見えません。呼び掛けましたが女性の応答はありませんでした。残された5人は動揺していたそうです。涸沢にいる常駐隊長は「他の客とガイドを岳沢方面に下らせてください」と指示、ガイドを名乗る男性にその旨を伝えました。

しかしガイドの男性は、「アイゼンとピッケルがないのでそのルートは下れない。計画通り奥穂高岳に向かいたい」と反論したそうです。常駐隊長は携帯電話で直接、男性を説得した。「1人が行方不明なのに登山続行はいかがなものか!。近くの岳沢に下るべきでしょう!」と。

救助隊員がロープなどで安全を確保して5人を岳沢小屋まで下山させたのは、午後6時ごろ。日が沈み始めていました。滑落した女性は午後5時17分、県警ヘリコプターに収容され、松本市の病院に運ばれましたが、死亡が確認されたそうです。
(アイゼン・ピッケルも持たず、事の重大さを理解できず、それでもお前はプロのガイドかっ!と声を大にして言いたいです)

●3-3「大キレット」     
北穂高岳近くの大キレットでは、40代男性が転倒し足首を傷め、霧の中で動けなくなっていました。北穂高小屋で連絡を受け、午前11時ごろ現場に到着した常駐隊員2名は、担いで登るのは危険と判断し、頼りはヘリコプターだと判断をしました。遭難事故で頻繁に利用されるヘリコプターですが、操縦は難しい。山岳地域は地形が複雑で気流も不安定。ホバリングも、空気の薄い高山ではエンジン出力が落ち、安定させにくい。救助の安全性を高めるには、隊員たちが地上から支援しなくてはならない。この日、ヘリはいったん県営松本空港を離陸したものの、悪天のため昼ごろ引き返した。救助隊員2人は男性と翌日まで露営することを覚悟しました。ただ、一瞬のチャンスには備え、ヘリで引き上げる際に必要な安全ベルトを男性に付けておき、刻々と変わる天候を数分おきに松本署に伝え続けました。

「飛騨側から、風速5メートル吹き上げ、常念岳側の視界は良好」。午後3時、この情報を頼りに飛び立った県消防防災ヘリのローターの羽根音が現場に響いた。救助隊員は岩場に立ち、風の流れを読み、姿を現したヘリに向かって両手を広げ、進入方向を示した。風が吹き抜ける中、ヘリに引き上げられる男性の声が響いた。「ありがとうございました!」

 
「隊員たちはみんな山が好きで、それぞれの技術や知識を登山者のために役立てたいと思っている」。ただ、経験豊富な隊員でも、高いリスクを背負うことはある。「いつもね、どこまで踏み込ませるか悩むんですよ」。救助を終えた2人の隊員が戻る北穂高小屋へ戻ってきました。(お疲れ様でした!)

北アルプスの夏山常駐パトロール隊は、県、県教委、県警などでつくる県山岳遭難防止対策協会が、遭難事故を防ぐため、夏山シーズンに北アルプスの北部、南部の両地区に設置し、委嘱された隊員がパトロールや救助活動に取り組むものです。隊員は一般公募した自営業者や山岳ガイドらで構成し、県遭対協が1人1日1万円〜1万6千円の手当などを負担し、隊として救助した遭難者には救助費用を請求するシステムです。今夏の南部地区常駐隊は14人(女性1人)で、平均年齢38歳。

(次回は「統計に残らない山の事故のお話です)


[3145] 【3257回 「半沢直樹」 】 2013-09-11 (Wed)

いま話題のテレビドラマ「半沢直樹」の番組をほとんどの銀行関係者がみているそうな・・・(いつも言うけど誰が調べたんやっ?)エリート銀行員の痛快な復讐劇を描いて大ヒットしているドラマ「半沢直樹」。「やられたらやりかえす。倍返し、いや10倍返しだ! 」という決め台詞にしびれ、悪徳上司たちに逆襲するシーンで大いに盛り上がり、人事部次長を徹底的にやりこめる場面ではガッツポーズで喝采した銀行員もいたそうです(だから・・・誰が見たんやって!)日本興業銀行に22年間勤務し、半沢と同じく融資課長を務めた経験のある人物が、銀行関係者のほとんどが「半沢直樹」を熱心に見ていると語っているそうです。

「実際には、海外資産をあんなに早くは押さえられないし、国税庁には基本的に勝てません。でも、銀行員から見ても80%以上のリアリティがあるドラマです。原作者が三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)出身だからでしょう。事実は小説より奇なりですね」とも語っておられました。

「銀行の採用面接には実に様々な人が来ます。志がなく、高給や安定、規則正しい生活を求めてくるような人はまず落ちますよ。銀行員の志とは、本当に必要としている人に正しくお金を貸して仕事や生活を助け、ひいては日本経済の活性化に役立つことです」しかし、激烈な出世競争にさらされる過程で入行当時の志を忘れていく人も少なくない。「半沢直樹」では、不正の金を懐に入れて責任は半沢に押しつけようと画策する浅野支店長、その腰巾着として半沢をいじめる江島副支店長が登場する。見逃した人はユーチューブで見ることができます。

私も連続ドラマは次回が気になるためあまり見ない部類ですが「あまちゃん」と「半沢直樹」は、何故か録画を撮り漏らさないように見ています。「あまちゃん」も脇役を名優たちが取り囲みユニークなお国訛りが心に響いて「じぇじぇじぇ」の流行語まで飛び交っています。新番組と入れ替え時期の今月が最終回なのか少しストーリーが急ぎ過ぎの傾向もありますが、なかなかおもしろいです。朝の8時15分と言う時間帯をわけあって8時スタートにした効果もあると思います。

テレビに影響されすぎるのも困りますが「ドラマ全体」、「制作側」、「背景を提供した地域」を想像すると楽しくなります。すでに終了した番組ですが「遅咲きのヒマワリ」は四万十市の沈下橋でロケが行われたそうですが町の活性化には大きく貢献したそうです。

渡辺謙主役の映画「許されざる者」では北海道・上川町という雪深い所で撮影が行われ過日、北海道・上川町を訪れた渡辺謙さんは「ただいまっ!」と第一声をあげて町民のみなさんに挨拶をされていました。町民のみなさんの焚き出し、エキストラなどの協力があって完成した映画だそうです。「上川町に作品を持って帰れて非常に嬉しいです」と完成した作品を引っさげての凱旋に監督等関係者が胸を張って挨拶をしていたのがとても印象的でした。

秋の夜長、読書に疲れたら食傷気味のお笑いタレント番組(出演単価安いからしゃ〜ないわなぁ)ばかりではなく、テレビドラマも選択すればいいものもあります。某テレビ局の「名峰シリーズ」の空からの撮影では、ひとりで見ていても感嘆の声をあげてしまうほど素晴らしい。時間と金をかけた大自然がテーマの番組は決してあなどれない。


[3144] 【3256回 63歳の再出発】  2013-09-10 (Tue)

長年おつきあいしてきた健保組合異業種仲間が大阪を引き上げ故郷に帰ることを決断され8日がお別れ日となり旅立たれました。御年63歳、再出発には少し遅いかなと思われる年齢です。一部上場会社の取締役をしていましたが都合で退任退職。人材銀行から中小企業に就職したものの肌に合わず(諸々の改善事項が経営者に理解を得られず)退職となりました。

中小企業在職中に故郷九州に帰省する度に、羨望の眼差しで見上げるマンションがあったそうです。故郷には年老いた母が介護施設に入居しており、いずれ故郷に引っ越したいと考えていたところ、今回の退職という事態になり、じゃあ大阪のマンションを売却し九州に羨望の眼差しで見上げていたマンショマンションを購入し第二の出発点にしようと夫婦で即決されたそうです。同じ境遇に立ったとしても私にはなかなか決断できそうにありません。生活環境を変えることへの不安や抵抗、息子達家族のことなど周囲の事を考えると「死ぬまで、このままでいいかぁ」と勇気が出なくなると思います。無職になってマンション購入資金等の大金が動くのはとても勇気のあることだと思います。「年内のうちはのんびりして再就職先を探すサ」と言っておられましたが優雅な63歳、男の決断に朗報が届くのを待っていたいと思います。

子供の頃に両親の他界で姉に引き取られ、転校を何度もしました。幼馴染のいる生まれ育った中学校から姉の勤務する病院の看護婦寮が第二の住処となりました。そして姉の結婚のために大阪に住む義兄のところへ転居のため第三の住処とともに転校も余儀なくされました。その度に制服が変わりましたが姉に制服を買ってほしいと言えず、前の学校のまんまの制服で卒業写真にも収まりました。友達がそのことを冷やかしたり、いじめめいたことを言うことはありませんでしたが「お姉ちゃん!エエ加減に気づいてよっ!」と何度もそう言いたい気持ちをぐっと抑えていました。両親がいないからといじけては将来自分にとってマイナスだと心に誓い常に明るく振る舞ったものです。亡き恩師が「幸せ薄い子じゃったきに」と口癖のように言っていた言葉が思い出されます。だからかも知れませんが「引っ越し」はあまり好きではありません。

新天地の故郷でご夫婦揃って、母上の介護をしながら第2の人生を送れるって羨ましいです。テレビ等で定年退職後、田舎暮らしにあこがれてペンション経営をしたり趣味の陶芸工房を開催したり、野菜つくりをしたりする光景を時々見ますが我が家では無理っす!私も故郷への思いはあっても、じゃあ移住するかと言えば「NO!」と答えます。「若いときは田舎暮らしもいいが高齢になるとやはり町の中だね」って人は言います。病院だ何だととかく地域に世話をかける歳になると田舎暮らしは不便と感じるのだそうです。私は故郷に時々帰りたいと思っていますが生活をするとなると二の足を踏んでしまいます。やっぱり「故郷は遠くにありて思うもの」なんでしょうか。故郷に待っててくれる親がいたとしても私は動かず両親に引っ越しをしてもらうと思います(笑)

お墓の引っ越しもそうです。姉は自分たちが高齢になり墓参りが遠くて行けなくなる日がやってくるので高知から大阪に墓の引っ越しをしようかと相談されたことがあります。せっかく静かなところで眠り続けているのに今更土を掘り起こさないでもいいと私は反対しています。両親とも土葬のためにそっとしておいた方が幸せの様に思います。

しばらく故郷の親戚とも疎遠になっていましたが去年、従姉妹が亡くなってから法事だ初盆だと帰郷する機会が増えました。「よぉ もんてきたねぇ」優しい言葉で親戚の人達が声をかけてくれると嬉しくなります。人によっては名前だけではわからず親の名前から説明してやっとわかってもらえる人もいます。

過日、会議の席で若者が声をかけてくれました。ハテサテ誰だっけとじっ〜と見つめてやっとわかりました。人の名前がなかなかでてこない年頃になりつつあります。クワバラ、クワバラ


[3143] 【3255回 登山後の道具の手入れ】 2013-09-09 (Mon)

小雨模様のトレーニングを終えて自宅に戻るとまずリュックの中身を全部出して洗濯する物、しない物を選別します。洗濯しない物はカゴに入れて自分の部屋に持って上がる用意をして階段に置きます。(我が家は階段に物を置いている場合は先に上に行く者が持って上がる習慣にしています)

まず風呂にお湯を張り、満タンになるまでの時間を利用して下記の作業をします。後回しにして翌日にまわすことは決してありません。何故なら疲れが「倍返し」になって戻ってくるからです。まずは

@登山靴はヒモを外し靴底を外しネットに入れて洗濯機に入れます
A使用した合羽、スパッツ、リュックカバー、リュックは風呂場に入れておきます。
B弁当類は流しの中に水を張り浸けておきます。
C使用した傘はガレージに干しておきます

これらの準備が終わるとガレージ前でストックと登山靴を丁寧に洗いガレージ内で陰干しをします。浴槽が満タンになると疲れた身体をゆっくりと湯ぶねに沈めて手足を伸ばし膝を揉みケアをします。湯ぶねから出たら、合羽、スパッツ、リュックカバー、リュックを湯ぶねに沈めます。合羽は首筋や袖口、ズボンの尻部分を丁寧に手洗いします。その後はしばらくお湯に沈めておきます。

入浴後は弁当箱を洗い、夕食の用意をしながら時々湯ぶねに浸けた合羽類をひっくり返しに行きます。既に湯ぶねの中は汚れを浮き出しています。夕食を済ませると風呂場に行き浸けていた洗濯類の仕上げをします。一晩風呂場で水切りをしてから翌日にサンルームに持って上がりなるべく日の当たらない隅っこで乾燥させます。

乾燥したら再び家の外に持ち出して丁寧に防水スプレーを吹きかけます。登山靴も合羽もスパッツもリュックカバーもリュックぜ〜んぶ防水処理をして陰干しが完了したら収納となります。合羽は小さく折りたたまないでハンガーに吊るし保存します。使用前日にハンガーからリュックに入れています。登山靴のヒモや靴底も乾燥が確認できたら履いて出かけられる状態で保管しておきたいものです。(後ですればいいはダメ・・・・!)

こんなに大事にしていても経年劣化がありますので道具類のチェックは手入れをしているときに隅々まで目を通しておく必要があると思います。

昨日の私の失敗はリュックカバーが小さかった事でしょうか。30?リュックに30?のカバーだとヘルメットなどを付けると小さくて全部覆いかぶさることが出来ませんでした。次回から大き目のカバーを持参するのがよさそうです。


[3142] 【3254回 2020年東京オリンピック】 2013-09-08 (Sun)

国際オリンピック委員会が2020年夏季五輪・パラリンピックの開催都市に東京を選んだ瞬間を映像で見ていました。何故か画面の中の人達が大騒ぎするほど燃えてはいない自分がいます。もっと他にしなければならないことがあるのではないかという複雑な気持ちです。

東京では1964年以来56年ぶり2回目の五輪開催。当時流行した三波春夫の歌に「五輪音頭」という歌がありました。

♪♪ハァー
あの日ローマで ながめた月が
ソレ トトントネ
きょうは都の 空照らす
ア チョイトネ
四年たったら また会いましょと
かたい約束 夢じゃない
ヨイショコーリャ 夢じゃない
オリンピックの 顔と顔♪♪

2020年の開催までに環境整備等のしなければならないことが山積みになっています。招致が決定したと浮かれてる場合ではありません。東北の復興、土砂崩れによる家屋崩壊の再建、竜巻による被害などの自然災害の爪痕の修復を最優先にするならば、子供たちに夢を与えるオリンピックになるならば心から喜び応援したいと思っています。

オリンピック誘致に成功したとうかれてばかりはいられないです。自然災害の復興とオリンピックの準備等が天秤棒でつり合いが取れるようにして欲しい、世界の人々に誇れる日本に、子供達に夢と希望を与えるオリンピックであってほしいと思っています。・・・しかし7年先って生きているのかなぁ?

7日の土曜日は夏山に向けてのトレーニングに芦屋・地獄谷を歩いてきました。雨の続いた後なので水量も多く、岩場歩きの訓練には最適のコースだと思っています。アルプスの持つ山の条件を全て持っていて訓練に最適と言われる芦屋ロックガーデンや地獄谷。滝を登ったり、ザレ場歩きをしたり、秋が深まるとアイゼンを履いてトレーニングする姿も見受けられます。

六甲山には100以上のコースがあると言われています。地獄谷とほかのコースを組み合わせれば変化に富んだトレーニングを試みることができます。一歩一歩を意識をして歩き、正しい足運びこそが疲れない登山の方法だと痛感しています。


[3141] 【3253回 終活】 2013-09-07 (Sat)

「就活」ではあありません。「終活」です。そう・・・人生を終わらせるための活動の事です。終活をしていると言う人は36%、予定していると言う人は26パーセントいて墓探しや身辺整理などを徐々におこなっているそうです(誰に聞いたんじゃ!まあまあそうむきにならず・・・世間の話としてね)

セレモニー会館でいま流行しているのが天冠をつけ棺桶に入る体験、つまり「入棺体験」、生きている間に棺桶に入ると寿命が延びると言われて入棺体験を希望する人も多いとか。またエンディングノートなるものがバカ売れしているそうです。エンディングノートとは、自分が死んだ時や、病気や老化によって意思を伝えられなくなったときに備え、伝えるべきことを書き留めておくノートの事です。

このノートには「どのように最期を迎えたいのか」、「葬儀はどのようにしてほしいのか」「入会しているカード類の情報」「各種保険の情報」などが印刷されており質問事項に沿って記入して、いざと言うときに家族が本人の意思に沿って野辺の送りをしてあげるのだそうです。(素朴な疑問ですがノートの存在を知らずにいたらどうなるの?満中陰の法事の時の形見分けの時に出てきたら笑っちゃうね〜)こういう話は元気なときに笑って語り合える家族関係がいいと言うことですかね。エンディングノートの落とし穴は「法的な拘束は無い」という事です

では葬式の値段は一体どのくらいかかるのでしょうか。葬式は突然やってくるものに付き、合い見積もりなどする時間もなく葬儀社の言い値で執り行われることが多く値切ったりしないためかなり高く提示されているそうです。葬儀社にテレビのインタビューを申し込みましたがほとんどの会社が企業秘密という事で応じてくれませんでした。ただ一件だけ応じてくれた会社があったそうです。まず日本における葬式の相場は200万円、アメリカは44万円、イギリスは12万円だそうです。

●街中でよく見かける葬式会場の案内板の費用・・・相場は3万円(原価は500円)
●受付セット・・・相場は3万円(原価は3000円)
●遺影・・・相場は3万円(原価は4800円)
●祭壇・・・相場は40万円(原価は5万円)
●骨壺・・・相場は3万円(原価は500円)
●桐の棺・・・相場は10万円(原価は8000円)
●霊柩車・・・相場は4万5千円(原価は1000円)

案内板は備品として在庫有り、受付セットはテーブルや幕なども備品で在庫あり、筆ペン購入代だけ。祭壇も購入するのは生花だけであとは使い廻し。霊柩車に於いてはガソリン代だけが経費となり、あとは葬式会社の儲けとなるわけです。しかしこればかりは省略できない道で、葬儀を依頼せずにはおられないところが弱い所でしょうか。あと諸々を概算して14万5千円あればりっぱな葬式が出来るそうです。見栄も外聞も気にせず「家族葬」が人気なのは不必要な出費を抑えて無理のない野辺の送りが見直されているからのようです。

★ここからは内緒事の多い殿方への耳より情報です。(笑)
自分の死後、家族等に見られたくない諸々の品を誰にも見られずに処分をしてもらう方法があります。遺品管理人に生前予約をしておけば故人の威厳を壊すことなく安心してあの世にいけると言うわけです。ベットの下、本箱の奥などに隠しているものがあれば今すぐ処分し方がいいですよ。いまならまだ間に合います(笑・・○○のオモチャなどあるんじゃないですか〜?)遺品整理人にも手を出せないパソコン上の履歴消去についてはフリーソフト「ぼくが死んだら」と言うソフトをセットしておきます。

「ぼくが死んだら」と言うソフトは故人の亡きあと家族によってパソコンに電源が入れられ「あれっ?これなんだろうか?」と家族は思わずクリックします。すると画面からは故人から家族へのメッセージ「いろいろありがとう!」とか生前の楽しかった映像が流れて、家族は思い出に涙するらしいです。その間にエロい映像とか、みられては困るデーターが消去されていくシステムらしいです。「うまくいったかな?」と自分で事前にお試しすると消去されるのでくれぐれもご注意を!ほんまにそんなソフトあるんかいなぁ?とお疑いの方は「ぼくが死んだら」で検索して日々ご研究あ〜れ!

そんな手間をかけずとも今からややこしいデーターは自分の脳裏の中へ転送し清廉潔白な身で旅立つ準備を始めてはてかがでしょうか。元気ないま、葬儀にいくらかかるのか見積もりをしてもらってもいいかも知れません。


[3140] 【3252回 ゴミ回収方法が変わるよ】 2013-09-06 (Fri)

ごみの減量・リサイクル

大阪市全区で10月1日から新しく「古紙・衣類」の分別収集が始まります。すでに各家庭にリーフレットの配布が行われていると思います。いままでも徹底して分別してきましたが更にリーフレッシには細かな要求が書かれていました。すでに北区・都島区・中央区・浪速区・東成区・生野区は、平成25年2月から実施済みで10月からは残る区について徹底するそうです。

古紙・衣類など分別排出の対象品目が混ざっているなど、分別排出ルールが守られていないゴミは啓発シールを貼り、収集せずに残置することで、市民への意識向上と分別排出ルールの徹底を目指すそうです。啓発のために残して行かれるのは良いのですが残されたゴミがいつまでも町中に残っているのを見かけます。誰の家のゴミなのかハッキリしないと困ったことが起きそうですね。

私のところは今迄自動車道まで持ち出していて(集合回収)ガレージから車を出し入れする度に皆が出したゴミを隅に寄せて通過していました。ゴミ袋から生ごみの汁が垂れる家もあり環境局に私道であっても各家庭の前まで収集してもらう交渉をし(個別回収)、やっと成立。いまでは自分の家のゴミは自分の家の前に置いておけばミニ回収車がやって来てくれるようになり分別排出の対象品目が混ざって残されたとしても自分ちのゴミだから即改善できるようになりました。いつの日からか生ごみの汁を垂らしゴミ袋を出していた家も改善してもらえるようになりました。

●古紙・衣類収集の対象となるもの
新聞・折込チラシ、段ボール、紙パック、雑誌、その他の紙、衣類の6分別

●普通ごみ・資源ごみ・容器包装プラスチック収集と古紙・衣類の収集日が重なっている場合は、少し離して出しておく(ゴミ袋に内容書きをしたメモの貼り付けをするといいかも)

●汚れたものは品目に関わらず古紙・衣類収集の対象外。対象外のものは普通ごみに出す。

●分け方・出し方のルールが守られていない古紙・衣類は、リサイクルに支障をきたすため、シールを貼って残置する。

過日、大型ごみの回収を依頼しました。まず環境局に電話をかけ回収物の品目を伝えます。環境局が品目に合わせて値段を付けます(例えばアルミ衣装缶200円、ベット700円、マットレス1000円)その時、予約番号をメモしておきます。指定された値段に合わせて郵便局でチケットを購入し、それぞれの品に予約番号を書き込み貼り付けて、指定された日時までに家の前に出しておけば回収してくれます。

とにかくコマメに分別の習慣を見に付けることです。家族全員が意識改革しないと弁当の殻の中にペットボトルを混ぜたり、バナナの皮とプラスティックを混ぜたりとしていた人にとっては、しばらく慣れるまで苦痛かも知れません。しかし一人ひとりの意識改革が地球を救うのです!(大きく出ちゃったなぁ・・・笑)


[3139] 【3251回 地球の異変】 2013-09-05 (Thu)

四万十川の水温の異常から始まり、竜巻の発生や東日本、北日本の豪雨、そしてまた西日本も集中豪雨と地球全体が異変に包まれていて不気味に思えます。竜巻に一瞬にして家屋を破壊された皆さんにとって、今から寒さに向かう季節はつらい日々だと思います。無力な政界はいまこそ派閥を超えた復興への援助を何をさておき実行に移してもらいたいと思います。東北の震災の爪痕もまだ癒えぬ間の出来事・・・個人レベルではとても立ち直れない!

