[3525] 【3691回 いよいよカウントダウン】 2014-12-25 (Thu)

いよいよクリスマスとなり2014年もあと6日で幕を下ろします。

まだ正月の用意は何もできていません。と言うか今夜はサンタのおじさんがプレゼントを持ってきてくれると言うことで孫たちのお泊り日です。

このイベントを終えてから正月の準備に取り掛かろうと思っています。

今回から、お嫁ちゃんたちは「おせちは自分たちで作ります」と姑から卒業することになりました。若者の味を取り入れつつ自分たちの正月を味わっていくことでしょう。

私も姑が健在のころ、仕事をしていた関係で姑の作るおせちを傍で見学することからスタートしました。

自分たちの家を購入してからも姑の作る雑煮には勝てず具材を貰いに行っていた覚えがあります。姑の味を覚えた頃「自分で作ります」と言った気がします。

お嫁ちゃんたちもそんな卒業宣言なのだと思っています。元旦にはみんなで寄って母の作る雑煮を突っつくのですから同じなんですけどね。

「でもお義母さんの焚いた黒豆は欲しいです」そう甘えてくれるのも嬉しい限りです。

黒豆は丹波の小田垣商店と決めています。北海道産が100円で販売しているとしたら丹波・小田垣商店の黒豆は3倍はします。でも焚いてみたらその差は出ます。(艶良し、ふっくら良し、味良し)

在職中は会社の株主さんから送ってもらっていましたが近所のスーパーでも売っていました。まだ黒豆を購入してなければぜひ試してみて下さい。

姪っ子たちは圧力鍋を使い簡単に煮ていますが私は半日かけてトロトロと焚くのが好きです。

正月3ケ日は主婦が台所に立たなくてよい様に、おせちを突っつくと言うのが習わしなのですが・・・主婦には盆も正月も無いように思います。

御年始に行っても台所でいそいそと次から次へとご馳走を出してくれますが「落ち着いて座ったらどうなんや?」と言いたくなる時があります。

私の家は狭いので客人が来ると2階で食事をします。予め用意はしていますが、それでも足りないものが生じた時は気づいた人に階下に取りに行ってもらいます。

ああ〜私の古希のお祝いには正月3ケ日、上げ膳据え膳で温泉に浸かりながら豪遊するのが夢です。


[3524] 【3690回 白浜温泉】 2014-12-24 (Wed)

年の瀬も押し迫った12月22日、23日と白浜温泉に行ってきました。

ウオーキング時代の古くからの仲間と一緒です。

観光中心ではなく「風呂三昧」と「かに三昧」を主たる目的としました。

正午には部屋に入ることが出来、昔話に花を咲かせたり、その花を折ったりと楽しく時間を過ごせました。

入浴を済ませ、カラオケボックスへ1時間30分、運悪く私は喉を傷めガラガラ声で「桂銀淑か森進一かっ!」と野次が飛ぶほどにかすれ声・・・

夕食は「かに食べ放題」を注文しましたので山の様に積み上げられた蟹がテーブルに運ばれてきました。それでも「お替りできますよね?」と念を押す始末です。

黙々、モクモク、かに宴会特有の静けさの中で早くも「おかわり〜」の手を上げました。外国人のスタッフが「あとどのくらい御持ちしますか?」と尋ねました。

「人数分、つまり5人分!」とモミジの様な手を広げてジェスチャーしました。ジェスチャーしなくても流暢な日本語喋ってましたよ〜。

お替りが来ると、さすがに少しスピードダウンしてゆっくり食べながら「もう満腹っ!」

食後の風呂に入り誰ともなく一人寝て、二人寝て白浜の夜は更けていきました。

帰り道に「橋杭岩を回って帰ろう」と言うことになり、かなり遠回りしましたが橋杭岩を楽しむことができました。

カスレ声でなければ「♪ここは串本〜むかいは大島〜中を取り持つ巡航船〜♪」と歌いたかったです。風があったら車窓のつもりでしたが凪のため橋杭岩の散歩を充分楽しむことができました。

とれとれ市場で遅い昼食を済ませ海産物を買い大阪にもどりました。1年に1回しか会うことはなくなりましたが「忠太郎会」は健在です。


[3523] 【3689回 今日は冬至です】 2014-12-22 (Mon)

今日は1年で昼が一番短い日「冬至」です。

太陽黄径270度となる日で暦の上では、この日を冬至といいますが、天文学的には太陽黄径270度の瞬間を冬至とし、冬至の起こった日を冬至日というのだそうです。

そう言えばスーパーに箱を積み上げた「ゆず」がならんでいました。今夜は「ゆず湯」に入りましょうの日ですね。

この時期は、日照時間が少なくなるため、作物が育ちにくいなど生活に不安を持ち、邪気を払う文化や、夜が長くなることで、太陽の生まれ変わる日としてお祭りなどを行う国もあります。

日本では、冬至(とうじ)と同じ音である湯治(とうじ)が、温泉に入ったり、温泉を飲むことで病気の療養などの効果があることから、ゆず湯に入るようになったといわれています。

また、ゆずには「融通が利く」という意味も込められています。冬至に食べられるかぼちゃは、夏が収穫の時期ですが長期保存できる食材でもあります。

かぼちゃは、邪気を払う食べ物ともいわれており、野菜の収穫の少なくなる冬至に食べる習慣があります。

そんなわけで多忙な年末を乗り切るために、「ちょこっと白浜まで冬至の日に湯治にいってきます」

今日は家族風呂よりも銭湯に行けばタ゜イナミックな「ゆず湯」が楽しめるかもしれません。

昔、勤めていたころ、製造部門がが氷上町に移転するまでは銭湯に負けないほどの大きな風呂が会社にはありました。

それこそ冬至の日は「ゆず」を大量に買ってきて風呂に浮かべ社員の無病を祈ったものでした。

シャワー主流派の人も今夜だけは、ゆっくりと湯船に浸かり昔からの風習を楽しんで頂きたいと思います。

では行ってきます。


[3522] 【3688回 ぼちぼち掃除を・・・】 2014-12-21 (Sun)

土曜日は久しぶりにリュックを背負って芦屋から有馬に行こうとしていましたがあいにくの雨模様で予定変更となり台所の片付けをすることにしました。

茶ダンスの引出を全部引き抜いて中身を全部出しました。使い捨てのフォーク、スプーン、割り箸など、出るわ!出るわ〜

いつの間にか大量にたまっています。孫たちがマクドのモーニングセットに行き、未使用のスプーンやフォークを「勿体ない」と持ち帰っているといつの間にか引き出しがいっぱいになっていました。

5セットもあれば充分と思い、あとは全部捨てることにしました。御手拭やおしぼりなども新しいものと取り換え古い物は捨てました。

おかげで引出の中が半分ほどになり「Oh!スッキリ〜!

次は冷蔵庫です。私の家の冷蔵庫は人に笑われるほど空っぽです。何故ならば、すぐそばにスーパーがありますので備蓄する必要がなく毎日使う分だけ買い物をするのです。

その結果、いつも冷蔵庫内は空っぽなんです。

使い残しの焼肉のタレやドレッシングなどは年末最後のゴミ回収日までに使い切る献立を考えてスッキリさせるつもりです。

購入した食材を購入時のビニールの包装紙のまま、輪ゴムを巻いての保存は一度もしたことがありません。

(だってスーパーなどの店頭に並んで誰でも手に取っていて、ゴミやほこりを吸ったままを冷蔵庫に入れるのは不清潔でしょ?)残ったときはタッパーに移し替えて保存します。

冷凍室には「愛おしい干し柿」と「懐かしいイタドリ」それに「大小の保冷剤」が入っているだけです。これらも正月が来ればスッキリ〜

我が家の冷蔵庫が空っぽすぎて「かわいそう」と思われる方は食材をお持ちいただき満タンにして頂ければ大歓迎いたします(笑)

年末の大掃除は一度に片付けようとしたら、しんどいですが「今日は風呂場」「今日は台所」等と整理する範囲を小さく決めてやれば案外スムーズに行きます。

きちんと片付いて年末が越せたら、それをキープするための努力が必要です。元の木阿弥にならぬように気を付けたいと思います。

「物は増やさない」「使った物はもとの位置へ」この2つを守れさえすればゴミ屋敷の様にならずに済みます。


[3521] 【3687回 年末の防犯対策】 2014-12-20 (Sat)

罪を犯す側は「今がチャンス」だと思い、被害に遭う側は年末は気が緩んでしまいます。

ついつい日頃は出来ている防犯が「今日に限って」と被害に遭う羽目になってしまいます。そんなことが無いように今一度防犯対策を見直してみませんか?

防犯対策チェックシート

●ひったくり対策

@自転車のカゴにはひったくり防止のカバーをつけている。

A防犯ブザーを持っている。

Bバッグは車道と反対側に持っている。

C遠回りしてもなるべく人通りの多い明るく安全な道を選んでいる。

D銀行などで多額の現金を持ち歩くときは特に注意している。


●侵入盗対策

@植木鉢の下や郵便受けなどに「置き鍵」をしていない。

A家にいる時も鍵をかけている。

B玄関や窓に補助錠を付けている。

Cベランダのガラスは防犯フィルムを貼っている(または防犯ガラス使用)

D建物の周りに侵入の足場となりそうな物は置いていない。

Eセンサー付きのライトなど防犯機器を設置している。

F寝る前に家中の戸締りを確認している。


●自転車盗・車上狙い対策

@短時間でも車から離れるときは必ず鍵をかけている。

A車内にバッグや現金、貴重品を置きっぱなしにしていない。

B警報機などの機器を設置している。

C自宅の車庫を明るくしたり、防犯設備の整った駐車場を利用している。


●自転車・バイク対策

@短時間でも車から離れるときは必ず鍵をかけている。

A丈夫な鍵を取り付けたり、補助錠で二重施錠している。

B路上駐輪はせず、駐輪場を利用している。

C防犯登録をしている。

ちょっとした心の油断が罪を犯す側にチャンスを与えてしまいます。この項目が完璧であっても更なる注意が必要です。


[3520] 【3686回 地域老人会】 2014-12-19 (Fri)

18日は地域の老人会の交通安全講習日でした。警察署、区役所担当そして今回から我々推進委員も自分の地区の老人会に出席して交通安全を呼びかけようと活動の枠を広げることにしました。

私が言いだしっぺなので、時間を貰えるならば高齢者の方達が喜ぶことをしたいなと考えました。

まずは区役所玄関に掲げてある交通安全のキャッチフレーズを書いた看板を持参して見てもらいました。

自転車マナーの看板なので本当はもう乗らずに歩きましょうと最後は締めくくりました。

それから季節の歌として「たき火」と「灯台守」の歌詞カードを用意し、みんなで声をだして歌ってもらおうと用意しましたが・・・

この寒さで出席者もまばら・・老人会会長さんに人の集まるお食事会の時にでもみんなでどうぞと渡して帰りました。

昔の歌は歌うと風景が浮かんできます。想像力が逞しくなります。想像すると言うことで脳に刺激を与えます。ボケ予防にもなるのではないでしょうか。

いま特別老人ホームなどではボケ防止の予防として歌謡曲を歌うカリュキラムも組まれているそうです。

音が外れていても、声がかすれていても大きな声で歌うことが大切らしいです。

カラオケと言うシステムが出来てから歌詞の暗記ができなくなりました。

現在赤ペラで歌える歌は昔ラジオから流れてきた歌や、青春時代に通った「歌声喫茶」で覚えた歌ばかりです。それらの曲はは自然に歌詞が覚えられたものです。(歌声喫茶やて。。。ふる〜っ!)

過日、歯科医院で治療中に大好きな美空ひばりの「悲しい酒」がラジオから流れて来て思わず口をあけたままだと言うことを忘れて口ずさみそうになったことがありました(笑)歌は心を動かしてくれます。

私は風呂に入ると東北の応援歌「花は咲く」を歌います。(鼻歌ではなく熱唱だよ〜)

歌詞から東北の皆さんが頑張っている様子や家族を亡くした悲しみが伝わって来て、歌いながら涙を流すこともあります。

東海林太郎の「♪泣くな妹よ妹よ泣くな〜・・・」このフレーズが流れると中学1年生で土佐中村を離れなければならなかった悲しい思い出がよみがえり最後まで歌うことができません。


[3519] 【3685回 忘年会】 2014-12-18 (Thu)

サラリーマン現役の時ほどではありませんがボツボツ忘年会のお誘いの時期となりました。

飲める人は「待ってましたっ!」と嬉しいでしょうがビール1杯しか飲めない私にとって飲める人が羨ましく感じます。でも飲み会の席って嫌いじゃなく、飲まずとも愉快に騒げます。(笑)

地域ボランティアの会の忘年会の会場をどこにするか検討する時に場所と味がマンネリ化しており別の場所探しを提案すると「じゃあ、あんたが決めて!」って言われました。知ぃ〜らない!

16日の忘年会の席で隣に座ったヒカルゲンジさんと「吊るし柿」の話でメッチャ盛り上がりました。「ど・ど・どこに売ってるんですか?」釣り竿に餌をつけずに投げ入れた感じです。

渋柿を売っているスーパーを教えて話のリズムで「第2弾」を現在進行形であることをバラしてしまいました。「い・い・いつ食べれるの?」釣り竿に餌をつけずに投げ入れた感パートUです。

この間、孫たちが泊まりに来たときサンルームに柿を吊るしてあるのが見つかり「ワタシもつくりた〜い」と言うことになり一緒に買いに行きました。

衛生上を考えて皮を剥く前に紐で結びエフにそれぞれの名前をかき正月には食べれるだろうと説明しました。楽しみにしている様子。

子供たちが帰ってから気が付いたのですがカレンダーに「モミモミの日」と赤ペンで書かれていました。どうも私の真似をして書き込んだ様子です。

渋柿隊メンバーが増えて我がサンルームには「第2弾用」「子供たち用」「これで最後だよ用」の萎び方の違う3種類の柿が吊るされています。にぎやかでしょ?

一度に皮を剥くのは結構大変ですが、こうもバラバラに購入し、ちまちま剥くと楽しいものですね。

年賀状も今年はすでに投函済みで時間の余裕ができたからこその渋柿物語でした。

ところでヒカルゲンジさんは渋柿買いに来たのかしら?


[3518] 【3684回 悪天候、山に出かけないで!】 2014-12-17 (Wed)

こんな悪天候の中、山に向かう人はいないと思いますが、いるとしたら自殺行為です。

北海道函館に親戚があり(嫁の実家)この寒さ大変ですねと言うと「こんな寒い冬は初めて」だと言い家から一歩も外に出る気はせず寒さに耐えている様子でした。

夏の北海道は誰もが羨ましがる楽園ですが冬は生活していくには厳しすぎますね。

フェイスブックで岩手山麓に住む岳友も毎日のように岩手山の雪景色をアップしたり積雪の町並みをアップしています。

大阪が寒いと言っても東北や北海道に比べたら辛抱できない寒さではありません。しかし・・・去年は何を着ていたのか防寒対策がマヒしてしまいオロオロしています。

昨夜、天気予報に優れた岳友ヒカルゲンジさんとの忘年会の席で「いゃぁ〜君たちが北海道遠征中は大変でしたよ」と苦労話を話してくれました。

私達の予定を聞きながら北海道の山の天気を大阪にいながらにして詳しく調べて下さり情報を逐一流して下さっていたのです。

私達が無事に雨にも遭わずに予定通り8座登れたのはヒカルゲンジさんの協力あったればこそと改めて感謝しました。(移動中に雨には遭いましたが)

奇跡かと思っていましたが蔭の協力者がいてこその8座制覇だったことを改めて感じ感謝した夜でした。

日本付近の冬型の気圧配置は、全国的に最大瞬間風速30mを超えるような暴風が予想され北へ向けての飛行機は欠航が相次いでいます。

船の便も強風による欠航があり、お出かけの際はよく調べてから出かけた方がよさそうです。って言うか予定変更した方が良さそうです。日本列島すべてが寒気団に包まれているのですから。

@【北海道】 外出は極力控えるように

見通しの全くきかない猛吹雪が予想されるため、外出は非常に危険な状態。陸上でも最大瞬間風速35mという台風並みの暴風が予想されています。

また、低気圧に伴う比較的暖かい空気の影響で湿った雪となるため、着雪やそれに伴う停電などに警戒が必要です。予想される雪の量は80p。10m近い高波や高潮にも警戒が必要となります。


A【北陸】 雷を伴った吹雪に
 
特に北陸周辺では雪雲が発達しやすい状況が続くため、雷を伴って雪が強く降るおそれあり。風も強い状態が続くそうです。

竜巻などの突風も起こりやすいため注意が必要。予想される雪の量は100p。先週からすでに多くの雪が積もってる地域では特に、雪崩にも警戒が必要です。


B【東北、西日本日本海側、東日本の山地】 吹 雪

日本海側と周辺の山間部では、吹雪が続く。東北では内陸や太平洋側でも吹雪となる所がある見込みで、九州北部では平野部でも積雪が予想されています。

あす朝にかけて予想される雪の量は、東北・関東甲信の山沿い・岐阜県で80p、近畿北部・山陰で60p、九州北部で30pと良そうされています。


C【東海と西日本太平洋側】 山地は大雪・平地も積雪のおそれ
 
強い寒気が南下しているため、高知など太平洋側の沿岸部でも雪となっている所があります。

四国や紀伊半島の山地で20〜30センチの雪が予想されているほか、平野部でも積雪のおそれあり。特に近畿中部や東海の平野部では3〜5p程度の雪が予想されています。


D【関東平野部と沖縄】 強風に注意
 
雪の心配がない地域でも、強風や高波には注意が必要。特に関東の沿岸部では、交通機関に影響が出るおそれもある。


★食糧の備蓄と万が一停電になった時の準備はしておいた方が良さそうです。我が家にはストーブが無くすべて電気を頼りに暖房をしています。もし停電になったら寝袋に包まって通電を待つしかありません。


[3517] 【3683回 雪の対策】 2014-12-16 (Tue)

急に寒くなりました。12月には珍しいドカ雪がふり各地に被害が出ています。

新潟県魚沼市で、雪下ろしをしていた83歳のお爺さんが、屋根から転落し、頭を強く打ち死亡しました。(魚沼市では66歳の男性も屋根から転落し意識不明の重体)

長野県飯山市では85歳のお爺さんが、庭の池の中で除雪機の下敷きになって倒れているのが見つかり死亡。除雪作業中に、誤って池に落ちたものとみられています。

思いがけない大雪と言えば5年前の11月3日のことです。紅葉を楽しみ、脱臼に苦しみホテルで一泊した朝、驚きで腰が抜けそうになりました。

何と一面に雪が積もっていたのです。まだ11月の3日なんですよ!夜に降り積もったのでしょうか。紅葉に白い雪が積もり鑑賞するには美しくて幻想的です。

7pは積もっています。冬用のタイヤでなくタイヤーチェーンも持参していません。道路情報を調べてコースを変え新潟周りで帰ることにしました。ヒヤヒヤドキドキのドライブの経験があります。

何年か前の事です。名塩に子供たちを送って帰る途中、急に雪が降り積もり、生瀬を過ぎた尼子谷交差点から上にはノーマルタイヤでは登って行けなくなりました。

止むを得ずJR西宮名塩駅に車を乗り捨てタクシーに乗ろうとしましたが、通勤帰りの人たちの長蛇の列に並びました。

やっと順番が来て乗車し、行先を告げると「南台は凍結してて無理でっせ」と断られたことがありました。

この間の大雪情報で「fit」にはタイヤチェーンを積み込みました。(でも・・・一人では装着できません)


●圧雪アイスバーン

降り積もった雪を、通行する車両がその重量で繰り返し圧縮し、密度の高い雪の層が形成された路面を圧雪アイスバーンといいます。

昼間は圧雪の表面が融解して水が溜り、その水が夜間に凍結するようになり、繰り返し続くと表層は完全にアイスバーンとなります。

●ミラーバーン

粉塵による健康被害を防止する目的で、金属ピンを持つスパイクタイヤの使用が禁止され、冬タイヤがスタッドレスへと移行すると、タイヤに磨かれた鏡面圧雪が見られます。

これを特に、ミラーバーンと呼びます。

発進、停止のたびに微小な滑走が発生し信号待ちの間に車両下面の熱で雪面がわずかに融解するため、交差点の前後での発生。

ミラーバーン化すると、融雪剤の効果やスタッドレスタイヤのグリップ力は著しく低下します。


●ブラックアイスバーン

路面に薄い氷の膜ができて、単なる湿潤路面のように黒く見えるのに凍っていることを特にブラックアイスバーンまたはブラックバーンなどといいます。

一見すると凍結していることに気付かないことも多く夜間は特に危険です。


[3516] 【3682回 郵便局満員で〜す】 2014-12-15 (Mon)

15日は年金支給日。エアメールを送るためお昼前に郵便局へ行きましたが狭い郵便局の中はごった返していました。郵便局員は「今日だけすんません」と平謝りです。

60歳到達と同時に各種銀行や信用金庫、郵便局が「ぜひ年金振込はわたしどもへ!」と年金受給手続きのお手伝いもしてくれるサービスがあります。

しかし何と言っても年寄りが好むのは「町の郵便屋さん」なのでしょうか。

現金出し入れの自動機械は1台、窓口は4つしかありません。中に利用者が10人も入れば満員です。昼前は外に人がはみ出していました。おらが町の郵便局は狭すぎなのです。

あまりの混雑に諦めて別の郵便局に行こうかとも思いましたが、せっかく並んだので仕方なくじっと待つ事にしました。

なぜ込むのでしょうか(狭さは該当せず)

@ 年金支給日だから

A メモ書きを持って来て、窓口で送り状を書く人

B 郵便局に来たものの何をどうしようか迷う人

さまざまです。

15日、16日の郵便局利用は避けた方がよさそうですね。

銀行はと言うと機械が沢山ありますので列が長くても順番はかなりスムーズにやってきます。

昔、入社したての頃、銀行へのお使いによく行かされました。いじわるな先輩がいて「遅かったね!何してたのっ!」と声を荒げられたこともありました。(自分で行け〜!)

私が先輩になったときには、混雑の日もあるのだから絶対にあんな風に言わないでおこうと心に誓ったものです。

私が先輩になった時がやってきました・・・キャハハハ〜銀行マンが会社にご用聞きにきてくれるようになっていました。

新札もいまなら両替機に入っています。お年玉の用意のいる人はお早めに行ってくださいね。


[3515] 【3681回 一時託児所】 2014-12-14 (Sun)

13日、14日と名塩の息子夫婦が用があり子供たちを預かることにしました。ならば一人っ子の春日出に住む孫もおいでよと孫4人勢ぞろいしました。

名塩に迎えに行き帰りに寄り道をして大丸心斎橋店で開催中の「学べ!未来の遊園地」に連れていきました。

ちょっと期待外れのところもありましたが喜んで遊んでいました。大人1200円、3歳以上600円ですが人数がまとまれば結構な金額です。

自宅にかえっても4人いれば大人の介入は必要ありません。時々「ばぁちゃ〜ん!」と呼ぶときは決まって喧嘩仲裁です。

夕食を済ませ今迄はみんな一緒に風呂に入っていましたが成長したのかひとりづつ入ると言い出しました。順番はジャンケンできめます。

歯磨きを済ませ3階にあがってからが子供たちの「自由の園」の様です。怪我さえしなければ大目に見ています。午後11時を過ぎると婆ちゃんはうつらうつらし始めました。

枕元で「キャー!」だの「ギャー」だの悲鳴やら笑い声で目が覚めビックリ!

ペットボトルの栓が甘かったのかみんなで濡れた床を拭いているところでした。

「最後にお茶を飲んでペットボトルの栓をしたのは誰ですか?」

「僕じゃない!」「私じゃない!」「ボクジャナイ!」

婆ちゃんの怒りに触れました。

「4人のうちの誰かのはずです。誰ですか?」

自分ではないと主張します。すると4歳の一番小さい子が「ばぁちゃん・・・この人じゃないかなぁ?」と小首をかしげました。

プッと吹き出してしまいました。この人とはブログに写真を載せましたがサンタのおじいさんのことです。

「そっか〜サンタのおじいさんが倒れてペットボトル倒してしまったのかも知れないね」疑わしきは罰せずで4人におとがめは無しにしました。

被害もお盆の上にお茶がこぼれただけで布団など濡れていませんし、自分達はきちんと栓をしたと思っているのですから・・・

「これから喉が渇いた時は隣の暗くて寒〜い部屋に置いておくから自分で飲みに行くこと」にしました。


[3514] 【3680回 年賀状】 2014-12-13 (Sat)

12月15日から年賀状の受付が始まり「年賀状」「一般」とポストのお口も変わります。

さぁ・・・取り掛かるとしましょうか!

と思った矢先、本日は「お泊り隊4名」がやってきます。今日はそれどころではなさそうです。でも15日からはしっかりと300枚・・・う〜ん気が遠くなりますなぁ!

でも気分だけは準備万端できています。喪中葉書は約20枚届いています。市販の喪中葉書なのかどなたが亡くなったのか明記されてないのもあります。

やっぱりどなたが亡くなったのか書いててほしいですよね。

ウオーキングのお友達で12月に奥様を亡くされたとの葉書がありました。

この方には私がウオーキング協会を退会してからもず〜っと韓国にゴルフに行くたびに韓国海苔をお土産に送ってくれていました。

お悔やみのお手紙を添えてお線香をお送りしました。

去年の年賀状を出して来て読み返してみると楽しいですね。

希望を書いてある葉書には希望が叶ったのかなと思ったり子供の写真はどんくらい大きくなったのかしらと想像したりして前に進みません。

元旦に慌てて返信の葉書を出さなくてもいいように気を付けています。年賀状を貰って嬉しいと言うことは出さなくては嬉しさが戻って来ないと言うことです。

孫たちには連盟ではなく1枚ずつ書くようにしています。息子が小さかった頃、幼稚園の先生が年賀状をくれました。

次男はまだ幼稚園に通ってなくて「ボクのんがな〜い!」と言ったことがあります。だから手間でも同じ家でもひとりづつ書くのです。

「じゃあ良いお年を!」そんな挨拶を交わして別れたひとでも次の日には年賀状が届いているのです。おかしいような気もします(笑)でも楽しみです。

不要のハガキにインデックスをつけて「会社関係」「ウオーク関係」「登山関係」「地域関係」「親戚関係」「同級生」などと分別しておくと大変便利です。


[3513] 【3679回 某会の卒業】 2014-12-12 (Fri)

某会が発足してもう15年ぐらいか、いやいやもっとなるかも知れません。此花区の企業の運行管理者で結成する交通安全事故防止を目的とする会をこのたび卒業することに決めました。

大日本○料と私の2人が「名誉顧問」で会に関わってきましたが退職して既に6年が経過しています。

その間企業の運行管理者も定年等で交代して既に私達が知らない人の方が多くなってきています。

発足当時は会社訪問し加入をお願いしました。会則もないため会則作りからはじめああでもないこうでもないと役員一丸となって少しづつ形にしていきました。

地道な努力の甲斐あって現在は50社を超える会員数となりました。日帰り研修旅行や互礼会、役員会など楽しい思い出がいっぱい詰まっています。

しかし「引き際が肝心」であると常々思っていました。

「え〜まだおるの?」と言われるより「え〜やめんといて!」と言われるうちに去りたいと名誉顧問同志意見が一致しこの度揃って辞任することにしました。

過日、交通安全○○に呼ばれて遺留されましたが決心が硬いことを申し上げいままでのお礼を申し上げて帰ってきました。

この会は企業として活躍する会で企業を抜けたОBである私達2人立つ鳥あとを濁さずが席を置くのはおかしな話なんです。

そのかわり公安委員会から委託された個人での活動はこれまでどおり続けて行きます。

企業を定年退職された方で此花区に在住している人たちの中で「この人は!」とおメガネにかなった人個人個人で活躍する推進委員協議会に加入して貰っています。

但し推薦したとしても警察署の厳しい審査があり、その審査を合格しなければお願いできないというところが悩みの種です。

すでに私のおメガネにかなった人たちが4人!ゲットし現在一緒に活躍されています。

地域のどの会でも定年は「75歳」を推奨します。75歳になるまでに時期後継者を育て、指導育成し育ったことを見届けてから75歳定年を迎えると言うのが「立つ鳥あとを濁さず」ではないでしょうか。


[3512] 【3678回 山を甘く見ないでっ!」】 2014-12-11 (Thu)

12月8日午前1時ごろ、35歳の主婦の夫から「妻が山で遭難した」と110番があったそうです。

主婦は2匹の飼い犬とともに亀岡市にある半国山(標高約744m)に登っており京都府警と消防が20人態勢で捜索。

午前7時40分ごろ、中腹の登山道で女性を保護しました。山中は氷点下の寒さだったが主婦は連れていた2匹の犬を抱いて暖を取り、一晩を過ごしたそうです。 

亀岡署によると、主婦は7日午後2時ごろ、飼い犬2匹を連れて1人で入山。食料は飴とチョコレートだけ。

「道を外れ、迷っているうちに暗くなってしまった」と話しており、夫に携帯電話で連絡を取り、遭難していることが判明したという。

なぬ〜?登山開始時間が午後2時?。下山時間の間違いじゃありませんか!

標高約744m、いつもの散歩道なのかどうかわかりませんが山を舐めていませんかっ!連れていた犬の温もりで助かったらしいですがワンともいえないお粗末な遭難事故。無茶はしないで!

奈良県警では登山届をメールでの受け付け開始したそうです。

登山届は、県警HPの「くらしの安全」から「地域警察」の「山岳遭難・水難防止対策」に入り、「山岳遭難対策」でデータのダウンロード、メールでの送信ができます。

雄大な自然に恵まれた奈良県には、大台ヶ原や大峰山系など、魅力あふれる山々が連なっており、多くの登山者が訪れています。

それらの山々はいずれも標高が2000メートル以下で、比較的簡単に登れると思われがちですが、実際は県内でも尊い命が失われるような山岳遭難事故も発生しています。

実際に発生した山岳遭難の理由の多くは

@地理が分からないままでの登山

A無理な計画の登山

B装備が不十分             

等です。山岳遭難を防止するために、十分な「計画・装備・心構え」をもって登山に臨んでください。


[3511] 【3677回 私の寒さ対策】 2014-12-10 (Wed)

寒くなってまいりました。

去年の今頃何を着ていたのか、いくら考えても思い浮かびません。去年はこんなに寒く無かった気がします。登山用のフリースもありますがあくまで登山用なので置いておきます。

スーパーで安物を買う事にしました。登山用品店で買う金額なら4枚は買えそうです(笑)

昔でいう「ネル」は温かくて毛布の様で子供のころを思い出します。今は「ネル」とは言わず「フリース」と言いますが素材は似ています。

私は長袖シャツ(肌着)は着ない習慣なので身体の末端部分はしっかりと防寒対策を取ります。長袖の重ね着は台所仕事に邪魔なので寒ければベストを着込みます。

足首はズボンの下にレッグウオーマーを着用しています。

手袋はジャンバーやコートの色に合わせて各ポケットに片方づつ入れています。手袋はジャンバーやコートの数だけ用意しています。

こうしておけば色合いがチグハグにならないし「あっ忘れたっ!」と言うことにならず便利です。

首はネパールで買ってきたレッグウオーマーを愛用しています。バイクに乗るときは顔まで伸ばせばマスクにもなり便利です。

首や足首や手首など「首」の付く末端部分の保温をしっかりしていれば風邪予防になると自分では思っています。

そう言いながらもコタツの中やホットカーペットなどの上では靴下は脱ぎ捨てます。つま先の温いのは苦手です。

テントでも寝袋に入って温まるとファスナーを開けて足はニョキって外に出しています。

「合い切れ」って言葉は死語に近いですがこれが一番風邪ひきやすいスタイルだと思っています。

手を伸ばしたり、かがんだりした時おへそがでたり背中が出たりする若者を見るだけで「さぶっ!」と思っちゃいます。シャツはズボンの中にしっかり入れるっ!

「ダサ〜っ!」って言われそうですが風邪をひいて苦しむより先手必勝対策の方がいいと思います。

とにかく年末の多忙な時、風邪をひいては家事がはかどりません。厚着をしないで末端防寒をしっかりして新年を迎える準備をしましょう〜


[3510] 【3676回 カニの季節到来】 2014-12-09 (Tue)

カニの季節になりました。「カニ嫌い!」と言う人はまれです。カニを思う存分食べてから新年を迎えたいと思い白浜へ行くことにしました。

お湯もよし、カニも食べ放題です。浜坂、香住、福井等々探しましたが「帯に短しタスキに長し」でこちらの財布の中身と相談した結果、白浜御苑に落ち着きました。

何と「カニ食べ放題!」なんです。人間の胃袋に入る量には限りがありますが「食べ放題」と聞けば別腹部分にも押し込んで死ぬほど腹いっぱいに食べられると言うイメージが湧きます。

日本では様々な種類の蟹が採れ、1年中食べることができます。(かに道楽に行けば年中食べられる〜!)蟹は単に「美味しい。高級食材」などのイメージが先行していますが、身体に良い食材なんです。

蟹の健康効果は、タウリンの含有量! タウリンは肝機能の強化に役立つ成分です。血中コレステロールの抑制、骨粗しょう症やイライラ防止にも役立つそうです。

カルシウムも豊富に含まれており、シワ・シミ・老化現象などの活性酸素を除去することで、若返り効果が期待できます。

また蟹ミソと言うと、一見蟹の脳みそだと思いがちですが、実は蟹の内臓のことです。中腸腺と呼ばれて、レバーと同じ肝臓や、すい臓の機能を担う臓器なんですって。

そのため、食べて美味しいのはもちろんですが、グリコーゲンが豊富に含まれているので疲労回復効果も期待できます。

このように、蟹には意外な健康・美容効果がたくさんあるのです。高級食材であまり食べる機会がないですがシーズン中に一度は是非食べたいっ!

私が旅に出るときはまず予算設定をしてから宿探しをします。

1月に行われる新年会の場所探しの時も四万十市から出てくる人たちの交通費も考えてなるべく安くてそれでいて「来てよかったな」と言える場所を探しました。

それがまずは箕面温泉です。2泊目は「一度利用してみてよかった」と言う有馬温泉にしました。有馬温泉と言えば「高い!」とイメージしがちですがその中でも探せば予算に合う宿が見つかります。

田舎に帰ってから「有馬温泉に行ってきた」と言えば「ほぉ!」と言ってもらえると思います。(笑)

バイキングが面倒で嫌いという人もいますがメンバーの和食、洋食、中華など、何が好きか嫌いかが、わからない時はバイキングが手っ取り早いです。

部屋に帰ってから「飲み直し」と称して延々と宴会が続くのですから、夕食は、ほどほどに空腹を満たせてくれればいいのではないでしょうか?。

登山中のテント生活を経験すると宿泊費に高額な料金を支払うことの無駄さがよくわかります。

見栄を張らなくても「温泉入浴」と言う目的を果たしていればOKです。

目的は温泉か、料理か、ゴージャスな部屋かと考えてみると「雨に遭わず風を凌げて、風呂に入れればそれでよし」と結論が出ます。

山小屋で人のイビキに悩まされるのならばテント(個室だもんね)の方が快適です。但し私のイビキで他人を悩ませている場合はごめんなさいです。「早いもん勝ちっ!」ですね。

またまた同窓会の時の話になりますが自分の部屋が「飲み直し会場」と化してしまい寝るフトンがなく女性の部屋に「1時間ばぁ寝かせて」とぶっ倒れた人がいました。

隣にいた女性はキッチリ1時間経つと「はよぅいんだや!」と部屋から追い出しました。

「はよういんだや」とは土佐弁で「早く帰りなさい」と言う意味です。(間違いが起きる危険ラインを通過すると何でもありやなぁ)


[3509] 【3675回 ヘリ救出の映像】 2014-12-08 (Mon)

神戸市の岩場でクライミング事故がありヘリ救出の映像をみつけました。

下記のアドレスを検索し「神戸市航空機動隊」のタイトル部分をクリックすると救出活動の動画が見れます。

http://www.youtube.com/watch?v=FZ-xg-TfB_c

自分たちのちょっとしたミスで、あるいは思わぬアクシデントで救助をお願いすることがあります。

救助要請をうけた神戸市航空機動隊の命がけの活動を見て何か学ぶものがあれば事故防止に繋がると思います。

高齢者の方が「山歩きできなくなったので岩登りに切り替えた」と話しているのをよく耳にします。

ああ、なるほど!だからクライマーの中には高齢者が多くいらっしゃるのだ納得できました。

しかし加齢による身体機能の低下は1年毎にやって来ています。

いつまでも若いと思ったり、以前に登れた壁だから行けると思い込み、無理だなんて考えずに大胆にもリードしたりして事故を起こす場合があります。

山岳会に加入していれば統一したクライミングのマニュアルがあると思います。

山岳会のマニュアルとて作成が古かったり。アレッ?おかしいなと思うところも出てきます。

そんな時はクライマーが全員集まり、膝を突き合わせ、ド頭を突き合わせて議論し統一した約束事を作成し事故防止に結び付ねばなりません。

「神戸市航空機動隊」の映像を見ると大変な苦労をしながら救助をされています。これに悪天候が重なれば救助隊の方達の二重事故になりかねません。

新しい登攀器具が開発されたり、ロープの使用方法も日々改正されています。

山岳会はもとより各自が日々知識と技術とを更新しながらクライマーの楽しさを味わいながら、先輩は後輩を育てて欲しいと願っています。

そして新人クライマーは「この先輩なら間違いない、大丈夫」としっかりと人選しないと上達しません。

私は二重三重の安全装置を取り入れながら、もう少しクライミング続けて行きたいです。(70歳になったら卒業します・・ヘヘヘ)


[3508] 【3674回 高速道路での照明】 2014-12-07 (Sun)

「高速道路での照明(上向きは違反?)」

過日、四万十市での葬式に参列して帰りの事です。午後2時から3時迄の葬式でしたので高知道で早くもあたりが暗くなりました。

都会の照明が沢山ある高速道路とはわけが違い、とてつもなく「真っ暗」です。トンネルの中に入ったら照明がありホッとしたものです。

南国を過ぎたあたりで真っ暗の一車線道路、しかも先頭を走る事になり後続車に気を使わなければならないし、道路の曲がり具合も明確でないためにライトアップ(上向き)にして走りました。

対向車がきたら勿論下向きにして走りましたがまったくと言っていいほど下向きでは前方が見えなくて走行困難と判断しました。

そこで対向車が来てもそのまま走っていましたが何度かパッシングをされました。今考えてもどうも心苦しい気がしてなりません。

帰宅後色々調べてみると、車両説明書には、車の前照灯は上向きが「走行用前照灯」、下向きが「すれ違い用前照灯」という名前になっていました。

夜間の歩行者事故を防ぐためには、上向きライトがかかせません。夜間の事故は、その暗さから、歩行者や自転車の発見が遅れることが事故原因となります。

下向きライトの照射範囲は、「すれ違い用」なので近く、約40メートルであり、これは時速60キロで車が走行していた場合、ブレーキがほとんど間に合わない距離となります。

「走行用」の上向きライトであれば、照射範囲は約100メートルあり自転車などの飛び出しがあっても回避することが出来ます。

@ライトを遠くに照らすことにより、目線が遠くにいき、遠くの歩行者や自転車が発見しやすい

A前照灯の光がより広く拡散し、気付きにくい右からの横断者を発見しやすい

などの効果があり、夜間の歩行者、自転車事故防止に大きな力があるのです。夜間の外出には反射材を付け自転車は必ずライトをつける。

暗闇のカラスではありませんが明るい服装で自分の存在を車に知らせて事故の無いように致しましょう。

自分自身が走行中暗すぎて危険だと感じれば対向車があっても事故になるより安全性を選びたい、かと言って全車両が上向きライトではこれもまた事故に繋がる。

夜中でも明るい都会の中ではライトは基本的に下向きで走っていますが照明の無い高速道路では、常に上向きで走りたい衝動にかられます。

前を走る車がいる場合や、対向車とのすれ違い時には、その時だけ下向きに切り替え「こまめな切り替え」をすることでマナーが保てます。

高速道路でのライトアップは違反ではありませんが「マナー」をお互いが守りたいと思います。「夜間は走らない」「夜間は出歩かない」

これが一番の安全対策かもしれませんね。特に走り慣れてない地方の道路は暗くなる前に温泉宿に泊まり明るい間に走るとしましょうか。


[3507] 【3673回 落ち葉の箕面の滝】 2014-12-06 (Sat)

渋柿を吊るしてから2週間がたちました。なかなかいい感じに萎びてきました(ブログに写真掲載)

心配したカビの問題も解決したみたいです。それにしてもサンルーム開けっ放しはさぶっ!吊るし柿のために我慢・・・我慢!

