地形図の基本と読み方 028
JON登山楽講
一等〜四等までの三角点は、地殻変動その他を知る重要な点なので、一等18cm角、二等と三等は15cm角、四等は12cm角の御影石(花崗岩)もしくは硬質の岩石の標石を、その地点に埋設して、上面の中央に+が刻まれてあって、その中心が三角点の位置であり、高さになっています。 また、原則として「○等三角点」とかかれた文字が真南を向くように設置されています。
盤石と標石が外れたものは長年の間には勝手に掘り起こされ、適当に埋設されたものもある。
標石が欠けていることや、周りに積まれている石から見て、心無い登山者に乱暴に扱われたのかもしれません。
この標石もコンパスで見て15度ぐらい時計回転方向にむいていたようなので正偏角7度を差し引いても7〜8度くらいは動いていたようです。
   
  戻る      次へ