スマホが普及し新聞記者でなくても瞬間の動画が一般市民から放送業界へ提供され、私達もいち早く、突風で吹き飛ばされた屋根などの建物の一部の直撃や、損壊した多くの住宅の状態を目にすることが出来ます。

気象庁によると、2日の日本列島は地表付近と上空の温度差が約40度と大きく、大気の状態が不安定になっていたそうです。さらに、地表付近では埼玉県を境に気温の高低がはっきりと分かれ、暖かい空気と冷たい空気が越谷市付近でぶつかり合ったため、竜巻を発生させやすい積乱雲が急速に発達したといいます。

そして東日本や北日本に局地的に非常に激しい雨が降りました。低気圧と前線の影響で、東日本や北日本を中心に大気の不安定な状態が続き、局地的に非常に激しい雨が降りました。気象庁によると、北海道付近や本州の南岸にある低気圧と前線に向かって湿った空気が流れ込んでいるため、東日本や北日本などの各地で大気の状態が不安定になっています。

高知県の室戸岬沖の定置網で、7月と8月に多くの深海魚が捕獲されました。専門家によると夏に深海魚が見つかるのは珍しく、地元漁師らも異変に首をかしげています。室戸市に拠点があるNPO法人によると、捕獲された深海魚は、赤い背びれと鮮やかな銀色の長い体が特徴のリュウグウノツカイや、目が大きく、タチウオに似た形のサケガシラなど。

いずれも室戸市の地元漁師が深さ約70メートル付近に仕掛けた定置網で、4回の漁で計81匹がかかった。NPO法人が調査し、カウントしている。通常は年に1回ぐらい、数匹かかる程度という。ひょっとして深海魚たちは地球の異変にいち早く気づき人間たちに警鐘を鳴らしてくれたのではあるまいか。

被害に遭われた方たちの1日も早い復興支援を行政で取り組んでほしいです。過日、十津川村を訪れた時2年前の土砂崩れで行方不明の親戚の人がまだみつかっていないと悲しげに話をされていました。ご家族のもとに帰られる日が早く来るようにお祈りしたいと思います。

雨が降らずダムの水位が危険数値を越えていた高知県にあって高知県の水瓶ではなく香川県と徳島県に水の供給をしている四国早明浦ダムも現在では今回の雨で100%まで回復しているといいます。「ほどほど」に降ってはくれまいか!


[3138] 【3250回 高知県と生姜 】 2013-09-04 (Wed)

高知県四万十市大正町と言うところに栗焼酎で有名な酒造会社があります。国産の栗で作る焼酎は注文を受けてから40,010時間(4年と少し)熟成し注文主のところに届きます。値段も40,010円とどこまでも「四万十」にこだわるユニークな酒造会社です。株主ご優待(ポッチーがひと株主)の恩恵を受けて「やまたび倶楽部ご一行様」と銘打って中型バスを貸切り四万十川河原で栗焼酎飲み放題、鮎食べ放題の大宴会に24名で参加したこともありました。その時、見学したトンネルの中の栗焼酎の貯蔵庫は生姜生産全盛期時代の冷蔵庫として使われていたトンネルです。大正町はじつは生姜栽培の大産地。高知県では主に根生姜が栽培されていて、高知県産の販売量は、国産生姜の半分以上を占めるほどなんです。スーパーで生姜の生産地を見ると「高知産」が目立つはずです。試しにスーパーで生姜を手に取ってみて下さい。

お盆に帰郷した際に従姉妹が新生姜をみやげに持たせてくれました。「みっちゃん!もんたら大根おろしみたいにすりおろしストックバックに入れて平たく伸ばし冷凍室に入れちょくがよ。食べるときにポキポキ折って食べると新鮮だし手間いらずで食べれるけんねぇ」そう教えてくれました。帰った日の夜従姉妹から「言うた通りにしたがかねぇ?」と確認の電話があり慌てて言うとおりにしました。(笑)

すりおろした冷凍生姜は冷奴、焼きナス、ソーメン汁などにポキポキと使う分だけ折って使えて非常に便利です。今までは使用する分量だけすりおろし残りをラップに包み冷蔵庫保存をしていました。次に使うときは包丁で、すり口を少し削り捨て使っていましたが冷凍保存とは従姉妹にいわれるまで知りませんでした。いまなら新生姜まだスーパーにあるのではないでしょうか。特価販売の時買い込みこの方法で保存してみてはいかがでしょうか(但し使う直前では解凍できませんので少し早い目に解凍準備を忘れないようにしなければなりません)

生姜には、胃や腸の働きを活発にし、食欲増進作用がある成分が含まれていますし、冷え症や風邪にも効果があると言われているので、これからの季節、「エアコンで体が冷える」という方にはぜひお勧めです。

その従姉妹がまたまた入院することになりました。肩や身体の腫れで受診したら「出来るだけ早く検査入院を!」と言われ本日「すぐ検査入院を!」と言われたそうです。ひょっとして癌の再発ではと本人も私も検査結果が気になる所です。初盆に帰郷したときに元気回復していましたのに、どうしたのでしょうか・・・・また高知医大まで見舞いに行くことになるやも知れません。


[3137] 【3249回 スタッフの客への対応】 2013-09-03 (Tue)

「子供の苦情・大人の苦情」

十津川で子供たちの声がうるさいと隣室から苦情があったとフロントから注意を受けた今回の旅。その時は「昼間の時間だし4人もいるのだから少しぐらいいいじゃないのっ!」と思って帰ったきましたが、何年か経過して今回の旅を振り返るときは、きっとこの話題が花を咲かせることになるのでしょうね(笑)

2010年9月蝶ケ岳ヒュッテに宿泊した時の事です。チェックインの際には雨のためか他の宿泊者はおらず、その日は私達8名だけの様でした。受付の際に「私達は8人の団体です。少しお喋りするし、やかましいかも知れません。今日は部屋が沢山空いている様なので、まさかとは思いますが、隣に別の登山客を入れたりしないですよね」と言うと「そんなことは致しません。常識をもって配慮します」といってもらって安心しました。みんなで雨に濡れた荷物整理をしていたところ、単独行の男性が小屋のスタッフに案内されて、同じスペースに入ってきました。

単独行のおじさんがリュックの荷物を整理しかけましたので「すみません。しばらく荷物を出さずにお待ちいただけますか?」何事かと不審げに私を見上げる登山者を後目に、私は受付に血相を変えて行きました。「今日は私達だけしか宿泊者がいなくて沢山の空室があるのに何も隣に単独行の人を入れなくてもいいのではありませんか!?私、チェックインの時にお願いしましたよねっ!そんな非常識はしないって言いましたよね!すぐ変更して下さい!」と物凄い剣幕でまくしたて小屋のスタッフを連れて戻ってきました。

「配慮不足で申し訳ありません。お客様!すみませんが別のお部屋にご案内します」と先ほど到着した単独行の男性と共に別の部屋に消えて行きました。「何を言うたんや? 」と仲間のみんなけげんな顔をしていました。受付のスタッフに「貴方がお客様だとして、今の状態が快適かどうか聞いただけ〜」と涼しい顔をしていたと思います。一瞬の出来事でした。満室ならばこの限りにあらずですがここでもスタッフの配慮不足に困惑したことを今回の十津川の旅で思い出しました。

私達が帰った後の、部屋の掃除を考えると、同じスペースに突っ込んでおけば後が楽で何かと便利なのはわかります。単独行の人も隣から聞こえる耳障りな会話(特に大阪のおばちゃんやし〜)で、もしかしたら途中で「部屋を代えてくれ〜!」と言われていたかもしれません。単独行のおじさんも一瞬は戸惑いましたが蝶ケ岳の夜が快適で「やれやれ」と喜んだはずです。

そんな蝶ケ岳の懐かしいレポートを見つけました。お元気だった頃の淳ちゃんもいてる〜!・・・・懐かしいですね

http://www.hime8kin.net/2010sankokiroku/100928johnen3.html


[3136] 【3248回 十津川シリーズ 5/5】 2013-09-02 (Mon)

「ホテルへのアンケートと子供達の感想」

帰りの車の中で子供達に今回の旅で一番楽しかった事は何かと感想を聞きました
6歳カズくん・・・モモンガ遊び
8歳モモちゃん・・・決闘大会
8歳レイくん・・・・決闘大会
3歳コウちゃん・・・プール 
ってことは・・・十津川まで来なくてもよかったんか?と苦笑いしたくなりますが修学旅行生の、まくら投げでもそうですが「観光よりも友達とワイワイ騒いだ思い出が一番」と同じみたいです。隣室の方から苦情を頂きましたが、次回から予約する段階でしっかりと「離れ島的な部屋」を要求しようと思っています

ホテルの部屋にアンケート用紙が置いていましたので裏表にビッシリと書いて提出しておきました。

@スリッパの点検
前につんのめりそうに底が浮いているスリッパが何足もありました。係の人も履いてみなければわかりませんが、階段ではつまづきそうになり危険です。お暇なときに点検よろしく(これは苦情ではなく危険防止のお知らせ)

A冷蔵庫のドアをカバーする木製のドアっていりますか?
見栄えが良いように、また冷蔵庫の上にコップなどが置けるように木製の枠が作られているのですが開け閉めを何度もすると面倒臭い。冷蔵庫のドア1枚、木製のドア右1回、木製のドア左1回、木製のドアは開け閉めする度にギィと音が出る(これは苦情ではなく利用者の感想として)

B隣室からの苦情について
チェックイン後から夕食までの昼間の時間、子供達の声がうるさかったかも知れません。満室ではなかったのですから最初から子供4人もいるよと子供達の年齢まで予約時に伝えています。ならば、満室でない限り、隣室は空室にするホテル側の配慮が必要だと思っています。(調査によると1日目12件、2日目16件の予約)ホテル昴の部屋数は、和室6畳が3室、和室10畳が21室、洋室2室、特別室1室の合計27室)で、苦情の有った日は半分以上は空室なのです。無理に隣室に客を入れずとも充分空き室はあったという事です。ホテル側の配慮不足はこの数字で明らかになりました。(利用状況の件数調査はブログに掲載しました)次回からのホテル予約時は今回の件を教訓に予約時に「離れ個室」をお願いしようと思っています。

●私は長年会社の総務をしていて、慰安旅行で酔っ払い集団が行く先々でトラブルにならないよう配慮してきました。例えば「夜行列車の停車駅では、意味もなくふらついて列車の外に出ようとする酔っ払い社員を酒を飲まない若者達に依頼してガードしました」「夜行列車の席順は酔っ払いを必ず1段目にし車両の真ん中に配置し両端に役員を配置しました」「船舶では酔っ払い集団と思われるメンバーだけをまとめ特二等の部屋へ入れ軟禁状態にし、時々見回り、特別に個室であることを喜ばす」などなど酔っぱらうことも旅の楽しみだと思い規制はしませんでした。仕事を忘れせっかく旅の道中を楽しんでいる人達にあれはダメ、これもダメとは言いたくなかったのです。(それにしてもよく飲みましたねぇ。たっぷり積み込んだ酒類は南港の港を離れるまでにもうなくなってあわてて追加購入しましたから・・・)子供達も同じ気持ちで、自宅と違うということで興奮しています。夜遅くまで騒ぐのは常識的にいけませんが、昼間の少しぐらいの子供の声は許容範囲内だと思っています。孫だからひいき目に見ているのではありません。今回の事があってからホテル昴も部屋割りには以前よりも配慮が行き届くはずです。アンケートを身勝手な言い分だと一笑するか真摯に受け止めるかで今後の繁栄に繋がると思っています。

最後に全体の感想としては自然豊かな素晴らしいホテルでした。年中温泉プールを利用でき、熊野古道へも散策に出かけることができ、観光スポットも沢山あります。また老人にも優しいバリヤフリーが至る所に施されていました。ロビーには車椅子の常備もあり「また訪れて見たい」と思うホテルでした。何よりも高層でなく2階建てのため、風呂やロビーなどに行くのに迷子にならない純和風の癒し系ホテルでした。


[3135] 【3247回 十津川シリーズ 4/5】 2013-09-01 (Sun)

「谷瀬の吊橋」

昴の郷の帰り道に谷瀬の吊橋に行きました。日本有数の長さを誇る鉄線の吊橋は「上野地」地区と「谷瀬」地区を結ぶ巨大な吊橋で日本一と言われています。長さ297メートル高さ54メートル、そびえ立つ深い山々に囲まれ、眼下には十津川(熊野川)が流れていますが下を見る余裕はありません。歩くたびにゆ〜ら、ゆ〜らと揺れる吊橋はスリル満点!まるで空中を散歩している気分。今では十津川村を代表する観光名所になっていますが、もともとは生活用のための吊橋としてかけられ村人はバイクで往来しているそうです。

昭和29年(1954年)谷瀬の人々らは川に丸木橋を架けて行き来していましたが、洪水のたびに流され谷瀬集落の人々は1戸当たり20〜30万円の大金を出し合い、総額800万円をかけて吊橋が完成したそうです。(当時の教師の初任給が7800円、米10キロが765円の時代)谷瀬の吊り橋に私財を投じた先人はお互いを助け合いとても心は豊かだったそうです。私達も昔の人達の苦労に感謝して渡りたいものです。

全てのスケジュールを消化しました。あとは大阪に向けて帰るのみです。道が狭いから白浜向けて帰ろうかと迷いましたが時間がかかりすぎるとのことで往路に通った道を復路も利用することにしました。子供達はバタンキューだと思いきやパワー全開で道の駅「大塔」でトイレ休憩、五條では「たなかの柿の葉寿司」の幟り旗が風にはためいているのが見えました。嫁が「そう言えばお母さんが脱臼した時、脱臼した手を使わずとも片手でも食べられるからとお見舞いに柿の葉寿司を沢山頂き、私もお裾分け頂いたことがありましたね」と思い出話をしながら美味しく頂きました。

お腹がいっぱいになると次々に子供達が疲れ果てて寝てしまいました。子供同士の喧嘩もなく、全てのスケジュールをこなせて良い旅だったと自負しています。私の子育て中は旅行なんてとんでもない贅沢だと言われました。日頃つつましく節約をして(?)来年も元気で生きていれば、またどこかに旅に出たいと思っています。「嫁姑で旅行なんて考えられない」・・・と言う人もいます。とかく犬猿の仲と言われる嫁姑問題も、亡き私の姑がきちんとレールを敷いてくれ、私がして貰った事を嫁たちに引き継いでいるだけです。無理をせず、気負わず、いまの関係が続けられたらと願っています。

いよいよ明日は十津川最終編です。


[3134] 【3246回 十津川シリーズ 3/5】 2013-08-31 (Sat)

「夜のお楽しみ」

子供達の楽しみは部屋での自分たちで工夫した空想の世界に浸ることみたいです。大人の部屋のふすまをピタリと閉めてコソコソと話声だけが聞こえます。「漫才をしますっ!」いきなりふすまが開いたかと思うとザブトンが2枚きちんと並べてありました。面白かったかと言えば疑問が残りますが即興でみんなを楽しまそうとするところはさすが姫婆の孫かなっ?午後10時を過ぎても3歳児がなかなか寝付きません。一度部屋を暗くして3歳児が寝たら起きてもいいという条件をだしました。「そんなんしたら私らも寝てしまうわっ!ロビーで待ってるから寝たら教えてなっ!」子供達はお風呂にでかけてしまいました。3歳児がやっと寝た頃、お風呂から戻り、モモンガ遊びやら決闘がはじまりました。決闘はあまりの激しさに上半身真っ赤になっています。「もうそのへんで止めとき〜怪我するで〜」とママからタオルが投げられ決闘終了。寝つきの良い婆ちゃんは子供達より先に就寝しました。

翌朝はカラリと晴れて太陽を久しぶりに見た気がします。午前8時の朝食を済ませて家から持ってきたサッカーボールで思い切り芝生の上で走りました。朝食後、ママ達はサランラツプをもらい余ったごはんでおにぎりを作りました。(ブログに写真掲載)「車の中できっとお腹すいたと言う子が出るはずです」うん・うん・逞しく、しっかりした嫁に育ってくれたと大満足の婆ちゃんでした。フロントで作りたてのパンを買い、おにぎりも合わせて昼食用にしようと嫁の提案で、お昼の段取り完了です。サッカーで大汗をかいて、足湯に行き、またまた野猿の渡しに挑戦。見学中のおじさんがロープ引きを手伝ってくれて助かりました。河原に降りて十津川の水に足をつけ「海山の銚子川と四万十川と十津川と水が冷たい順に並べよう」と言うと銚子川・十津川・四万十川となりました。やはり酸欠で鮎が死ぬほどの四万十川が一番ぬるかった様です。

荷物を整理しチェックアウトギリギリの10時にフロントで支払いを済ませ温泉プールに向かいます。昼迄プールだって・・・・さすがの姫婆はパス!見学させてもらうことにしました。ホテル昴を後にしたのは12時を過ぎていました。1時間走れば谷瀬の吊橋だそうです。全てスケジュールは嫁たちにお任せしておりますが「帰りに柿の葉寿司が食べたいよ〜」と希望だけは伝えておきました(笑)車に乗るや否や「お腹すいた〜何か食べたい〜」ママの言うとおり一人が言うと全員のお腹がグーと鳴るようです。ママ達がパパに途中経過をしたいのですがソフトバンクは十津川周辺は圏外です。Auはアンテナが完備しているようでした。ソフトバンクの孫社長さん十津川地区にもアンテナ立ててねっ!


[3133] 【3245回 十津川シリーズ 2/5】 2013-08-30 (Fri)

「雨の中のスイカ割り」

相変わらず糸の様な細い雨が降り続いています。情報によれば大阪駅周辺が水没したらしいとのうわさで自宅に電話をするもドカ雨は降ったものの大丈夫の様子でした。どうやら十津川は小雨で大阪が大雨みたいです。朝食を終えるとすでに子供達は水着に着替えています。大人も慌てて着替えて温泉室内プールに行きました。姫婆はフロントを通る際に、まず昨夜、隣室からの苦情のあったことを丁寧に詫びをいれました。そして客層の質問もしました。それから「玄関先表示している本日のお客様の数からして本日は満室ではないと想定します。昨夜と同じ苦情がないとも限らず母親たちがかなりナーバスになり旅の楽しさが半減するため出来れば特別室の隣室は空室にしてほしい。子供4人という事は予約の段階でわかっているはず。チェックインがまもなく開始されるので責任者の方にそう配慮をお願いしたい」と交渉に行きました。「かしこまりました。当方もその様にしようと打ち合わせをしております」との回答でしたので、まずは一安心でプールに出かけました。

昼食時間には一度プールからあがり清掃中のお風呂の開始を待ちました。この時間ほとんどの客はチェックアウトの人達ばかりなのでお風呂も空いています。2泊はどうも我々だけの様です。ホテルのレストランで昼食を済ませ、またまたプールに・・・・疲れて入りたくない気もするのですが3歳児を担当の婆としてはみんなと同じ行動をしなければなりません。時々「婆ちゃんスッキやで〜」と3歳児に言われると元気復活せざるを得ませんでした(笑)2時間も泳げば大人たちが「出ようサイン」をママ同志で送ります。着替えてスイカ割りをしたいのですが外は小雨が降っています。ホテル前の大きな芝生の中央に野外ステージがあり屋根がついています。「あそこでやろう!」

過日、福井県荒島岳の帰りに買ってきたスイカを抱え、「目隠しタオル・スイカ叩き棒・濡れバスタオル・シート」を持参しました。事前にスイカ割りの順番をあみだくじで決めていましたのでトラブルもなくスタートしました。なかなか割れる様子もなく3周も4周もして、ヒビが入りやっと割れました。包丁で切った様に美しくありませんがみんなでたべたら美味しいねっ!