そろそろ年賀状作成(表書きとコメント書き)に取り掛からねばと思いつつ新年会で利用する箕面温泉の下見に出かけることにしました。

日本の滝百選のひとつでもある箕面の滝の紅葉は全国的に有名ですが既に紅葉はなく落ち葉と化していました。

朝の散歩コースにしている近隣の方も多く手軽に、軽やかに歩いておられ、元気にすれ違っていきます。

道中にある老舗の料亭は時間が早いからなのかシーズンオフなのか固く門が閉ざされていました。

観光客はいないだろうと思いきや、なかなかどうしてゾロゾロと高齢者の団体(そう言えば私も高齢者!)が箕面観光ガイドさんを引き連れて滝に向かって歩いていました。

箕面滝は大阪府箕面市の明治の森箕面国定公園内にあり、「箕面大滝」ともいいます。

もともとは修験道の道場であったそうです。年間200万人以上の観光客が訪れる箕面公園は紅葉の名所であり、秋には特に多くの人で賑わいます。

周辺にはニホンザルが頻繁に出現するそうですが、私はいつ訪れても出合ったことはありません。人に危害を加えることもあるため、餌を与えないでくださいの看板があちこちに貼ってありました。

箕面滝道には、1951年(昭和26年)7月11日に起こった集中豪雨による濁流で流された人の救出活動を部下3名と共に続けて殉職した箕面警察署長合田百一の記念碑が建立されていました。

記念碑の前を通過する時には頭を下げて通過しました。

2006年には箕面の滝は「人工滝騒動」が勃発しました。

某放送局のニュース番組で、「景勝地に衝撃の事実…箕面の滝は人工滝?」と題して取り上げられたのです。

「トンネル工事で大量の水が湧き出し、周辺の川が枯れた」「滝壺に流れ落ちる大量の水は、なんとポンプで吸い上げたもの」「箕面の滝は自然の滝ではなく、人工の滝」と報じました。

箕面の滝を人工滝と決め付けたマスコミ報道は極めて不適当であると地元の観光事業者が「大切な観光資源である滝のイメージを破壊された」と憤慨していると言う話もありました。

しかし滝を目の前にしたら人工滝であろうとなかろうと美しく流れ落ちる滝は訪れる者の心を癒してくれました。

滝から飛び散るマイナスイオンを浴び、元気になると言うのならポンプの姿は見えないのですから単純に楽しんだらいいと思いました。

しかし落ち葉を掃除する係員に「おっちゃん!ポンプはどこに置いてあるの?」と何とまぁ大胆な質問をしたものです。「ポンプは滝の上」と指をさして教えてくれました。

帰り道は人混みを避けて散策道を選びましたが「たかが箕面の滝、されど箕面の滝」です。かなりきついっ!運動不足なのかどうかわかりませんが足がかなりの筋肉痛です。

おまけに箕面温泉の下見に100円エレベーターは勿体ないし歩き足りないから車道を通過して箕面温泉に行こうと歩くその道のきついこと、きついこと。

「100円払ってエレベーターに乗ればよかったっ〜!」と後悔しきり。

きつい急な坂を車に気を付けながら登って行くと駐車場に立派な虎?の置物。そして足のみじか〜い馬が出迎えてくれました。

餌の「人参300円」は高いよっ!「いま100円のエレベーター代を節約して歩いて来たのにここで300円使うわけにはいかんのよ〜」と馬に謝り建物の中に入りました。

下見である大江戸温泉物語・箕面温泉を見学。大改装の後に近代的に大変身しており人気が復活しつつあるのがよくわかります。平日にもかかわらず多くの利用客がいました。

四万十市から来た人たちとは100円エレベーターを使うことにしました。

滝までの散策には片道40分かかること、宿泊利用日が1月なので滝道が凍結していたら転倒の危険があるので滝には行かないなどの詳細を胸に刻み帰途につきました


[3506] 【3672回 新年会の下見】 2014-12-05 (Fri)

新年あけたらすぐ四万十の同級生達と新年会をすることに決定しています。「よぉ遊ぶのぉ」嫌味とも取れる励ましの言葉(?)を背に受けながら準備は着々と進めています。

(ほんま遊ぶことやったら早いわぁ!)

そして、どうせ新年会でお金を使うなら泊まろうよ〜!との意見が出てすぐまとまりました。幼友達は「え〜ったった1泊?」の声に「じゃあ2泊泊まろう!」これもまた即決です。

そんな噂を聞きつけた現地四万十市に住む同窓会幹事さん達5名も「行く行く行くちや〜!」と快諾をもらいました。

去年もホテル阪神に泊まり賑やかに新年会をしました。新年早々また賑やかに開催できそうです。

まず1泊目は私の担当で大江戸物語「箕面温泉」です。予約は既に済ませています。

2泊目はミーコちゃんの担当で有馬温泉・太閤の湯に決定し、新大阪から送迎バスも出してもらえるそうです。これも予約完了。

箕面は何度もウオーキング協会や、やまたび倶楽部で行ったりしていますが「大江戸物語・箕面温泉」になってからは行ったことがなく紅葉も既に終わっているとは思います。

が、しかし、下見を兼ねて5日、金曜日に行ってきます。紅葉が残っていればお慰みと言うことで。

四万十市から来る人たちに「箕面の滝」まで散策してもらうための所要時間、駅からホテルまでの道のりなど調べてきます。

箕面の滝で思い出しましたが昔、ウオーキング協会で尾瀬に行ったときのことです。

翌日にオプションで希望者だけ「三条の滝」に行ってはどうかと提案したら会のトップが「三条の滝はしょうもないでっせ〜箕面の滝と変わらへんで〜」何とも呆れた返事でした。

「三条の滝は三条の滝、箕面の滝は箕面の滝」です。

行ってみたいと言う人が三条の滝を訪れてみてどう感じるか。トップの個人的な感想は求めていません。

三条の滝に対しても失礼だし、箕面の滝にも失礼だと詰め寄り希望者だけ三条の滝まで行ったことがありました。

「行って良かった!」「こんな良い滝を見ずに帰るのはもったいない!」と全員が満足をしてくれたことを思い出しました。

10月の故郷での同窓会では、会の名称でもある「舞の森」に登ろうと提案が有ったとき誰一人として「いまさら山かぁ!」との声は出ませんでした。

特に私は低山でも山登りと聞けば「ラッキー!」と大喜び。

小学生のころ学び舎から見上げる舞の森は標高たったの611mですが富士山の様に高くそびえて見えました。

そんな素敵な山があるのに、今迄身近すぎていつも見上げているだけで誰も登ったことが無かったのです。

徒歩組、軽トラ組と体力に合わせて工夫が凝らしてあり先に到着した軽トラ組はランチの準備をして徒歩組を待っていてくれました。

箕面の滝の話から、えらい脱線しましたが人それぞれに癒されるもののスケールが違うのです。箕面の滝壺にはまらぬように行ってきます!


[3505] 【3671回】 久々のガイドもどき 2014-12-04 (Thu)

ウオーキング協会に所属していたころバスウオークなるものがあって素人ながらガイドの真似事をしていました。

「一人で参加しても退屈しない・させない」をキャッチフレーズに参加者を募りましたので嘘をつくわけには行かずバスの中で何かをしようと計画しました。

道中の案内や(カンペ見ながら)歌やクイズやバス到着クイズなどで楽しんでもらいました。

楽しんでもらったと言うよりは私自身が未知の世界を体験させてもらい楽しませて貰ったと言う感じでした。

訪れる場所も良かったのか2台のバスはキャンセル待ちがでるほど盛況でした。時には衣装を持ち込んで扮装したりして・・・

最近雄琴温泉に行ったのですが「ガイドを乗せると15000円高くなるので何かやって」と言われ「そうだっ!昔ガイドもどきやってたなぁ」と思い出しました。

雄琴と言えば琵琶湖だと、資料を集めて琵琶湖哀歌と琵琶湖周航の歌をみんなで歌う段取りをしました。

そして出発〜!今は高速道路はガイドと言えどもシートベルトが必要で、おまけに乗客の中に警察関係者が複数乗車しています。

進行方向を向いてしゃべるのは味気なく身体をねじるようにして後ろを向きバス到着クイズやら歌やら今までにない賑やかさです。

いままでは出発と同時に眠る人が多かったのですが、お目目パッチリ〜!(うるさくて眠れませんてか?ゴメンネ)

眠れるはずがありません〜キャハハハ。昔を思い出して楽しかったですね。反応があると言うことは本当にやりがいがあります。

ただカンペの文字が昔より大きくなり(10.5ポイントからから14ポイント)ああ加齢に伴う身体機能の低下だと、つくづく感じました。

「雄琴」の町は「おごと」と改名され健全な街に変身していました。昔のイメージはほとんど消えていました。

家族連れでも大丈夫!若かりし頃雄琴温泉に通い続け回数券をお持ちの方々も有効期限切れですので奥様同伴でも大丈夫。(笑)

琵琶湖をみながら近場で楽しい旅ができますわよ。

何か新しいことにチャレンジすると言う事は、そのために下調べをしなければなりません。脳を使い行動していれば天真爛漫病にかかりにくいのではないかと思います。

「使え!脳!。使え!体力!。使うな!金!」


[3504] 【3670回 3度目の四万十市への帰郷・・・その4】 2014-12-03 (Wed)

葬儀から戻った翌日、従姉妹の娘から遠路はるばる葬儀に駆けつけたことへのお礼の電話をもらいました。

何かと取り込み中にもかかわらず真心がこもっていてこちらの方が恐縮した次第です。

じつは私も彼女に長文の労いのメールを発信しておきました。この時はまだ読んでなかったと思います。

メールの最後に「返信は不要です。読んでいただけるだけで結構です」と書き添えました。

メールには4年間の闘病生活への看病のねぎらいと母親が娘と喧嘩も多かったけれど感謝していたことを知らせました。

娘はデザインの仕事をしており時間が不規則で多忙なため病院にいく時間がなかなか取れず、いつ電話してもそっけないとぼやいていました。

女性が独立して子供2人育てて生活していくことの厳しさを従姉妹に話したら「わかっちょるがやけんど・・つい不安で電話をかけては怒られるがよ」と力なく笑っていました。

天真爛漫病の父親の事、今後の仏様の祀り事は兄妹で相談しながら乗りきれば何とかなると思います。

問題が生じた時は「亡き母ならどうしたか?」を考えれば自ずと答えが出ること、「お母ちゃんが嫌がること、悲しむ事」を避ければ問題は必ず解決することを書きました。

私が高知医大へ何度も見舞いに行ったことを母親から聞いていたらしくどれほど励みになったか自分が仕事で行けなかったときも寂しさがまぎれたと話していたそうです。

見舞品としては仰々しい物は避け、喉の炎症を和らげるために飴をかわいいケースに入れて持参したりしました。

飴と言っても一粒一粒種類が違い食べるときの楽しみがあったそうです。「みっちゃん今度来るときは金平糖も入れちょいてや」と注文が来るほどでした。

看護師さん達が「かわいいねっ!ひとつ貰うよ!」と言って持って行くのも楽しいとも言っていました。「たかが飴、されど飴」

最近では病室にお花の見舞いはダメと言うところが多く何を持参しようか迷うところです。

従姉妹はとても寒がりでしたので季節の変わり目にはショールとか、ベストなど病室で使える物を選びました。

昔はパジャマなどが見舞い品として選ばれていましたが今は病院でパジャマの提供もあり見舞いの品に困るかと思います。気を使わない患者との間柄なら何が欲しいか聞いてもいいと思います。

市バスの中で転倒しいまだ入院生活をしている人には柿を剥いて爪楊枝も一緒に持参します。

退院する頃には柿のシーズンは終わってしまいます。すぐ食べられる状態にして持参するととても喜んでくれます。

近所の人には高価な品だと退院後の返しに気を使わせることになるためお金のかからない物がよさそうです。そのかわり真心はたっぷりね。

昔の見舞い品は「生たまご」が主流でした。(ふるっ〜)

お菓子の箱に米の殻を敷き詰め、その中に玉子が入っているのです。

小学校6年生の時に盲腸で入院したとき親戚の人が「滋養を摂れよ」と生玉子を持ってきてくれました。

その時の入院費が6000円を母親が工面するのに苦労していました。盲腸の傷跡を見るたびに母の吐息が聞こえて来そうです。

その時代は入院と言えば自宅から布団を持参する時代です。車などはなく母親が担いで病院までの道のりを歩いたのです。

「母の愛は海よりも深く、山よりも高い」と言いますが、この齢になっても忘れてないと言うことは、ああ、その通りなんだと思っています。。


[3503] ■ 【3669回 3度目の四万十市への帰郷・・・その3】 2014-12-02 (Tue)

「土地により葬儀のスタイルが違います。」

四万十地方は葬式会場に着くと受付を済ませ香典を渡すとすぐ香典返しを渡されます。

大阪では通夜や告別式で焼香の済んだ順に全員にお茶やハンカチなどの小物を渡し改めて49日法要(あるいは35日法要)の後に「香典返し」を配ります。

しかし四万十地方では受付が終わり香典を渡すとその場で大きな紙袋にいれた香典返しなるものが手渡されます。

ですから紙袋をもったまま葬儀が始まりますのでハッキリ言って少々邪魔になります。焼香を終えた順番に手渡す大阪方式の方がよさそうに思います。

あくまでも香典一袋につきひとつなので誰にでも渡すのではありません。大阪風に言うと法要後の香典返しなので中身も結構豪華です。

結婚式も同様で受付が終わりお祝いを渡すとその場でお祝い返しを渡されます。

大きな袋をもったまま式場に入りこれも結構置き場に困ります。式場側は早くに仕事が片付いていいかも知れません。

しかしこれが中村方式の風習で後日に香典返しや祝い返しなど一切ありません。

式当日に渡してあるので全てそれで終わりなのでしょう。住所を調べたり誰のどの関係者か手間が省けていいかも知れません。

慣れていない者にとっては少し戸惑います。私は車が式場内の駐車場に停めてあったので一度車に戻り荷物を置きました。

焼香も親族は親族、一般は一般で同時に始まります。

立礼で喪主や親族が立つこともありませんのでどなたが焼香に来てくれたのかお顔での確認は出来ません。

「そのために参列者カードを書いてもらっている」と言われればそれまでですが立礼で目と目で会葬御礼をすることはありません。(あっさりっちゃああっさりやなぁ・・・・)

中村方式ですから、ほぼどこの式場も同じみたいです。勿論親族の名前の読み上げも、止め焼香もありません。

故人を知る人も誰が長男で誰が次男なのかヒソヒソと話をしたりしていました。大阪では親族の名前は読み上げますから故人との関係が焼香順で見当が付きます。

火葬場へのマイクロバス?なかったなぁ。

大阪では通夜の席では個人を偲んで軽食が出ますが告別式の日は親族は火葬場へ、そのほかの人は出棺と同時に解散します。

しかし中村方式は告別式の日も食事の用意がしてあり会葬に来てくれた人への振る舞いがあります。

一方火葬場に行った人たちは火葬場で待ち時間を利用して食事会が行われます。

ほぼ同時に2ケ所で精進料理を食べるのです。大阪の様に火葬場から戻り時間を見計らって再び火葬場に行くことはありません。

と言うことは出棺を見送り、その場に残った人たちは喪主のいない場所で食事をするってわけです。故人を偲べれば全く問題はないみたいです。

但し、四万十地方がすべてこの様なスタイルかどうかは定かではありません。私の体験から述べました。


[3502] 【3668回 3度目の四万十市への帰郷・・・その2】 2014-12-01 (Mon)

(前回のつづき)

四万十市にある葬儀会場に行くと、顔見知りの人はマバラでどうも連絡不行き届きの様です。娘や息子たちは取り込み中で連絡漏れもあったと思います。

親の親戚付き合いの範囲もわからず途方に暮れたと思います。今迄すべて両親任せなのですから無理はありません。

最後に残った従姉妹(一番上の姉)が「大阪から遠いところを気の毒に」と言われましたので「亡くなったことを知らせて貰えない方がよっぽど気の毒よ」

そう答えました。今後もあるであろう訃報連絡をして貰うように複数の親戚にお願いしておきました。

「次はうちのおかあの番じゃけん美智子頼むぞ」そう笑う従兄弟がいて「この間おばちゃんに会うたけんどまだなかなかお迎えが来んほど元気じゃったよ」と、笑って話せる間はまだ大丈夫!

従姉妹の顔は死後5日も経過しているからかも知れませんが生前の面影はありませんでした。

ふっくらした時の遺影から「みっちゃん!もんて来てくれたかねぇ」とつぶやいている様でした。

故人へのメッセージカードを書いて棺の中へ入れるというので私も思い残したことを書いて棺に入れました。

10月に会ったばかりでしたが対面した姿は更に痩せて痩せて痩せて・・・・・

後ろでささやく近所のお婆ちゃんコンビの会話です「帰ったらどの写真を使こうてもらうか選んじょらんといかねぇ」はよ〜せんと間に合わんよ〜シワクチャの写真飾られるよっ!(笑)

喪主挨拶の中で4年間の闘病生活を話し亡くなった日の朝、病室にお茶を運んで行った看護師さんが挨拶をしようとカーテンを開けたら既に息絶えていたそうです。

「家族のだれっちゃあおらん時に一人で寂しく逝ってしまいました」と男泣きをしながら会葬御礼の言葉としていました。

大阪では葬儀屋が喪主に代わって流暢に会葬御礼を述べますが、やはりここは家族の肉声が葬送の儀にはふさわしいと感じました。

従姉妹の夫は天真爛漫病にかかり長く特養ホームに入居中で妻が亡くなったことを理解できません。

それでも息子や娘たちは人目をはばかることなく手取り足取りで焼香をさせていました。最期の別れをきちんとさせていた姿が胸熱く感じました。

世間によくある話ですが大学病院は長期間患者を入院さすことを嫌います。まだ治ってないとあきらかにわかっていても退院を強制します。

従姉妹の娘は、退院を告げられ家に帰っても一人では何もできない、かと言って会社を休んで介護するには限度があると困り果てていました。

運よく高知市内の個人病院に転院させてもらい徐々に回復の兆しが見えていた矢先の出来事だったそうです。

「ピンピンコロリ」が理想だと多くの人が言います。この間、歯の治療中に「私自身があと5年で寿命だからそれまでこの歯が耐えられるのでしょうか」と質問しました。

「あんたならもっと生きるで〜」と言われちゃいました。(笑)

私自身の肉体も、歯も、脳みそも元気でいたい!もうダメだと言うときはコロリと逝きたい!


[3501] 【3667回 3度目の四万十市への帰郷】 2014-11-30 (Sun)

いつもは「わくわく・ソワソワ」と帰郷の準備をするのですが今回は葬式に参列とあって気が重いです。

29日午前4時、外はまだ暗闇の中を出発をしました。この間は「中土佐」でナビ姐の言うとおり高速を出てしまい何としたことか久礼峠をえんやこらと走ってしまいました。

私が池田サービスエリアから運転交代しましたのでナビ姐が「出口です」と言ってきましたが「言うこと聞かへ〜ん!」と無視をして走り続けました。

中土佐から終了点まで開通半ばの高速(無料)を走ることができました。30分は短縮できたと思います。

同じ失敗を2度することなかったのですが間もなく到来する車検の折にナビを新しく更新しないと新しい道路ができていても対応できません。(大阪弁のナビにしようかなぁ・・)

網膜剥離の後遺症でトンネルが苦手、暗闇が苦手と言うポッチーは高知道はほぼ助手席でした。

高知にかえるときは「美馬インター」で交代するのがベストの様子でした。

中土佐からの高速道路が開通すると「道の駅かわうそのさと」は通過することになり店は大打撃だと思います。

高速道路に「道の駅かわうそのさとはここで降りて下さい」と書いてありました。今迄は四万十市に行く観光バスのトイレ休憩場として繁盛していたのですがいまはサッパリの様子です。

高速開通で商売あがったりで、その代わり終了点となったひなびた道の駅「ピオスおおがた」はかなり潤っていました。

高速道路1本で町の経済は一変するのですね。

高知を過ぎ四万十市まであと何qと言う看板が出始め海が見えてきたらまもなくです。

従姉妹を見舞いに通った高知医大は南国出口にあり大阪から4時間で到着していましたが南国から四万十市までは、まだ2時間もかかるのです。

四万十市古津賀に入り、従姉妹の住む家が見えてきました。去年の夏には家に立ち寄り入口で手を振る姿があったのですが今は無人です。

息子や娘は既に独立して高知市内、名古屋と生活の場を持ち夫は天真爛漫な病にかかり特養ホームに入院中。

田舎でも最近では自宅で葬式をする家も少なくなり冠婚葬祭会館を利用するらしいです。今回自宅には立ち寄らず直接葬式会場に行くことにしました。

午後10時10分到着。2時からの葬儀なので少し時間が早いので私の生まれた方面にある「安並の水車」まで行き時間をつぶしそこで着替えることにしました。

同窓会の時幼馴染に教えてもらった「産地直送の店」を覗き昼食用の土佐寿司を買ったことは言うまでもありません。ほかに吊るし柿、ばんぼ、芋餅などを購入しました。

(葬儀の内容は明日につづきます。)


[3500] 【3666回 片付け上手になろう!】 2014-11-28 (Fri)

ゴミ屋敷にならないために

片付けられない人がいて、まるで家の中がゴミ屋敷の様になっている。こんな悩みをお持ちの方はいませんか?

片付けられない人を改善するため、家人がそれを見つける4つのサインがあります。これを知っていればゴミ屋敷になるのを防げるかも知れません。(本人の自覚次第ですけど)

●サイン@ 洋服がやたらと壁にかかっている

クリーニングから戻った服がビニールに覆われたまま壁に掛けてあったりクローゼットへの収納を面倒くさいと思い壁にかけ始めたら要注意です。

●サインA 台所の鍋、フライパンなどが増えて来た

流し台の中には洗ってない食器や鍋がたまり、洗うことが面倒くさいのでつい鍋を等を買って来てしまう。見かけない新しい鍋が増えると要注意です。

●サインB 冷蔵庫の中に預金通帳を保管してある。

物をどこに置いているかわからず、ついわかりやすく覚えて起きやすい冷蔵庫に預金通帳を保存していたら要注意です。

●サインC テーブルが増える

テーブルの上に物が増え片付けると言う感覚がなく、物を置くためのテーブルを買って増やすと要注意です。

専門家のアドバイスによると片付けを最後までやり抜く「魔法の箱」や「魔法の言葉」があるそうです。

母親がかたずけられない人であれば娘が「お友達を家に呼びたいのだけれどこのままじゃ恥ずかしい。ママ一緒に片付けようよ!」と魔法のことばを掛けると案外素直に聞くらしいです。

「全部捨てるのではなく一緒に要る物、要らない物を分けながら片付けよう」と言うのも効果的らしいです。「片付けなさい!」「片付けてよっ!」はNGで逆効果だそうです。

「捨てる」「捨てない」「プレすてbox」の3つの区分を作り要るものと要らないものを分別するのです。

「どっちか迷う物」があるときは「プレすてbox」に入れておいて半年後に開封して検討をします。1年間使わなければ新品であっても不用品ということになるそうです。

片付けられない人は散らかっていること自体が苦にならないのですから「片付けろ!」と言ってもなぜその必要があるのか今のままでいいじゃないかと喧嘩勃発らしいです。

過度の潔癖症がいまでは清潔な人の様に取り上げられる傾向がありますが何でも「フツー」が一番いいです。

昔、男性社員で机の中が定規を当てたように真っ直ぐになってないとストレスがたまる人がいました。

机の引き出しって開けたりしめたりする度に動きます。それがたまらなく嫌で名刺箱やペンケース等は底を両面テープで固定して動かないように止めていた人がいました。

でもこんな人の家にはお嫁に行きたくな〜い(誰がもろてくれるねん?ってか・・笑)

夫婦であっても、母娘であっても共同スペースはお互いがストレスを感じない様にしておきたいものです。

「使ったものはもとに戻す」

町工場等は高価な道具は共有化をしており使いっぱなしは次の利用者に迷惑がかかります。

家でも一緒です。ハサミ、爪切り、セロテープなど小物とて共有物であるならばきちんと保管場所を決めておく必要があります。

私の母親は地震や火事や停電を例え話に出して「暗闇でも何がどこにあるかわかるように」と躾けられました。

半分は脅しも入っていて、幼い時は「口うるさいお母ちゃん」と思っていましたが今になってみると母の教えは役立っていると思っています。

不意な訪問客があってもうろたえない、部屋は限りなくシンプルにと心がけています。

だから孫が来て家中を走り回っても怪我をする心配はありません。ミニ野球もできます。それほどに何もない家なんです。

私の姪で「コーナンおばさん」とニックネームが付くほどコーナンが大好きで店にフラリと行っては衝動買いしていました。

いつも言うセリフは商品を見て「これ、かわいいっ!」です。

部屋中が小物であふれホコリがたまり挙句の果てにゴミ箱にポイッ!さすがに今は「安物買いの銭失い」を習得したらしく部屋には物が溢れなくなりました。

「simple is best」


[3499] 【3665回 もらってうれしい年賀状】 2014-11-28 (Fri)

テレビで「もらってうれしい年賀状」はどんなのかを報道していました。アンケートによると

@手書きのコメントが嬉しい。

A子供だけの写真より年賀状をくれた人も一緒に写った写真が良い。

Bヘタな字でも、たった一行でも手書きには温もりがある。

最近はスマホやメールで新年の挨拶をする人たちが増えて年賀状がさっぱりだそうです。

元旦に何度もポストを見に行ってドサッと舞い込む年賀状をコタツに入りながら1枚1枚見るのが何よりの楽しみです。

年賀状を貰って嬉しいと言う人は貰うだけでなく相手にもその喜びをプレゼントしなくてはいけません。

世の中「give and take」で成り立っているのだと思います。

毎年、年賀状を貰うのに、その年に限って来なかった人がいました。「ご病気ですか?」と打診したら案の定入院中だったこともありました。

また同じように年賀状が届かないので打診すると「年賀状が届いてない」と言うこともありました。

年賀状は新年の挨拶だけでなく安否確認にも役立ちます。スマホやメールで済ますのも方法ですが少なくても私達の世代は心をこめて葉書で出したいし貰いたいものです。

喪中葉書を貰った人たちには新年になり松の内が終わったら寒中見舞いを出すようにしています。

ところで暑中見舞いって出していますか?私は失礼して出していません。毎年暑中葉書を下さる得意先だった人がいます。

今年こそは私の方が先に出さなければ失礼になると思いつつも忘れてしまっています。夏バテが原因?(そんなアホな)

暑い夏を乗り切るための励ましの葉書が暑中見舞いだとしたら必要な気もします。でもなぜか気が付いたら残暑も過ぎ秋の風が吹き始めていています。

同級生から田舎米が送ってきて、米粒にうずもれて手紙が出てきました。

意外な手紙に顔をほころばせました。うれしかったなぁ!米も嬉しかったけど手紙も嬉しかったです。

そんなこんなでそろそろ住所録の整理や喪中の人たちの整理など年賀状を書く準備をする時期となりました。

私の「もらってうれしい年賀状」の条件は「元旦に到着すること」これが最高に嬉しいです。

と言うことは私も元旦に到着するように出す準備をしなくっちゃあ。元旦到着保障は25日までですよ!

年賀状は安否確認の「give and take」です。


[3498] 【3664回 ひょんなことから】 2014-11-27 (Thu)

「今回の出来事で姫はクライミングを離れて行くかも知れない」

神戸山岳会の方が「御在所」を検索すると偶然にも私達のレポートをみつけたそうです。

2009年の山行レポートを見つけましたので検索してみました。

この時はレポートと言うより山岳会への報告書なのでいまほどに手取り足取りのレポートではありませんが御在所の「やぐら」の上でで糞詰まりした懐かしい未熟な私を垣間見ることができました。

無謀で自分の未熟さは棚の上に置いておき、その時は相棒さえしっかり登れれば何とかなると怖さ知らずでついて行きました。

その姿勢は今も変わっていません(笑)

レポートの最後に同行した山岳会の会長とリーダーの車の中の会話が書いてありましす。

「今回の出来事で姫はクライミングから離れて行くかも知れない」とつぶやいたことも思い出しました。

恐れ多くも神戸の山岳会の会長の肩に足をかけて踏み台にしたのですから会員の方達に怒られそうですね。

しかしクライミングを離れていくどころか未熟さを次なる課題としてあれから5年経った今でもクライミング楽しんでいます。

但し、上手、下手は追及してはなりませぬ(笑)

あの時、最初は「御在所前尾根の岩場を見るだけでもいいから行こう」と誘われたのですが見るだけで済むはずもありません。

鈴鹿山麓・御在所岳(標高 1212m)の藤内壁は日本三大岩壁と言われていて素人に登れるはずがありません。

しかし・・・時間はかかりましたが終了点にたどりついたのです。

最終ピッチの通称「やぐら」を前にして進むことも降りることも出来なくなり初めて「岩は怖い」と恐怖を味わいました。

岩場の真ん中で30分以上悪戦苦闘し何としたことか最後は神戸山岳会の会長の肩に乗り急場を脱出しました。いま思い出すだけでも身震いします。


その時のレポートは下記のアドレスから

http://www.hime8kin.net/yamatabi/sankokiroku/090830gozaisho-maeone.html



[3497] 【3663回 従姉妹の訃報】 2014-11-26 (Wed)

25日早朝四万十市の親戚から電話が鳴りました。「こんな早朝に・・・ひょっとして」そんな悪い予感が的中しました。

従姉妹が亡くなったんです。

高知医大に入院したと言う知らせを受けては何度も足を運びました。10月の私の同窓会の時は「4〜5日は泊まって家の用事を手伝ってや」と約束をしていました。

来春のイタドリ採りは四万十に戻り、一緒に行こうと約束もしました。

ところが同窓会の出発直前になってまた入院したとの知らせを受けとりあえず高知医大に走りました。

痩せて、痩せて、咳をしたら骨が折れるのではないかと思うほどでした。

いつもならエレベーターホールまで見送ってくれるのですがその体力もなく私の手を握り「ありがと」そう言いながらベットで小さな手を振るだけでした。

それが従姉妹との最期のわかれになってしまいました。

「みっちゃんもういっぺん家に帰りたいがよ」「みっちゃんが泊まりにくるがを楽しみにしちょったのに・・・」

最期に聞いた従姉妹の声がいまも聞こえて来ます。

昨晩遅くに従姉妹の娘から訃報を告げる電話をもらいました。

「母がお世話になりました。遠い所を何度も病院まで来てくれてありがとうございました」従姉妹が喜んでいたことを伝えてくれました。

人の別れは突然にやってきます。覚悟はしていても、その日が来ることがわかっていてもやっぱり辛くて悲しいのです。

従姉妹は3年前に姉を同じ病で亡くしてから心細くなったのでしょうか、晩年になってからとてもよく声をかけてくれました。

時を同じくして昔、勤めていた会社の得意先の社長が亡くなったとの喪中葉書を受け取りました。

在職中、公私にわたりとてもよくして頂いたので奥様にお悔やみのお手紙を投函しました。上司よりも社外の経営者の皆様に色々指導して頂いた記憶があります。

「協力会社を大切にせずして我が社の発展は無し」と常々思っていましたが今は「安ければどこでも良し」の風潮が濃くて取引先も随分変わったとこぼしている人もいます。

これが時代の流れというものでしょうか?悲しくなっちゃいますね。

4月に元気で再会した高校の同級生も亡くなったとの知らせを受け、だんだん知った人が減って行くなぁと思ってしまいました。

「いま出来る事、いましておきたいこと、しなければならない事」を選択しつつあと何年、生きておられるのか真剣に考えないといけません。

身辺整理も日常茶飯事として淡々とした方がいいですね。

まず押入れの「いつか使うかも知れない」と取ってあるデパートの包装紙などは捨てましょう(大笑)アルアルでしょ?

通夜は27日、28日が仏滅のため葬儀は29日とのこと。29日早朝に四万十に行ってきます。


[3496] 【3662回 群馬・妙義山で事故発生】 2014-11-25 (Tue)

「脱臼の山」そう私は読んでいますが(笑)妙義山で事故が発生しました。

11月23日午前7時20分ごろ、群馬県の妙義山の金洞山付近で、29歳の男性が倒れているのを捜索中の群馬県警ヘリが発見しました。

全身を強く打っており、死亡が確認されたそうです。

現場は切り立った岩場で、安中署はひとりで登山中に約150メートル下の沢に滑落したとみています。(ひとりで行くなって!)

22日夜に奧さんから「日帰り登山に行った夫が帰宅しない」と通報があり、県警が捜索していたそうです。

また11月7日まで遡りますが妙義山金洞山・鷹戻し付近で72歳女性(登山暦30年のベテラン)が100m滑落し死亡しました。

報道によると、朝6時半ごろ登山仲間の男女4人で中の嶽神社から入山したらしいです。

金洞山の頂上縦走路を白雲山方向へ中の岳・東岳・鷹戻しへと進行・・そして9時55分ごろ鷹戻しの鎖場を通過した20m程先の登山道から滑落したということです。

妙義山の急峻な崖&ガレ場は「登山するというより這いつくばり岩登りする感じ」と表現されています。

手掛かり・足掛かりにおける一瞬のミスが命取りになる程の険しい場面の連続なのです。

掴んだ木や根の破断・掴んだ岩石の脱落、あるいは掴むものさえ何も無いような狭い崖道を壁にへばり付くように這い伝って行くのです。

足が滑ったとき鎖場では鎖に掴まり腕力で耐えればOKなのですが、掴むものが乏しい岩場はある意味「鎖場」よりも危険地帯かもしれません。

私はニュースを見たり聞いたりした時いつも疑問に思うのですが「ベテランって誰がそう認め、どれを基準にベテランと言うのか」疑問です。

72歳と言えばかなりの高齢者、登山歴だけに頼るのは危険だと思います。そして登山を持続していたのかどうか?

ベテラン登山家の肩書きよりも「握力・腕力・体力」を必要としていることを忘れてはいけないと思います。

そして何よりもベテランさんに乏しいのが加齢に伴い自分の体力が低下していると言う自覚が無い(低下を認めたくない)と言うことが事故につながるのです。

私達がクライミングの練習をするのは、この様な岩場通過の際に安全に通過するためなのです。

クライミングのグレードを上げるための楽しみ方もあり、大勢の方達がより上手になるために日々競い合っています。

グレードを上げる前に「事故を起こさない基礎」をもっと振り返る必要があるのではと思っています。

信頼できるパートナー選びからスタートしないとベテランさんとて落ちてしまいます。(落とされてしまいます)


[3495] 【3661回 渋柿隊の忘年会】 2014-11-24 (Mon)

23日の日曜日にクライミングをするために前夜泊で出かけました。「えーっ!そんな遠方に行ったの?」と言われそうですが

槇尾山の麓です。

近場なので当日の朝の集合でも良かったのですがテントを張り宴会が主たる目的でした(笑)

土曜日、槇尾山近くの産地直売所で大きな渋柿を40個購入しました。今年は吊るし柿に初挑戦です。

「Team JJ」さん達は毎年渋柿作りを楽しんでいて大先輩のためいろいろノウハウを伝授してもらいました。(上手くできるかどうか・・・)

昔そう言えば母親が小さな山柿を採って来て、吊るし柿にしてくれた思い出があります。

干し柿になるのが待ち遠しくて「お母ちゃんまだぁ?」と聞きながらも内緒でたべたことがあります。

その途端口の中に渋みが充満したことがありました。母親としては「まだ渋い」と言ってもどうせ隠れて食べるだろうから自分で納得させればいいと思ったらしいです。

冬場になるとふかした芋を薄くスライスし天日干しをし保存食を作りました。

いまではスーパーでも「干し芋」として売っています。学校から戻るとムシロの上に天日干ししているお芋を、わしづかみして盗み食いをしたものです。

母はそのことには触れず「寒い冬が来て、ミチコのおやつがないとかわいそうじゃねぇ」と諭すように言われたものです。

キャンプでの食事担当は「Team J−2」さんです。

テンドの食担は慣れており、至れり尽くせりのメニューで「海老、豚、牡蛎」などがふんだんに入っておりました。

大きなテントの中で温かい鍋を囲み酒を酌み交わし夜は更けていきました。午後10時を過ぎたのでやっと、おひらきの声がかかりました。

外は寒さが増してきましたがテントの中は思いのほか温かいです。欠陥商品の「ニ○リの毛布」も持参しましたがテントの中がゴミだらけになると使用禁止令がでました。(ハハハ)

日曜日の朝は雑炊を食べて槇尾山・仏岩でクライミングに出発です。お昼過ぎまでゲレンデを変えながら登攀下降を楽しみました。

クライミングは5月にしたきりでじつに6ケ月ぶりのため身体が重くてロープにぶらさがったり、ヌンチャクを捕まえたりと違反もしましたが楽しく遊びました。

家から「善哉」を隠し持っていきましたので下山後は駐車場で腰をおろし餅の焼けるのを待ってみんなで美味しく食べました。

駐車場で解散式を済ませいつもなら「洗濯物引き受け係」をするのですが柿の皮剥きのことで頭がいっぱいで、それぞれが自分の洗濯物は持ち帰りました。

夕食を早めに済ませ、せっせ、せっせと皮を剥き、10個剥き終わると熱湯の中に潜らせてベランダまで持ってあがりました。

これを4回繰り返した頃にはク〜タクタ・・・・・・


[3494] 【3660回 冬山へ備え万全に】 2014-11-22 (Sat)

私は2014年の山行は既に冬眠に入りました。

しかし雪山を好む人たちにとっては待ち遠しい季節となってきました。

冬山登山シーズンを前に北アルプス・剱岳(2999m)方面の山岳警備拠点となる馬場島警備派出所(上市町伊折)に越冬物資を搬入したそうです。

12月1日に開所し、登山者への情報提供や万一の遭難に備える準備を整えています。

荷上げされたのは、米、野菜などの食料や救助用装備、軽油など合わせて約2トンあったそうです。

来年5月15日まで、入山届に応じて8人の隊員が交代しながら勤務するそうです。

同隊によると、剱岳方面には昨年12月1日からことし2月末までの厳冬期に21パーティ95人が入山しましたが遭難事故はなかったそうです。

「冬山特有の技術や装備を身に付けて登山してほしい」と呼び掛けています。

また「富山・長野・岐阜3県連絡会議」があり山岳遭難の防止対策について話し合い、有効な遭難防止対策について意見交換しました。

関係者らは「1件でも遭難を減らし、発生すれば迅速に対応できるようにしたい」と挨拶されたそうです。

今回初めて「山岳遭難を減らすために我々ができること」をテーマに、パネルディスカッションも行われたそうです。

「登山に対する意識が甘くなっている」「危険な場所に来ているという意識を持ってもらう取り組みが重要」といった意見が出たそうです。

冬山は雪崩、吹雪など天候の変化が瞬時に襲ってきます。

岩手山では午前中は太陽が出ていても正午あたりから天候が急変しあやうく低体温症で命を落としかけた青年がいました。

早池峰山ではアッと言う間にアラレが降り始め視界を遮りました。前を歩く青年が強風で何度も転倒したのを見た時「無事に下山できるだろうか」と不安になりました。

そんな場合でも正しい対処の仕方を知ってさえいれば安全に下山することができます。

冬山に行かれる時は充分なトレーニングを積み重ね技術不足で安易に救助隊の要請をしないようにお願いします。

私には冬山は無理ですが各自が登山技術を磨き「自力下山」は永遠のテーマにしようではありませんか。


[3493] 【3659回 欠陥毛布】 2014-11-21 (Fri)

「粗悪品をつかまされて」

「もこもこした毛布」が息子の家に行くとありました。

私は昔ながらの毛布を使っていたのですが「もこもこ毛布」は布団に入ったときのふっかふっか感は夢心地で毛布を買い替えることにしました。

尼崎にある「ニ○リ」で購入し1週間ほど前から初めて使用することになりました。

なるほどふっかふっかで夢心地、寒さ知らずです。やっぱり新しい毛布はいいなぁと思ったのはその日1日だけ!

朝起きてみるとベッドの周りが雪が降ったように毛布の綿というか細かいクズが飛び散っています。「何じゃこりゃあ!」

洗濯をすれば落ち着くかもと思いすぐに洗濯をしてみましたが毎朝同じことの繰り返しです。これは絶対に欠陥品です。

掃除機をかけベッドの下にもぐりズボンについた綿ホコリを毛玉取りで取り除き・・・毎日繰り返していたら腹立たしくなり本日また新しい毛布を購入しました。

昔、姑と市場に一緒に行き食材を買い求めるとき「どちらにしようか迷った時は値段の高い方を買いなさい。」

伊達に値段は高く付けていないと教えられたことがあり忠実に守ってきました。

しかしこの毛布はどちらにしようか迷うことなく「ふっかふっか感」が気に入り衝動買いしてしまったのです。私にしては珍しいことでした。

これはメーカーに研究してもらう余地があります。

「ニ○リ」お客様係に電話をして色々調べてもらいましたがラチが明かず泣き寝入りをする結果となりました。店員が調べてくれたのは「made in China」であることだけでした。

既にレシートも廃却しており、交換、返品ではなく商品検査をして欲しいと言いましたが断られました。

この商品を買って行った多くの客はどうしているのか知りたいです。

そしてよ〜く吟味して購入した新しい毛布はベットの下にチリを振りまくことなく私のストレスも解消しました。

欠陥毛布は「ほっかほっか感」は充分にあるのでテントの中で使います。

※教訓です。

消耗品以外のレシートはしばらくの間保管し、異常がなければ捨ててOK!


[3492] 【3658回 ビシャールさんとの再会】 2014-11-20 (Thu)

「ネパールのビシャールさんとの再会」

ネパールの雨季の期間、太郎平小屋で研修中のビシャールさんが日本にやってきました。

富山での結婚式に参列するために奥様同伴で日本に来られた様子でした。

再会を果たすべく神戸三宮に出向きました。ネパールから戻り一度日本で会っていますが久しぶりです。

ネパール人でありながら日本人より日本の山々の事をよく知り日本語も達者、書くことも読むことも日本人顔負けです。

どうしてそんなに日本の事をよく知っているのかと聞くと「勉強しました」と言いました。人間は努力を積み重ねないといけないと言うことですね。

ネパール情勢としてはエベレストの雪崩大量死者が出てからエベレストへの登山客もなく新たにネパールの山々の登山許可を出してはいるものの・・・

観光客で国が潤うネパールにとって痛手の様子でした。

しかしエベレスト登山は少しづつ復活してきているそうです。ポーターさんたちの補償問題が解決すればネパールの未来は明るいでしょう。

ネパールの気候は大きく分けると、6〜9月前半が雨期、9月後半〜5月が乾期となります。ヒマラヤの見える確率が高いのは乾期。

なかでも3・4月と10・11月はトレッキングに最適のシーズン。なお、雨期でも毎日雨が降り続くわけではなく、緑豊かなネパールもまた美しい。

資料にはカトマンズのホコリについては触れていない…恐ろしい!