スイカでベタベタになった手は足湯のそばの温泉蛇口で洗おうと移動すると野猿の渡しが目に入りました。「やりた〜い、やりた〜い」と小雨だと言うのに野猿の渡しのほうへ走って行ってしまいました。帰りに天気が回復すれば乗ろうと思っていましたが止むのか大降りになるのかわからず子供達の勢いに負けてしまいました。雨でロープは重くて思うように動きません。姫婆以外の全員がとにかく一度は体験しようとみんなで力を合わせてエンヤコラー、エンヤコラーと十津川の静かな谷間に元気な声がこだましました。


[3132] 【3244回 十津川シリーズ  1/5】 2013-08-29 (Thu)

「温泉室内プール」

今回の大きな目的の中にプール遊びが重点にありました。過去に芝政ワールドでのプール遊びも外気温が冷たくてほんの少ししか泳げなかった事、三重県海山キャンプに於いては水温が冷たすぎてあまり泳ぎが楽しめなかったことなどがあり今回は室内プールを持つ十津川・昴の郷と決めました。ここならば雨であっても水温も風も関係なく楽しめ大人もまた水着で温泉に浸かっていると思えば良いので一石二鳥の効果があると考えたのです。プールの受付のおばさんが「過去の道路崩落から後、都会からのお客さんがめっきり減りました。ここまで来なくても大阪には色々楽しい遊び場が沢山あるものね」とちょっと寂しげでした。プールの中は私達だけしか利用者がおらず飛び込んでよし、潜ってよしと夏休み最後のプール遊びを堪能したみたいです。

昴の郷のプールは温泉100%。夏の暑いとき温泉の温度が下がらないときだけ水で埋めるそうです。プール入り口の足を洗う場所も温泉!深さ60pの3歳児用のプールもあり、大きいプールは深さ130p、110pとなっています。今回はチェックインまでに1回目、昼食後に2回目、翌日の朝3回目、午後から4回目、帰阪日のチェックアウト後に5回目・・・付き添いがヘロヘロじゃあ〜!

到着した日の夕食を待つまで子供達は広いお部屋を自由に遊んでいました。ある子は浴衣を着てモモンガ遊び(浴衣の袖を持って空を飛ぶ真似)をしたりイトコ同志で格闘ごっこをしたりして楽しんでいました。部屋の電話が鳴り「あっ!夕食の準備が出来ましたって電話だね、きっと」と、電話を取ると「お隣のお客様から苦情が来てまして・・」とのでした。腑に落ちない点があったものの夕飯の時間も迫っており、子供達をクールダウンさせ「会社の社員旅行だったらこんなもんじゃないよ。飲めや歌えの大騒ぎやで。昼間だと言うのに隣の人ってひょっとして神経質かも知れないね」そう言いつつ夕食会場に行きました。「苦情電話をした人ってどの人かなぁ?」と探しましたが美味しい食事が出そろいましたので無駄な抵抗をやめて「今年もみんな揃って旅行に来れて良かったね。じゃあ乾杯っ!」

食事が終わり、部屋に帰ると特別室の2間続きの部屋の苦情のあった部屋側に大人の布団を敷き直し、子供達を限りなく隣室から離して壁際に敷き直し夜が更け行くまでお喋りしたり、温泉に行く子がいたり自由に、アクシデントはあったものの1日目は無事終了しました。


[3131] 【3243回 夏休み恒例の孫&嫁旅行】 2013-08-28 (Wed)

何か月も雨らしい雨が降らなかったと言うに、よりによって私達が出かける朝に豪雨とは皮肉なものです。旅先の十津川地方は大丈夫かと言う不安はありました。雨の時のために今年は室内プール付の十津川・昴の郷に2泊することにしました。「チェックインが午後2時、翌日の10時にはチェックアウト」ではゆっくりする時間が過ごせません。ホテル昴には特別室があり人数が多ければ高額にならずに利用できます。大人3人子供4人。結構な団体でしょ?部屋と室内プール(温泉水を使った贅沢なプールです)だけでも子供達は満足できそうです。野猿の渡しや谷瀬の吊橋など見どころもいっぱいです。

出発直後、息子からメールを受けました『近畿各地に警報が出ている。吉野郡は以前、大きな土砂崩れが起きている地域である上、狭い山道の連続なので雨がひどいときは引き返すように』はいはいわかりましたと返信し運転手の嫁はひるむことなく快適に走行を続けました。

嫁の運転するエステマが到着したのが25日午前9時、子供達が退屈しないように座席を対面式にして足元にはマットを敷き床でも遊べるようにしています。姉弟喧嘩が勃発しないように配置にも気を配らなければなりません。突然何が原因で喧嘩になるのかオソロシー!

奈良県五條市あたりで雨が小降りになりました。道の駅「大塔」でトイレ休憩、ついでに柿の葉寿司を買いみんなで頬張りました。以前崩壊した道路は工事が進み、道幅も2車線のアスファルト道やトンネルも増え「十津川の細い道」はイメージを一掃されていました。まだまだ工事が進行形で更なる改善が期待されるところです。後部座席は耳鳴りがするほど賑やかで爺が乗っていれば「うるさい!やかましい!」の連発だったと思います。今回は「怪我さえしなければよし」スタイルで行こうと決めていました。

ホテル到着が12時30分、チェックインは3時からなのでレストランで食事を済ませ、フロントに荷物を預け、隣の棟にあるプールに行くことにしました。温水プールは温泉水を利用した贅沢なプールです。子供達は水を得た魚の様に車中の疲れ知らずで河童のように泳いでいました。他には誰も利用客はおらず私達の貸切状態です。

川遊びだと「さむいよ〜!」と震えながら水から上がって来るのですが温水とあってチェックインの時間を過ぎても出て来ようとはしませんでした。また来るからと促してやっと出てきました。予約の時に子供が4人いること、出来れば大きな部屋を1部屋借りたいことなどを伝えていましたので「特別室」と言う大部屋を利用することができました。建物の隅に位置する特別室には檜風呂や冷蔵庫、荷物を広げておける小部屋など満足の行くお部屋でした。(この段階では・・・後日トラブル発生〜)

そんなわけで何回かに分けて「十津川シリーズ」を書いて見たいと思っています。今回は序章ということで。


[3130] 【3242回 1ケ月半のブランク】 2013-08-25 (Sun)

甲武信岳や両神山の山行から1ケ月半・・・暑さに負けて山行らしい山行をせずにいました。そんな中で福井県にある荒島岳に行こうと決めて不安がなかったわけではありませんが標高も1523mと低く少し安易に考えていた節があります。歩き始めてしばらくはブランクの違和感を感じましたが時間が経つうちに和らいできて、いつもの調子を取り戻すことが出来ました。

山と言うのは上ったり下ったり、時には稜線歩きなどがあれば最高なのですが荒島岳に於いては「往路は登り!」「復路は下り!」と決められているかの様につらい登山道が続きました。そして暑さが追い打ちをかけ互いに励ましの言葉すら発することができないほど自分自身が前進することで精いっぱいでした。水分補給をした分だけ汗となってポタポタと地面を濡らします。滅多にポタポタ汗をかかないジョンも今日ばかりはTシャツまでボトボトです。

「ポタポタのヘ〜ロヘロ。ボトボトのト〜ボトボ」まっこんな気分です。ご理解頂けるでしょうか?

過日、空木岳をお誘いいただいた若い知り合いの方がいました。北方稜線から剱岳のお誘いも頂きました。いずれも法事などで日程が合わずお断りしましたが、結果論として私達の体力ならば、どなたのお誘いにも付いて行けないなと感じる今日この頃です。私達の速度に合わせてもらうと、お誘いいただいた方がストレスが残ります。また私達が早い速度について行こうとすると山行中のいずれどこかでバテが来ます。速度がゆっくり目で気心の知れた人との山行が一番!

富士登山がブームになり、登山が初めてという人も沢山てます。私が山を愛し始めたのはウオーキングに初めて参加したその日に「立山登山」のチラシを手にして参加申し込みをしました。1台のバスに乗るほどの参加者が集まらず乗り合いバス(夜行)で出かけるのですが、集合場所に来ても誰がリーダーなのかどうすればバスに乗れるのか全く不明瞭で不安だらけで慌てました。

夜行バスなのでサンダル履きで、しかも登山とは程遠い楽な恰好をしているとリーダーらしき人が近寄って来て「登山靴は持っていますか?」と質問されたことがありました。よほど素人のおばちゃんに見えたらしい・・・


25日から27日まで夏休み最後のお楽しみとして「孫&嫁旅行」をしてきます。


[3129] 【3241回 阿倍野防災センター】 2013-08-24 (Sat)

夏休みも終盤に入った23日、阿倍野防災センターに予約を入れて「地震体験・消火活動体験60分コース」に参加しました。こう暑くては遊園地や動物園等は出かけたとしても荒島岳の様に熱中症の心配をしなければなりません。ならば冷房の効いた、付き添いも楽な「楽チンコース」をと調べてみた結果、阿倍野防災センター行きとなったわけです。

荒島岳から戻ると、お泊り組の子供たちが「お帰り〜!」と出迎えてくれました。名塩駅から姉弟3人で東西線に乗り海老江駅で爺ちゃんが出迎えてくれました。荒島岳から帰宅したのが午後7時前でしたので、あわてて荷物を放置しておいて、まずは夕食を食べささないと空腹のまま眠りそうなおチビちゃんも若干1名います。サラダは予め材料などをカットしそれぞれの具材ごとにタッパーにいれていましたので子供たちにマヨネーズを入れて、混ぜて、皿に盛りつけるまで手伝ってもらいました。(異様に量に差があるのは年齢に応じているそうな・・爺は特別のてんこ盛り・・・)

何とか短時間で食事の準備を終え一息ついてからリュックから洗濯物を出してまずは洗濯機を回しました。(くっさぁ〜)今迄は子供たち4人一緒に入っていましたが最近は風呂に入る順番をジャンケンし、それぞれがひとりで入ります。3歳児は姫婆とはいるのですが「ばあちゃん!赤ちゃん入ってるの?」と脂肪タップリのお腹をつままれて質問されました。回答に困るんだけど・・・

翌朝はきまってマクドナルド行きです。お泊りの楽しみの中にマクド行きも入っているらしく8時の開店を待ってゾロゾロと出かけて行きます。

12時30分の予約時間に間に合うように阿倍野防災センターに到着です。少人数制で説明も丁寧です。まだ夏休み1週間残っていますので宿題が終わっていればぜひ体験につれて行ってあげてほしいです。小学生は60分コース、大人は120分コースもありその中には応急手当もありました。

@地震体験
映像と座席が一体化されており画面の揺れと椅子の揺れを体験

A危険個所の確認
部屋のあちこちに使用中の電気器具があり地震が発生してコンロ・エアコンスイッチ・扇風機等のスイッチを切ってから逃げる体験

B消火器を使って
台所で火事が発生し消火器を使って消火活動を体験

C阪神淡路大震災で崩壊した家屋を取り寄せている街並みを歩き、どこに危険がひそんでいるか説明を聞きながら歩く

D煙にまかれない脱出方法の体験
姿勢を低くしてハンカチで口を押え逃げます。あとでビデオでその風景が映し出され、姿勢を高くしていたり口をおおってなかったりするとチェックされるシステムになっていました。

E震度5、震度7体験
120p身長制限を受けてから立ったまんま「震度5」を体験します。手すりをしっかりと持ち映像と一体化の体験です。ここで案内係が「これからもっと激しく揺れます。怖いと思う人は出てもいいですよ」と言うと6歳のカズ君が一番に走って出てきました(笑)3年生組は最後まで頑張っていました。

F救急車の要請の体験
公衆電話や携帯電話から火事や病人を発見して救急車や消防車を要請する体験もしました。火事なのか病人なのかを告げ、住所や見たままの状態をハッキリと告げ「わかりました。では出動致します」と言われるまで何度も繰り返します。

貴重な体験でした。大人だとこれらの他に怪我人の手当て方法などもあり地域の行事などにも活用できそうです。
(ブログに写真掲載しました)


[3128] 【3240回 荒島岳登山】 2013-08-23 (Fri)

福井県にある日本百名山「荒島岳」に行ってきました。大阪を前夜に出発し登山口にある駐車場で車中泊(しかし車中は暑くて・・・とうとうペグ無し・フライ無しでテントを張りました)

翌朝の早朝から名古屋や岐阜方面から登山に来られる人が多く私達が朝食の用意をしている間に「お先に〜!」と声を掛け登って行かれました。勿論のことですが頂上まで追い抜くことはありませんでした(笑)

急登と資料に書いてある通り、かつてはスキー客でにぎわったであろう勝腹スキー場の傾斜のきつい坂はスタートしたばかりの私達に「標高が低いからと言って日本百名山を舐めるなよ」と宣戦布告をされた気がしました。「帰りこの坂道は膝が大笑いしそうやなぁ」と言いながらブナ林を快適に進みました。

ほぼ標準時間に頂上に到着。休憩はすべて立ったまんまの小休止のみでした。そのかわりゆっくり・ゆっくり夏バテしないように・・・・

しかし気温36度は堪えました。下山時は後ろから照りつける太陽に軽い熱中症の様な症状になり駐車場の車が見えているのになかなか足が前に出ませんでした。休憩をしたくて日影を探しますがありません。ヘロヘロにて駐車場に到着。ここも日影はありません。5分ほど走ったところに滝があり公園の様になっている場所がありましたので登山靴を履いたまま突っ走りました。

滝の水に足を付けましたが冷たすぎて身体を拭くには凍りそうなぐらい冷たいです。水タンクに入れていた水は車の中でお湯と化していたため頭からかぶり服の上からシャワーの様にして掛けました。何とか生き返った気分です。

夏場はやはり3000メートル級の高い山に行くに限ります。暑い時期に低山登山は熱射病で登山道に倒れ込む危険大です。


[3127] 【3239回 お見送り】 2013-08-21 (Wed)

ケンタッキーに留学中の姪っ子の子の「トモちゃん」が長い夏休みを終えて再びケンタッキーへ旅立つ日がやってきました。12月に留学を終え帰国しあとは就職活動を始めなければなりません。私がネパールへ旅立つ日、深夜にも関わらず見送りにきてくれて感動したことがあります。今度はトモちやんに感動してもらおうと内緒で関空へ見送りに行きました。

午後9時のフライトなのてすが2時間前に手続きが必要と言うことで午後7時にANA搭乗手続きカウンターに姿を見せました。「あっ!」私達の姿を見つけて・・嬉しそうでした。

トランク2個持って荷物チェックに行ったのですが、そのまま戻ってきました。「どうしたの?」「2sオーバーなんやて」「超過料金払ってもあかんの?」説明によると到着までに乗り換えが何度かあり、航空会社によって扱いが違うので2s減らしておいた方が良いとの事でした。待合室でトランクを開け本などの重量のある物をとりだし機内持ち込みのバックに入れ替えました。

預ける荷物が一段落したところで餞別品の「日本の駄菓子」を渡しました。ネパールで体験したのですが外国のキャンデーは美味しいのも沢山ありますが香料がきついのもあり私の口には合いませんでした。子供の頃10円握りしめて駄菓子屋さんでかった懐かしいお菓子を袋詰めにして日本が恋しくなったら食べてもらおうと思い渡しました。「いますぐ見たい」と言い「食べたい」に代わり「美味しい」と言ってくれました。外国の友達は「どこを切っても金太郎」の金太郎飴が珍しくて大好きらしいです。

「あっデピ夫人やっ!」トモちゃんが通行人の中からデビ夫人を見つけました。トモちゃんと同じ羽田行の最終便に登場するらしいです(当然ファーストクラスだから機内で同じフロアーのはずはありません)テレビでよく見かけるデビ夫人が付き人らしきおばさんと搭乗手続きをしていました。トモちゃんがスマホを握り「一緒に写真撮ってもらうわっ!と断られてもダメもとで交渉するも「一人にОkすると沢山の人にもしなくてはいけなくなるのでゴメンね」通りすがりに「声を掛けてくれてありがとう!」と、付き人と一緒にエスカレーターに消えて行きました。芸能人なるもの大勢に取り囲まれるのも嫌かも知れませんが、芸能人だと気付かれないのも嫌かも知れませんね。芸能人のオーラは確かにありました。

姪っ子夫婦は2時間先の飛び立つ飛行機を見送ると言うので私達は「では・・」と別れて帰ってきました。親と叔母さんの違いはここらへんに出てきます〜(笑)寮に帰ると前期に同室だったルームメイトも後期は国籍の違うルームメイトにチェンジとなり日本語一切喋れない世界に戻り日常生活から再び語学力の勉強となります。ガンバレ!


[3126] 【3238回 北アルプス遭難事故】 2013-08-20 (Tue)

北アルプスで遭難事故が多発しており、50歳以上が8割を超えていると言います。

槍ヶ岳で8月16日早朝、66歳の男性が転倒し右脚を骨折する怪我をして県警ヘリで救助されました。北アルプスで起きた山岳遭難は8月に入って15件となり、昨年の8月中に発生した事故を上回っています。このうち、救助された人は20人。(昨年は14人)

夏山シーズンが、まっただ中となっており、県警では無理のない、トレーニングは勿論のこと、綿密な登山計画を立てるようにと呼びかけています。

救助された人は、すべて県外から訪れていた人達で、転倒が4人と最も多く、滑落や道迷い、病気が3人ずつと続いています。クマに襲われた登山者もいたそうです。怪我人は13人に上り、県警ヘリが10回以上出動しています。

中高年の登山者が増えており、50歳以上が16人と、全体の8割近くを占めている。最高齢が82歳で、70歳代が6人、50歳代が5人、60歳代4人となっています。若者とて無謀な登山をしていますが救助の対象となるとやはり中高年が矢面に立ってしまいます。60歳を過ぎると断じて単独行動は控えてほしいとの関係者の話でした。

一方、若い世代の無謀な登山も目立っています。20歳の男性は夜通し車を交代で運転し、休息が十分でない状態で西穂高岳に登り始め、途中で気を失ったそうです。双六岳では、家族とともに入山した8歳の男児が高山病になって県警ヘリで救助されました。山小屋でよく見る光景に「小さいのによく頑張ったねぇ!」と絶賛されていますが高山病や体力など保護者は充分に気を付けてもらいたいと思っています。

県警地域課は「夏でも天候の変化は激しい。十分な装備をした上で体力に見合った登山を心がけてほしい」と注意喚起しています。

富士登山でも山岳警備隊の出動が驚くほどの回数で行われている様子がテレビで報道されていました。高山病で嘔吐しているにもかかわらず頂上に向かって歩こうとする者、それを止めない同行者、靴擦れで救助を求める者、呼べばヘリが来てくれるとタクシー代わりに使う者・・・想像もできない要求にも関わらず、笑顔で対応する山岳警備隊のみなさんのご苦労を思うと頭が下がります。

私の姪も「富士山に登りたい」と簡単に言います。山らしい山に登ったことがないのにいきなり登りたい山が「富士山」だと言います。(無茶や〜)
登山用品店さんに登山靴と合羽を購入した「今から山始めます」と言う人には登山教室を開いてほしいと切望します。登山用品店さんなら登竜門だと判断できるし、それが事故を未然に防ぐ近道だと思っています。


[3125] 【3237回 あ〜ら不思議】 2013-08-19 (Mon)

あ〜ら不思議!
蝉の鳴き声が止った途端、朝夕がほんの少しだけ涼しくなりました。蝉って凄い〜!(昼間はまだ暑いですけどね)挨拶も「涼しくなったね⇒ちょっと寒いね」に変わるのもすぐやってくるのではないでしょうか?

家族旅行ではありましたが四万十川の様子を伝えたくてレポートアップしました。思い出しながら手が止り、写真に目が行き、なかなか前に進みませんでした。今度伺う時はみんな元気なのだろうかとか、今回合わなかった親戚の人達にも会ってみたいとか、せっかく行ったのだから子供たちに高知の良いところ(クジラウオッチング・竜串・見残し・龍河洞)を見せてやりたかったとか色々思うのですが、こう暑くては参ってしまいます。

しかし孫たちは四万十川ダイビング以外は何も要らないし目に入らないほどに川遊びにはまってしまいました。プカプカと酸欠状態の鮎には申し訳ないのですが、四万十川の水温が高かったおかげだと思っています。例年だと30分も水の中に入れば寒さで唇が紫色に変色しブルブルと震え「もう帰る〜」と言うに決まっています。

四万十市街地を通過しましたが日中の人影はほとんど見ませんでした。暑くてクーラーの効く家の中で過ごしているのでしょうか。村でも農作業や畑仕事をする人を見かけませんでした。でもこの暑さ、蝉の寿命とともに終わりに近い様子です。

今日は郵便局に行き「ベット1台、衣装缶5個」の廃品回収チケットを購入せねばなりません。それから環境局に電話を入れて予約し、予約番号を廃品に張り付け・・ややこしいですね。昔は大型ゴミの日があり道路には不用品が山積みされていた時代がありました。廃品の中から再利用出来る品物はリヤカーを引いた人達がやってきて欲しい物を持ち帰り、結構リサイクルできていましたのに・・・ね。あの制度が廃止になってから山や橋の下に不法投棄が増えた気がします。手続きがややこしいし、捨てる物に金かかるしと思う人も少数ではありますが居るかも知れません。登山をしていて「こんなところにゴミ捨てて!」と洗濯機や車のタイヤ、冷蔵庫の山を見ながらうんざりする時があります。山に運ぶ労力があれば正規のゴミ回収を頼めば罪にもならないのにね。

●不法投棄は犯罪です
不法投棄した場合、5年以下の懲役または1000万円(法人には1億円まで加重ができる)以下の罰金にするなど、厳しい罰則が設けられています。また、不法焼却についても、平成16年の法改正で不法投棄同様の罰則が設けられました。

ゴミ等を、合法に処理することでかかる費用があります。これより罰金刑が軽かった場合…罰金刑覚悟で不法投棄に走ってしまうため、比較的重い刑が用意されております。産業廃棄物となると、百万単位での費用がかかります。罰金額もそれ相当となっております。とにかく!不法投棄は犯罪です。


[3124] 【3236回 あ〜ら不思議】 2013-08-18 (Sun)

あ〜ら不思議!
昨日までうるさく鳴いていた蝉の声が今朝は聞こえません。
あ〜ら不思議!心なしか風が涼しく感じます。

四万十市から戻り、夏バテどころか押し入れの大掃除を始めました。また姫の「片付け病」が始まったみたいです。ベットを1台処分することにしました。昔ながらの衣装缶も中身の見える今風の衣装ケースに変えました。去年と今年に袖を通さなかった衣類は、きっと来年も袖を通すことはあるまいと処分しました。スッキリ!

「片付け上手は捨て上手」と言いますがそうではなく「片付け上手は物を買わない・増やさない」だと思います。暑い夏、どんなことをしても暑いのなら、もっと暑いことして汗をかいてはいかがでしょうか?

山へ出かける準備・・・暑すぎてまだその気になれません・・・


[3123] 【3235回 四万十は暑いです】 2013-08-17 (Sat)

14日から16日まで四万十市に法事で帰っていました。「日本一暑い四万十市」と言われるだけの事はありました。河原の石はビビンバが出来そうなくらい焼けています。いまはマリンブーツなるものがあり暑さも小石の痛さも、さほど感じませんがとにかく水の中へと飛び込みましたが、これがまたぬるま湯状態で気持ち悪いくらいでした。

両親の墓掃除を済ませ勝間の沈下橋まで行くと橋の上が車が走れないほどに人であふれています。カヌーの観光客の様で車がくると左右に分かれて避けるので危なくて仕方ありません。子供たちは初めての沈下橋に「パパ〜車が落ちる〜こわい〜」と渡り終わるまで叫んでいました。

夜はファミリーライブをしてくれてドラム・ギター・ボーカル・ピアノと親子で競演しキャンプ場から何事かと見物人が来るほどでした。私の息子も飛び入り参加し「長淵剛&ユーミン」の熱唱は夜遅くまで続きました。都会では想像もつかない音量です。大阪だと多分、近所からクレームが出てパトカー出動となるかも知れません(笑)

滞在中は毎日四万十川に浸かり沈下橋から飛び込み、船も出してもらいカヌーと競争したり子供たちにとって思い出多い四万十川だったと思います。帰り際、小学1年生の男の子が別れが悲しいと泣きだし、大人ももらい泣きをしました。往路、復路とも渋滞に巻き込まれることなくスムーズに走行できました。

法事ではなく生きている間に会いたかったと切ない思いでいっぱいです。


[3122] 【3234回 お盆のお参り】 2013-08-13 (Tue)

昨日、天王寺にある「一心寺」にお参りに行ってきました。お盆にはまだ少し早いとは言えお参りの人達の列が途絶えることはありませんでした。ここには舅と姑が眠っているのです。岡山に先祖代々の墓地はあるのですが生前の本人達の希望でぜひ「一心寺」に祀ってほしいとのことでした。

「お骨佛の寺・一心寺」は、宗派を問わず、納骨をお受けしていただけます。納められたご遺骨は10年分をひとまとめにしてお骨佛(遺骨で造られる阿弥陀如来像)を造立してくれ既に姑も舅も阿弥陀如来像になっているのです。お骨佛は核家族化や現在の墓地事情などの環境変化に加え、先祖の遺骨をいつも、いつまでも大切に供養したい、というご遺族の思いを受け止める理想的な先祖祭祀・供養法として親しまれ、納骨に訪れる方は年を追って増えているそうです。

私達の死後もこの「お骨佛の寺・一心寺」にお祀りしてもらおうと思っています。お墓を構えたとて月命日と彼岸と盆としか訪れることのできない寂しい墓地よりも訪れる人誰もが手を合わせてくれる「一心寺」の方が寂しくなくていいのです。13日は姉のところに出向き、お盆に戻ってきた義兄をお参りします(実家は神教徒なのですが・・・まっいいか〜)

14日から四万十市の従姉妹の初盆に帰ってきます。気温40度を超える日本一猛暑の続くあの四万十市へです(トホホ・・)従姉妹の家の墓地は自宅裏の小さな山の頂上にあり参拝する人達が高齢でお参りがしづらいと言い始めました。従姉妹の母、つまり私の叔母が「四万十川が一望できるこの場所がええ!」と入院中に抜け出して自らが決めたりっぱな墓地ですが誰もがその時の事を思い出さず、体力の低下に伴う墓地への道のりが険しいと口々に不満を唱えだしたのです。墓地を守る残された家族は、墓地を平地に移設しようかと悩んでいました。伯母の希望はどうなるのでしょうか?

亡くなった後でもみんなに心配かけたり、もめたりするのであれば、いっそ墓はなくてもいいと思ったりします。私の両親は故郷の、それこそ険しく細い道をよじ登った山の上にあります。墓に続く道のりがつらいと思ったことは一度もありません。高台ですから眺めが良くて寂しい思いはしていないだろうと勝手に思っています。姉は大阪に墓を移設すると言った時期もありましたが、土葬ですので既に土に還っていると思い、故郷に眠っている方が両親にとって幸せなのではないでしょうか。

28年前の1985年の御巣鷹山の日航機墜落事故の遺族の方達も高齢になり1639mの墜落現場に行くにはとてもご苦労な道のりとなってきたのではないかと思っています。よしんば墜落現場に行くことが無理になったとしても、麓の場所から手を合わせるだけでもきっと心通じるものはあると思います。

●8月14日から16日まで「ひめのおうち」お休みをいただきます


[3121] 【3233回 来年の淀川花火】 2013-08-12 (Mon)

「2013年淀川花火大会」
淀川花火大会は2013年8月10日に終了しました。終了したからこそとっておきの「穴場情報」を来年用に!(笑)まず言えることは十三駅や塚本駅は大混雑するという事です。会場に一番近いのはJR神戸線塚本駅です。しかし、しかしなのです。混雑しすぎて花火を楽しむ前に疲労困憊するかも知れません。

そんな時、私の住居圏内は対岸になりますが、視界をさえぎる物は何もなく素晴らしい花火を堪能できます。隣に居合わせた人と「たまや〜っ!」などと掛け声を飛ばしながら鑑賞できるのです。その場所とは阪神電車(本線)淀川駅なのであります。JR東西線を利用しても同じスポットに行けます。阪急の十三駅や中津駅とくらべて比較的すいていると思います。

具体的には内緒の場所なので言えませんが(笑・・ゴメンね)姪っ子は来年も絶対にこの場所で見たいと私に予約を入れて帰りました。「1年も先の予約は受け付けられないよ」と満足げに帰る後ろ姿を見送りました。十三側には有料席のアリーナ席やレフトスタンド席などがあるみたいですがドーンと打ちあがってしまえば無料席でも同じ花火が見えますよ。「お〜い前の人座ってくれ〜見えへんがなぁ!」と叫ぶ必要も無く上を見上げれば平等に美しい花火が見えます。メジャーな場所はやっぱり「河川敷」です。

降ってくる花火の燃えカスもまた共通の話題で前後左右み〜んなお友達になりました。帰りの河川敷から道路へ脱出する混雑を避けるため次回からは花火が終わってから、その場で宴会をすれば余韻を楽しむことができます。姪っ子から来年の予約をされたので弁当持参でてかけるとしましょうか。

「そんなにまでして行かなくても・・・」という人は太っ腹にずっしりと響く迫力は期待できませんが、自宅でネットの生配信って方法もありますね。

東京の夏の風物詩「隅田川花火大会」が7月27日にあり、2020年の東京五輪招致を祈願してオリンピックをイメージした花火などが打ち上げられましたが、 雷雨のため開始から約30分後に中止になってしまいました。不運としか言いようがありません。準備に携わってこられた方の無念さが伝わってきます。隅田川花火大会が中止となったのは初めてだそうです。使用出来なかった花火も雨にぬれ無残な姿になり使用できないそうです。

淀川花火大会は天気に恵まれ多くの観客に夢と感動を与えてくれました。大阪市民!ゴミ持ち帰りのマナーさえ守れれば満点なのですが・・・


[3120] 【3232回 映画と花火】 2013-08-11 (Sun)

「社会を明るくする運動」の一環として法務省が主唱する映画「少年H」が封切りされました。「いま、あなたに伝えたい。戦争を生き抜いた「名もなき家族」そう予告されていましたので見る価値があると思って混雑する梅田を避け伊丹の映画館に出かけました。

この映画は妹尾河童のヒューマン・ドラマで、戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を見つめていきます。あの時代あれほどに父と子が優しく心から通じ合えたのでしょうか「黙ってオレについて来い!」の時代にしてはほんわかする父と子がうまく表現できていたと思います。それにしても子役の少女・・・昭和の時代の香りの漂う子役をよく見つけて来たもんです。ピッタリのはまり役に感心しました。

その夜、夕食を食べていると、姪っ子が会社の帰りに寄るので車を駐車させて欲しいといきなり電話がかかってきました。何用なのかと聞くと「えっ?知らんの?〜!淀川の花火やがなぁ〜」淀川の花火を見に行かない私達がおかしいと言わんばかりの勢いでしばらくすると友人ともども我が家に到着しました。

「みっちゃんのおばちゃんも行こうやぁ!」お勧めスポットを口で説明するのですが伝わらず仕方がないので場所案内がてらに花火鑑賞に出かけることにしました。途中すでに通行止めになっておりパトカーが停まっていました。パトカーの中から手を振る知り合いのお巡りさんを見つけました。「気を付けて、迷子にならんようにね」と声をかけてくれました。

途中の堤防の上によじ登り座りましたが不安定で花火を見ているうちに落下の危険があり、その上、電車の鉄橋が邪魔になりやはり遠くても私のお勧めスポツトまで前進することにしました。2号線を超えて堤防の下に降りるのですが長蛇の列で前に進めません。今年はことのほか人出が多いみたいです。警備員の和も半端ではありません。花火までにトイレを済ませておこうと言う観客が長蛇の列を作っていました。

やっと視界を遮る鉄橋を超え、お勧めスポツトに到着しましたがすでに昼間から席取りをして待っていたのか座る場所が見当たりません。どうにか前後の人に少し譲ってもらって3人座るスペースを見つけシートを敷くことができました。「帰りは混雑で道路に上がるのに1時間以上かかるから終了10分前には上に上がろうね」と言っておき定刻の午後7時40分にはドーンと大きな花火と歓声が響き渡りました。ダイナミックなスタートでPL花火に負けてはいない様です。

最初から最後まで目を見張るような大玉で大きな拍手が鳴りやみません。対岸の十三側には有料座席や屋台も出ている様子です。ときおり通過する電車の中を見上げると乗客全員が花火を鑑賞している様子でした。「迷子のお知らせです」「立ち止まらないでください」終始そんなアナウンスが流れていました。あまりのド迫力に前に座る7歳の女の子は両手で耳栓をして母親の膝の中にうずくまっていました。

ドドーン・・腹に響く大きな音に酔いしれました。姪っ子もその友達も「ええわ!ええわ!この席は凄い」の連発です。終了10分前に帰るコールを掛けましたが「最後までこの席で見たい!」と言うので帰りの混雑を覚悟して最後まで花火の燃えカスが飛んでくるほどの特等席で花火鑑賞をしました。

帰りも今迄に経験したほどの待ち時間もなくスムーズに帰宅できました。警備員の増員、よじ登られそうな場所には警備員が待機し正規ルートへの誘導をしたりして、二重・三重の安全確保をしていました。「迷子になったら2号線の信号の所で待ち合わせね」と言っておいたので途中で3人バラバラになりましたが再び合流することができました。

2号線にでたところで救急車が1台到着し浴衣を来た花火見物人を乗せていました。多分熱中症にかかったのではないでしょうか。とにかくすごい人でした。

(ブログに写真を載せましたが迫力が伝わりません〜ゴメンナサイ)


[3119] 【3231回 長居するならお好み焼き屋】 2013-08-10 (Sat)

忠太郎夫妻とは2011年12月に皆生温泉へ行って以来2年ぶりの再会です。「テレビで四万十川の事が放映されるよ。四万十市が最高気温38度だって」そんな電話を貰って声を聞くと急に会いたくなりました。いっつも別れ際に「また今度ね〜」と差しさわりの無い挨拶で別れてしまいますので「明日か明後日会おうよ!」と日時指定をしました。9日のランチタイムに近鉄アベノ駅で再会を成し遂げました。

忠太郎夫妻とは某ウオーキング協会のスタッフとして長く、仲良くさせて貰っていまもしっかりと友情の輪は繋がっています。PLの花火の招待を受けたり、バスウオークの時は龍野のトンボに扮装してもらったり妻籠ウオークでは山賊に扮装してもらったり楽しい思い出が山積みなのです。私がバスガイド役を引き受けた時などはバスの中で野次を飛ばす役も引き受けてもらいました。どれほどにバスの中が愉快だったことでしょう。

忠太郎たちとの楽しい時間を過ごした写真をブログに載せました。ウオーク仲間の人達の中では知る人ぞ知る忠太郎だと思います。とても元気で昔とちっとも変らずで楽しい時間を過ごしました。

アベノの新しいビル「アベノハルカス」の12階、13階、14階と食事場所を探してウロウロしましたが、どの店も混雑しており、その上、騒々しくて5人がゆったりと座れる場所がなく、また別のビルへ移動しました。やっと見つけたお店が「お好み焼き」の店でした。

既存のビルは新しいビルに客足を取られ、どの店も大なり小なり影響を受けている様子でした。そのおかげで急き立てられることも無くお好み焼きと焼きそばを食べた後には「ゲソ焼き・ウインナ・キムチ」などチョコチョコと小出しで注文し続けて何と3時間もゆっくりと話をする事が出来ました。店のスタッフの方も注文の品を持ってくるたびに「楽しそうですねぇ羨ましいです」とお愛想を言ってくれとても居心地が良かったです。

それでもまだ話足りなくて次はチョコレートパフェの店へ移動し午後4時近くまで話し込んでしまいました。健康の事、ウオークの事、山登りの事、勿論四万十川のことも話しましたよ。四万十川の栗焼酎の会社に中型バスで伺い河原で鮎の食べ放題、古酒の飲み放題、ビール焼酎の飲み放題の楽しい思い出話をして名残惜しいですがお別れして来ました。

「元気ならまた逢える」そう言いつつ2年も経過してしまったことがちょっと後悔しないでもありませんが65歳を過ぎると(70歳が近くなると・70歳を超えると)「あの時会っておけば良かった」と思うときが誰にでもやって来ます。「また逢おうね」ではなくて今度は具体的に再会の時期を約束しました。

「目に青葉・山ホトトギス・初鰹の頃、四万十川のあの店で焼きたてのカツオのタタキを食べましょう!」を合言葉に元気ならまた逢おうと、汗で濡れた手と手を握り硬い約束をしました。

忠太郎は頭骸骨を開頭する大手術を受けていますが、いつも前向きな生き方で、くよくよせず、術後の与えられた運命は神から授かった宝物だと信じて生きています。いつ再発するかわからない病気への不安は微塵も見せません。小さなことでクヨクヨしている自分たちの心を洗い流してくれたような気がします。来年の春までお互い元気でいたいものです!。


[3118] 【3230回 えっ?震度6?】 2013-08-09 (Fri)

「気象庁、緊急地震速報「誤報」と認め謝罪 ノイズで予測過大に」

8日の夕方、テレビを見ていると画面に、けたたましい警報音と同時に携帯電話も地震警報をキャッチしました。驚いてはみたものの何をどうしていいのか一瞬茫然とするだけで行動に移すことが出来ませんでした。あとで緊急地震速報について、気象庁は、誤報だったとのことで謝罪会見をしていました。

気象庁は午後6時15分ごろ、会見で「緊急地震速報の予想が過大でありまして、広範囲にわたり、大変ご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪していました。 気象庁は、午後4時56分ごろ、奈良県と大阪府で、震度6弱から7程度の揺れを予想し、広い範囲に緊急地震速報を出しました。 実際に、和歌山県北部を震源とする地震が起きましたが、体に揺れを感じる震度1以上を観測した場所はなかったそうです。

気象庁によると、この地震と同じタイミングで、三重県南東沖の海底地震計のノイズを地震の揺れとして取り込んで計算したため、間違った内容の緊急地震速報が出たそうです。

「誤報でよかった〜誤報だったという事を報道しなければならないと思いますが、あんなに頭を下げて謝罪しなくてもいいのでは」と思うのは私だけ?新幹線等が一時とまったと聞きましたが被害に遭わず何事もなくて良かったと思うことは出来ないのでしょうか。このことがあって今後、気象庁が慎重になりすぎて緊急地震速報が遅れることの方が怖い!

しかし緊急地震速報の予想を受けても何も出来ないものですね。貴重品袋を持ち出すとか、安全なテーブルの下に避難だとか何も身体を動かすことが出来ませんでした。誤報だったことを喜び、決して気象庁に対して「何しとんじゃ〜」などと悪たれ口を言うことなく今後の自分の教訓にしたいと思っています。

揺れも怖いし、津波も怖い、長年築き上げた住み家の崩壊なんて考えただけで恐ろしいです。此のことを機会に阪神大震災以降忘れかけていた危機感が目覚め、不用意に積み上げた荷物の整理ができたら誤報も予防に変わると思う事にしました。

北海道に里帰り中のお嫁ちゃんからも心配のメールが届きました。「誤報でよかった」とやさしい思いやりに感謝しています。


[3117] 【3229回 暑すぎるんじゃないのっ?】 2013-08-08 (Thu)

暑いです。暑すぎます。同じ気温でもコンクリートの照り返しのきつい都会は暑いっ!です。最高気温を表示する地名に時々四万十市の名前があります。四万十市に住む従姉妹に聞いて見ると「外に出られるのは明け方と夜中だけ」と自然豊かな四万十市でさえ暑さに喘いでいる様でした。

「テレビで四万十川放映されるんだって〜!四万十川と聞いて姫を思い出したよ」と、昼間に昔のウオーキング仲間から久々に電話があり旧交を温めるランチタイムを約束しました。懐かしいっ!友も四万十川も!

「今テレビで四万十川やってるよ〜」と何人もの友人から電話を貰いました。本当は電話で話している間中、テレビ見れてないんだけどなぁ・・・(録画してて良かったわぁ)1週間先に四万十へ帰ります〜。

気温、湿度、放射熱、風などで気温が違ってくると言います。室外機周辺は41度、車の中は52度、大人の身長では30度、子供なら38度、犬では40度と暑さの体感温度が違ってきます。3歳の孫が外を歩いていると暑いのか私の前に立ちふさがり両手を大きく広げ抱っこを要求します。「抱っこ〜」とも言わず無言でニッコリ微笑まれると思わず抱き上げてしまいますが「歩いてよね〜」と思いつつも大人と8度も違えば暑くてたまらないのですね。ベビーカーに乗っている赤ちゃんはもっと暑いのでしょう。抱っこか負んぶ(これも密着している部分があつい〜っ)に切り替えて涼しい時間帯にお買いものに出かけてあげて欲しいですね。若いお母さん!路上で井戸端会議している場合ではありませぬぞっ!ベビーカーに日蔭を作っているつもりのバスタオルは涼風をさえぎってはいませんか?

ネット社会の速報性を逆手に取りコンビニや弁当屋の営業用の冷蔵庫の中で寝る青年の写真をおもしろがってフェイスブックで流し、それを見た人達が「いいねっ!」を押してブログが炎上したそうです。冷蔵庫に入る方も入る方ですがそれを撮影する方も同じレベルの仲間なんですかねぇ?いたずらも度を越してしまうと犯罪となります。コンビニは問題が大きくなりすぎて店を廃業せざるを得なくなったそうです。常識の範囲を超えた青年達の行動には目に余るものがあります。メールの返信が来ないからと立腹して相手を刺すと言う事件もありました。10年前には想像も出来なかった犯罪が続出しています。

メールは「感情が見えない・形で残る」ものなので「親しき仲にも礼儀あり」を重んじて、きちんと正しく相手に伝えないと誤解を生じてしまいます。

メールの問題点3箇条

●第一位・・・返信が遅い。
★その日に受けたメールはその日のうちに返信しましょう。会議中であったり外仕事であったりしたときは短く「あとで」と今は手が離せないことを送信しておきます。その日のうちの返信は午後10時までに片付けちゃいましょう。

●第二位・・・終わらせ方がわからない。
★「では」をつけて送信しましょう「では今からお風呂に入るのでおやすみ」とか「ではおやすみ」と送信しておけば簡単に解決します。坂本スミ子さんの歌で「♪送って行って〜送られて〜そのまた帰りを送って行って・・・♪」と言う歌がありましたが終わらせ方が解らないときは「では」を使いましょう。

●第三位・・・間違えて他の人に送信してしまった。
★間違えて送信したことを詫びるメールを気が付いたら即入れ、重ねて電話で誤送信を詫びましょう。アドレス登録にひと工夫し「山仲間のAさん」「会社のAさん」「カラオケ仲間のAさん」とグループ分けして登録しておけば誤送信が少し解消されます。

私も誤送信の苦い経験があり「ヒ」の項目に「ヒロミ」「ヒロキ」が続いて登録されており間違えて送信してしまいました。結構ややこしい内容で、すぐに相手から「?????」とクエスチョン5乗で返信されてきました。「何やこのけったいなメールは?!」と、すぐには間違えたことに気が付きませんでした。「ヒ」繋がり・・どちらも親類同志でよかったです〜。

文通が電話に変わり、次はメール、ミクシィ、フェイスブックと便利にはなってきましたが便利が故の障害も多く出ています。使い方を間違えないようにと思っています。

「では・・・・」


[3116] 【3228回 猫も杓子も富士山へ?】 2013-08-07 (Wed)

いま富士山はご存知の通り交通整理が必要なほど大人気の様子がテレビで度々映し出されています。過日知り合いの人から富士登山についてのアドバイスを求められました。混み合った山小屋を敬遠して日帰りで富士山に行きたいとの事でした。「今の時期の富士山は登らず麓から眺めた方が良い」「8合目当たりで宿泊をするのは高山病防止の役割もある」と、混雑する山小屋敬遠のため、一気に登り一気に降りたりしない方が良いとアドバイスをしました。「何時間で登った!」と豪語する人がいますが山はマラソンコースではないのですから、ゆっくりと無理をせず安全に登りたいものです。単なるアドバイスですからそれを無視して登るも良し、静けさが戻ってから登るも良しだと思っています。

そんな折り、富士山の山頂付近で目撃されている迷い犬の記事が目に入りました。「猫も杓子も犬も富士山へ!」だったのです。山頂付近で目撃されていた迷い犬の目撃情報が1日の山開き以降、相次いでいたそうです。いつ、どこから登頂したかは不明。飼い主と富士山に訪れ、はぐれた可能性もあり、民間団体の要請を受け、県御殿場保健所などは24日、狂犬病予防法に基づく保護に乗り出し、捕獲器を設置したそうです。保健所などによると、あばら骨が見えるほどやせ細り、首輪は付けていなく、登山者の与える食料で生き永らえているらしいです。飼い主は、はぐれたまま放置して下山してしまわれたのでしょうか?これほどに世間に騒がれると飼い主だと名乗り出にくいのではないでしょうか?