太郎平小屋のスタッフと山岳警備隊員がめでたくゴールイン!その方達とお友達なので結婚式にわざわざネパールからご夫婦で駆けつけてこられたそうです。

赤い糸はどこで繋がっているかわかりませんね。

過日、北アルプスで起きた京都山岳会2名の赤木沢遭難事故の際の一部始終をビシャールさんは太郎小屋で見守っていたそうです。

もっと偶然なのは、この度、結婚式を挙げた山岳警備隊員さんは、遭難した京都の2人を救助すべくヘリコプターから現場に降下して2人を吊上げ救助された山岳警備隊員と言うこともわかりました。

いわば京都の二人にとって「命の恩人」の結婚式だったと言うことです。


[3491] 【3657回 軽量化されたリュックカバー】 2014-11-19 (Wed)

「リュッカバーが飛んじゃった」

最近とても薄くて軽いリュックカバーがお目見えし始めました。

特にリュックを買うとおまけについてくるカバーはとても薄くて軽いです。

早池峰登山中に強風でジョンのリュックカバーが風に飛ばされました。アンカーを歩いていたため誰も気が付かずでした。

その前に「カバーが風で飛びそうなのでしっかりと口を絞めてくれ」と言われて私が硬く絞めたばかりの出来事でした。

次に休憩した時に「あっカバーが無いっ!」最後に触れたのは私だけにとても責任を感じました。

以前私も月山で強風にあおられリュックカバーを飛ばされました。下山後、当然のことですがリュックの中はボトボトです。(カパー効果はあるんやね)

最近のリュックには薄い薄いカバーがついていますがリュックに固定されたものとカバー単体で使うものとがあります。

以前に赤坂山にスノーシューに出かけた時のことです。仲間が薄いカバーを風に飛ばされ飛んだカバーが10メートルほど下に見えていました。

ロープを持参していましたので木に支点を取り私がビレイをしジョンが拾いに降りて行き回収できました。

飛ばされたカバーを拾いに行き事故に遭う場合もあります。諦めて放置すると山にしてみれば「ゴミ」です。

リュックカバーを掛けた時はきつく絞めるだけではなく紐の端をカラビナで止めておくなど更に飛ばさない工夫がいります。

新しく購入する時は軽さだけを求めず素材もしっかりチェックしたいです。

ちなみに私の新しいリュックにはカバーが固定されていて吹っ飛ぶ心配はありません。しかし洗濯したとき結構邪魔になります。

まだリュックカバーを飛ばしたことのない方は油断は禁物です。

風がリュックとカバーの間に入ると風船のように膨らみ本体からアッと言う間にはがされて行きます。

アンカーでなくても前を歩いていても必死で耐風姿勢で歩いていますから人のカバーどころではありません。

私は手袋にはゴムをつけています。使用しない時は腕にはめるように工夫をしています。手袋を失くしてしまうと残りの山行がつらいですよね。

大峰・奧駆けの山行中オーバー手袋を片方落としてしまいました。落とした場所(忘れた場所)はわかっているのですが取りに戻る体力がありません。

避難小屋で何度かご一緒した方が「ジョンさんのでしょ?名前が書いてあったので拾ってきました」と渡してくれました。あの手袋は高いっ!助かりました〜!

休憩時に木の枝に掛けた帽子やマフラーを忘れて出発することがあります。休憩後には周囲をしっかり見回しましょう。

ハンカチ、タオル、手袋、帽子などの小物が登山道によく落ちています。すべて「ゴミ」です。山にゴミをばらまかないようにしましょう!


[3490] 【3656回 冬眠しない熊がいる】 2014-11-18 (Tue)

「熊は冬眠する」と冬場は安心していましたが、なかなかどうして「穴持たず」のクマがいることを知りました

おそらく熊はあまりの巨体のため身体にあった巣穴を見つけることができなかったのだと思います。

昔から「穴持たず」には手を出すなと言い伝えられるほど、冬眠し損なった熊は 凶暴さを増すといいます。

1915年、三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)の時は「穴持たず」のクマが開拓民を大勢食い殺した事件がありました。

その時のクマの大きさは「体長2.7m、体重340kgもあり、前脚の手のひらが幅20cm、後脚のそれは30cm」もあったそうです。

詳しい内容は「三毛別羆事件」で検索してみて下さい。人食い熊の恐ろしい事件の詳細が書かれています。

フェイスブックを見ていると東北・八幡平に「穴持たず」のクマの足跡が雪の上に残っている写真が載っていました。

撮影者は私達が八幡平のキャンプ場で「熊がでるから気を付けて」と声をかけてくれた管理人の湘南ボーイだったんです。

このキャンプ場は熊の出没でしばらく閉鎖をしていたそうです。雪が降ると餌がなくなり民家にまで襲ってくるそうです。

「冬場は熊がいない」と思わない方がよさそうですね。

東北の早池峰山の小田越登山口付近には無数のドラム缶とそれを叩く棒が出没しそうな箇所に吊るしてありました。

ドラム缶の音で人間のいることを知らせて危険回避するみたいです。熊鈴も一人で山に入る時は絶対に必要です(でも・・一人で行っちゃダメダメ〜)

対向者とすれ違う時は鈴の音は手を押さえて消音の心遣いが必要です。

前を歩く人が熊鈴をつけていたらリズムが狂い耳に残りストレスとなることがあります。そんな時は距離をあけて登ります。

リュックに2個も3個もつけている人がいますがそんなにいる?

私達が磐梯山に登山予定の直前に男性が熊に噛まれる事故がありました。

一度は追っ払いに成功したのですがそのあとまた襲われて勇敢にも闘い続けて熊の急所(身体全体が急所だそうです)を突き、やれやれ・・・

助かったと思った瞬間、おじさんの目の前に倒れて来た熊の下敷きになり負傷したそうです。熊は倒れるとき必ず前にバタッと倒れて来るので要注意です。

磐梯山登山時に熊鈴を車の中に残して来たことを思い出しました。

取りに帰る元気はないし仕方がないので出没しそうな箇所は「♪会津磐梯山は〜たからの山よ〜♪」と歌いながら登りました。

熊鈴だけではなく人の話し声や歌、ラジオ等音の出る物は何でも効果があります。

ガサガサと音がしてからでは遅いので定期的に音を出しながら通過しましょう。「熊注意」の看板のあるところは過去に熊が出た箇所です。

冬眠できずに今頃出没する熊は「穴持たず」のクマで凶暴です。充分注意をして対策を練ってください。


[3489] 【3655回 雄琴温泉について】 2014-11-17 (Mon)

12月に雄琴温泉に行くことになりました。

「え〜っ雄琴に行くの?」昔の雄琴を知っている人は(通った人は)そう言うかも知れません。そうです。あの雄琴です。

しかし、しかしなのです。「雄琴」は「おごと」にイメチェンしたのです。

かつて「関西屈指のソープランド街」と共存して名をはせた大津市の雄琴温泉が、今やイメージチェンジを進めていると言うのです。

平成になってから、ひらがなで「お・ご・と温泉」と名乗り、「京都に最も近い温泉街」を前面にPRいたしました。

その結果、男性客しかいなかった温泉街に、家族連れや女性客らが訪れるようになり、収益の柱でもある団体客や修学旅行客も戻ってきたそうです。

ソープランドのイメージ脱却を掲げて、歓楽街から観光地への脱皮を図ろうと奮闘する温泉街の見事な返り咲きをこの目で見ようではないかというのが今回の企画です。

雄琴温泉は、滋賀県大津市の琵琶湖西岸にある温泉。最澄によって開かれたと伝えられています。最澄とは、平安時代の僧侶で、日本の天台宗の開祖でもあります。滋賀県大津市に生れました。

滋賀県最大の温泉地であり、2000年以降、地元観光協会などでは平仮名表記の「おごと温泉」を使っています。

歓楽温泉のイメージが強かったのですが、各旅館経営者の改善努力によって特に変化し著しい温泉地の一つで着実に宿泊客が増えています。

途中、琵琶湖を見ながら「琵琶湖周航の歌」や「琵琶湖哀歌」などを口ずさみ三上山のムカデ退治の伝説などを思い浮かべながら「ちいさな旅」を楽しんでもらおうと準備中です。

琵琶湖の歌はよく似たフレーズで最初に琵琶湖周航の歌を歌ってしまうと琵琶湖哀歌が歌えないと言う何とも不思議な組み合わせです。

琵琶湖でボート練習中に突風のため転覆し水死した第四高等学校(現・金沢大学)ボート部の部員11人を悲しんで作られたとされる「琵琶湖哀歌」

かたや第三高等学校(現在の京都大学)の寮歌、学生歌として広まっていった琵琶湖周航の歌どちらも情緒たっぷりのいい歌ですね。

♪♪「琵琶湖哀歌」♪♪

遠くかすむは 彦根城 波に暮れゆく 竹生島

三井の晩鐘 音絶えて なにすすり泣く 浜千鳥


♪♪「琵琶湖周航の歌」♪♪

われは湖(うみ)の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと

昇る狭霧(さぎり)や さざなみの 滋賀の都よ いざさらば

ちゃ〜んと歌えましたか?私は自信ありません。今Uチューブで「東海林太郎」・・・聞いてます。とにかく琵琶湖周航の歌は後から歌わないと・・・ゴッチャマゼ〜


[3488] 【3654回 渋柿隊のテント宴会】 2014-11-16 (Sun)

「クライミングと言う名のテント泊」

勝手に名前をつけましたが「Team JJチーム」と「姫チーム」が行動を共にするときは 「渋柿隊」と呼ぶことにしました。

名前の由来は11月23日以降のレポートで判明すると思います。(笑)11月23日槇尾山の蔵岩で久しぶりのクライミングをすることにしました。

22日の午後から移動しテント泊をして宴会をしようと言う話が持ち上がり大賛成を致しました。

主導権は「Team JJチーム」に委ねました。なぜならば彼らの方が食事内容がいつも「豪華」だからです。

私達が主導権を握ると山賊飯になってしまうため、今回はお手本を見せて貰おうと思っています。

山賊飯は北海道、新潟、東北と嫌と言うほどしてきました。「もうええわっ」って心境です。宇都宮の若者たちはすべて外食で、リッチでした。

私達は年のせいか肉系は好まず「白いご飯と玉子さえあればご馳走や」それでもスーパーで買い物をするといつも5千円は超えて支払います(一体何を買ってるんじゃ?)

平ケ岳を下山して翌日越後駒ヶ岳に登ると言う時、群馬の岳友夫婦が会いに来てくれました。

「とりあえず茶でも行こか〜」とは言ったもののコーヒーを飲むところもレストランも食堂もありませんでした。あるのは自動販売機だけでした。

仕方がないので越後駒ヶ岳への取り付き点である枝折峠登山口駐車場でシートを広げ鍋釜を出して山賊飯を振舞いました。

魔法の鍋で炊くごはんはとても美味しくて「美味しいっす!」と何度もお替りをしてくれました。

おかずの一品目は臭くて鼻が曲がりそうな「ヘシコ」を焼きました。生のナスビをその場で漬物にしたものも好評でした。

あとは卵かけごはん・・・釜の中は空っぽになるほどの山賊飯(たまに食べるから新鮮だったんでしょう。きっと)

「現地で買い物をする」と何も持たずに出かけて何度も失敗しています。スーパーが見当たらなかったり店すら無い場合もありました。

だから長期登山の時は大阪から調味料一式とメザシ、缶詰、米、嗜好品などは買って行きます。

そうすればどんな山奥に行ったとしても飢え死にすることはなくご飯さえ炊けば何とかなるのです。

時々「肉を食わせてくれ〜!」と叫ぶ者がいて、延々と山を下り町に出たこともありました。山行出発前には必ず「山賊飯でも文句を言わない事」が条件となっています。

「Team JJチーム」はテント泊が大好きチームですので、どんな材料を用意して行くのか興味津々です。


[3487] 【3653回 同窓会アルバム作りの裏事情 その2】 2014-11-15 (Sat)

第3回目は地元四万十市での開催とあって、いままで一度も参加をしていない人たちも気軽に顔を出しておられました。

会場入り口で席を決めるための抽選があり都合よくひとりづつ会場に入って来られました。「おっ!いい感じやな。これで撮影漏れはないな」とホッとしたのも束の間でした。

カメラを向けるとひとりだけ「いらん!」と言って顔を横に向け会場に入っていきました。気の強い私ではありますが・・・少々の事では堪えない私ですが・・・かなり心がへこみました。

「あかん今回の写真はもう、これ以上撮られへん・・・」

へこみながらもとりあえず参加者全員の写真を撮り終えました。そこへ「統くん」がやって来て「いつもごくろうさんやなぁ。あんたの写真が無いやないか。撮ったろ。」

と私からカメラを取り私を写してくれました。「いつも楽しみにしてるけん」との声に「そうや!たったひとりのために31人が犠牲になることはない!」

気を取り直しいつも通り撮影することができました。いつもより気合が入っていたかも知れません(へこみやすいが立ち直りは早い・・・アホやで〜)

悔しさを思い出したり優しい言葉を思い出したりしながら編集を終えいざコピーをする段階にまでこぎつけました。

24ページを32人分コピーすると768枚になります。インク代はもとより家庭用のプリンターが耐えられるかどうか心配になってきました。

「本を印刷する方法でしたらどうか?」と提案してもらい、家で印刷するより鮮明さも違うし価格もずっと安く仕上がることがわかりました。

そんなこんなでりっぱなアルバムが出来上がりました。恩師にも1冊プレゼントするように世話役に余分に送付しました。

受け取って、見開いて、それぞれ価値観が違うと思います。「嬉しい」と思うか「いらん」と思うかわかりませんが小島よしおく〜ん出番やで〜『そんなの関係ねぇ!』

とにかく終わりました〜!

いつも撮影して貰う側でしたが今回カメラマンの苦労がちょっとだけわかったような気がします。

「そこに並んで〜!こっち向いて〜!」いままで何度も集合写真を撮ってもらっていますがワイワイガヤガヤとなかなかシャッターチャンスがやって来ません。

カメラマンの顔がだんだん不機嫌になっていく場面に何度も遭遇しています。その気持がやっとわかりました。

一瞬の事なので「お喋りをやめて目つぶりの無いように緊張しそれでいて顔は笑顔で」を心がけたいと思います。

カメラマンは言います「幼稚園児の集合写真を撮るより中高年の集合写真を撮る方が大変や」

そしてアルバムが届いたその日からジャンジャンお礼の電話が届くようになりました。

「今回は、また気合が入っちょるのぉ!りっぱやなぁ!」そんな声を頂き、あの場面で撮影中止しなくてよかったと安堵しています。


[3486] 【3652回 同窓会アルバム作りの裏事情 その1】 2014-11-14 (Fri)

物事には必ず表と裏があり、10月に行われた中学校の同窓会が発足してまだ3回目。

「還暦が過ぎたら子育ても終わり時間的、経済的に余裕も出るけん同窓会をしよう」と遅咲きではありましたが3年前に初めて実施しました。

第1回目は四万十市から大型バス1台チャーターして京都にやってくるはずが思いもしないアクシデントで人数が激減しバスは中型に変更となったそうです。(この裏事情は知らないです)

初回にしては豪華絢爛な同窓会であったと世話役の皆さんに感謝した次第です。私はみんなとは違い中学校入学間もなく姉の結婚によって転校し上阪致しました。

だから中学校の同窓会の案内があっても地元で卒業しておらず居心地の悪い状態だと自分で決めていました。(そんなら行くなってか?)

そのためにはカメラを持ち、浮いた存在をカバーしようと風景や人物や宴会の模様をカメラで紛らわせていました。

しかし幼友達とはいいもので「みっちゃん!こっちに来たちや!」と、すぐ仲間に入れてくれたのです。小学校も中学校もメンバーは一緒なのでそんなことは関係ないと豪快に笑います。

「われ誰じゃ?」と言われても「郵便屋の娘〜」「ああミチコか」そんな温もりのある輪に入るのに時間はかかりませんでした。

不安は消えたのです。そんな友たちに何かお礼がしたいと感謝の気持ちを込めて同窓会紀行文を書き写真を挿入し、同窓会アルバムを作り参加者みんなに送りました。

そして第2回目に会った時アルバムのお礼を沢山の人達から言ってもらいました。ならば第2回目も撮ろうと頑張りました。

事情を知る人たちはカメラを向けると快く笑顔を振りまいてくれます。そして同じ様に参加者全員に送りました。

世話役の人たちは「自費でしてもらうのは気の毒だ」と費用の請求をするように言われましたが最初の動機が不純でしたので、なかなか請求できずにいました。

しかしパソコンをお持ちの方ならわかってもらえると思いますが数百枚をコピーしようものならインク代や写真用紙など多額となります。

おまけに送料も負担となりますとかなりの額となりました。しかし勝手にしたことですので費用の請求をしないでおこうといい子ぶってしまいました。

そして第3回目、世話役のタエちゃんに別室に呼ばれ「今回からきっちり費用の請求をしてや!」ああ・・世話役の人たちに心労をかけているのだと解り、今回から実費を貰うことにしました。

費用が発生するとなるとシャッターを押す手も緊張してしまいます。師匠がいつも「フィルムが要るわけじゃないので、風景も人物もホテルの備品などに至るまで沢山撮っておけ。使わなければ捨てればいい。」

そう言われていますので結構気合を入れて取りました。編集時に師匠から「腕を上げたな」と褒めてもらえるようになりました。(ニコッ)

ところがところがなのです。姫の心をズタズタにする事件が起きてしまったのです。(この続きは明日のお楽しみ)


[3485] 【3651回 六甲全縦走・ゴールでのドラマ その3】 2014-11-13 (Thu)

「何とかならんか駐車料金」

宇都宮から来た仲間が前日の11月8日午後4時に須磨浦公園駐車場に入庫しました。翌日の午前0時まで駐車しましたので32時間。これを「分」に直すと1920分になります。

30分200円の駐車料金なので合計12,800円かかったことになります。高っ!主催者よ何とかならんか〜(ならんわなぁ)

受付場所に最短距離の立地条件からすると仕方がないかと思いながら私達が預かって帰るにしても朝の5時に駐車場に行き鍵を預かる元気はない・・・トホホ

ならば前日に出会っているのだからスペアキーを預かり駐車料金が高く跳ね上がらない方法で出庫し(せめて午前7時やなぁ)どこかの空き地で待機して宝塚へ車回す方法はないか?都会に空地なんてないわなぁ・・・

北海道や東北、新潟などの山行時の駐車場は、ほとんど無料だからよけい高く感じるのかもしれません。須磨にでっかい庭を持っている知人をいまから開拓して・・・そんなに都合よくいないわなぁ(笑)

私の家の近くには24時間停めても800円の看板があります。実際にその料金で入出庫できるのかどうか試してみないとわかりませんが。

彼らが神戸の街で入浴をしたら入浴施設も駐車代を支払った「関西はしっかりしてる〜」と、感想を述べていました。どこや?そんな風呂屋は?

そんなこんなの駐車料金の計算をしながら宝塚を出発し須磨浦公園駐車場に戻りました。ジョンが何を考えたのか駐車場の入口のバーを通過せずにめっちゃ離れた場所で「はい!着きました!」

姫が、間髪入れずに「え〜っそれはないわっ!車に横づけしたらんと智ちゃん歩かれへんで〜」「あっそやな・・」いま入庫したとしても30分ほどしか滞在しないから、たったの200円やないか〜

(駐車料金トラウマ物語でした)

ホテルに前泊してもタクシーに乗っても料金はかかるので駐車代金12,800円は仕方ないのでしょうか。

六甲山全縦走大会に参加する人は色々苦労をしています。話によると終電車で限りなく近くまで来てファミリーレストラン等で朝まで待機する人たちもいるそうです。でも・・・須磨浦公園って何もなさそう・・

私達も車を停めてから喫茶店を探しましたが見つからず仕方がないので「須磨駅」まで電車に乗り食事をしました。

不便だからこそ、大変だからこそ、参加される人たちは燃えるのでしょうね。きっと。

とにかく12,800円の駐車代・・・イタタタタ!


[3484] 【3650回 六甲全縦走・ゴールでのドラマその2】 2014-11-12 (Wed)

「おもしろいおじさん」

午後18時ころにゴールをした六甲縦走歴10年と言う61歳のおじさんと仲良くなりました。

仲間と一緒に歩いて自分は先にゴールしたものの仲間の「タケちゃん」と連絡が取れないそうです。雨の中、私達と一緒に「タケちゃん」を待つ事になりました。

このおじさんは「赤鬼さん」役のボランティアも経験し受付スタッフとも顔見知りの様でした。

私達の質問「今日のエントリーは何人?」「一軒茶屋通過は何人ぐらい?」「棄権された人数は?」などの質問を受けてテントの中のスタッフにその都度聞きに行ってくれました。

その都度正確な情報を伝えてくれる「良いおじさん」でした。さながら「パシリおじさん」とでも言いましょうか、全国の山も沢山のぼっており顔に似合わず(プッ・・笑)花々を愛でるおじさんでした。

自慢話ではあるのですが聞いていて嫌味を感じないおじさんでした。

それからというものは質問しなくても逐一情報が入るたびに私達に伝えてくれるようになりました。

その「パシリおじさん」に今回の受付状況を聞きました。トップ集団にいたと言うのです。どのようにしてそんなに早く並べたのかと聞くと「企業ヒミツ」だと意味ありげに笑って答えました。

「それを言うと来年からみんなが真似して、だんだん行列が早くなるから」だそうです。でも・・・私は知ってるんだけどなぁ〜キャハハハハ〜

なぜ知っているかと言うと「パシリおじさん」のグループの女性がおじさんのいない時に私達に話をしてくれたのです。

「家は宝塚なのですが須磨の近くのホテルに宿泊してみんなでタクシーに相乗りしてきたんですよ」おじさ〜んバレてるよ〜!

10回も参加していると宝塚からのタクシー代のことを考えたりすると仲間たちと前泊して士気を高め、いざ出陣もありかなと納得しました。

それによって参加者がお金を使えば兵庫の町も潤うのではないでしょうか?とにかくみんな気合が入っています。

「パシリおじさん」到着から3時間ほど経過して「タケちゃん」がゴールしました。「じゃあ儂は帰ります」とわざわざ挨拶をしてくれて帰っていきました。(ほんま良いおじさんでした)

私の座っている横でゴールをしたものの着替える場所がないとぼやくおじさんがいました。「雨の場合着替えするテントぐらい用意しろよ」とブツブツと言うおじさんもいました。

いまから新幹線で東京に帰るのだそうです。宝塚温泉の入浴チケットをもらっていても入浴する人が少ないのに驚きました。

私達も宇都宮カップルがゴールしたら有馬温泉に行こうと思って調べていましたが時間がかなり遅れていて入浴時間に間に合わなくなってしまいました。

エスカレートしがちな六甲縦走大会は決して競争ではありません。それぞれの力に合わせて楽しく縦走して頂ければと思います。

「そんなら私も来年参加しようか!」絶対それはあり得ません。今回ゴールで見るだけで感動は伝わりました。充分です。

年相応の「ノロマなカメ山行」をモットーとしている私達は56qと言う距離もさることながら集団で歩くことはもう卒業したんです・・・

宇都宮カップルが「来春一緒に山にのぼりましょうね」と言ってくれました。私はこう答えました「山頂でね!」そう私達は彼らと一緒のペースで山歩きは出来ません。

山頂で合流して山小屋で再会を祝し登山口で再び合流ならできるでしょうか。また会いたいね。


[3483] 【3649回 六甲全縦走・ゴールでのドラマその1】 2014-11-11 (Tue)

午前5時の受け付けと言えば外はまだ暗闇の中です。近くのホテルやユースなどに宿泊し早朝タクシーを相乗りして駆けつけ列に並ぶ人も多いそうです。

宇都宮から来た若者たちは、須磨浦公園駐車場で車中泊をしました。

車中泊といってもワゴン車の後部座席をフラットにし布団も敷き優雅な空間を作り快適な寝室が出来ているのです。全国の百名山をいつも車中泊で廻っているので慣れたものです。

その代わり食事は土地の名物料理を豪勢にして楽しんでいる様子です。(山賊飯とはえらい違いや)私達が狭いフィットの中で車中泊するのとはわけが違います。

夜中にトイレに行こうと車から出てみると受付場所に既に並んでいる人がいてびっくりしたそうです。車の中で寝ている場合ではないとシェラフに包まり宇都宮青年は列に並んだそうです。

受け付けは2人目だったそうです。その甲斐あって出発当時の渋滞から避けられて快適なスタートだったそうです。

では他の人たちはいったいどのようにして電車も動いていない早朝からやってくるのでしょうか?好奇心の虫が騒ぎひとりひとりに聞いてみたい気もします(笑)

家族に送ってもらってと言う人もいると思います。タクシーの利用もあるかと思います。何せみんな必死です。

午後4時30分のゴール受付開始時には既に到着している人もいました。午後5時、6時とゴールをする人が多くなってきました。

ヘッドライトをつけてゴールする頃には少し疲れた様子を見せる人たちが増えてきました。足元はドロドロです。随分悪路だったことが伺えます。

ゴールで認定証と盾を受け取る列もでき始めました。記念品を受け取るとサッと帰る人や小雨の中で着替えをする人、仲間を待つ人などで広場に賑わいが出てきました。

最初から最後まで長い時間公園の椅子に陣取っていましたのでスタッフの方が不審に思ったのか近寄ってきて「どなたか待っているのですか?」と声を掛けられました。

宇都宮から来た人の出迎えですと横断幕をチラリと見せると「凄い〜」と驚いていました。

ゴールの直前に、登りの階段があります。みんなつらそうに手摺を捕まえて必死で登ってきます。混雑を避けるために下りは禁止しているみたいなのですがそれを知らせる看板らしき表示がありません。

そのため疲れた身体を引きずりながら階段まで来てガードマンに制止される人が大勢いました。いまは一歩でも余分な動きはしたくないはずです。

そんな中スタッフらしきおばさんが「私は別格」という態度で降りていきました。

それを見た姫が黙っているはずがありません。ガードマンに「ちょっと!下り禁止だったら全員ストップしなさいよ」と言うと「いやあの人は偉い人ですから・・」なにぃ〜!今日の偉い人は参加者じゃ〜!

神戸市の腕章を巻いた人に「次回にはここに『混雑するため下りはご遠慮下さい』と言う大きな立て看板が要りますよ」と言っておきました。

明日は「おもろいおじさん」編です。


[3482] 【3648回 KOBE六甲全縦走大会】 2014-11-10 (Mon)

「KOBE六甲全縦走大会」素人の私にとって過酷なレースとしか言いようがありません。11月9日、2200人のエントリーのうち500人は当日不参加で1700人が参加者したKOBE六甲全縦走大会」が実施されました。

須磨から宝塚までの56qのコースをチェックポイントを制限時間内に通過しゴールを目指すのです。富士山5合目から頂上に至る距離だそうです。(加藤文太郎が通勤に、トレーニングに使ったそうです)

今年の9月に平ケ岳で出会った宇都宮在住の若き青年カップルを応援すべくゴールで待つことにしました。ゴールは多分午後9時を過ぎるだろうと予想しつつも家にいても落ち着かず午後3時には宝塚に向かいました。

阪急宝塚屋上にある駐車場に車を停めゴール場所に設置してあるテントに行ってみると既にゴールした人がいて受付の設営待ちをしているのには驚きました。「走ったな?」

この大会は走ることを禁止しています。雨がシトシトと降ってきて待つ身もかなり厳しい状況になってきました。応援メールも何通が頂き心強かったです。ありがとうございました。

早い時間にゴールする人たちの顔には笑顔のみで苦痛にゆがんだ表情はありません。余裕のゴールの様です。走ってゴールしたと思うと見ていても、さほど感動もありませんでした。・・ゴメン

一軒茶屋の「赤鬼さん通過」は午後6時40分だそうです。この時間を過ぎて赤鬼さんに肩を叩かれると「棄権」となるのだそうです。多くの参加者が一軒茶屋に来るまでに肩を叩かれて帰途に就いた模様です。

一軒茶屋についたらメールしてね」そう言っていたのですが待てど暮らせど連絡がありません。「きっと圏外で繋ながらないんやわ」そう思うことにしました。

去年も参加していたのですが「トイレ待ち30分」であえなく棄権となったそうです。今回は「山の中に掛け込め〜」とアドバイスをしましたが若さゆえできるかどうか・・・

続々とゴールする人たちの列ができ始めました。午後8時を過ぎるとゴールする人たちの顔はどれも苦痛でゆがんでいます。ゴール直前の階段がとてもつらそうです。

倒れるようにゴールをしてスタッフに抱えられる人もいました。足元は泥まみれです。待つこと6時間やっと連絡が入りました。午後9時「いま塩尾寺にいます」

あと30分はかかりそう・・いいえ1時間はかかると思います。あともう少しガンバレ!何とかギリギリゴールできそうです。

来ました〜!二人の姿が見えました〜!

それまでダンゴ状態になっていたゴール直前の階段がスーッと人がいなくなり二人だけの姿が見えました。随分辛そうで手摺に助けられながらではありますが、しっかりと歩いています。

午後10時25分!時間内にゴールです。あと15分遅ければ悔しいゴールとなるところでした。良かったっ!

午後10時を過ぎていますのでレストランもシャッターが降りているところが多くなりました。と言うかウロウロと歩くことができません。駐車場までがやっとです。

無理もありません。雨の中を56qも歩いたのですから。

夜食用に作った弁当が夕食となりました。駐車場で味噌汁を温め遅い夕食を済ませました。「美味しいっ!」何よりうれしい言葉です。

駐車場も12時には閉まってしまいます。蓬莱峡の横を通り有馬に抜け新神戸トンネルを抜ける頃には二人は爆睡していました。疲れがドッと出たのでしょうね。

電車だと終電に間に合わず須磨浦公園までたどり着くことが出来なかったかも知れません。迎えに行ってよかったです。お役にたって良かったです。

須磨浦公園駐車場に到着し、春になれば山でまた会える日を約束し別れました。雨の中最後まであきらめずよく頑張りました。おめでとう。

携帯に励ましメールを頂き応援して下さいました岳友の皆さん返信できずにごめんなさい。心強い応援でした。本当にありがとうございました。

私達も一緒に感動のドラマを見させて頂きました。


[3481] 【3647回 六甲縦走大会】 2014-11-09 (Sun)

9月6日に、日本百名山を楽しむ若いカップルと平ケ岳山行を共にし岳友仲間となりました。話に聞けば六甲山全縦大会に出場するとの事でした。

前回もエントリーしたのですがあえなくタイムオーバーで棄権となり悔しさを挽回するのだと言う意気込みを語ってくれました。

ならば関西代表でゴール地点に迎えに行くよと約束をして2ケ月が過ぎ、とうとうその日がやってきました。約束通り宝塚のゴール地点で出迎え隊をいたします。

出発点の須磨に車を停めているので宝塚のゴール地点から車で送って行く約束をしています。前日の昼前に須磨浦公園に到着したと聞き檄を飛ばしに会いに行ってきました。

体調、気合ともに充分で簡単な前夜祭の乾杯をし健闘を祈りました。

新田次郎の小説『孤高の人』のモデルとなった神戸の造船所のエンジニア加藤文太郎は、登山家として世の出る前の大正末期から昭和初期にかけてこのコースを歩いています。

朝に和田岬を出発し、須磨から宝塚まで当時まだ充分整備されていない六甲全山を縦走しさらに和田岬まで歩いて帰るという全100kmの行程を1日で踏破していたエピソードでも有名です。

六甲縦走大会とは神戸市が主催する行事で例年11月の第2日曜日と、勤労感謝の日(今回は勤労感謝の日の翌日の11月24日)の2回行われています。

須磨から宝塚に至る六甲連山(全行程約55q〜56q)の六甲全山縦走路を歩くのです。「走ってはダメ」らしいです。

最高地点は海抜931mの六甲最高峰で、海抜12mの須磨浦公園から海抜48mの宝塚まで16のピークを越え、登りを全部足すとおよそ3000mとなります。

北アルプスの上高地(1560m)から奥穂高岳(3190m)までのルートの約1.7倍、富士山五合目から山頂(3776m)の約2倍の登りということになり、縦走には標準的に14〜15時間かかるそうです。(うっひゃあ!)

私は過酷な距離のため、一度も「参加したい」とか「参加してみよう」と思ったことはありませんが分割して歩いたことはあります。

アップダウンのかなり厳しいコースで午前5時の夜明けから歩き始めたとしても日が暮れてのゴールとなるでしょう。ゴールする人たちのさまざまなドラマを拝見しようと思っています。

須磨浦公園から戻ってみたらTeam J-1さんからもメッセージをいただいていてわがことの様に嬉しかったです。

明日に備えてもう寝ていると思いますので明朝朝早くメールでメッセージを伝えたいと思っていまするありがとうございました。

『上り坂は頑張りすぎない事。頑張りすぎると後半に必ず膝に来ること。頑張るのは平坦地と下りで。

一軒茶屋のチェックポイントまでくれば後はほぼ平坦地と下り坂のみでゴールまで距離はあっても楽だと言うこと。

ご健闘をお祈りしています』と結んでいました。的確なアドバイスきっと参考にしながら歩いてくれると思います。


[3480] 【3647回 市バスの中での事故】 2014-11-08 (Sat)

「バスが停車するまでそのままでお待ちください」「急停車する場合があります。手すり、吊り革などをお持ちください」

停車前と発車後ごとにバスの運転手からアナウンスが流れる市バス。乗っていて何度も耳にすると「わかっているって!」と思うこともあります。

しかし実際に事故は起きてしまったのです。腰椎骨折全治3ケ月・・・私の事ではありません。近所のおばさんの話です。

東北から戻りいつも朝、井戸端会議をしているおばさんの姿が見えません、庭の植木も何やら水不足の感じです。それに雨戸も閉まっています。

いつも旅先の土産を届けてくれる人なので気になっていました。「今度もどこか旅行に行ってるのかな?」それにしては長い間顔を見ていません。

すると向いのおばさんが植木に水やりをしています。いまだっ!聞こうっ!走り寄り「ねぇ、ここの家の人どこか旅行にでも言ってるの?」

「いややわぁ!あんた知らんかったんかいなぁ!」と事情を説明してくれました。私は井戸端会議に出席をしたことがありませんので近所の噂話には疎いのです。

市バスの中で転倒して入院中だとのこと驚きました。そう言えば70歳過ぎるとバスの無料パスポート(現在は負担金あり)を貰ったのであちこちバスに乗って出かけるって言ってたなぁ。

すぐに入院先の病院に伺いました。

入院してもう1ケ月も過ぎたそうでやっと歩けるようになったとのことです。と言うことは私が東北の山に行く前ぐらいから入院していたことになります。知らなかったとはいえ見舞いが遅れてしまったことを詫びました。

春日出に住む息子の家に行くのにバスに乗り、降車のひとつ手前の停留所前で荷物などを整理して降りる準備をしていたそうです。

すると、いきなりバスが動き、よろけてしまい腰を強打したのだそうです。自分もつり革手すりなど持っておらず不覚ではあったがいきなり動くとは思わなかったと話しておられました。

バスの中のアナウンスが何度もあると言うことはこんな事故が多発しているのだろうなぁと推察できます。私も登山中に「ビテイコツ」を強打しました。

尻もちをついただけでもずいぶん長く腰の痛みが尾を引きました。ましてや骨折となるとまた別の痛みがあるはずです。歩くこともトイレも寝返りも出来なかったと話しておられました。

一人暮らしの為、戻っても自分の事が出来ない限り日常生活は無理。多分正月は病院のベットの上だと・・・こぼしておられました。

明日は我が身・・・気を付けたいと思います。


※その時の大阪市バス側の記事を見つけました。

平成26年10月6日(月曜日)午前11時14分頃、市バスに乗車中の立席のお客さまが、信号で停車した際に手荷物を取った不安定な体勢と、市バスが出発する際の反動が重なったことにより転倒されました。

診断の結果第1腰椎を圧迫骨折されたことが判明いたしました。負傷されたお客さまには心よりお詫びとお見舞いを申し上げます。

当局では、市バス車内での転倒事故防止に努めておりますが、お客さまにおかれましても、市バスが完全に停車するまで、つり革などをお持ちいただくか座席にお座りいただく等、ご注意下さいますようお願い申し上げます。

1 発生日時 平成26年10月6日(月曜日)午前11時14分頃

2 発生場所 此花区春日出(西行)バス停留所から西へ約50メートルの交差点(春日出交差点内)

3 運行系統  43号系統 大阪駅前 午前10時35分発 酉島車庫前行

4 概要  市バス(お客さま4名乗車)が、信号待ち後、発進した際、車内左側前から2番目横掛け座席にお座りになっていたお客さま(70歳代 女性)が、次の西春日出バス停留所で降車しようと座席より立ち上がりました。

左側前から1番目座席後ろの荷物置場においてあった手荷物を取るために、つり革などをお持ちでない状態になったのと、市バスの発進反動が重なったため転倒されました。

転倒されたお客さまは、病院に搬送され、診断の結果、第1腰椎を圧迫骨折されていることが判明しました。
   


[3479] 【3646回 抜 歯 】 2014-11-07 (Fri)

「おはようございます。えらい早いですね」時計を見るとまだ9時10分・・・歯科医院の診察手続きをしながら受付の方が私の不安を察知しての優しい言葉をかけてもらいました。

「そうなんです家にいると決心が鈍るかも知れません。逃げ出すかも知れません。子供みたいでしょ?」そんな会話をしながら診察開始時間がやってきました。

「どうぞ!」診察室の中に入るとドクターと目が合い微笑みを浮かべています。「よしよし来たか?」と言う意味の無言の言葉があったような気がします。

麻酔をして効果の出るのをしばらく待ちます。色々な器具が診察台の上に並び、更に追加されて行きます。いよいよ覚悟の瞬間です。チクッと痛みが走り「アッ」と声に出てしましました。

「まだ痛い?」もう1本麻酔を追加で打ってくださいました。

あとはまな板の鯉・・・抜かないとダメだと言われて既に3年以上過ぎでいると思います。これ以上抜かずにおくと骨にまで異常をきたしてしまいます。

抜歯のこの瞬間が嫌で、あの手この手で治療を施してもらいましたが、とうとう歯が悲鳴を上げました。レントゲン写真を見て「よくぞここまで頑張ってくれた」と、やっと覚悟ができました。

いざ抜歯・・・

失神しそうです。ほんまですよ。ハチキン姫もどこへやら・・・

歯が2本減りました・・・

涙が両目からひとしずく流れました。

その代わりシワが2本増えました。

終わった〜!

ゆうべからこの時を想像して眠れませんでした。済んでみるとホッとしている自分がいます。

私は80歳まで生きる事はありませんが「80・20」これは凄いことなんだと痛感しました。みなさ〜ん!80歳になっても自分歯を20本維持できるよう頑張ってくださいね。

昔、姑が手術室に行くときに看護婦(あの時代は看護師ではなくて看護婦)さんが「おばあちゃん入歯はずしましょうね」と言われ「私は入歯はありません!」と言った事を思い出しました。

歯は大事であると言うことを今日ほど強く感じたことはありませんでした。


[3478] 【3645回 ゴリゴリ・・ゾロゾロ・・グーグー】 2014-11-06 (Thu)

6日は和歌山に出かけてきました。ぶらくり町に出かけたのではありません。出張です。(ほんまですよ〜)

紀州路快速・西九条駅午前8時10分に乗りました。事前に調べて貰って、前4両は関空行、後ろ4両は和歌山駅行きで、日根野駅で切り離しです。

車内のアナウンスは「この放送が聞こえる車両は和歌山行きとなっております」何と解り易いアナウンスなのでしょうか。

切り離しの待ち時間の間、大きなキャリーバックをゴリゴリと音を立てて前の車両に移動の乗客や前の車両から後ろの車両に走ってくる乗客がいてて見ていて実に面白い。

窓から見える光景に紅葉はまだありません。まだ早いのでしょうか。和歌山駅を降りるとゾロゾロと同じ方向へ向かっている人が大勢います。

きっと同じ場所に行くんだと後をついて行くことにしました。駅から5分もかからないところに今回の会場「ホテルグランヴィア和歌山」がありました。

受付を終えて席に着きましたが、みんなロビーで雑談しながら休憩中。私は此花代表で出席しましたので顔見知りの人はゼロ。

見回してみると何か場違いの感じがします。(はめられたか!)ほとんどが会長か副会長などのお偉い方達ばかりで、しかもかなりの年配者・・・・

今更帰るわけにも行かず、しっかりと居眠りせずに受講しました。「久田さん・・」えー知ってる人はいないはずなのにと振り返ると今年大阪保護観察所から和歌山に転勤となった統括官でした。

大阪から毎日2時間かけて通勤しているそうです。大変だぁ〜サラリーマンはつらいね!

午後4時終了し、帰りも紀州路快速に飛び乗り戻ってきました。快速といっても途中の駅までは各駅停車です。

一度座ってみたかった一人座席の紀州路快速の座席、座り心地がいいのかしら、遅めのお昼寝をグーグー。

熟睡していたはずなのですが、えらいもんで「つぎは〜弁天町〜」と言う声にハッと目覚めました。西九条駅で無事乗り越しせずに下車することができました。今日はちょっとお疲れモードです。


[3477] 【3644回 もう・・年賀状?】 2014-11-05 (Wed)

11月1日、年賀状の発売日が過ぎて「え〜っ!もうそんな時期?」と驚いています。ぼつぼつと喪中葉書も舞い込んできはじめました。

過日の故郷四万十での同窓会名簿では男子が10名ほどなくなっていましたが女子はみんな健在でした。

名簿を見ながら「おなごは長生きするのぉ」「酒に溺れちょるけん、お迎えが早いがよ!」と即答。やっぱり口では女子に勝つことはないようです。

喪中葉書を手にして「えっ?本当?」と亡くなったことを初めて知ることもあります。

私は年賀状を楽しみに待っていますので限りなく沢山出すことにしています。今年も300枚購入しました。

「退職してどこにそんなに出すんや?」と言われるかも知れませんが300枚でも足りなくなるときがあるのです。

書き損じたり余った年賀葉書は(余ることは滅多にありませんが)年賀葉書の、お年玉当選発表まで持っていて外れれば郵便局に持って行き普通葉書と交換します。

あっそうそうサンタクロースのブレゼントリクエストの往復はがき4枚も買ってこなくっちゃあ・・・

最近のオモチャは難しくてサンタさんは一度聞いたぐらいでは覚えられません。バガキにリクエストを書いて婆ちゃんちへ届けておくとサンタさんに伝わってちゃ〜んとプレゼントが届くのです。

ハハハいつまでこのパターン使えるのかしらね。小学4年生の現在は、まだ信じてくれています。クラスのお友達が「そんなん嘘やわぁ」と騒いでバカにされない間は贈る側も夢をみていようと思っています。

66歳・・もうクリスマスプレゼントも要りませんが若かりし頃は胸をときめかした事もありました。登山用品店に行っても欲しいものもありません。

かと言ってご馳走も食べたいとは思いません。いま私の欲しい物は何?人に聞いてもわかるはずもありませんね。

月並みだけど「元気が欲しい。いまのまま元気でいたい」

年賀状を書きながら相手の顔を思い浮かべニヤニヤしながらの日々も、もうすぐやってきます。


[3476] 【3643回 女性専用車両】 2014-11-04 (Tue)

通勤電車の「女性専用車両」 男性が乗車するのは違法?