富士山は人間にとっても過酷なのにペットにとっても過酷な環境のはずです。富士山以外の山でも犬を連れて歩く登山者と出合うことが度々ありますが、私としてはペット同伴の登山は自粛してもらいたい派なのです。犬は自分の家族同様だから山にも連れて行きたいと思うのは犬好きの人の言い分でしょう。きちんと鎖に繋いでいる人よりもリールを外して歩く人の方が多いです。勢いよく走ってくる犬に「おっ!びっくりした〜!」と驚くこともしばしばです。犬好きの行き交う人達から「かわいい〜っ!」なんて声を掛けられるとまた次の山にも連れて行きたくなるはずです。高山植物などの生態系にも大きく影響してくるのでやはり自粛して欲しいですね。。

富士山の迷い犬は「富士男」と名付けられて、設置した捕獲器の中に入っているのを見つけ無事保護されました。捕獲器に入った「富士男」をブルドーザーで5合目まで下ろした後、病院で健康状態を調べ、犬の情報を公示し、飼い主が名乗り出るのを待つのだそうです。救出にかかった経費は誰が負担するのでしょうか?富士男に人間の言葉が喋れたとしたら「環境の厳しい富士山頂に登りたくはな〜い!」「生き物をおもちゃにするのはやめて!」と叫んだはず。飼い主の勝手な思い込みで起きた今回の騒動でしたが、早く引き取りに現れ、迷惑をかけた諸団体に詫び「富士男」にも詫び、深く反省して欲しいと思います。犬苦手で猫好き派のわたしでさえ犬がかわいそうと思えてなりません。

この頃スーパーの買い物用のカートンに犬を乗せて買い物をしている人をよく見かけますが店員さんは注意をしないのでしょうか?(見て見ぬ振りかぁ?)食料品を扱うスーパー内で犬を見かけたら「犬は外に繋いで待たせて欲しい」と思っています。ぜんそくの子供もアレルギーの人もいます。スーパー側はドッグフードやキッツフードが売れればそれで良しなのかな?

そうかと思えば暑い中、飼い主を外で待つお行儀のよい犬を見かけることもあります。ホッとします。


[3115] 【3227回 映画「少年H」間もなく上映】 2013-08-06 (Tue)

「社会を明るくする運動」の一環として法務省が主唱する映画「少年H」は8月10日(土曜日)全国東宝系ロードショーとなります。「いま、あなたに伝えたい。戦争を生き抜いた「名もなき家族」の愛と真実の物語で水谷豊&伊藤蘭夫婦による熱演も見どころだそうです。

1997年に発表されベストセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説を実写化したヒューマン・ドラマです。戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を見つめていきます。

あらすじとしては、昭和初期の神戸。洋服仕立て職人の父とキリスト教徒の母の間に生まれた息子は、胸にイニシャル「H」が入ったセーターを着ていることからエッチというあだ名が付いていました。好奇心旺盛で曲がったことが嫌いな息子だったが、オペラ音楽について指南してくれた近所の青年が特別高等警察に逮捕されるなど、第2次世界大戦の開戦を機にその生活は暗い影を帯びていく。やがて、父に対するスパイ容疑や、学校で行われる軍事教練、妹の疎開といった出来事に直面する様子を描いています。ぜひ夏休みを利用してご鑑賞いただければとお勧めしたいと思います。

幼い時代、私の住む町には映画館はありませんでした。時々、公民館や小学校の講堂に巡回で上映される移動映画館が唯一の娯楽でした。「お母ちゃん!みんなが映画に行く言うてるから、うちも行きたい」と言うと「ほんなら学校からもんたら、ミミズぎょうさん取ってきてウナギ漁に出かけて市場に売りに行かんとねぇ。映画代作らんと見にいけんけん」と言われたことがありました。「キューポラのある町」「ノンちゃん雲に乗る」「愛と死を見つめて」(古っ〜!)
など友達とわくわくして見に行き、帰り道は決まって主人公は自分にすり替わっていました。

テレビもなくラジオと手回しの蓄音機の時代に映画は都会の匂いのする贅沢な催しでした。今はテレビやDVDやスマホなどの情報源が沢山あり、ありすぎて戸惑う事もありますが、夜が明けたら目をさまし、陽が落ちたら寝る・・いま振り返ると、まるで山小屋の生活と同じパターンですね。(笑)

太陽が登り日が沈む生活を繰り返していれば非行もいじめもない!あるのは上級生は下級生をいたわり、下級生は上級生を敬う、誰が教えたでなく伝統の様な生活習慣の中で育ったことが私の今の原動力になっています。


[3114] 【3226回 中央アルプスで韓国人遭難】 2013-08-05 (Mon)

「韓国人遭難・大半が薄い雨具着用」

駒ヶ根市の中ア・檜尾岳(2728メートル)付近で韓国人パーティーが遭難した事故で31日、宝剣岳西側の沢で見つかった男性の死亡が確認されたことにより、死者は4人となりました。4人のうちの3人の死因は低体温症で、残りの1人は滑落。メンバーの大半が薄い雨具を着用していたことが県警などへの取材で判明し、県警は装備不足に悪天候が重なり、最悪の事態を招いたとみています。

県警などによると、メンバーの大半は薄手のウインドブレーカーなどを着ていたそうです。29日の昼頃に宝剣山荘でメンバーと会った日本人の男性登山者は読売新聞の取材に、「韓国人のメンバーは寒さで震えていた」と話していました。20人は28日夜、木曽殿山荘に泊まり、29日早朝に同山荘を出発。この日は朝から雨で、気温も平年より低く、この結果、9人が次々にはぐれ行方不明となりました。

標高2650メートルにあるホテル千畳敷の支配人によると、29日のホテル付近の最高気温は11.6度。雨も断続的に降り、風はホテル独自の基準「強・中・弱」のうち「強」を記録し、宿泊客の中には傘が壊された人もいたそうです。(2650メートルの地で傘〜?)

●夏山でも低体温症リスク

@寒さで体温を奪われると、低体温症の危険が高まる。体の中心部が35度以下になると、震えから始まり、ふらつきや歩行困難、意識障害などに悪化していきます。

A夏山でも雨風にさらされるとリスクが高まり、2009年7月、北海道の大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で遭難死した登山者8人は、いずれも低体温症による凍死でした。

B今回の韓国人パーティーは40〜70歳代で、日本登山医学会副会長は「中高年の場合は、体熱を作る能力や、体内の異変を察知する力が衰えている」と指摘しています。風速1メートルで体感温度は1度下がり、気温10度の場所で10メートルの風が吹けば、氷点下に感じると高山の危険性を説かれています。

雨具を着ても、首まわりや袖口に隙間があると雨は入ってきます。ポンチョも風に吹き上げられ、一気にぬれる危険があるとされます。(高い山でポンチョ〜?)トムラウシ山の遭難事故を調査した日本山岳会副会長は「低体温症を防ぐには、保温性のある下着と、防水性の雨具がポイント」と強調。

万が一の場合は、着替えて温かい飲み物やチョコレートなどで水分とエネルギーを補給し、「ストーブや温泉、電気毛布などで体を温めないと元には戻らない」そうです。

冷たい雨を防ぎきれない軽装での遭難、しかも外国の山をガイドもつけずに登山するのは大変危険な行為だと思います。ネパールでも単独でエベレスト街道を歩いている日本人を見かけましたがアクシデントが発生するとガイド付きの私達日本人ツアーにくっついてきます。現地への外貨の貢献も含めて最初からガイド付きにしておけば安心して登山出来るのにと思いました。


[3113] 【3225回 ツエルトの張り方】 2013-08-04 (Sun)

私の持っているツエルトは自分の身体をスッポリと入れて危険回避したり救助を待ったりするものです。しかし身体ごとスッポリ入れるツエルトが欲しくてこの度、新規購入しました。しかし買ってみたものの使用方法がわかりません。これではいざと言うときに役立つとも思いません。奥秩父の山行の時チャンスがあればキャンプ場で張ってみたいと思っていたのですが実現できませんでした。張り方をネットで調べて見ました。私はうっかり底の無い物を購入してしまいましたので参考にならないかも知れませんが・・・購入するときはお店の人にしっかりと自分の欲しい形を伝えて、出来れば現物と同じ物を広げて確認するといいですね。

(私の持っている2種類のツエルトをブログに写真載せました)


●ツエルトの張り方
@ツエルトの4隅をペグダウン
A細引きひも(購入時気をつけないとヒモは別売品かも)をトレッキングポールにクルクルと2回ほど巻き、細引きヒモを45度の位置でペグダウンする。
(最初はピーンと張らず、たるますのがコツ)
B同じように反対側もセットをする。
C両方張れたらゆるめに張った細引きヒモをツエルトのシワを取るようにピーンと張る。
D中央部もペグダウンする。こうすれば中が広くなる。

参考映像 http://www.youtube.com/watch?v=go4mHt45ha4

これで完成です。ペグダウンする場所がない場所もあったり、立木を利用できる場所もあったりと臨機応変に張りますが、経験の積み重ねが上手く張れるコツだと思います。ツエルトは緊急用であってテントの代わりではありません。テントとツエルトの重量の差は、わずかしか違わないのでテント泊と決まっているときはツエルトで代用せずに、きちんとテントを持参したいと思っています。

大峰・奥駈け山行の山行中に縦走全てツエルトで済ませたソロの男性を見かけました。軽いからと重量的なことだけを重視されテントを持たずツエルトで済ませるのだと話しておられました。ところが雨の多い大峰では度々雨に遭い、ツエルトだと地面から水が中に入ってきて一睡もできなかったとテントを持たずに来たことを後悔されていました。

ツエルトを購入した場合は「機会があれば」ではなく、機会を作り、広げてぜひ練習をしてみましょう。細引きヒモが入ってると思っていたら別売であったり、ペグなどの不足品に気が付きます。ツエルトは常時リュックの中に入っていますが使わないで済めば幸いです。「使わない」と「使えない」では大きな差があり、「使えない」のは、せっかくの安全登山用品も宝の持ち腐れとなります。


[3112] 【3225回 昨日のショック】 2013-08-03 (Sat)

「関空まで送って行って〜!」
「ハイ喜んで!」

そんな会話が事前に交わされていてお迎えの時間がやって来ました。少しでもガレージの中に入れておく方が車内温度が暑くなくていいかと思い寸前に車を出そうとしました。「プルプルッ」ウンともスンとも言いません。バッテリーがあがったに違いありません。ダックツアーに行った際、名塩まで孫を送りガレージに入れるときどこか半ドアになっていたのでしょうか!とにかく間に合いません。今更車が動けず行けないなんて言えません。「そうだっ!向こうの家にある息子のキューブを借りて送ればいいんや」と考えタクシーに乗り、車内でアクシデントの内容を嫁に話しました。「では関空快速でいきます」とのことでしたので私達が乗って行ったタクシーをバトンタッチし、そのまま西九条駅に行く姿を見送る羽目になりました。

まっさかぁ・・こんな日にバッテリー故障が発生するとは思ってもいなかったです。嫁の額から落ちる汗を見た時「申し訳ない」と心から思いました。もう二度と関空行は頼まれることはないだろうなぁ・・・(失笑)

両神山登山の時の八丁峠でバッテリーが上がったら地獄、登山者がいなくなれば車の通過はほとんどありません。そういえば大菩薩峠登山時のロッジ長兵衛の駐車場でバッテリーが上がり難儀している車を見かけました。私達が手を差し伸べる前に親切な登山者がいてバッテリー故障を難なく解消したみたいでした。

ほんまドッと疲れましたわ!まだ購入して1年ほどでポンコツと言うには早すぎるし、やはり管理不行き届きってことになるのでしょうね。バッテリーを充電すると無事エンジンがかかりました(ホッ)

眠れない夜3日目と言うか、宵のうちから「棚作り」に燃えていました。組立に取り掛かる前に説明書をじっくり読み、丁寧に書かれた部品の名称と番号順に並べ「わかったわ〜」といつもの調子で説明書無視の組み立てではなく忠実に説明書に従って組み立てて行きました。孫がプラモデルを作るのを見ていると部品をAからB、Cときれいに並べていきます。そうすれば間違いが少ないそうなんです。私も真似をして部屋中に並べてから取り掛かりました「何しとんねん?」同居人が部屋を覗きましたが「入室禁止」と告げ、ひとりで楽しみました。

押し入れの中だから、そんなに綺麗にしなくてもと思うかも知れませんがクローゼットのドアを開けた時の片付き加減は気分爽快になります。山道具の置く場所が増えてよかったです。(むやみに登山道具増やすんじゃねえぞっ!)


[3111] 【3224回 暑中見舞い】 2013-08-02 (Fri)

「暑中お見舞い申し上げます」

そんな葉書がチラホラと舞い込んできます。暑中葉書は年賀状ほど盛んなやり取りはありません。暑中葉書こそ日頃疎遠となっている親戚や知人に元気印の確認をしてもいいと思っているのですが年賀状ほど・・・力が入りませんね。過日には故郷の同級生から四万十川産の鮎が送られてきました。お礼の電話を入れると「暑中見舞いの代わりじゃけん!食べたや〜!」ひゃ〜っ!こんな暑中見舞い大好き〜!

四万十市に住む従姉妹が「体重が42sになった!嬉しい!」と弾んだ声で電話をくれました。42sで喜ぶのであれば私の贅肉たっぷり分配してあげるのに・・・と思ったりもします。体重38sの病み上がりの従姉妹にとって健康回復のバロメーターは「体重維持」みたいです。

寝苦しい夜の気晴らしにと「押し入れ大掃除作戦」を2夜続けて展開しました。息子が残して行った書籍箱が山のようにあり「古い本だし捨ててもいいか?」と聞くと「税法が変わり古い資料がいる時もあるから・・」とOKサインが出ないまま右に移動したり左に移動したりしているうちにスポッと隙間ができました。「こりゃあいい物入れスペースになるわ!」と思い、寸法を測り棚の製作を考えて実行に移したいと考えていました。そして、眠れぬ2夜目・・・もう一度整理をしてみると、もっと隙間が出来て寸法が変わりました。

コーナンに行き、色々と物色してみると千円出せば恰好の棚が既製品でありました。早速購入しバイクにくくりつけ、戻ってきました。(荷物が大きくてカーブでハンドルが回らず怖かった〜!)眠れぬ3夜目は棚の組み立てをしようと夜が待ち遠しいです(フフフ・・)

午後からは函館に里帰りする嫁と孫を関西空港まで送りに行ってきます。函館ではもうひとりのお婆ちゃんが首を長くして待っています。親子水入らずのひとときが過ごせますように!

          ↓
じぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇ!

fitが動きません〜!仕方がないので息子の車で関空へ行くべくタクシーで息子宅へ行き、嫁に話をした「関空快速・はるかで行きます」とのこと。バッテリーが上がったのか?ショック〜


[3110] 【3223回 今日から制度が変わります】 2013-08-01 (Thu)

【8月1日から高速ツアーバス廃止】

「高速ツアーバス」が廃止され、乗合バスに変わります。高速バスの規制は「高速乗合バスの安全対策をさらに強化しつつ、「高速ツアーバス」のメリットを取り入れた新制度「新高速乗合バス」に一本化するらしいです。これは去年の関越道バス事故をきっかけとした制度改正となりました。

「高速ツアーバス」は、旅行代理店が貸切バスを借り上げて都市間の人員輸送を行う募集型企画旅行商品という形で運行されていましたが、8月からこの業態での運行はできなくなります。主に都市間夜行バス(深夜バス)として利用されていた高速バスを規制する制度が激変します。 高速バス制度は、従来からの「高速乗合バス」の安全対策をさらに強化しつつ、料金やダイヤ設定の柔軟性など「高速ツアーバス」のメリットを取り入れた新制度「新高速乗合バス」に一本化されます。

「高速ツアーバス」から移行する事業者は、適用される法律が旅行業法から道路運送法に変わり、旅行会社から乗合バス(路線バス)事業者へ移行し、バス停を設置したり、バスに行先表示装置をつけるなど、道路運送法上の規制を受けることになります。

8月からの高速バスの予約がしづらい、できない状況が続いているようです。前提として高速バス事業から撤退する事業者も多いうえに、許認可に時間がかかった事業者があったり、認められた路線数が少なかったりで、供給座席数が少ないということが要因です。

安全管理や各種規制も新制度の導入と共に強化されます。また、いままでの「ツアーバス」では旅行会社とバス会社の責任分担が曖昧だったものがすべて乗合バス事業者の責任となります。関越自動車道における高速ツアーバス事故で顕在化したツアーバス問題。安全性向上の取り組みの最終的な着地点が新制度の導入となりました。

「ツアーバス」では、○○ビルの前といった集合場所が指定され、「集合時間」内に旅行会社の係員に受け付けてもらい、「出発時間」にバスに案内されて発車という形態でしたが、新制度では、バス停の前で乗車を待ち「出発時刻」を待つ形になります。 当日飛び込みで乗車するなど、利用の仕方が多様化します。

いままでの「ツアーバス」では旅行会社と予め契約し、事前の代金支払いが必要でしたが、新制度では従来の高速路線バスと同様に、空席がある場合にはバス会社に当日直接運賃を支払えば乗車できる、という仕組みを導入できるようになります。

そういう事で例年運行されていた室堂行きのバスが「2013年は運休します」と表示されています。仕方ないので9月の剱岳行は立山まで自家用車で行き、前日にキャンプ場でテント泊と言う別の楽しみ方をすることにしました。


[3109] 【3222回 隠れ冷え性】 2013-07-31 (Wed)

この時期事務所内で仕事をする者と営業などで外から帰った者との温度差があり、どちらの言い分もよくわかります。汗をタラタラと流していてもお腹に手を当ててみると冷たく感じたことはありませんか?これが隠れ冷え性だそうです。

冷え性は血行不良のことを言い、筋肉が痩せると血流が悪くなります。原因は運動不足と自律神経の乱れにあります。お腹の周りにタップリと付いた脂肪は「保冷剤」の役割をするのだそうです。(ヘェー?いつも私は保冷剤をお腹に巻いて過ごしているんや〜)クーラーの効いた部屋と効いてない部屋を出たり入ったりすると自律神経の乱れが生じ、手足にだけ血流が流れ身体が冷えて「隠れ冷え性」になるのだそうです。

●隠れ冷え性のチェック
@お腹に手を当てると冷たく感じる
Aいつもだるい気がする
B下痢や便秘がちである
C風邪をひきやすい
D体温が36.3度以下である

特に体温が36.3度以下の人は隠れ冷え性間違いなしだそうです。一度体温を計ってみませんか?

予防法としては筋肉を鍛えるスクワットなどをして筋肉の痩せを防ぎます。食物からはかぼちゃ、玉葱、鯵、マグロなどを食材に使えば改善される可能性があるそうです。但し短期間では改善できませんので「続けること」が大切です。

ボランテイア事務所勤務も冷房がきつくて冷え性になってしまいそうです。「ちょっと寒くありませんか?」と聞くと「丁度です」と快適さを表現されますので、靴下やカーディガンなどの衣服で調整するしかありません。役所は設定温度28度ってルールなのですが・・・・

加齢に伴い水の冷たささえも敏感に感じます。子供のころ夏休みと言えば朝ごはんを食べるとすぐ四万十川にジャボ〜ン、唇が紫色になると河原の石を抱き暖を取る。昼ごはんだと呼ばれると裸のまんま家に帰りまた夕食まで川の中・・・いま思うと一日中水の中にいて冷たくなかったのかなと思います。

水の中では、ほおずきを沈めては誰が一番に潜って取りに行けるか、泳ぎに飽いたらエビを捕ったり魚を突いたり・・いまみたいに日焼け止めクリームなんてないし母親に言わせると「夏に日焼けしとくと冬になって風邪を引かない」と色黒を褒められたりしました。いまも後遺症なのか地黒・・・!