東西線海老江駅から西宮名塩駅まで乗車した女性専用車両の中での出来事です。

ジャンバーの背中に大きく何か書いてあるおじさんを見つけ孫が「婆ちゃん・・あの人ちょっと変!」と言いました。

よく見ると『女性専用車両は法律的には男性も乗れます』と印刷されており空席があるにも関わらず女性専用車両の乗降口に背中を向け立っていました。

電車の中で左右を移動しながらホームを歩く人たちによく見えるように背中を向けているのが子供の目に「変」と写ったようです。

はたして男性が女性専用車両に乗ることは違法なのでしょうか?

私も知らずにジョンやポッチー達と乗り合わせて「女性連れでもダメなのか?」駅員に尋ねたことがありました。そもそもは痴漢予防策だったはずです。


弁護士の見解資料が見つかりました。

●「女性専用車両は、乗車客の理解と協力のもとに成り立っている」

「日本で最初に女性専用車両を導入した京王帝都電鉄では、女性専用車両の設定について、『皆さまのご理解とご協力をお願いします』とホームページ上でアナウンスしています。

他の私鉄やJRでも、表現の仕方はほぼ同じです」

このように鉄道会社の説明を引用したうえで、弁護士はその意味について、次のように解説しています。

「要するに、女性専用車両は、乗車客(男性客)の理解と協力のもとに成り立っているものであり、強制的に男性客の乗車を排除しているものではないわけです。

つまり、鉄道事業者が男性の乗車客に対して、あくまでも任意の協力を求めているものであり、男性客の乗車を禁ずる法的根拠もありません」

すなわち、男性客が女性専用車両に乗車しないのは「任意の協力」によるものであって、法的に禁止されているのではないというわけなんです。

「したがって、男性が女性専用車両に乗車することに違法性はありません」と弁護士は結論づけています。

鉄道会社に問い合わせても、女性専用車両に男性が乗車することは「ご遠慮をお願いする立場」とのことで、「法律や約款で禁じているものではありません」という回答が返ってきました。

また「男性からは女性専用車両を廃止してほしいお願いがあり、逆に女性からはむしろ実施路線を増やしてほしいという要望が寄せられています」とのことでした。

このように女性専用車両をめぐっては賛否両論あり、この特別な車両が「乗客の理解と協力」のもとで成り立っていることからすれば、今日のおじさんの言いたいことは間違っていないことになります。

しかし、ほかの車両に空席があるのに、わざわざ女性専用車両に乗り込まなくてもいいような気がします。女性専用車両はホームの一番良い場所を陣取っています。

そして車両内では化粧をしたり、おにぎり喰ったりするのであれば「高齢者&身体障がい者&子連れ車両」に切り替えた方が有効的なのではないでしょうか?・・・いかが?


[3475] 【3642回 靴底のチェック】 2014-11-03 (Mon)

過日、東北・八幡平で霜の降りかかった木道の下り坂を歩き、大きく尻もちをつき尾?骨を強打しました。

「お尻割れたかも知れん」と言うと「最初から二つに割れてる」と言われ、「ヒビ入ってるかも知れん」と言うと「ヒビ入ってたら歩くことはできへん」と言われました。

それもそうかと東北6座全部登攀して帰ってきました。しかしまだ痛みを引きずっています。

東北から戻って登山靴の手入れをしていて「ん?滑ったのは降霜のせいだけではないかもしれない」靴底を見て思いました。

靴底がまぁるくなっていて、滑り止めの役目をはたしていない気がしました。汚れた登山靴を綺麗に洗い、紐を外しバイクで梅田にある登山用品店「ロッジ」に走りました。

靴底修理を依頼すると「ああ、これはひどいですね」と言われる始末です。そうなんや、そんなにひどいんや・・・

そうかと言って新しい登山靴の購入を勧めるわけでもなく客の要求に限りなく応えてくれるのが「ロッジ」

信頼のおける登山用品店として私のお気に入りです。「ギャー類はロッジ、相談もロッジ、店員の対応もロッジ、ウエアー類はモンベル」

登山靴を新規購入すると現在の同等品で3万円以上はします。靴底交換は1万円。

新品の登山靴を買っても姫本体のへたる方が先だと思っています。(あと何年登山が続けられるやら・・・)

そして外出用のパンプスの靴底も見直したらツルンツルン「よぉこんな靴履いてたわ」自分でもあきれるほどすり減っています。

私は外反母趾のサイズは22.5aと「間抜けの小足」で、しかも幅広希望でなかなか気に入った靴と出合えないのです。だから気に入ったら何年でも履き続け、気が付くと見事に擦り減っていたんですね。

街中で転倒しては大変と(パンプスは登山靴ほど高くないので)買い替えて古い靴はその日のうちに廃却しました。

自分の不注意で転倒する場合もありますが靴底などが擦り減っている場合もあります。「早めの靴底チェックで転倒防止」こんな標語が生まれるのも尾?骨を強打したおかげです(笑)


[3474] 【3641回 自転車事故防止強化月間】 2014-11-02 (Sun)

「もぉー危ないわ!」

そんな表紙で飾った広報誌「このはな11月号」驚きの顔をした私の顔が一面を飾りました。

炎天下で「もっとリアルな顔して!」とか「もう一度やり直し!」と何度も撮影しなおした写真が自転車事故防止に一役買おうと言うところでしょうか。

『携帯ばっかり見てんと前見て運転してほしいわっ!』

『此花は自転車乗ってる人多いし、せまいとこも多いやん。そやから自転車マナーのこともっと考えてほしいねん』

『携帯だけちゃうで〜歩道をえらいスピードで走ったり信号無視したり、ライトつけてなかったり、ほんまに危ないわ』

『子供が信号ちゃんと守っているのにその横をビューンて信号無視する人おるやん。あれはあかんわっ!』

『ほんまに考え直さなあかんで、自転車マナーのこと』

私の怒りに満ちた顔からは、これらを区民のみなさんに訴えるべくしてド頭の上には怒りマークがしっかりと付いていました。(笑)

そして広報誌を見開くと推進委員の方達が今まで体験したことが発表されていました。

●こどもと一緒にもかかわらず、保護者が信号無視しているのをよく見かけます。

●自転車乗りながら、スマホに夢中の若者が最近多いです。

●小さな交差点では、信号無視するのが当たり前になっている様な気がします。

●坂道の終わりや細い道路からの出合頭はスピードを出していると危険です。

●見守り隊と一緒に信号待ちしている子供の前で、平気で信号無視するのはやめて。

●交通ルールを守らない人が多すぎる。もっと警察は取り締まって。

●一人が信号無視したらあとに続く人が多い。

●歩道でかなりのスピード出して、肩スレスレで通り過ぎられるのは怖いです。

などなど、今後も老人会や地域の会合に警察とともに出向き自転車のマナーアップを推進委員一丸となって訴えて行こうと思っています。


[3473] 【3640回 素朴な長靴青年】  2014-11-01 (Sat)

東北・岩手山で出会った長靴青年から電話をもらいました。

「岩手山の山行の写真ができたら送るからね」と約束をして住所を聞いておいたのです。写真だけ送るのも・・・と思いながら登山にふさわしい物はないかと探しました。

ポッチーがミズノの上下ウエアーを数回来ただけで着用していない物がありました。新品だと気遣いするから山用にこれで充分だと写真と一緒に送ることにしました。

ジョンは店で販売用のTシャツ、帽子の提供をしてくれました。

山には山に行く服装があると言うことにこだわってほしいと思っています。これで山に行くときジーパンを履かずに行けると思います(笑)

長靴青年から荷物が届いたと言うお礼の電話でした。電話の向こうにあの時のあの光景が浮かんできました。早池峰登山時に早朝にもかかわらず駆けつけてくれたことも忘れることはできません。

とりたてて「うわっ〜ありがとございます」と喜ぶわけではなく、淡々としていましたが充分感謝の気持ちは伝わりました。淡々さが彼の良い所なのかも知れません。

長靴青年が荷物のお礼にと、また気遣いしてはいけないとこちらの住所は明記せず住所欄には「本人出」として送りました。但し荷物が行方不明になったときに困るのでと私の携帯番号を記入しておいたのです。

「来年の夏に大朝日岳へ一緒に登れたらいいね」と、微かな期待を含み電話を切りました。元気でいればまた会えるでしょう。

「貰ったら礼を言う」、「届いたら届いたことの意思表示をする」こんな当たり前の事が出来ず送った側から「届きましたか?」と問い合わせなければならないことも多々あります。

自分自身も気づかぬうちに相手に無礼なことをしていないか振り返る今日この頃です。


[3472] 【3639回 御嶽山の救助対応】 2014-10-31 (Fri)

御嶽山噴火で長野県警3職員が対応に当たった日々を振り返る記事が載っていました

死者57人、行方不明者6人という戦後最悪の被害を出した御嶽山噴火。

発生直後から10月16日まで行われた救助・捜索活動が難航する中、噴火に巻き込まれた登山者の帰りを待つ家族に付き添った県警職員は130人を超えました。

そのうち子供・女性安全対策課警部と捜査1課巡査部長、捜査3課の巡査部長の3人が29日、県警本部で記者会見し、家族対応に当たった日々を振り返りました。         

噴火直後、県警が設置した安否確認のためのフリーダイヤルには約700件もの問い合わせが寄せられました。

登山者の家族からは「見つかったのか?」「どこの病院に運ばれたのか?」など安否を気遣う声が殺到し、職員らはその情報の一つ一つを確認するところから対応を始めました。

木曽町と王滝村には御嶽山が噴火した9月27日から捜索が打ち切られた10月16日までの20日間、4カ所の家族待機所が設けられ、期間中、延べ57家族が待機し、最も多い日で144人が捜索状況を見守りました。

対応に当たった署員は『うちの子は運が強いから大丈夫』という言葉が印象に残っていると言います。どのご家族も諦めず望みを持って待っていました。

そして少しでも不安を和らげるよう、捜索状況などの情報を丁寧に伝えるよう努めたそうです。

台風接近などで捜索活動は度々中断され、ほとんど情報が入らない日もあったそうです。情報がない日のご家族の方は相当のストレスを感じたと思いますが、じっと待っていたそうです。

捜索の中止が決まった16日、家族の一人から「今までありがとうございました」という言葉をかけられたそうです。捜索隊の安全や体調を気遣ってくれる方もいて救われる思いだったと関係者は言ってました。

それぞれの家族の気持ちに寄り添って対応しようと心掛けたとも語っていました。

県警は現在、山中で見つかった遺品を家族の元へ返す作業を続けています。遺品を届けに行った際、多くの家族から「探してくださってありがとうございます」と感謝の言葉をかけてもらったそうです。

ただ、『荷物は全て戻ってきたけど、本人の命だけは戻ってこなかった』・・・・・・と言われた時は掛ける言葉がなかったそうです。

捜索の再開は早くても来春の雪解け以降になるとのこと。県警は今後も行方不明者の家族、死者の遺族らと専用の連絡態勢を維持し、支え続けていく方針だそうです。

行方不明の方の事も心配ですが救助隊の皆さんも命がけの捜索活動なので健康に気を付けて「身の安全」を第一に職務に就いて欲しいと思っています。


[3471] 【3638回 同窓会での出来事】 2014-10-30 (Thu)

過日、四万十市で開催された同窓会で写真撮影がどうしても「NO!」と言う男性が一人いました。出席者32名中で1名でもそういう人がいたら意気消沈してしまいます。

なるべくその人を外して会場風景を撮影し「みっちゃん撮ってよ〜」と言う人の所には喜んで行き、シャッターを押しました。

そもそも私がカメラ持参したのは第1回目の同窓会の時に50年ぶりに出会う友の輪に入れなかったときの身の置き所の無かったときの助っ人がカメラでした。

ところが幸いなことに50年前の私を覚えていてくれてスーッと輪の中に溶け込んで行くことが出来ました(今では溶け込みすぎ?)

それからは同窓会ごとに記録係的な写真と言うことで協力をさせてもらっています。しかし「ワシは要らん!」ぶっきらぼうにそう言われるとシャッターを押す手が止まってしまいます。

いつも私は撮影してもらう側で「早く並んで〜」「もっとさがって」と言われてもサッと行動に移してなかった時もありました。初めて撮影する側の苦労を体感した気がします。

「集合写真は幼稚園児より大人の方が大変」と聞いたことがあります。お喋りに熱中して一瞬だけ黙ってレンズの方を向けないのが大人の集団の様です。

むかし岡山地方のドイツ村に行ったときのことです。施設内に設営された有料スペースで記念写真を撮ろうと言うことになり姪の小さな子供たちと一緒に撮りました。

じっと待つことが出来ず右や左を向いていた子供たちがシャッターを押す瞬間、「明るい笑顔でニッコニコ」と奇妙な声で歌いだしました。「えっ?」子供たとは一斉にカメラマンの方を向き見事な集合写真が撮れました。お見事!

私のへこみに気づいた友達が「1人の人が嫌と言うても31人の人が楽しみに待っちょるけん、気にせんと撮ってや!ホラこっちも〜」明るくその場を乗り切れたのはその友のおかげかもしれません。

写真の好きな人がいれば苦手な人もいて当たり前なんですよね。
私は写真が大好きだから相手の気持ちがわからなかっただけなんですね。

最近は山に行っても記録用にシャッターを押すこともしばしばです。「最近ちょっと上手くなったなぁ」と師匠に言われました。あれれっ?私も撮る側に少しなれるってことかな?

シワ、タルミ、薄毛等々、年と共に若さが保てなくなりつつありますが(つつ・・・やて!やっだ〜まだ認めてないわ〜)66歳それなりの良い顔で思い出が残せたら幸せです。


[3470] 【3637回 交通教育コンクールを終えて】 2014-10-29 (Wed)


交通安全教育技能コンクールは終わりました。残念ながら今年は入賞できず選外となりましたが「参加することに意義がある」と選手に勇気と努力と健闘の労いをしたいと思っています。

「70歳すぎてこんな体験なかなか出来ないよ。」となかば強引に引き受けてもらった今回の出場でした。

練習風景を見学に行った時も「大丈夫かなぁ・・・」正直そう思いました。しかし棄権はダメと言われて苦渋の選択で「参加することに意義ある」と励まし続けました。

私達は純粋に推進委員の中から選手を選ばねばいけないと考えていましたがフタを開けてみると驚いたことに推進委員はたったの3組だけ!(怒)

警察協議会委員だの交通安全協会職員だの老人会だの民生委員 だの、区役所職員だの保護司だの青少年福祉委員だの・・・

某署は上田安子服飾専門学校生徒だったりファッションショーじゃないっちゅうねん!

さすがは審査員のお偉いさん・・・そんな目的を逸脱したチームは入賞対象から外していました(ホッ)此花署が選外だったのは、きちんとルールを守り過ぎて人選したから。

でもそれでいいのです。勝つためのコンクールではありません。地域での安全講習に役立つためのコンクールですからね。

本日此花署には昨日の出場団体名のリストアップをして郵送しておきました。来年の参考になるはずです。

私にオハチが回ってくることがないから呑気に応援できますがみんなこの時期になるとドギトキして身体に悪いと言います。

いつからどの団体でもいいとなったのか不思議です。


[3469] 【3636回 ただいまっ!第2弾】 2014-10-27 (Mon)

昭和38年度中村市立蕨岡中学校同窓会・・・第3回同窓会は盛大に終了しました。

「地元で開催するなら参加する、参加できる」去年、不参加者のハガキを読み上げた時、コメントのあった貴重な数枚を取り上げ「では次回は四万十でやろう!」そう決めました。

参加者32名!いままでにない参加率で、やはり地元で開催した甲斐はあったようです。

初参加者は「あれは誰?」「お前は誰?」と探り合い状態でしたが幼き日の面影の糸を手繰り寄せ空白はすぐに埋まりました。

私達関西支部は前夜から現地入りをして宿毛(すくも)にあるリゾートホテルで宿泊しました。翌日は大堂海岸の見物や姉妹との再会、実家への里帰りと自由な時間を経て本番に挑みました。

本番は「海にいます」がキャッチフレーズの海のレストランホテルです。この浜辺は小学校の遠足で山に囲まれ海を見たことのない少年少女のために先生が連れてきてくれた思い出の場所でした。

入野の浜辺には木村拓哉、工藤静香、坂口憲治などがサーフィンに訪れるらしいです。(ほんまですよ)

宴会はやはり中村流!挨拶の途中で野次などで脱線すると、いきなりどこからともなく「かんぱ〜い!」の声がかかりスタートしました。あっさりしているのか「ノサ」なのか(ノサとは土佐弁で雑と言うこと)

その後はどこにでもあるワイワイガヤガヤのオンパレードでした。カラオケの時間になるとやはり「男の一生、南国土佐を後にして」などご当地ソングの連発です。故郷の歌があると言う幸せを噛みしめました。

おひらきは勿論「蕨岡音頭」です。

♪♪
ハァ〜嫁に来しゃんせ ソレ わしらが村によ〜

米で知られたソレ蕨岡、それ蕨岡〜

蕨岡米は四万十市のレストランで「蕨岡米を使用しています」と書かれるほどのブランド米で蕨岡に嫁げば美味しい米も食べられるし食うに困らないと言った内容の歌なのです。すんばらしいっ!

同窓会翌日は標高611mの「舞の森」登山です。正式名は「前が森」なのですが我が同窓会の名称は「舞の森」と命名しています。

狭い道を数台の車に分乗し、更に狭くなると乗用車を乗り捨てて軽トラに乗り換えます。軽トラにはタタミが敷いてあり、さながら「お座敷列車」ムードです。

爽やかな秋風を頬に受け、徒歩組と軽トラ組に分かれて山頂で合流となりました。徒歩組はわずか4名でしたがココブを見つけてはよじ登り、渡り蝶のアサギマダラを見つけては興奮したりしました。

山頂では昼食も食べずに待っていてくれた軽トラ組と楽しく食事を済ませ懐かしい小中学校の学び舎巡りとなりました。

解散後はまたまた夕方の「慰労会」土佐で言う「アゲの会」となり前夜伯、本番に続き、打ち上げのための宿泊となりました。

宿を予約した当初は関西支部の4名だったのですが、一人増え、二人増えで結局7名!宿のおかみさんウハウハの笑顔でしたよ。

電車で帰るはずだったのですが藤井寺からワゴン車で来たと言う友をみつけ便乗させてもらうことができました。ラッキー!

姫路で降車する者、あとは大阪駅でひとまとめに降車するつもりでいたら、何と、何と、此花、吉野、堺と昔のお譲たちをそれぞれの自宅近くまで送ってもらいました。

ひとり運転で疲れていたと思いますが本当に助かりました。まぁ車内のお喋りは・・・(ご想像にお任せします)

ドライバーはサトル君。今日は熱を出して会社を休んでなければいいのですが。

来年の第4回同窓会は熱海と決まりました。しかし・・・四万十からの移動は遠すぎるため問題は山積みです。行先が変更されたとしても参加が減ることのないような企画を切望したいものです。


[3468] 【3635回 ただいまっ】 2014-10-21 (Tue)

東北の山登りから無事戻りました。

10月11日の孫の運動会、四万十の法事、台風に追っかけられながらの東北登山・・・充実の日々でした。詳細はのちほどレポートでお届けします。

八幡平、岩手山、早池峰、吾妻山、磐梯山、安達太良山の6座を巡りました。紅葉真っ盛りの美しい山々でした。

岩手山の頂上で寒さに震える40歳すぎの青年と遭遇し八合目まで一緒に下山し避難小屋に入りました。私達は昼食をとるために準備をしていたのですが青年の様子が普通ではありません。

見るに見かねて声をかけ濡れた衣類を脱がせ小屋にあった毛布を借り背中のマッサージを続けました。意識がもうろうとしていくのがわかります。

低体温症です。隣に昼食用のラーメンの湯を沸かしている人がいましたので事情を話熱いお茶をいただきました。小屋を見回すと忘れてかえったタオルが1枚・・・それも首に巻きつけ背中のマッサージを続けました。

救急用シートを人型にカットし体に巻きつけ、やっと生気を取り戻しました。若いので回復もはやく私達にかまわず一刻も早く下山し車の暖房をかけなさいと、予備の手袋をプレゼントして別れました。

(手袋も持ってなかったんです)

まもなく登山口と言う場所(標識は0.5合目)に青年が立っていました。命の恩人だからとお礼がいいたくて・・・元気回復したその姿に涙が出ました。

「ガソリン代にして下さい」と5000円札を握り締めていました。当たり前のことをしただけだからと断ると、ではと車の中からリンゴを1個さしだしました。また涙が・・・

「リンゴはもらっとくね」やっとそれだけを言いあとは言葉になりませんでした。山は初めてらしいです。色々装備などの不備はありましたが・・・・い〜い青年です。原石で磨けば光るものを感じました。

「明日はどこへ?」と聞くので早池峰に行く予定だと告げ別れました。

翌日の雨の朝・・・青年は私達の前に姿を現したのです。(この続きは本文のレポートで!)


[3467] 【3634回 秋休みいただきます。】 2014-10-10 (Fri)

秋休みを頂きます。

●10月11日  名塩の幼稚園の運動会を見に行ってきます。

●10月11日午後〜13日

運動会終了後、そのまま高知に向けて走ります。夜明けに到着し両親の墓参りを済ませ、四万十市の従姉妹の3回忌の法事に参列。

(アイランドピーク遠征中に亡くなり、妹の様に可愛がってくれた大切な人でした)

●13日深夜から22日(22日は予備日)

13日高知から戻り車はガレージに入れる間もなく荷物を入れ替えたら東北地方の山々に行ってきます

北海道の帰りに立ち寄る予定だった東北の山々に心残りの無いように予定実行することにしました。秋田・後生掛温泉で1泊し「八幡平・早池峰・岩手山・大朝日岳・吾妻山」を登ってまいります。

途中の箸休めは「山寺」の見学です。クライミングしながら寺廻りも楽しいですが修験者にしか許可が下りないそうです。だから「見るだけ」

21日には帰阪する予定です。(予備日は22日)洗濯や荷物の片付けなどを済ませる時間があるかどうか不安ですが・・・

●23日から26日

同窓会参加のためふたたび四万十に帰ってきます。

四万十市大月町で前夜祭

四万十市入野で同窓会

四万十市の居酒屋で「慰労会」

26日は中村発の南風号で帰ってきます。

(10月12日〜26日までの間の書き込みをお休みさせて頂きます)この長期休暇が済めば春まで「登山は冬眠」に入ります。


[3466] 【3633回 いまどきの運動会風景】 2014-10-09 (Thu)

運動会シーズンが終わり勉強に集中できる季節となったと思います。いまどきの運動会は私達が子育てをしていた時と幾分違っているように感じます。

まず保護者は誰もかもが「ビデオとカメラ」を持っています。レンズ越しで覗く応援と肉眼で応援するのでは迫力も違うと思うのですが「後々の思い出のために。子供に見せるために」と一生懸命です。

だから生徒達の感動シーンでの拍手が少ないのです。拍手をしようにも片手にカメラやビデオがあるのでね・・・・

私が子育て時代にはいまほどビデオやカメラが各家庭に浸透してなかった様に思います。お友達のお父さんが写真を焼きまわしてくれたりプロの写真班が学校に張り出している写真を購入したりでした。

いまはUSBメモリーさえ貸してあげればプリントする必要はありません。パソコンに取り込み、メモリーを返却すればいいのですから。

「どの子がうちの子?」大勢いる中から我が子を探すのに苦労をします。みんなよく似ていますからね。できれば靴下や靴が特徴ある物にしていただければ非常にありがたいです。(笑)

私は孫の運動会は肉眼応援をモットーにしています。ビデオもカメラも親が必死で撮影しているのですから私の出番はないと最初から気楽に応援をしています。

低学年の時は目が合うと手を振ってくれましたがもう4年生にもなると競技に集中です。

過日、幼友達とランチタイムを楽しんだとき運動会の話題になりました。みんなの話は競技の思い出よりキャンデー売りやポン菓子や綿菓子を買った思い出ばかりでした。

「弁当が白米で嬉しかった」なんていまどき話してもピーンと来ません。学校帰りに食べた「アケビ&ココブ」の話になり私はアケビとココブの違いがいまいち理解できていませんでした。

熱心に説明してくれるのですがどうも・・わからん。

田舎の運動会は「幼稚園、小学校、中学校、地元青年団」が合同で行います。この日ばかりは働き者の親や親戚も農作業を休んで「花見遊山」のつもりで弁当を下げて出かけてきます。(呑んべえもいたなぁ)

今の様に綺麗なシートがあるわけでなく、ゴザやムシロを敷いて両手は拍手ができるようフリーにして応援に精出したものです。勉強が苦手な子はこの日ばかりはヒーローでした。(笑)

帰りには参加賞として帳面や鉛筆をもらって喜んで帰ったものでした。そして・・・そして・・校門の前で待つキャンデー売りのおじさんに「5円」を支払いペロペロと舐めながら自宅に向かいました。

いまと昔では応援風景が随分様変わりしてしまいましたが「力をあわせて最後まで頑張る」という生徒達の精神は今も昔も同じだと思っています。

あと11日に幼稚園の運動会が残っていますが、晴れるかな・・晴れるといいね。


[3465] 【3632回 クマとドングリ】 2014-10-08 (Wed)

街中にも熊が出没し被害に遭う人が増えています。主食となるドングリが少ないのでしょうか?

以前には、幼稚園児が公園に落ちたドングリを拾い、お山のクマさんにプレゼントすると言う記事も目にすることがありました。

山で何気なく踏みつけているドングリ・・・これさえあれば人里まで降りて来なくていいのではないでしょうか。

クマが住み家としている山奧に食物とするドングリなどが実ると人に被害を与える話は聞かなくなります。ドングリが不作の年は、人里にクマが大量出没といわれる現象になり、社会的な問題となっています。

クマは冬眠に向け、秋になるとブナ・ナラ類などの実をたくさん食べますが、年によって実りの少ない年もあります。ほとんど実をつけない年もあるそうです。

登山をする時、事前にクマの出没を予測し、それに備えることで、クマとのトラブルを避けることは人間にとってもクマにとっても大切なことだと思います。

クマだけではありません。鹿も猿も狸も丹精込めて作った作物を失敬され被害に遭う農家が多くあります。いま問題化されているのは「ハクビシン」です。「かわいいっ!」なんて言ってる場合ではありません。

ハクビシンは木登りが得意で、天井裏にも簡単に侵入します。頭部が入る場所ならどこからでも入り込めます。

天井裏に巣をつくり住み着いてしまい食卓を囲む天上からハクビシンのおしっこがポタポタと落ちてくるという被害に遭った家もあります。

ハクビシンは屋根裏の断熱材をベッド代わりにするだけでなく、糞尿の臭いは強烈なため、臭いで動物の存在に気づく人も出てきます。

ハトもそう。「年寄の生きがいだから」と人の迷惑顧みずパン屑を撒き散らす人もいます。近隣は洗濯物も干せない被害に遭って困っています。

夜間に通過した北海道・幌尻岳からの帰り道、車道を走る鹿の群れを見ました。

「わ〜っ凄いっ!」と感嘆の声を上げましたが近くには牧場があり、多分牧場内の餌を狙っての集団餌泥棒だったと思います。

私達は「かわいい」とか「凄い」とか好奇心の声をあげますが当事者の方達のとっては死活問題だと思います。

山でクマとの事故に遭わないためには「熊鈴」などを鳴らし人間が近づいたことを知らせる必要があります。

登山用品店「ロッジ」には熊鈴が販売されており、登山者と交差する時には一時的に鈴の音を止める操作がついている優れものがありました。

チリリン、チリリンと近くで聞くと結構耳障りとなります。

「クマに噛まれるよりましやっ!」と言われるかも知れません。

しかし一時停止装置の付いた熊鈴があると言うことは快適な山行をするためには優しい心遣いもいるということなのでしょうね。


[3464] 【3631回 六甲山があぶない】 2014-10-07 (Tue)

広島の土砂災害発生後「六甲山も危ない」と最近よく言われるようになりました。なぜならば六甲山は広島と同じ土壌の「真砂土」のため、土砂災害が起こりやすく水を吸うと崩れやすいのです。

六甲山の通称ピラーロックを通過する度に「前に来たときと形が変わってるなぁ」といいながら通過しています。

ピラーロックは「真砂土」で崩れやすく、多くの登山者が通過するためにポロポロと崩れて形が変わってしまうのです。

六甲山は近畿圏では街から近くて老若男女が登れる手軽な山として多くの登山者に愛されています。休日ともなれば阪急・芦屋川駅やJR甲南山手駅はリュックを背負った登山者が、わんさと押しかけてきます。

中央稜コースは行列ができ、なかなか前に進めないこともあるそうです。私達はそんな時は混雑を避けて地獄谷コースへ逃げるのです。

子供から高齢者まで誰にでも愛される六甲山ではありますが、実は遭難の多い山でもあることでも有名なのです。

いつだったか私達がクライミングを終えて高座の茶屋まで戻ったら消防車や警察車両が沢山出動しているところに出くわしました。

単独で入山し遭難した高齢者を探すため多くの救助隊が山に入り無線で指示が飛び交っていました。コースが沢山あるためどこを通過したのかもわからずその日は見つけることができなかった様子でした。

翌日登山道から滑落した形で遺体で発見されたそうです。「六甲山に行ってくる」だけではなく「どこから登ってどこに下山する」かを家族に伝えておきたいものです。

高齢者の単独行はあまりお勧めできません。一人住まいの方は高座の茶屋に登山届ボックスがあります。簡単なメモでいいですので入山届をだす習慣をつけませんか?

六甲山では岩肌にペンキで矢印を書き、迷路へと導く悪質ないたずらも後を絶ちません。山岳会の人たちがペンキで書かれたいたずら書きを消しても消してもイタチゴッコだそうです。

六甲山の手書きの道標は決して信用しない方がいいです。六甲山の特徴として多いのが獣道。猪の多い六甲山は、猪が歩きまわり、けもの道を作る。つい正しいルートだと勘違いして道迷いする人もいます。

私達もグループ山行中に六甲山に詳しいと言う人に先頭を歩いてもらいました。ところがどこでどう間違えたのかペンキのしるし通りの迷路に入ってしまったんです。

大きな岩場が突然目の前に出て来て、もえすぐ日は沈むと言う時間になり焦ったことがありました。あの時はアルプス等では味わったことのない道迷いに「こわいっ」と思った体験があります。

六甲山には535基の砂防ダムがあるそうです。(完成度は58%)まだまだ不足ということです。砂防ダムを造るのに約2億円から3億円かかるそうです。

急峻な場所への設置のため1基が完成するのに2〜3年かかり、しかも1年間で4基しか作ることができないのだそうです。砂防ダムがあったとしても土砂がダムを超えて流出する場合もあります。

六甲山の山肌に済む住民に危機感を感じているかとインタビューしましたら「うちは大丈夫」「今までそんな目に遭ったことがないから大丈夫」と言う人が多いのだそうです。

古くから住む住民が転居などをして入れ替わりが激しく災害の歴史を知る人が少なくなったのも危機感が薄れてきている理由だと言えると思います。

砂防ダムはすぐに作ることはできませんが住民の意識はいますぐでも変えられます。地域の自衛防災担当の人たちは「津波・地震の避難訓練は毎年するけれども土砂災害の訓練はしたことがない」と言います。

六甲山と言えども食糧(非常食も含む)ビバークできる装備を持ち安全登山を楽しんで頂きたいと思っています。

今後起こりうるかもしれない土砂災害の訓練も必要となってきます。


[3463] 【3630回 台風18号】 2014-10-06 (Mon)

台風18号は大阪を通過し午前8時過ぎには、静岡県浜松市付近に上陸したと気象庁は発表しました。2014年の台風の上陸は、8月10日に高知県に上陸した台風11号に続き3つ目だそうです。

御嶽山の救助隊のみなさんや家族のみなさんは焦りにも似た気持ちで空を見上げているのではないでしょうか。

どうぞ二次災害にならぬように救助活動を行って下さいと祈るような気持ちで朝を迎えています。

台風18号は警報を発令したため学校が休校となっていましたが警報解除で急遽登校することになったらしいです。あわただしい朝の風景が目に浮かびます。

仕事中に台風がひどくなり社員達は「早く帰らせてくれ!電車が止まる!」と総務に詰め寄ります。

上司に相談すると「途中で電車が止まったらどうするねん!会社の中が一番安全や!心配せんと仕事せぇと言えっ!」と言われたことがありました。(総務窓口はつらいよ〜)

あわただしい朝の風景と言えば「車もねぇ!、バイクもねぇ!、あるのはママチャリだ〜け!」だった若かりし子育て時代に、いまでは想像もつかない恰好で子供たちを自転車に乗せ会社に出勤していました。

背中にひとりくくりつけ、前に簡易の子供の椅子を付け勇ましく出勤です。1分1秒が闘いでした。グズグズしている子が出るとヒステリーが爆発・・今思うとゾッとします。

今の様に安全な子供椅子もなく前ハンドルに取り付けるだけの簡単な品でした。雨の日は最悪で前に乗る兄の方はズブ濡れのため商店街のアーケードの中で乾いた服に着替え通園バスに乗ります。

背中の弟の方は姑に預け出勤です。就業開始20分前には到着し机の掃除、湯茶の用意などを済ませて予鈴に合わせてラジオ体操をします。

就業開始には仕事ができる体制にいることが「正しいОLの姿」だと思っていました。

某銀行の話ですが女子行員に就業前に来て掃除をするよう言うと「早出手当はでるのですか?」「掃除をするために銀行に就職したのではありません」と言うらしいです。(怒)

全員がそんな事を言ってはいないでしょうが時代の移り変わりについて行けません。いい時代に定年退職していたものです。

登山途中で台風に遭ったのは月山と八幡平でした。(利尻岳は強風で撤退)稜線に出ると想像を絶する風で身体を持って行かれます。

耐風姿勢を取ったとしても危険極まりないのです。強風でバランスを崩し転倒や滑落する場合があります。よぉく天気を確認しておでかけくださいね。


[3462] 【3629回 深まりゆく秋】 2014-10-05 (Sun)

どこかでコオロギの声を聴きました。近くの公園だったと思うのですが「こんなところにもコオロギがいるんや〜」と驚きました。そりゃそうですね。町の真ん中に曼珠沙華が咲いているんですもの。

近くの銀杏の葉が色づき始めました。いよいよ秋です。でも朝夕は肌寒くても昼間は半そで着ててもまだ暑い〜

「ごきげんよう、さようなら」のドラマが終わってしまい何となく朝が寂しい気がします。新しいドラマにはまだ慣れず「ごきげんよう、さようなら」が懐かしいです。

別れ際に「じゃあ、ごきげんよう」と言うとニッと笑ってくれる人がいます。あっこの人もあのドラマ観てたんだなぁと・・・

今年も「交通安全技能コンクール」の季節がやってきました。今年は人選に四苦八苦し、おまけに担当窓口のおまわりさんが転勤異動となり、こりぁまた大変。

じゃあ棄権したいと相談するも却下されました。そんな簡単なものではないと一喝。じゃあどうする?

対象者全員で話し合いました。「練習時間が取れない」「自信がない等」みなさん消極的で・・・挙句の果てに私が優勝したことでプレッシャーが大きいと言う人もいます。えっ?それって私のせい?そんな馬鹿なっ!(怒)

他の警察署では既に練習に入っていると思うのに・・・此花署では、まだ選手が決まらない〜

「出場することに意義があるのだから」と候補者をあげ哀願し何とか渋々引き受けてもらいました。ホッ!

無理強いはいけませんが対象者の中から選ばなければいれないと言うルールなので、いずれ自分にも順番が回ってくるのだと言う前向きな姿勢で受け止めてほしいです。

10月28日大阪府警本部で第一方面大会が開催されます。大阪府下62署の代表の方達がテーマに沿って舞台の上で活躍されます。たかが10分間なのですがされど10分間なのです。

来年はもっと早くに対策を練らなければなりません。いまから頭の痛いことです。

「優勝者は出場できない」と言う規定があるおかげで私にお鉢が回ってこなくて助かります。なぜならば今回の様に出場者がいない場合いつでもかつでも出場さされるに決まっています。

頼まれれば「窮地を救わねば」なんてアホな考えから断りきれなくなるに違いありません。このルール誰が作ったのか知りませんがとても理にかなうルールだと思っています。

とにかく応援しなくっちゃあ!引き受けてくれたことに感謝しなくっちゃあ!


[3461] 【3628回 うっかりミス】 2014-10-03 (Fri)

10月3日は歯科医院の予約日なので、いつもより丁寧に歯磨きをして出かけました。「おはようございます」元気よく挨拶を済ま診察券を出すと「昨日でしたよ」

え〜っ?

あわてて次の予約をし直したものの帰宅してカレンダーを見ると「10月3日」に印がしてありました。他にチェックする資料も、もらっているのに、思い込みがこんな間違えをしてしまいました。

無断で約束を破った経験がないのでとても慌てて落ち込みました。(ごめんなさい)アルツのはじまりかなぁ・・・(ワルツではありませんよ)

その帰りに「無憂園」と言う保育園の運動会の応援に立ち寄りました。「見に来てね!」5歳のボーイフレンドと約束していたのです。

キョロキョロと落ち着きのない様子でしたが私の姿を見て思わず立ち上がり手を振ってくれました。待っていてくれたんだね。

来賓席のお偉い議員さんは、ものの30分もいないで退席されていました。(忙しいのはわかるけど・・・)

0歳児からの保育なので先生方のご苦労がとてもよくわかりました。

台風の影響でしょうか、太陽があたらず応援をする者にとってはラッキーな日となりました。まだ日中は暑くて真夏を思わせる日が続いています。

10月11日、孫の幼稚園の運動会です。年少組ですがお姉ちゃんやお兄ちゃんに日頃から鍛えられているので、運動神経が発達していて応援が楽しみです。


[3460] 【3627回 登山届の大切さ】 2014-10-03 (Fri)

登山届を出しましょうなんて言うと「いまさら何言うねん!当たり前やないかっ!」そう言われそうですね。しかし今回の御嶽山事故で登山届のない人たちが大勢いたことが判明しました。
 
御嶽山噴火で多くの犠牲者が出て、降雨による救助活動も難航しています。

心肺停止とされた方々は救助隊の人たちによって下山してこられましたが、まだ不明者が19人?いいえもっと残っているのではないかと言われています。

「山に行ったまま戻って来ない」「もしかしたら登っていたかもしれない」と家族が待機所に来たり、駐車場に車が残ったままであったり懸命の身元確認が急がれています。

長野県木曽広域消防本部は10月2日時点で事故に遭った人は71人としましたが「数字の信頼度は低い」と話しておられました。

当初は51人としていましたが、現在は「正確性に欠き混乱を招く恐れがある」として人数の公表を避けているそうです。

犠牲者の身元が続々と判明する一方で、いまも安否不明者の正確な人数はつかめないまま、また新しい朝を迎えました。

今回の事故で「登山届の大切さ」を再認識したのではないでしょうか?

登山届の設置場所にも今後の課題となるに違いありません。登山届けボックスからはみ出しているのも何度も見ました。

あの状態を目の当たりにすると提出しようと用意してきていても出す気が失せてしまいます。届けの回収はどこがどの様にして回収しているのか知りたいです。

北海道の百名山ではどの登山道の入り口でも目立つ登山届ボックスが設置されていました。「名前、都道府県、下山予定日」などを簡単に記入できるためみんなが素通りすることはありませんでした。

「山に入ったぞ」「下山したぞ」の情報が所轄の警察等にわかればいい仕組みになっていました。もっとも詳しい登山計画書は既に警察にメール送信されていますのでこれで充分なのです。

本土では登山届を投入する場所がわかりにくい山もあります。あっても提出せずに入山する人も多数います。

登山届を記入する場所にきて団体(15人ほど)の名前をひとりひとり書いているグループもいました。団体なら事前に登山届を用意し代表者名(グループ名)だけ記入し「別紙添付」とすれば後ろで順番を待つ人も助かります。

そんなグループの中のひとりにヘルメットを装着している我々をみて「どこの岩を登るの?」とあざ笑われた事もありました。参加者の低レベルに悔しい思いをしたこともありました。

今回の御嶽山の事故を教訓に「山へ行くなら登山届」を登山者全員が心に誓い安全登山を遂行したいと思います。


[3459] 【3626回 アンナプルナ南壁の映画鑑賞】 2014-10-02 (Thu)

午前中ボランティア事務所の勤務を終えてスカイビルまでまっしぐら!昼食は映画館で睡魔に襲われないように軽めに済ませて行きました。

映画のタイトルは「アンナプルナ南壁」です。

アンナプルナとは、ネパール・ヒマラヤの中央に東西約50 kmにわたって連なる、ヒマラヤ山脈に属する山群の総称です。最高峰8091mは世界第10位の標高。難易度は特A級。雪崩が多い山としても知られています。

あらすじは、ひとりの男性を救うために、世界10カ国の登山家が集結し「生きること」が肌で感じられる感動のドキュメンタリーです!