[3108] 【3221回 子供たちの夏休み】 2013-07-30 (Tue)

長い長い夏休みに突入し子供たちはあっちこっちと行きたいところがいっぱ〜いあるようです。その中のひとつが「婆ちゃんち」らしいのです。この日は、ももちゃんママがお仕事なので前夜から4人がお泊りに来ていました。いとこ同士は仲よくくっつくこともあり、また姉弟げんかも激しいです。「いま泣いたカラスがもう笑うた」と言う言葉が昔からありますが喧嘩中は婆ちゃんは離れて見守ります(どうしていいかわかんな〜い)

今回は水陸両用バスに乗ることにしました。社会勉強と言うことで事前にネット画面を見ながら説明をして更にガイドさんの説明を聞き、自分の目で見て体験しました。この日の日記が楽しみです。

このバスに乗るにはお金以外に「勇気」がいります。走行中は好奇の目にさらされます。信号で停車するごとに指をさされたり、手を振ってくれたりと大人だけの乗車だと「勇気」の持ち合わせが必要です(笑)水陸両用バスがメジャーデビューしていない頃は「バスが水面に浮いているっ!」と事故と勘違いして警察に通報された事があるらしいです。これは本当の話らしいですよ。バスに乗るより岸壁から水面に入る所を見物する方が面白いかもしれませんね。

途中で小雨が降ってきて、窓側の席はあわてて合羽を着ました。「これまさに合羽ツアー」とダジャレが言いたくなるような雨と一体したバスです。何故窓にガラスが入れられないのかガイドさんが説明したりバスのドライバーさんは船舶免許がないので途中で交代したり、水面突入時の迫力も「一度は乗ってみたい」乗り物かもしれません。

「大阪以外から来た人いますか?」すかさず孫が「にしのみや〜!」と言いましたが後部座席から「鹿児島県〜」、「石川県〜」と声があがり笑っちゃいました。でも西宮も大阪以外だから間違いではありません。うん。うん。

翌日から3日間ボランティア事務所に出勤日となっており早々にベットに入りました。家の中はオモチャでひっくり返っています。だれか家で留守番する人が片付けてくれるでしょう・・・・


[3107] 【3220回 休日の警察署】 2013-07-28 (Sun)

7月18日に財布が独り歩きして、独りで帰ってきた話を書きましたがそれ以後届けて下さった人から何の連絡もないまま1週間以上が経過しました。戻ってきたのは嬉しいのですがそれはそれで何か気にかかります。とりあえず「そう言うことがありました届け」をしておこうと土曜日の警察を訪れました。

免許更新の窓口も遺失物係の窓口も閉まっていて当直だと思われるおまわりさんが何人か職務に励んでおられました。「じつは〜紛失物届け出もなく盗難でもなく・・」とまどろっこしい前置きを言いながらメモにはきちんと日付や経過を文章にして説明をしました。「う〜ん!困ったなぁ!どの書類に書いてもらえばいいのだろうか?」私達の会話を聞いていた先輩らしきおまわりさんが「とりあえず住所、氏名、電話番号を聞いとけ!」と助言をしてくれました。

私が名前を書くと「あっ安全協会のあの人!」私は安全協会の者ではありませんが言いたいことはわかります。「教育コンクールに優勝して此花警察の名を府下に轟かしたあの人かぁ?」と周りにいたお巡りさんたちの目が一斉に私の方にに注目したのがわかりました。「そんな人がドジだなぁ」と言われている気もしました。

報告が終わり先輩らしきおまわりさんが「この事が原因で今後生活をする上において今迄と変わった出来事があればいつでも来て下さい」とやさしく言って下さいました。善意の届け物であっても、関わり合いになるのが面倒くさくて名前も告げずに帰る人も多くいると聞きました。無事に財布が戻ってきたことを素直に感謝したいと思っています。

制服制帽のおまわりさん達も、事件事故がなければ穏やかで優しいイメージでした。


[3106] 【3219回 二度目の剱岳へ】 2013-07-27 (Sat)

随分と昔の事ですがクライミングの講習を終えて終了山行として「いざ剱岳へ」とクライミング第一期生の仲間たちと行ったのが最初の剱岳登山でした。「クライミングなんて・・・必要あらへん!」と言った某仲間が「剱に行くんやったら行くで、そう言うてくれたらクライミング講習受けたのに〜」と言われて失笑したことがありました。

今回も新たにクライミング講習を終えた若き青年が唐松岳から見た剱岳の雄姿に魅了され「ぜひ剱岳へ行きたい」と熱いラブコールが飛んできました。9月の実施までには2、3回近場の岩場でトレーニングを積んで「2度目の剱岳」に行こうと思っています。

岩場通過のアドバイス
●岩場での待ち時間はあせらず休憩時間に充てるくらいの心の余裕をもちましょう。
●休憩の際も落石には充分気を付けましょう。
●鎖には全体重をかけず、バランス保持として使いましょう
●ウエストポーチやカップの袋、ペットボトルなどリュックの外にあるものすべてリュックの中にしまいましょう。(落下すると凶器と化します)
●岩場での時計の破損も多いので気を付け、できればリュックにしまう方がよいでしょう。
●岩場でのストックはリュックにしまいましょう。
●岩場通過の緊張感で喉が渇きます。充分な水分補給をしましょう。
●手をかけた岩は思い切り引かずに押さえつけるように日頃から訓練しておきましょう。
●手を使う岩場や鎖場では滑りやすいので手袋は外しましょう。(沢登り用の指先のカットされた滑り止め付きの手袋ならOKかも)
●カニの横這いは、初めの一歩が出しづらいです。足元をよく確認し、出した足のすぐ横に足を添えて進みましょう。

これらを実際の岩場でリーダーが説明しているグループがありますがとんでもない!だから渋滞が起きるのです。これらの注意事項は出発前に何度も訓練しメンバーに指導する必要があります。メンバーが関西と関東に離れている場合はここをよく読んで互いにトレーニングを積み重ねて行こうと思っています。

登山届には
@住所、氏名、年齢、性別、登山歴、行程、日程、行動の概要、装備食料、緊急時の連絡先、緊急連絡者との続柄などが警察署への届けに必要となってきます。パーティを組む場合はリーダーが提出してくれますが記載事項は「個人情報だから」と拒まれるとチームワークが乱れ、山行自体が不可能になりかねません。そこんところヨロシク!

もうひとつ「山岳保険」の加入をお願いします。登山用品店やネットでも加入できます。私は年払いの山岳保険に加入しています。ヒマラヤ行きの時は標高6000mまでしか対象にならず6189mの山頂での事故は適応外のためちょっと心配しましたが無事下山できて良かったです。海外で通院した病院での支払いも帰国後支払ってもらいました。「お守り」的な要素もあり山岳保険の加入をお勧めします。(ハイキング保険では保証しきれない事項も多いので見直してみるのもいいのではないでしょうか)


[3105] 【3218回 子供の個性】 2013-07-26 (Fri)

孫たちとキャンプをして感じたのですが、生まれてからわずか8年であっても、6年であっても、3年であってもそれぞれに個性があり生まれ育った環境の差を垣間見ることができました。女の子は女の子らしく男の子は男の子らしく、末っ子は末っ子の逞しさを発揮していました。我が家にお泊りに来た時とは別の顔です。コテージと言う宿泊環境が解放感を与えたのかも知れません。

些細なことで、ひとたび子供同士の「喧嘩」が勃発したとしても姫婆は遠くから見守るだけ!仲裁には入りません。誰かが泣いたり、仲間の輪からはじかれたりしましたが、しばらくすると自分たちで解決をし、何事もなかったようにまた額をくっつけて遊び始めました。その繰り返しです。パパは子供たちの心のフォローに奔走しっぱなしです。

登山に於いても、ボランティア活動に於いても、まったく別の人生を歩んだ人達が集合するのですから多少の意見の相違はあってしかるべきです。しかしどこか接点を見つけて折り合いをつけることも大事です。子供達の様に素早い変わり身とは行きませんがお互いを尊重すれば解決するのではないでしょうか。しこりを残さない事です。

山行中はリーダーが絶対的存在です。山行中のトラブルは生命にかかわります。リーダーの適格な判断に従わず自分を主張するとパーティの絆は崩れてしまいます。しこりも残ります。それだけに留まらず事故を発生さす原因にもなりかねません。

燕岳で見た光景です。
ツアーの客が燕山荘にチェックイン後、荷物を置き燕岳頂上に向かう様子がうかがえました。団体の後ろを「道を譲ってくれないかなぁ」と思いつつ私達も後に続きます。歩いているだけなら静かに後ろに従うのですがペチャクチャとお喋りが盛んで足がなかなか進まないのでイライラしていました。突然天候が変わり風が強くなり、今にも雨が降りそうな状態になりツアーガイドは引き返す決断を客に伝えました。すると客のひとりが「せっかくここまで来たんだから頂上まで行かせろ!」を皮切りに「引き返すのは嫌だ」「行こう!行こう」と口々に言い始めガイドは「じゃあ合羽を着て下さい」と渋々頂上に向かうことにしたようです。その時、大声で叫んでいた客の合羽はビニール合羽だったんです。私達は笑い声を押し殺し、肩を震わせていました。

ガイドが一度決断したことを客の苦情で変更したことにも問題はあります。客もガイドの出した決断に従わないことも問題です。それ以上にビニール合羽で2,763 mの山を舐めるなよと言いたくなります。ツアー参加時には事前に集合し持ち物チェックを受ける必要がありそうです。

世界文化遺産登録後の富士山登山に「登山初めて」のツアー客が押し寄せる傾向がありますが登山用品店の「これを着て富士山に登ろう!」とウエアーの宣伝ポスターに書くのではなく「登山教室を受けて富士山に登ろう」としてはどうかなと思っています。登山用品店で無料あるいは低額料金で初心者用に登山講座を開催して下されば、装備も万全で、歩き方もマスターして楽しい富士山登山になるはずです。

そして初めての登山が「富士山」と言うのも無茶で〜す。


[3104] 【3217回 「ソーメン流し」と「流しソーメン」】 2013-07-25 (Thu)

22日と23日、三重県海山というところに水遊びに行ってきました。大阪から4時間ほどの地にある場所です。途中トラックの大破事故があり少しだけ渋滞していましたが平日のため道路の渋滞もさほど感じることも無く、1台は西宮名塩発、1台は大阪此花発で出発しました。現地の道の駅で合流予定として途中の連絡は同乗者が携帯電話でやメールで「いまどこ?」と相手の車の確認ができます。10分ほどの差で「道の駅海山」で合流し、昼食を済ませキャンプイン海山に到着しました。チェックインの時間は2時という事でまだ1時間もあります。子供達は早々と水着に着替え川に行こうとします。「引率者だ〜れ?」みんな忙しそうに動いていて、どうも手の空いているのは爺・婆の様です。

銚子川の流れは浅瀬も多くあり低学年の子供達に最適です。プールの様にところどころ流れが途切れており誤って流されることはありません。ライフジャケット必携とパンフレットにありましたので準備万端です。隣同士のコテージを2棟借りて食材を冷蔵庫へ。箸以外は全て揃っています。途中で雷雨もあり、今回は小さな子供もいることからテントでなくて良かったと思った次第です。

まっ、一泊二日、子供中心に楽しく過ごしたことは言うまでもありません。私の中での一番の思い出は昼食に「流しソーメン」をしたことでしょうか。チェックアウト後に川原で流しソーメンをしようと言う計画で事前にコーナンでナイロン段ボールを買い竹筒の代用品を手創りしました。繋ぎ目に問題点はありましたが上出来〜!子供達は食べることより流れてくるソーメンをキャッチしようとキャッキャッ大騒ぎで周囲には見物人も出るほどでした。夏休みの思い出になったと思います(ブログに写真掲載)

私は無類のソーメン好きで1年中ソーメンの在庫を切らしたことはありません。味噌汁にはいつもソーメンをトッピングに使います。会社勤めの頃は昼食時間に6階ホールで女子社員達とクルクルと回転するソーメン流し器を購入し流しソーメンを楽しみました。

息子達が小さいときの昔のことですが、キャンプの帰りに清流を見つけて傍らでソーメンを湯がき昼食にソーメンを食べようと準備をしました。湯がいたソーメンを清流ですすいでいる間に誤って川の中にソーメン全部流してしまいました。義兄の故一刀水が「ミチコ!お前はアホか!流しソーメンじゃなくてソーメン流しやないかぁ!」と言われてしまいました。心の中では「ソーメン流しと流しソーメンとどう違うねん・・ブツブツ・・・」と思っていたら見透かされてしまい「川に流してしまうのがソーメン流しやっ!」と追い打ちをかけられた懐かしい思い出があります。夏になるとそんな義兄との会話を思い出しています。

では・・・真面目な話、「流しそうめん」と「そうめん流し」はどう違うのでしょうか?調べてみました(調べたんかいなぁ暇人やなぁ」)

●半分に切った竹筒を使い上からソーメンを流すものを「流しそうめん」
●テーブルに丸い固定した回転式そうめん流し器を使い、ぐるぐるとその場で回すものを「ソーメン流し」と区別してるようです。


[3103] 【3216回 孫たちと夏休み】 2013-07-24 (Wed)

三重県にある「キャンプin海山」で川遊びをしました。コテージを2棟借りて子供たちは行ったり来たり。夕食はみんな集合してワイワイガヤガヤ。夜は「いとこ同士」でトランプです。チェックアウト後は河原でソーメン流しをしました。コーナンでナイロンダンボールなるものを購入しママ達の手作りレールです。ソーメンを食べるより流れるソーメンに歓声を上げ、近くで泳いでいたよその子供たちも遠くから羨ましそうに眺めていました。嫁同士の交流や、小さないとこ同士の親睦は爺、婆が他界したあとの大切なファミリーの絆だと思って橋渡し役をしたつもりです。大阪から少し遠いですが静かで水がきれいで「穴場」です。

食材は途中の地元のスーパーで買おうと言うことになっていましたが、私達が登山山行の途中で、いつもスーパー探しに苦労しているため、食材は大阪から準備をしていきました。スーパーを探したり買い物に要する時間があれば子供たちは一刻も早く水の中に入りたいのです。夏休みの思い出第一弾終了〜!第二弾は8月の十津川・昴の里です。

16日の朝は雨の音で目が覚めました。昨日でなくて良かった〜と思った次第です。2年間も履いていなかった沢靴は今回の川遊び時に久々に進水式をしました。昔は素足で川の中を移動していたはずですのに足の裏は退化したのか痛くて一歩も歩けません。子供たちは500円のマリンブーツを履き、姫婆は沢靴を履いて川の中へ。

天気でよかったです。暑くてよかったです。でも・・川の水こんなに冷たかったかしら?


[3102] 【3215回 創意工夫の夏祭り】 2013-07-21 (Sun)

間もなくどこからともなく聞こえる夏祭りのお囃子太鼓。大阪の祭りは天神さんではじまり此花・伝法夏祭りで幕を閉じると言われています。

私の住んでいる大阪市此花区の伝法の夏祭りは「北上太鼓・北五太鼓・北中太鼓・南上太鼓・高見太鼓」など多くの太鼓が町内を練り歩き夏の夜を賑やかしてくれます。玄関先に貼られた寄附の紙はどの家も10枚を超えるのではないでしょうか。

此花伝法・高見地区には、「澪標住吉神社」と熊野系の「鴉宮」が鎮座しています。特に、「澪標住吉神社」の紋章は、大阪市の市章に採用されている事でも有名です。また、海運業で財を成した鴻池財閥の本宅も残っているという歴史あり、伝法の町並みは昔ながらを感じさせてくれます。祭りも太鼓台あり、枕太鼓や獅子講などあって、昔からの祭りを継承しています。

伝統のある祭りが継承されている中で小学校が中心となり地域のお年寄りたちの手を借りて「夏祭り」を実施している地域があります。兵庫県西宮市名塩小学校です。夏休みに入った20日、夏まつりの手伝いにママが行くからとの事で子供たち3人を預かるために名塩に出向きました。午後3時開幕の一声は名塩小学校校長先生です。PTǍのみなさんが売店「アイス・ジュース・焼き鳥・おにぎり・フランクフルト・バザー」など校庭は昼なのに夜店〜ムードで子供たちの行列がなが〜く続いていました。ほとんどが50円・100円で購入できる仕組みです。

ゲームコーナーは老人会の「うちわ作り&フリスビー」、ママたちの「ペットボトルボーリング」、消防署主催の消火器を使ってのヨーヨー落とし・西宮警察署による自転車クイズなど盛りだくさんです。付き添っている大人たちも充分楽しめます。西宮警察署による「○×クイズ」は正しく自転車に乗るためのひっかけクイズも多く私の率いる孫たちとその友達グループは最後まで正解をし続け優勝賞品をゲットしました。(そりゃそうだ〜婆ちゃん大阪府警の交通ボランティアしてるもん間違うと恥ずかしいよねぇ)どれに出場してもささやかではありますが景品がついていて子供たちは大喜びでした。

午後4時を過ぎると校庭の真ん中にブルーシートを敷き、特設スタジオができました。「スター誕生」と銘打ってエントリーされた1年生から6年生までの生徒がダンスや歌を披露します。審査員は校長先生や地域の名士たちでグランプリを競いました。どれも甲乙つけがたく(どんぐりの背比べ)ではありましたが素人っぽくておもしろかったです。

日暮れには老人会の方達による生歌・生太鼓の「名塩音頭」で最初は小さな輪でしたが先生方や生徒が老人会の輪を大きく取り囲み楽しげな盆踊りの輪となりました。歌い手のご老人はかなりの高齢で、これ以上歌い続けると酸欠で倒れるのではと思ったところでおしま〜い。

その後は校舎の屋上から打ち上げ花火がはじまり、最初は「ショボッ!」と子供たちから陰口も聞こえましたがだんだんとパワーアップしてきてクライマックスでは大きな歓声があがるほどになりました。

日もとっぷり暮れ、空にはまぁるいお月様が出ていました。3歳のコーちゃんに「ホラ・・お月さんがでてるよ」と教えると「じゃあ、もう寝る時間だね婆ちゃん!」と言われて大笑いしました。子供たちはいつもお月様が出る頃は就寝時間だと躾けられている様です。

ちょっと疲れましたが手作りのお祭りも温もりがあり大人も子供も楽しませてもらいました。それにしても準備に携わったスタッフの皆さんのご苦労は大変だったと思います。老人会の皆さんも、まだまだ役に立つんだと言う自信に溢れていました。この校区では地域のみなさんも一緒に子育てをしてくれているのだなぁ〜!

『22日と23日は孫たちとキャンプin海山」に川遊びに行ってきますので書き込みをお休みさせて頂きます。


[3101] 【3214回 戻ってきた財布】 2013-07-20 (Sat)

夜間にポストに入れられた財布を愛おしく眺めています。それにしても、どなたが届けて下さったのでしょうか?

財布から免許証と保険証を抜きました。カード入れに入れて現金とは別に持ち歩くことにしました。毎月26日は「2重ロックの日」って広報活動しながら自分にも強く言い聞かせています。昨日は何度リュックの中の財布を確認したことでしょうか。

昔、一度だけ電車の座席に財布を置き忘れたことがありました。武田尾から海老江間を利用したウオークの帰りだったと思います。海老江の駅で紛失したことを駅員に告げ財布の特徴を告げました。「紫色でリュックのかたちをした良質の皮のサイフで中身はいくらぐらい」と覚えていることを全て話ました。するとどうでしょう!あったのです!乗客の方が届けて下さっていたのです。その時は置き忘れていたという自覚はありました。しかし今回は全くないのです。

その後は座席を立つときは座席を「振り向いて確認」することにしています。子供たちには持ち物には名前を書くように言いますが自分の持ち物に名前が書いてあるかと言うと無名のものも多いです。クライミング道具には共同で使用する場合があるのでテープで自分のマークを入れていますがそれ以外に名前を書いているかどうか再チェックします。

例えば山小屋で宿泊時、乾燥室に雨具を干したとします。自分では目印を入れたと思っていても自分より先に別の人が間違って持ち帰る場合も多々あると思います。登山靴もそうです。同じメーカーで同じサイズであれば先に出発した人が間違えてしまうとどうしようもありません。

私は雨具にはゴム付きのラミネート加工をしたカードをつけています。(ブログに写真掲載しました)登山靴は脱いだらすぐ中敷きを立てておきます。そうすれば中敷きも乾燥できるし間違えられず一石二鳥です。とにかく自分の身から遠く離れる場合は他の人にアピールする事が大事だと思います。「絶対間違えない!」と思っていても相手が間違える場合もあると言うことを想定しておかなければなりません。

有名なタレントの奥様が浮気防止にパンツにマジックで大きく名前を書いてよそ様の前で脱げないようにしていると笑い話をしていました。名前とは相手にも「自分のではない」と誇張することが大事ですね。だって買った時の大枚はたいたことを思うと間違われるとショックです。

アルプスの山小屋で雨の日、合羽のズボンが無いと受付に申し出た人がいました。上着には名前が書いてあったのですがズボンが上着のハンガーから落ちてなくなったそうです。小屋の人が出発準備中の登山者に向かって大きな声で事情を説明し間違っていないか確かめて下さいと呼びかけていたことがありました。同じメーカーで同じ色だと間違いやすいですよね。

やっぱり名前カードは強い助っ人です。


[3100] 【3213回 奇跡だ〜っ!】 2013-07-19 (Fri)

18日某会場のイベントがあり朝からお手伝いに出かけていました。朝、カバンの中の財布を覗き「ああ、これくらいあれば今夜の買い物はできるなぁ」と確認をしバイクで出かけました。

イベントを終え、帰宅途中のスーパーに立ち寄り買い物をしレジに並びました。並んでいる間に財布を出そうとすると「財布がない!」外は暑くてたまらないのに寒気がすると言うか冷や汗がダラダラと流れ落ちました。レジ担当者に事情を説明し品物を一時保管してもらい、自宅に帰りお金を持ち再びレジを通過して無事買い物は終えることができました。

再び某会場に戻り私の足跡をたどり探しましたが見つかりませんでした。お財布には現金は勿論ですが運転免許証・健康保険証などが入っており再交付の手続きをしなくてはなりません。気のおも〜い憂鬱な夜を寝返りばかり打ちながら夜明けを待ちました。

そして19日の朝!ポストを開けると何と探していた財布が入っているではありませんか?!どなたが届けて下さったのでしょうか!有難いっ!世の中まだまだ捨てたものではありません!感謝!感謝の気持ちで財布の中に「ご縁があったと言うことで五円玉」を入れました。どなたか存じませんが届けて下さってありがとう!