「キラー・マウンテン」と呼ばれるアンナプルナは、世界で最も危険な山として知られ、登山者の40%近くが命を落としているそうです。

スペイン人登山家のイナキは、2008年の5月この山の南壁に挑みました。ヒマラヤ山脈のアンナプルナ南壁は、世界で最も危険なルートと言われています。

山頂まで8000mの道程の中、標高7500m地点で7qも続く尾根を横断しなければなりません。

2008年5月、スペインのベテラン登山家イナキ・オチョア・デ・オルツァが、その尾根を横断中に高山病に襲われるという危機的な状況に陥り、同行者のホリアがSОSを発しました。

その時、報を受けた世界10ヶ国の12人の登山家たちは、自らの死をも覚悟するほどの危険な場所への救出活動に出向いたのです。

それから数年後、カメラは、この救出活動に参加した12人を世界各国に訪ね、当時の貴重な映像を織り交ぜながら、前代未聞の救出活動を振り返ります。

そこには、山で命の駆け引きをする登山家たちのゆるぎなき信念とともに、心を揺さぶるほどの生命の尊さが息づいていました。

この作品は一人のベテラン登山家の危機に、命を顧みず救助に向かった世界各国の著名な登山家たちを訪ね、山で命の駆け引きをする彼らの真実の言葉を記録した映画です。

今回の睡魔王は「ジヨ〜ン!」でした。チャンチャン!


[3458] 【3625回 ああ忙しいっ!】 2014-10-01 (Wed)

「交通安全キャンペーン」

30日午前8時ちょうど。西九条駅前で交通安全の啓発運動をしました。通勤・通学の人たちに自転車事故防止を広く訴えました。

過日も此花区酉島町にある「一休」と言う温泉の近くの交差点で死亡事故が発生したばかりです。

啓発運動を終えて西九条会館に移動。

区役所の広報係からインタビューを受け11月号の機関紙の表紙を飾ることになりました。自転車の事故を減らそうと言うテーマの特集を組むらしく我々も協力することにしました。

その後、路上に出てスマホしながら自転車に乗り、歩行者とぶつかるシーンの写真撮影があり迫力さに欠けると何度もNGの連発・・・はてさてどんな風に編集されているのか11月号の配布が待ち遠しいです。

この日の11時30分には幼馴染たちとランチの約束をしています。急がないと遅れちゃうよ〜

「打ち合わせと言う名のランチタイム」

10月下旬に四万十市で行われる中学校同窓会の打ち合わせに関西支部の面々が顔を合わせました。春のイタドリ採りで再会してからから久しぶりです。

待ち合わせ場所はいつものところ「マルビル」のロビー。昔はマルビルはもっと目立つ場所にありどこからでもすぐわかったのですが現在では高層ビルの谷間になり最初は迷う人もいました。

いつも待ち合わせ場所は同じところ・・・これが関西支部のルールになってしまいました。(街中の遭難を防ぐため)

さてさてどこで食事をするか話し合いマルビルの3階にある「豆助」にしました。ここは広くて空いていて長くいても追い出されることはありません。資料を作っていましたのでみんなに配布しました。

「前夜に宿毛で泊まらんか?」と松山に住む同級生の誘いに乗るか乗らんかを話し合いました。

「犬が・・・・」とペットホテルに犬を預ける人が何泊も出来ないと言い出しましたが・・・「行く〜!」と決定。23日から出発することにしました。!

次に同窓会を終えた日、同窓会の名前の由来となった「舞の森」に全員登ったことがないらしく山登りをすることになったそうです。だから・・その日は大阪に帰れませんのでもう1泊します。

ならば、地元の幹事たちで「アゲ」と言う反省会をするのですが、山を下りた日にしてもらえないか交渉中です。関西支部の新年会に中村から、わざわざ来てくれたパワーにお返しをしなくっちゃあ。

またまた「犬が・・・」でも泊まることに決定!

「犬が・・・」と、なぜそこまで言うかと聞くとペットホテルに預けると「うんち」が出ないらしい。人間で言う便秘らしいのです。何とデリケートなワンちゃんだこと・・・・

11時30分から午後3時まで打ち合わせと言う名のお喋りを済ませ、津山市から車で参加の友がいてみんなで便乗することにしました。帰りにさっそく津山までの切符を購入し、当日バスの中で合流することにしました。


[3457] 【3614回 自分に出来ることから】 2014-09-30 (Tue)

御嶽山の噴火でいろいろと考えなければいけないことが出てきました。

まず私は救急セットの中にマスクをいれました。

名札を2枚作成することにしました。1枚は不慮の事故で救助隊を呼ばなければならなくなった場合、下山中の他の登山者に名札を託し正確な情報源として使います。もう1枚は身元確認用に身に着けておきます。

自分で簡単にできるところから事故防止を考えたいと思います。

今回の心肺停止の人たちは医師の見解では、おそらく「火口付近で起きやすい事故は窒息」と指摘しています。火山は、マグマを伴わない水蒸気爆発であっても、地下から多量のガスや灰を噴き出します。

火口付近は一時的に酸欠状態になりやすく、ガスや灰が高温なら気道や肺がやけどする場合もあるといいます。現実に助かった人の中には気道が火傷状態の人もいるらしいです。

火山学者は「火口の周囲1キロ以内は火山灰が濃密なので、呼吸障害などになって長時間は耐えられない」と指摘しています。多くの噴石が落下してくるため、当たると致命傷になる可能性があります。

ニュース映像で山小屋の屋根の穴を見ても衝撃の大きさがわかります。「噴煙が迫ってきたら火口に背中を向け、耳をふさいで地面に伏せるくらいしか身を守るすべはない」と専門家は言っていました。

同じような事故に遭ったとして、どう対処するのか家人とよく話し合っておきたいものです。

「私が灰に埋まり掘り出すことが不可能ならば放置して下山し、詳細を救助隊や警察に報告してほしい」反対にジョンやポッチーが同じ状態になったとしても同じことをするでしょう。しなければ助からないのです。

それが非人情的だの何だのと綺麗ごとを並べるのではなく生きられる可能性に掛けてもらいたいと思います。みすみす助かる命を共に絶つことはありません。

今回もグループで登山中の仲間の足の上に大きな岩がのっかかり大量に出血したそうです。石を取り除くこともできず薄れていく仲間に「ごめん・・・」と声を掛けて下山した人が悲痛な胸のうちを話しておられました。

家族にしたら「なぜ?」と思うかもしれませんが現場にいない人たちが色々言ったり、同行者を責めてはいけないのです。

引率責任だの、リーダー責任だの周囲の心無い言葉は生きて帰った者が生涯傷つくことになります。せめて最後を報告してくれたことへの「ありがとう」の言葉で結びたいですね。 

今回の様な自然災害においては不可抗力です。「レベル3」の中を強引に入山したわけでもなく安全だと信じて登っていての自然災害なのです。

警察、消防、自衛隊、地元の山岳関係者などの総力をあげて、まだ山頂に残っている登山者の救出に力を注いでほしいと思っています。

ただし、二次災害には、くれぐれも気を付けて危険だと感じたらすぐに安全対策を取りながらの救出活動をお願いしたいと祈っています。


[3456] 【3613回 ふたつの学校の運動会】 2014-09-29 (Mon)

まずは「日程が重複しなくてよかった〜!天候に恵まれてよかった〜!」とホッとしました。

●西宮私立名塩小学校の運動会は27日秋晴れのもとに開催されました。姉弟そろって「白組」と、なり応援する方は集中できてやれやれです。

毎年、午前の部の最後は「名塩音頭」を老人会の方達の「生歌」に合わせて全校生徒が踊りお昼となります。

名塩小学校は地元と新興住宅地が混ざり合っており校区がとても広く保護者は弁当持参で応援にやってきます。自宅から学校までの距離は「歩いて30分」です。

●大阪市立春日出小学校の運動会も28日秋晴れのもとに開催されました。此花区には校区ごとに小学校があり生徒数は激減しており4年生においては1クラスしかありません。

何年も前から小学校統合の話も湧いていますがなかなか地元の反対があり実現に至っておりません。

保護者は午前中の競技が終われば自宅に帰り昼食を済ませます。生徒は教室で弁当を食べます。自宅から学校までの距離は「歩いて5分」です。


ふたつの学校を見比べてみると「ラジオ体操&ストレッチ体操」「地元の人たちと盆踊り&鼓笛隊パレードが午後の合図」どちらの学校も特色があり、それぞれに面白かったです。

どちらの学校も高学年(5年・6年)の生徒が機敏に動きお手伝いをしていました。競技に参加する生徒はどの子も真剣で一生懸命さは共通していました。

校区の違う小学校の子たち(サッカー仲間だそうです)がグループでやってきました。手には大きな袋のポップコーンを持ち、ジュースを持ち、生徒の待機場所で何やら喋っていました。

しばらく様子を見ていると、お菓子を生徒に食べさせ始めました。しかし、どの親も注意する人はいませんでした。

「君たち!校内は飲食禁止と注意書きがしているよ!。お菓子を食べるなら校門のそとへ出なさい。応援に来たのならお菓子をリュックになおしなさい」と言うとスーッと全員いなくなりました。

些細なことですが小さな芽のうちに公共ルールを守れる子たちに軌道修正したいものです。そして見かけた大人達も我が子だけでなく地域の子供たちの躾けもお願いします。

運動会を終えて保護者席に戻ってきた孫たちに「よく頑張ったね。応援に来てよかったわ」どの子にも最後まで頑張ったことを褒めてから帰ってきました。あと・・・幼稚園の運動会が残ってるなぁ・・・

しかし、どの学校も運動会名物の「万国旗」がグランド中に垂れ下がっていませんでした。どうしてかなぁ?


[3455] 【3612回 えらいこっちゃ】 2014-09-28 (Sun)

長野県と岐阜県にまたがる御嶽(おんたけ)山(3067m)が噴火しました。多くのけが人がでた模様です。どうぞ知り合いがこの中に巻き込まれていませんようにと祈るような気持ちでニュースに、くぎ付けです。

気象庁は9月27日11時53分頃に噴火した御嶽山の噴火で、噴火警戒レベルを(平常・1)から(入山規制・3)に引き上げました。

7人が行方不明のほか32人が重傷で、そのうち7人が意識不明だそうです。避難して来た人は「雷みたいな音がして、煙が来て、灰が飛んできた。辺りも何も見えなくなって、石が降ってきた」と話していました。

山荘や登山道に取り残された人が40人以上いるという。一方、岐阜県側でも登山者と管理人31人が山小屋で取り残されているそうです。警察は、28日の日の出とともに御嶽山の3つの登山口から救助に向かう予定。

噴火警戒レベル

●レベル5(避難):危険な居住地域からの避難等が必要

●レベル4(避難準備):警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要

●レベル3(入山規制):登山禁止や入山規制等危険な地域への立ち入り規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等

●レベル2(火口周辺規制):火口周辺への立ち入り規制等

●レベル1(平常):状況に応じて火口内への立ち入り規制等

御嶽に限らず活火山への登山についてはよく調べて注意事項に従って安全を期すようにしたいと思っています。

そう言えば八幡平でテント泊をしていた時、大きな音とともに地震かと思われるほどの揺れを感じて飛び起きました。

係員ま方も飛んでこられて「あれは水蒸気爆発です」と説明をしてくれたことがありました。あちこち危険個所と隣り合わせ・・・こわいですね。


[3454] 【3611回 10月はドタバタと】 2014-09-27 (Sat)

10月に同窓会があり四万十市に帰ります。同窓会を終えたら従姉妹の家に滞在して病み上がりの従姉妹に代わり家事手伝いをする約束をしていました。

しかし「みっちゃ〜ん!また入院したがよ〜困ったちや!」力の無い声で電話がありました。

私が行くのを、あんなに楽しみにしていたのに、張り切っていたのに・・・・前回の退院後、高知市内に住む娘や息子の家で養生していたのですが、四万十市の家に帰ることもなく三度いいえ四度の入院となりました。

10月の上旬には法事のために四万十入りします。戻ってまた下旬に同窓会に四万十に帰ります。(ああっ忙しいっ!)高速道路が開通したとは言え高知はまだまだ遠いです。

法事の帰りに入院先の高知医大に立ち寄ることにしています。

30日には同窓会の打ち合わせと称して関西に住む幼馴染みがランチに集合します。(関西支部と言っても姫路、岡山からも集合です)

私は夜行バスで帰りたいのですが(寝てたら目覚めて到着だもん楽ちん)他の人たちは「バスは時間ばかりかかってあんなしんどいもんはない」と不評です。

それに姫路、岡山と途中からの合流もあるので流れに逆らえず新幹線と南風3号で乗り継ぎながらの帰郷となります。

「さわやか信州号」等は登山の時に利用するのですが私はバスが好きなのか所要時間はあまり気にかかりません。

しかし高速道路でのバスの事故も多発しており「安ければ良い」でバス会社を選ぶより労基法にのっとりきちんと安全を守り、ドライバー教育ができていて乗客の安全を第一に考えてくれるバス会社を選ぶことが大切です。

乗り合わすバスにツアー客はいないかのチェックも出来るといいですね。私達も昔団体で路線バスを利用し、ごく普通の会話や笑い声であっても団体となると一人旅の人にとっては騒音となります。

いつだったかミカンがバスの中に転がりみんなで笑っていたら「うるさいっ!」と中年のおじさんに叱られたことがありました。

その点、夜行バスだとカーテンを閉め、決められた時間がきたら照明が消え話し声もなくなりますので快適に寝て行くことができます。

私は寝台列車も好きでした。社員旅行にもよく利用しました。「飛行機の時代に〜」と旅行者から呆れられましたが列車の中でのコミュニケーションが旅行の目的である「親睦」をより深めてくれました。

フェリーも好きですよ。社員旅行で南港から九州に向かう時、山の様に積み込んだアルコールが無くなり「酒・サケ・さけ〜」と騒ぎ始めました。

まだドラの音も鳴っておらず南港の売店に走ったことがありました。普段はなかなか話のできない東京・篠山の工場・大阪・九州・仙台などの人たちが車座になり仕事の事を話し合っていました。

「責任者はどなたですか?」と船員さんに注意を受けましたがいまとなっては懐かしい思い出です。下船時にひとり足りなくて大騒ぎをしていたら別の団体の後ろに付いて下船していたこともありました。

現在は社員旅行も実施されてないようです。若者が多くなり団体旅行が疎ましく思われる時代となったようです。

古きよき時代を回想してばかりではいけませんが人情も厚く仕事を離れた付き合いも結構あったような気がします。いまは個人情報がなんとか、かんとかで、仕事以外のお付き合いもなさそうです。

まだ、人情味のある、い〜い時代に退職していたものです。


[3453] 【3610回 ビバーク】 2014-09-26 (Fri)

ビバークとは、登山やキャンプなどにおいて緊急的に野営することを指す用語。不時泊とも言うのだそうです。

テントを張る場所がない場合や急激な天候の悪化などで設営が困難な場合に、岩陰や樹の下、雪を掘って作る雪洞にて、ツェルトなどの簡単な用具を張って緊急避難的に野営することを言います。

これを「フォースト・ビバーク」と言い、一般的に単にビバークと言ったときはこのフォースト・ビバークを示します。

雷鳴を頼りに落雷をくぼ地でやり過ごす、あらかじめ気象情報などで知った台風などの風雨から身を守るために樹林でやり過ごすといった、先を見越した計画的な「フォーキャスト・ビバーク」もあります。

急激に天候の変わりやすい山岳では、フォースト・ビバークの状況に追い込まれるのを避ける意味でも、体力や気力が奪われる前にフォーキャスト・ビバークする事も遭難を防ぐうえで重要です。

雨具、防寒具、使い捨てカイロ、レスキューシートなどの基本的な登山装備を使ってビバークし夜明けを待てば、ヘリコプターによるレスキューか自力下山のセルフレスキューかの冷静な判断ができるのではないでしょうか。

但し怪我を負っている場合や危険にさらされている場合はこの限りにあらず。

過日、石鎚山登山中に道迷いして愛媛県警西条署の救助隊を呼び、ヘリで救助中に救助隊の人が亡くなると言う悲しい事故が起きました。

そんな悲劇の直後だと言うのに助かった3人のうちのひとりのフェイスブックには『いろんな発見があって楽しかったよ(^^)。ぜひ一度は行ってみて!! 笑』などの書き込みをしていることがわかりました。

ネット上では、「遭難してこの日記はないだろう」「普通はご迷惑をおかけしましただろうが」「職務とは言え人生を捧げた殉職警官も浮かばれんなあ」と非難の声が相次いだそうです。

(ネット上の反応を知ったためなのか、その後、男性のフェイスブックアカウントは削除されてしまいました)

西条署によると3人が登ったコースは、徒歩で行けるよう整備されているものの、途中が岩場になっており、クサリ場が3か所もあります。

しかし、3人は、半そでシャツの軽装で、落石の危険などもあるのにヘルメットを着けてなく、余分の食料もなく、方位を示すコンパスも持っていなかったそうです。

3人のうち2人は、登山経験がなく、残る1人は、子供のころに親に連れられて、反対側の緩やかな道から石鎚山を登ったことがあっただけ。

こんな無謀な登山者のために救助要請があれば、救助のヘリを出さなければなりません。こんな無謀な登山者のために救助隊員は命を掛けなければなりません。

ヘリの救助費用については、3人に請求しないという。これでは反省どころかまた同じ事故をどこかでやるに違いありません。だって反省していないのですからっ!

亡くなった救助隊員の方には本当にお気の毒なことをしました。心から哀悼の意を捧げたいと思います。登山者のひとりとしてセルフレスキューができる装備を常にザックに入れておきたいと思っています。

ツエルト、防寒着などの装備をきちんとしていれば道迷いならば若い3人(20代)ですからビバークをし、翌朝、軌道修正をする方法が取れたはずです。

食糧がなくても一晩ぐらい何とでもなります。安易に救助要請をしすぎるのではないでしょうか。

ビバークは経験がないととても不安です。利尻岳で強風のためビバークをすると決めた時も、まだ明るいし下山できるのではないかと正直思いました。

しかし明るい間にビバーグの場所を確保し、落ち着いて食事も済ませ、防寒着と合羽、ツエルトに包まり夜明けを待つ方が安全であることを身を持って体験しました。

機会があれば車と並行した場所で(つらくなればいつでも車に戻る)ビバーグの体験をしておいた方がいいと思っています。 


[3452] 【3609回 秋の交通安全スタート!】 2014-09-25 (Thu)

此花区の「秋の全国交通安全総決起大会」が区民ホールで24日に行われました。参加者はほとんどが高齢者。それでいいのです。テーマが高齢者の自転車事故防止なのですから。

私達推進委員は高齢者の方達に理解して貰い易く、イラスト入りでプラカードを作り檀上にあがりました。当日の打ち合わせなのでうまく行くかどうか心配でしたが・・・・

みんな頑張って事故防止をアピールしてくれたと思っています。

区長も議員団も町会長も挨拶の中に自転車との接触で危険な目に遭った話をされていました。

歩いていて自転車との接触で「あぶないっ!」そんな思いは誰しもが経験しています。それが事故に繋がってないだけだと思います。

自転車事故に遭わないためには山の中に逃げ込むしかありません。いえいえ、山の中とて自転車で走ってこられます。トレイルランナーも自転車みたいなものです。

自分の身は自分で守り、家族も守るしかないのです。ではどうすればいいのか・・・みんなでルールを守るのです。事故防止の呼びかけをするのです。

大阪府警本部から思いがけない感謝状を頂きました。この齢になって感謝状ってちょっと気恥ずかしくもありましたが有り難く頂戴しました。

大会後に推進委員だけ残り教育コンクールの選手の選出をきめるのですが、なかなか「うん」と言ってもらえず困りました。担当警察官は毎晩眠れぬ夜を過ごしているらしい。何としてもみんなにお願いしなければなりません。

過去の優勝はそれなりに栄誉なのですが、それがプレッシャーでなかなか引き受けられないと言うのが本音の様です。

優勝した選手は今後出場できないと言うルールなので「棄権できないのなら久田さんが名前を変えて出場しなはれ」の意見まで出て失笑〜・・・と言うかあきれ果てる〜!

「参加することに意義があるのでは」とひとりひとりを説得し、やっと勇気ある手があがりました。感謝です。

みんなで応援に行くからね!


[3451] 【3608回 お彼岸の中日】 2014-09-24 (Wed)

いつもは混雑を避けて早めにお詣りするのですが23日彼岸の真っ只中に一心寺さんに行ってきました。

一心寺(いっしんじ)は、大阪市天王寺区にある浄土宗の寺であり、正式名称は坂松山高岳院一心寺(ばんしょうざん こうがくいん いっしんじ)と言うそうです。骨仏の寺としてよく知られています。

一心寺は宗派を問わず、納骨をお受けしていただけます。納められたご遺骨は10年分をひとまとめにしてお骨佛(遺骨で造られる阿弥陀如来像)を造立しています。

お骨佛は核家族化や現在の墓地事情などの環境変化に加え、先祖の遺骨をいつも、いつまでも大切に供養したい、というご遺族の思いが多く、納骨に訪れる方は年を追って増えているそうです。

私の姑は岡山県に墓地があるにもかかわらず生前に私に「一心寺さんがエエ」と哀願されました。

一心寺なら誰でもお詣りに来てくれ賑やかだからと言う理由でした。姑、舅ともに既に阿弥陀如来像に収まっています。

ゆくゆくは私も入るのでしょうか。お彼岸中日の一心寺境内の平均年齢は「80歳越え」で私はピチピチギャルの部類に入りました。

前に進むのも阿弥陀如来像を拝むのも、また帰り道も、ゾロゾロ、ノロノロと地下鉄も大変な人でした。

尚、一心寺の駐車場は閉鎖されていてお詣りは電車がよろしかろうと思います。

看板には『ごめんなさい。平成24年1月から参詣者用駐車場は無くなりました。

これまで一心寺の狭い駐車場をご参詣にご利用いただきましたが、十分な台数がとれず待機行列が25号線に長くのびて深刻な渋滞を引き起こすため、閉鎖やむなきに至りました。』

の看板が掛けられていました。この「ごめんなさい」で始まる看板がなんとも一心寺らしく心癒される気がします。

なお、近くに民間の駐車場がありますが空車待ちの車が、なが〜い、なが〜い列になっていました。

一心寺は年中無休で、山門は午前5時に開き午後6時に閉まります。その間、境内・納骨堂・墓地等へご自由にご参詣できます。

私の両親は遠く離れた土佐の高知に眠っています。土葬でしたのでもう土にかえっていると思います。今更掘り返して一心寺に引っ越してくるより自然のままに故郷に眠っている方が幸せだと娘たちは思っています。


[3450] 【3607回 道の駅で毒キノコ】 2014-09-23 (Tue)

滋賀県高島市朽木市場の「道の駅くつき新本陣」で販売したキノコのパックに有毒のツキヨタケが混入していました。

滋賀県は22日、食中毒の症状が出た人が12人増えて計14人になったと発表しています。

滋賀県は、道の駅くつき新本陣に対し、23日から3日間、食品販売業務の停止を命じたそうです。

ツキヨタケが混入した「山菜類」パック12個のうち、9個の販売先が判明。21日までに訴え出た2人に加え、購入した7グループの11人と、出荷した女性の知人1人にも、嘔吐や腹痛の症状が出たことが分かっています。

食中毒症状になった人たちはいずれも軽症で、快方に向かっているそうです。3日間の営業停止でほかの製品を出店している生産者のみなさんの生活が脅かされないといいですね。

高島トレイルの帰り「あんこ入りとち餅」を買いに必ずと言っていいほど立ち寄っていた道の駅で毒キノコ事件が発生し驚いています。

キノコ採りで行方不明や遭難はよく聞く話ですが毒キノコが混じっていたとは大変です。

買う側は「絶対に毒キノコなんて入っていない」と安心して買っています。

しかし道の駅というところは「販売の場所を提供しているだけ」で商品の安全については生産者にゆだねているのだそうです。

北海道滞在中も「道の駅」を見つけたら立ち寄っていました。「道の駅=新鮮・安全」と思っていますからね。

能勢方面にある道の駅まで車で買い出しに行ったこともあります。いつも駐車場は満杯の繁盛ぶりです。

私は故郷にある道の駅もどきの「良心市」が大好きです。おばあちゃんが朝早くからつくったであろう土佐寿司や、ぼた餅を求めて必ず立ち寄ります。

しかし最近ではお金を入れずに商品を持ち去る人、正当な金額でなく5円だの1円だのを入れて持ち帰る人が多くなり商品を出す生産者が目減りしているそうです。

商品を提供している人と買う人の信頼関係で成り立っていた「良心市」が名前の由来通りに、もとどおりになりますように大阪から祈っています。


[3449] 【3606回 定年後はお互い譲り合って】 2014-09-22 (Mon)

じつは・・・・

じつは「クライマー」の映画もう一度見に行きました。

間もなく次回作の「アンナプルナ南壁」の上映だと言うのに・・・ね。

初回は、うつらうつらと、満腹でお昼寝モードで観たために何かスッキリしなくてね。

その結果スッキリしましたよ。!よかったですっ、まだ上映しててくれて!スッキリ〜!


ところで「夫に言われてイラッと来る言葉」って何でしょうか。定年退職して自宅で過ごすようになってからでは間に合いません。いまから胆に銘じておけば大丈夫ですよ。

「夫に言われてイラッと来る言葉5ケ条・・但しテレビの受け売りです」

●@ お前に任す

「今日は何する?」と献立に困った妻が夫に聞くと「お前に任す」と言われた事ありませんか?私は最初から当てにしてないので腹立たしくは感じませんが世の奥様は感じるんですって。

●A ずっと家にいて暇だろ?

家の中の仕事がどれほど大変か知ってますか?定年退職されたらしばらく主婦してみますか?

「洗濯は洗濯機がする〜」なんて憎たらしいこと言われたことありませんか?じゃあ洗濯機に入れておいたらアイロンかけて収納までしてくれますかってんだよ〜

●B 電気つけっぱなしだよ

つい消し忘れた電気を夫が指摘。気が付いたら消してくれればいい!「電気ついてたから消しといたよ」と言えば次から気を付けるし、まあるく収まるし、いちいちそんなこと報告されなくても気が付いたらしてっ!

●C ○○入れたら美味しいよ

せっかく作った料理にケチつけられて気分を悪くしたことは?出来上がった料理が「まずい」と言われている気がしませんか?もっとやさしく扱ってよ〜!

●D また同じモノ買ってきて!

だから献立に困って「今日は何にするか?」って相談したでしょ!。五月みどりじゃないけど1週間に10日間コロッケばっかり買うてきたろか?

まぁまぁ性格の違う人同士が同じ屋根の下で暮らしているのですから、どこかで妥協せんといかん。

一人暮らしの人が羨ましく思う時も多々あるけれど消すわけにはいかんし、あまり接点を作らないように自由に生きていくのがエエなぁ。

「顔を突き合わすと喧嘩ばかりしている」と言う知人がいます。そうかと思うと「残された人生を共に寄り添う」と言う知人もいます。食事をしながら同じ席で真逆の話を耳にするとちょっと複雑でした。

要するに定年退職をされたご主人に趣味を持ってもらうことだと思います。妻の生活に干渉しないことだと思います。

趣味は「ローマは1日にしてならず」ではありませんがすぐに見つかるものではありません。定年前から自分の生き方を決めておいた方がいいと思います。

定年後は田舎に家を構え農業をしたいと言う男性が多いそうです。でもね妻を巻き込まないでくださいね。妻の意見を尊重し田舎暮らしに妻が付いてきてくれなければ一人でやればいいのです。

定年後まで妻に苦労をさせないでね。働いてきたのは夫だけではありません。妻の家事と言う仕事には定年はありません。


[3448] 【3605回 秋の交通安全運動スタート】 2014-09-21 (Sun)

秋の全国交通安全運動が9月21日から30日まで全国で繰り広げられます。此花区では24日に決起大会を行います。

全国重点は

☆夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止

☆全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底

☆飲酒運転の根絶

大阪重点は

高齢者の自転車事故防止です。

府下全域で行われています交通安全講習会にも積極的に出席して事故の恐ろしさを再認識しましょう。

新潟の山々のレポートもアップし私個人の感想も那須岳で終了しました。いまは自宅付近で秋を満喫しています。

朝の連続ドラマも、いよいよ最終週に突入です。留守をしたわりには録画機能をフル回転して今回は機嫌よく見ました。(前回の「ごちそうさん」はイビリシーンが度々あり途中で見る気が失せました)

魔法使いのおばさん(おじさん)の様な声の美輪明宏もドラマに大きく貢献したと思います。

原作者によると石炭王(蓮子の前夫)は早くに登場シーンが終了していたらしいですがファンの「消さないで!」の声に東京に出張したり花子の家を訪れたりと登場シーンを増やしたんだって。

「ごきげんよう、さようなら」を合言葉に次回へと続くのですが今までの放送の中で、たった一度だけ「ごきげんよう」を言わず「さようなら」だけを言った日がありました。お気づきでしたか?

それは花子の息子「歩くん」がなくなった回のみ「ごきげんよう」がなかったです。

『赤毛のアン』の題名で翻訳出版され、日本中を魅了しました。ドラマが終了したら読書の秋と言うこともあり読んで見ましょうか?


[3447] 【3604回 新潟の山5座・・・その5 ラスト】 2014-09-20 (Sat)

新潟の山5座・・・その5 那須岳 1917m

那須岳・峠の茶屋の駐車場から見上げるとロープウエイ頂上駅が見えています。ロープウエイに乗ったとしても頂上まで歩く距離がありそうです。

わずかな距離につき、なだからな登山道をゆっくり歩くことにしました。那須岳と言う名の山はなく「茶臼岳、朝日岳、三本槍岳」まとめて那須岳と呼ぶのだそうです。

標高1462mのところにある駐車場は100台以上のスペースがあり花の時期、紅葉の時期には駐車場からあふれる車もあるそうです。

「アッ」と言う間に分岐点の避難小屋に到着です。当初は茶臼山だけ登る予定でしたが朝日岳にも行こうと言うことになり右方向に突っ込むことにしました。

子供たちも遠足に利用する茶臼山と違って朝日岳はいきなりの鎖付きの岩場の登場です。

「那須に行くには強風を覚悟で行け」と言われるほど風が強く、暴風対策の鎖が頂上まで、ほぼ全域にかけられています。

しかも赤茶けたさびだらけの鎖と違い真新しい鎖でした。「さすがっ〜御用邸の御ひざ元!」と感心しきりでした。

朝日岳の頂上で雷の音を聞き急いで降りてきましたが地元の人に言わせると自衛隊の演習の大砲の音だとか・・・まぎらわしい〜。

朝日岳から避難小屋まで戻り茶臼山へと登り返します。活火山のため硫黄の臭いがプーンとしてきました。すぐにガスがかかり、お先真っ暗になりました。岩場のマーキングを見落とさぬように歩き、まもなく頂上へ到着です。

予報士のお告げ通り頂上に着くとガスが消え360度大パノラマに子供の様に(いやいや子供よりうるさかったゾ)喜びました。

「なっ、なっ、言うた通りに晴れたやろっ!」お鼻はググーンと空に向いています。

ロープウエイ駅から大勢の子供たちが上がってきました。

「ごきげんよう」と声をかけ記念撮影にならぶ子供たちの列に紛れてちゃっかりハイ、パチリ。那須岳の表紙に使った写真は今回のお気に入りです。

下山中の子供たちにも出会いましたが下級生は歩いて避難小屋まで、上級生はロープウエイで頂上までと学校の御約束らしいです。頂上は石ゴロゴロで危険だもんね。先生よくわかってらっしゃる〜

子供たちも上級生になればロープウエイに乗れると楽しみにしている様子がとてもかわいらしかったです。

一瞬にして変わる那須岳の天候に慌てずに落ち着いてマーキングを見落とさないでルートから外れなければ遭難することはありません。

パトロール中の山岳会の方によると捻挫、転倒、ガスによる道迷いの多い山だそうです。急な雨に子供たちが合羽を着ていましたがビニール合羽の子も多く、ちょっと気になりました。

学校行事ならば予算を取り生徒数に見合った「寒さに耐えられて雨に耐えられる安全な合羽」を学校の備品として保管してはいかがなものかと思ったりしました。

(誰が着たのかわかんないのはイヤ、小さい、大きいetc.文句出るんでしょうなぁ)せめて上下別々の合羽持たせて欲しい。ポンチョ式の合羽は風でめくれあがって濡れてたよ〜


[3446] 【3603回 新潟の山5座・・・その4】   2014-09-19 (Fri)

新潟の山5座・・・その4 会津駒ヶ岳 2133m

地元の人からは「会津駒」の略称で親しまれています。登山口からいきなりの長い木製の階段がお目見えです。

なだらかで、木の根を踏みながら、山行時間も往復6時間ほどなので気分的にリラックスして登ることができました。

頂上直下には「駒の小屋」と言う管理人のいる素泊まりの宿泊施設もあります。

但し完全予約制ですので利用する時は登山口から予約を入れて登ってください(携帯が通じるかどうかは・・・機種により違うので・・・わからん)

出発後にあいにく小雨が降り始めました。負け惜しみではなく尾瀬山系には雨の方が良い!しっとりと濡れた木々や草原と雨がよく似合います。

途中に「水場」の道標しかなくて登り詰めて行くといきなり頂上直下の小屋が見えるって感じです。しかし小屋が見えてからの頂上を踏むまでが結構な距離に感じました。

少し斜めに傾いた木道がゆるやかなカーブを作り、駒の池や池塘や草紅葉が登って来た者への褒美だと言わんばかりに感動をプレゼントしてくれました。

頂上では奇跡の如く雨がピタリとやみ、前日に登った燧ケ岳がくっきりと浮かんでくれました。この感動があるから山はやめられない〜。

それにしてもツアー客はマナーが悪い!

20数人を引き連れてガイドらしき人が先頭を歩いてはいましたが右も左も自由に歩かせていると言った感じでした。

木道が二列あれば片方に集めて通過さすのがガイドの役目。それにやたらうるさい。花が綺麗、山が綺麗なら共通の話題なのでまだ許せます。

しかし、どこの誰がどうしたと世間話は耳障りとなります。騒音を避けるため、とうとう小屋に立ち寄ることができませんでした。

山行中は必要最低限の会話の方が体力の消耗が少なく済むのではないでしょうか。

トムラウシ遭難事故の教訓が生きていないのか、ツアースケジュールを詰め込みすぎている気がしました。全員が同じ速度で歩けるはずがありません。

しかしバスに戻る時間は決められているため小走りに駆け降りる人も出てきます。足の早い班、やや遅い班と二分し時間に余裕を持つのが安全登山に繋がると思いました。

私達は足が遅いのでツアーには不向きだと痛感しました。


[3445] 【3602回 新潟の山5座・・・その3】 2014-09-18 (Thu)

新潟の山5座・・・その3 燧ヶ岳 2356m

2003年に至仏山に登った時、何で燧ケ岳も同時に登らなかったのかと後悔しました。

その時は団体行動だったため燧ケ岳山行が未踏のままとなりましたが、尾瀬に再び訪れる日が来て今思えば残しておいてよかったなと思いました。

美しく咲き誇る尾瀬の水芭蕉もウオーキング協会で行った経験があります。スタッフミーティングで「三条の滝」に案内しようと打ち合わせをしました。

代表者に「箕面の滝と変わりまへんで〜しょうもなっ!」と言われました。夜半まで喧々諤々と話し合い「では希望者だけ」という接点見つけて引率した事を思い出しました。

箕面の滝は箕面の滝、三条の滝は三条の滝、それぞれに美しいのです。そう感じ取るのは個人なのです。

「どの山も一緒でっせ」そう言われている様で、徐々に心が離れて行った若かりし日の思い出・・・。おかげで山登りに専念できたかも。

燧ケ岳は、なだらかで時間のかかる尾瀬沼コース、急登で時間が短縮できる御池コースと自分の体力に合わせて楽しめる素敵な山だと思います。

雨上がりは特に美しい!晴天ならば頂上から尾瀬の全景を見下ろすことができます。尾瀬ならではの池塘も他の山にはない神秘的な美しさがありました。

燧ケ岳は双耳峰で俎ー(まないたぐら)と柴安ー(しばやすぐら)の2つの峰を登ってはじめて燧ケ岳に来たと実感が湧いてきます。

私達の選んだ御池コースはかなり悪路の岩場が続きます。御池コースを選択するならば六甲山・芦屋川から入る地獄谷でトレーニングを積み重ねてから行けば安心できるのではないでしょうか。

わずかな距離ではありますがザレ場の通過もあり、傾いた痩せ尾根もあります。これもまた六甲山・ピラーロックでトレーニングを積み重ねておけばスムーズに進むことができます。

怖がっていては前に進めませんが大胆に歩いても滑落のもととなります。「山は小股で一歩づつ」・・・これが原点だと思っています。

御池ルートは距離も短くてお勧めです。尾瀬は木道が濡れていると滑ります。特に下り坂は滑り台の様にツルツルと滑ります。

雨、風、岩場、濡れた木道など色々な場面を想定してトレーニングをしっかりして楽しい山行を続けたいと思っています。


[3444] 【3601回 新潟の山5座・・・その2】 2014-09-17 (Wed)

新潟の山5座・・・その2 越後駒ヶ岳 2,003m

平ケ岳から下山し銀山平温泉で汗を流しました。この日は群馬県太田市に住む岳友の大輔岳友夫婦が、わざわざ私達に会いに来てくれました。

温泉から上がり車に戻ってみると見覚えのある懐かしい顔がふたつニッコリと微笑んでいました。「お久しぶりッス〜!」彼の特徴のある言い回しを久々に聞きました。

この地には喫茶店やレストラン等の施設が1軒もありません。仕方がないので枝折峠登山口で山賊の食事で我慢してもらうことにしました。

ごはんを炊き、ヘシコを焼き、あとは玉子ごはんや特製ナスビの漬物など、ヘルシー!ヒンジャク〜!

まっ!山賊しか食べないような食材でしたが「美味しいっ!美味しいっ!」と食べてくれました。ご馳走はなくても再会の喜びがステーキやカニやフグに変身したような至福の時間でした。

しばらくして「fit」のトランクを開けようとしたところ荷物が挟まっていたのか開きません。「ス☆ル会社」に勤務する大輔くんが「取説ありますか?」と素早く説明書を読み手動で開閉装置を開錠してくれました。

「さすが〜!プロですなぁ」そしてハッテリーを充電してもらい事なきを得ました。明日になって気が付けば駐車場に一人も人影無しってか〜(早く気づいてよかったわ〜)

翌朝、枝折峠登山口で登山届けを投函して尾根道、木橋を踏み、振り返ると絶景っ!奧只見湖を見ながら山頂泊のためゆっくりと登りました。

越後駒ヶ岳は日帰りコースでも充分なんですが山頂からの沈む夕日に、昇る朝日もいいものだとテント、食糧などを入れた重たいリュックを担ぎました。

頂上直下にある駒ノ小屋には管理人さんがおり、バイオトイレの設備が整っていて感動しました。

この日は小屋泊まりもおらずテン場も空いておりました。連休になるとドッと押し寄せてくるのでしょうか?山頂からの眺めも雄大で、男性的でよかったです。


[3443] 【3600回 楽しいはずの連休が・・・】 2014-09-16 (Tue)

新潟の山から戻ってくると山の事故があちこちで発生していました。最近は天候が不安定の中、山岳事故が起こらねばいいのにと思っていた矢先でした。

●石鎚山系・大森山

愛媛県西条市の石鎚山系・大森山(標高1399m)で、15日午前7時20分ごろ、遭難者を救助しようとした県警西条署山岳警備救助隊員(33歳)が山中の斜面から滑り落ち頭などを強く打って死亡しました。

警察によると、遭難者からの通報を受け、県警ヘリで出発し標高1100mの沢付近にいた遭難者3人を発見。ロープで降りた直後約20メートル下に転落したそうです。

いま転落原因を調べています。遭難者は松山市の20代男性2人と広島市の20代男性は山頂を目指して登山中に遭難。14日午後4時10分ごろ「道に迷った」などと署に通報しました。

登山者は県警の救助を受け怪我もなく救助されました。

亡くなった警察官は2006年春、県警に入り、2011年から山岳警備救助隊に入隊しました。将来のある若い警察官に心から哀悼の意を表したいと思います。


★★★★★★★ 北アルプスの事故 ★★★★★★★

9月13日からの3連休中、北アルプスで、山岳遭難が相次いでいます。15日夕の時点で、長野県内の遭難は計17件。死者は5人、行方不明者は1人となっています。

●北アルプス南岳

9月14日午前10時40分ごろ、北アルプス南岳で、登山者から「同行者が滑落した」と110番通報、県警ヘリが正午ごろ登山道から約100メートル離れた岩場で男性を発見しました。

この男性は、全身を強く打っており病院で死亡が確認。松本署によると、男性は奈良県の67歳の男性で下山途中だったそうです。

●鹿島槍ケ岳

9月15日午前8時半過ぎには、鹿島槍ケ岳(2889m)の八峰キレット付近の岩場で倒れていた東京都の49歳の男性を長野県警のヘリコプターが救助しました。

しかし、全身を強く打っており、死亡を確認。大町署によると13日から3人パーティーで入山。14日午前、最後尾を歩いていた男性が岩場でバランスを崩し、滑落して行方不明になり、15日早朝から捜索していた。

●西穂高岳の独標

9月15日午後1時ごろ、北アルプス西穂高岳の独標(2701m)付近で、男性登山者が長野県側に滑落するのを別の登山者が目撃し警察に通報。

県警ヘリが男性を松本市内の病院に運んだが、死亡が確認。松本署によると、男性は約300m滑落し、全身を強く打っていたそうです。30〜50代の単独登山者と見られ、身元を確認しているそうです。

●前穂高岳の吊尾根

9月15日午後4時半ごろ、前穂高岳の吊尾根の標高約2800m付近で、60〜70代と見られる男性の遺体を県警ヘリが収容しました。

早朝に「家族が奥穂高岳に登山したが、連絡がとれない」と相談があったため、周辺を捜索していたそうです。


★★★★★★★ 北アルプスの事故 悲しいね ★★★★★★★

携帯の普及で簡単にSОSできるようになりました。ビバーグの装備を持たない登山者が安易に救助を要請したがために救助隊員が尊い命を落とすことになりました。

ツエルトでビバーグし、夜明けを待って道迷いから脱出する方法はなかったのでしょうか・・

滑落事故については悪天候を無理していないか、目指す山に匹敵するだけの技術を身に付けていたのだろうかと不安になります。


[3442] 【3599回 新潟の山5座・・・その1】 2014-09-16 (Tue)

新潟の山5座・・・その1

詳しいご報告はレポートで見て頂くこととして・・・印象に残ったことを書いてみたいと思います。

●「平ケ岳・2,139.6m」

どの山にも登山口は無数にあるのですが、この平ケ岳には「鷹の巣登山口、中ノ岐登山口」の2か所しかありません。

しかし資料には平ケ岳には鷹ノ巣登山口が唯一のルート」と書いてありました。行程が長く山中に山小屋はなく、キャンプが禁止となっていると記していました。

平ヶ岳は、あまり知られてない山ですが、 知る人ぞ知る玄人好みの山として人気らしいです。百名山中、日帰り登山としては最も過酷なロングコースと言われています。

アルプスにも登山口から山頂まで10時間以上かかる山もありますが途中で必ず小屋泊やテント場利用ができます。

とにかく日帰りで登頂成功し下山するか、途中で撤退するのか、の選択を迫られます。(緊急時のビバークはこの限りにあらず)

しかし、しかしなのです。よぉく調べてみると・・平ケ岳登山をされた時の皇太子殿下が通過されたもうひとつの登山口があったのです。私はこのルートに「皇太子ロード」と名付けました。

「皇太子ロード」とは今回私達が利用した「中ノ岐登山口」から登るコースです。但し「必ず銀山平温泉の民宿に宿泊し送迎バスに乗る」ことが条件となっています。

施錠された林道を1時間バスに揺られて登山口まで送ってもらい、急流にかかる木橋を渡り、いきなりの急登を2時間30分あえぐのです。皇太子殿下も自分の足でこの急登を歩いたのかと思いつつ・・・

急登を終えたあとの目の前に広がる夢の様な景色には驚きました。尾瀬独有の草原が広がり池塘と草紅葉の出迎えは感動の涙さえこぼれるほどでした。

北海道・幌尻岳のアブ付きの林道歩き21qに比べれば難なく耐えられる気もしますが民宿であれマイクロバスであれ利用できるものは利用すればいいと思いました。

吉幾三の歌ではありませんが「♪♪小屋もねぇ、テン場もねぇ、もひとつ歩ける自信もねぇ♪♪」で、登山道の管理をしてくれる地元にも利益を残し、ありがたく利用させてもらうのも登山者の役目?。

「では行ってみたいわ!」と言う方がいらっしゃいましたらば、アップ間近のレポートを参考にしてみてください。距離も短いしどなたでも堪能してもらえるコースだと思います。


[3441] 【3598回 おしゃべりおじさん】 2014-09-15 (Mon)

新潟地方の山々を登り巡りまたひとつ思い出が増えました。(シワの数も!)