このことを教訓にして
@財布には最低限の金額のお金しか入れないようにします。
A免許証・保険証は財布以外に携行するようにします。
B自分の名刺を2〜3枚財布に入れておく事にします。

早速、そうすることにしました。届けて下さった方!本当にありがとうございました。お礼を申し上げたいので、後日届けて下さったことを名乗りでて下さることを願っています。

今夜は昨日の夜の分もぐっすりと眠るぞっ!


[3099] 【3212回 毎月26日は「2重ロックの日」】 2013-07-18 (Thu)

毎月26日は「2重ロックの日」って知っていましたか?

●自転車盗難防止のためにカギは2つ以上つけましょう
此花警察防犯課では毎月26日を2重ロックの日とし、区役所にて自転車用ワイヤーロック・ひったくり防止カバーを無料で取り付けています(此花区役所1階正面玄関付近で)

●自転車の前カゴには「ひったくり防止カバー」をつけましょう
26日が土日祝日の場合は翌開庁日になります。雨天中止です。自転車で来て、その場で取り付けに限ります。(ワイヤーロックのみの配布はしていません)
ひったくり防止カバーは「此花区民啓発パトロール隊」に登録いただける方に限ります。

我が家には自転車がありません。17日の夏季夜間巡視の際には、ご近所さんに自転車を借りてパトロールしました。暗くなった公園で遊んでいたり、コンビニの前で座り込んでいたりする青少年を警察・学校長や教師・PTA・保護司などで声かけをするのです。区長も私達と一緒に自転車漕ぎました。まずは「こんばんわ〜」の挨拶の声掛けからはじめます。子供達は制服の警官や見覚えのある教師には注意されることを想定内としています。しかしそれ以外のおじさん、おばさんには身構えしてしまい反発をします「なんじゃこのおばはんは?」そう思われない為に腕章やユニホームを着装し早く家に帰るように促します。自分たちは知らないおじさん、おばさんたちから心配してもらっている、見守ってもらっていると思ってもらうことから始めます。

子供達を見かけても決して上から目線で声をかけずまず「こんばんわ〜」と声をかけて子供目線になり塾の帰りなのか、親は公園にいることを知っているのか聞いたりして帰宅を促します。子供達には「ひとりの人格として尊重する。大人の考えを押し付けない。人目に配慮する。少年を威圧しない」を念頭に置き夜間巡視を続けます。そして声掛けのあとは励ましの言葉をかけて別れる、感情が対立したまま別れないのがコツだとか。

こちらに危害が及びそうになった時は迷わず110番通報をしてほしいとの警察の話でした。また急ぎでない相談は「♯9110」に電話をしてほしいとの話でした。

まずは自分の子供や孫が遅い時間に外出する姿をみたら、きちんと理由を聞いてあげてから、夜間の外出を断念するように諭してあげてください。夏休みに入ると、よからぬ事件に巻き込まれることもあります。門限を作り、その時間までには帰宅するよう約束事を作り、まずは保護者がきちんと見守ることが大切です。警察で補導され両親に連絡をすると「家にいるとばかり思っていた」「外出に気が付かなかった」という親が多いそうです。夏休みに悪の道に迷い込む少年達を多くみてきました。夏休みだからと気の緩みもあると思いますが家族で、隣近所で不自然な時間に子供達をみかけたらぜひ「声掛け」をお願いします。

急ぎでない相談はごとは「110番」ではなく「♯9110」にお願いします。

私は幼少時代、午後5時には父親が勤務先から戻ってきて笛を吹くのです。笛の音が聞こえると遊びを中断して帰宅しました。遊んでいる友達も「みっちゃん笛が鳴っている」と教えてくれました。笛の聞こえる範囲で遊べという父親の躾もありましたが、夢中になっている遊びだと、ついつい帰りが遅れてしまいますが友達も一蓮托生で厳しく叱られるのでクモの子を散らすようにみんな自宅に帰りました。夏の5時というとまだまだ遊べるし農家だと日暮れまで親は家に戻りませんでしたが、それでも約束を守っていました。いまほど文明が発達していないのでこの話を孫たちにしても効果のほどはありません(苦笑)


[3098] 【3211回 97歳の大往生】 2013-07-17 (Wed)

地域の葬式があり受付を依頼されたため昨日は通夜、今日は告別式のお手伝いをしてきました。最近では家族葬が行われることが多い中で、とても大きな告別式でした。喪主の方が地域活動を幅広くされている方で学校関係、町会関係、役所関係、学校関係と、まれにみる大きな告別式だったと思います。

亡くなられた方は97歳のおばあちゃんで民謡が大好きだったらしく告別式の間中、民謡が流れていました。孫は民謡歌手としてテレビで活躍をされており、おばあちゃんの生まれ故郷の山形県庄内地方の民謡を棺の前で歌い、ひ孫が合いの手を入れてなかなか心に残る葬儀内容でした。昔なら葬式と言えば、うら悲しい音楽を流していましたが義兄の時もそうでしたが生前故人が好きだった音楽が一番ですね。

97歳のおばあちゃんは、家の中で転倒し大腿骨骨折で入院。手術をし快方に向かっていたのですがリハビリに少し意欲が無くなり食欲もなくなり眠る様に息を引き取られたそうです。「大往生」まさにこの言葉がピツタリだと話しておられました。喪主が「あと2年頑張ったら白寿の祝いをしようと思っていた。大往生とは言え、家族にとっては悲しくて寂しい」と挨拶をされていて幸せなおばあちゃんだったことがよくわかりました。

受付をして思ったのですがこの頃は1枚のカードに名前、住所、故人との知り合いか、喪主との知り合いかなどにマークを入れたり所属団体なども書くようになっていてかなり手間取る場合があります。カードには四隅に名刺サイズの切り込みが入っており名刺を持参の方は名刺を頂いて記入を省略できるようになっていました。但し女性用の小さな名刺は適応できないためクリップでとめました。

多くのおばあちゃんのお友達(だいたい90歳以上)は書くことに大変手間取っており代筆をしたり色々勉強になりました。


[3097] 【3210回 驚き・桃の木・山椒の木】 2013-07-16 (Tue)

秩父の山魂の写真を見て化粧をしなかったことにつくづく後悔をしています。後悔先に立たずとはこのことか〜!5泊6日の今回は日焼け止めだけ塗ってあとはスッピンピン〜ああ後悔するなあ〜甲武信の徳ちゃんとのツーショットも化粧しておくべきだったと後悔しきりです。

「山で化粧なんか必要ない!ましてや香水なんてっ!」男性諸君のお怒りはごもっとも!ま、香水は必要ないとしても、65歳すぎてのスッピン写真は頂けません。化粧をしたとしてすぐに汗で流れてしまうのではありますが気持ちが違います。

朝の目覚めの悪さや少々の疲れは、化粧をすることで吹っ飛びます。最後の仕上げに口紅をさすと気分が引き締まります。その証拠に痴呆のお婆ちゃんに紅をさして鏡を見せてあげると想像できないほど若返りの表情を見せてくれるそうです。

北鎌尾根から槍ケ岳に抜けるとき「お願い!5分だけ待って!化粧させて〜」と頼み込み岩場の影で化粧をしたことがあります。槍の穂先に立つとき神聖な気持ちでいたかったんです。わずか500gもないくらいの化粧道具をなぜリュックに忍び込ませなかったのか後悔しています。しかしつらいときはこの500gがアダとなる場合もありますが。

よく「やまんばみたい」と言われることがあります。りっぱなやまんばになったと言う褒め言葉かと思っていたらどうも違うみたいです。山姥(やまんば)は、奥山に棲む老女の妖怪。 日本の妖怪で、山に住み、人を食らうと考えられています。鬼婆(おにばば)、鬼女(きじょ)とも言われています。山の中に夜中行く当てもなくさまよう旅人に宿を提供し、はじめはきれいな婦人の格好を取り食事を与えるなどするが、夜寝た後取って食うといわれています。

化粧をせずに写真におさまると記念写真が台無しになります。今回はまたもや甲武信岳のテント場でアブか何かの虫に右目の下を刺され腫れました。サングラスで隠しましたが時々腫れた目が写真に登場しています。ハッカ油の虫よけスプレーなど振り掛けて虫には充分気を付けてくださいね。麓ではテントの中も外も毎日蚊取り線香を使いました。どうして私だけ・・・虫に好かれるのか憂鬱です。

もひとつ・・・カメラに収まるときは身づくろいを整えましょう。首にかけているタオルは出来ればはずしてほしいです。どうしてもタオルも身体の一部だと主張する場合は左右の長さを整えて下さい。襟元はシャキッとしていますか?シャツの裾は見苦しく上がっていませんか?帽子はきちんとかぶれていますか?目つぶりに気を付けてね。(そこまで言われるなら写真は要らん!って怒らないでね。大切な思い出写真なのですから)

戻りて、写真が思い出を語るのにとても大切になってきます。その時シャキッとカメラに収まっていると「恰好いいっ!」と思ってもらえますよ。


[3096] 【3209回 クライミング事故発生】 2013-07-15 (Mon)

奥秩父の小川山のゲレンデで事故が発生しました。確認事項詳細がフェイスブックに掲載されていました。多くのクライマー達が同じ事故に遭わないように気を付けていただくために日本フリークライミング協会の記事をコピーしました。

●事故現場;秩父山系「小川山・屋根岩2峰」
●事故日時;2013年7月13日(土)
●当時天候;小雨
●状 況 ;屋根岩2峰・ピッチ目の途中よりエイト環を使用して懸垂下降中に落下
●当事者 :東京都居住 男性 68歳の経験豊富なクライマー
●パーティ: 3名 (男1/女2)

ルート上に残置された同行者のクイックドローを回収後、ボルトのハンガーへロープを直接通して(2箇所)エイト環で懸垂下降中に落下、グランドフォールしたもの。事故後の措置としては現場にて他のクライマーによる心肺蘇生と南佐久南部消防署の救急隊による処置と手搬送の後、救急車により佐久市内の病院へ収容・死亡を確認。

<確認事項>
1. エイト環にはロープが1本しか掛っていなかった
2. ボルトのハンガー(2箇所)に直接ロープを掛けていた
3. 下降途中から突然加速した状態で落下した
4. ヘルメットは着用していなかった

日本フリークライミング協会は、その後の関係者への調査・聞き取りで、事故発生状況と確認事項に誤りがあったことが判明しましたので、以下にお知らせします。新たにわかったことは、当事者がロープをかけて下降したのはルート上の通常のハンガーではなく、隣接したルートのラッペルリング付き(終了点用)のボルトだったということです。

<事故の状況>
屋根岩2峰・セレクションの2ピッチ目2つめのプロテクション(ボルト)に残置された同行者のクイックドローを回収後、隣接する別のルートの終了点(ラッペルリング)にロープをセットして、エイト環を使用して懸垂下降中に落下しグラウンドフォールしたもの。

<確認事項>
1. エイト環にはロープが1本しか掛っていなかった(グラウンドフォール時)
2. 下降途中から突然加速した状態で落下した
3. ロープの終端は固定・結束されていなかった
4. ヘルメットは着用していなかった

この事故を教訓にして安全で安心できるクライミングをしたい思っています。私達は懸垂下降中はかならず先に下降したクライマーがロープの端を揃えて持ちビレイをします。落下時にロープにテンションをかければ途中で止る仕掛けを教わりました。また必ず実行しています。回収時の懸垂下降では静かにロープに刺激を与えないように降りて行きます(ピョンピョン岩肌を蹴りながら降りる?こんな危険な行為はありません)

クライミング中は私語を慎み、登攀下降者から目を離さないように見守りたいものです。


[3095] 【3208回 予定変更】 2013-07-14 (Sun)

7月6日から予備日も含めて15日まで登山を続ける予定でしたが「雲取山」の登山口が閉鎖されたことで大きく予定が変わりました。ガードマンは午後5時には帰ると言うので、それではその後コッソリと通過しようかとも一瞬考えました。しかし「中高年の安全登山」を提唱する手前そうも行かず大幅に予定変更することにしました。

両神山登山日はどうしても変更できないため、スムーズな流れに逆らって、あっちこっちと車を走らせました。帰って調べましたら走行距離1245q走ったことになります。雲取山・三条の湯コースに行かれる方は予め三条の湯に登山道の状況を問い合わせた方がいいかと思います。私達もそうします。

甲武信岳の登りのきつさから「もう山はこりごりだ」と一瞬思いましたが、まだまだ百名山・・・残っていますよ〜そんな小悪魔のような囁きが脳裏をかすめます。

山登りの計画は出発前が一番楽しいかも知れません。準備をしながら頂上への夢を大きく膨らませる時は、つらさもしんどさも感じません(笑)

両神山での道迷い・・・どう考えても不思議です。地図を広げて反省しても岩山は詳しくわかりません。しかし前日の若者も、出会った老夫婦も迷ったということは、時間が遅ければ遭難ということではないかと思ったりします。両神山を管理する観光協会(?)に私達の体験を説明し、できれば小さくてもいいので「八丁峠下山道」の看板を取り付けて貰えたらと思っています。地図もコンパスもGPSもあったのですが、それでも目の前の道にスーッと惹かれて迷い道に入ってしまいました。魔法にかかったような道・・・時間が遅ければと思うとゾッとします。

疲れてくると、後ろを歩いている人の足並みが崩れているのがわかります。間隔が乱れたり、わずかな段差につまずいたり、石車に乗っかって滑りそうになったり、時にはため息も聞こえてきます。そんな時トップを歩く者は落ち着いて、一定の速度を保ち、時々励ましの言葉を掛けながら怪我なくゴールしたいと常に思い続けています。平地になるとスピードをあげて追いついてきてもトップはいままでと変わらない速度でゆっくりと下山します。ネパールの「ビスタリー・ビスタリー」なのです。

速度をあげるのをモットーにしている人もいます。私達には真似の出来ない事なので、道をあけて通過時には「羨ましいなぁ!」と思うこともあります。でも次の休憩場所で合流する時もしばしばあるのです。ならば「兎と亀物語」ではありませんが私達は亀になりゆっくりとゴールしたいと思っています(少々負け惜しみも入っています)

もう10歳若ければと思う今日この頃ではありますが10歳若ければ、まだ現役で働いていて自由に山登りはできていないはずですね。


[3094] 【3207回 ただいま〜!】 2013-07-13 (Sat)

予備日を入れて15日までの山行の予定でしたが一部土砂崩れで登山道が封鎖されておりコースを変えるには厳しいものがあり(と言うよりもどうしても三条の湯に浸かりたい)雲取山を断念して大阪に戻ってきました。

全ての行程をテント泊したのは大峰・奥駆け道以来でしょうか。大峯とて避難小屋にも滞在しましたので5泊ともテント生活をしたのは今回がお初・・・・慣れると小屋の中よりも快適かも知れません。重たいのにテント担いでと今まで思っていましたが、その重さも含めて山の楽しみ方があるのかと感じました。

いまレポートを作成中です。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。土砂崩れも、閉まりかけのテン場の交渉も、高速道路で炎上する車も今回はアクシデントが付いて回りましたが平凡にスムーズに行くよりも、その時々は大変でも後で振り返ってみると結構思い出として語れるから苦にならない・・・転んでもタダでは起き上がらないのだ〜!

地図で調べて簡単だと思っても実際に登ってみるときつかったり、大変かと思ってみても大丈夫だったりと何が飛び出すかわかりません。天気さえよければどんなアクシデントも乗り切れる気がします。両神山で出会った若者達は前回雨に遭いリベンジしますと爽やかな笑顔でした。両神山は雨ならば危険です。

今回は途中でコインランドリーを利用しましたので山のような洗濯物はなく「麓用テント」「山頂用テント」「登山靴の手入れ」「リュックの洗濯」「寝袋」「洗車」「道具の収納」などに1日を費やし、やっと山行を終えたことになります。

登山靴を洗っていると、ご近所の人達が集まってこられます。「どこに行ってたの?」「そんなにしんどい目して〜」などなど井戸端会議に花が咲きます。「あんたが出かけたら山の事故があったら新聞見ていつも心配してるんやで!」近所のおじさんが声を掛けてくれます。登山に土産は要らんと思っていましたが最近では、ご近所さんの分も買って帰ります。わずかな品々ではありますが心配してもらったお礼のつもりです。

「元気で帰る」これが次の山行に繋がります。


[3093] 【3206回 しばらく出かけてきます】 2013-07-05 (Fri)

お出かけ準備整いました
明日6日からお山に行きます。大阪組3人一緒です。金曜日の朝からサンルームにお布団を1週間干して行きます。雨はかからないので大丈夫です。シーツも洗い怪我をするほどパリパリに糊付けをしました。柔らかい私の肌が傷付くかもしれません。心の傷は治りにくいですが糊の傷は放っておけばすぐ治ります(笑)冷蔵庫の中身もほぼカラにしました。(ブログ参照)

私は長期で手掛ける時は冷蔵庫を掃除し、布団を干し、シーツを洗い、家中、掃除機をかけ台所も磨き「よっしゃ!これで誰が突然来ても大丈夫!」と言い置いて山登りに出かけます。(留守の間に誰が来るねん!)

昔・・朝は通常に勤務し午後に突然の腹痛に襲われそのまま救急搬送され入院・手術となった時があります。テプラの女王と言われるぐらいテプラ表示が好きだったことも幸いしてクローゼットの中は誰がみても簡単に入院に必要な品々を簡単に持ち出すことができました。過日、横須賀からお祭り野郎達が来たときも「腎臓の薬」「心臓の薬」「文房具」「郵便セット」「乾電池」などの引き出しの表示を見て「すごいっすね」と言われましたが、きっと感心度50%呆れられ度50%だったと思います。しかしどこに何があるのか覚えて貰えないのなら表示するに限ります。私は引き出しをかき乱されるのは好きではありません。

言い訳がましくいですが念のため申し上げておきますが、決して過干渉ではありません。会社では「整理・整頓」を永遠のテーマの様に唱え共通で使う道具の整理をうるさく言ったものです。「片づけ上手は仕事が出来る」とも言ってきました。「ゴミの山でも平気、片づけなくても平気、整理整頓ができてなくても平気」が取り上げられて若い女性タレントの部屋を公開する番組がありました。公開する方も、そんな番組を作る方も、見る方も(私かなぁ)どこか間違ってるでしょ?って言いたくなります。その若い女性タレントを見るたびに散らかし放題の部屋を想像します。嫁にもらったら大変だぁ〜お化粧は、しっかりして見た目は京女を装っているのにクワバラ・クワバラです。

私の母は生前、口癖のように暗闇でも物がどこにあるのかわかるようにしろと言っていました。亡くなるまでの、私が12歳までしか一緒に暮らしていませんが65歳になったいまでもとても鮮明に覚えています。躾をするときは必ず何故そうするのかと教えてくれました。例えば地震が来て急いで逃げ出すときには靴は外に向いている方が一刻も早く逃げ出せるとか、寝る前に翌日着用する服を枕元に置いておけば、いざと言うときに服を抱えて逃げればいいとか理にかなっていました。どれもこれも「脱いだ靴を揃える」「明日の準備を手早くさす」方法として母は幼い私に躾をしたのだと思います。まるで死期が近づいているのを知ってたかのように・・・

リュックの中も例外ではなく必要な物取り出すときグチャグチャの中身を全部出してリュックの底の方から物を出す人を山行中よく見かけます。小さな袋にまとめていれば手間も省けます。昼食が終われば弁当箱は一番底に回し、午後からはよく天気が崩れるので合羽はリュックの上に・・・と次の行動が読めれば慌てることもありません。

出掛ける前の整理整頓の習慣は旅から戻って来たときに、きちんと片付いていれば疲れも軽減します。そんなわけで明日から出かけてきます。

『7月6日から7月15日まで書き込みお休みさせていただきます』


[3092] 【3205回 お天気婆さんお手上げ〜】 2013-07-04 (Thu)

4日午後4時を過ぎた頃、嫁の純ちゃんが訪ねてきてくれました。雑談をしているといきなり大雨の音がして外を見るとバケツをひっくり返したような、どしゃ降りでとても帰れる状態ではありませんでした。家には零ちっちが友達と遊んでいるといいます。雷も鳴っていて怖がっているかも知れないのでどうしても帰ってやらなければという事で車で送ることにしました。ガレージのシャッターを開けるだけでビショビショ・・・突然の大雨だったから面喰いました。

天気予報によると引き続き激しい雨に警戒が必要だそうです。5日も大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるそうです。気象庁では、引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だとして、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけていました。またどこかで被害が出なければいいのにと祈っています。6日には山行予定がありますので今日と明日で梅雨前線も落ち着いてもらえたらと思っています。

そういえば2010年8月「行くど〜青森」と銘打って1週間の百名山5座めぐりをしたことがありました。全てテント泊でしかも高速代はどこまで走っても千円と夢の様な政策に乗っかり快適に山登りを続けました。しかし出発から7日目、月山頂上で台風の様な大雨に遭い何とか無事下山。その夜はテントは張れないと判断し宿を探しました。事情が事情だから素泊まりならと受け入れてくれた北月山荘でひとり3500円で泊めて貰いました。部屋の中でご飯を炊き粗食ではありましたが大雨に遭わず、屋根のある部屋で泊まれることに感謝をしました。また東北の人のぬくもりを感じ7日目にしてお布団で熟睡したことがありました。

山行中にテントを張った後の雨はさほどつらくはありませんがどしゃ降りの中でテントを張るのは大変です。張っている間にどんどん雨がテントの内部に入っていきます。今回は昔使っていた4〜5人用の大きなテントも持ち込みます。調査によると麓のキャンプ場はテント1張りにつき値段設定をしていますので、2張り張る手間の省略と節約も兼ねて麓では大きなテントを張る予定です。山頂テント泊については各自がテントを担ぎ上げます。

不安定な空を見上げながらも、ほぼ荷作り完了しました。今回は縦走ではありませんので食材の準備に悩むことも無く「道の駅」を食材のパートナーと決め「宿泊はケチケチ・食事は産地特産物を」と楽しく旅立とうと思います。


[3091] 【3204回 またまたイタドリの話】 2013-07-03 (Wed)

義兄の10年祭の日、姫路から従姉妹の参列がありました。義兄の好きだったイタドリ(食べるのが好きではなく採取するのが好き)を持参しました。神前に供え、残りを酒の肴にだしたところ従姉妹が遠くの席から手招きをしていました。傍によると「このイタドリの作り方を書いて〜」姫路にも沢山イタドリがあり一度採取し炊いてみたがグチャグチャドロドロになり捨て、それ以後は見向きもしなくなった」との事でした。もともと鹿児島出身者はツワブキを食べる習慣はありますがイタドリは食べないそうです。

帰り際に「タッパを頂戴」と私の姉に言い、イタドリを詰めて持ち帰りました。よほど気に入ったみたいです。口頭でイタドリの作り方を伝授しましたが来春までには記憶から抜けていると思います(笑)それでも高知県人がこよなく愛するイタドリの味を気に入って貰えたことに頬がニンマリとゆるみます。

10月に松山で同窓会が行われます。故郷四万十の友た゛ちに二次会の酒の肴としてイタドリを持参しようと思っています。「逆輸入じゃあ〜!」「ここまで来てイタドリはいらんっ!」と騒ぐ男子が出てくることでしょう。私が去年、湯の花温泉からイタドリを持ち帰る姿を見て「お前はバカかっ!雑草持って電車に乗るがかよ〜?」と笑われましたがまた違った故郷の味にきっと感嘆の声をあげてくれるのではないでしょうか!よその家の冷凍室に保管してもらっているイタドリをそろそろ引き取らないと保管料がかかってしまいそう・・・(どんだけ採ったんや〜!)