駐車場で「なにわナンバー」の私の車を見かけると必ずといっていいほど声を掛けてきます。「百名山ですか?もうどのくらい登りましたか?」って・・・

そして説明します。最初から百名山を目指してきたのではないこと、北鎌尾根、ゴジラの背、妙義山などクライミングのできる山を楽しんで来たこと。

いまはどこに登ろうかと決めた山が百名山に含まれていたことなど(もう・・説明するのが面倒くさいっ!)

私達が越後駒ヶ岳を下山してきた時、翌日に登ろうとしていた登山者との会話に百名山ハンターと思われる感じの悪い人が話に入ってきました。

「百名山の初級者は・・・・・儂は、儂は・・」さも自分がベテランだと言ってもらいたいのか、絶賛してほしいのか、どれほど早く登り、どれほど早く下山するのかを自慢し始めました。

私達は呆れてスッーと話から抜けましたが翌日登ろうかとしているおじさんは最後までつかまったまんま延々と自慢話を聞く羽目になりました。(かわいそうに)

「聞かれた事だけ答えて!」そう言いたいです。どこからでも会話に入ってくるのが百名山ハンター自慢屋の特徴の様です。明日は我が身にならぬように気を付けます。

共通の話題なので結構だと思いますが延々と自慢話は閉口します。私達も百名山を巡っていることは内緒にしておこう(今更遅いか?)

今迄登った山で、ここだけは注意をした方が良いと思うことなら話して欲しいし聞きたいと思います。百名山の初級者ってどこで誰が決めるの?

百名山ハンターの中にも素敵な人は沢山います。今回であった通称「六甲山全縦走ペア」さん達はとても感じの良い若者でした。彼らが百名山を目指しているのかどうかは聞いていません。

素敵な山は誰が登っても素敵なのです。山は安全で楽しければいいのです。


[3440] 【3597回 新潟の山から・・ただいまっ!】 2014-09-14 (Sun)


9月6日から1週間の予定で「平ケ岳、会津駒ヶ岳、燧ケ岳、越後駒ヶ岳」もひとつおまけの那須岳に行ってきました。

予備日を使うことなく順調に山行終了し、まだ体力にも余裕があったため「那須岳」にも立ち寄り山頂を踏みました。

どの山にも「百名山ハンター」と呼ばれる人たちがウヨウヨしており、マナーの悪さに閉口しました。「もう百名山を目指しています」って言わないでおこうかとも思うくらいです。

とにかくどなたも健脚で速い。景色は見ない。すれ違っても挨拶ができない。装備不十分・・・などなど

山頂での、あの素晴らしさがなければいやな思いをしてまで行く必要があるのかと思いたいですが、山の魅力は登ってみないとわからない。魔法みたいですね。

山の天気と言うのは気まぐれで、途中で雨に降られたり、雷に遭ったりですが、それもまた良いですね。

突然の雨対策のために合羽を持参しているのだから雨が怖くては山には登れません。でも・・ピカピカゴロゴロはこわい〜!

どの山々も、もうすっかり秋の気配でした。


[3439] 【3596回 行ってきます・・・「またかいなぁ】 2014-09-05 (Fri)

紙ふうせんの歌に「冬が来る前に」と言う歌があります。いま私の心境は「♪冬が来る前にもう一度行ってきます♪」って感じです。

9月7日夜明けとともに新潟県魚沼市にある湖山荘に向けてfitに活躍してもらいます。

北海道まで走った実績から言うと「新潟はおちゃのこさいさいでしょ?」とfitのボディをタッチして荷物を積み込みました。

まずは新潟県魚沼市の宿に宿泊して夕食後は宿主催のDVD勉強会を受けるのだそうです。翌朝午前4時出発の宿の車で中ノ岐登山口まで送ってもらい平が岳を目指します。

このコースは皇太子殿下が登山をしたコースとして有名です。

下山後は周辺に点在している下記の山々を登る予定にしています。どこから登るかは平ケ岳下山後に決めます。

●平ケ岳・・・皇太子殿下コースです。

●会津駒ヶ岳・・・駐車場から1時間30分のところにある水場を通過し駒の小屋・会津駒ヶ岳山頂往復します

●尾瀬・燧ケ岳・・・御池駐車場から広沢田代、熊沢田代から頂上まで往復します

●越後駒ヶ岳・・・枝折峠登山口から明神峠、道行山、小倉山、前駒、越後駒ヶ岳山頂往復

最近は日暮れが早くなっていますので明るいうちに下山できるように気を付けて行ってきます。

今日は雨が降っていますが登山開始は日曜日からなので天気は回復しま〜す。

(9月6日から9月12日まで書き込みお休みさせて頂きます)

※※【追伸】

9月6日から9月12日の間にサーバーのメンテナンスに入ります。画面が見られない日が続くかも知れませんがご了承ください。


[3438] 【3595回 エクセル病】 2014-09-04 (Thu)

エクセル病だのなんだのと不安いっぱいで事務の仕事を引き継いでから3ケ月が経ちました。

「エクセルのイロハ」を学ぼうとノートを持ち込んで「はじめの第一歩」から学び、見守りサポート隊のお蔭で少し病状も和らいだと言った感じです。

しかしまだ先人の足跡に上書きしているだけの状態ですから進歩したとは言えませんが・・。何か新しいことをするには老化が邪魔をします。

理事会前の資料作り、会議後の議事録作成、会員への案内送付、研修会のお手伝いとなかなか盛りだくさんの仕事がありますが脳の刺激になっています。

退職して6年も経つと何かしら「どんくさい」仕草も目立ちますが周囲がみんな同じ様に齢を重ねていますから気が楽です。(笑)

先日テレビで「物忘れ」と「アルツハイマー」の違いを説明して興味深々で見ました。気になる年頃になったと言うことでしょうか。

●「物忘れ」は、人と会ったときの事を話すうちに人の名前が(部分的)思い出せなくなる。

●「アルツハイマー」は人と会ったときの事(出来事全て)を忘れるのだそうです。

アルツハイマーは、完治さすことは難しいですが進行を遅らせることは可能なのだそうです。

アルツハイマーは突然にやってくるのではなく長い期間その兆しがあり、つまり「アルツ予備軍」の期間があるのだそうです。

この予備軍の時に見つけることが大切なのだそうです。家族が見て「あれっ?普段と違うなぁ。ちょっとおかしいね」と思ったらすぐ病院に行き診察を受けること。

そうすれば「アルツ予備軍ストップ状態」で治療をする事が出来ます。気永く治療を続けると快方に向かうそうです。

むかし「ピン・ピン・コロリ」と言う言葉が流行ったことがあります。健康で脳みそも達者で、しかも家族に迷惑かからない程度に、

やりたいことやって「ピン・ピン・コロリ」で旅立てるといいですね。私の恩師が愛犬の散歩中に、急スピードで走る犬の勢いに負けて転倒し、亡くなりました。

家族は突然のことに慌てふためき悲しみのどん底に突き落とされましたが1年、2年経つと「ピン・ピン・コロリ」型だったんかなと思ったりします。

10月に四万十市で同窓会があるのに先生はもういない・・・・


[3437] 【3594回 ラウンドアバウト】 2014-09-03 (Wed)

天高く姫肥ゆる秋・・・すっかり秋の気配となりました。

秋の全国交通安全週間が近づいてきました。学校が始まった9月1日のことです。買い物帰りに道路のド真ん中に両手を広げて立つ小学校低学年の男子2名を見つけました。

どうも悪ふざけをして車に「通せんぼ」の恰好をしていました。(この間通行車両なし)すぐそばに交番もあります。

「君たち道路の真ん中で何してるの?」と声をかけると驚いて歩道に走りました。あとを付いて行き、なぜ危ない行動をしたのか聞くと「ふざけてた」とのこと。

二度と悪ふざけしないと約束をして別れました。多くの大人が注意することもなく見て通過しましたが地域の子供たちは地域の私達で交通事故から守りたい!孫に置き換えれば黙って通過できないはずっ!

さて、「ラウンドアバウト」ってご存知ですが?大阪では堺市に導入されたと報道されていました。

信号のない円形交差点のことを言いますが設置されたものの戸惑いも多く事故を招く原因にもなりかねないとのこと。どこで出合うかわからないのでみんなで勉強しませんか?

ラウンドアバウトとは円形交差点の一種だそうです。通常3本以上の道路を円形のスペースを介して接続したもので、この円形のスペースの真ん中には中央島と呼ばれる円形の通行できない区域があります

車両はこの中央島の周りの環状の道路(環道)を一方向に(右側通行なら反時計回り、左側通行なら時計回り)通行します。

日本の法律では、ラウンドアバウトは、「環状交差点」として次のように定義されています。

「環状の交差点であって、道路標識等により車両が当該部分を右回りに通行すべきことが指定されているものをいう」

「環道交通流に優先権があり、かつ環道交通流は信号機や一時停止などにより中断されない、円形の平面交差部の一方通行制御方式」などと書かれています。

やっぱりわかりづらい!突然目の前にお目見えしてもうろたえそう・・わかったことは次の4項目だけ。

@円形の中に入るときにはウインカーはいらない

A円形の中が優先

B円形に入ったら時計回り

C円形を出るときはウインカーを出す

今後は教習所での授業の中に取り入れたり、免許更新時の講習に取り入れたりしてドライバーに周知徹底していく必要があるのではと思っています。  (ブログにラウンドアバウトのイラスト掲載)


[3436] 【3593回 子供のおこづかい】 2014-09-02 (Tue)

孫たちとの旅行の際には各自名前の書いたお財布に100円玉10個をいれて渡すことにしています。

日頃は制限されているゲームも旅行中はおこづかいの範囲ならOKということにしています。4人いると使い方がさまざまで面白いです。

いままでを観察していると一気に使ってしまう子もいれば慎重に使う子、使わずに持ち帰り貯金箱に入れる子もいました。

10歳の子供が「使わずに貯金箱」と言うのも夢がない気がしましたので、今回から「帰るときに残っているお金は、ばぁちゃんが没収」と言うルールを敷きました。

すると、みんな率先してゲームに行ったりパパにお土産を買ったりして有効に使って1日目で空っぽになってしまいました。(有効とは言わん?)

2人用のゲームをする時は話し合って交代でお金を出していた様です。「なんぼ残ってるん?」と、ほかの財布の中身も気になるようです。

大きい子の財布が空っぽになったら4歳のチビちゃんのところに大きい子が群がります(笑)

空っぽの財布をいつまでも首から吊り下げていたので2日目に500円づつ追加をしました。「ヤッター!」今度はゲームには使わず志摩マリンランドで自分用の土産を買いました。

ネックレスを買う子、魚のペン立てを買う子、ウツボの形をしたマグネットを買う子、何故かサルのぬいぐるみの子もいました。(マリンランドにサルはおらんで〜・・・)

みんな思い思いに追加の500円は記念品と化しました。形に残るものにしておけば思い出話に花が咲くことでしょう。

ゲームの都度、買い物の都度にお金を出してやるより、決められた金額の中で工夫して使う方が算数の勉強にもなるし無駄遣いをしません。

空っぽになった財布はまた私の手元に返ってきました。来年の旅行まで預かっておくことになっています。今後は1日目と2日目と分けて渡した方がいいのかなぁ・・・

絵日記には「伊勢志摩ライナーの話」「国際交流」など学年相応の中身になっていた様子でした。

サラリーマンで1ケ月の小遣いをまとめて貰う人と毎日出かける前にランチ代&タバコ代として妻に貰っている人もいるかもしれません。

しかし男たるもの一旦外に出ると何が起こるかわかりません。「万が一の時のため用」のまとまった金は財布の中に必要だと思います。若奥様・・・日銭はきついですぞ〜

私の知り合いに小遣い制度を敷かずに必要なときに渡すと言う若い夫婦がいました。ジュースを買うのもタバコを買うのも、その都度妻にお金を要求していました。

傍でみていて情けなく感じて、万が一の男の必要経費を説明し、まとめて渡すように説得したことがありました。夫が浪費家だとしても小遣いの範囲なら何に使おうと口出ししないのがいいと思います。

ところであなたはどっち派?


[3435] 【3592回 無謀な登山者】 2014-09-01 (Mon)

大天井ヒュッテのブログを拝見しました。私達登山者への呼びかけだと判断し、より多くの山を愛する人たちに見て頂けたらと思いスタッフブログから抜粋させていただきました。

2014/08/05「無謀な登山者」

『東鎌尾根での滑落によるレスキュー要請、どうも昨夜ヒュッテに宿泊されたお客様の模様。ガスのためヘリは飛べず、レスキュー隊員が現場に向かっているところです。無事救出出来ればと願っています。

ただ、北鎌尾根の行動不能には呆れてしまいます。

実は早朝「今、・・・ですが北鎌尾根に行きたいのですが、この天気で登れますか?」と言う誰とも解らない人物からの電話。

全く知らない人に「登れますか?」と聞かれても答えは出せません。そんな事を聞いてくる人が登れるハズは無いと思い「無理です」と一括。尚も「小池さんんならどうしますか?」と来た。

「こんな天気は仕事なら行くが個人山行なら行きません」と。

夕方7時過ぎ「今、北鎌尾根に居るんですが道が解らず、教えて下さい。」と言う電話。

既に暗くなりかけている。聞くと、何処に居るか把握できない、でもビバーク用具は持っているようだ、「とにかくビバーク出来る場所を見つけてビバークしましょう。

但し明日も天気悪いが自身で解決しなさい。」と言ったものの心配はしていました。こんな天気だから他のパーティーが入っているはずもなく単独での恐怖感と心が折れているようで動けないのか・・・

午後2時以降警察に救助要請の電話。P13付近に居るらしい、ガスっていてルートが解らない低体温症みたいで動けないようだ。

ヘリでの救助は不可能、救助隊員達は東鎌尾根でのレスキューに動員され、北鎌尾根の救助までままならない。

もうひと晩持ちこたえてもらうしかないが容赦なく冷たい雨が降ったり止んだり。只今の気温12°C、雨に濡れ風が吹いて寒さは更にキツいはず。

「北鎌尾根私でも登れますか?」この手の電話は結構多い、そんな事は人に聞く事ではない、自身の山登りの経験からしか答えは出ません。

またそんな事を聞いてくる人には登れないと思っていますから、「今のあなたには登れません。」と言うしかない。

北鎌尾根は一般登山道ではないから、自身でルートを探して登る事が求められます。それがガスっていても雨が降っていてもです 』


全くおっしゃる通りです。私が北鎌尾根行きを決断した時はクライミング技術はやっとエイトノットが結べるくらいの時でした。

しかし師匠が軽々しく(?)無意識に(?)「行ける」と回答したのだから特訓してもらうしかないと・・・がんばりましたよ〜。

「私でも登れますか?」の質問はは常に山行を共にし自分の登山技量を周知して貰っている人に質問する言葉だと思います。

北鎌尾根から槍岳縦走コースはバリエーションルートで道標も何もなく「ルート無きコース」と言われています。

北鎌尾根に行きたいと相談を受けたなら、どこがどう大変だったのか、どこを注意すればいいのか、装備は等具体的にアドバイスをしてあげることが安全山行に繋がると思っています。

私達のレポートは次に行く人に少しでも参考になればという気持ちで仕上げています。どうか山行の前に同じ山が載ってないか確認してみて下さい

(あれ〜っ!ちゃっかりマイHPを宣伝してるねぇ・・・ヘヘヘ)


[3434] 【3591回 映画を見に行きました】 2014-08-31 (Sun)

「クライマー・パタゴニアの彼方へ」映画鑑賞

アルゼンチンとチリの両国に跨る南米パタゴニアにそびえ立ち1959年の謎めいた初登頂以来50年以上に渡り物議を醸し続けながらもクライマーたちを惹きつけて止まない3102mの「セロトーレ」

世界一登頂困難とされるセロトーレの峰の壁をフリークライミングで絶壁に挑む若き天才が凄いっ!ドキュメンタリー映画なので迫力抜群!

世界中のクライマーたちを惹き付けるこの山にフリークライミングの若きチャンピオンがフリークライミングで登ると言うのです。

2009年の第1回目の挑戦は失敗。2度目の2011年には山頂に到達するが、先人たちのボルトを利用した事から、フリークライミングとしては認められない結果となりました。

そして2012年、若きチャンピオンのデビッドは3度目の登頂に挑み成功する様をしっかりと見届けてきました。

登攀中のクライマーの姿を氷壁に身を置きながら命がけで撮影をするカメラマンにも拍手を送りたい。スケールの大きさに圧倒される。ぜひ「セロトーレ」!見に行って!

(教訓)

映画を見に行くときは「空腹がええ!」満腹だと途中で眠くなってしまいます・・・(だ〜れ?寝てたのは?)寝た人を見つけたら起こしてあげようよっ!それでも起きない時は?

映画館を出てからも凄かった!岳友と合流し焼肉食べ放題の店に入り120分間食った、食った、食いましたっ!

ジョンの腹はヘビが蛙を飲み込んだ様な腹になり、うつむくのも・・・「ぐ・る・じ・い〜!」らしい。

今回の店は私にも美味しく食べられる肉があった!美味しく頂きました。しかしもう肉はしばらくいいわっ!


[3433] 【3590回 羅臼岳で7日ぶりの生還】 2014-08-30 (Sat)

私達が登った羅臼岳の同じルートで道に迷い7日ぶりに生還されたとのニュースを目にしました。

道迷いって・・・あのコースにそんな迷い道あったかしら?と自分たちの辿ったルートをレポートを見ながら確認した次第です。

8月24日午前9時半ごろ、北海道・知床半島・斜里町の林道で道路わき斜面に男性がいるのを知床財団の職員が見つけました。

道警斜里署によると、17日に知床連山に入山後、行方不明になっていた札幌市の42歳の男性で、病院に搬送されましたが、命に別条はないとのことです。

道警斜里署によると、道に迷い沢に滑落。ほら穴の中で予備の食料を食べて救助を待っていましたが、食料が尽きたため自力で林道に出ようとして発見されたそうです。

この男性は17日、斜里町の羅臼岳岩尾別登山口(木下小屋のあるところ)から日帰りの予定で入山したそうです。

その際、知床財団からクマよけスプレーを借り、返しに来ないため財団が20日に通報。同署などが捜索し、22日でいったん捜索を打ち切っていました。

この男性を発見した人は財団職員でクマの生態を調査中だったそうです。よくまあ7日間も山中にいてクマに出遭わなかったものです。

登山口から弥三吉水、銀冷水、木下弥三吉レリーフ、羅臼岳頂上とルートはしっかりしており滑落する様な個所もなかったように思います。

大沢雪渓も多くの人たちの踏み跡もありどこで迷ったのでしょうか?とにもかくにも単独行はいけません。北海道の山をなめたらいけません。

それにしてもクマよけスプレーを貸してくれる知床財団ってどこにあるの?あのあたりにそんな施設なかったんだけど・・・・

調べてみました!

クマ撃退スプレーのレンタルは知床自然センター、羅臼ビジターセンターなどで貸し出しているそうです。

貸出し資格は18歳以上で免許証等の写真付き身分証明証持っている人に限ります。

喘息気味・皮膚の過敏症の方、コンタクトレンズ着用者、アレルギー体質の方は使用を避けてください。

貸出し料金表 スプレー貸出し料金1,000円/日、デポジット料金2,000円だそうです。参考のために。


[3432] 【3589回 子供が流した冷や汗】 2014-08-29 (Fri)

すべての旅程を終えて伊勢志摩ライナーで大阪難波駅経由千鳥橋駅で解散式をしたそのあとの出来事です。

自宅に帰ってすぐに列車の中に誕生日プレゼントの「3Dゲーム機」を忘れた事に気づいた嫁から悲痛な声で電話がかかりました。

失くしたショックとパパに怒られる恐怖から電話の向こうの悲嘆の顔が伺えます。母子ともども涙声です。さぁスーパーばぁちゃんの出番ですゾ。

降車の際に車内放送で「回送電車になるので速やかに降車して下さい」とアナウンスしていたのでほかの乗客の手に渡る心配はまず消えました。

「近鉄電車お忘れ物係」に電話をして事情説明するも既に清掃が入っていて忘れ物の届け出はなかった。

こちら側の荷物をもう一度調べるようにとのことでした。(調べても、なかったから電話してるんだけど・・・!)

3人で同時にゲームで遊んでいたので、もしかしてほかの孫のリュックに紛れ込んでいないか調べてもらいましたが入っていません。

再度「近鉄電車お忘れ物係」に電話をすると先ほど電話口に出た人と違う声なので、もう一度最初から説明をし車両番号、座席番号を告げました。

伊勢志摩ライナーの座席シートがカラフルだったので肘掛けのあたりも探してもらうようにと具体的に説明しました。「承知いたしました。もう一度探して出できたらお電話をします。お名前と電話番号は?」

最初に出た人とは別の対応でしたので再度探してもらえそうな気がしました。こちらも係員のお名前も聞いたので大丈夫!。

それから10分か20分経過した時、私の携帯に電話が入り「落し物がありました。大阪難波の駅に回送しておきます。」「ありがとうございます!」

そのことを告げると「わぁ〜良かったぁ!!」と孫が号泣している様子が電話の向こうから聞こえてきました。

翌日、大阪難波駅の駅長室に取りに行くようにと告げ、大切な物を失くし、手元に戻ってくるまでの仕組みをしっかりと勉強するように言いました。

それにしても駅員によって対応がさまざまなのに驚きました。最初に対応した人は自社の清掃係の完璧さを主張しました。

後で電話に出た人は落とし主の立場に立ち、再度探す努力をしてくれました。

子供たちの忘れ物の確認を怠った大人の反省も含めて何かと勉強になった伊勢志摩ライナーの旅でした。

孫からのメールです。

「ばあちゃんありがとう。本当にありがとう。

    あそこでばあちゃんがもういっかい探してって

     言わなかったら、もうどんなことになっていたか!

      どんなに絶望したてか!本当に本当にありがとう」  

大人でも電車を降りる際にカメラを忘れたり、財布を忘れたりした苦い経験があります。座席を立つときは振り返って確認する様にしましょう!


[3431] 【3588回 夏休みの思い出作り】 2014-08-28 (Thu)

「大雨で電車が走らないといいなぁ・・・」2泊3日の子供たちの旅の感想です。要約すると「帰りたくない気持ち」らしいです。

「しまかぜ」の座席は残念ながら確保できず往復とも「伊勢志摩ライナー・サロン席」これでも充分な列車旅でした。

1泊目は到着後すぐさまプールにドボーン!。夕食後は卓球とビリヤードを楽しみました。ビリヤードと言うたとて正式に出来るはずもなく「玉で遊ぶ」・・こんな感じでした。

2泊目はシャトルバスで賢島駅に出て「マリンランド」に行きました。志摩水族館は行ったことがあるらしいです。(そう言えば私が連れて行ったっけ・・)

「裏側体験ツアー」に参加し、魚の生態やまんぼうの生態などを飼育係の方の説明とともに学ぶことができました。ホテルに戻りてプールにドボーン!

パターゴルフ、カラオケ、夕食、卓球と過密なスケジュールを難なくクリアーし夜はトランプと「解放してくれーっ!」と叫んだほどでした。

子供パワーは凄いっ!4歳の幼児も同じようにパワフルです。別々の生活を営んでいるのですから何かと自由にならない出来事も子供たち同士で話し合っていました。

嫁同士も仲良く語り合い、エステに行ったりしてそれぞれが楽しんでくれたと思っています。

ニュージランド人一家と子供たちが意気投合し自分たちの知っている英語(単語を並べただけ〜)で卓球をしていたのが印象的でした。

後で知ったのですが豊中在住で大阪弁ペーラペラでした。ハハハ

列車の中に子供たちの大事な品を忘れてしまい「お忘れ物係」に電話をすると幸いにも回送列車となり車庫入りしており無事見つかりました。

今日はママと難波駅に行き、忘れ物の引き取りです。ひょっとしてこれが一番勉強になった夏休みの体験かも知れませんね。


[3430] 【3587回 夏休みを頂きます】 2014-08-24 (Sun)

夏休みの我が家の恒例行事「嫁と孫と婆ちゃん旅行」に出かけてきます。

去年十津川のホテルで隣の部屋から「うるさい」と言われましたので今回はホテル側に詳細説明をし迷惑にならない部屋割りをお願いしました。

大人でも旅行となると嬉しくて部屋で遅くまで飲んだり喋ったりするんですもの子供たちのテンションは想像がつきません。

それを「静かにしなさい」なんて言うと旅の楽しさが半減します。旅行の時ぐらい解放感で溺れそうなくらい、のびのびと遊ばせてやりたいです。

2泊しますので夏休み最後の良い思い出になればと思っています。プール、パターゴルフ、カラオケ、卓球、ビリヤードなどの設備も整っています。

裏ワザを使って賢島行の「しまかぜ」号を予約かけてもらいましたが売出し開始から5秒で売り切れたそうです。近鉄の独断場みたいです。

残念ですが第2希望の「伊勢志摩ライナーサロン席」で行ってきます。

阪神電車大阪なんば線・千鳥橋から乗り「大阪なんば」で1番ホームに下車すると隣の2番ホームから発車します。子供連れにはホームの移動がなくて助かります。

トワエライトエキスプレスも、もうすぐ廃車車両となってしまいます。いい時期に乗車体験しました。

いつもは車で移動の子供たちですので電車もまた楽しいものです。車内販売の「アイスクリームはいかがですか〜?」の声に「婆ちゃん!アイククリームやてっ!」4人の孫たちの声が一斉に聞こえそうです。

眠ったふりをしても無駄な抵抗だなぁ・・・

この旅行は長男一家と二男一家が、爺・婆が他界したあとも仲良く交流してもらうための投資です。決して贅沢しているのではありません。婆には死後の息子・嫁・孫への奧のふか〜い考えがあっての旅行です。

★★8月25日〜27日まで書き込みはお休みさせていただきます。では行ってまいります。★★


[3429] 【3586回 ある企業がヘルメット寄贈】 2014-08-24 (Sun)

長野県に、ある企業が、山岳ヘルメット30個を寄贈したというニュースを見ました。

会員の相互扶助で山岳遭難対策制度を運営する会社が19日、転倒時などに頭部を保護する山岳用のヘルメット30個を長野県に寄贈したそうです。

同制度は、先払いの保険や共済とは異なり、山岳遭難防止や遭難時の捜索にかかった費用を、年会費や事後分担金の形で会員の登山者自身が負担する仕組み。

同社がヘルメットを寄贈するのは長野県が初めてだそうです。寄贈した会社関係者は「一般登山道にも危険はたくさんある。登山者にはヘルメットを着用する習慣を身につけていただきたい」と話していました。

長野県遭難防止対策協会は昨年7月から、北アルプスなどの滑落、転倒事故の多い山岳を山岳ヘルメット着用奨励山域に指定し、山小屋など11カ所にヘルメット200個を設置しています。

1回当たり500円から千円で貸し出していて、昨年は延べ1480回の利用実績があったそうです。

今回、寄贈されたヘルメットは北アルプス・西穂山荘に常備しているそうです。

劔岳に行くと言う知り合いにヘルメット着用の話をすると「荷物になるのでレンタルしようか」と言っておられました

しかし、自宅にあるのならレンタルよりも「マイヘルメット」を携行した方が良いのではと思います。

私達は登山時にヘルメット装備は当たり前だと思っていますので借りるくらいなら「マイヘルメット」を購入してほしいと思っています。自宅にある人は必ず携行しましょう!

転倒してもヘルメットさえかぶっていれば助かった命は何例もあるそうです。

私達がヘルメットをかぶって山行していると異常者扱いに見る人がいますが、かぶっていない人の方がよっぽど異常者です。(笑)

テレビドラマで山岳救助隊がリュックの後ろにヘルメットをぶら下げて救助に向かっている姿をよく見ますが「かぶれよっ!」って画面に向かって毎回叫んでいます・・・笑。

北海道では雪の重さに耐え切れず登山道に立木が曲がって低く垂れ下がっている箇所が多いです。何度も頭をぶつけるのですがヘルメット装着のため怪我をせずに助かりました。

とにかく「ヘルメット着用奨励」なんて、ゆるゆるな事言わないで「ヘルメットの義務付け」をもっと徹底されてはいかがですか!

秋の全国交通安全運動では高齢者の自転車事故が多いためヘルメット着用をお願いするためにお洒落なヘルメット(布張り)をPRしていくつもりです。

「ほぉ・・・エエですなぁ。買いますわ」「なんぼしまんねん?」「7千円です」と言うと「あかん高いわっ!わてら年金生活者やさかい」う〜ん・・・・

将来は自転車とセットで売ればと徹底するかも知れませんね(無茶かなぁ)。古いヘルメットは自転車購入時に下取り制度をつけるといいかもしれません。(ジャパネット〇〇タの掃除機みたい〜)

田舎に行くと自転車通学時はほとんど全員がヘルメット着用していて見ていても「おっ!安全運転しているな」と微笑ましく感じますが都会の子は?

突風にも耐えられて、安全性にも優れているのに何でみんな敬遠するのかなぁ・・・・・


[3428] 【3585回 広島県の土砂災害】 2014-08-23 (Sat)

大規模土砂災害の被害に遭った広島市北西部はもろくて崩れやすい地質で、15年前にもほぼ同じ地域で土砂崩れがあり多くの死者・行方不明者を出したことがありました。

花崗岩が風化してできた「真砂土」といわれる地表に大量の雨が降ったことが引き金となり15年後の今回は更に大参事を引き起こすことになりました。

気象庁が大雨洪水警報を出したのは午後9時26分だったそうですが、広島市がこの時点で避難準備の呼びかけを行っていれば様子は違っていたかもしれません。

失われた命は蘇らず、翌20日午前1時15分に気象庁が土砂災害警戒情報を出しましたが、この時点ですでに泥水が胸のあたりまで来て避難するのは危険な状態だったそうです。

もろくて崩れやすい真砂土に大量の雨が降って徐々に土の中に浸透し表層崩壊が起きたことが惨事の原因とみています。

原因その@ 平地が限られ宅地が山間部へ拡大し続けていること。

原因そのA 危機意識が十分住民に浸透いていないこと

15年前の惨事と今回はまったく同じメカニズムで、山あいの谷の出口は、普段は水が流れていなくても雨が降れば土砂災害発生の危険があります。

兵庫県北部の丹波市でも31カ所で大規模な土砂崩れが起きていたことが分かりました。私の知り合いも土砂が玄関先まできたそうです。

西宮市名塩に住む息子の家は消防署の広報車が山津波の危険性があるため避難準備をするように巡回したそうです。通行止めも続いています。

孫曰く「消防署のおじさんの言うとおりヘッドライトを首から掛けて長靴出して逃げる用意していたよ」とのことでした。

神戸、西宮、宝塚市など周辺人口が200万人を超える六甲山は、広島市の土砂災害現場と同じくもろい風化花こう岩でできていて、山裾に宅地が広がるなど共通点も多く、今後の雨に警戒が必要です。

六甲山は、今回の大雨で魚屋道など多くの場所に崩落が見られるそうです。お出かけ時は充分気を付けて下さい。

地獄谷も様子が変わっているかもしれません。と言うかしばらくは立ち入らない方が安全だと思います。

@六甲山は花こう岩に多くの断層が走り、雨水が染み込めば崩れやすい。

A六甲山は急傾斜地が多く川が急流。

B六甲山は山裾に大規模な宅地が広がる

などの特徴があり、土砂災害に弱いのだそうです。


[3427] 【3584回 上達したテント張り】 2014-08-22 (Fri)

早朝わずかですが秋の気配を感じ取れました。もうすぐ秋分の日ですものね。そう言えば夕暮れも早くなったね。

公園のセミの死骸を見ては、はかない命をあわれんでみたりします。鳴いているときはうるさいのにね。

セミの声もだんだん小さくなり空を見上げると秋の雲。あっ動物の形してる〜。何となく感傷に浸っています。

北海道から戻りテントを風呂場で大洗いしました。見た目には綺麗なのにこんなにも汚れていたんですね。

毎日、毎日テント張りをしていると短時間でササッとうまく張れるようになりました。やっぱり回数を重ねるのが一番の上達です。

風の向きを調べ入口を決めることから始めてテントの下にシートを敷き、骨を組み合わせて、「セ〜ノォ!」ここだけは2人作業です。

あとはフライを貼り、ペグを打つ。これで簡易マンションの完成です。楽しいね〜!。駐車場で張る時はペグは省略します。

ペグが打てないときは中に荷物を入れて飛ばされないようにします。

それにしても天気の不安定なこと・・・広島地方では土石流(山津波)で多くの尊い命が失われました。心からご冥福をお祈り申し上げます。

地盤が弱いのがわかっていて、災害が起こるかも知れないとわかっていて、なぜ建設許可を出すのかなぁ。ドロの中を必死で探す家族の姿・・・悲しすぎます。

山にお出かけの時は天気をよく調べてお出かけ下さい。現地の天気などはホームページの「小屋情報」などを見てから出かけて下さいね。

25日から2泊3日で孫&嫁旅行に行ってきます。プールが主たる目的なのでテルテル坊主を作りました。子供たちの夏休み最後のご褒美です。


[3426] 【3583回 ポッカリ開いた予定】 2014-08-21 (Thu)

9月に入り四万十川をカヌーで渡ろうと企画をしていたのですが同行する仲間から「会社の休みがどうしても取れない」とキャンセルの申し出がありました。

う〜ん!四万十市に住む親戚の子にログハウスの手配やら、カヌーの手配やら、鰹のタタキショーを頼んでいたのですが止む無くキャンセルを申し出ました。

親戚の子から優しい言葉が返ってきました。「四万十川は逃げんけんねぇ。またいつでも来たや!キャンセルは言うちょくけん。気にせんでもかまんちや〜」

ごめん。ほんまごめん。

ポッカリ開いた1週間の予定がたまらなく寂しくて・・・自宅待機は勿体ないし東北をリベンジしようかと考えました。

羅臼岳で知り合った岩手山のあけみさんがフェイスブックで言うには「八幡平と岩手山は紅葉が似合う!」と言うことで東北は秋に順延することにしました。

ならばと地図を広げ研究した結果「燧岳・会津駒ヶ岳・平が岳・越後駒ヶ岳」に行くこととし山域研究を始めました。

四万十川カヌーキャンセルの傷もこれでやっと癒えた気がします。私よりも仕事の都合でキャンセルを申し出た人の方がショックは大きいはずです。

「四万十川は逃げない」という現地の人の優しい生の声を届けられればと思いつつ、心置きなく仕事に熱中してほしいと思っています。

またいつかどこかで会えると思うよ〜!年金組は日程調整がいつでもつくから今度は誘ってよねと申し上げたい。

行きたい山は?と聞いてもらえるのであれば「姫の登った百名山」をクリックして頂き、あかぁく色付けしていない未踏の山なら嬉しいなぁ〜でも会えれば

どこでもいいやっ!

利尻岳でビバーグを初体験し、過酷だった幌尻岳を登り終えたいまは小屋がなくてもテントを張れなくてもへっちゃらっ!強くなったものです。

平が岳登山は「裏ワザ」があるみたいで・・・ウフフフ。裏ワザを使うのも山域研究をすればこその副産物です。もちょっと研究してみます。


[3425] 【3582回 羊蹄山への登山口のキャンプ場】 2014-08-20 (Wed)

羊蹄山の登山口、倶知安町にある半月湖キャンプ場に不審なテントが張っていました。随分前から張っている様子で不気味でした。

女性が一人でテントを張る場合もあり倶知安町関係者に写真を添付して事情を説明し撤去するようにお願いしました。(ブログに写真掲載)

テントと言うよりも大阪城公園でよく見るブルーシートでできた住み家でした。中に犯罪の臭いのするものでも入っていては大変です。

倶知安町役場のアドレスがわからなかったのでアドレスのわかる倶知安観光協会にメールをして関係部署にメールを転送してもらいました。

●8月18日(回答その1)

毎度お世話になります。倶知安観光協会の櫛間と言います。ご連絡頂いた件について、役場担当部署に転送いたしました。

その後の対応につきましては役場に確認後改めてご連絡させて頂きたいと思います。

以上よろしくお願い致します。

一般社団法人 倶知安観光協会事務局 


●8月19日(回答その2)

毎度お世話になります。ご連絡頂いた不審なテントについてですが役場担当部門でも認識はしており、

現時点で撤去された事も確認済みとの事です。この度は、情報提供を頂き誠に有難うございました。

一般社団法人 倶知安観光協会事務局 


●さっそく回答をいただいたので私も返信いたしました。

倶知安観光協会事務局様 

早速のご回答ありがとうございました。しかし・・・大雨の続く北海道ですが撤去できたのでしょうか・・・

設営者本人が自主的に撤去されたのでしょうか?それとも行政の方で?

撤去確認に行くことができませんが、かなり長い間放置されていた様子でした。

せっかくの環境の良い場所でしたので、ついついお節介メールをしてしまいました。

些細な事なのに登山者の申し出に耳を傾けていただきありがとうございました。


うん!うん!一般市民からの苦情等の役所の対応は早い方が良い〜!あのままブルーシート放置すれば天下の羊蹄山が泣くっ!


[3424] ZKeFW JoA jkKk 2014-08-19 (Tue)

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[3423] 【3582回 北海道物語・・・ラスト】 2014-08-18 (Mon)

レポートが完成しましたので「北海道物語」は今回をもってラストとします。後は本編のレポートをご覧いただきたいと思います。

幌尻岳避難小屋で出会った北海道山岳会の人に「本州の人は異常だ」と言われました。ハハハハ

百名山ハンターをすることが?もっと北海道にはいい山があるのにってこと?20日間もかけて登山すること?車でやってきたこと?

異常だと言われれば異常かも知んねえなぁ・・・・んだ、んだ。

八座めぐってもう一度行きたい山は?と聞かれたらどの山々にも敬意を表して「全部」と答えます。しかしそう言わずに一座だけ言ってよ〜と詰め寄られたら・・・

迷わず「新冠ルートの幌尻岳」と答えます。あんなにアブで悩んだのに?あんなに林道歩きがつらかったのに?なんで?

それは観光化されずに自然豊富だったからかもしれません。シャトルバスを利用して登る幌尻岳は多くのツアー客が登ってきています。

幌尻岳に登ったよと言う人がいたら「どのルートから?」と聞きたいです。

私達も最初はシャトルバスを利用するコースを予定していたのですが現地で急遽変更しました。変更してよかったと思っています。

登山計画を立てるときは、あらゆる方向から可能性を追求した方が成功します。ひとつだけのコースだと登り残すことになる場合があります。

避難小屋を利用した登山者の話によるとシャトルバスルートで行く途中、胸まである水量で止む無く引き返したことがあるそうです。

新冠ルートは増水の心配はありません。ただアプローチが長すぎるのです。林道歩き19qで避難小屋1泊、山頂往復して避難小屋2泊、翌日林道歩きで下山が理想です。

私達は山頂制覇してそのまま駐車場まで戻ったから少し苦痛を伴ったんです・・・(笑)

沢山の方達に北海道の記録を読んで頂き安全で安心登山を遂行していただければと思っています。

私の知人に「百名山の最後の山はどこ?」と聞かれました。迷わず「利尻岳」と答えました。

101座目になると思いますがビバーグして命拾いをした山を最後の山にしたいと決めています。

今回の八座成功はやはり天気だったと思います。最後に羊蹄山で下山時に少しお別れ雨に遭いましたが最高の「北海道でっかいどう」でした。


[3422] UPrsR ffC vCFF 2014-08-17 (Sun)

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[3421] 【3580回 北海道物語・・・その6】 2014-08-16 (Sat)

「20日間の宿泊地」

7月20日〜7月21日  青森経由北海道にむけてひたすら走る

7月21日〜7月22日  利尻岳登山8合目付近でビバーグ

7月23日 羅臼岳登山口にある木下小屋泊(2000円)

7月24日 休養日 木下小屋泊(2000円)

7月24日 羅臼岳から下山後斜里岳にむけて清岳荘(2000円)

7月25日 斜里岳登山後、国設オンネトー野営場

7月26日 雌阿寒岳へむけて足寄町道の駅で車中泊

7月27日 国民宿舎東大雪荘(8000円)

7月28日 トムラウシ頂上直下の南沼テン場

7月29日 トムラウシ下山後十勝岳へむけて国営白金野営場

7月30日 十勝岳登山後、国営白金野営場で2泊

7月31日 幌尻岳へ向けてニイカップ登山口で車中泊

8月01日 ニイカップ避難小屋

8月02日 ハイセイコーの町・新冠道の駅で駐車場に幕張り

8月03日 羊蹄山に向けて半月湖テン場

8月04日 羊蹄山下山後、函館駐車場にて幕張り

8月05日 大間に渡りマグロ三昧の民宿(8000円)

8月06日 恐山を経て八幡平キャンプ場。クマ対策のため施設内で泊

8月07日 大阪にむけて走る

以上。予定外はトムラウシ登山前に雨に降られてテン場設営を省略し国民宿舎に泊まったことでしょうか。

あとは予定通り想定内。北海道のテン場は非常に整備されていておまけに温泉が隣接しており快適でした。

大部屋の民宿に宿泊するよりもテントは非常に個室感覚も味わえ自由でよかったです。ただ・・・車中泊はちょっとつらかったかな。


[3420] 【3579回 北海道物語・・・その5】 2014-08-15 (Fri)

「事前情報の大切さ」

どんな山へ行くときもそうですが特に今回の様に長期に渡る計画の時は事前の下調べが大切でと言うことを痛感しました。

気象状況は事前に調べていても随時変わりますのでメディア情報をその都度入手する必要があります。

今回は大阪にいる気象に詳しいジョンの山仲間の多大なる協力を得ることができ、雨の日に休養日をはめると言う策を練ることができました。

八座のうち雨に出合ったのは最後の山、羊蹄山の下り5合目あたりからだけでした。

20日間もの間北海道に滞在していて晴れの日ばかりの登山とは何と幸運なのでしょうか。

「山は天気に限る」勿論それにこしたことはありませんが途中で降られるのは想定内だと思っています。

「トムラウシの登山道はぬかるんでいるよ」「幌尻岳の登山道は虫が多いよ」と事前に情報を入手していました。

しかし想像を超えた、トムラウシのぬかるみや幌尻岳のアブの大群には参りました。

ぬかるみはスパッツを履いていたとしてもドロンコ覚悟です。車にブラシ必携です。

宿泊先の国民宿舎ではホテルの入口に登山靴やスパッツなどの洗い場が設けてあります。

玄関先には大量の新聞紙が「ご自由にお使いください」と書いて積み上げられています。

「泥を館内に持ち込まないで!」と言われているようなものですね(笑)

幌尻岳の虫には殺虫剤を用意しましたが「アブ専用」でないと効果がありませんでした。

何十匹いいえ何百匹のアブが汗を感知してなのか身体にくっついてくるのです。

追い払っても効果の無い殺虫剤を吹き付けても・・・・効果なしです。「ムシ」じゃなくて「アブ」って知っていれば強力な殺虫剤購入したんですが・・・。

今後北海道へ行かれる時は、ぜひ私達の山行レポートを読んで頂き、装備や心構えをして出発してほしいと願っています。


[3419] 【3578回 北海道物語・・・その4】 2014-08-14 (Thu)

「テント場」

北海道のテント場は国営も多く設備が整っていました。テンバのそばに温泉があるのも、北海道だからこそで、とても魅力的です。

今回の私達の様に長期に渡る登山ではホテルや旅館を利用していては滞在費が膨大な額になってしまいます。

どのテン場も、限りなく登山口に近くとても便利なんです。

テン場の使用量が「無料」のところもあり何と言ってもゴミの回収もして頂けるので長旅族には嬉しい限りです。

国営のテン場代金は、ひとり300円と言うところもありました。さらにお風呂の割引券付きで200円で温泉に入れました。

私が山中で利用したトムラウシの南沼キャンプ場は「トムラウシ大量遭難事故のあったヒサゴ避難小屋」の手前に位置するなだらかな平野でした。

雪解け水が豊かに流れていて、そばにはトイレブースもありました。トイレブースは携帯トイレを持ち込んで、中で用を足して汚物は自分で持ち帰るシステムです。

「テン場は水に恵まれると最高ね」そう言いながら水場に一番近いところにテントを張りました。

ここは何か所にも分けてテントが張ることができて、まるで一軒建てマンションの様でした。

若者や中年組、ソロ組などさまざまな人たちが次々に到着して色とりどりのテントの花を咲かせます。

ツアーの歩荷担当者もやって来て、後から到着する登山客のために俗にいう「場所取り」のテント3張りアッと言う間に設営完了です。

この他、別の山ではフードボックスが設置されておりヒグマ対策もしっかりとされていたのが印象的でした。


[3418] 【3577回 北海道物語・・・その3】 2014-08-13 (Wed)

「登山届」

北海道の百名山の山々は登山届が徹底しています。勿論詳細の登山届は事前にメールで所轄の警察で受理してもらったうえでの話です。

私達が利用した、どの登山道には雨にも負けず強風にも耐えられるしっかりした登山届ボックスが設置されていました。

ボックスを開けるとファイルとペンがはいっていて登山日と名前、年齢住所は省略式で大阪市此花区まで記入すればいいように全山統一した書式になっていました。

下山時は下山時刻を記入することになっていて時間も手間もいらないようになっています。書かずに通過する登山者はひとりもいないと思います。

(あまりややこしい届けだと、「まっいいか」と書かずに通過するかもしれませんが略式なのでどなたも書いて登っていました)

登山口から数メートル入ったところにはソーラー式の機械が設置されていて、登山人数をカウントしていました。

登山届を書くと言うことが習慣づけられるとことは大切なことです。登山届を入れるボックスは本土でもありますが用意していなければついつい提出せずに通過・・・です。

「登山届を出しましょう」と言うだけではなく事故の多い六甲山でも登山口に設置して欲しいものです。


[3417] 【3576回 北海道物語・・・その2】 2014-08-12 (Tue)

「ヒグマ対策」

動物園やクマ牧場で見ると両手をそろえて「ちょうだい」をして餌を受け取ったりします。

遠くから見ると「かわいい〜!」とつい言ってしまいますが登山道に現れたらそんなこと言っておれなくなります。

ヒグマは北海道に生息し本土ではツキノワグマが生息しています。

日本では北海道にだけ生息しているクマということで有名な熊です。凶暴だと思われがちなんですが、ヒグマの食べのもは基本的には植物性の餌が主体なんです。

ただツキノワグマに比べると、肉食性が高く、鹿を襲ったり、サケ・マス類が遡上する川では、秋にそれを食べたりします。

ツキノワグマも最近では人里に降りてきて家畜を襲ったりしますし、凶暴性は同じようなレベルだろうと思います。

利尻島を除く北海道のどの山にもヒグマは生息しています。熊の生活圏を人間がおびやかしているのですから、おどろいて襲ってくるのは当たり前だと思います。

「通るよ〜びっくりしないでね〜」そんな思いを伝えるために「熊鈴」を付けてヒグマに通過を知らせます。

大きな糞が登山道に落ちていたのを見た時は鳥肌がたちました。しかもそんなに時間が経っていない!。

熊鈴を大きく鳴らし大声でおしゃべりをしながら通過しましたが怖かったです。

北海道の登山には熊鈴は必携です。音が鮮明に聞こえるものがいいですね。カウベルは遠くからあまり聞こえません。

羊蹄山で霧の中に立たされた時私の熊鈴で「ああ来てるな」とわかったそうです。八幡平にあるホテルのロビーにヒグマが立っていたこともあったそうです。

「予約に来たのか?」・・・そんな〜笑えませんよ〜自動ドアだからヒグマも平気でホテルの中に入って来られるのです。

北海道の山中のテン場には「フードロッカー」なるボックスがテン場から離れて設置されていて食糧や食べ物のゴミを入れておくヒグマが開閉困難な作りで設置されていました。

テント内に夜食やおやつを持ち込めば臭いでテントの中にも入ってきた事件があったそうです。クワバラクワバラ・・・


[3416] 【3575回 北海道物語・・・その1】 2014-08-11 (Mon)

「携帯トイレ」

レポートとは別に私が北海道百名山8座を登って感じたことを発信していきたいと思います。

北海道の山中には携帯トイレのブースが設置されています。

テントで囲いがされていて中で携帯トイレを使用できる仕組みです。(排出物は各自持ち帰りです)

世界文化遺産の富士山のシーズンオフに汚物を山に撒き散らす小屋のシステムからすれば自分の汚物を自分が持ち帰ることなんて何でもないことです。

下山場所には汚物回収ボックスがありました。ワンちゃんの散歩で「うんち」を拾う行為を思い浮かべたら汚くも何ともないはずです。

北海道の山々はトイレに関して徹底していました。驚きです。感動です。

トイレブースの設置していない山については登山口にトイレがあり、山中にはトイレがないことを明記しています。

8座登りましたが飴の包み紙も落ちていませんでした。

本土(北海道の人たちは津軽海峡を越えた私達のことをこう呼びます)の人間は、までそこまで徹底しておらず恥ずかしいです。

私は環境が変わると便秘症状になりがちですが、おしっこについてはすみません・・・・していました。

「お花摘み」と称して山中に座り込んだとしてもペーパーは持ち帰りましょう。


[3415] 【3574回 ただいまっ!】 2014-08-10 (Sun)

北海道百名山、予定通り登ることができました。感動もさることながら、厳しい山ばかりでした。

追々にレポートにて見て頂きたいと思っています。待ってて下さいね。

今は車を洗い、テントを洗い、寝袋も洗い、雨の降るのに乾かずで、えらいこっちゃです。

皆様が行かれる時に参考になるようなレポートに仕上げたいと思っています。

テン場情報・小屋情報など荷物にならない情報を体験してきました。

気象情報を提供していただいたり、民宿の手配をしていただいたり、無事に帰ったかと心配かけたり・・・感謝しています。

ありがとうございました。北海道山行の夢が叶えて幸せです。


[3414] 【3573回 行ってきますっ!】 2014-07-19 (Sat)

いよいよ「北海道でっかいどう」の出発日が明日の夜明けとなりました。あいにくの雨模様の様ですが上等っす!太陽を浴びて車の中はつらすぎます。しっとりと涼しく出発です。

「狭い日本そんなに急いでどこへ行く?」と言うフレーズがありましたが「ゆっくり、安全に、無事に目的をはたして参ります。何せ「北海道でっかいどう」ですから。

道中の無事を祈り、天候に恵まれることを祈り、まるで夜逃げでもするかの様な満タンの荷物を乗せ行ってまいります。

利尻岳、羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳、トムラウシ、十勝岳、幌尻岳、羊蹄山、移動時間150時間とも160時間とも想像のできない時間をかけて・・頼んだで〜fitちゃんよ〜!

「行けるかな?」「行けるとも!」「行かなきゃ!」そんな応援歌を担いでの出発です。

北海道の山々を制覇した後は、函館港から青森港にわたり更なる目標の山々、八幡平、岩手山、早池峰、朝日岳を登って帰ってきます。ちょっと欲張り過ぎ?

「長いねぇ、贅沢だねぇ」と言われたけど、でもね・・・毎日日曜日の身、時間には余裕があるのです。どこで生活しても生活費はかかります。生活の基点を北海道に変えただけなんです。

戻りましたらたくさんの写真と山行記録をアップし北海道の山々に出かける人たちが参考になるような正しい情報源をしっかりと見てきます。

7月20日出発は決定していますが天候次第で帰阪日は制定していません。概ねの帰阪予定は8月10日を立てております。

ではしばらく「ひめのおうち」は夏休みとなりますがよろしくお願いいたします。


[3413] 【3572回 太秦ライムライト】 2014-07-18 (Fri)

北海道山行準備が万端整ったので、またまた映画に行ってきました。今回は山岳映画ではありません。チャンバラ映画です。(ウフッ)

福本清三さん(71歳)名前はピーンとこなくても顔を見ればすぐに「ああ!あの人知ってる〜!」と言うはずです。探偵ナイトスクープをご覧になった方は「知ってる!知ってる!」と言うはずです。

時代劇の名脇役で斬られた数はなんと5万回だそうです。1日にたった1回しか上映せず、しかも午前9時からと言う設定で観客もマバラでした。

苦節55年はじめて今回脇役から主役に抜擢されたのだそうです。斬られ役が大勢いる中でどうすれば注目してもらえるのか考えて編み出したのが斬られる時の「のけぞり」だったそうです。

まるでスケートの荒川選手のイナバアワーの様な恰好で斬られ落ちていくのです。お見事!研究した方によると斬られたとしたら実際にも似たような恰好で倒れるのだそうです(?)

斬られ役を55年間やってきて、今回は多くの大物俳優の皆さん達や裏方の方達が福本清三さんの人生に拍手を送るために企画されたのではないでしょうか。(これは私の勝手な想像です)

映画製作の裏側も見れて面白い映画でした。だから寝てないですよ〜

廃れていく時代劇の哀愁や、若い芸の無いタレントたちが人気ばかりで映画作りに携わっていく風刺の効いた様がとてもよく理解できました。

何事も一生懸命やっていれば、どこかで誰かが見てくれているのです。お元気であればまだまだご活躍される機会もあると思います。ぜひ斬られた瞬間の見事な「のけぞり」を見て下さい。

「みどころ」

太秦にある東映京都撮影所において撮影が行われている時代劇の中で、大スターたちが華麗な刀さばきを披露するチャンバラ時代劇です。

その陰で常に時代劇を支え、“斬られる”事を専門とする俳優=斬られ役に光を当てたドラマ。そんな彼らの今と、古き良き時代劇の背景を、チャップリンの名作『ライムライト』をモチーフに描いています。

時代劇撮影のメッカ、東映京都撮影所。そこにある殺陣儀技術集団「東映剣会」に所属し、“日本一の斬られ役”福本清一が初主演を務め、味わい深い演技を見せてくれています。

ヒロイン役には世界武術大会優勝者で映画初出演の山本千尋が抜擢され、見事な立ち回りを見せるほか、松方弘樹、小林稔侍ら東映ゆかりの俳優たちの登場もオールドファンには嬉しい。

「梅田ブルク7」で上映中です。大阪府大阪市北区梅田1-12-6 イーマビル 7F(06-4795-7602)シニアの特権を乱用してぜひ!(笑)ロッジのすぐ近くです。

上映時間はネットで調べるか映画館に問い合わせてからお出かけください。曜日によって上映時間が違っています


[3412] 【3571回 夏山シーズン到来】 2014-07-17 (Thu)

本格的な夏山シーズンとなりました。

夏山シーズンを迎え7月14日、剱岳などで遭難救助訓練が行なわれたと報道されていました。

訓練初日の14日は、富山県警・上市警察署で出発式が行われました。夏山遭難救助訓練は、登山客が増える夏山シーズン本番を前に行われていて、今年は県警の山岳警備隊26人と自衛隊員2人が参加しています。

隊員の人たちは14日から9日間かけて、剱岳と薬師岳一帯で、岩場や雪渓での救助訓練や山の地形など今年の状況を確認します。

警察によりますと、去年発生した遭難事故のうち、およそ半数の61件が7月から8月の夏山シーズンに発生しています。

警察では、登山者に対し無理のない登山計画を立て、天気予報をしっかり確認するよう呼びかけています。私達も救助隊の皆さんに迷惑をかけない山行を心がけたいと思っています。

装備不備などでSОSすることのないようにきちんとした装備で夏山を楽しみましょう。

ツアーなどでは予備日が設定されてなく、予定がギッシリと密に立てられていたり、健脚者に基準を合わせるために速度に付いて行けず引き返す途中で遭難した例もあります。

ツアー参加時は会社概要、特に過去に無理なスケジュールで事故を起こしていないか調べる必要があります。

以前に一度だけツアー会社を利用したことがあります。ほとんどが所属するメンバーでしたが添乗員さんが、目印にと黄色いタオルを配布してくれたことがありました。

参加者が山頂で列から離れてしまい黄色いタオルを目印に短時間で見つけることができました。胸に付けた小さなバッジをよく見かけますが山では役に立ちません。ジャンバーなどを着てしまえばバッジは隠れてしまいます。

利用したツアー会社のカラータオルは、なかなか良いアイデアでした。それに加えて添乗員も山に詳しい若者でし安心してついて行けました。

安全を二の次に考え、儲け第1主義のツアー会社がどこなのかわかりませんが山岳事故報道などでツアー会社の名前が出た時はメモに書き留めておき、参考にするにする事も安全対策に役立つのではないかと思います。


[3411] 【3570回 クレジットカード】 2014-07-16 (Wed)

「私はクレジットカードを持たない派」

手元にお金がなくても自由に買い物ができることを嫌い、私はこの齢まで「クレジットカードを持たない派」です。

いまどき時代に逆らっていると言われそうですがそれでも支払いが後回しになるシステムはどうも好きになれません。

ETC搭載機を設定する時にどうしても作らないといけなくて生涯でたった1枚きりのクレジットカードを作りました。

ETC利用時の銀行引き落としに必要だっただけで一度もカードとして使ったことはありません。ましてや財布の中に入れて持ち歩くなんて怖いっ!

過日に財布を落とし、その中にクレジットカード数枚も入っており青ざめていた人を見ましたがカードって怖いですよね。

知り合いの人が酔っ払い過ぎて終電に乗り遅れ、サウナで朝を迎え、気が付いたら首にぶら下げていたロッカーのキーを盗まれ、カードの被害に遭ったことがありました。

カード会社に紛失届けをしている最中にも「あ〜!、たった今、お買いものをして店を出られました」と手続きをする間にもバックなどの高級品ばかりを購入し換金するプロの手口だったそうです。

欲しいものがあれば現金が貯まってから買うと言うことを徹底的に親から教育されました。ローンで物を買うなんてことは(あっ・・・家を買ったかな・・笑)許されない事でした。

しかし現在では「ポイントがた貯まる」と、なんでもかんでもクレジットカードで買い物をする人が多くなりました。ちゃ〜んと計画的であればいいのですが私には絶対にできません。古い奴だとお笑い下さい。

「貯金をするなら、なるべく遠くの銀行を利用せよ」とも言われました。近くで便利だと、すぐ引き出しに行くので、なかなか貯まらないのだそうです。

だから私は此花区にはない銀行を利用しています。ついつい面倒なために我慢をするので元金が減らないってことです。「増えないけど減らない」

しかし年金だけは給料と同じですから近くて便利な地元の金融機関を利用しています。通帳だけで出金できるので便利です(ん?矛盾してるなぁ・・)

私の財布の中にはスーパーのポイントカードなら数枚入っています(笑)これなら紛失したからと言って警察に届ける必要もなく諦めることができます。

嫁が言いました「パパもお義母さんと同じこと言うてます」あっちゃ〜!・・・DNA引き継いでしもたんやろか?


[3410] 【3569回 引っ越し?夜逃げ?】 2014-07-15 (Tue)

北海道行の荷物90%できました〜!目的に合わせて小さくまとめましたので個数が多くなりました。

幌尻岳用の沢登用品、テント、寝袋、着替え、リュックの中はすぐに背負って出発できるようにしています。

リュックの中身は、ほぼ10kg。アイゼンは全行程携行しようと思っています。合羽、ツエルト、ダウンなどを入れあとは食材を入れます。

着替えは途中でコインランドリーを見つけて洗濯しテン場に干すので4〜5着といったところでしょうか。

明日は理事会、明後日は出勤日、明々後日は夜回りと用事も詰まっており気ばかり焦る毎日です。

荷物が、ほぼ形になったところで前日にはもう一度中身を点検しながらチェックリストとにらめっこして忘れ物の無いように出発したいと思っています。


[3409] 【3568回 我が家は林間学校】 2014-07-14 (Mon)

夏休みに入る前に婆&爺が不在になると知り「お泊りに行きたい」コールが届きました。7月12日と13日は三田市にあるスイミングの見学をしてそのまま自宅に連れてきました。孫4人全員集合です。

沿道にあるレストランを指さしながら「どこで食べようか何が食べたいか」と聞くのですが4人声をそろえて「秘密基地で〜!」と答えます。つまり婆の家でということらしいです。

自宅に戻り夕食の準備をする間も今までだと「ばぁちゃんちょっときて〜!」と必ずだれかが呼びに来ていたのですが成長したのか自分たちだけで仲良く遊べるようになりました。

午後7時、我が家にしては遅い夕食(通常は6時)を済ませ入浴は今まで全員がドボンッ!でしたが、今では順番を決め3人それぞれがひとりで入ります。汚れが取れているかどうかはわかりません。(笑)

最後は4歳のチビちゃんと婆ちゃんが入り、歯磨きを済ませ3階の寝室に落ち着きました。

さあ、それからはハッチャカメッチャカで隠しカメラで一度親たちにも見せてあげたい気がします。まっ、子供たちは家で出来ない事ばかりをして楽しんでいるみたいです。

時々、爺が覗きに来るのでクリップを床にまき、ゴムでドアに仕掛け入室禁止の策を取っています。

12時を過ぎたため、豆球にすることにしました。「じぁあ小さい子が寝たら小学4年生はまた起きてもいい?」と言うので、どうせ狸根入りから本寝になるだろうと「いいよ〜」と返事をしました。

小学4年生はふたたび起き上がりそれから何時に寝たのか婆ちゃんは知りません・・・

翌朝、せっかく来たのだから「海遊館に行こうか」「科学館に行こうか」etc.提案しましたが「おうちがいい〜!」(婆ちゃん的には安くついてラッキー!)

午後2時過ぎまで我が家は林間学校もどきになり手間いらずで4人は思い思いに遊んで帰りました。

帰りの車の中は後部座席に子供たちだけが座り楽しい笑い声が聞こえてきます。時々後ろを確認するのですがシートベルトをしたまま後ろを見るのもつらく手鏡をつかい後部座席の確認をしました。

車の中は「アナと雪の女王」の歌をエンドレス状態で歌っています。手鏡の確認では何か白いものが舞っている気がして信号待ちを利用してシートベルトを外し大きく振り向いて見ました。

「驚き桃の木山椒の木」・・・この様子はブログ写真にアップしました。

チイッシュ1箱見事に雪に変わっていました。「うんこが出て紙が無ければ困るよね」「鼻が出た時チィッシュなかったら困るよね」と諭しました。

すると4歳の子が車内に散乱したチイッシュを拾い、空になった箱に戻しはじめました。大きい子も見習って西宮名塩に着くころにはお片付け完了〜


[3408] 【3567回 今から行こうとする山で・・・】 2014-07-13 (Sun)

7月20日から北海道へ向けて出発し、帰りに立ち寄ろうと計画している東北の山で事故が発生しました。

7月5日午前11時20分ごろ、朝日連峰の大朝日岳から下山中に新潟市と仙台市の男女2人が、雪渓で足を滑らせ転落したと、同行者が110番通報があったそうです。

2人は県警のヘリ「がっさん」と県消防防災ヘリ「もがみ」で救助され、頭や足に軽傷を負った程度で助かりました。

所轄署によると、けがをしたのは新潟市50歳の女性と仙台市51歳の男性。2人とも大朝日岳から下山し、小朝日岳に向かう途中、雪渓で足を滑らせクレバスに落ち軽度の脳挫傷や左脚にかすり傷を負ったそうです。

両名とも靴にアイゼンを装着していなかったための滑落。

毎週、朝日連峰に登っているという朝日町内の男性は「今年は例年以上に雪が多く残っており、尾根などを歩く際はアイゼンがないと危険」と話していました。

私達の装備の中には冬山と想定して(アイゼン、ピッケル、ヘルメット)をいれました。せっかく持参しても「いらないだろう」と車の中に置いて行くことのないように気を付けたいと思っています。

谷川岳登山で出合った京都の若者の装備不十分の姿を目の当たりにしました。軽アイゼンにピッケルも持たず立ち往生していたため苦言を呈してザイルを貸しました。

「何とかなるやろ、エイ!ヤーッ」の気合だけで通過するには危険な個所も沢山あり慎重に山行計画&実施をしなければと再確認した次第です。

一歩一歩しっかりと安全に行けば楽しい山行になるはずです。


[3407] 【3566回 引き際が見事!】 2014-07-12 (Sat)

テレビでおなじみのあの甲高い声の、一度聴いたら耳にこびりつくあの独特の長崎訛りの「ジャパネットたかた」の社長が引退表明をしたそうです。

通販大手の「ジャパネットたかた」の社長(65歳)は来年の1月で社長を引退し、後任に長男の現副社長(35最)を社長に就任さすことを発表しました。

現在の高田社長は1986年、小さな電気店から出発し現在のジャパネットたかたを成長させました。自らテレビショッピングの番組に出演して商品を紹介する手法で収益を拡大してきました。

どのチャンネルを回してもコマーシャルの時間になると1日1度は甲高い声が聞こえてきたような気がします。

65歳で引退とは早すぎる!と思いながらも引き際が見事で「アッパレ」と称賛したいと思います。35歳の長男を一人前の社長にするためには、早すぎる社長時代に引退し息子の育成にハッパをかけるのでしょうか。

私は通販で商品を買うのはオモチャぐらいですが夜中、早朝に、あの甲高い声で呼びかけられると、ついつい注文の電話をかけたくなる人もいるのではないでしょうか。

「あの声が好き」と言う人もいます。金額が安いというだけではなく下取り制度がいいのかもしれません。不要の電化製品の処置に困る消費者の心をグッと掴む商法は「アッパレ」と言えるかも知れません。

通販ぎらいの私でさえ、あの声を聞くと「何が下取りしてもらえる物はないか」と探すこともあるぐらいですから、あの呼びかけと「残りあとわずか!」の声に魅かれて業績を不動のものにしたのでしょうね。

二代目は偉大すぎる先代の影がちらつき、成功する確率が少ないと聞きます。老体になったから息子に譲るのではなく息子を一人前にするために譲るってなかなか決断がつかないと思います。

どの企業も後継者問題に悩み、あげくの果てに70歳や80歳を過ぎても「社長の座」にしがみついている企業もありますが勇退して側面で若い力を伸ばそうとしなければ会社は途絶えてしまいます。

「社長の席を譲りたいが任せる者がいない」と豪語している社長さんがいたら「ジャパネットたかた」を見習って次の株主総会で思い切って譲ってはいかがですか?新しい風が吹きますよ!

私が新入社員であったころ製造現場では「技術は見て盗め」と詳しい仕事のイロハを教えていなかったように思います。しかし現在は「ISO」なるものが導入されてから文書で懇切丁寧に指導するように変わりました。

若者も「年寄りだ、やり方が古い」だのとバカにせず先輩が築いた功績を認め、自分の技術を高めて欲しいと願っています。


[3406] 【3565回 出発まであと10日】 2014-07-11 (Fri)

北海道への出発があと10日を残すばかりとなりました。いったい北海道までどんくらい時間がかかるのか・・・調べてみました。

まず阪神高速「本田入口」をスタートして青森までの所要時間は18時間49分かかります。勿論ノンストップの時間ですのでこれに休憩時間を加算しなければなれません。

津軽海峡フェリーを3時間40分乗船して函館に到着です。函館港からまずは最初に目指す山「利尻岳」の船着き場である稚内まで14時間18分!

(ヘェ〜大阪まで戻ってこれそうな気の遠くなるほどの時間やなぁ)北海道でっかいどう〜!

利尻岳を登り終えてフェリーで2時間足らずで稚内に戻り(利尻の麓で1泊)それからの移動時間を調べてみました。どこで宿泊してどうなるのか全く未知の世界です。

わかっているのは幌尻岳登山に2泊3日が要するのだと言うことだけであとは、風の吹くまま、気の向くままの自由山行となりそうです。と言うか移動時間が半端じゃなく計画が立てられないのです。

@稚内から羅臼岳に移動時間 16時間40分

A羅臼岳から斜里岳に移動  4時間05分

B斜里岳から雌阿寒岳に移動 4時間50分

C雌阿寒岳からトムラウシに移動 6時間14分

Dトムラウシから十勝岳に移動 6時間33分

E十勝岳から幌尻岳に移動 6時間23分

F幌尻岳から羊蹄山に移動 7時間00分

すべての山を制覇したあかつきには函館あたりで豪華な宿を取り祝杯を挙げたいと考えています。朝を迎え、函館港から青森港にわたり更なる目標の山々(八幡平・岩手山・早池峰・朝日岳)と予定をしています。

A)青森港から八幡平へ移動時間 2時間51分

B)八幡平から岩手山へ移動時間 1時間13分

C)岩手山から早池峰へ移動時間 2時間41分

D)早池峰から朝日岳へ移動時間 6時間00分

e)朝日岳から大阪へ移動時間 13時間05分 

ぜ〜んぶ足したら150時間、つまり6日間ず〜っと走り続けてる計算になってしまいました。やっぱり「北海道はでっかいどう」です。

あとは天候と体力と資金繰りの心配が残っていますが何とかなるでしょう。具体化すると、わくわくしてきます。

荷物の準備もそろそろしなければなりませんが土・日にチビッコ達がお泊り壮行会に来るらしいのでその後に部屋中に荷物を広げてチェックリストを見ながら、忘れ物の無いようにしたいと思います。


[3405] 【3564回 社会を明るくする運動】 2014-07-10 (Thu)

7月8日、此花区の主たる商店街入り口で「社会を明るくする運動」の街頭啓発活動に行ってきました。「社会を明るくする運動ってなにそれ?知らんわ〜っ」と言われるかもしれません。

「社会を明るくする運動」は犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ、地域の人たちに犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深める運動です。

それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で、今年で64回目を迎えます。

テレビや新聞では、毎日のように事件のニュースが報道されています。安全で安心な暮らしはすべての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。

取り締まりを強化して、あやまちを犯した人を処罰することも必要なことですが、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや協力雇用主を増やすことで働く場所を提供してもらえると再犯が防げます。

犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことなのです。みんなで考え、参加してください。

街頭広報、ポスター、新聞やテレビ等の広報活動に加えて、だれでも参加できるさまざまな催しを行っています。

此花区では8月7日(木曜日)午後2時から此花会館(梅香殿)で「小・中学生 夏のしらべ」と銘打って此花区の小学校、中学校の吹奏楽部やコーラスを開催することにしています。

どなたでも入場できます。ぜひ、ぜひご参加ください。


[3404] 【3563回 熊について勉強中・・・その3】 2014-07-09 (Wed)

熊の気持ちになってみると「オレ達の縄張りに人間が勝手に侵入してきた!」と思うからこそ威嚇したり襲ってきたりするのだと思います。

熊を刺激しないように「ちょっと通してくだしゃんせ」の気持ちで無事通過できればと思っています。

ヒグマと遭遇する可能性がある場所での実用的行動は、まず勇猛心を持ち、常に熊と遭遇した場合の対処法を頭に入れ、時々それを思い浮かべながら行動することだそうです。

@必ずナタを携帯する(武器として実用的な物)

A 音の出る物(ラジオや鈴など)で、常時音を立てて歩くと、辺りの音の異常が感知し難いので、要注意。それよりも、時々声を出したり、笛を吹いた方がよいと思う。

B 辺りを充分注意しながら進む。見通せる範囲はもとより、その先の死角部分では、特に歩調をゆっくり歩く。

C 万が一熊に出会ったら(20m以上距離がある場合)、走らないで、熊の様子をうかがいながら、熊から離れること。

D 距離が10数mないし数mしかない場合は、その場に止まりながら、話しかけること(最初は普通の音声で、それからは大声で)そして熊が立ち去るのを待つ。自分も少しずつその場から離れてみる。

E側にのぼれる木があればのぼり逃げる。襲ってきたら死にものぐるいでナタで熊の身体のどこでもよいから叩く。

人里近くなら、民家では犬を普通のこととして、放し飼いしていたので、熊など野生獣は吠える犬を嫌って民家に近ずかなかったのですが、犬を繋いで飼うようになってから、民家に熊が近ずくこともあるそうです。

夜だけ出没する熊は、人を襲うことはないそうです。人を見て逃げる熊は人を襲うことはないそうです。

テン場での生ゴミを外に放置しない。場所によっては山中に食糧ロッカーが設置してあり就寝時には必ず食糧ロッカーにいれるようにと資料に書いています。

いずれにしても北海道ならではの注意事項で「遭遇しませんように!」と祈るしかない神頼み山行になりそうです。


[3403] 【3562回 熊について勉強中・・・その2】 2014-07-08 (Tue)

「熊に遭遇したら死んだふりをすればいい」ひと昔前に流行した言葉です(笑)


●人を襲う3つの原因
 
@ 食べる目的で襲うことがあり人を執拗に攻撃し、倒した人間をその場で喰うこともあるが、多くは己の安心できる藪の中や窪地や小さな沢地などに人を引きずり込む。

A 戯れ苛立ちから襲うこともあり、襲う熊は2,3歳の若熊に限られている。

この場合は頭を下げ、毛を逆立て半ば白目を出して上目ずかいに人を睨みながらにじり寄り、「ファ!、ファ!」と威嚇しながらからかうように迫ってくる。

B人をその場所から排除するために襲うことがあり、その理由は不意に人と出会ったときの不快感から興奮しての先制攻撃をしてくる

(人から反撃されて、熊が直ぐに人から離れ逃げ去る場合もある)

また子連れの母熊が子を守るための先制攻撃がある。この種の事故を予防するには、鈴や笛を鳴らして歩くと良い。

また人が持参している食物や作物家畜などを奪う目的、あるいはすでに確保した物や場所を保持し続けるのに邪魔な人間を排除するために襲う場合もある。

それには越冬穴の存在に人が気ずかず穴に近ずいたために、穴から熊が飛び出し襲ってきたというのもある。

●時季により襲い方がちがう

人に対する熊の襲い方は時季により2つに分けられます。

@2月中旬以降の冬籠もり末期と冬籠もり明け直後は、立ち上がる体力がなく這ったまま主に歯で攻撃し易い部位をもっぱらかじる。これ以外の時季は立ち上がって手の爪で攻撃することが多い。

A秋の山菜採りの時季、この時期の熊も人を襲う場合は、立ち上がって手の爪で攻撃してくる。熊の手爪は「熊手」の原型となったほど頑健で、手爪は鉤型で長さは6〜10cmもあるそうです。

人と遭遇し興奮して我を忘れて襲ってきた熊は、人の少しの抵抗で、我に返り、そそくさと立ち去るものだそうです。

「襲い掛かってきた熊を熊撃する確実な方法」はないそうです。「熊の鼻先を叩け」という人もいますがそんなにうまくいくはずがありません。

熊の痛覚は全身にあるからどこを叩いてもいいそうです。


[3402] 【3561回 熊について勉強中】 2014-07-07 (Mon)

北海道への出発があと2週間と迫りました。イメージを浮かべながら準備と自主トレーニングを積み重ねています。

「天候に恵まれますように!」「山行途中で喧嘩しないように!」「熊と出合わないように!」と願っています。イノシシ退治のために仕掛けておいたオリに熊が入っていたと関西地方でも熊出没・・・怖い世の中になったもんです。

「もし、熊に遭ったら、どうする?」

北海道に行くと言えば異口同音に「熊に気いつけや〜!」と脅される始末です。現在日本では月輪熊が約1万頭頭、北海道にはヒグマが約2千頭いると推定されています。

北海道ではヒグマのことを「山親父」、月輪熊のことを「森の親父」と呼ばれ自然の元締め的存在で「恐ろしい」と総評されています。

ヒグマは冷涼なところで生息、月輪熊は温暖な気候を好んで生息しています。月輪熊は首や胸に白毛があり、ヒグマにも首や胸に白毛がある。

ヒグマは身体が大きくなると木登りしませんが、月輪熊は身体が大きくなっても木に登るそうです。ヒグマの最大のものは、雄で体長2.4m、体重400kg、雌は体長1.9m、体重169kg。

月輪熊の最大のものは、雄で体長1.5m、体重120kg、雌は体長1.3m、体重90kgもあります。

どちらも発情期(5月下旬〜7月上旬)、出産期(1月〜2月)、子の数(1〜3頭)、養育期間(子が1歳ないし2歳過ぎるまで)とも同じ。

食性も両種ほぼ同じで、草類・木の実・蟻・鳥獣類やその死体・蜂・果樹作物・家畜・魚など・まれに共食いもします。

山に熊の好む餌(ドングリ類、コクワ、ヤマブドウなど)を残し、樹を伐採し過ぎて山を明るくし過ぎなければ多くの熊は里に近づかないし、不用意に近づいてもまもなく立ち去ると言われています。

今日はここまで〜


[3401] 【3560回 リベンジ菊水ルンゼ】 2014-07-06 (Sun)

2週間前に敗退した「菊水ルンゼ」にマゼンタチーム改め「チームJJ」(名前の由来はマゼンタリーダーが前日に還暦を迎え、じぃじぃの仲間入りをしました。しかし爺爺と呼ぶには若いのでじぇいじぇいになった次第)

鈴蘭台駅8時30分集合、新開地までは同じ電車に乗っていたはずなのに何故か改札でお出迎えを受けました。

聞くところによると新開地で鈴蘭台行の電車乗り継ぎ時間が、わずか2分だったため駅構内を走ったのだとか・・・もう体力使ってる〜

登山口まではバッチリ覚えているし、途中「ヘビのクライマー」の場所を紹介したり妙号岩も見学しました。

登山口でスワミベルト、ヘルメットなどの装備を整え「いざ出陣」

今回はちゃ〜んと取り付き点に突入することができました。難易度は芦屋の地獄谷の2倍と聞いていましたが慣れないからそう感じるのと岩場が苔で滑りやすくて危険のため難易度が上がったのだと思います。

「ロープ〜!」一度だけ叫びましたが「こんくらい行けるっ!」と激が飛び何とかロープなしで岩場を通過しました。汗だくになりながら、結構楽しみながら岩場がおわりあとは一般道に合流。

頂上に到着すると東屋があり隅を借りて宴会スタートです。雨粒が落ちてきて雨宿りする人がぞくぞくと東屋に入ってきました。「合羽を持ってない」という若者もいてあきれてものが言えずでした。

「六甲をなめるなよ!」心の叫びです。

前日に還暦を迎えた「チームJJ」のリーダーのために乾杯!北海道で熊に食われるなよの壮行の乾杯、諸々楽しい時間をたっぷり費やしました。

下山道は「片目でケンケン」モードで駅に到着。電車に乗りそのまま梅田まで行きチョコパフェで「もいちど乾杯」をし解散しました。

リベンジしてみればあの時、「敗退があったからこそ今日と言う日の出会いがあった」と感謝しています。

菊水ルンゼは単独行は危険です。万が一、足を滑らせて動けなくなると携帯は繋がらないし登山者はいつ通過するかわかりません。


[3400] 仄仂亟仆舒ム 亟亳亠ムxョ 2013 2014-07-04 (Fri)

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[3399] 【3558回 不安定な梅雨空】 2014-07-04 (Fri)

3日はシトシトと梅雨らしいあめでした。おっとっと呑気なことを言ってはおられないのです。土曜日に「リベンジ菊水ルンゼ」の予定なのです。

天気予報によると「曇り」となっていますので登攀には最適だと思っていますが山の天気は変わりやすい・・かと言って日曜日も同じ予報でした。さてさてどうすべぇ?行くどぉ〜!(ジョンの決断待ち)

テレビのスイッチを入れたら何かのドラマの再現か?と思わず見入ってしまいました。何とそれはドラマではなく兵庫県会議員議の号泣でした。

私は政治のことには一切触れないように8万回の書き込みを続けてきました。でも今日はちょこっと書かせて〜!

号泣会見を海外メディアでも報道し話題になっているらしいです。政務活動費の不正使用疑惑を受け釈明するための記者会見でしたが公の場で泣き叫んだり机をたたいたり・・・・

そう言えば小学校の時にあんな光景みたなぁ。おねだりをして要求が聞いて貰えなかったときや、自分の負けを認めたくない時にあんな子いたなぁ・・・

不正使用疑惑をきちんと説明し不正がなければ堂々と払いのけるのが泣くよりも先でっせ〜!

タイムズ紙(電子版)は、「従来型の深いお辞儀の代わりに、47歳の議員は、すすり泣き、体を震わせ支離滅裂な泣き言を言った」と描写。

日本人の代表みたいに報道せんといてなぁ・・・西宮市民の悲しみ、呆れ顔、腹立たしさ、選挙の一票の重さを再認識。都議会での野次もそうですがこの頃どこか歯車が狂ってませんか?