そして昨夜、姫路の従姉妹から電話があり「書いたものが欲しい」主語がなかったけれど多分イタドリの作り方だろうと思います。暑中見舞状の端にレシピ書いて送っておこうかな。電話を切る直前に「春になったらイタドリを採りにおいでよ」と言ってくれましたが姫路まで行かなくても西宮名塩の私の秘密基地で充分で〜す。

梅干し、ラッキョウ、漬物など母からあるいは姑から受け継がれたその家々のご自慢の品があると思います。「買った方が美味しいで〜」と野次を飛ばされることもありますが、その行程を懐かしんだり楽しんだりするのですから味は二の次!既製品よりずっと奥深いと思います。

私が「柿の葉寿司」の大ファンになったのは、昔勤めていた会社で和歌山の九度山から通っていた社員がいて秋祭りの時期に「女房が作りました。みなさんでどうぞ」と手作りの柿の葉寿司を頂きました。柿の葉寿司を見るのも食べるのも初めてのため恐る恐る食べましたがその時の美味しかったこと!奥様にお礼の葉書を投函しましたら毎年秋祭りにはご持参頂いたものです。その方が定年退職のご挨拶に職場を廻ってきた時「ああ〜もう柿の葉寿司に合えなくなりますね」って言った覚えがあります。

ああ〜土佐寿司も素敵!土佐のバンボ(大きなぼた餅)も食べたい!土佐の琉球酢の物も食べたい!


[3090] 【3203回 そろそろ準備を】 2013-07-02 (Tue)

7月6日から10日間かけて今迄後回しにしていた日本百名山・奥秩父周辺の山々(甲武信・雲取山etc.)を登ることにしました。10日間と言っても縦走ではありません。登っては降り登っては降りの繰り返しです。すべてテント泊の予定です。山頂での宿泊は2回、後は移動中の麓のキャンプ地でテント泊をします。山小屋の食事も多くを求めなければテントを利用しアルファ米と缶詰で充分命の繋ぎは出来ると悟りました。すべての山行を終え、どこかの温泉地で贅沢な時間が過ごせればと思っています。

持ち物リストを作り必要な道具を一か所に集めていきます。リュックに詰めるのは出発直前にします。テント、寝袋、マットなどすでに大きな荷物の山になっています。食材も購入済みです。無洗米、調味料、アルファ米、缶詰、茶の葉、スープ等々。ナマモノについては途中の道の駅で新鮮な野菜を調達するつもりです。雨が降っても出かけます(降らないよ〜!)

雲取山の中腹には温泉も楽しめそうですのでテント泊は三条の湯と決めました。日程的には充分余裕をもっていますのでガツガツ攻めないで楽しい山行をしたいと思っています。

中高年の無理のない安全山行は「山小屋を見たら泊まる」だと思っています。今回は「テント場を見たら泊まる」で計画をしています。山行は行くと決めてから準備段階も含めて既に登山が始まっていると思って楽しみながら用意をしていきたいと思います。勿論スワミベルト・ガチャ類も入れました。あとは出発を待つのみです。


[3089] 【3202回 10年ひとむかし】 2013-07-01 (Mon)

今日から7月1日!あちこちで山開き〜!本格的な夏山シーズンとなります。

義兄・一刀は10年前の7月4日亡くなりました。前立腺がんで「余命3年」と告知されてから、きっちり3年の幕引きでした。6月30日午前11時からの神事(実家は神式)ではありますが色々と準備があるらしく早めに来てほしいとのことで妹としては午前10時着で姉の家を訪問しました。既に神主さんが来られていて祭壇を準備されていました。神主さんもかなりのご高齢でなかなかスピーディにとはいかずでしたが稲荷祭の準備を会社で長年携わってきましたので神事のお手伝いも出来、開始時間には何とか祭壇が完成です。娘や孫たちも揃い、いよいよ開始となりました。今日はポッチーファミリーは全員参加の予定でしたが孫の零ちっちが前夜から高熱を出して残念ながらママとお留守番となりました。零ちっちは正月や親族の集いがあればマイクを握り司会進行係をしてくれて人気者です。無邪気な会話は大人たちの気まずい雰囲気を一掃してくれる大事な役割だったのですが本日の司会係は病に倒れました。(早くよくなってね!)

故人の妹が姫路から出席してくれました。高齢のため足が不自由で孫の付き添い付きです。義兄は7人兄弟なのですが現在はただひとりの生存者だと話しておられました。厳かに神事が始まりました。仏教ならば法事と言うのですが神式のため「10年祭」と言います。祝詞が終わり神主様のお話がありました。「榊は故人と生きている人の橋渡し役をしてくれます。願い事や感謝の言葉は榊を持って唱えて下さい」なぁるほど・・・

10年祭が滞りなく済むと場所を姉が経営する店へ移動をし食事会が始まりました。ケンタッキーに留学しているトモちゃんも夏休みを利用して帰国しています。食事の間は故人が生前歌った生声テープがバックミュージックとして流れています。わいわいガヤガヤ食べる人は食べて、歌う人は歌ってと盛り上がってきました。「故人との思い出を一言ずつ語ろう」という事で娘、娘婿、孫、妹、甥や甥の嫁などが故人との思い出を順番に語り、心のこもった中身の濃い内容でした。

私はバックミュージックとしてかかっているカラオケ作成時の苦労を話しました。「余命3年」と告知されて、義兄の落ち込みは大変なものでした。単身赴任中の仕事を辞め闘病生活に入り時折どうしようもなく不安からか「お前に俺の気持ちがわかってたまるかっ!」と叱られたこともありました。そんな不安も少し落ち着き、開き直りの境地に入ったところで今迄仕事中心の生活のため旅行もままにならなかったため全国を旅しました。葬式の葬送曲はナマ歌で送りたいと常々思っていましたので「カラオケに行こう」と5〜6人で録音機能のあるカラオケルームを予約しました。録音を隠すことができませんので「今日はみんなの歌を録音し旅行する車の中で退屈しないようにするために・・・」といい加減な理由をつけ故人の歌のみを録音し(ばれないか苦労しました〜)録音に成功しました。「お前ら〜ひょっとして儂の葬式の準備しとんか?」と冗談を言いましたが、ひょっとしたら知らない素振りをしてくれて録音に協力してくれたのかもしれません。

故人の生声テープは参列した者全員の心に響き、それぞれが口ずさみ故人を偲びました。「私もこんなテープ流してほしい」と言う者も出るほどでした。ならば元気な時に葬送曲として自分の好きな曲をテープにおさめておくのもいいかも知れませんね。

い〜い10年祭でした。


[3088] 【3201回 ドクターヘリコプター】 2013-06-30 (Sun)

ドクターヘリとは、救急医療用の医療機器等を装備したヘリコプターで、救急医療の専門医及び看護師が同乗し救急現場等に向かい、現場等から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことができる専用ヘリコプターをいいます。

ドクターヘリを用いた救急医療が傷病者の救命、後遺症の軽減等に果たす役割の重要性は大きいです。地形的・気象的条件、場外離着陸場の確保の制約などから離島・僻地・船舶からの急患移送は行われていたものの、ドクターヘリなど機内や事故現場での治療はあまり行われていませんでした。しかし、ドクターヘリ導入後、交通事故の死亡者が1/3に激減したと言われています。

ドクターヘリへの理解が進んで来ていますが、ドイツ国内は73機配備しているのに対し日本はまだ1道1府15県21機(2010年1月現在)の運用にとどまっているのが実情です。最大の問題は、年間2億円近い運航費用の負担であり、昨今の地方自治体の財政事情で導入を躊躇しているところが多いそうです。

また基地病院内や病院間の横の連携、十分な数の医師の確保、乗員の養成システム、ヘリポートの不足、運用時間が日中に限られ、夜間離発着ができない事や、着陸する場所がまだ少ないなどといった、解決しなければならない課題が多い。ドクターヘリ事業者らは、「ドクターヘリが本当に必要な地方ほどドクターヘリの導入が遅れている」のが実情だそうです。

ドクターヘリのパイロットになるためには2千時間のフライト経験がいるため10年から15年のフライト経験が必要となってきます。

私達が山歩きをする時、適材適所に救助用の標識が立っており、ヘリコプターのイラストと救助場所を示す番号が記入されています。その場所に立ち、上を見上げるとわずかな隙間から青空が見えます。「ここから引き揚げてくれるんや」そう感じながらいつも歩いています。

怪我をし救助要請が必要になったらまずヘリコプターに見つけてもらう事が大切になってきます。そのためリュックには赤と白のサラシを入れて山行します。救助してもらえそうな場所を探して傷病者をその場所まで移動をします。何よりも怪我をしない山行が大切です。(脱臼2回、アバラ骨折2回の体験者が言うのも何ですが・・トホホ)


[3087] 【3200回 電話が取れない〜】 2013-06-29 (Sat)

65歳の新入社員(?)昨日はボランティア事務所に出勤の日でした。事務所を開所してまだ間がないため、とりたてての仕事もなく机の上を拭いたり、斜めの書類をまっすぐにしたりし新入社員が入社早々、何をしていいのかわからない気持ちと同じでした。

突然1本の電話が鳴りました。この事務所には他の団体も入所しておりボーッとしていたら私の担当する事務所の電話のベルでした。「スミマセン気が付きませんでした」と声をかけその後は電話の鳴るのを今か今かと待ちました。しかし退出時間まで電話は鳴らずでした。仕事は山ほどあった方がいい。何もすることがないほどつらいものはない。そんな気持ちで自宅に戻りました。

新入社員が入社してきた時、総務預かり時期は就業規則の説明、組織図の説明、接遇マナーの訓練など盛り沢山のメニューをこなし、その後各職場に配置されて行きます。時々職場訪問をするとポツンと一人で座っている新入社員を見かけます。どうしたのかと聞くと「先輩自身の仕事が忙しくて・・・」何も教えてもらってない様子でした。自分の入社の時を振り返えり、せめて試用期間中は「付きっきり」で仕事を教えてやって欲しい物です。私の新入社員時代を思い出すのですが昔過ぎて覚えていません。

「仕事に慣れるより人に慣れろ」と言います。自分が相談できる人をいち早く見つけて色々聞き、教えて貰うのも方法です。先輩諸君はなかなか褒めてはくれませんが各自が入社時代を思い出してどうか仕事を分配してあげて欲しいと思います。電話も積極的に取らせて欲しいと思います。

失敗の積み重ねが成長の肥やしだと思っています。「3ケ月はやさしく面倒を見ます。3ケ月過ぎて私が口うるさくなくなったらレベルに達して成長したか、あるいは諦めて見放されたかのどちらかです」よくそう言いました。

たどたどしい口調で電話の応対に出ると思わず「がんばってね!」と心の中でつぶやいてしまいます。いつまでも新鮮さを忘れずにね。


[3086] 【3199回 夏休み前に】 2013-06-28 (Fri)

夏休みを機に子供たちは大きく成長もするし、悪への誘惑に負ける時期でもあります。「夜間巡視」などと大人たちが決めて見廻りするのですが良い子ばかりなのか注意をする中・高生に出会わない。それもそのはず・・午後11時から午前2時という想像できない時間に徘徊しているらしいです。親は一体知っているのか?知らないのか?そこのところはクエスチョンなのです。生徒を補導し保護者へ連絡しても「あ〜あそうですか」と他人事のように言われることもあるそうです。

私達が子育ての時代は近所にこわ〜いお婆さんがいて家の屋根にボールを投げて下で拾う遊びが流行していました。自分の家の屋根ですればいいものを場所を変え他人の家の屋根を使って遊ぶのでその家のお婆さんが「コラーッ!コラーッ!」とトラの様に吠えるので子供たちの間では「おトラ婆さん」と言われて恐れられていました。しかしその行為を警察や学校に通報すると言ったことはありませんでした。子育ては地域みんなですると言った古き良き時代で、おトラ婆さんが吠えない時は「病気かなぁ」と言ったりして子供たちから愛されていたと思います。

現在は団地の前で4〜5人が集団でいると、その中に知り合いの子供がいたとしてもすぐ学校に通報が入るそうです。しかも匿名らしいです。まずは非行に繋がる行為であれば(喫煙、いじめ等)子供たちに注意を促し、それでも繰り返すようであれば知り合いの子なのですから保護者に報告する。それでも危機感を感じる様であれば学校や警察に通報と段階があるはずなのですが現在はすぐに「学校&警察への通報」となるようです。

イタズラもエスカレートすると公園の備品などを壊して愉快に思う子供たちしかも集団でいると注意する方の身の危険を感じることがあります。電車の中で携帯電話の使用を注意されホームに出たところで刺されたという話もあるくらいですから注意する方も命がけという事態になります。せめて知り合いの子ならば保護者に事実を知らせてあげたいですよね。でも・・・それが逆恨みされることもあるために匿名で警察に通報となるらしいです。

私には中・高生の子供はいませんが、いずれ孫が地域の中学校に行くことになると思うと今のうちに何とかしておかねばと思ったりもします。中学校の先生も授業や生活指導などで手が回らないところに地域での問題が発生すれば飛んで行き処置をしなければならない。モンスターペアレントもいるし教師は大きなストレスを抱えながら生徒たちの学業向上に努力を積み重ねて下さっているようです。

「生徒の指導より保護者の指導がいるのではありませんか?」そう質問したところ「我々の永遠のテーマです!」と言われました。やっぱり・・・PTA集会に出てみたいとさえ思う今日この頃であります。

とにもかくにも「夜間巡視」は午後7時とか8時とかに廻っても意味をなさないことがよくわかりました。保護者は夕食後あるいは塾から帰ったら外出を禁止し、しっかりと保護してもらわないと問題解決の道のりは遠いように思えます。24時間開いているお店があるのも問題やなぁ〜・・・。


[3085] 【3198回 書くということが命取りに】 2013-06-27 (Thu)

ひめのおうち「3196回」で、とにかく書いてみましょうと提案した直後ではありますがブログに書き込んだことでブログ炎上となり岩手県議員さんが自殺(司法解剖して原因究明中)をされました。恐ろしい現実です。病院のシステムを中傷したらしいのですが一般人でなく県会議員であったということから批判が殺到したみたいです。

私も過去に一度・・・ウオーキングで記念品の列に我先にと群れをなす人達の事を批判したことがありました。ひとりの読者に同じ土壌の紙面で抗議を受けたことがあります。私は人を押しのけてまで貰うのかと書いたつもりでしたが通じずで不快な思いをさせてしまったことに陳謝しました。ウオークの記念品を集めて趣味にしている人達にとってはかけがえのない品々だったのです。それからは「姫ファン」と言うパソコンおたくの方から「この文章には反応するな」「カッとなると相手の思うツボ」などと先手メールをもらい無事
3000回を超える「ひめのおうち」に至っています。

話は変わりますが昔から歌っている歌で勘違いして覚えている歌詞はありませんか?例えば
@どんぐり コロコロ どんぐりこ・・(正しくは どんぶりこ)
Aゆきや こんこん あられや こんこん・・(正しくは こんこ)
Bアルプス一万尺 こやぎの上で・・(正しくは こやり)

槍ヶ岳の山頂の横にある小さな岩場を小槍と言います。アルペン踊りは片足をあげて踊りますので小槍の山頂は片足しか乗せられないほどの狭さだと表現した歌詞だと聞いています。

私の知り合いに、大人になってもず〜っと、思い違いをしていた人がいました。「赤い靴」の歌詞で

♪赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに つれられて 行っちゃった♪

の異人さんのところを「いい爺さん」と勘違いして35年間生きてきた人がいました。子供心に「なぜ良い爺さんがつれていくのだろう」と思って歌っていたそうです。子供に歌を歌って聞かせる時は背景の物語を話してやった後に歌を教えたほうがいいですね。いま私は3歳の子供にフランス民謡「クラリネットをこわしちゃった」を教えているところです。歌詞の中の♪オパ・キャマラド♪と不思議な歌詞が何度も繰り返しで出てくるところで好奇心の目が光り興味のある歌だと言う意思表示がありました。

「オパ」は歩くと言う意味、「キャマラド」は仲間達と言う意味だそうです。なかなか軽やかなリズムで一緒に歌える日もそう遠くはありません。

♪♪ぼくの大すきな クラリネット
  パパからもらった クラリネット
  とっても大事に してたのに
  こわれて出ない 音がある
  どうしよう どうしよう
  オ パキャマラド
  パキャマラド パオパオ
  パンパンパン
  オ パキャマラド
パキャマラド パオパオパ


[3084] 【3197回 行こうと思ってるのになぁ】 2013-06-26 (Wed)

「両神山で行方不明の男性、遺体で発見…滑落か」

こんなニュースを見つけました。7月6日から百名山ハンターに出かけ両神山もコースに入っているのですが・・日帰りできる山なれど、どこに落とし穴があったのでしょうか?.

『埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる両神山(1723メートル)に登山に出かけ、行方不明になっていた東京都世田谷区の42歳の男性が24日、同町河原沢の山中で遺体で見つかったそうです。県警小鹿野署は、この男性が誤って登山道から滑落したとみています。同署によると、県防災ヘリが24日の午後3時20分頃、登山道脇のがけ下で男性が倒れているのを発見して救出しましたが、頭から出血し、既に死亡していたそうです。』

両神山は埼玉県西部、秩父郡小鹿野町の南部と大滝地区の境界にある山で、標高1723メートル。秩父中・古生層からなる山で、とくに山頂付近は硬いチャートからなるため、山稜はきわめて急峻で、特異な山容を呈する。山頂直下の両神神社奥社に伊弉諾・伊弉冉尊(いざなぎいざなみのみこと)の二神を祀るので両神山とよばれているそうです。奈良時代に役小角が開山したと伝えられ、江戸時代、修験(しゅげん)者の道場としてにぎわった。山麓(さんろく)に両神神社、中腹に不動滝がある。山麓の日向大谷、白井差、八丁峠からの登山道もあり、私達は八丁峠から登ります。標高は1723bと低くても 慎重に行かなければと感じています。

「百名山を制覇して何になる!」そう笑う人もいます。人間はなにか目的を持つ方が楽しいのです。好きな山に季節を変え何度も登るのも楽しみ方のひとつだと思います。登山を終えて百名山の本を開き、登った山にカラーペンでチェックをしていくのも楽しいものです。「よぉ〜し今度はここか〜!」と独り言を発する場合もあります。

とにかく「65歳」であることを充分自覚して安全で怪我をしないで残された人生を悔いなく過ごしていければと思っています。