昨日はそんな話題の議員のいる西宮市を電車で通過し(笑)須磨駅まで行ってきました。

凍傷の治療を続けている知り合いの方が赴任先の滋賀県から須磨の病院に戻ってくると聞き前回4月の末日にお会いしてからの回復具合も知りたくて再会することになりました。

須磨の待ち合わせ場所に行くと笑顔で迎えてくれました。まだ昼間ではありましたが居酒屋風の店に入り回復のその後を聞かせて頂きました。

まだ手には白い包帯がところどころの指に巻きつけてありました。凍傷の度合によって回復の遅い指があるのだそうです。

前回お会いした時よりもとても上手に箸も使え、随分慣れた手つき、何よりも笑顔が清々しく、心の回復も順調なのだと感じることができました。

8月の診察で治療を終えリハビリに入るそうです。現役で仕事も復帰されており日々の仕事がリハビリにもなっている様子でした。

切断された指は戻ってきませんが、その方が体験されたことが多くの登山者に「凍傷」について貴重な教訓となっていることでしょう。

凍傷の詳しい内容は「ジョン登山楽講」をクリックしていただき「日本の山でも充分怖い…凍傷 5月まで山は冬です」を、いまいちどご覧いただけると嬉しいです。


[3398] 【3557回 梅雨らしい雨】 2014-07-03 (Thu)

大雨で被害にあった地方には申し訳ないのですが7月3日、大阪では「やっと梅雨らしい雨」が降っています。

しかし7月3日は梅雨前線が活発化し 九州を中心に西日本で大雨のおそれがあると報じています。南から湿った空気が流れ込む九州地方では、局地的に非常に激しい雨の降る所もあるそうです。

低い土地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害に警戒が必要です。

自然界の猛威は人力でどうにもなりませんが土砂崩れなどで大切な家も流されたり橋が流されたりと手の施しようがありません。

収穫前の農作物を心配のあまり田畑の様子を見に出かけて濁流に飲み込まれて死亡というニュースも大雨の後必ずといっていいほど報道されます。

生命さえあればまたやり直しがききます。悪天候の時は自宅待機が安全です。

特に一人暮らしの高齢者の方の不安は大きく避難場所が設置された場合は、早い目に避難場所に移動した方がいいと思います。

過日、町内会の班長さんが「災害の時に手助けがいるかどうか」の聞き取り調査に来ました。理由がわからないので回答の前に趣旨をたずねました。

「65歳を過ぎた家庭で万が一の災害時に避難場所まで歩いて行けるかどうかの調査」だったらしいです。「まだ大丈夫です」と回答しておきました。

65歳・・・私達もいよいよ高齢者グループに突入したんですね。(自覚はない)ぜひ電車の中で席を譲ってもらう体験をしたいものです。

四万十の従姉妹が退院したと知らせを受けました「全然よぉなっちょなんがに退院させられたがよ」電話の向こうの不安げな顔が浮かんできます。

病院はホテルではありませんのでいつまでも入院と言うわけには行きませんが「回復すれば退院」の基本から「3ケ月経てば退院」に変わっています。

私の姑も「治る見込みがないので退院」を迫られました。高齢者社会になってますます医療機関の充実化が求められます。

ケア付き、介護付きの老人ホームの1ケ月の管理費用は年金額内でなければ経済的に入居することができません。

元気でいなければ家族に迷惑かけると思い今日も自由に生きていくことにしました。(今日はボランティア事務所へ勤務の日)


[3397] 【3556回 山開き・夏山シーズン】 2014-07-02 (Wed)

7月になった途端に暑いっす!今年初めてアスファルトが暑いと感じました。山開きのニュースがあちこちで聞こえ始めました。

6月28日長野県の北アルプス北穂高岳で、横浜市の男女2人が死亡する事故がありました。

25日午後5時過ぎ、東京の山岳会の会員から「仲間2人が北穂高岳の山小屋に着かない」と警察に通報があり捜索したところ、標高2800m付近の斜面で、男女2人の遺体が見つかりました。

7月と言えども山はまだ冬です。アイゼン・ピッケルなどの装備を充分にして安全な山行を心がけましょう。

信州 山のグレーディングなるものを見つけました。今後の山行の参考にしていただけたらと思います。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/happyou/documents/yamanogure-dexingu.pdf

映画「春を背負って」で山小屋を舞台に展開していましたので今日は、ある山小屋のスタッフの苦労を多くの登山者のみなさんに知ってもらいたいと思いました。

ある日遭難の知らせを受けて救助隊とともに小屋のスタッフも現場に駆けつけアイゼン装備のないことを注意したところ「アイゼンを履かないで登る訓練だ!」と逆切れされたそうです。

訓練とは本番を安全に通過するために地元の低山であらゆる現場を想定して行うものだと思っています。無謀な行動で救助隊にSОSをするなんてもってのほか!

救助要請があればどんな無謀な登山者であっても自分の命をかけて救助に向かわねばなりません。

小屋のスタッフや救助隊のご苦労をありのままに知っていただくために、救助隊の方達に、なり代わって下記のブログを「シェア」しました。

http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/2014/06/post-602.html


[3396] 【3555回 箸の禁じ手】 2014-07-01 (Tue)

「箸の禁じ手」沢山ありますので分割しました。今回は(その2)です

★こすり箸  割り箸を割った後、こすり合わせる事

★さぐり箸  盛り付けてある料理の、上から順に取らず、下の方から食べたいものを取り出して食べる事

★指し箸  箸を使い、人の方を指す事

★かき箸    食器のふち等に口をつけて、箸で料理を口の中にかき込む事

★込み箸    口の中の食物を、箸で奥へ押し込む事

★叩き箸    食器や机等を箸で叩いて、何かの合図をする事。昔、「茶碗を叩くと餓鬼が来る」と言われ、悪霊を招くと伝えられている。

★こじ箸   食器に盛りつけられた料理を、上から取らないで、箸でかき回し、自分の好きな物を探し出す事

★空箸  一度箸をつけた料理を食べないで、箸を置く事。

★受け箸   箸を手に持ったまま、おかわりをする事。

★立て箸    お料理に、箸を刺して立てる事。1本でもしてはいけない。仏箸と言い、死者の枕元に供える枕御飯で、その時のみ、2本立てられる。

★二人箸 二人同時に、同じ器から取る事

★握り箸   箸を2本揃えて、握って持つ事。

★横箸    箸を揃えて、スプーンを使うように、料理をすくいあげる事。

★振り箸  箸についている汁を振って落とす事

★かみ箸   箸の先を噛む事。

★もぎ箸   口の中に入れた食べものを、箸を使いもぎ取る事。

★移り箸  お惣菜のみを、続けて食べる事。お惣菜と御飯を交互に食べるようにする 。

★洗い箸  お料理、汁物などを使い、箸を洗う事。

★すかし箸  骨付き魚の上側半分を食べて、魚をひっくり返すことなく、骨越しに裏側の身をつついて食べる事

★直箸  料理を自分の箸で、同席者の為に取り分けたり、取ってあげたりする事。尚、中国ではこれが親愛の情を表すマナーだそうです。

★せせり箸  箸を楊枝代わりにして歯をせせる事

★拝み箸  両掌で箸をはさんで持ち、拝むようにする事

まあまあ!沢山禁じ手のあることっ!自分はしなくても家族や同席した人がしていることもあると思います。知らず知らずにしていた箸の禁じ手・・・いまからでも治せます。


[3395] 【3554回 幼馴染のパッチワーク展示会へ】 2014-06-30 (Mon)

生駒駅の近くでパッチワークの展示会をするからと招待状をもらい、横の連絡よろしく「展示会を見たあとみんなでランチでもしよう!」と言うことになりました。

いつものメンバー3人に最近お母さんを亡くしたばかりのお友達も一緒です。イタドリ採りにも誘いましたがお母さんが他界されたばかりでイタドリ採りに参加できず残念がっていました。

そのことを聞いていたので朝早く起きて友達のためにイタドリを調理して持っていくことにしました。

「みっちゃん!うちらの分はないが?」きっとそう言うに違いありません。なので展示会の友達の分も含めて4人分をタッパに詰めました。故郷の共通話題は何せイタドリなんですから・・・・ハハハ

生駒駅から歩いて10分ほどで会場に到着しました。個人の邸宅を生駒市が買い取ったと言う会場は庭園もあり趣のあるたたずまいでした。

パッチワークの作品を拝見しなかなか根気のいる趣味で(仕事)私にはこんな根気は、とてもありません。生徒さんたちが次々とやって来て挨拶をされるので主催者である友達は多忙の様子なので引き上げることにしました。

会場滞在30分間、もと来た道を生駒駅に向かいランチ場所を探しました。生駒駅周辺はとても活気のある町で近鉄百貨店もあり館内にある食堂街にてランチタイムとなりました。

さあ「土佐弁炸裂」です。何十年大阪に住んでいても会えば土佐弁で〜す。私の人生66年中、四万十にいたのは11年だけなのですが何故かス〜ラスラと流暢に仲間に入れます。(笑)

何と2時間を経過し外は空席を、いまかいまかと待つ客が増えてきました。「そろそろ出ちゃろうか・・」

時間を見るとまだ午後1時過ぎなので喫茶店で更に2時間お喋りを続けました。話題は10月の同窓会の話。松山に住む親戚の同級生が「前泊で来たや〜!」の誘いのメールを回覧しました。

四万十市の近くにある「ホテル・ベルリーフ大月」と言う格安の宿らしいです。エサを付けてなくても釣り上げられる雑魚の様に話は即決です。

「前夜でなくても前々夜でもええ」という者やら「犬がおるけん何泊もは難しい」と言いながら犬ホテルを探そうと努力をする者やら・・・

とにもかくにも開催日程を早く決めてもらおうということでやっと帰る準備が整いました。

「女3人寄ったら、かしましい」とはよく言ったものです。(ブログに写真載せました)


[3394] 【3553回 映画を観てきました】 2014-06-29 (Sun)

6月28日公開、スカイビル3階まで此花区から歩いて行きました。「春を背負って」から最近映画づいています。

1953年にニュージーランド人の登山家エドモンド・ヒラリーと、シェルパのテンジン・ノルゲイらによって成し遂げられたエベレスト初登頂を描いた山岳ドラマです。

人類の挑戦を拒み続けてきた前人未踏の高峰への困難な冒険を、再現ドラマや当時のアーカイブ映像、本人たちへのインタビューを交えて解き明かします。

遠征隊のたどった過酷な道程のみならず、祖国では紙幣に印刷されたほどのエドモンドの知られざる内面も描かれています。

陸軍大佐率いる362人のイギリス遠征隊が人類未踏の高峰エベレスト初登頂に挑むことになるのです。先発の第1次アタック隊は体力・酸素不足により登頂を取りやめました。

ニュージーランド人のエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイから成る第2次アタック隊が頂上を目指すことになりました。皆の期待を背負った二人を自然の猛威が襲うのです。

あとは観てのお楽しみ!

エベレストに行けるはずはないですが会場のあるフロアに防寒着が展示してあり「ぜひ試着してください」と映画制作会社の方に言われて試着しました。(好奇心旺盛だねぇ!)

★8月30日全国ロードショー「クライマー」

★9月ロードショー「アンナプルナ南壁・7400mの男たち」の映画も楽しみです。


[3393] 【3552回 箸の禁じ手・・・その1】 2014-06-28 (Sat)

生まれてから記憶のある限り箸を使っています。私はスプーンやフォークの方が珍しい時代に育ちました。スプーンを見ると「ハイカラ」だと思ったものです。

私の両親は、箸の上げ下ろしにとてもうるさくて変な使い方をするとすぐ叱られてしまいました。どれにしようか迷ったり姉と同じおかずを掴んでしまったときは「縁起が悪い」と・・・

「箸の禁じ手」なるものを発見しました。沢山ありますので分割します

●持ち箸  箸を持った方の手で、食器をも持つ事

●渡し箸  食事の途中で、箸を食器の上に渡し置く事。こうすると、もう食べませんと いう意味になる。箸を置くのは箸置きか、お膳の右。

●くわえ箸  箸を下におかずに、口にくわえたままで、食器を持つ事。

●寄せ箸  器を手に持って動かさず、箸で自分の方に引き寄せたり、その逆をする事。
 
●箸うつし  火葬場で遺骨を拾う箸づかいの様に、箸から箸にお料理を渡す事。

●変わり箸  食べよう思って箸をつけてしまった後、、気が変わり、食べない事。

●迷い箸  どれを食べようかと、迷いながら、箸までお料理の上で動かす事。

●ねぶり箸  箸についてるお料理を舐めて取る事

●さかさ箸  箸の持つ側にひっくり返して、お料理を取る事。別の取り箸を使うのが好ましい。

●上げ箸  目線より上へ箸をあげる事

●刺し箸  箸で食べ物を突き刺す事。見た目が良くない事と、火の通り加減を確かめているかのようも見え、大変失礼。

●ちぎり箸  箸を右手と左手に一本づつ持って、食べ物を小さくちぎり裂く事

●涙 箸  汁をぽたぽた落としながら、食べ物を箸で運ぶ事

【つづく】

無意識にしてしまっていることも沢山あります。「家の中だから、そんなにうるさく言わなくても」と言われるかも知れませんが習慣って恐ろしいですよ・・・知らず知らずの間にヤッテル〜!


[3392] 【3551回 犬の熱中症】 2014-06-27 (Fri)

昨日はイノシシで今日は犬の話です(笑)

今から夏に向かってアスファルトの地面は60度とも言われています。ベビーカーに乗せている赤ちゃんに日除けの様な囲いをしてお散歩や買い物をしている若いママさんをお見受けします。

犬も赤ちゃんも熱中症に気を付けてください。勿論私達高齢者も!部屋の中にいても熱中症にかかるよ〜!

犬の熱中症対策は「予防あるのみ!」です。ぐったり倒れたり、けいれんを起こしたりして慌てて獣医につれて行っても手遅れになる場合があります。「はあはあ」と舌を出して荒い息をするときは熱中症の危険信号だそうです。

@ 部屋が温室になっていませんか?

A 換気と湿気にも注意していますか?

B 「車に置いて」 は厳禁!

C 散歩は時間と場所を選んで(日中は避けて)

D 水は新鮮なものをたっぷりと(毎日取り換えて)

夏の日中、密閉された室内の温度は40℃近くまで上昇することがあります。家族がいる時には、人間が扇風機やクーラーのスイッチを入れることができますが、留守番させる時には注意が必要です。

そんな時はクーラーを使用することが多いと思いますが、高額の電気代や冷やし過ぎなどの問題もあるのでつらいところです。

一日中冷房の効いた室内にいた犬の場合、散歩などで外に出るたびに、急激な温度変化にさらされることになり、熱中症だけでなく夏バテを起こしやすくなります。

家の中を自由に行き来できる状態ならば、犬は自分で少しでも快適に過ごせる場所を探して移動します。散歩は時間と場所を選んで行いましょう。

散歩は早朝か、陽がかなり傾いてからの涼しい時間帯にするようにしましょう。日中の散歩はやめましょう!

『散歩を嫌がらないから大丈夫だ』 とは考えないでください。飼い主に文句を言うことも散歩を嫌がることもできません。どんなに暑くても、「散歩に行こう〜」 と声をかけてもらえれば、犬はそれだけで嬉しくなります。

水は新鮮なものをたっぷりと、毎日交換してあげて下さい。

ヨダレや口腔粘膜の水分の気化熱によって体温を下げるということは、体内の水分が奪われることを意味しています。脱水症状を起こさせないよう、水は自由に飲めるようにたっぷりと用意してあげましょう。

汲み置きしたまま長時間が経過すると、器に入れた水はどんどん温められてぬるま湯のようになってしまいますし、雑菌が繁殖しやすくなるので、可能な限りこまめに取り替えてあげてください。

猫も犬も飼い始めたら最期まで責任をもって飼ってあげてください。ノラにはしないでくださいね。


[3391] 【3550回 六甲のイノシシ】 2014-06-26 (Thu)

6月15日夜の9時25分ごろ、神戸市東灘区岡本の路上で、歩いていた女性がイノシシに、お尻の左側をかまれ、けがをしたと言うニュースがありました。(軽傷)

東灘署によると5月25日以降、付近では歩行者がイノシシにかまれたり突かれたりする事故が相次ぎ、今回で4件目だそうです。

被害に遭った女性は、食料品を入れたポリ袋を手に提げており、かまれた後に袋を道の反対側に投げ捨てたところ、イノシシは姿を消したといいます。

ビニール袋の中には食糧が入っていると学習しているイノシシには人通りも少なくなって格好の獲物だったに違いありません。

高座の滝からあがり最初の堰堤でも子連れのイノシシをよく見かけます。わざわざ餌を撒き散らしにきている人がいました。

「餌やり禁止って書いてありますよ」と言うと「これがワシの楽しみなんや」と悪びれる様子はありませんでした。ハトに餌を撒き散らす人も同じことを口にします。「かわいそうやし・・わての楽しみでんねん」と。

6月24日にも住民が次々とイノシシに襲われ、女子中学生ら4人がけがをしました。4月以降被害が続出出ており、負傷者は市内で26人にしもなるそうです。

今はイノシシの繁殖期で(4〜6月)人への警戒心が強まる時期で、専門家は「イノシシを興奮させないように」と注意を呼び掛けています。

葺合署によると、中央区葺合町蝉山で、体長約1・5メートルのイノシシに男性と中学3年の女子生徒が相次いで襲われ、負傷。

約2時間後にも近くの男性が右太ももをかまれました。取材中の民放テレビのカメラマンも両足をかまれ、約20針を縫うけがを負ったそうです。

数日前から付近には親子とみられる6頭のイノシシが目撃されていました。襲ったのは雄の親とみられ、山にいったん逃げたそうですが、夕方、地元猟友会などが確保。

雌の親は殺処分され、付近の川でイノシシの子はすでに死んでいたそうです。

イノシシの餌やりは禁止です。西宮市では「イノシシ餌やり禁止条例」なるものが4月1日より施行されています。

最近、イノシシが市街地に出没し、庭を荒らしたり、ゴミを散らかしたり、糞をしたり被害続出です。時々出合う人たちは「かわいいっ!」で済まされても地域住民にとって重大な問題となっています。人間への被害も多発!。

六甲山中でイノシシと遭遇することも一度や二度ではありません。知り合いはリュックにさしていた飲料水を抜き取られたこともありました。

原因の一つは、人間の餌やりによって、栄養価の高い食べ物の味を覚え、人馴れしてきているからです。

西宮市としては、これまでも被害防止の観点から、いのししに対する餌やり行為をしないようお願いしてきましたが、このたび条例により、これらの行為を禁止することとなりました。

土を掘り返しミミズや虫を見つけて生きていくのが本来のイノシシの姿です。私達人間がイノシシの生息地に足を踏み入れているのですからイノシシのルールを守った上で安全に登山を楽しみたいと思います。

リュックの外側に弁当のゴミを入れたビニール袋をぶら下げている登山者を見かけますがゴミはリュックの中に仕舞い、イノシシを刺激しないでおきましょう。  


[3390] 【3549回 小説と映画の違い】 2014-06-25 (Wed)

「春を背負って」こんなにも原作と違ってていいのかしら?と読みながら感じるほど違っていました。

本の最終ページに作家・笹本稜平氏と映画監督・木村大作氏の対談があり興味津々でした。

小説では奥秩父を舞台にしていますが奥秩父だと周囲の景色が優しいイメージがあり人生の厳しさや、より厳しい自然界の中での撮影をしたいために立山に変えたいと願い出て了解を得たそうです。

映画では主人公の父親は遭難者を救助し自分は滑落死していますが小説では父親は交通事故で死亡しています。

山小屋を手伝う風来坊のゴロさんは山小屋で脳梗塞になっていますが小説では小屋閉めをし下山後の主人公の母親の経営する民宿で慰労会寸前で脳梗塞を発症しています。

映画のシーンにはなかったのですが春の小屋開け前に突然一匹の猫と少女が現れるシーンなどがあり「おやおや?」と思う場面もありました。

荷揚げのヘリの荷物の中に潜んでいたらしいのですが小説だといろいろ想像が膨らみ面白かったです。このくだりが映画にはなかったですね。

原作を読んでから映画、または映画を観てから原作を読むのも違った面白さがあり「2度おいしい」って感じですね。

映画はキャスト次第で良くも悪くもなりますが小説だと自分自身が監督になったり主人公になったりと想像の翼が拡げられて面白いです。

山岳映画は撮影が大変だとは思いますがぜひこれからも多くの作品を手掛けて欲しいと思います。いままた新たなる山岳映画がまもなく上映されるそうです。

映画のタイトルは「ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂」6月28日公開だそうです。

1953年にニュージーランド人の登山家エドモンド・ヒラリーと、シェルパのテンジン・ノルゲイらによって成し遂げられたエベレスト初登頂を描いた山岳ドラマです。

28日の封切りが待ち遠しいです。


[3389] 【3548回 13回忌法要】 2014-06-24 (Tue)

22日に義父の13回忌の法要を済ませました。

年月の立つのは早いものです。生きていればひ孫4人の顔が見られたのにと思いながら手を合わせました。

一心寺の法要の受付は骨壺を抱いた人たちで長蛇の列となります。ほぼ1時間以上待って受付を済ませ、さらに本堂でも1時間待つ、これが通常なんです。

我が家の参列者には4歳児もおり、待時間を短縮するために「前受け」制度を利用しました。これは混雑を避けるため事前に受付だけ済ませておき、日を改めて本堂へ直接伺い法要のお経をあげてもらうシステムです。

ところが22日は日曜日だと言うのに長蛇の列は見受けられません。朝から時折、大雨が降っていたため出足が鈍いのかも知れません。本堂の人影もまばらです。

すぐに順番がやってきてあっと言う間に済んでしましました。早く済んで「やれやれ」と言うべきところではありますが予定が大幅に狂ってしまいました。

午後5時30分から食事を予約していたのですが2時間も待つ羽目になりました。予想外のトントン拍子に戸惑いさえ感じました。

すぐに予約を入れた店に電話を入れ時間を早めてもらえないか聞くと「ダメ」とのこと。こちらの事情は説明したのですが最初の予約通りとの型にはまった回答でした。キャンセル成立です。

孫たちは「婆ちゃんのおうちへ行きた〜い」と言いだして、ならばと言うことで1台の車はスシローの持ち帰りすしの手配に、残りの1台はスーパーに立ち寄り手間いらずの食材やお菓子や飲み物を買いに走りました。

役割分担もない爺たちは会場設営をすることにしました。

嫁達と買い物するのも楽しいもので、食材が「若者バージョン」です。全員合流し、法事のあとのささやかな食事会が故人の思い出話をしながら無事に済みました。

私達が仏事をきちんと果たすことで息子や孫たちに風習を受け継いでもらえたらと願っています。何よりも全員が集まって故人の話をすることが本来の目的だと思っています。

私の実家は神教で、月命日の神事などのきまりもなく、あまりこだわりやしきたりがありません。(我が家だけかも)

「出来る人が御参りすればいい、生きている人の負担になるようなことを神は望んでいない」と亡くなった義兄が言っていたことがありました。

そう言えば故郷で眠る私の両親たちの正式な法要なんてしたことがありません。生きていくだけで精一杯だったのです。罰当たりな娘たちです。

一心寺はどんな宗教でも受け入れるとのことですので姉を誘っていつの日か両親の法要をしてもらおうと思っています。


[3388] 【3547回 子供の高山病】 2014-06-23 (Mon)

「ボクえらいねぇ!」北アルプス3000mの山小屋で父親に連れられて登山中の8歳ぐらいの少年に大人達が絶賛の声を掛ける。

その声に有頂天になる子供を父親は満足げに眺めている光景を見たことがあります。しかし子供の高山病が問題になっておりあまり小さい時期の登山は肺水腫などで死亡する危険性もあるそうです。

世界文化遺産に登録された富士山で、登山を終えた子どもの半数以上に、高山病の症状が見られたことがわかったそうです。

日本旅行医学会によると、富士山から下山する、5歳から12歳の245人に聞き取り調査を行ったところ、半数以上の134人(55%)に、頭痛や目まい、倦怠感をともなう、高山病の症状がみられたそうです。

また、富士山の5合目よりも高いところで宿泊した子どもの場合、63%の割合で、高山病の症状が見られたそうです。

夏休みの登山シーズンを前に、「富士登山は、子どもにとって容易ではなく、無理して登れば、肺水腫などを起こし死亡する危険性もある」と注意を呼びかけているそうです。

高山病は2500m以上の高所に登った時点から、6時間〜数日以内に頭痛、めまい、食欲不振、脱力、呼吸困難などを示す低酸素環境症候群の事です。

いきなり富士山に登るのではなく低山で徐々に高度を上げていくトレーニングも必要です。

去年高山病にかからなかったからと言って安心して同じ山に登ってもその時の体調気象、気温などによって高山病にかかることもあります。「頭が痛い〜」などの症状を感じたら、すぐ下山することが必要になります。
 
@症状が出た時は、それ以上高度を上げないで停滞もしくは高度を下げる。

A水分をたくさん摂り、トイレに行きましょう(脱水症状に注意)

B暖かくして快適な睡眠をとりましょう

C腹式深呼吸を意識して行う

D鎮痛剤(医師に相談してダイアモックスの処方)

これは私がアイランドピークに行くときに学んだ項目です。医師にダイアモックスは処方してもらいましたが誘眠剤の「デパス」は使用はしないほうが良いと言われました。

              ↓

世界文化遺産登録から1周年と言うことでテレビでも同じ問題を報道していました。これから夏休みに入り家族で富士山へと言う人もいるかも知れません。

1回目は7合目まで、2回目に頂上までと企画すると高山病のリスクも少なくなると話していました。


[3387] roulette7 2014-06-22 (Sun)

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[3386] kazino70 2014-06-21 (Sat)

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[3385] 【3544回 菊水ルンゼ】 2014-06-20 (Fri)

いや〜参った!参った!菊水ルンゼとうとう敗退しちゃいました。

どこでどう間違えたのか最初から最後まで藪漕ぎルートを歩き続けました。

ああ六甲山は奥深い〜!「マニア向け」って書いてあったはずや〜看板も何もありゃしない!看板つけて一般登山者が入ったら、即滑落やなぁ・・・

ロープを持って、スワミ持って、ヘルメットがあったから突進したんやなぁ・・・ふつうの人は引き返すはず。

ならば私達は変人やったんや「行くも地獄、戻るも地獄、ならば進め〜っ!」軍隊みたいな号令を掛け合って藪漕ぎルートへ。

3000mの山でもこんなに疲れへんで。スリル満点で登山道に出た時は互いに大笑いするしかなかったわぁ!

あまりのショックと疲れとで弁当も喉に通らずキューリとスモモとみかんとでその場を凌ぎ体力回復を待ちました。

ほな「菊水ルンゼ」もうこれで終わりにする?そんなわけないやろっ!悔しい!悔しくて次の日でも行きたい気分です。

でも心が折れて身体も動きません・・・・


[3384] 【3543回 北アルプス登山届義務化へ】 2014-06-19 (Thu)

岐阜県は17日、北アルプス入山者に登山届の提出を義務付ける条例案を24日に開会する定例県議会に提出すると発表しました。

12月1日から施行し、違反者には5万円以下の過料を適用する内容で、県によると、罰則付きの同様の条例は富山、群馬両県に次いで3例目だそうです。

条例案によると、登山期間やルート、装備品や食料などを書いた登山届の提出を義務化する。罰則が適用されるのは12〜4月の冬山シーズン。

例外として、遭難事故が多い「西穂高・奥穂高」「滝谷」「穴毛谷」の3区域は通年で罰則を適用するそうです。登山届は、郵送や電子メールのほか、現地の登山ポストでも受け付ける予定だそうです。

岐阜県側の北アルプスでは昨年、統計が残る1959年以降最悪となる52件の山岳遭難が発生し、9人が死亡しています。

昨年の12月に滋賀県境にある皆子(みなこ)山(標高971.5m)で起きたボーイスカウトの遭難騒ぎなどを受け、「登山計画書」をインターネットで提出できるようにしました。

しかし、運用開始から2カ月以上たった今月7日現在、提出はたった17件にとどまっているそうです。

中高年の登山ブームを背景に遭難事故は増加傾向にあり、計画書を出していれば、遭難時に登山ルートなどをたどって警察が捜索しやすくなり、早期発見にもつながります。

ネットの登山計画書は、登山する山の名前、経路、装備、食料などの27の必須項目と山岳連盟に属しているかなどの記入項目があり「面倒くさい・・・」が周知徹底できない理由かも知れません。

日本の山々は登山口が何か所もあり、エベレスト街道の様に入口が1か所で、検問所が随所にあれば登山届の提出のない登山者については入山許可が出ないシステムが取れます。

しかし日本の山ではなかなか難しい問題です。遭難して初めて事の重大さに気づくことの方が多いのではないでしょうか。書式を日本全国統一し法令用紙の様に市販されるといいですね。


[3383] 【3542回 送別会】 2014-06-18 (Wed)

38年間地域の更生保護の仕事に携わっていた方が75歳の定年を迎え退任されることになりました。

その方の事務仕事を私が引き継ぐ結果となり、私が「エクセル病」を発病した張本人なのですが・・・そんなこと言えませんでした。(笑)

最近では少し慣れてきたのか「データーが壊れることはあるまい」と開き直り、少しづつではありますが症状が回復に向かっています。

退任をされる方の功績をたたえて地元で送別会が開催されОBである名誉保護司の称号のご老体(失礼・・)の方々も38年間の歳月の中で一緒に活動をしたことがあったのだと思います。送別会に駆けつけて下さいました。

苦労話に花が咲いておられ38年と言う年月の重さを感じずにはいられませんでした。私もきっと年月が助けてくれるだろう。そう思うことにしました。

退任される方が、出席者ひとりひとりにお酌をしながらお別れのご挨拶を交わしておられ私の前に来られ「あとを頼んだでっ!あんたに引継ぎできた事がワシに先見の明があったと言うことや。」

そして「困ったことがあったらいつでも駆けつけるから電話してきてや!」と付け加えて私の前を去っていかれました。グッときました。もう愚痴は吐くまい!

送別会も中盤になり「佃斎場に行く前に記念写真を撮ろう!」戦友の様なОBの方の発言だから良しとしても、中には82歳の高齢の方もいて私達はとても笑えませんでした。

此花にある某寺の御上人様の「お経はワシがあげたる」で大爆笑。飛び交う会話に若輩者の私達はオロオロするばかりでした。万歳三唱と閉会の挨拶が終わったのですが、なかなか名残が尽きません。

ひとり帰り、ふたり帰り歯抜け状態になりかけました。せっかく盛り上がっていたのにこんな散会は寂しすぎる〜

「みなさん!ちょっと待ってください!みんなで仰げば尊しを歌ってお見送りしませんか?」と提案したところ場内からそれは名案だと拍手が湧きました。

私が例の如く「せ〜のぉ!」係をして、みんなで歌っていると涙を堪えきれずに・・きっと38年間の思い出が走馬灯のように浮かんだのでしょうか。(泣かせてしまってゴメンナサイ)

とっさの提案でしたが、さすがにご年配の方々は完璧に歌詞を覚えておられ心を込めて歌ってくださいました。

いつでもどこでも歌えるように歌詞を覚えておかなくっちゃあね。帰り際に「あんたも泣いてたんか?」と言われましたが、いえいえ歌詞が出て来なくて・・・泣いてた様に見えたらしいです。しっつれいしましたっ!

♪♪ あおげば とうとし、わが師の恩

   おしえの庭にも、はや 幾年

   思えば いと疾し、この年月

   今こそ 別れめ、いざさらば

いい歌ですね。卒業式にはやっぱりこの歌ですね。「歌詞が古臭い」だの「時代背景が合わない」なんて言わないで無条件で「いい歌はいい!」と歌い継いで行って欲しいです。


[3382] 【3541回 お気づきでしたか?】 2014-06-17 (Tue)

「80000回」を超えた日から私の書き込み方法が変化したことにお気づきでしょうか(笑)たいしたことではありませんが密集した文字の間隔に少し隙間をいれることにしました。

自分自身が年とともに老眼真っ只中にあり隙間を作って投稿を試みたところスッキリ〜!今後はこれで行こうと思った次第です。

私の文章を読み終えて「句読点の打ち方がまずい」と指摘されることがあります。特に山行レポートではピリオドの句点までが長く読点の使い方がまずいと言われています。

指摘されてから声を出して文章を読み返すと息が続かない状態になりハハーンこれが句点の不足部分だなとやっと理解できるようになりました。

●句点「。」のルール

@文末に注釈の丸カッコ()を使うときには、丸カッコの後に句点を打つ。

A筆者名、クレジットなどを丸カッコに入れ文末につけるときには丸カッコの前に句点を打つ。

B「!」や「?」で終るときは句点を打たない。

●読点「、」のルール

@主語の後に打つ。

A文と文を分けるところに打つ。

B並列関係にある語句の後に打つ(ただし、最後の語句の後はなし)。

C修飾語がどこにかかるか、わかるところに打つ。

D接続詞の後に打つ。

こんなルールがあることを忘れていました。と言うか意識せずに文章を作成していました。場面が変わるごとに改行や句読点を正しく使うことにより文章も生きてきます。

幸い私は書くと言うことが苦ではありません。上手とかヘタとかではなくて「書く」ということを気負わず手紙や葉書も頻繁に書いています。(受け取った方は迷惑だったりして・・)

最近ではメールで済ますことも多くなりつつありますが季節の葉書を出すのもセピア色してていいものです。

昔、昔の大昔、本人の意思とはかかわりなく転勤ばかりさせられていた社員がいました。少しホームシックにかかっていましたので季節ごとに葉書を書き投函しました。

葉書の隅には季節に咲くヘタな絵を添えて「辞めたらいかんよ!」とガンバレコールを発信しました。私が定年退職の日、彼が本社を訪ねてきて「あの時の感動は忘れません。あの葉書いまでも大切に持っています」

と葉書のことを覚えてくれていました。葉書を出した本人は記憶から薄れかけていましたが電話では味わえない思い出です。覚えていてくれたことに感動しました。その彼もいまでは取締役です。


[3381] 【3540回 「春を背負って」観てきました】 2014-06-16 (Mon)

笹本稜平の山岳小説「春を背負って」は奥秩父の小さな山小屋の春から翌年の春までの話を、ほのぼのとしたタッチで描き心温まる短編小説を映画化したものだそうです。

『劔岳 点の記』が絶賛された木村大作監督による人間ドラマ。木村大作監督は映画「八甲田山」のカメラマンとしても有名です。

これまでの生活を捨て亡き父が遺した山小屋を継いだ青年と、それぞれに居場所を求め小屋に集う人々との交流や家族の絆を描いています。

どこの山小屋でもありがちな話なので山小屋を利用した人にとってほのぼの感が伝わってくると思います。

山での暮らしや父を知る人々と接するうちに成長していく主人公を描いていて立山連峰(小説では奥秩父)で長期ロケを行い山々の光景を映し出した映像はストーリー抜きで観るだけでも楽しいです。

まだ観てない人もいますのであらすじは省略、中略、後略しますが、少しだけあらすじを知ってから行くと面白さも倍増。また観終わったあとに原作を読んでみるのも楽しみのひとつですね。

今回の映画は山小屋で働く人々がテーマですが、山小屋は基本的に宿泊施設で登山者を泊めて宿泊料を貰い、バッチや小屋シャツなどを販売することが経営の基盤となっています。

慈善事業ではありませんので少しは利益が出ないと経営を続けられません。また山小屋が建つ立地的な条件として遭難などの緊急事態に対応することが必然的に求められます。

麓では警察署や消防署任せでいいのですが、山小屋は遭難者に一番近いところにいることから警察署・消防からの期待度も大きいと思います。山小屋の役割は

@事業として生計を立てるための仕事場

A行政として山を守り維持するための管理

が大きな役割となってきます。そして山小屋に住む人たちの生活の場でもあります。仕事の合間に山小屋の周りに広がる雄大な景色を毎日眺めて贅沢な時間を過ごす事ができます。

勿論、麓の人間には想像もできない苦労もあると思います。

ネットで山小屋を検索していると「アルバイト募集」というコーナーがあります。「山か・・いいなぁ〜」だけで山小屋の仕事に応募してくる人も多いそうです

しかし山での仕事は麓で考えるほど甘くはありません。町の生活が嫌になって安易な気持ちで山で働こうとしても暮らしていけません。

某小屋のアルバイト生はマニュアル通りの受付対応しか出来ず私達の逆鱗に触れました。「大変でしたね」と大雨の中を登ってきたのだから労いの言葉ぐらいかけられないものか

(そっか〜マニュアルにはそんなこと書いてへんなぁ)

雨に濡れた雨具や靴を乾燥室に入れるなと淡々と説明しました。入れてはいけない理由があるはずなので、その事を説明し代替えの場所の案内がいるのではありませんか?

雨具のズボンを取り間違えた人への対応も非常に悪く他人事ではありましたが部屋に戻り登山者に声掛けを手伝いました。ズボンに名前が書いてあっても色目が同じなので取り間違えされやすい。

自分だけがわかる目印ではなく他人からも目立つ名札をかけておくのが良いと思います。合羽のズボンの工夫いりますね

山の印象がよくても利用した小屋のスタッフの印象が悪ければ、よかったはずの山の印象もどこかに飛んで行ってしまいました。某小屋の感想を求められたら

「あの小屋はスルーして次の小屋までガンバレ!」と次なる小屋まで頑張って移動することを提案したい。だかなぁ・・・次の小屋と言えば黒部五郎小舎までのかなりの距離だもんなぁ。

腹立たしさを横にして泊まるしかない登山者の弱みを知っているから高飛車な態度なのかもしれません。小屋で働こうとする人には「春を背負って」をぜひ観てもらいたいものです!


[3380] 【3539回 夏の北アルプス、油断大敵 】 2014-06-15 (Sun)

そろそろ冬山から春山そして夏山へと季節が変わり、多くの登山者が北アルプスへ向かうシーズンとなりました。

しかし頂上には残雪があり装備を正しく行わないと事故になることがあり充分注意が必要と関係者は警告しています。

3000メートル級の山々がそびえる北アルプスで遭難が相次いでいます。岐阜県警によると、今年に入り5月末までに岐阜県側だけで15件計24人が遭難し、8人が死亡しました。

死者数は過去10年で最多のペースで、経験豊富な登山者も滑落事故などに巻き込まれています。

県警地域課によると、遭難者のうち、40代から70代は19人で中高年が目立っているとのことです。滑落は9件、滑落による死傷者は10人。

岐阜県高山市の涸沢岳では5月5日、防衛大学校山岳部の2人が滑落して死亡。5月17日にも奥穂高岳で2件の滑落事故が相次ぎいずれも兵庫県の消防署員の男性で1人が死亡、1人がけがをしました。

また、5月30日には槍ケ岳で滑落したとみられる香川大学の男性教授が死亡しました。 登山経験者がなぜ滑落してしまうのでしょうか?

春山は雪崩の危険性もあり、天気が崩れれば冬山と同じです。北アルプス山岳遭難対策協議会のスタッフは、連休中の遭難事故は天候が悪化して撤退する時期を誤ったのかも知れないと話していました。

「どんなに経験があっても事故に遭うことはある。たまたまつかんだ岩が崩れるなど、原因の特定は難しい」と話しています。

山で出合う登山者の中には「オレは登山歴ん十年」と豪語している人をよく見かけますが事故に巻き込まれる事があると言うことです。登山歴ん十年であっても自然界には通用しないと言うことです。

パーティを組めば互いに健康状態、装備のチェックを怠らず、体調不良を隠すことなく正直に申告し、同行者の注目を体調不良者へ向ける気配りがいります。

「大丈夫ですか?」と聞けば反射的に迷惑かけたくないと思い「大丈夫です」と返事をしてしまいます。

聞く側は大丈夫ですかではなく具体的に「右足が辛そうだけど」とか「顔色が昨日より悪いが」などと聞けば具体的な回答が返ってくるのではないでしょうか。

体調不良を正直に申告してリーダーが「下山する」と決めたら文句言わずそれに従うことも大切です。そして対象となる人は「自分のために頂上を踏めずに申し訳ない」と思わず

それ以上の大事にならなかったことを素直に喜び、下山時に仲間に感謝の意を表せればいいのではないでしょうか。

山仲間はいつも「明日は我が身」と思っています。痛みを我慢した故に取り返しのつかない結果になることもあると言うことです。


[3379] 【3538回 再会の約束】 2014-06-14 (Sat)

長く喉頭癌の治療を続けていた知人がやっと回復の兆しを見せたのか久々に電話がかかってきました。

調子の悪い時は人に会うのも嫌悪感があるもので、ましてや手術後は声もかすれ放射線治療のため髪は抜け、別人のように痩せ衰えていたため人をシャットアウトする気持ちはよくわかります。

此花区で公職に就き地域のために全力投球し、此花区を離れてからも奇想天外なユニークな発想で移動先の新天地でも活躍をされていました。

「年賀状が来ない」これが危険信号だったのです。気になり電話をすると成人病センターに入院中だとのことであれから2年は経過したのではないでしょうか。

「畑で採れた自慢の紫玉ねぎを西九条駅まで持参したい・・出来れば自宅近くの駅まで取りにきてくれないか」とのことでした。

玉ねぎならスーパーでいくらでも安く買えるのですが元気になって趣味の畑仕事も出来るほどに回復したことを知らせたい、見て欲しいと言う気持ちが伝わり八尾の近くの志紀駅というところまで貰いに行くことにしました。

私がイタドリをこよなく愛する気持ちと似ているため「結構です」とは断れなかったんです。

その後にクライミングのお誘いをもらったのですが約束をした後なので残念ながら先約ありと言うことで断念しました。

いま私の従姉妹が高知医大で癌の再発と闘っています。「イタドリが食べたい・・・」と言うので高知医大まで走りました。健康な者にとって、わがままともいえる言動は、病人の立場に立つと決してわがままではないのです。

いまはメールで励まし続けていますが病気には触れず天気のことや紫陽花の花のことなど世間話で気を紛らわせています。「昨日から移動するがは車椅子になったがよ。。。」とメールがありました。

悪化の道を歩き回復していないことは本人が一番よく感じているみたいです。今日は紫陽花の花を携帯で撮りメールをしようと思っています。退院して自宅に帰れる日が来るように大阪の地より祈っています。